- 14.7.1 御身拭
-
使い始めてもう3年ほどになるかな。
少々汚れてきたので、御身拭。
おかげで、キレイになった。
さあ、7月だ。気合いを入れてがんばろう。 - 14.7.2 抑止力?
-
あ〜あ。ついに決まってしもた。
『集団的自衛権』
「戦争には至らない。むしろ戦争抑止力に繋がる」なんて言っているけど、ウソだね。
早い話が、「君にはいつも守ってもらっているから、何かあったら今度は俺が」って、いい顔しているだけやんか。
そりゃいつまでも「私は争いはしません」とも言ってはいられないのかも知れない。
しかし、「いざとなったら黙ってへんで!武器も持ってるねんで」と言うことが、果たして抑止力になるのだろうか。
「そうか?!そんなら俺も!」「じゃ、俺も!」とエスカレートするだけじゃないのか。
例えば、銃。日本では所持することを禁じられているが、外国では一般人でも持っている。
何のため?身を守るため?慥かにそうでしょ。けど、その結果は?
それに、そもそも一体だれがその喧嘩に行くの?いや、喧嘩じゃないんだ。戦争に、だ。
「自衛隊がやってくれるさ」なんてこと本当に思っているの?
どうして他人事のように思っていられるの?
いつ、自分たちが戦場に駆り出されるか分からないじゃない。
徴兵制が復活しないとも限らない。
例えば私が行くのならばまだ良い。息子達や生徒達。さらには孫や生徒の子ども達。連れて行かれるならば若者達だろう。
そんなの耐えられない。
閣議決定されたという報道の横に、椅子にふんぞり返っている政治家どもの写真が載っていた。
こいつら、ほんまに人のこと考えたことあるんやろか。
無性に腹が立ってきた。
少しくらいは申し訳なさそうにできんか?
いや、そんなの意味ないね。
「有事の際には私達が先頭を切って向かいます」くらいの約束せんかい。
戦争をテーマにしたドラマや映画。いくらでもある。みんなも見たことはあるだろう。
しかし、私もそうだが、殆どの人は実際の戦争を知らない。
もしかしたら、作り話のように受け止められているのではないだろうか。
意味もなく人が死んでいく。ゲームじゃないんだ。絶対に、戦争は許されるべきではない。
「歴史は繰り返す」なんて言っていられない。
悲劇は、絶対に、繰り返してはいけないのだ。
杞憂ならば良いのだが、私にはとんでもない選択がなされたように思えてならない。
- 14.7.3 マイフェアレディ
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帰宅すると、ハニーが可愛くなっていた。
そうか。今日はある方からの「お・も・て・な・し」の日だった。
先日お目にかかったとき、「肩こりがひどい」と話したら、「じゃ、私が良いとこ連れてってあげよ」と言われた。
ご迷惑でなければとお願いしたら、マッサージだけでなく、なんとヘアカット・ヘアマニキュア(+エトセトラ)までもしていただいたようだ。
まさに、至れり尽くせり石川セリのおもてなしフルコース。
感謝感激・雨あられ。恐縮至極でごじゃりま酒。
「こんな事もあんな事も」と話すハニーは、とても嬉しそうだった。
その表情を見ていて私も嬉しくなったが、私に甲斐性があったら普段からもう少し贅沢させてあげられるのになと思うと、やや複雑な気もした。
けれど、素直に喜んでおりま酒。
ありがとう。おばば様!
- 14.7.4 エネルギー
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ある学校の先生方がお見えになった。昨日のことだ。
海を渡ってはるばるお越し下さった。
私の所のような小さな塾に、何度も足を運んで下さり、恐縮の至りだ。
校長先生と(塾長とは言え)極小私塾の講師に過ぎぬ私。
身分の違いもわきまえず、すっかり気を許してお友達のようにおつきあいさせていただいているが、本来ならば対等に口をきける立場ではない。
けれど、好きなんだな〜。私は、この方々が。
昨日も1時間ほどお話しさせていただいたが、公式の要件は5分程度で残りは雑談と言うより教育論議。
ためになるお話を沢山伺うことができた。(今回のテーマは『女子生徒との関わり方』←まじめな意味やで)
けど、高尚な話なのに、爆笑の連続って、どう言うことよ?
「このまま飲みに行きましょうか」って乗りだったが、残念ながら、先生方は次の訪問先へ、私は授業。楽しみは次にとっておきましょう!と相成った。
エネルギーを注入していただき、すっかり元気になったカッパちゃん。
おかげさまで、ノリノリで授業に臨ませていただきま酒た。
感謝で酒。
- 14.7.5 肉
-
この一週間、結構ハードだった。
個人保護者会は楽しいばかりではない。
相互理解に至るには、ものすごいエネルギーが必要だし、努力の甲斐なくというケースも少なくはない。
午前出勤も、普段の自堕落な私からすれば、楽ではない。流石に毎日続くと、少しずつではあるが疲れが溜まる。
まあ、夏期集中講座に比べればはるかに楽で、その前哨戦と思えば良いのだろうが・・・。
その一週間を締めくくる今日は『アルゴ親子大会』。
「授業=教える=理解させる=理解してもらえねば無意味」という日々のプレッシャー?から完全に解放される、謂わば私にとっては癒やしのイベントだ。
準備にはそこそこ神経を使ったが、参加下さった方々のおかげで、和気藹々とした空気の中で無事終了。
ホッと胸をなで下ろした。満足感はあった。素敵な出会いも。けど、疲れがドッと襲ってきた。
もう一つ授業をした後、早々と帰宅させてもらった。
待っていたのは、ハニーのおもてなし。
アルゴ親子大会の手伝いもしてもらい、ハニーだって疲れているはずなのに。
今宵の馳走はすき焼きだった。
久し振りに肉を食べた。
肉=豚肉の不文律が恒常化していた我が家には、久し振りの牛さまの登場だ。
美味しかったで酒よ。涙が出るくらい。ハニー。ありがとう!
侮れないぞ。オージービーフも。
明日はまた10時間授業だ。
さあ、もう眠ろうか。
- 14.7.6 雨
-
朝は日が差していたのに、午後からは一転した。
この雨を喜んでいる人もいれば、恨めしく思っている人もいるだろう。
例えば、かたつむりさんには恵みの雨で、彦星と織り姫には涙雨?
何事にも表と裏がある。(万人にとっての善がないように、絶対的な悪も存在しないのかも知れない)
自分の都合だけで判断してはいけない。
あるがままを受け容れるより他はないのだから。
特に自然に対して文句を言っても始まらない。
と、ぼんやり外の雨を眺めながら考えている私。(BGMは何故か『雨の物語』byイルカ)
感情を忘れてしまったのか、それとも思考能力が停止したのか。
理由は分からぬが、妙に穏やかな気分だ。
う〜ん。謎?
教室に入って、かれこれ12時間以上。一歩も外に出ていないからおかしくなったのかな?
(そう言えば、先日お見えになった先生も似たようなことを仰っていた)
自分が自分でないような妙な感覚だが、今の感じはけして悪くはない。
ただ、何となく、反動が怖いな〜。
- 14.7.7 葉書
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PCの隣においてある1枚の葉書。もう2日間も放置されたまま。
波泳会総会の案内だ。
毎年、必ず参加してきた。夏期のスケジュールは波泳会の日を避けて組んでいたくらいだ。
しかし、昨年で幹事を辞め、今年からは出席しまいと心に決めた。
欠席に丸をつける。
寂しさがこみ上げてきた。
ふと日付を見ると、講習会前半終了の翌日。何の予定も入っていない。
正直、心は揺れた。
恩師のお声を聞けないのはとても残念だし、先輩や仲間とも会いたい。
けど、その嬉しさや喜びより煩わしさが勝っている間は、参加しても面白くないだろう。
せめて、盛会を祈りたいと思う。
- 14.7.8 『その日のまえに』
-
重松清の小説のドラマ化。
原作は数年前に読んでいたが、改めて映像で見ると、また泣けてきた。
つくづく思ったね。
私は絶対に俳優にはなられへんと。
「え?そんなん当たり前やん!不細工が何寝呆けたこと言うてんの?!」なんて言わないの。
感情移入しすぎて、演技なんてとてもできないと思うのだ。
前後編に分けられていたが、もう、前編のオープニングからいきなり号泣よ。
ハニーには「今から泣いててどうすんのん?」と呆れられる始末。
「うるさい!こっち見るな!」と言いながら、鼻をかむ私。
俳優さん達の感情を抑えた演技(特に檀れいの異様に思えるほどの明るさ)がよけいに涙を誘った。
ちょうど今、重松清と茂木健一郎の対談集「涙の理由」を読んでいたところ。(トイレ用文庫としてだけど)
単行本が文庫化されたものだから、かなり前の対談が掲載されており、お二人ともまだ40代。
それによると、重松清が泣かせる作家?として名を馳せたのは、この『その日のまえに』からだとか。
泣かせる仕掛けがどうのなんて話は私には難しすぎて、途中で放り出し、トイレの壁の花と化していたが、また続きを読んでみようかな。
昨日はオフなれど、あいにくの天気だったので、家でビデオ三昧。
シャーロック2本にこのドラマって、たくさん観たな〜。
- 14.7.9 蒸
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台風のせいだろうか。大阪は昨日からやたらと蒸し暑い。
自然に文句をつけても始まらぬと、先日言ったばかりだが、あかん。バテた。
真夏の暑さとはまた違う、ジメジメした暑さがジワジワッと忍び寄って体力を奪っていく。
折しも今日は全体保護者会。
仕方なく、スーツを着用(中は半袖だけど)したが、できることならノーネクタイで話したいくらいだった。
台風8号は進路を少し東にとってくれたようだが、油断はならない。
あっち行け〜!ぼけ!(って、こっこ(=芦田愛菜ちゃん)の真似ではないけどね)
- 14.7.10 通過
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台風8号、無事通過。
授業も休講にせずに済んだし、そもそも殆ど雨は降らなかった。
良かった。良かった。
なんて言ったら怒られるな。
被害の出た地域もあるのだし、亡くなった方もおられるのだから。
子どもの頃ならいざ知らず、この年になれば、各地に知り合いがいる。大切な友も多い。
何より、東京には息子たちもいる。(今朝も息子の夢を見た)
近畿が無事だったからと喜んではいられない。
どうか、皆さんご無事でね。
- 14.7.11 忘
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一日遅れの更新となってしまった。
忘れていたわけではないが、何となく書く気になれなかったのだ。
取り立てて書くこと(=書いてもよいこと?)がなかったことも確かだ。
何を書こう?なんて悩んでいるうちに、日が変わり、え〜もういいや!寝よか?!となってしまった。
もう一つの日記(=MIXI)の訪問者がゼロだったショックもある。
あかんね。一旦、面倒くさいと感じたら、もうだめだ。
精神的な疲れもあるのだが、気持ちが萎えたらお終いだ。
I先生にお目にかかって元気をいただこうか。
- 14.7.12 再会
-
やっぱ、I先生は素敵だ。説明会に伺うのは2年ぶり。昨年は都合がつかず参加できなかった。
だからだろうか、耳慣れたはずの言葉も新鮮に響いた。
「だから良いのです」と仰ったときには、「きゃ〜出た〜」と叫びそうになった。
「今度、是非一献」と固い約束を交わし、会場を後にした。
おかげさまですっかり回復したカッパちゃん。心が元気だと、暑さも全く気にならない。
寺田町の駅に着いたのは、12:30過ぎ。
生徒達が待っているから急ごうとしたが、ふと目にとまったのは、ホームに立っている怪しげな男。
其奴、何故か私を見て驚き、そして笑い出した。
「何じゃ、こいつ?!」と私も近づく。
この顔には見覚えがあるぞ。でもな〜。自信がない。
おそるおそる「アポジ?」と訊くと、頷くではないか。
彼とは、25年以上会っていなかった。
昔は、毎晩のように飲み歩いたものだが、懐かしいと言うより、余りの偶然に驚いた。
現在は、森ノ宮で医者をやっていると言う。
流石に昼間から「じゃ、飲みに行こ!」とは言えず、10分ほど立ち話をして別れたが、縁があったらまた近いうちに会えるだろう。
何となく嬉しい予感。(私は乙女か?)
- 14.7.13 成長
-
今日は応援大会。
受験生にとって夏休みは天王山。
経験者ならばだれもが分かっている事だが、本人達は不安がいっぱい。
そりゃ、初めてだもんね。
そんな後輩達のために、先輩達が駆けつけてくれた。
久しぶりに会う教え子達。久しぶりと言っても、卒業記念パーティ以来の子もいるが、それでも長くて4ヶ月だ。
けど、みんな大きくなっている。驚いた。背が高くなっているのはまあ分かるが、中には縦にも横にもって子もね。
教え子達に会えば、どんなに機嫌が悪くてもいきなり笑顔になる私。
今日もそれまでは散々イライラさせられた(ホンマえーかげんにせーよー)私だが、そんなことは瞬間に忘れたね。
驚きはさらに続いた。
1年前は、不安げな表情で先輩達の話を聞く立場だった彼ら。
そんな彼らが、後輩達の前で立派に話しているじゃないか?
困難を乗り越えたからなのだろうか。
自信に満ちた態度で、「みんな大丈夫だよ!僕たちだってできたんだから」と後輩達を励ましてくれた。
思わず泣きそうになったカッパちゃん。
「いや、県議会議員の物まねはシュールすぎるだろ!」と、涙を堪えたが、嬉しさ満開。一人一人を抱きしめたくなった。
それにしても、少年少女のこの時期の成長は目を瞠るばかりだ。
次に会うのが楽しみだ。
- 14.7.14 蓮
-
「明日何して遊ぶ?」
応援大会の帰りの車中でハニーに尋ねた。(ハニーは昨日もヘルプに来てくれた)
「蓮のキレイな所があるらしいの」
「へ〜、どこ?」
「すぐ近所よ」
「じゃ、其処に行こ!」
目覚めたら頭が重かった。昨夜は少し飲み過ぎたかな?
けど、二度寝をしたら今度はすっきり。
小雨がぱらつく中、予定通り出発だ。
何せ、蓮の花は、午前中にしか開かない。
その場所は、喜光寺という。阪奈道路沿いにある小さなお寺で、何度も前は通っているが、足を踏み入れたのは初めて。
拝観料500万円を払って、いざ中へ。
30種類200鉢の蓮が咲き乱れている姿を想像していた私達だったが、花が開いているのは数鉢だけ。
「え?こんだけ?」正直がっかりした。
手入れをしているおじさんに尋ねる。
「いつ頃が見頃なのでしょう?」
「そうやな〜。来週あたりやろ」と愛想良く応えて下さった。
ところが、このおじさんが大当たり。実に面白い方だった。
頼んでもいないのに、詳しい説明を始める。
「双頭蓮が報道されたやろ。(知らなかったが相槌をうつ)あれで、未だ早いのにどっと人が来よってん。けどな、あれって奇形やんねんで」
「蓮の花が咲くときって、ポンって音がすると言うやろ。けど、ウソやで。そんなんポンポン言われたら、うるさーて、わてら仕事にならへんわ」
「蓮の実食べたことあるか?え?ない。じゃ、食べさせてあげよ。但し一粒10000円な」(豆のような味で酒た)
「これが、蓮の種や。たくさん落ちてるやろ。拾たろか。ほれ!持って帰り」(30粒以上拾って下さった)
次から次へと、話をして下さる。名刺まで頂いた。
「上手く咲いたら電話いたします」と言ったが、果たしてどうなることやら。新種が発見できたら大儲けできるそうだ。
蓮は4日しか咲かないそうだ。(蓮っ葉の語源はここに由来するらしい)しかも、午後には花を閉じる。(もちろん、おじさんの説明だ)
実際、先ほどまで咲いていたはずのいくつかの花は蕾に戻っていた。
見頃になったらまた訪れたい。けど、その時間は取れるだろうか。おじさんには是非もう一度お目にかかりたいと思うのだが。
- 14.7.15 酎
-
私は焼酎をほとんど呑まない。ポリシーがあるわけではないが、何となく苦手に思っていた。
ところが、最近いただき物があり、また、日本酒を切らしていたこともあって、昨夜は焼酎三昧となった。
先ずはロックで。芋の香りはさほど気にならない。その代わりあまり味もしない。
次は炭酸を入れて。サイダーみたいだ。あ、これがハイボールか?
最後は、河内晩柑のジュースで割った。ますますお酒じゃなくなった。
結構呑んだつもりだが、酔い覚めは爽やか。頭も全く痛くない。まあ9時間も眠ったから、そのせいかも知れないが。
今回は芋だったが、麦や米などいろいろあるそうだ。(米って日本酒とどう違うの?)
ボチボチ試していこうかな。
- 14.7.16 ドラマ
-
最近やたらと新番組が始まっているようだけど、今はそういう時期なのだろうか。
「おやじの背中」「若者たち2014」と続けて見た。
「おやじの背中」の第一話は良かった。私に娘はいないが、いたらきっと同じような思いを抱くだろう。
毎回、別の脚本家の台本で、役者も異なるそうだから、これからも楽しみだ。
「若者たち2014」は、昔ヒットしたドラマのリメイクらしいが、う〜ん。今ひとつ共感できるものがなかった。
ビデオには取ってもらっているが、おそらくもう見ないだろうな。
で、もう一つ。
「あすなろ三三七拍子」。
重松清の小説で、原作の感想は以前にも書いた。
ほぼ忠実に原作のストーリーが再現されていた。
展開が分かっているという意味では興味半減だが、役者さん達の演技が面白かった。
みな、微妙に良い味を出している。
ただ、一緒に見ていたハニーは、(いつものことだが)私が「この俳優だれ?何て人?」としつこく尋ねるのを煩そうにしていた。
「ここでこうなるんよ」と言う、お節介な解説も不要だわな。
これからは、黙って見ることにしよう。
- 14.7.17 邂逅
-
昨夜の帰宅途中。駅で見かけた見慣れぬ顔。いや、懐かしい顔?
教え子のO君だった。
「お!○○」
「久し振りやん。同窓会以来やから、1年ぶりか?」
口ではそう言いつつも、久し振りの気がしない。違和感が全くなかったのが、妙に可笑しかった。
たしか岡山で勤めていたはずだが・・・。
社会人になってもう4年。開発の仕事をしていると言う。
明日から、家族旅行に出かけるため、帰省したらしい。
それにしても、何という偶然。
「よ〜し!これから飲みに行こ!」と言いかけて、思い留まった。
大きな荷物を抱えているし、明日からの旅行に障ったら大変だ。
仕方がないので、電車の中で立ち話。しかし、彼は声が大きいので、ひそひそ話にならない。
彼は、次男の先輩にも当たる。共通の先生の話などで盛り上がった。
たった一駅の間だけだったが、現在の仕事のことや同期の友人の話など、結構いろいろ話ができた。
そう言えば、父が亡くなったのは、彼が6年生の時。ちょうど、個人面談の日でキャンセルしたのを覚えている。
あれから16年か。早いものだ。もうすぐ父の17回忌だ。
名残は尽きなかったが、「今度は呑もうや」と、別れた。
きっとまた会えるだろう。
- 14.7.18 ヒアリング
-
長男よりメール。タイトルは「お願い」。
彼から改まって、そんなメールが来るのは珍しいことだ。
ややこしい話かな?と、恐る恐る、開いてみる。
「世話になっている人(先輩)に頼まれたことがあって、協力してもらえるとうれしいんやけど」とあった。
内容を見る前から、私の答えは決まっていた。
私が息子のお願いを断るはずがないじゃないか。
しかも息子が世話になっている方からの依頼。
息子がそれで助かるならば、全くノープロブレム。いや、それはむしろ私の喜びだ。
で、依頼内容を読んでみると・・・。
先輩は、仕事の関係で、塾を経営してる人から話を聞きたいのだと言う。
メールには「日本の学習塾向けにE-learningツールを展開したいと検討しているのですが、そのためにもまずは学習塾の方々がどういう課題を抱えているかお聞きしたい。お話を聞いた上で、学習塾の抱える課題を解決出来るE-learningツールのあり方を考えたいと思っています。」とあったらしい。
「う〜ん。お目にかかったこともない人に、なんで悩みを言わなあかんねん?!」
と、いささか複雑な思いもしたが、まあ息子のためや。協力したろ。
という訳で、早速、今日の午後、電話で話をした。
午前中の学校説明会から急いで戻って事務所入り。昼食を取る時間もなかった。
約1時間のヒアリングだった。
先方が知りたいこととはおそらく違うだろうな〜と、感じながらも、正直に話をさせてもらった。
何故なら、彼らが考えているのは広く一般に受け容れられるシステムだろうが、私の指導は、私独自のもの。誰にも真似できないし、されたら困る(?)
熱心に聞いて下さったが、あんな話でも少しは役に立ったのだろうか。
ただ、1対1で話をしているつもりでいたら、途中から複数(4人)が参加していることに気づき、ちょっと戸惑った。
ヤバ!のんびり日記を書いている場合じゃなかった。
今日は、これから高校の同級生達と会うのだ。
講習会の前日に何考えてるねん?!と言われそうだが、久し振りと言うことで、お許しを!
無事を祈っておいて下され!
さあ、急げ!
- 14.7.19 悪友再会
-
待ち合わせの時間には間に合った。
待っていたのは、我が最大の悪友。彼と呑むのは久し振りだ。
私は彼ほど酒の強い男を知らない。おかげで?彼と呑むと大抵私はボロボロの状態になる。
ハニーも彼と会う日は気が気じゃないと言う。
けど、大丈夫。今回はサシ呑みじゃない。あと2人同級生が一緒だ。
私は彼らとよく会っているが、卒業以来会っていない者もいて、(=36年ぶり)お互い顔を見合わせていた。
「お前、誰や?本当に○○か?」と口には出さねども、視線が物語っていた。
けれど、それは一瞬のこと。あっという間に、高校時代にタイムスリップだ。
高校時代の話でも盛り上がったが、卒業後の話もたくさん出た。特に、悪友の藝大時代の悪行の数々が衝撃的だった。(もちろん、ここでは紹介できない)
いっぱい話した。たくさん呑んだ。
いつもなら、ここから怒濤のはしご酒が始まるのだが、今回は良識的なメンバーだったためか、もう1軒行っただけで、早い時間にお開きとなった。
けど、十分楽しいプチ同窓会で酒た。
例の如く乗り過ごしたが、幸い一駅で目が覚めた。帰りの電車もあり、無事生還。
次の日も爽やかなお目覚めで、講習会初日は先ほど無事終了。
めでたしめでたし。
- 14.7.20 全員集合
-
息子達が帰ってくる。
明日の法事(父の17回忌)のために。
今宵は、家族が勢揃いする(はず)。正月以来か。
楽しみだな〜。 - 14.7.21 いやや!
-
文字通り、飛んで帰った。
だって、家族が久しぶりに集まるんだもの。(がんばる生徒達には悪いが、事情を説明、許可?をもらって帰ってきた)
しかし、全員が揃ったのは20:00前。
私の帰宅は18:00。次男は少し前に帰ってきていたらしいが、疲れているのだろう。
まっ金金の髪で、寝息を立てていた。(びっくりしたぞ)
手持ち無沙汰のカッパちゃん。仕方がないから風呂掃除。
だんだん腹が立ってきた。「なんでやね〜ん!」てね!
けど、文句を言っても仕方ない。彼らは彼らで精一杯生きているんだ。
やっと乾杯。涙は堪えたぞ。
テーブルには、ハニーの心づくしが並んでいた。
けど、次男はしばらく付き合ってから中座。友人との約束があるからと呑みに出かけた。
「誰に似たんやこのマイペース?」と、怒っても仕方ない。ごめんなさい。おそらく私で酒。
長男の悩みを真剣に聞いたつもりが、「もうええわ!」と言われながら、時は過ぎた。
2時間ほどで帰ってきた次男を迎えて、再び祝宴の始まりじゃ。
流石に4時間も連続で呑んで(ビール・ワイン・焼酎・って、きりがないやん)いたら、私も眠たくなる。いくら、相手が最愛の息子達でもね。
「お休み」の代わりに、長男に
「よく頑張ったな〜。抱っこしたろか?」と尋ねたら、
「いやや!」と、つれない返事。
「あんまりやんけ〜!」の言葉を飲み込み、さらに、
「どうや、昔に戻ってパパの隣で眠るか?」との問いにも、
「いやや!」の、連続攻撃。
寂しいな〜。けど、当たり前と言えば当たり前か?。
だって、彼の悩みは「彼女との関係をどうするべきか?」だったもんな〜。
23歳の青春、大いに悩め!
さ〜て、明日には東京に行ってしまう息子達だが、せめて、明日は楽しく過ごそう。って、もう今日やんけ!
早よ寝な。お休みなさい!
- 14.7.22 寝返り
-
十七回忌は無事終了。
食事会は、和やかな雰囲気の中、滞りなく進んだ。
昨夜の酒が若干残っている状態で迎えた朝。天気は晴れだ。
不快な汗が体をべとつかせるが、そんなことを言ってはいられない。
息子達も協力的に行動してくれ、予定通り8:00には出発できた。
実家に到着。程なく、皆が集まり始め、9:00には全員集合していた。
9:30。お坊さん登場。さあ、法要の始まりだ。
6畳間に12人がひしめき合っている。いや、生後4ヶ月の赤ちゃんも入れると13人だ。
この日に備えて?クーラーを設置しておいて、本当に良かったと思う。
普段のお参りとは違い、お経もロングバージョン。私は早々と足を崩させてもらったが、何事にも生真面目な長男は前半終了まで正座を続け、足が攣ったと大騒ぎ。
我慢が効かぬのは赤ちゃんも同じ。と言うより、我慢しろという方が無理だ。
最初は物珍しさもあり、周りをきょろきょろ。大人しかったが、次第にぐずり出す。仕方ない。大泣きしなかっただけでも大したものだ。
法話も終わり、おつとめ終了。
場所を変え、今度は食事会。
かねて下見をしていた奈良ホテルへ、レッツゴー!車4台での大移動だ。
私達は、前回の苦い経験から大きな道を選んだが、他のメンバーはおそらくナビに指定された細い路を辿ったのだろう。かなり遅れての到着となった。
法要出席のお礼と挨拶を述べるのは、母に替わって私が務めた。
が、最初の一言だけしか決めていなかった私。何とかなるさと甘く考えていたら、頭の中が真っ白に。しどろもどろの何とも締まりのないものになってしまった。
「本日は、ご多忙中にもかかわらず、またこのように暑い中、遠路はるばるお集まりいただき、誠にありがとうございます。
法要はけして故人を偲ぶものではなく、縁をいただいて集まった者達がその縁に感謝するためのものだとききました。
ただ、少しだけ思い出話をさせていただきます。
父の闘病中は、義兄さまには大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。
それにしても、当時は息子達もまだ幼く、今は一児の母となった○○ちゃんも高校生、最近新たに家庭を持ち、新生活を始めた○○君も中学生だった訳ですから、時の流れの早さにはただただ驚くばかりです。
父がもしもこの場にいて、皆様の姿を見ることができたら、さぞ喜んだことと思います。
これからは、若者の世代です。これを機に、従兄弟同士、親交を深め、今後は、私達老人を助けて下さいね。」
と、このような主旨の話をするつもりだったが、前略・中略・後略となってしまった。
ま、今更言っても仕方ない。(って、全然ダメで酒ね)
最後に、みんな揃って記念写真。
私の家族、本邦初公開で酒ぞ。
息子達は大急ぎで東京へ行ってしまった。相変わらず、忙しい奴らだ。と、言うより、時間もないのに本当によく来てくれた。
舞台は、再び実家へ。
ここでの主役は、もちろん赤ちゃんだ。
話が途切れ、場がもたない時にでも、赤ちゃんがいれば空気は和む。
「あ〜あ〜」としか声は出せず、まだ首もすわりきってはいない。もちろん、ハイハイもできない。
それでも愛くるしい。ただそこに居るだけで良い。子どもって、その存在だけでまわりを十分幸せにする。
もう少しで寝返りができる。やれ頑張れだの、ほれもう少しだのと、みんな大騒ぎだ。
私も微笑みながら、息子達にもこんな時代があったんだなと、少しだけ昔を懐かしく思った。
我が家に戻ったのは18:00。(時間の割には)長い一日が終わった。
ハニー。母さん。お疲れ様で酒た!
- 14.7.23 アブサン
-
「ボクはウソつきや!」
結構呑んだぞ。
結婚記念日の昨日、ハニーにそう告げた。
だって、「来年こそは君に楽させたる(幸せにする)」と言いつつ、約束を果たせぬまま、また1年が過ぎてしまったからだ。
本当に情けない。来年の銀婚式までの継続課題とさせてもらおう。「反省よりも行動や」と言いいたいが、実績がないだけに説得力もない。
それでも、「記念日には花を!」ならぬ、「記念日には呑まな!」を地で行く熟年カップル(合計101歳だからね?)。
昨夜は、難波に繰り出した。
たくさん店を知っているわけではないが、目指すは法善寺横町の「上かん屋」。
I先生のお気に入りで、「今度大阪で呑むなら此処で」と約束している店だ。
下見を兼ねて、レッツゴ〜!
噂に違わず、良い店で酒た。
料理も美味しく、料金も良心的。冷酒一辺倒だった私も燗酒の良さにも少しは目覚めたかな。
さて、W記念日のその日(もう一つはHOPESの創立記念日なのら)、2軒目こそはハニーのためにと考えていた。
となると、店はあそこしかない。と言っても、初めて行くので、先日届いた案内状の、地図を片手に彷徨ったが。
マスターは覚えてくれていた。よほど痛いカップルだったのか?
「今日は何の日だ?」のクイズにも「結婚記念日ですね」と即答。流石に「何年目だ?」には困った顔をしていたけどね。
先ずは、喉が渇いたからと2人とも「ブルーベリー」
私が「生きる元気が出るカクテル」をリクエストすれば「スーズ」
(りんどうの根から作るそうだ)
ハニーがスカッとするものをと言えば「マスカット」
(「ま、スカッとするでしょ」と言うことらしい)
続けて、私が呑んだことを「絶対に忘れないお酒」をお願いすると、出た〜!アブサンだ。
アブサンは30数年前に一度呑んだきり。いや、呑んだと言うより、口に含んで吐き出しそうになるのを飲み込んだと言った方が正しい。
アルコール度数も高かったはずだ。70%?一時はフランスでも製造禁止になっていた。原液は緑色で、水に混ぜると色が変わる。ね、不気味でしょ。
もちろん、カクテルとして出されるわけだから、かなり薄めてあるのだろう(角砂糖に垂らし火をつけていた)が、それでも強烈な味だった。
こりゃ、一度呑んだら忘れんわ。見事じゃ。「どんなリクエストにもお応えします」と豪語するだけのことはある。 最後に、ハニーのリクエスト。「スペシャルなものを!」(ってどんなリクエストやねん)
しばし考えた後、何やら大がかりな装置を取り出し、仕掛けを作り始めた。
小さな木片を詰め込んでいる。訊ねると「ウイスキーチップ」だとのこと。
しばらくすると、もうもうと煙が立ちこめ始めた。店の外ではぼや騒ぎがあったらしく、消防車のサイレンが喧しかったが、その直後のことだ。
お酒の中に煙を閉じ込める。イタリアでマスターが教わってきたカクテルらしい。
「ブラッディーマリー2」。
慥かにスペシャルだ。私も一口二口頂いたが、とてもとても印象的なお味で酒た。
オープン記念価格だったのか。会計も良心的だった。
また、伺いま酒。BARレオン(06-6211-5672)お薦めで酒よ。
- 14.7.24 睡眠
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イベント続きでちょっとお疲れ?昨夜はぐっすり眠れた。
と、言いたいところだが、3時間おきに目が覚めた。
何故か?
体の睡眠サイクルが3時間なのか?いや、おそらく違うだろう。
クーラーのタイマーが2時間で切れるから。きっとこちらが正解。
それにしても毎日暑い。
一昨日は、二十四節気の「大暑」にあたり、何でも1年のうちで一番暑い日だとか。
しかし、あれが一番だとは思えない。まだまだ暑い日は続くだろうし、もっと暑い日もあるはず。
天気予報のねーちゃん達は、しきりに「暑いで酒よ〜!気つけなはれや〜」と連呼しているが、煩いっちゅうねん。
彼女たちが悪いわけではないのだが、どいつもこいつもセミみたいに同じ事ばかり言って、聞いているだけでよけい暑くなるような気がする。
あかん、完全に八つ当たりや。
暑さ対策を講じながら、と言っても水分補給くらいしか思いつかんが、何とかのりきらな。
あ!「カッパちゃん」という手もあったな。
さあ、とにかく始動!ふぁいと〜!お〜!
- 14.7.25 卒業生と『はじめてのおつかい』
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私の大好きな番組の一つに、『はじめてのおつかい』がある。
過去にも(この日記で何度か)書いたような気がする。(けど、見つけられなかった。検索システム考えた方が良いのかも?)
たいてい、正月特番だったような気もするが、番組改編時にも登場するのだろうか?なんと、今回3時間スペシャルだった。
この番組の良さは、出演者(当然ながら全員が素人)の素材の良さに尽きる。
いかにも頼りない幼い子が、この『おつかい』の経験を経て、逞しくなっていく。
そのギャップに驚かされ、そして我が子の成長?と想いをオーバーラップさせ、観る者の涙を誘うのだ。
その意味では、汚い手法とも言えなくもないが、まあ、ここは理屈は抜きで、笑いましょ。泣きましょ。
(ただ、一言言わせてもらえるならば、「ゲスト解説者の談話」これは要らんね!)
当たり前だが、3時間スペシャルを一気に見る時間は、私にはない。
出かける前に一話。帰ったらもう一話。一体いつになったら見終えるの?って、そんなペースだ。
不完全燃焼の気持ちで出勤した私だが、実は、今朝は一つの予感があった。
「そろそろ、あいつ。来よるやろ!」ってね。
予感的中。デジカメも(そのために)持って来ており、良かった良かった。
久しぶりの対面。
大抵、この場の一言目は「大きくなったな〜!」なのだが・・・。
あれれ?
「うん?(あんまり)大きくなってないな?」
「そうですねん。痩せましたよ」から、対話は始まった。
「先ずは記念撮影」と、一枚撮らせてもらったが、
「ふふ〜ん。大丈夫!」と、ファインダー越しに私は納得。(え?ファインダーってもう死語?)
ちゃんと逞しくなっていま酒たよ。しっかり日焼けもしていたしね。
話をすればするほど、その成長ぶりを実感する。
半年前まではため口(いや、私には敬語だったが)の彼が、何と流暢な敬語を使っているではないか?
それだけで、もうウルウルきてしまうって、やっぱり変で酒かね?
1時間ほどの滞在だった彼。ろくに話もできなかったが、それでも十分彼の成長を感じることができた。
極めつけは、「久しぶりに送ってやろう」と、一緒に電車に乗った車中のセリフだ。
「寮は大変やろ?!」
「いいえ。楽しいですよ」
「けど、問題も起きるやろ?」
「そりゃ、子ども同士ですからね。けど、大丈夫ですよ」
「そうか!(よかったな)」
「問題は、成績くらいです」
「・・・」
次に会えるのはいつだろう?
けど、嬉しくなるよね。こんな楽しみって。
『はじめてのおつかい』に影響されたわけでもなかろうが、子どもの成長って素晴らしい。
このような仕事に、ここまでドップリと携わることができたことに、心から感謝だ。
- 14.7.26 浴衣
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昨日は天神祭(船渡御)だったらしい。道理で、浴衣姿の女の子達が多かったわけだ。
夏祭り。天神祭や祇園祭。
花火大会もPLだけではない、各地で行われている。
慥かに花火は夏の華。キレイだと思うが、私にはわざわざ出かけるだけのエネルギーがない。
それにしても、最近の浴衣姿の女の子。何となくだらしなく思えるのは、私だけだろうか。
皆が皆、そうだとは言わぬが、初々しさが感じられない。
何故だろう?流行か?
いや、むしろ環境のせいだろう。
あの子がこんな格好をするから私もってね。
没個性を自己主張と勘違いし始めたのは、いつからだろう。
まあ、文句を言っても仕方ない。
若者のファッションが理解できないのは、年寄りの証でもあるのだから。
けどな〜・・・。 - 14.7.27 眠れない夜
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オフコースの歌ではない。(あれ、前にも同じ事書いたかな)
昨夜は、なかなか寝付けなかった。
熱帯夜のせいだろうか?
寝る前に飲んだアイスコーヒーのせいだろうか?
体は疲れているから、普段なら横になった途端、夢の世界に入り込むところ(いや、最近は夢もあまり見ていない)なのだが・・・。
本を読んで眠気が訪れるのを待ったが、全然ダメ。(またそれが面白い本だったのだ)
そうこうしているうちに日が変わってしまった。
計算上は、3時間以上もゴロゴロしていることになる。
早く眠らなければと、気ばかりが焦る。何度寝返りを打ったことか。
けれど、眠れない。仕方がない。最後の手段。休肝日だったけど、一杯だけ。
ク〜!美味い。思わずおかわりをしかけたが、それは本末転倒。予定通り、一杯で我慢。
おかげで、コテンと眠りに落ちることができた。
けど、ガサゴソやっていたからだろう。
今度は、ハニーが目を覚ましてしまった。
可哀想に。なんとそのまま朝を迎えたという。
ごめんね。ハニー。けど、ボキュは元気だよ。って、最低やな私。
- 14.7.28 曜日感覚
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長期の休みに入ると、曜日感覚がなくなる。
誰もが、学生時代には経験したと思う。
その感覚を、この年になって再び味わえるとは・・・。
喜んだら良いのだろうか?それとも憂うべき事なのか?
まあ普段から、曜日にはあまり関係ない生活をしているが、それでも「ああ、今日は何曜日だ」と気づかされることは多い。
それは、テレビ番組の放映だったり、週に一度の休日だったりと、多くは周期的に訪れるものに依存している。
しかし、講習会中は休みは不定期だし(全く休みがない年もあったことを思えば、今年はなんとありがたいことか)、一日中事務所にいると、もちろんテレビなどは見ていられない。
あ!私にはもっと大きな物さしがあった。そのことに、今やっと気がついた。
それは、休肝日だ。
え?毎日飲んでいるのとちゃうの?ってで酒か?
もう、失礼で酒ね。驚くなかれ、これでも私は週に3日は休肝日を設けている。
息子たちが小さかった頃、私の健康を気遣った彼らが「飲みすぎたらあかん。長生きしてくれないやや」と泣いて訴えた。(はい、やや誇張が入っておりま酒)
そのとき交わした約束を律儀に守り続けている私。ホンマ、何て偉いんだろう。
しかし、正直言って、朝、家を出るとき、「嗚呼、今日は○曜日だ!今日は呑んでも良いんだ!」と思うのと、「え?○曜日?あ〜あ、今日は休肝日か」とでは、テンションが全く違う。
それ故、否が応でも曜日は意識してしまう。
講習会中でも、一応、呑まない日は設定している。
朝一から授業がある日の前日は呑まない。一定の睡眠時間が確保できない日には呑まない。等々。(まあ、卒業生の突然の訪問や、先日のように寝付けないときのちょっと一杯など、例外も多いけどね)
ルールに縛られて、却ってストレスをためることになっては、本末転倒だが、やはりある程度の節制は必要だ。
え〜い、面倒くさい!
こんな事を言うと、ウソに聞こえるかも知れないが・・・。
曜日感覚なんて、もうどうでも良い。だって、今日が何曜日か分からなくても、ちっとも?困らないもん。。(なら、わざわざ書くなって?!)
そんなことより、今はどっぷりと仕事に没頭しよう。
- 14.7.29 モデル
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今日は、長男の友人のお話。名前はS君としておこう。
長男とは中高の同級で、クラブも一緒だった。私も話をしたことがあるが、爽やかな好青年という形容がぴったりのナイスガイだ。
その子が週刊朝日の表紙を飾ることになったらしい。女子大生シリーズは過去にもあったが、男子学生は初だそうだ。
本日発売号に関連記事が載っていると聞き、早速読んでみた。(正確に言うと、ハニーが購入。私は立ち読み)
おお!相変わらずの男前。浴衣を着て涼しげな顔で写っている。(表紙を飾るのは何号か先だ)
S君は現在東京大学医学部4回生。彼もだが彼の兄弟もまたすごい。
何と3兄弟全員が灘から理V。兄弟3人が灘というのも驚くが、全員が理Vてね。
妹さんはまだ高校生だが、もしも彼女も理Vに入学したら、ってそんなケース過去にあったのだろうか?
週刊朝日の表紙には思い出がある。
あれは高校生の時だった。同級生(一番の親友)の彼女がやはり素人モデルとして表紙を飾ったのだ。
そりゃもう大騒ぎ。
私はその女性に一度だけお目にかかったが、とても美しいお方で酒た。
親友とその女性のエピソードは、数多くあれど、ここでは公開するわけにはいかない。ただ、悲恋で終わったとだけ記しておこう。
彼ともしばらく会っていないな〜。元気でいるだろうか?
- 14.7.30 鰻
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昨日は「土用の丑の日」だったらしい。
夕刊には、教室の近所のうなぎ屋が載っていた。
その店にはよく通った。週一のペースの時期もあったが、しばらくご無沙汰している。
最後に行ったのはいつだろう?2年前?もっと前かな?
何故か?急に鰻が嫌いになったわけではない。
もっと単純。高くなったのだ。
1000円以下で食べられる鰻巻き定食がお気に入りだったが、いきなり数百円値上がりされたときは、泣いたね。
「ああ、もうこの店に来ることはないな」と、涙ながらに別れを決めた。
以来、鰻を口にしていない私。
噂では、絶滅危惧種に指定されたらしい。今後ますます、庶民の食卓からは遠ざかるのだろう。
何度も言うが、鰻が嫌いなわけではない。
友人達は、FBなどに美味そうな鰻の写真をUPしていた。
くそ!金持ちどもめが!
贅沢をしたいわけではないが、けどな〜。と、半ば情けない気持ちで帰路に就いた。
けれど、そこはやっぱりハニーだ。
帰ったら、ちゃんと用意されていた。鰻丼が!
わ〜い!わ〜い!
あれ?けど、ちょっと違うぞ!
見た目は似ている。色合いもテカリ具合も。
食感が微妙に異なる。
味は、全く違った。
これは、鰻ではない。豆腐だ。
「精進料理よ」と、微笑むハニー。
「お昼に見ていたテレビでやっていたから、真似してみたの」と言う。
美味しかったで酒よ。
私には最高の鰻で酒た。
ありがとうハニー。おかげでボキュは元気で酒。
君の優しさに感謝!
- 14.7.31 ふぐ
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昨夜は、大将(教室のビルの大家さん)とデート。
前回は、わざわざハルカスまで出かけたものの、アクシデント続きで、結局入ったのは普通の居酒屋。
あまりに大衆酒場過ぎて、大将曰く「あの程度の店ならこの近所の方が上でっせ」と大層悔しげだった。
さて、今回は何処に?
あれれ?近所の焼き鳥屋かと思いきや、またもやハルカス。
なんと、店の名前も読めない(←馬鹿で酒)高級な佇まいのお店ではないか。
「此処、何やさんで酒か?」と尋ねると、「フグや!」と言われた。
げげげ!フグ?!
もちろん大好き。けど、何年ぶりやね〜ん。味も忘れてしもてたわ。
けど、はい!しっかりと思い出しま酒たよ。大変美味しゅうございま酒た。
山口のお店らしく、メニューには獺祭の名前も。
あいにく品切れだったので、代わりにメニューには載っていなかった東洋美人を頂いた。これまた美味。
大将!ごちそうさまで酒た!!