- 16.9.1 打ち上げ
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夏期集中講座が終わった。
思い出せないまま、取りあえず乾杯!
やや不完全燃焼のきらいはあったが、とにかく終わった。
ちょうど6週間。その間オフは2日。残りの日は全て朝からお仕事。まあ、よく頑張ったかな。
(↑自分には甘い評価しか下せない奴。相変わらずやな〜)
この夏を乗り切れたのは、もちろん、気力だけではない。
健康面をハニーがしっかりと支えてくれたおかげだ。
昨夜は、夏休み無事終了祝いと感謝の意味もこめて、ハニーと居酒屋へ。
どうせなら、元気が出る店が良かろうと、玉造まで足を伸ばした。
久し振りだったが、女主人は相変わらずの元気。
「まいど!はい、おつり320万円」を連発していた。
ところが、お互い年を取った。(女主人と私は同い年)
「ちょうど、昨日来たお客さんがね〜、先生のこと話してはったよ」と言うのだが、私には誰のことだか分からない。
女主人も名前が思い出せない。(おいおい!昨日やで)
その人の特徴を次々と挙げてはくれるのだが、
「ほら、あの少し男前で俳優さんみたいな。わからんか〜?!」と言われても、さっぱり分からん。
「昔、よく一緒に呑みに来てくれはったやん。ちょっと上品な人」
ますます分からん。そもそも、私の知り合いに上品な奴は少ない。
前回訪れたときより、店の雰囲気は良くなっていた。
やっぱ、客商売はスタッフ次第やね。
獺祭のスパークリングがあったので、呑んでみた。
う〜ん。期待しすぎたかな。所詮はにごり酒かな。
結構呑んで結構食べた。
「そろそろ帰るわ、お勘定」
「はい、おおきに〜!9700万円。え?あ、こんな高いはずないわ、8700万円でした」
(あんまり、変わらんやん)と、苦笑しながら勘定を済ませた。
「ほな、またね!」と、店を出ようとしたら、
「あ!思い出した!○○さんや!」
「あ〜!しんちゃんかいな」と、私もようやく合点がいった。
帰宅後は、文字通りバタンキュウ〜!。
さあ、今日から2学期だ。
気合い入れて頑張るぞ!
と、思っていたのだが、何故かインターネットが繋がらない。メールも送受信できない。
再起動をかけてもダメ。
う〜ん。なんか、嫌な予感。
- 16.9.2 断線
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アクシデントはいつも予期せぬ時に訪れる。
なんて、当たり前のことを書いているが、昨日は大変だったのだ。
午前中は繋がっていたネットが突然おかしくなった。
メールもダメ。
まあ、PCの不調だろう、と楽観していたが、ふと気が付いた。
おかしい、電話が全くかかってこない。もしかして、電話も不通?
ピンポーン。
「現在、お掛けになった相手の通信機器の電源が入っていないか、故障、またはネットワークの故障が考えられます」ですって。
慌ててNTTに連絡。朝一で来てもらうことになった。
しかし、普通が不通になるだけでこれだけの不都合が起きるのね。
欠席の連絡も受け取れないし、スタッフの手配もできない。
緊急の際の連絡手段を早急に講じておかねば。
先ほど、修理完了。
原因は、断線で酒た。
足下にあるケーブル線。私が椅子で何度か轢いているうちに切れてしまったようだ。(おいおい)
二度と踏まないように、壁に取り付けてもらい、これにて一件落着。
結局、全て私がいけないのね。
2000円の修理費は痛かったが、戒めとして甘受しておこう。
- 16.9.3 ドンペリとキャビア
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家族全員が我が家に集うのは1年半ぶり。
次男の連休に合わせて、長男も予定を調整してくれ、めでたく全員集合じゃ!
先ずはビールで乾杯。
「みんなお帰り〜!」
さて、何を呑もう。
迷うな〜。と言うのも、この日のためにと、大事にとっておいたものばかりなのだ。
ハニーの誕生日祝いのドンペリ。
私の誕生日の大吟醸。
呑ちゃんなんて名乗っている私だが、実はドンペリ、呑んだことはない。
日本酒だって、それほど詳しいわけではない。
けどね。どんなことはどうでも良いので酒よ!(←開き直り?!)
「お酒の味は相手次第」
これは、我が敬愛の氏=O先生の名言で酒。
正にその通り。最高のメンバーに囲まれ、最高に幸せな時を過ごさせていただきま酒た。
全てが最高!美味しかったで酒。
キャビアも賞味させてもらった(これまた人生初体験)が、正直、むっちゃ美味しかった!
先日のフォアグラとは比較にならない。
何故、キャビアが世界の三大珍味と称せられるのかが、少しだけ分かったような気がする。
楽しい宴の時は過ぎ、今は再び静寂に包まれている。
私の愛する坊やたち。
会えて嬉しかったよ。又、呑もうね。
元気に頑張るんだよ。
- 16.9.4 間食
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講習会で何kg体重が減るか?
実は、秘かに楽しみにしていた。
と・こ・ろ・が・・・!
増えた。しかも3kgも。
なんでやねん!あれほど、朝から晩までひたすら働いたのに。
理由はいろいろ考えられる。
まず、殆ど外には出ていないこと。汗をかかないからかな。
いや、毎朝起きたら汗びっしょりだったぞ。
じゃ、ビールの飲み過ぎ。
うん。これは大いに思い当たる。休肝日はあまりなかったしな〜。
次は、食べ過ぎ。
う〜ん。どうだろう。それほどの量を食べたとは思えないが、食べたら直ぐ寝るのがいけなかったのかも。
いや、それより・・・。
おそらく、間食が原因ではないだろうか。
生徒達が持ってきてくれたお土産やお菓子。(夏休みは特に多い)
先ずは、その学年の生徒に配るが、ちょうど配り切れるとは限らない。
と言うより、必ず残る。
そして、残ったものは・・・。
はい。正直に申しま酒。
全部、私が食べちゃいま酒た。
ちょこちょこちょこちょこと、腹が減ったと言っては、ぱくぱく。
少し休憩しようかと、また、ぱくぱく。
そりゃ、太るはずや。同情の余地なし!
非難の声が聞こえてきそうだ。
あ〜あ。折角66kg台まで減ったのにな〜。
これまた、自業自得か。
- 16.9.5 暑い!
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昨夜は暑かった。真夏が戻ってきたような陽射しに加え、夜になってもやたらと蒸した。
今日も暑かった。只今、汗だくグショグショの状態でこれを書いている。
折しも、学校説明会のシーズン。
ネクタイ締めて、上着着て。ちょっと歩くだけでも汗が噴き出す。
いや、会場は涼しいので酒けどね。
体が慣れていないのか。
そう言えば、講習会中、昼間は一切出歩かなかったし、ネクタイをせずに授業をした日も多かったものね。
あかん。とにかく、体がなまっとる。
- 16.9.6 徹夜か始発か
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ホンマは、こんな事をのんびり書いている余裕なんて無いのだが・・・。
今、悩んでいま酒。
今夜、事務所で徹夜をするか?それとも、一旦帰宅し、始発に乗って出直すか?
なじぇ?
明日の保護者会の資料が全くできていないのだ。
あれれ、毎年同じことを言っているな。(←とことん進歩の無い奴め!)
けど、昨年はまだ「明後日の資料が・・・」だったが、今年は明日のことなのだ。
どうだ、進歩しているだろ。
20校近くは電話をかけたかな。
これで、一応情報は揃ったが、あとは・・・。
さあ、ぐだぐだ言っている暇は無い。
とにかく、終電まではがんばろう!
- 16.9.7 間に合・わ・ず
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終電まで粘り、睡眠1時間でがんばったが、結局間に合わなかった。
なんたる醜態。
午後の部の途中で完成し、生徒達には全員配布できたのだが、情けない。
常々、生徒達には「仕事は単にやれば良いもんじゃない。間に合わなければ仕事じゃない」と言っている。
また、「土壇場で慌てたってそれはがんばったとは言わない。がんばるとは、継続的に努力することだ」とも。
うわ〜!やってることが言ってることの全否定じゃないか。
こりゃ、あかん。
深く反省。
保護者会、授業となんとか終わらせたが、最後は思考能力ゼロ。
帰宅後は、文字通り泥のように眠りま酒た。
まだ、しばらくハードスケジュールが続く。
今度こそ、がんばらな!
- 16.9.8 ごめんね
-
またしても大失敗。
生徒達には申し訳ないことをした。
毎月、『今月の目標』なるものを、生徒達に決めさせている。
生活面の目標と学習面の目標をそれぞれ立て、それを実行できたか、チェックする用紙を配布しているのだ。
月末には必ず配っていたのだが、今月分をすっかり失念していた。
うっかりじゃない。配布済みだと思い込んでいたのだ。
昨日の保護者会終了後、ある保護者との会話。
「先生、『今月の目標』うちの子提出しましたか?」
「まだですね」
「配られていますよね」
「はい、もちろん」
「じゃあ、あの子またいい加減な事言ってるわ。『もらってないもん』ですって」
「まあ、そんなに責めないで下さいね。今度出せばいいですから」
これじゃ、私には全く非が無く、全て生徒が悪いみたいだ。
けれど、真実はその真逆。
想像される、その晩その子の家でのやり取り。
「あんた!先生は渡したって言ってはったで!」
「そんなんうそや。もろてへん」
「いいかげんにし〜や!ウソばっかり言いなや!」
「ホンマやもん。何で信じてくれへんの」
「だって、〇×△〇・・・」
「ウワ〜ン!もう嫌や」
本当にごめんなさい。
信頼関係の根底を揺るがすほどの大事件だ。
許してもらえないだろうな〜。
ホンマ、先生失格やで。
- 16.9.9 玉造
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環状線の駅名で初めて聞いたときは「なんちゅうふざけた名前や」と笑った覚えがある。(←中学生時代)
その説明会の冒頭に、いきなり「真田丸」の話が出てきて驚いた。
まさか、その地が私の人生にこれほど大きく関わってこようとは、当時は夢に思わなかった。
私の仕事の礎にもなったし、ハニーとも出会えた。
う〜ん。わからんもんやね。
さて、その玉造が、今アツイらしい。
既にもう古い情報なのだろうが、まあそこら辺はご勘弁。
久し振りに駅前を通った(先日訪れたお店とは反対側)ら、やたらと時代劇がかった名前の店が目についた。
戦国の武将らしきネーミングがあちこちで見られる。
なじぇ?
ここらへんが、時勢に疎いと言われる所以なのね。
NHKの大河ドラマ「真田丸」の影響らしい。
「真田丸」。大阪が舞台だとは聞いていたが、なんせ見ないものね〜。
玉造に行った目的は、ある学校の説明会。(もうバレバレで酒が)
個人的には割と好きな学校(学校らしさを残している学校)だが、昨今の私学の勝ち残り競争には苦戦しているようだ。
なんでも、学校の敷地がまさに真田丸※の跡地なのだそうだ。
顕彰碑も建立されたという。
ほえ〜!知らなんだ〜、知らなんだ!
校舎内には、生徒達が作ったジオラマが展示されていた。
うん。なかなか良いじゃないか。
意味不明だろうけど、取りあえずエールを送っておこう。
がんばれ〜!明星学園!がんばれ〜!玉造!
※ 真田丸とは、大坂冬の陣の時に真田信繁(幸村)が築いた大阪城の出城の名称らしいで酒ね。
- 16.9.10 祝カープ
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セ・リーグのペナントレースはカープの25年ぶりの優勝で幕を閉じた。
カープファンの方々、おめれとうごじゃりま酒!
正直、完敗で酒た。
「神ってる」などの流行語まで誕生した今年のカープ。はっきり言って、勢いが違った。
特に終盤の闘いぶり。
目的を持って行動することの大切さを、目の当たりにさせられた。
目的を失った者達の惨めさが際立った、とも言えるのだが・・・。
指導者が徹底した選手目線だったことも、勝因の一つだろう。
評論家ではないから偉そうには言えないが、監督の采配には以前から感心している。
指揮官の心意気一つでここまで変わるものなのか。
選手達が目標を見失わずに突っ走れたのも、この監督だったからこそではないだろうか。
多くのことを学ばせてもらった。
我が身を振り返り、今後の指標にさせていただきたい。
- 16.9.11 変わり目
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落語の替わり目ではない。この噺も好きだけどね。
季節の変わり目なのだ。
日中と晩の寒暖の差が大きい。
今宵の電車の車内は、「え〜かげんにせ〜よ〜!」と、言いたくなるほど寒かった。
日々の変化にもついていけない。
少し涼しくなったと喜んだら、また蒸し暑さが戻ったり、やっとエアコンなしで眠れるようになったかと思ったら、次の日はまた寝苦しかったりとね。
この時期は、生徒達の中でも体調を崩している者が多くなる。
仕方なかろう。彼らは、炎天下の元(?)走り回ってクタクタになった上、塾に通うのだ。
すげー!パワフル。(私の比じゃない)体調を崩しても、すぐに回復するしね。
しかし、それでも十分気を付けて欲しい。
運動会の練習も始まっていることだし、いつも以上に疲れているだろう。
みなさま、どうぞご用心を!
なんて言っているうちに、秋はもうそこまで来ているのかもね。
- 16.9.12 自己採点
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今年の夏。私の自己採点は40点。例年になく低い点数になってしまった。
今度は、生徒諸君に自己採点を聞いてみようと、「今年の夏。君は自分に何点を付けられる?」と全員にメールを送った。
もちろん、気づきと学びに繋がればと思ってのことだ。
(まだ返信は少ないが)彼らの意外な自己評価にいささか驚いている。
私からすれば「こいつ、ものすごくがんばったやん」と思える生徒が低い点数を付けたり、
「一体何してたんや」と思いたくなるような生徒が驚くべき高得点を申告してきたりする。
う〜ん。謎や。
まあ、自己評価やからどないな点数付けても勝手なのだし、こちらが口を挟むことでもないのだが、総じて、自分に甘いなと感じてしまう。
え?自分に甘い?そりゃ、あんたのことやろ!ってかい。
慥かにね。こりゃまた失礼。
さて、もうしばらく楽しませてもらうとするか。
- 16.9.13 説明会
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連日の女子校。今日も北川景子クラスの美少女達に会えるかと、喜び勇んで出かけたが・・・。
あれ?誰もいないぞ。おかしい。
守衛の人に尋ねる。
「あの〜、今日説明会があるときいて伺ったので酒が・・・」
「あ〜、それホテルですわ」
「え?あ!が〜ん!。分かりました。向かいま酒」
また、やってしまった。
慌てて駅に引き返す。
内心焦りながら、踏切が上がるのを待っていたら、謎の老婦人に傘を差し出された。
「まだこの雨は上がりそうにないですわね」
上品な方だったが、言っていることが意味不明。新手のナンパか?
「あ、傘なら持ってますねん」
「え?あら、じゃぁ、どうしてお差しにならないの?」
(あのね。こっちは急いでいるの。傘を開く間も惜しいの)と言いかけたが、向こうの言うことの方が正しい。
「ええ、もう駅は目の前で酒から」
「あちらに見える古墳。行かれたことはありますか?」
「・・・。(古墳よりムカフ〜ンじゃ!)いいえ。私はこちらには滅多に来ませんので(実際10年ぶりくらいだ)」
「あら、それは残念ですわね。この駅名(帝塚山)の由来は帝のお墓という意味ですのよ。ホホホ」
こちらは、トホホじゃ!
やっと、踏切が上がった。
「失礼します」
「まあ、お気を付けてね」
やっと解放されたと思いきや、電車の中でも目の前に座っておられた。
流石に今度は無視させていただきま酒た。
ホテル到着。完全に遅刻だ。エレベーターのボタンを押す。
私以外にもう一方乗っておられたが、おかしい。動かない。
仕方ない。別の入り口から入ろう。
エレベーターを飛び出し、記憶を頼りに入り口を目指す。
おかしい。ない!何処にもない!慥かここにあったはずなのに。
工事中のため、入り口は閉鎖されていたようだ。
再び、エレベーターに戻る。
別の方がボタンを押してくれた。今度は動いた。
謎(※)に包まれたまま、とにかく会場へ。
そりゃもう汗だくよ。
学校に着くまでも、一度意味不明の途中下車をして、全然違うの駅の駅前を彷徨っていたしね。
幸い、前の方の席が空いていた。
テーブルの上の水は一気飲み。供されたコーヒーはホットだったが、これまたがぶ飲み。
隣が空席だったので、そこの水もいただいた。おかげで、お腹はチャプチャプ言っていた。
まあ、時間にかなり余裕を持って出かけていたので(1番乗りが好きなのだ)、10分ほどの遅刻で済んだ。
とりあえず、当初の目的は果たせたから、良しとしようか。(自分に甘いな〜)
校長先生にもご挨拶できたしね。初対面の筈なのに、何故か私を知っておられて、びっくり。(営業トークかも知れないが)
どうか、我が生徒がこの学校にご縁をいただけま酒ように!
※ 原因は帰りのエレベーターで判明。
私は1階から乗り込み、1階のボタンを連打していたようだ。
そりゃ動かないわな。同乗したご婦人。ご迷惑をおかけいたしま酒た。
- 16.9.14 『GO!』
-
楽しみにしていたTVドラマが終わってしまった。
生徒達の中にもファンは多かったようで、授業中によくネタとして使わせてもらった。
「5」が出てくる度に目を剥いて『GO!』と言うのも、なかなかの苦行だったけどね。
え?何の話かって?
ほら、あれで酒よ。北川景子主演の『家売るオンナ』。
誤解しないでね。北川景子が好きなわけじゃないのよ。(もちろん、嫌いじゃないけどさ)
偶々見た初回が面白かったから、続けて見ただけなのよ。
ストーリー自体に、あまり共感は覚えなかった。
ただ、「私はお客様の人生を預かっています(もしかしたら「与っている」かも)」のフレーズには痺れたね。
だって、私の考えと全く一緒だったからさ。
私も、生徒一人一人の人生を与っている。
生徒をお預かりした段階で、私の与りは始まる。
どうでも良い人生などあるはずは無い。
その子達へ最良のプランを提案したいと、いつも真剣に考えている。
「私の仕事は家を売ることです」と、北川景子はキッパリと言っていた。
そして、こうも言っていた。
「私に売れない家はない!」とね。
格好良いじゃない。
私も真似させてもらおうかな。
「私の仕事は夢を叶えさせることです」
「私に叶えさせられない夢はない!」
なんて、言い切れたら良いな〜。
はい、がんばりま酒。
下世話ながら最後に一言。
「続編希望!」
ね、みんなもそう思うでしょ!
- 16.9.15 気力
-
幸せってなんだろう。
ふと思うことがある。
ウソつきや悪い奴らばかりが得をして、正直者が馬鹿を見る。
子どもの頃からよく耳にしたフレーズだが、その頃は他人事のように感じていた。
いや、本当は我が家も同じような状況だっただろうに、それに気が付いていなかった馬鹿息子。
その罰が今頃回ってきたのだろうか。
いくら頑張っても改善されない。苦しいばかりの毎日。正直疲れた。
いや、全ては自業自得。己の不徳がなせる業。
こんなところで愚痴をこぼしている時間があるなら、先ず動け。
やってできないことはない。やらずにできることもない。
いつも偉そうに言っているじゃないか。さあ、GO!
- 16.9.16 集中力
-
技量が等しければ、勝負の行方は何で決まるか。
おそらくそれは、精神力。けして運ではないはずだ。
ひいては、それは集中力の差になるのではないだろうか。
今さらながら、その当たり前を実感している56才の秋。
- 16.9.17 不正使用
-
えらいこっちゃ!えらいこっちゃ!
私のクレジットカードが不正使用された。
『カード利用のお知らせ』メールが届いたが、全く身に覚えのない利用明細だった。
金額は128,000円。何じゃこりゃ!と見ると掃除機4台をクーポンで購入したことになっている。(4台も掃除機が要るわけないやろ)
そのクーポンサイトで確認すると、既に購入済みで、返金やキャンセルは効かないと書いてある。
購入者は私になっているが、届け先は見たこともない東京の住所。しかも、既に発送されているらしい。
明らかに取り込み詐欺だ。
急いでそのクーポン会社に電話をかけたが、営業時間外(そりゃ夜中の1時だものね)で、連休明けまで連絡は取れない。
今度は警察へ。当直の警官が対応してくれたが、話がかみ合わない。聞けば、交通課の人らしい。改めて連絡をもらうことになった。
電話は午前中にかかってきたが、警察は取り上げてくれないようだ。被害者は私ではなく、カード会社になるそうだ。(なんでやねん!)
カード会社に連絡するも、「クーポン会社と交渉してくれ」の一点張り。
「そのクーポン会社とは営業時間外なので連絡が取れない」といくら言っても、「連休明けまで待つしかないですね」と取り合ってくれない。
一応、カードは使用停止にしてもらったが、請求は取り消しにはならないそうだ。
う〜ん。困った。
笑い事ではない。おおごとなのだ。
それにしても、一体、いつ、カード情報が抜き取られたのだろう。
パソコンからなのか。ウイルスには感染していないはずなのだが。
パスワードを知っている者の仕業とすれば、誰?
とにかく、早急に全てのパスワードを変更する必要がある。
あ〜あ。最低の気分だ。折角、ハニーの誕生日だというのにな。
- 16.9.18 ローザ・ロッサ
-
ハニー40数回目の誕生日。
長男も祝いに駆けつけてくれた。
先ずは、食事。予定していた店を急遽変更したが、なかなかアタリの店だった。
ただ、あまりにも量が多かった。メインが出てくる頃には、ハニーも息子も満腹。
「もう、食べられへん!」って、もったいなさ過ぎでしょ。
次に訪れる機会があれば、ペースを考えながら食べたいと思う。
ひたすら飲み続けた私は、もうヘロヘロ。
調子に乗って、ビールにワインに日本酒と飲み続けたため、勘定もとんでもない金額になっていた。
次からは、この点も注意しなければ。
食事の後は、 いつものBARへ。
いつもと言っても、年に1回か2回訪れるだけなのだが、マスターはそんな客でもちゃんと覚えている。
この前はいつ行ったのだろう。1年ぶりになるのかな。
恒例の「今日は何の日だ?!」には「結婚記念日?」「ブッブー!」とハズレだったが、許しちゃお。
なんせ、今宵の目的は息子に美味い酒を呑ませることだからね。おっと、いけない。主役はハニーだった。
今回も素敵なお酒をたくさん披露して下さった。
ハニーと息子のリクエストは『スッキリしたお酒』。私は『トリッキーなお酒』。
炎に包まれたウイスキーが、滝のように2つのグラスを行ったり来たり。幻想的なショーだった。カクテルの名前は忘れたけど。
2杯目にいだいたワインベースのカクテルが美味しかった。
『ローザ・ロッサ』と言うらしい。お気に入りに追加じゃ。
蒸し暑い夜だったが、素敵な時間を過ごせた。
ハニー。お互い、元気に長生きしようね。
写真は撮りま酒たが、今回は非公開で酒。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 16.9.19 老人
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「敬老の日」に事寄せて。
私は老人なのだろうか?中年なのだろうか?
ふと、考えてしまった。
年齢で厳密な線引きがあるわけはない。(諸説あるようだけどね)
時代の違いもあるだろう。
私が子どもの頃の感覚だと、60歳なら当然老人。70歳を過ぎれば長老のイメージがあった。
けれど、現代では70歳でも元気で若々しい人はいくらでもいる。
じゃ、その違いは精神的なものなのか。
物事への関心が薄らいでいくことが老化の第一歩なのか。
それなら慥かに私は老化している。
いや、まだ新しい事への興味も関心もある。じゃ、若いのか?ありえんな。
もう、よう分からん。
そもそも、「老いる」ことは良くないことなのか。
死に近づいているという意味では、「老い」はマイナスイメージだけど、経験値を高めるという意味では、けして悪いことでもないように思うのだが。
え?これって開き直り?
まあ、いくら気が若くても、肉体的には若くないことは慥かなのだから、過激な行動は控えようか。
この考え方が、衰えを加速させているようにも思えるのだけどね。
悩める中年(←あえて)のカッパちゃんで酒た。
- 16.9.20 台風
-
悩める中年はいつも悩んでいるのだ。
どうしよう?
今日の授業を行うべきか。中止にするべきか。
現在も警報は出ている。台風は接近中。
常識的に考えれば、中止が妥当だろう。
けど、できるならば強行したい。
振り替え日の設定や人の手配が大変なのだ。
けど、安全が一番だしな〜。
あれ?何とかなりそう。今週は秋分の日があるし。
お〜!何とかなった。
よし!中止決定じゃ!
只今の時刻17:00。授業開始予定時刻だ。
雨。降ってません。
できたがな!思いっ切り、後悔!
台風なんて大嫌いだ〜!!
- 16.9.21 長袖
-
授業を中止にしたお陰で、たくさん眠れた。
久し振りの8時間睡眠だ。
だから私は元気で酒。
さて、今日から長袖。
でも、暑い。
早く慣れないと。
- 16.9.22 秋分の日
-
今年は9月22日が秋分の日だった。昨年は9月23日だったのに。
なじぇ?
ふぉふぉふぉ!カッパちゃんは知っているのだ。(と言うより、調べただけなのだが)
だって、生徒達に聞かれたら困るもんね。
「秋分の日は地球が秋分点を通過する日です。それを日付に変更する暦の方がずれますから、秋分の日は9月22日〜24日の範囲で変動します」
だってさ。
まあ、閏年と似たようなもんだわね。
因みに、2020年も9月22日だそうな。
現在、先日の台風の振り替え授業のため、6年生は夏休みよりもハードな9時間授業を体験中。
こうなるから、あまり振り替えはしたくないのよね。
まあ、仕方ない。家でしない分、ここでがんばれ!って言いすぎか?
私も長い一日を教室で過ごすことになるが、全く違和感はない。
朝から晩までいるのにも、もう慣れた。
まあ、しばらくは休日には無縁な生活が続くだろうな。って、毎年のことやんか。
- 16.9.23 学校ビデオ
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学校説明会も終盤。私の予定はあと1校を残すのみとなった。
説明会の開始前や途中に、学校紹介のビデオを流す学校が多い。
TVでオンエアーされたものを流す場合は面白いものもあるが、大抵はあまり面白くはない。
毎年同じビデオを見せられると、さすがにいい加減飽きてくる。
そんなときの楽しみは、卒業生がビデオに登場していないかを探すこと。
しかし、映っていても一瞬の場合が多いので、ぼんやりしていたら見逃してしまう。
今回訪れた学校は2年前にビデオが更新された。
以前のビデオには、制服紹介のコーナーで教え子が登場していたが、新しいビデオに教え子達を発見することはできなかった。
説明会の内容は、また少し改善されていた。けど、やはり長い。危うく睡魔に負けるところだった。
帰りに、お寺にお詣りしようかとも思ったが、ちょうど彼岸の縁日に当たっていたようで、結構な人出。
改修が終わった五重塔にも上りたかったのだが、泣く泣く断念(←ウソ)。
恐怖の登頂は、次の機会に委ねることにした。
あ、いけない。2年前のお礼参りがまだだった。
仕方ない。来年の合格祈願まで待ってもらうとするか。
- 16.9.24 プレゼント
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いつもはもらうばかりのプレゼント。(←おいおい)
久し振りに人の為に選んでみた。
無難なところでネクタイをと思ったが、これがまた難しかった。
そもそもセンスのかけらもない私。
一人で選べばとんでもないチョイスをしそうだし、店員に任せたらぼられるに違いない。
ここはハニーの出番でしょ。しかし、ハニーも若者の好みはよく分からんと言う。
あれこれ目移りした挙げ句、結局、おとなしめの品に落ち着いた。
けど、相手の喜ぶ顔をイメージしながらする品選びは、結構楽しかった。
喜んでもらえたら良いんだけどな。
- 16.9.25 錯覚
-
ときどき思うことがある。
「私は今(本当に)生きているのだろうか?」と。
慥かに生きているだろう。けれど、もしかしたら、それは勘違いなのかも知れない。
本当の私はすでにこの世から消えていて、精神だけが彷徨い続けているのではないか。
私の行動の全ては幻で、私は夢を見ているだけではないのか。
と、考えてしまうのだ。
この手の話は、小説や映画の中によくある。
『シックスセンス』何かもそうだったなぁ。
今読んでいる重松清の小説『ゼツメツ少年』の影響かも知れない。
ただ、毎日があっと言う間に過ぎて、そして同じような日々がくり返される。
平凡を喜ぶべきなのだろうが、もう少し生きている実感を味わいたいとも思う。
- 16.9.26 『ゼツメツ少年』
-
読み切った。切ない話だった。
自ら命を絶った子ども達の話。いじめが原因だったり、親のゆがんだ愛情が原因だったり。
読後の爽快さはない。設定自体は面白かった(作家のセンセイが登場人物達と対話し、翻弄される)のだが、内容が重い。個人的にはあまりお薦めしたくない。
みんな居場所を求めている。
それは、子どもでも大人でも同じ。
ただ、子どもは弱い。重圧や他からの攻撃を躱す術を知らない。
だから、あきらめる。(私たち大人からすれば)簡単に。
もっと強くあれ!と願うのだが、一方的に押しつけてはいけないか。
助けを求めている信号に気が付かない大人にも責任はあるしね。
最後に、親から子へのメッセージが書かれていた。
親としての想いが、とても良く表されていた。ネタバレになるが、紹介したい。(会話以外は省略しておりま酒)「一番大事なものは、夢でもないし、希望でもないし、優しさとか誇りとか、そんなものでもないんだ。それはぜんぶ、二番目に大事なものなんだよ」
今度は、もっと軽い本にしようか。
「じゃあ、一番って、なに?」
「簡単なんだ。簡単すぎて、親はつい子どもに伝えるのを忘れちゃうんだ。子どもが生まれた瞬間は、みんな、親は誰だって思うことなんだけどな」
「生きてほしかったんだ」
「生きてほしい・・・・・ずっと、ずっと、生きてほしい・・・・・夢なんかなくても、優しくなくても、正義の味方なんかじゃなくてもいいから、生きていれば・・・・・明日、夢が見つかるかもしれないし、明日、自分が自分であるという誇りが持てるかもしれない。それでいいんだよ」
「生きるっていうのは、なにかを信じていられるっていうことなんだよ」
と、『赤ヘル1975』を読み始めている。
けして、俄カープファンになったわけではないぞ!
これが、なかなか下品で面白い。
ただ、これも同じ作者(重松清)だから、油断はできないけどね。
- 16.9.27 慶び
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珍しく、目出度いニュースが続いた。
もっとも私のことではない。
卒業生たちの話だが、嬉しいのには変わりない。
2期生S君。
第二子誕生。目のパッチリとした可愛いお嬢さんだ。
2年前に結婚。昨年長女が誕生。そして、今年は次女誕生と、ハイペースで幸せ更新中の彼。
この調子で、将来の私の教え子を量産しておくれ。
9期生Sさん。
結婚。2日前が披露宴だったようだ。
この前呑んだときには(あれ?いつだったかな。2年前?1年前)「そんなのまだまだですよ〜」と言っていたのに。
えらい男前と一緒になっていた。けしからん!(←おいおい!)
FACEBOOKに上げられていた動画を見たが、授業中は良く涙目になっていた女の子が、すっかり美しい女性になっていた。
末永くお幸せにね。
4期生O君。
披露宴の案内状が届いた。もちろん参加させていただく。
けど、その日の授業どうしよう。
呑まずにいられたら良いのだが、自信ないしな〜。
ま、なんとかなるでしょ。
「(よし)幸せになるぞ!」と力を込めて呟いたら、寝ていたはずのハニーが「Sさんのこと?」と訊いてきた。
「ちゃうで!私たちのことやで」
「そうね。幸せになれると良いわね。(けど)なれるかな〜」
「おいおい、金がないだけで、他は十分に幸せやんか」
「・・・」
ハニーの無言が、彼女の気持ちを物語っていた。
ごめんね。ハニー。
- 16.9.28 81歳
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孝行もできぬまま、また1年経った。
今日は母の誕生日。なのに、それを失念し、ハニーに教えてもらう体たらく。
いくら忙しいからと言っても、心を亡くしてはいけない。
あ〜。情けない。
ハニーを幸せにする。母に楽をさせる。共に叶えられていないダメ男。
このままじゃ、本当に口だけ男になってしまうぞ。
- 16.9.29 コンビ
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いつもコンビで登場する卒業生がいる。
昨日も2人で現れた。(トリオで来たこともあったが)
久しく顔を見ていないと思ったら、同窓会以来、1年ぶりだった。
一人はやたらとデカくなっていた。182cmあるという。
生徒が新しい先生?と勘違いしたくらい。
ちなみにその生徒。どうやら、彼のような男性がタイプのようだ。
だって、昨年、彼の兄が来たとき、見とれて壁にぶつかっていたものね。
きっと弟君もイケメンになるのだろう。
見た目だけではない。中身もずいぶん成長していた。
彼の口から、進路についての話が出るなんて。正直驚いたが、当然かもね。もう校2年生だもの。
もう一人は、やや幼さは残るものの、自分の将来のビジョンはちゃんと(?)たっているようだ。
折角来てくれたのに、ろくに話もできなかった。
ごめんね。懲りずに、また来てね。
次に会うときは、更に成長しているだろう。楽しみだ。
- 16.9.30 24歳
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次男の誕生日。24歳になった。
最近、彼のことをよく思い出す。
幼かった頃。無邪気でお茶目で可愛かったな〜。
小学生高学年くらいからだんだん口数が減り、高校生になった頃には殆ど会話がなくなったが、男の子なんてこんなものなのだろう。
東京へ出て、ますます疎遠になってしまった。顔を見るのは年に数日。正直、寂しい。
社会人になり、一人暮らしが始まった。
元気にしているか?お金は大丈夫か?
心配しだしたらキリがないが、それでも親は心配するもんだ。
次に会えるのは、正月かな。
とにかく、体には気をつけてね。