- 20.3.1 中学生?小学生?
-
29期生が帰ってきた。中学生として?ね。
?マークを付けたのは、もちろん、微妙に怪しいからだ。
彼らの受講コースは「中学幾何コース」(主に証明を扱い、論理的思考を育てることに主眼を置いている)。
けれど、彼らはHOPESを卒業したとはいえ、身分はまだ小学生なのだ。
中学生と呼ぶにはあまりに幼すぎる。
毎年、このことには軽い違和感を覚えるのだが、今回は特にその感が強かった。
どうしてだろう。
例年より早く個人ファイルを処分したように、私自身、後悔の念が強すぎて、早く気持ちを切り替えようとしていたからかも知れない。
それでも、久し振りの生徒達は可愛かった。
中には身長が伸びて「あれ?」と思う子もいたが、やはり懐かしさ(小学生時代のイメージ)が勝る。
尤も、頭の中身はあまり変わっていなかったけどね。
中の一人が、早々と受験体験記を持ってきてくれた。
早速読ませてもらったが、泣けたね。
感動の涙と言うよりは、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
その子は、第一志望には届かなかったのだが、それは彼の努力不足ではない。全ては私の力不足だ。
歴代最高の学力を持っていながら、私はそれを実らせることができなかった。
私の責任だ。
彼の体験記は、近々(2ヶ月後?)UPの予定。
是非とも読んで頂きたいと思う。
これまた、歴代最高のボリューム(原稿用紙7枚)だけどね。
- 20.3.2 マスク不要論
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マスク不要論なるものが飛び交っているらしい。
マスクは感染者が感染を拡大しないためには効果があるが、予防には無意味だから、という意見だそうだ。
WHOがそう発表した?
アホぬかせ。まだ誰も分からないはずのことを何の根拠で信じるのだ。
私は、高須克弥氏の意見の方が尤もだと思う。
まあ、100歩譲って、予防には全く効果がないとしようか。
じゃあ、拡散防止の意味はないのか?
もしかしたら自分が既に感染者であるかも知れないとは考えられないのか。
無症状の感染者だっているそうではないか。
何故、自分だけは絶対大丈夫と断言できるのだ。
そんなの思い上がりだ。
あらゆる可能性を考えてみるべきだと私は思う。
そんなこと言い出したら、何もできないじゃないか!と言われるかも知れない。
慥かにそうだろう。
それでも、リスクを少しでも減らす為には、マスクは必要だと思う。
- 20.3.3 先輩方
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数日前の新聞に黒岩さんが載っていた。
黒岩さんは水泳部の先輩で、私の憧れの人だった。
当然ながら、お忙しいようでOB会にもあまりお越しにならない。
数年前にお目にかかったきりだが、ご活躍のご様子は、マスコミなどを通じて拝見している。(FBでもお友達になって頂いており、光栄至極だ)
この記事は「未病」について語っておられたのだが、ふと隣の人を見て驚いた。
え?大谷さん。
この方も水泳部の先輩だ。
小学校の先輩にも当たる。中学生の時、一度だけ一緒に帰ってもらった覚えがある。
文一から厚生省に行かれたのは聞いていたが、その後はお目にかかっていない。
凄いな〜。と思い、黒岩さんの記事の下の欄を見ると、神戸市長の久元喜造さん。
げ、この人も灘校出身じゃないか。
水泳部ではなかったけどね。
私とは違い、お偉い方ばかりだ。
卑下するわけじゃないけど、自業自得が身に染みた瞬間で酒た。 - 20.3.4 休講決定
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いい加減、嫌になってきた。
ニュースは連日、新型コロナウイルスのことばかり。
生徒達の衛生観念は相変わらず非常に低いし、マスクをするやらしないやら、ノイローゼになりそうだ。
こんな状態では、いつ万が一のことが起こらないとも限らない。
世の中、絶対はないのだからね。
え〜い!思い切って休講にしてしまえ。
決断したのは、午後になってからだった。
勢いで決めたわけではない。感染が騒がれ始めた頃から考えていた。
問題は、授業をどう維持するかだったのだ。
全てをビデオに撮って、ネットで配信する。
知人にYouTubeでやったらどうかと教えてもらい、何度か試みたのだが、時間が長すぎる(私の1コマは2時間)らしく、上手くアップロードできない。
50分の動画も試したが、やはりダメ。画質を落とせば良いのだろうが、その方法が分からない。
仕方ない。従来の「録画→DVDにダビング→各人に配布」の方法でいくしかないか。
ただ、それだと私の負担が半端じゃない。
いくら生徒の数が少ないからとっても、2時間ものをダビングするのに最低でも15分から20分はかかる。それを人数分。
しかも、自分の授業だけではない。全教科、撮影も私の仕事になる。
しかし、肉体的・時間的な負担は大きいが、精神的負担はほぼゼロだ。
考えようによっては、不安を背負いながら生徒達に注意してやっていくより、楽かも知れない。
そう思い、決断したのだ。
期間は、公立小学校と同じ15日(日)まで。
さあ、忙しくなるぞ。
- 20.3.5 無対象授業
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早速、1本授業を撮ってみた。
固定カメラで撮影する。30年前から行っている作業だけに、慣れたものだ。
普段は、黒板を広く使うため、カメラを右に左に切り替えたり、ズームを使ったりしているが、今回はその必要は無し。
だって、生徒いないんだもの。
無観客試合ならぬ、無対象授業だ。
講師を始めた頃、練習で一人黒板に向かって無人授業を行ったことはあるが、またやることになるとは思っていなかった。
いや、一度入試問題の解説ビデオの販売を企画していた頃、デモビデオを作成。出版社に売り込みに行った事もあったな。
その時は、やたらと緊張したことを覚えている。
あれから10年。授業のスキルはまた一段と上がっている。(自分で言うか〜?)
流石に、相手のいない状態で、カメラに向かってオヤジギャグを言うのは、少〜しばかり抵抗があったが、脳のブレーキがとうに破壊されている私。すぐに慣れた。
ただ、本来、授業は生徒の反応を見ながら強弱をつけていくべきもの。
まあ、最近の生徒は反応が乏しいから、あまり違和感はなかったけどね。(本当は良くないことなのだが)
喋り続けは多少疲れたが、水を飲んだり休憩したりで、何とか乗り切った。
さあ、生徒諸君。存分に楽しんでくれ。
私に会えない寂しさ(泣くんじゃないぞ)も、これでいくらかは紛らわせるだろう。
時間の制約がないのだから、分からないときは再生を停めて、ゆっくりと考えれば良い。(けど、のんびりやれば良いと言いたいのではないからな)
普段の授業以上の効果があることを期待しているぞ。
- 20.3.6 YouTube
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わ〜い!わ〜い!でちた。でちた。
アップロードでちた。
流石はTORAしゃん。あじがとう。
何が何だかサッパリわからなかったが、アドバイス通りにしたら成功。
今夜は祝杯だ。
何にかって?もちろん、私のYouTuberデビュー目前を祝してで酒よ。
それにしても、自分の授業を動画で見るのって照れくさいで酒ね。
え?あれ。でも・・・。
DVD200枚注文したところだった。が〜ん!
- 20.3.7 ノットマルチ
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情けないことに、私は同時並行で複数の仕事をするのが苦手だ。
いや、できないと言った方が正しいかも知れない。
所謂マルチ人間と呼ばれる人たちとは、その対極に位置するのだ。
まあ、もともと授業しかできない男だったからね。
1.授業をビデオに撮影し、その動画をDVDにダビング。(今までもやって来たから大丈夫)
2.それをYouTubeにアップする。(不慣れながらも、一応できるようになった)
3.アドレスを希望者に配布。(何を送って何がまだか、次第に混乱してくるが、記録を取るようになって、少しはマシになった)
4.DVDで見たいと希望の者には、更にDVDをダビング(全員がYouTubeなら大分楽なのだけど)
基本的にはこのくり返しなのだが、途中で生徒が質問に来たり、保護者が教材を受け取りに来られたり、電話が鳴ったりすると、もうダメだ。
どこまでやっていたか、何をやっていたか、すっかり頭から抜け落ちてしまう。(髪の毛じゃないぞ)
で、結局、同じ事を繰り返したり、やったつもりで未だだったりと、軽いパニック状態に陥るのだ。
加えて、極度の睡眠不足。(3〜4時間睡眠が続いている)
マズい。非常〜にマズい!
なんとかせねば・・・。(慣れるしかないのかな〜)
- 20.3.8 喜び
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電話をかけて良かった〜!本当に良かった。
いつもなら終電間際まで事務所にいるのだが、今日は知人との約束(講演会の打ち合わせ)があったため早く帰る予定にしていた。
ところが、教材を受け取りに来られるはずの保護者で、まだの方が数人。
時刻を指定しているわけではないので仕方ないのだが、もし私が帰った後に来られたら、無駄足を踏ませてしまう。
そこで、電話で確認をさせてもらったのだが。
中の一人が「え〜!帰られるのですか!!」と驚かれた。
何で、そんなに驚くの?と不思議に思ったが、
「実は(サプライズで)○○君を連れて行こうと思っていたのですが」とのことだった。
「じゃ、お待ちしましょう」
約束も大事だが、3年ぶりの教え子はもっと大事だ。
じゃ〜ん。良い顔してるでしょ。彼は!
私がショボいのは、お疲れモードのせいなのか?それともただの老化なのか?
(彼のお母様は私を見るなり「若返ってる」と仰って下さったが・・・)
1年浪人の末、国立大学の医学部に見事入学。やったね!
けど、不思議なものだ。
彼は「先生のおかげです」と言ってくれるが、私は本当に何もしていない。
そもそも彼は6年生に上がる前に退塾しているのだ。
う〜ん。謎じゃ。
それでも有り難いじゃないか。
どんだけ情熱を注いでもそれを受け容れない人が多い中で、彼のように少しのことを恩義に感じてくれる人もいる。
縁って不思議なもので酒ね。
知人との約束には大幅に遅刻してしまったが、そこは30数年のお付き合いに免じて、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 20.3.9 火災報知器
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昨夜の酒がまだ少し残っている。
なのに、環状線は運転見合わせ。
やたらと陽射しが温かい中、事務所まで歩いたら、もう汗だくだ。
おかげで、酒はすっかり抜けたけどね。
あれ?鍵が開いている。
昨夜、慌てて事務所を出たから、閉め忘れたのかな。
いや、そんなはずはない。
原因は直ぐに分かった。
工事の人が入っていたのだ。 なんでも、この度、教室のビル全体に火災報知器を取り付ける必要が生じたらしく、先日から何度か工事が行われていた。
新しく取り付けられた火災報知器がこれ。
お!なんか格好良いじゃないか。(いつもは右の写真のように赤く光っているらしい)
と、喜んだのも束の間。
突然、けたたましい音が鳴り響いた。
報知器の反応テストだそうだ。
ビックリしたな〜。思わず、ちびってしまったじゃないか。
それにしても、うるさいったらありゃしない。
何度となく繰り返されるチェック。
その度に飛び上がって驚く私。まるで漫画だ。
終いにゃ、腹が立ってきて、ぶち壊したくなった。
まあ、仕方ないのでしょうけどね。
これを必要とする事態にならないことを祈りま酒。
- 20.3.10 週刊誌
-
生まれて初めて「大人の週刊誌」なる物を買った。(最近、生涯初○○が多い)
どうせ、嫌らしい記事に惹かれたのでしょ!で酒てか?
ひどい!ひどすぎる!!そんな風に思われていたなんて、あんまりじゃ!!
「新型コロナウイルスの総力特集」とあったからだ。
しかし、ハズレで酒た。大ハズレ。
結論なんてどこにも書いていない。
○○という意見がある。一方、△△という意見もあり・・・。
こんなのばっかり。
新型コロナの「嘘」全検証と見出しにはあったのに、それが「嘘」だった。
この手の週刊誌に多くを期待した方がバカだったのだが、それにしてもあまりのつまらなさに情けなくなってきた。
470円返せ〜!と叫んでも、今度は自分が惨めになるだけ。
唯一の救いは、由紀恵様の笑顔(JRの広告)が見られたくらいか。
- 20.3.11 朗報続々
-
何年か越しの恋が実った。
私にはない経験だが、恐らくそれに似たような感情なのではないだろうか。
昨日届いた朗報は2つ。
奇しくも、ともに苦しい浪人生活を経て喜びを手にした教え子達からだった。
初心を貫く。言葉にするのは簡単だが、なかなか出来るものではない。
遊びたい盛りの数年間を我慢し、ひたすら精進を続ける。
報われるかどうか分からぬ努力。その不安とも闘いながら、己を信じる。
素晴らしいじゃないか。
心からおめでとうと、賛辞を伝えたい。
もちろん、これがゴールではない。
彼らの人生は、これからも努力が続くだろう。
ただ、たとえどんな試練が待っていようが、大丈夫。
それを乗り越えるだけの忍耐力、精神力はもう身につけたはず。
努力は必ず報われるとは限らない。それでも、がんばるしかないのだ。
私も、もう少しがんばるか。
- 20.3.12 睡眠
-
眠れない日々が続いた。
加齢のせいもあるのだろうが、寝付けなかったり、直ぐに目が覚めたり。はたまた、足が攣って目が覚めたりとね。
3時間くらいの睡眠が続いていた。
もちろん、悩みの種は新型コロナウイルスに関してのことだ。
断じて言うが、私はショートスリーパーではない。むしろ、逆だ。
頭はぼーっとしてくるし、必然ミスも多くなる。
これじゃ、まともな判断は出来ない。
思い切ってたくさん眠った。
9時間ほど眠っただろうか。
とてもスッキリした。
不思議なもので、気力も湧いてきた。
人間、疲れすぎるのは良くないで酒ね。
これなら大丈夫。まだ闘える。眠っている間に、仕事が片付いた訳ではないけどさ。
写真は、近所のおうちのお庭に咲いていたモクレン。
もうすぐ満開。春ももうすぐかな。
- 20.3.13 再開決定
-
今日は全体保護者会。
重大な決断を下さねばならない日だ。
正直、迷いに迷った。
大丈夫だと思いたい気持ちと、万が一があったらどうするという怯え。両者が頭の中でせめぎ合っていた。
生徒を預かっている以上は、安全を第一に考えるべきだ。当然である。
しかし、生徒達の学力を伸ばすことも私に課せられた使命なのだ。
臨時の措置として、無人の授業をビデオに撮り続けたが、果たしてその効果は。
保護者の方に聞いてみた。
「真剣にビデオを見ていましたか?」と。
案の定と言いたいところだが、事態をまともに捉え、真面目に取り組んでいた生徒は予想よりも少なかった。
正直、ガッカリだ。
しかし、その瞬間。私の心は決まった。
授業を再開する!
このままじゃ、生徒達の学力はますます下がる。
保護者の方には、正直に私の気持ちをお伝えした。
幸い、反対された方はいなかった。
危険は伴う。徹底した衛生管理が必要となる。
保護者及び何よりも生徒達の理解と協力が絶対に不可欠だ。
けれど、やるしかない。
この判断は間違いでなかった!と言えることを祈りたい。
- 20.3.14 ビデオ授業
-
ビデオ授業が一段落。自分の授業は全て撮り終えた。
編集も何もしない撮りっぱなしの動画だが、それなりに気を使う。
喋り続けは意外と疲れるしね。
10日間で何本撮っただろう。
自分の授業が30本、他教科でも20本近い。
ダビングに使用したDVDは優に100枚を超えた。
いろいろな失敗もあったが、正直ホッとしている。
作業の繁雑さからの憂鬱もあるが、やはり授業は生身の人間相手にするものだ。
一方通行の授業は物足りない。
1つの授業をし終えた後の充実感が乏しいのだ。
明後日から、対面授業(いつの間にこんな言葉に違和感を覚えなくなったのか)を再開する。
いろんな不安はつきまとうが、やはり楽しみが勝る。
みんな元気な顔で戻ってくるんだぞ。 - 20.3.15 クーポン
-
長男からラインが届いていた。
「おはよう!」の書き出しだったのに、私が気付いたのは16:00に近かった。
「時間があれば、食事にでも行かない」との誘いだった。
もちろん、断るはずはない。
場所は難波。時刻を18:30に指定し、さあ店探しだ。
難波に馴染みの店はない。日曜日が休みの所も多いしね。
そうだ、クーポンサイトを見てみようか。
1つ良さげな店を発見。
鍋とあるのには一抹の不安を覚えたが、金欠の私には素敵な価格設定だった。
喜んで3人分のクーポンを申し込んだ。
時刻は18:45で予約も入れた。
念のため、お店に連絡を入れようと思ったが、次の瞬間、我が目を疑った。
3月16日(月)18:45で予約されているではないか。(今日は3月15日(日)だ)
しまった、日を間違えた。
訂正してもらおうと店に電話をしたが、そのクーポンは当日使用できませんと言われる。
さらに「本日は満席ですから無理ですね」と、ダメ押し。
キャンセルをお願いすると、店側では無理。クーポンサイトと話を付けて欲しいと、言われた。
慌てたね。
クーポンサイトの電話番号は記されていない。
それでもよくよく探すと、チャットならカスタマーセンターと連絡が取れることが分かった。
いざ、チャット開始だ。
初めは「規約ですから」と取り付く島もなかったが、粘り強く交渉すること10分強。
ついに、「ポイントでならキャンセルOK」と折れてもらえた。
取りあえず、無駄金を捨てずに済んだが、自分の馬鹿さ加減にはほとほと嫌気がさした。
もちろん、息子とは別の店に行きま酒たよ。
久し振りに、いっぱい話すことができて満足。
泥酔一歩手前でお開きに。
元気でな。今度は新居にお邪魔するからね。
- 20.3.16 換気・寒気
-
今日から授業再開。
生徒達には、手洗い・うがいを徹底させ、マスク着用はもちろんのこと、席も離して座らせた。
トイレのジェットタオルは使用禁止とし、必ず自分のハンカチを使わせる。
換気のため、教室の窓は少し開けておく。加湿器は2台稼働。
さあ、準備は万端。いざ!
けど、寒かった〜!
窓は全開でなくとも、すきま風に思わず身震い。
手がかじかむ程ではないが、生徒達も寒いと言っていた。
まあ、こちらは動きまわるけど、生徒達は座りっぱなしだものね。
もう少し工夫が必要かも知れない。
しかし、用心に越したことはない。
とにかく、無事に乗りきるのじゃ。このピンチをね!
- 20.3.17 新人登場
-
スタッフのO君。実はもう社会人。
無理を言って、昼間の仕事が終わってから(時々)手伝ってもらっている。
ご多分に漏れず、私の教室も万年人材不足だ。
しかし大丈夫。
今年は予約が入っていた。23期生だ。高校時代から「必ず行きます」と言っていた。
しかもなんと2人から。
残念ながら1人のデビューは来年に持ち越されたが、昨日、可愛子ちゃんがデビューした。
ピカピカの1年生。(あ、もちろん小学1年生じゃないよ)
先日、挨拶に来てくれたときには驚いた。
大きくなっていたのだ。並ぶと背は私とあまり変わらない。
なんせ、私は彼女が乳母車に乗っていた頃から知っている。
在籍当時も小柄な子だったのに。
まあ、いつまでも子どもなはずはないけどさ。
みなさん。よろしくね。
見た目は大人しいけど、底抜けに明るいお嬢さんで酒よ。(彼女のお母さんほどじゃないけどね)
- 20.3.18 失望・絶望
-
「労多くして功少なし」「労して功なし」
最近、四字熟語のパズルにハマっている私。
当てはまる熟語はないかと探したが、見つからなかった。(ご存知の方は教えて下され)
6年生の授業が再開。
期待が大きかった反動だろうか、あまりの惨状に目を覆いたくなった。
この度の逡巡。(どうせ、一部の保護者からは、優柔不断と笑われているのだろうが)
私の想いを分かってくれとは言いたくないが、少しくらいは察してくれているのでは?と、甘い期待を抱いていたことも否めない。
しかし、きれ〜いに(ある意味?)見事に裏切られた。
生徒達の答案及び授業プリントの復習を見て、正直泣きたくなった。
ビデオなんて誰も殆ど見ていない。
あまりにひどい一人の生徒に問い糾したが、「見ました」と言うだけだ。
おそらく、見たと言っても、せいぜい解答チェックに使われたくらいなのだろう。
実際の授業なら、念押しして(もちろん重要な事項だから)確認させる箇所だが、動画の中で私がいくら力説したところで、見てもいない相手に伝わるはずはない。
伝えたかった諸々のことを、実践している者は半数にも満たなかった。
子どもだから仕方ない?
そんな世界じゃないだろう。受験はもっとシビアだ。
なめんじゃないぞ!世間知らずの甘ちゃんどもが。
「所詮は中学受験でしょ。人生が決まるわけでもあるまいし」
恐らく、その程度にしか思われていないのだろう。
慥かに、私も繰り返し、そのようなことを言ってはいる。
けれど、私はその(つまらない)ことに命を賭けているのだ。
生徒達は、願望ばかりで努力はしない。
保護者にしても、一方的な要求ばかりでこちらのお願いはまるで無視。
毎週送っているメールすら読んでいない。
あきれ果てるばかりだ。
もちろん、全ての生徒がそうだとは言わない。
中には懸命に努力している者もいる。
私を信じてついてきて下さっている保護者も多い。
そのことをせめてもの救いと思いたいが、この状況では夢みたいなことばかり言ってはいられない。
全ては自業自得か。そう考えると、あまりにやり切れない。
仕方ない。
今宵は飲み潰れよう。
全ては、明日よみがえる為に。
- 20.3.19 20年
-
ひょんな事から教え子のお母様たちにお目にかかることになった。
9期生の保護者だ。
9期生と言えば20年前の卒業生。彼等の中には、時々飲みに行ったり、子どもを連れて訪ねてきてくれたりと、今でもつきあいのある子は多いが、保護者となると・・・。
はい、滅多にないで酒ね。
その方々とはFaceBookでつながっているので、久し振りの感は少なかったが、よくよく考えればお目にかかるのは(お一人は)20年ぶりだった。
開口一番。「先生、変わっていませんね〜」と言って下さったが、それは私の(用意していた)セリフ。お世辞じゃなくて、当時の年齢+20歳とはとうてい思えない。(昔から老けてた?そんなんじゃないぞ)
さらに驚くには、なんと(お一人は)私と同い年だったのだ。(もうお一人は−1歳)
ご本人たちのお許しがあったので、写真(いつもの失敗に懲りて、今回は酔う前の写真だぞ)をUPさせてもらおう。
どうで酒?3人合わせて180弱に見えま酒か?(え、見える?うっそ〜ん!)
お二人ともアルコールには強いらしく、最近めっきり弱くなった私は恐れおののいていたのだが、お一人が体調不良でとても辛そうだった。
流石に青い顔をされている方の前でガバガバ呑むわけにもいかず、(それでも結構呑んだけどね)何とか失態を晒す前にお開きに。
それでも、教え子たちの近況を伺い、また思い出話にも花が咲き、とても楽しい時間を過ごさせていただいた。
しんどい時におつきあい下さり、ありがとうございま酒た。
今度お目にかかるときは、ガンガン行きましょうね。
教え子たちとも一緒に飲めたらいいな〜。
- 20.3.20 感動・感謝・感激
-
卒業記念パーティ。巷の騒動で開催を躊躇したが、どうしても行いたい気持ちが(圧倒的に)勝ってしまい、断行させてもらった。
気合いを入れまくって準備。空気清浄機も新たに1台購入したし、洗浄も徹底したよ。換気もバッチリ。
定刻通りに開始。
久し振りに集まった29期生とその保護者たち。
何故か舞い上がってしまった私は、乾杯後の段取り(くす玉を割る)も忘れ、いきなり飲み始める。(だって、準備で喉カラカラだったんだもの)
その後もひたすら呑み続けるカッパちゃん。(まあ、ここまでは例年通りかな)
実はこの学年。横の繋がりが非常に強い。
生徒同士が仲良しという学年は今までも多かったが、保護者の連携が酒ご〜いのだ。
全体保護者会の前後でのランチミーティングはほぼ全員出席だと聞くし、私の誕生日には全員の保護者(及び兄弟)が集まって祝ってくれる。
そんな学年、過去にはなかったし、おそらく今後もないだろう。
今回も何か企み(表現悪いな〜)素敵な企画(うん、これでいい)があるとは思っていたが、想像をはるかに上回っていた。
パーティーの終盤。全員が立ち上がって、歌を歌ってくれた。
『思い出のアルバム』ホープスバージョンだ。歌詞も工夫されていたし、なにより、想いが込められていた。
いや〜、感激いたしま酒た。今思い出しても、目頭が熱くなる。
更にサプライズ。ケーキが登場した。
ただのケーキじゃない。私と職員の写真入りのケーキだ。
参ったね。感謝とあるが、感謝するのは私の方だ。
自分の顔を食べるのには、いささかの抵抗はあったが、忘れられない甘い味で酒た。
更に更に、プレゼントまで頂いた。
教室には、加湿器と刻印入りのUSB。
私たちにはネクタイ。スタッフのO君にまで、(彼も卒業ということで)下さった。
私が頂いたのは素敵な色で数字がデザインされていた。
ハニーにも花束を下さった。
参りま酒た。
私たちが御礼を申し上げなくてはならないのに、これじゃまるで逆。
至れり尽くせり石川セリのおもてなしを受けてしまった。
最高の生徒達と保護者の皆様。
ありがとうございま酒た。言葉では言い尽くせないほど感謝しておりま酒。
あなた方のことはけして忘れません。
- 20.3.21 初日
-
今日から春期集中講座。6時起きの毎日が始まる。
昨日の酒は残っていなかった。
若干、寝不足の感はあったが、やはり、佳い酒、嬉しい酒は残らないものだ。(会の後もまた呑んだのにね)
初日からいきなり10時間授業を組んだ、弩Sのカッパちゃん。
空き時間は30分だけという己の無謀さに、我ながら呆れつつも、何とか乗り切れた。
相変わらずの6年生の意識の低さには情けなくなるばかりだが、これだけ言っても改まらないのだ。
しばらくは口を閉ざそう。
本人たちが気づいたときには既に手遅れ、と言う最悪の状況になっていないことを願うばかりだ。
さあ、明日は教育講演会。
設営はバッチリ。(机を並べるだけだからね)
明日も晴れると良いな。
- 20.3.22 講演会
-
講演会終了。
何もこんな時期にという批判もあったろうが、とにかく断行。
キャンセルはお一方のみと、(予想に反して)大盛況だった。
教室にこれだけの人が集まるのは久し振り。何て言ってはいられない。
この状態が日常になるように、またがんばらなくては。
素晴らしいお話で酒た。
私にとっては、耳の痛い部分もあったが、勉強になった。
詳細はまた後日改めて、HOPES通信に書かせてもらおうと思う。
講師を務めて下さった上嶋氏とは、かれこれ40年ほどのおつきあいになる。
しかし、真面目な話をした事は数えるほどしかなく、いつもは与太話ばかり。(こんなんで良いのだろうか?)
今回は彼の専門分野である中国哲学から、私たちに(中学受験関係者のみならず指導者、または保護者にも)必要な事を選んでわかりやすく話して下さった。
大変失礼な表現をさせて頂けるなら、改めて尊敬。見直しましたで酒よ。
会の後は、打ち上げ。
たくさん呑んで、たくさん話した。
用意していたけど、披露できなかったお話も伺うことが出来た。
改めて、感謝。あじがとうごじゃりま酒た。
- 20.3.23 寝だめ
-
バカほど眠った。
横になったのが早かった(21:00!ウッソ〜ン)せいもあるが、一度目覚めたときはまだ1:00。いつもなら未だ起きている時刻だ。
もちろん二度寝。
次に目が覚めたのは5:00前だったが、いつまでも寝てはいられない。
いい加減、腰も痛くなったので起きることに。
さあ、全てのイベントは終了した。
あとは、ひたすら本業に邁進するのみだ。
こちらが必死になれば、想いは生徒達にも伝わるはず。
さあ、がんばるべ。
- 20.3.24 開花
-
早くも開花宣言が出されたようだ。
今年は少し早いようだ。
まあ、開花宣言と言っても怪しいもの。だって、標準木に5輪以上の咲いていれば開花となるらしいのだからさ。
けど、桜の季節がこうして毎年訪れるのは嬉しいものだ。
残念ながら、巷は花見どころではない状況のようだけどね。
写真は、近所のお家の枝垂れ桜。数日前から咲いている。
これでも十分だけど、やっぱり一日くらい花見ができれば嬉しいな。
- 20.3.25 主成分=水
-
消毒液を購入。
正確には除菌スプレーなのだが、とりあえずこれで一安心か。
早速スプレーを使ってみた。
あれ?霧が出ない。
細いノズルから液体が(しょぼい水鉄砲のように)吹き出すだけだ。
げ!不良品?(送料無料にするために大量に買い込んだのに)
机の上がビショビショになったため拭いたのだが、どうもあまり消毒液っぽくない。
調べてみると、除菌スプレーに含まれる成分は、なんと「水」だった。
もちろん、銀やアルコールも含まれてはいる。
けど、(スプレータイプだからか)成分のほとんどは水だった。
あ〜あ。水に大金を払ってしまった。
バカ〜!
あ、霧はスプレーされるようにはなりま酒たけどね・・・。
- 20.3.26 一大事
-
大変なことが起きた。
詳細は書けないが、我が人生においても過去にないくらいの一大事だ。
人生良いことばかりではない。
それは分かっている。
けど、悪いことばかりの人生って、あるんじゃないかな。
不幸を背負って生きているような人もいるのだ。(私の事を言っているのではないぞ。私は十分過ぎるほど幸せ者だ)
良くないことが起きた時は、最悪の事態と比べれば良い。
生徒にも言っていることだが、実際、それが我が身に降りかかった場合、そう簡単に割り切れるものではない。
嗚呼、もっと強い心を持ちたい。
- 20.3.27 おわび
-
昨日の日記の件で、ご心配をおかけしておりま酒。
申し訳ありません。
大袈裟に書きすぎたようです。
一大事と申しましても、極めて個人的な事情ですので、HOPES全体に関わることでは有りません。
どうぞ、ご安心下さい。
先ずは、お詫びまで。
- 20.3.28 冷
-
花冷えというのだろうか。
そぼ降る雨のせいもあるかも知れぬが、今日は(特に晩は)やたらと冷え込んだ。
教室は、換気のために窓を開けている。
全開ではないが、いわゆるすきま風が(絶えず)吹いている状態。
寒いったらありゃしない。
あ、ご心配なく。
生徒たちが座る場所には暖かい風が届くようにはしているからね。
まあ、文句を言っても始まらない。
授業を行うことができる幸せに感謝しよう。
- 20.3.29 加湿器
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29期生がプレゼントしてくれた加湿器。
毎日、元気に霧を吹き出してくれている。
と言うのは、昨夜まで。
今朝はなぜか機嫌が悪かった。
朝一番の作業は、タンクの水の補給。
この加湿器、タンクの容量が半端じゃない。7.5Lも入る。(他の2台は2.5L)
それでも、2日は保たない。
底が見えているような状態だったので、縁まで一杯、満タンに。
さあ、スイッチオン。
目標湿度はMAXに。噴霧量も最大に設定してある。
ところが、元気に動き出したと思いきや、1時間も経たないうちにピィーピィー泣き出した。
初めは何の音か分からなかったが、加湿器が何かを必死に訴えているのは慥かだ。
あちこち触っても泣き止まない。必殺技「再起動」(と言っても、コンセントを抜いて入れ直すだけだが)も効かない。
万事休す。
水を入れ過ぎたか?設定湿度が高すぎたか?
「どうしたの?何がいけないの?」と、スリムなレディ(あ、まだ名前つけていなかった)に尋ねても、「ピィー!ピィー!」と泣くばかり。
試しに、噴霧量を最小に、湿度も設定しないで稼働させてみたら、あらら?不思議。機嫌が直ったみたい。
そうか、わかった。
君は「がんばれ!がんばれ!」と言われるのが辛かったのだな。
もう無理はさせないよ。気楽に働いてくれたらそれで十分だよ。
流石は、29期生の贈り物。彼等の言いたかったことを代弁してくれたのか。
その後は、不平不満を訴えることなく、静かになった「スネ子ちゃん」。(←「ピィー子ちゃん」や「キリコ」も候補に挙がったけど、スネ子と命名)
しばらくして様子を見にいったら、なんと、動いていない。
「今は休憩時間よ!」とでも言いたいのか?(もちろん休憩モードなんてものはない)。
もう、人間くさいやっちゃな〜。
けど、どんだけ甘やかせば良いねん!
- 20.3.30 本性
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窮したときにこそ、その人の本性が現れる。
最近の騒動で、今さらながら、そのことを感じた。
人の批判に明け暮れる人。
高いところから、人を見おろすような態度を取る人。(大所高所とは全く違う)
聞きかじっただけのことを、さも得意気に(物知り顔で)言いふらす人。
我関せずと、強がったポーズを見せたがる人。
ぜ〜んぶ、まとめて(はっきり言おう)大嫌いだ!!
恥を知れ!
情けないことに、身近な奴ら(高校の同級生とか)にその類いが多い。
誠に残念な限りだが、せめて自分自身はそうならないように、またそう思われないように努めたい。
- 20.3.31 手
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ご存じだろうか。
チョークは結構手が荒れるということを。
講習会中は、授業数の関係で、どうしても普段より手洗いの回数は多くなる。
これは仕方ない。
しかし、昨今の騒動のため、更に回数が多くなる。
おかげで、私の指はささくれ状態。まるで老人の手だ。
見たい?え!見たくない?
まあ、そう言わないで。(アップじゃないから許してよ)
これでも、新地のおねーちゃんに「綺麗な指をしてま酒ね」とほめられたことがあるのだからさ。
あれ?それって、会話がないときのおねーちゃんの常套手段でしょ!てか?
が〜ん!