- 20.5.1 5月
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怒濤の4月が終わった。
正直、コロナ騒動に踊らされただけで充実感など全く無いが、それでも無事にここまで来られたことに感謝したい。
今回の件で改めて感じたことは、私は保護者に支えられているということ。
保護者の方々のご理解とご協力がなければ、授業をすることすら叶わなかったと思う。
私から授業を取り上げたら、後に何も残らないことを、皆様よくご存知なのだろうか。
いや、違う。己の本心を伝えるときに、茶化したらいけない。
我が子を真っ直ぐ目標に向かわせるため、私は頼りにされていると思っても良いのではないか。(思い上がりだろうか?)
その想いに応えるために、私ができることは何か。
やはり、それは授業しかない。
斃れるまでがんばりま酒。
あ、もちろん、斃れるつもりはないで酒よ。
1日にも早く、平常が戻ることを願いながらね。
- 20.5.2 3匹のおっさん
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有名人の訃報が続く。
コロナウイルスでは、志村けんさんや岡江久美子さん。
有名人だからどうだと言う訳ではないが、少なからぬショックを受けたのは慥かだ。
昨日、俳優の志賀廣太郎さんがお亡くなりになったことを知った。
ご存じない方が多いかと思う。私も以前ならお名前だけでは直ぐに思い浮かばなかった一人だ。
有川浩の小説「3匹のおっさん」がドラマ化されたことは、この日記にも以前書かせていただいた。
その時は、期待が膨らみすぎていたためか、酷評してしまったが、結局は(続編まで)全部観たのだから、偉そうに批判する資格は無い。
前置きが長くなってしまったが、私が志賀廣太郎さんを知ったのは、そのドラマでなのだ。
実に良い父親(その実、熱い正義漢)を、見事に演じておられた。
私に娘はいないが、もしもいたらこんな父親になっていたかもと、ハニーと幾度共感したことか。
そのドラマで共演した泉谷しげる氏が、こんな事を言っていた。
彼の姿をもう見られないのは、私も残念だ。
- 20.5.3 キョエちゃん
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生徒から教えてもらった。
「キョエちゃんは女だ」と言うことを。
ビックリしたな〜もう!
思わず「ウッソ〜ンだんす」を踊ってしまったぜ。
根拠はないが、てっきり男だと思っていた。
あ、そうだ。あの目つきの悪さが、思い込みの原因かも。
少し調べて見たら、出てくるわ、出てくるわ。
中でも面白かった記事がこれ。
キョエちゃんの声は、いきものがたりの吉岡聖恵(よしおかきよえ)だとあるのです。
聖恵=きよえ=キョエ。
あ、成る程ね〜。
つまらないネタで、失礼しま酒た。
それより、岡村のバカ〜はどうなるのだろうか。
え?どうでも良いって?
そりゃそうで酒ね。
- 20.5.4 初夏
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しょ〜か。なんて言っていられない。
いきなり暑くなった。
昨日は、真夏日を記録したところもあるらしい。
私もセーターを脱いで授業した。
季節の変わり目。注意せねば。
- 20.5.5 立夏
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今日は立夏に当たるらしい。
立春に比べて、世間の認知度はあまり(と言うよりかなり)高くないけど、早いもんだね。
もう、夏なんだからさ。
世間の騒ぎとは無関係に、季節は確実に移ろっているのね。
これって、何かすごいと思うのは、私だけ。
- 20.5.6 政治家
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あまり人の批判はしたくないので酒が・・・。
政治家にも色々いるのね。
大別すれば、クソみたい奴と、本当に人のことを考えてがんばっている人との、2つになるのだろうけどね。
けど、愚民には分からない事ばかりで酒。
クソを選んだのも愚民で酒しね。
明日天気にな〜れ!(byみゆき様)
あ、今は「誕生」を聴いておりま酒が。
- 20.5.7 断捨離
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今年の連休は、流石にGW恒例の大渋滞とは、無縁だったらしい。
ところが、ある場所だけは例外だったと、昨日のニュースで言っていた。
その場所とは、ゴミ焼却場。
え?と驚いたが、次の瞬間、なるほどと頷いた。
みんな考えることは同じなのだろう。
家に閉じこもって何もすることがなければ、人は何をする?
部屋の片付け、不要物の処分。そう、断捨離で酒ね。(例外の人も多いだろうけどね)
しかし、その不要物を焼却場に持ち込むための車の列が大渋滞になるとはね。
私も何度か不要物を持ち込んだことがあるが、慥かに空いてはいなかったわな。
奇しくも昨日、私も事務所の湯沸かし室を少し片付けていた。
棚が崩落したのは、2週間ほど前のこと。修復を試みたが、あっさり断念。(←情けな〜)
おかげで、棚の上においていた諸々の物を仕舞うスペースが必要になったのだ。
上がダメなら下しかないわと、コンロの下のスペースを使うことを思いついたのだ。(賢いでしょ)
いや〜、参ったね。普段使わないものでぎっしりだった。
来客用の上等なグラスやカップ。理科実験用の薬品や器具。
まあ、これらはまた使う機会もあるだろう。
しかし、一番スペースを占拠していたのは、なんとモニターだった。
玄関に取り付けてある監視カメラは、実はダミー。(バラしてどうするねん)
教室が地下室にあった頃は、絶対不可欠なアイテムだった(誰が入ってくるか、分からんかったもんね)が、今の教室に必要は感じない。
その当時の監視カメラのモニターだったのだ。
と言うことは、30年近く放置されていたことになる。
はい、お疲れ様で酒た。丁重に御礼を言って、お引き取りいただきま酒た。
一旦全てを出して、雑巾がけ。ついでにフロアーもピカピカに。気持ちもスッキリ。
たったこれだけの作業を断捨離と言うのは、余りに畏れ多いが、それでも汗だくになった私。(←再び、情けな〜)
コンタクトにまで愛想を尽かされかけた。(瞼の裏に入り込み、行方不明になること数時間。焦ったな〜)
自宅の断捨離にも取りかかりたいのだけどね。
- 20.5.8 最終兵器
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これまでも、消毒・殺菌のためにいろいろなものを購入してきた私。
結構ハズレも多かった。主成分「水」とかね。
え、殆どハズレだろうってか?慥かにね。
けど、今度は本物のはず。何と言ったって、主成分は次亜塩素酸水(濃度100ppm)だもんね。
次亜塩素酸水は、わざわざ高価な物を購入しないでも、自作できるそうだ。
しかし、危険が伴うとも聞く。化学的知識の乏しい素人には敷居が高そうだ。
加えて、面倒くさがり屋の私。
出費は痛かったが(はい。高かったで酒よ)、楽を選ばせてもらった。
さあ、これでしばらくは安全だろう。
と、油断は禁物だけどね。
- 20.5.9 休校解除
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来週辺りから休校を解除する学校が、ぼちぼち出始めたようだ。
と言っても、まだ完全な解除ではなく、分散登校で各学年週に2回程のペースのようだ。
ようやく収束に向い始めたと喜びたいところだが、私は心配だ。
5月末までの休校を決定している学校もあるが、この休校解除によって、一気に感染が拡大するのではないかと恐れてしまうのだ。
もう少し様子を見た方が良いのではないか。せめて5月一杯はね。
それ程、小学生は衛生観念が低いのだ。
杞憂であることを願いたいが。
- 20.5.10 母の日
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しばらく母と会っていない。
電話では話しているが、2ヶ月ほど顔を見ていない。
元気にはしているようだが、なんせ高齢だから、心配は尽きない。
母上さま。
私を産んで下さり、ありがとうございます。
いまだに心配ばかりかけている親不孝者ですが、どうかお許し下さい。
どうぞ、健康に気をつけて、長生きして下さいね。
一方、ハニーには息子達からそれぞれ贈り物があったようだ。
う〜ん、なんて素敵な息子達だろう。
- 20.5.11 29歳
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今日は長男の誕生日。29歳になった。
しばらく会っていないと思ったら、3月に会っていた。
怒濤の4月(ものすごく長いよう思えたが、たった1ヶ月なのね)のおかげで、時間の感覚が狂ってしまったようだ。
奇しくも今日は、彼が母校の教師としてデビューする日にもなった。
尤も、コロナの影響でご多分に漏れず、母校も休校中。
オンライン授業でのデビューは、違和感もあるだろうが、まあ仕方なかろう。
生徒達との交流は、楽しみに取っておけば良いさ。
息子よ、ともかくおめでとう!
これからもがんばるんだぞ!なんて、私が言う必要は無いだろうがね。
あ、そうだ。新築祝いはもう少し待っててね。
この騒ぎが収まったら、ハニーと二人で新居にお邪魔するからさ。
- 20.5.12 暑〜!
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いきなり暑い!
季節の変わり目だから、ある程度は仕方ないのかも知れないが、ここ数日の暑さにはいささか驚いている。
日曜日(2日前か)は、授業中に立っていられなくなったほど。
睡眠不足と過労が原因かと思っていたが、もしかしたら軽い熱中症を起こしていたのかも知れない。
でも、もう大丈夫。
ヒートテックからエアリズムに切り替えたものね。
おかげで、昨日は快適で酒た。(結構ハードな1日だったけどさ)
ハニー!あじがとう!!
- 20.5.13 (頭)マスク
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マスクの効能については、いろんな人がいろんな事を言っている。(好き勝手にね)
私は専門家ではないし、偉そうに言う資格も知識も無いが、生徒達にはマスク着用を強制し、かつ自分も(外出時はもちろんのこと、一人で室内にいる時でさえ)必ず着用している。
何故か。(え、バカだから?)
慥かに、我が身の感染予防としての意味は無いのかも知れない。しかし、感染拡大を防ぐ意味では十分意義があると考えているからだ。
え?分からない?じゃあ、もっと端的に言おうか。
みなさんは、自分が感染している可能性を考えたことがおありだろうか。
「症状がないから大丈夫。手洗いもうがいもしているし、(何より特別な存在である)自分が感染しているわけはない」 で酒か。
成る程ね。そんな人が多いでしょうね。(私も似たような者で酒たが)
でも、そんな思い上がった考えの人ばかりだったから、こんなに感染が拡大したのではないで酒か。
身勝手で酷いことを言っているのは、十分認識しておりま酒。
誰もが好きで感染しているわけではないし、そもそも感染した人は被害者なのだしさ。ね!
けど、被害者意識ばかりを取り上げるのはおかしい、と私は思うので酒。
特に今回の件では、被害者=(即)加害者 になっているのではないだろうか。
さらにもっと言わせてもらえれば、被害者ではない人が無意識に加害者になっているケースの方が多いのではないだろうか。
と、思っているからなので酒。
何の見識も無いくせに、強制ばかりしている私。
自己矛盾を十分感じながらも、それでも少しでもリスクを減らしたい思いから行っておりま酒。(無駄なグッズをたくさん揃え、超美味しいカモにされながらね)
保護者の皆様や生徒諸君には不自由を強いておりますが、どうかご理解頂きたいと存じま酒。
などと、何故こんな硬いことを(無駄に長々と)この日記に書いたのか?
自分なりには、真面目な話はHOPES通信に、どうでも良い話はこの日記にと、棲み分けしてきたつもりだったので酒が・・・。
実は昨日、とある方(その方はお医者さん)からとんでもない提案を頂いた。
「マスクは必要なのでしょうか」を私が伺うと、
「はっきり言って、外を歩いているときには必要ないと思いますよ。
それより、先生(その方は、教え子の保護者でもいらっしゃる)なら、頭にマスクをつけておかれたらどうですか?」
え?と、我が耳を疑った私。
「その方が、ソーシャルディスタンスにつながりますよ」
あ、そうか。危ない奴だから離れておこうとするってか?(おいおい、なんでやね〜ん!)
「いや、いや、止めておきま酒わ。もしもそれが原因で、これ以上生徒が減ったら困りま酒からね」
引き攣りながらも、笑顔で返せた私。
偉いでしょ。ね、大人になったでしょ。そりゃね、もうすぐ還暦で酒からね。
しかし、保護者の皆様。どうかお願い致しま酒。
もしも、私が頭マスクで歩いていたとしても、誤解なさらないで下さいね。
ソーシャルディスタンスを保つため。あくまでも社会貢献の一環としての行為なのだと、ご理解下さりま酒よう、よろしくお願い致しま酒。
- 20.5.14 漢字
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漢字に関しては、結構自信があった私。
と言っても、小学生時代の自分には敵わないが、一応読めるし、意味も知っている、つもりだった。
それ故、生徒達には偉そうにしていたのだが。
ところが、今回とんでもない失敗をやらかしてしまった。
絶対に失礼があってはならないお方のお名前を間違っていたのだ。
「寿」は三を書いてノの次に寸で酒よね。
なのに、私は横棒が1本足りなかった。
ぐわ〜ん!何という失態。
ワープロの普及で字を書かなくなったから、なんて言い訳は許されない。
偶に、私の名前を「船若」と間違われる保護者がいるが、そんな笑って済ませられるレベルではないのだ。
幸い、大事には至らなかったが、己の浅はかさにとことん情けなくなった。
お母様。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 20.5.15 貧乏神
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実は、私は落語の大ファン。
特に、今は亡き、桂枝雀さんの落語は大好きだ。
皆様はご存知だろうか。「貧乏神」
枝雀氏の持ちネタの中でも、私は特に秀逸だと思っている。
実際、オチも全て知っているのに、何度聞いても引きこまれるし、毎回笑ってしまう。(ご存じでない方は、ぜひこれを)
その「貧乏神」のマクラに、「神様にも色々あって・・・」の下りがある。
空襲警報発令と空襲警報解除が繰り返されるうちに、神棚に祀ってあった神様が真っ先に逃げ出したというものなのだが・・・。
不謹慎ながら、今回の「全国一斉緊急事態宣言、一部解除」のニュースを知り、この話を思い出してしまった。
解除と発令が繰り返されることにならないよう願いたいものだ。
- 20.5.16 追悼文
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恩師がお亡くなりになったのは去年の秋のこと。
波泳会からは、追悼文の依頼が来ていた。
書きたいことは山ほどあったが、生来の筆無精に加え、雑事にかまけ、延び延びにしていた。
締め切りはとうに過ぎていたのだが、集まりが悪かったのだろうか、本部からは締め切り延長の報せが届いていた。
しかし、その締め切りも5/15。そう、昨日だったのだ。
あれほど可愛がってもらったのに、恩知らずになるわけはいかぬと、ようやく重い腰を上げた。
先ほどやっと、書き上げた。(呑みながらだったから、3時間近くもかかったぞ)
ギリギリ間に合ったかな。※
ずっと気になっていたので、少しだけホッとしている。
(改めて読み返してみると、稚拙な表現ばかりで、汗顔の至りとはまさにこのことだが)
天国の先生。本当に最後の最後までダメな生徒でゴメンナサイ。
どうかお許し下さい。
※ 今朝、本部から締め切り再延長の連絡があった。
どうしよう?もう一度書き直そうかな。
- 20.5.17 信頼 or 利用
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若い頃は分からなかったが、流石に40年近くもこの仕事をしていると、保護者の本心が見えてくるものだ。
保護者の気持ち?それはみな同じ。
一言で言えば、我が子ファースト。これは当然のことだろう。
しかし、その為に取る行動は、同じようでも全く違う。
私に対してを限れば、はっきりと2タイプに分かれる。
本当に頼りにして下さっているか、それとも利用するだけ使ったろと思っておられるか、のね。
何、アホなこと言うてんねん!お前はサービス業なのやから、利用されるのが当たり前やん。
利用されるだけありがたいと思わんか。
保護者がお前に求めているのは、お前の人格じゃない。
勘違いするな。お前の取り柄は、他より質の高い授業しかないねんぞ。
こんな声が聞こえてきそうだが、それでも私は、敢えて申し上げたい。
私は機械ではない。生身の人間なのだ。コインを入れたら商品を提供する自動販売機とは違うのだ。とね。
頼りにされれば嬉しいし、それに応えようとより一層がんばる。これが人情というものだろう。
いきおい、指導にも熱が入るが、利用されているだけと分かれば、次第にこちらの気持ちも冷めていく。
おっと、誤解召せるな。
生徒に対して、指導に差をつけることはない。つけたこともない。
しかし、保護者との相互理解が得られないことには、私の熱意は子どもに届かない。
悲しいかな、過去にもそのようなケースは多々あった。
私の事を誤解されたまま、消えていかれた方も多い。
全ては、私の歩み寄りの努力が足りないからなのだろう。
分かっている。全て私が悪いのだ。
それでも、私は媚びを売ってまで保護者に取り入るつもりは、全く無い。
何を偉そうにぬかしてるねん!
教えることしかできへん奴が!
仰ること、ご尤もでございま酒。
しかし、本音を申せば、価値の分かる方にこそ最高のサービスを提供させて頂きたい、と考えておりま酒。
暴言の数々、失礼致しま酒た。
- 20.5.18 オンライン呑み会
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高校の同級生達と呑み会をした。
と言っても、集まったわけではない。オンラインでの呑み会だ。
接続が何故か不安定で、途中から画像が映らなくなり、音声のみのやり取りになってしまったが、なかなか面白かった。
やはり一人で飲むより、みんなで飲んだ方が楽しい。
しかし、少々呑みすぎたようだ。冷蔵庫が空になってしまった。
最後は発泡酒にまで手を出していたようだ。(覚えていないのが怖い)
次回は今週土曜日。
かなり大勢のメンバーが集まるようで楽しみだ。
しかし、今度は呑みすぎないようにしなければ・・・。
- 20.5.19 虫
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窓を開けて授業をしていると、夜になると虫が飛んでくる。
無視しろと言っても、やはり中には気にする生徒もいる。
今はまだましだが、夏になると蚊もやってくる。(早くも昨日1匹発見)
となると、開けっぱなしでは授業ができなくなる。
困ったもんだ。
取りあえず、先日から(おまじないとして)ベープマットを使うことにした。
窓を開放している状況では、明らかに意味の無い行為だが、まあ気休めという事で。
- 20.5.20 対策
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一晩考えた。
この状況が、夏に劇的に改善されているとは思えない。(思いたいけどね)
対面授業をする以上、真夏でも密閉空間は避けなければならないだろう。
定期的な換気はもちろん、できれば常に風通しを良くしておきたい。
理想は、授業中は(今と同じように)窓を開けっぱなしにすることだ。
しかし、となると色々な問題が考えられる。
先ずは、室温。
当然、温度はかなり上昇するだろう。
まあ、冷房をガンガンに効かせば、ある程度抑えられるかな。電気代は怖い(10万円超えるかな?)けどね。
ある方の助言から、扇風機で冷気を回す事も考えている。(一応、安い機器は確保した)
次は虫対策、特に蚊だ。
ベープマットは各部屋に設置してあるが、過去の経験からすれば、せいぜい迷い込んできた蚊を弱らせる程度の効果しか望めない。
しかも、これまではほぼ完全に近い密閉空間。生徒の登塾や帰宅の際の出入り以外にはドアは開けていない状況での話だ。
え?じゃあ、野外キャンプ(経験は無いが)に近い状況での授業?
想像できないし、想像したくないな。
強力な虫取り器や虫除け機器はないものだろうか。
と、ネットで調べたら、意外にも多くがヒットした。
しかし、値段はピンからキリまで。
見た目は同じ製品に見えるのに、1000円以下のものから7000円以上するものまである。
気になったのは「サイレント蚊取り器」なるものだが、こんな記事に怖くなって、流石にポチるのを止めた。(ね、買えば買うほどむっちゃ高くなってるやん)
随分悩んだし、生徒にも相談した(止めろ!また騙されるぞ!との忠告を受けた)のだが。
Amazonに似たような(同じ?)製品があったので、取りあえず2個注文させてもらった。
さて、どれほどの効果があるのだろうか。
届くのは来月以降なので、次第はまた報告させてもらいたい。
刮目して待たれよ!
- 20.5.21 網戸
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私が困っているのを知ってか。それとも、間違った方向に進もうとしているのを見かねたのか。
またもや、素敵なアドバイスを頂いた。
「網戸はどうで酒か?」とね。
昨日の日記を読んで下さったのだろう。
成る程ね!と唸ってしまった。
目から鱗とは、正にこのこと。
と言うより、何故、気付かなかったのだろうかと、己の不明が恥ずかしくもなった。
換気と虫除け、同時にこなせるアイテムは、(意外にも)先端技術を駆使したものではなかった。
先人達が既に発明し、私たちの生活にも浸透していた、古来からある「網戸」だったのだ。
早速、教室の窓を調べて見た。
幸い、窓枠の外にレーンはあり、設置は可能のようだ。
しかし、サイズが分からない。情けないことに、取り付け方法も分からない。
業者に頼めば良いのだろうが、相場も分からない。(ネットによると、10万円超の費用がかかるともあった)
取りあえずサイズだけでも測ろうか、と思いきや、メジャーすらない体たらく。
そこに救世主現る。スタッフのN嬢が実に頼りになる方を紹介してくれたのだ。
あ〜!ありがたや!ありがたや!
パパ様。どうか、よろしくお願い致しま酒。
- 20.5.22 甲子園
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春の選抜に続いて、夏の甲子園も中止になった。
何と言うことだろう。
ニュースでは、高校球児が悔し涙を流す姿が報じられていたが、気の毒で見ていられなかった。
もちろん、高校球児の目標は甲子園に出ることが全てではない。
そもそも甲子園に出場できるのはほんの一握りに過ぎない(東大に入学するより遙かに難しいことなのだ)のだから、結果が全てではない。
出場できなくとも、その目標に向けてがんばってきたことが尊いのだ。
しかし、地方大会すら行われないのでは、努力の成果どころか途中経過すら確かめることができない。
まして、その僅かな可能性に賭けて必死に努力してきた者達にとって、出場権利すら与えられない。いや、そのチャンスを奪われたのだから、その心中は如何ばかりか。
昨今の風潮としては、甲子園=プロへ行くステップのように捉えられ、自己アピールの場のようになっているきらいもあるが、甲子園出場者が将来のスター選手になるとは限らない。
そんな一握りの者達のために、高校野球があるのではない。
高校野球は、負けの美学を学ぶ場だと、ある作家が言っていたが、私も同感だ。
勝つために戦うのではない。
慥かに、勝者には栄誉が与えられる。では、敗者には価値がないのか。
とんでもない、そもそも勝者で有り続ける事は(ほぼ)絶対に不可能なのだから。
勝つことで得られる喜びよりも、負けることで学ぶ事の方が遙かに多いはず。
一生懸命努力してきたからこそ、悔しいし、心に残る。
全てをかけてきたからこそ、その悔しさが次のステージに立ち向かうエネルギーにつながるのだ。
世の中は才能に恵まれた者ばかりではない。だからこそ、多くの人は必死に努力する。
私が高校野球に、いや高校球児たちに感動するのは、彼等の一つ一つのプレイに努力の跡が滲んでいるからであって、けしてスター選手を見たいわけではない。
私が生徒達に求めたいのは、この高校球児たちのひたむきさ。
中学入試は、もちろん負けの美学ではない。しかし、努力の成果が喜びに繋がるのは慥かなのだから。
- 20.5.23 オンライン呑み会その2
-
オンライン呑み会第2弾。
実は、ついさきほど終了したばかりだ。
少し遅れての参加となったが、今回は皆の顔も見られて、実に有意義な時間を過ごすことができた。
参加者は20名弱。全員、高校時代の同級生だ。
彼等の近況は、Facebookなどを通じて聞こえては来るが、やはり顔を見ながら話すのとでは全く違う。
久し振りに心から笑わせてもらった。
それにしても、意外なのは友人達の間の優劣関係。(上下関係ではないよ)
オンラインでも対面でも同じなのが、不思議だけど面白い。
例えば、A君の発言ならみんな黙って聞く。けど、B君が何かを言った途端、一斉にリアクション(=総たたき?イジメとはちゃいまっせ〜!)とかね。
高校時代の力関係が、40年以上経った今でも残っていることが面白い。
医療関係の最前線の話題が主だったかな。(なんせ、参加者の半数以上は現役の医者だしね)
もちろん、それだけではない。
政界や経済界の裏話のみならず、スポーツ界のこれからなどの話を聞けたし、私が懸念している教育現場の今後についても、忌憚のない意見を伺うことができた。(あとは、まいどのお下劣路線?)
私にもこのような素晴らしい友がいる。
なんとありがたいことだろうか。
少しだけ、元気になったぞ。
みんな、あじがとうね。
なんてことを書きながら、まだしつこく呑んでいる私。
明日も(いや、もう今日だ)5:00起きなのに。
はよ、寝な。
はい、お休みなさ〜い。
- 20.5.24 「明日があるさ」
-
重松清のエッセイ。と言っても、最近の作ではない。20年ほども前のものだ。
だから、30代の重松氏が書いたわけで、20代の頃を回顧したものも多く収録されている。
私が彼のファンになったのは10年少し前。この日記に初登場したのは「とんび」だった。
以来、彼の作品(文庫化されたもの)は全て読んだ。(つもりでいた)
この日記にも何度か作品についての感想を書いている。
(流星ワゴン・ビタミンF・希望ヶ丘の人びと・せんせい・まこと・とんび・とんび・とんび・あすなろ三三七拍子・その日のまえに・流星ワゴン・流星ワゴン・天より高く・ゼツメツ少年・赤ヘル1975・みかづき)
10数回は登場しているから、由紀恵様より多いかもね。
このエッセイについても書いたつもりでいたが、幾ら探しても見つからない。書いたものを捨てたのか、単なる勘違いか。それとも痴呆?
正直な感想を言わせてもらおう。
青臭い。実に生意気だ。
作家として、今や押しも押されぬ存在の彼には大変失礼ではあるが、現在の彼を批判しているのではないので、許してもらいたい。
おそらく、彼との出会いがこのエッセイからならば、私は彼の作品を読むことは無かったかも知れない。
しかし、その一方でやたらと共感できる。20代の頃の話は、私も似たような暮らしぶりで、だから余計に抵抗を覚えたのかも知れぬ。
一つ驚いたことがあった。
彼は早稲田出身。我が同胞の勝谷も早稲田出身。
なんと、二人は文学部で繋がっていたのだ。
文学サークルに入った重松清の初仕事が、勝谷の書いた文章の校正だったらしい。
直接会ったこともない人に対して、これを繋がりと言うには余りにも畏れ多い(有名人の知り合いを知っているだけで友達と自称するのと同じ)が、実は私は一度彼を見かけたことがある。(と思っている)
いや、これまた私の思い込みに過ぎないのだが、拓カさんのつま恋ラストコンサートで、彼らしい姿を見たのだ。
当時は重松清という存在すら知らなかったが、小高い丘の上で悠然と空を見上げていた(やたらと態度のでかい)男が目についた。
連れの男と拓カについて語っていた。
何の確証もないが、きっとあれは重松清だったに違いないと、勝手に決めつけている私。
もしも機会があれば(絶対にないだろうけどね)その真偽を確かめてみたいと思う。
- 20.5.25 途中
-
辛抱の時期が予想より長かったから仕方ないのだろうが、まだはしゃぐ時期ではないと思う。
偉そうに言うつもりはないが、これで終わりなんて思っているほどおめでたい人はいないはず。
けど、ちょっとくらいは羽目を外しても良いじゃない。で酒か?で酒よね。
気持ちは分かるよ。私も、昨日は営業再開した馴染みの居酒屋に挨拶に行ったしね。(呑んではいないけどね)
ふと、人生も同じじゃないのかと思った。
だれもがゴールを知らないし、分からないから、些細なことで喜んだり悲しんだりしているのではないかとね。
ゴールが分かっていたらつまらないしね。
今回の緊急事態宣言の解除には、もちろん喜びたいと思う。
それでも私は、今宵決心いたしま酒た。
追加授業は継続致しま酒。ご理解とご協力をお願い致しま酒。
- 20.5.26 レンタカー
-
3ヶ月ぶりのオフ。
コロナのせいばかりではないが、この間は、流石に疲れた。
午前出勤がこれほど続いたのは、あまり記憶にない。夏期集中講座期間中でもせいぜい40日だものね。
しかし、オフとは言え、今日も朝から結構ハードだった。
母の用事で、あちこちに出かけなければならなかったからだ。
現在、車のない状態の私。レンタカーを予約した。
車に乗るのは久し振り。まして、用意されたレンタカーは初めて乗るホンダのフィット。
エンジンを掛けるのも四苦八苦。ブレーキを踏みながらエンジンキーを押せば始動するはずが動かない。
首を傾げること数分。やっと分かった。ブレーキだと思っていたのはアクセルだった。
危ない危ない。もう少しでニュースに登場するところだった。
今日のメインはお買い物。何軒回ったかな〜。
ところが、デパートで、またまた大失敗。(いや、こんなの初めてだ)
あちこち回り、さあ帰るぞと思ったら、駐車券が見当たらない。
本屋までは確かにあった。あわてて戻るが届いていない。
事情を説明し、なんとかお咎めナシで出庫できたが、なんたる事よ。ドッと疲れてしまった。
その後もあちこち回り、慌ただしく時は過ぎていく。
車を返却する時刻が迫って来た。
レンタカーでは、ガソリンの満タン返しが原則。
ところが、ガソリンスタンドが見当たらない。
慥かここにあったはずなのにと、記憶を辿るが、ないものはない。
結局、店からかなり離れた場所でようやくスタンド発見。
スタンドの店員さんに尋ねたところ、以前の半数以下になっていると言う。
ふ〜ん。そうで酒か。まあ、がんばってくらはい!と意味不明の言葉を残して、スタンドを後にした。
今回乗ったフィットは1300CCのエンジンだが、結構乗りやすかった。
けして、高級車とは言えないのだろうが、今後の私にはこのグレードでも十分なのかなとも思った。
静粛性を求めるなら絶対に候補から外れる車だけどね。
とにかく疲れた。
まだ21:00過ぎだけど、もう寝ま酒。
もちろん、明日からのためにね。
お休みなさい。
- 20.5.27 秘密兵器
-
サイレント蚊取り器が届いた。
けど、あまりにショボい。
こんなんで、本当に効き目があるのだろうか?
電源がUSBのみなので、携帯の充電器を使わなければならない。
けど、これまた困った。余っているものないし。
まあ、なんとか酒ましょう。
- 20.5.28 外呑み
-
嬉しいことがあったので、久し振りに呑みに出た。
50日以上も家呑みが続いていた(その間、飲み干した350ml缶は200本以上?)だけに、とても新鮮な気がした。
しかし、気をつけなければいけない。
店主はマスクをしていなかったし、席も間隔を取っていなかった。
なんでやね〜ん!
気を緩めてはいけない。
自戒の念に駆られながらも、それでも今宵はハニーに乾杯なのだ。
- 20.5.29 「1日10分の・・・」
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昨夜の居酒屋で、読みながら泣いていた。(キッショイおっさん!てか?)
何て素敵なの!良い話ばかりやないか。
先日、母と出かけたとき、本屋で探していたのはこの本だ。
タイトルが分からず、スマホで調べているうちに、駐車券を無くしてしまった(のだろう)が、店員さんのおかげで、シリーズ2冊とも手に入れることができた。
作品が素晴らしい(有名作家達のオムニバス形式になっているだけにね)のは否定しないが、一つだけ文句がある。
話に引きこまれてしまい、あっという間に読み終えてしまったじゃないか。
1日10分どころか、1時間もかかっていない。
こりゃ、詐欺で酒ね。
まあ、仕方あるまい。
明日中には、もう1冊も読み終えることになるだろうけどね。
オススメで酒よ
- 20.5.30 風薫る
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風薫る5月。
本来なら1年の内でも格別に素敵な季節なのだが、外出自粛のご時世。ままならぬものよ。
せめて、気分だけでも爽やかにありたいものだと、洗いたてのワイシャツに身を包み、颯爽と出勤。
う〜ん。良い香りだ。
本当に、薫風ってあるのだな。
と、好天の下、ゆっくり歩いていたのだが・・・。
あれ?それにしても少々香りが強すぎないか?
駅までの道すがら、ずっと首を傾げて考えていた。
え?やっぱり、おかしい。
電車に乗っても、素敵な香りは残っているではないか。
ようやく気がついた。この香りの発生源に。
私だ。私のワイシャツから芳香が漂っていたのだ。
え?なじぇ?
どうやら、洗濯の際に洗剤(OR柔軟剤)を入れ過ぎたようだ。
笑うな!
人間は失敗しながら成長するのだ。
そう!失敗は成功のマザーなのだ。
- 20.5.31 パチモン
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認めたくはないのだが、認めざるを得ない。
秘密兵器は、秘密にしておくべきだった。
私が購入したのは、完全なるパチモンだったようだ。
そもそも、スイッチがない。
電源がUSBのみ。
心なしか、紫外線(?)も弱い。
これって、価格が正規品の5分の1以下だったから?
ま、ま、まさかね。仕様がちょっと違うだけで、ちゃんと働くかも知れないじゃないか。
と、淡い期待を抱きつつ、取りあえず一晩作動させておいた。
が、な・な・な・なんと!捕獲した虫はゼロ!全くのゼロだった。
金返せ〜!
2台も購入した私がバカなのは、否定しない。否定しようもない。
けど、あんまりじゃ。
Amazonって信用できないの?
お!送られてきた商品に何かメモが付いていたぞ。
え、何々?
「レビューを書いて下さった方に1500円Amazonギフト券差し上げま酒!」てか?
よ〜し!書いてやろうじゃないか。
ボロボロのコメントをね。
後日、附記。
コメントを書こうと思ったら「あなたには投稿するだけの資格がありません」だと!
なめとんか〜!!