- 12.1.1 年賀状
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長男に届いた1枚の年賀状。
あれ、どこかで見たような筆跡だぞ。
それもそのはず、差出人は長男本人だった。
ただし、10年前の。
長男が小学4年生の時だった。
彼のクラスで『2分の1 成人式』なるものが行われた。
授業参観日に行われたので、(当然)私も出席させて頂いたが、とても心温まる素敵な会だった。
その時の催しの一環だったのだろう。
10年後の自分に手紙を書き、タイムカプセルも埋めていたらしい。
その手紙が今回届いた年賀状だったようだ。
いい話じゃないか。当時の担任の先生(べっぴんさん)に感謝だ。
長男は今年成人式。
その一足前に、タイムカプセルを開けるために仲間と(もちろん先生も)集まるのだという。
10年前のピュアな自分に再会して何を想うだろうか。
あかん。泣けてきた。
- 12.1.2 年賀状2
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年賀状は、出した相手から届くと、嬉しい。
メンバーは固定されつつあるが、安心できるというか。ちゃんと届くとホットする。
出さなかった相手から届くと、気まずい。
今年は数枚。困るのは、書いたかどうか記憶があやふやな場合だ。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
出した相手から返ってこなかったり、住所不明で返ってきたりすると、悲しい。
圧倒的大多数はこれ。600枚以上出したけど、受け取ったのは100枚程度。特にだんだん連絡先の分からない卒業生が増えていくのが切ない。今年も10数枚が届かなかった。
高校時代までは、出した出さなかったを結構気にしていた。
折角書いたのに来なかったら、「何でやね〜ん」と憤ってみたり。結局、子どもだったのね。
高校卒業〜結婚までは、ムッチャゃいい加減。
「来たら返すわ」程度の年もあった。当然届く枚数は次第に減っていく。もともと友人と呼べる奴も少なかったしね。
結婚してからは、親戚関係が急激に増えたが、正直滅多に会わない人ばかりだから感激は薄い。
やっぱり一番嬉しいのは、教え子達からもらう年賀状。
年賀状のやりとりだけになってしまったような子も多いが、葉書を見た瞬間に蘇る思い出の数々。
会いたいな〜。元気にしているかな〜。
たまに、「あれ?コイツ誰?」と首をかしげる事がある。
「???」よく見ると、旧姓○○とある。
今年も数人、名前が変わった生徒がいた。
そうだよね。そういう年になったんだよね。
幸せになるんだぞ。みんな、がんばれ〜!
- 12.1.3 教え子と
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年賀状ネタで引っぱりすぎたか?
でも、年賀状をもらうのは嬉しいんだも〜ん!
けど、もっと嬉しいのは、教え子が訪ねてきてくれること。
元スタッフだったO君がやって来た。
1年以上のご無沙汰だ。相変わらず背が高い。
仕事を適当に切り上げ、呑みに行くことに。
ちょうど「寿司屋で働いてます」という年賀状をもらっていたので、その教え子の店にレッツゴー!
あいにく、彼はお休み。再会は果たせなかったが、また機会はあるだろう。
O君とは盛り上がった。
仕事の話から、恋愛話まで、あっち飛びこっち飛び、最後はいつものように意味不明な事を叫んでいた(ような)。
次の日は、今年初の二日酔い。まあ、すぐに回復したから良しとしようか。
お〜い。教え子達。もっともっと会いに来ておくれ。
- 12.1.4 合格祈願12
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寒かった〜!
風が強くて、骨身に染みた。
絵馬に書く字が震える。
それでも、ちゃんと全員のお願いしてきま酒たよ。
神様。今年も無理難題をお願いしましたが、どうぞよろしくお願いしま酒。
それにしても、忙しい一日だった。
朝から入試応援。
一旦帰宅で、長男との別れ。
教材作成。
母を誘い、合格祈願。
2度目の帰宅を果たしたときはすでに18:00前。
それから、同級生と一献。
関東にいるとばかり思っていた旧友が、実は奈良に来ていると知ったのは今年の年賀状で。
すぐさま連絡を入れたら、「おいでおいで」のラブコール。
社交辞令と本音の区別がつかない永遠の少年=カッパちゃん。
新年早々ご自宅にお邪魔してしまった。
素敵な奥様と可愛い坊ちゃん達を相手に訳の分からぬ事を言い続けたあほガッパ。
延々と呑み続け、最後はハニーに迎えに来てもらう始末。
「また来て下さいね」の言葉を真に受けて良いのか分からないが、とても楽しい時間を過ごさせて頂いた。
ありがとうございま酒た。きっとまたお邪魔しま酒!
あ!記念写真撮るの忘れた。
- 12.1.5 正月終了
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息子達が行ってしまった。
長男は、「一年帰れない宣言」を残し、次男とはろくに別れの挨拶も交わせなかった。
寂しくなるが仕方ない。元気で過ごせ!
祭りは終わった。また日常が始まる。
- 12.1.6 マフラー
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今日からマフラー。
昨日まで、マスクでなんとか寒さを凌いできたが、そろそろ限界。
おかげでとっても暖かだ。
あと10日ちょっと。今倒れる訳にはいかない。
よ〜し、明日からは腹巻きも追加だぜ。
- 12.1.7 異種格闘技
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眠さと寒さはどちらが勝つか?
ひもじさと眠さはどちらが勝つか?
答は後日。
眠くて・寒くて・ひもじかった・カッパちゃんで酒た。
- 12.1.8 すれ違い
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長男が帰ってくる。明日の成人式出席&今宵のタイムカプセル開封のためにだ。
今回は夜行バスで。しかし、バスが奈良に着くのは午前7:00過ぎ。私が家を出たのは6:30。
今晩は我が家に泊まるが、私はその頃四国にいる。道後温泉で呑んでいるはず。
明日、私が帰宅する頃には、もう東京に向かっているだろう。
う〜ん。会いたいのに会えない。悲運の恋愛ドラマみたいだ。
息子よ。成人、おめでとう!
- 12.1.9 嗚呼、道後温泉
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TORAさんに会えた。何年ぶりだろうか。
ご存じない方のために一応書かせて頂こう。
日本には私より凄い算数の先生が2人いるが、そのうちのお一人がTORAさんなのだ。
当然ながら、私は彼の大ファン。
しかし、彼の魅力を語るには紙面が足りない。いや、何日かかっても語り尽くせないだろう。
昨日は、生徒達の受験引率で松山に来られていたのを、無理矢理お付き合い頂いた。
我が生徒の顔を見てから、すぐさまTORAさん宿泊のホテルへ。なんと、私の泊まるホテルのすぐそばだった。
生徒さん達にも会わせてもらった。
流石はTOARAさんの生徒さん達。みな素直で明るい。性格も良い子ばかりで、すっかり好きになってしまった。
その生徒さん達には申し訳なかったが、TORAさんを引っ張り出し、再会の祝杯を挙げた。
話は尽きない。塾経営の話から、生徒の話はもちろん、家族の話まで。
算数の解き方を伝授してもらいたかったが、酔った頭には勿体ない。と言うより理解できそうにない。
それでも、授業の極意を教えて頂き、感謝感激。
しかし、ついつい調子に乗って呑みすぎてしまった。
いつものことだろ!なんて言わないで。いや、いつものこと何で酒けどね。
量はそれ程でもなかったのだが、嬉しさ故に酔いが回る。
ホテルに戻ったのはまだ12:00前だったが、結局、風呂にも行かず、バタンキュウ。
嗚呼、道後温泉よ。いずこ?
今朝、目覚めて愕然。
脱ぎ散らかした衣類がテーブルの上に。ま、当然でしょ。
しかし、その全てが濡れている。
マフラー、ネクタイ。腹巻きまでしっとり。ちゃう、もう、びっちょり。
一体何が起こったのじゃ?
理解するまでに数分(数秒)かかった。
どうやら、寝酒に買ったビールが犯人のようだ。
携帯にも被害は及んでいた。
ま、少し濡れてはいたが電源も入ったし、一安心。
痛い頭をなだめつつ、さあ応援に出発じゃ!
ところが、安心するのは早過ぎた。
午前中はちゃんと働いてくれた携帯だが、いきなりうんともすんとも言わなくなった。
電池切れかと思ったが、電池を替えても同じこと。
あっちゃ〜!やってもうた。
きっちり水没マークまで出ていた。
落ち込む私とは無関係に、試験は無事?終了。
算数は難しかったように感じたが、我が教え子曰く「できた!」。今はその言葉を信じておこう。
TORAさんとは再会を約束し、涙の別れ。私は寮の見学へ。
長男の住んでいた寮の100倍は綺麗で、広かった。
空港まで行ったが、帰りの飛行機(プロペラ機を避けたが故にかなり遅い時間)まではまだ余裕がある。
「よ〜し、今度こそ温泉に入るぞ!」と意気込んでみたが、甘かった。
道後温泉までの往復に時間がかかることを計算に入れていなかった。
タクシーなら早いが、片道3000円超を出してまでも風呂に入りたいか?って話だ。
泣く泣く断念。
嗚呼、道後温泉よ。いずこ?
時間つなぎに食した「じゃこかつ」は今一つの味だった。やっぱ「じゃこ天」最高!
帰宅前に携帯ショップに寄ったものの、水没した携帯のデータは復活しなかった。
泣く泣く機種変。(よく泣く日だ)
アドレス入力など、しばらくは時間が取られそう。
一番大事なこの時期に、私は一体何をしてるんのだろう?
自業自得とはいえ、情けない。ホンマあかんで、このドアホ!!
- 12.1.10 携帯
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旅の疲れはとれたものの、携帯ショックからまだ立ち直れずにいる。
3年前に一度保存しておいたデータがあったからまだよかったようなものの、それでも数十人の電話番号やアドレスが消えてしまった。
新しい機種の使い方もまだよく分からない。
おサイフ携帯に残っていた数千円も復活できるか不明だし、失ったものは大きい。
何より、気に入っていたのだ。カッパのシールを貼って喜んでいたのに。
新年にひいたおみくじにはろくな事が書いてなかったが、それでも小吉。「水難の相」とはなかったのになぁ〜。
いつまでもボンヤリしていられるほど暇ではないが、昨夜は日記を書くことすら忘れていた。
早く回復しなくっちゃ。
- 12.1.11 前受け終了
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前哨戦終了。結果も全て判明した。
一応全員が入試を経験し、全員が合格を手にした。
けど、全く安心はできない。
地方の学校には悪いが、ここまでは謂わばリハーサル。本番はこれから。
この段階で緩んでいるような者には、勝利の女神は微笑まない。
さあ、皆の衆。気を引き締めてファイト〜!オ〜!
- 12.1.12 あじゅ〜!
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みんないってしまった。
今日は6年生の最終授業。
先ほどそれも終わり、とうとう教室には誰もいなくなった。
最後の最後まで怒られていた、ほんま頼りない連中だった。
どうして人の話が聴けないんだろう。
どうして集中できないんだろう。
どうして同じ間違いをくり返すのだろう。
悩まされ続けた学年だった。
個々のポテンシャルは高いのに、何故?
仕上がりも悪く、最後まで心配は尽きなかった。
けれど、みんなよい子だった。性格は素直で、可愛らしい子ばかり。
多少いい加減な所はあったが、子どもらしい幼さと言えば、まあ許せる範囲だ。
彼らは彼らなりに一生懸命だったんだ。
それを認めようとしなかった私の方が心が狭い。
これから正に最後の勝負に臨む彼らに、涙は見せられない。
だから、一人一人に手紙を書いた。
感傷に浸っている場合でないのは百も承知だ。
けれど、今晩だけは許して欲しい。
悲しくはない。それでも、きっと泣くとも思いま酒。
- 12.1.13 前夜
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もうみんな眠っただろうか?
いや、まだ早いかな。
はやる気持ちを落ち着かせ、ゆっくり眠り、静かに明日を迎えてもらいたいものだ。
私の経験で言うと、試験前夜は神経がたかぶって眠れなかった。
一年目の共通一次。時計の音ばかりが耳に付き、ほとんど一睡もできなかった。
二年目の共通一次。昨年の反省で前々日から徹夜をし、倒れるように眠りこけた。
三年目の共通一次。おいおいお前何回受けるねん?ま、良いではないか。けど、覚えていない。
あ!そうだ、今日は「13日の金曜日」だ。
では、問題。
今年「13日の金曜日」は何回あるでしょう。
こんなの出たら嬉しいな。閏年には気をつけるんだぞ。
- 12.1.14 初日
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落ち着かない。
時計を見る。「ああ、理科が終わった」
また時計を見る。「算数が始まった」
気を紛らわす為に、単純作業にとりかかるが、それでも時間ばかりが気になる。
一斉入試初日。
生徒達は頑張れただろうか?
平常心で臨めば道は開かれると思うが、今朝の電話ではみな緊張していた。
上擦った声が彼らの様子を物語っていた。
中には、今日が何曜日かを即答できない子もいた。
「終わりました」
一人の生徒から電話がかかってきた。
やはり不安なのだろう。
声はいつもと変わらなかったが、果たしてどうだろう。
成果は如何にと聞きたいところだが、もう済んでしまったことを尋ねても仕方ない。
土壇場での精神力。これが明暗を分ける。さあ、ここ数日が勝負じゃ。ふんばれ!
- 12.1.15 人生
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入試応援の道すがら、ふと感じた。
「人生って何だろう?」
私は一人生徒が入塾するたびに、その子の人生を預かるつもりでいる。
決して大袈裟ではない。
私のしている仕事。(思い上がりなのかも知れないが)人生を決定しなくとも、左右するくらいの大事な局面に関わっているのではないだろうか。
だから、生徒達には厳しいことを要求し続ける。
精一杯の努力をしている子ども達へ、私なりの精一杯の応援を続けてきたつもりだ。
もちろん、結果で判断するつもりは毛頭無い。(毛根もないやん何て言わないで)
それでも、結果を目の前に突きつけられると、己の無力さをつくづく感じてしまう。
- 12.1.16 水難
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今年は水難注意なのか。
正月3日にトイレ水漏れ大洪水。
先週、四国にてカッパ携帯溺死。
今朝、トイレのバケツに読みかけの本墜落。
気を付けよっと。
予期せぬ事ばかり起こる。
- 12.1.17 ソロモン流
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高濱先生のことは以前も書いた。
今は、押しも押されぬ「カリスマ塾講師」だ。
マスコミが大袈裟に取り上げることに文句はない。寵児扱いを羨むつもりも毛頭無い。
が、表面の評判には違和感を憶える。彼の魅力はもっと深いのだ。
先日偶然TV欄で見つけた、スーパー塾講師云々の文字。
「ソロモン流」。テレビ東京だから関西ではあまり知られていない(私が知らないだけ?)のか、とにかく私は初めて知った。
誰かのことかと思ったら、高濱先生だった。
そのビデオを、昨日観た。(そう言えば、正月に撮り貯めしたビデオ。まだほとんど観ていない。「はじめてのおつかい」を見ただけ)
授業風景が映されていたが、感心した。
生徒達が元気なのだ。テレも衒いもなく、大きな声で「できた〜!」と叫んでいる。先生もいっしょにだ。
あの授業を展開するには、ものすごいエネルギーが必要になる。
テンポは速いが、子どもたちはしっかり反応している。飽きささず集中させている証拠だ。
教材にも工夫が施されていた。
いいな〜。私も見習わなければ。
番組では、人間「高濱正伸」の部分にもスポットが当てられていた。
若かりし頃の写真には余りの若さ(?)に驚かされたが、やっぱり最後は泣いちゃいま酒た。
ますますファンになったカッパちゃん。共著の提案を辞退するんじゃなかったかな〜と、今さらながら後悔しておりま酒。
- 12.1.18 やる気
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新6年生の授業をスタートさせた。
みな、気合いが入っており、やる気が伝わってきた。
おかげで気持ちの良い授業ができた。
いいぞ!皆の衆。今の気持ちを忘れずに、がんばろう。
ファイト〜!オ〜!
- 12.1.19 緩和
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今朝は入試応援はナシ。
早寝早起きに慣れてしまったため、一旦4:00頃に目覚めたが、久しぶりに二度寝。
魘されることもなく、ゆっくり眠れた。
まだ入試が残っている生徒には申し訳ないが、ちょっぴり緊張を緩めさせてもらった。
天気はあいにくだが、今から出かける。
目指すは京都。P姐御に会いに行くのだ。
ハニーと姐御のデートを邪魔するつもりはないのだが、私だってたまにははしゃぎたい。
私が合流することは内緒にしてある。驚くだろうな〜。
待ってろよ!Pたん。
- 12.1.20 終了
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21期生の入試が終わった。
みんなよく頑張った。
希望通りの合格を手にした者もいる。無念の涙を流した者もいる。
けど、みんなよく頑張った。
合格。こんなに嬉しいことはない。努力が認められたんだものね。
不合格。自分の全てを否定されたような気がするかも知れないけど、そんなことはないんだよ。
たまたまそのテストとの相性が悪かっただけなんだから。
どこかで線が引かれる。これは仕方ない。
結果としては明暗が分かれるが、両者の違いはわずかだ。
驕り高ぶることは愚かだし、卑下する必要も全くない。
大切なことはこれからの人生、どう生きるかだ。
この数年間の努力を忘れず、これからも正々堂々と胸を張って歩んで欲しい。
- 12.1.21 鬼河童
先日、Pたんと呑んだお店。
名前が良いよね。「鬼河童」って、まるで私のこと?
Pタンは名古屋在住。私たちは奈良。
会うのは、間を取って、京都で。
酒豪の誉れ高いPたんだが、彼女と呑むのは実はこれが初めて。
少し遅れて登場したカッパちゃん。
店の入り口が狭く(京都の家はウナギの寝床だもんね)、どこから入れば良いか迷っていたことは黙っておこう。
Pたんは何となく私の訪れを予感していたらしく、余り驚かなかった。
かわりに、ハニーが驚く。
「あれ?上着どうしたの?」
しまった。慌てて出てきたものだから、コッテリしていた。
道理で寒かったわけだ。
先ずは、乾杯。
料理は小鉢ものが中心。どれもレベルは高かった。おばんざいの店を標榜するだけはある。
さあ、それからが大変。呑むわ、喋るわ。また呑むわ。喋って呑んで、また呑んで。
各自注文する飲み物がバラバラなのが面白い。
私は、ビールで始まり、日本酒。ハニーは、ビールから梅酒を挟んで、日本酒へ。
最後はみんなでワインを呑んでいたような気がするが、定かではない。
たとえ記憶はなくしても、楽しい時間はなくならない。
また会おうね、Pたん。
- 12.1.22 ドラマ「とんび」
-
重松清原作の「とんび」。
以前にも書かせてもらったが、その時も泣いた。今回も泣いた。
のっけから号泣だ。
正月特番?のドラマ(NHK)をやっと見ることができた。
前編で先ず泣いて、さぞ後編も・・・。
と思ったが、原作が歪められて「あれ?」と思う展開も多く、100%の感情移入はできなかった。
ドラマに脚色された段階で諦めなければならないのだが、そこをどこまで受け入れられるかは各人の度量の問題だろう。
それでも、秀逸の出来栄えであることは間違いない。
堤真一の演技が素晴らしかった。実の親子でもこここまではと思うほどの臭い?演技。
それでも、私はその一つ一つに涙した。
振り返れば、ハニーも泣いていた。
子を想う親の気持ち。これ程純粋で美しいものを、私は他には知らない。
Tさんも見たよね。
「3丁目の夕日'64」も観に行きたいのだが、今はちょっと無理かな。
- 12.1.23 今宵の酒は
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完全オフの日はまだ遠い。
今日は、卒業生へのプレゼントを買いに箕面まで。
毎年訪れている店だが、すっかり様変わりしていてビックリ。
これも経済情勢の影響だろうか。思い起こせば、昔は文具だけで一棟あったのが、今やただの文具コーナーだ。
しかも、季節もの(新入学生向け)と一般?は別々のフロアーで展開されていた。
ワンフロアーで揃えたかった(各階精算が鬱陶しい)が、念のためにと行った特別階の方が品揃えが豊富って、そりゃないやろ。
重い荷物を抱えて2階から7階まで。
恒例の品が値上がりしていたこともあって納得いかぬ買い物だったが、まあ仕方ないか。
さて、これからが今宵のメインイベント。
「何が良い?」スーパーでのハニーの問いに
「あっさりしていて汁系のお鍋」と答えたら、
目の前にあったのが、『野菜を一杯食べる鍋−あっさり塩味−』
まさにドンピシャ。即、決定。
仲良く(今日はペアルックだったのじゃ。痛いやろ!)お買い物を済ませ、さあ呑むぞ。
今宵の酒は、『万寿』と『麒麟山』。
どちらもすっきり美味しかった。
贅沢を味わいながら、すっかり良い気分。
プレゼントして下さった方々に感謝をしつつ、明日へのエネルギーをフルチャージ。
おおきに!ありがとう。
- 12.1.24 ISBN
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騙された。
ISBNが変わっていたら、内容も変わっていると思うじゃないか。
ま、確かめなかった私も悪いんだけど、本屋に見に行ったときはその本、運悪く品切れだったのよ。
で、ネットで注文したのが今日届いたが、全く変わっていなかった。
内容は何一つ変更されていない。ただ、表紙が替わっただけ。
これって、詐欺とちゃう?
前回は騙されなかったのだが、まさか続けてそのままとは。
恐るべし面の皮。○学○究○。そんなことやから電話帳も廃刊にするんや。
それにしても口惜しい。同じ本が4冊もあるなんて・・・。これじゃ「力の20000題」じゃないか。
- 12.1.25 インフルエンザ
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いくら注意していても罹るときは罹る。
仕方ないと言ってしまえばそれまでだが、予防には十分注意して欲しい。
ただでさえ少ない生徒の半数近くが欠席。
寂しいったらありゃしない。
みんな早く元気になって戻って来〜い!
東京は雪だそうだ。
次男は、体調を崩していると言っていた。
長男は、雪の中に突っ込んで行った?と聞いた。
我が子のことも心配だが、見も知らぬ多くの受験生たちがベストの状態で本番に望めますように。(あ〜偽善!)
- 12.1.26 痛い
目覚めると、体のあちこちが痛い。
先ず、頭。
そうだ、昨夜の酒宴の記憶が次第に蘇る。
同じ誕生日つながりで盛り上がったな〜。
けど、後半の記憶はない。失礼がなかったら良いのだが・・・。
全く自信はない。とっても、ふ・あ・ん。
次は、腰。
これは寝過ぎが原因。そりゃ10時間近くも寝たら腰も背中も痛くなるわいな。
最後に、手と膝。
擦りむいたようで血が滲んでいた。
そうだ。こけたんだった。
いや、転けたと言うより、落ちたと言った方がよいだろう。
道路わきの側溝に見事にはまった。
後ろの人が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれ、
「た、た、多分」と返事したまでは覚えている。
頬も擦りむいているし、一体どんな転け方したんだろう。
まあ、大事に至らずに済んで、よかった。よかった。
- 12.1.27 『天国までの百マイル』
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浅田次郎の小説『天国までの百マイル』。
一気に読んでしまった。
泣けた。泣けた。
泣いた後は、心が洗われたような清々しさが残った。
大人にお勧め。お子ちゃまには難しい。
映画にもなっているらしい。
借りて観ようっと!
- 12.1.28 TVドラマ
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由紀恵様主演のTVドラマ(名前も忘れた。とにかく先週始まった新番組だ)を見た。
期待が大きすぎたのだろうか。がっかりした。
あの方の美しさは際立っていたが、ストーリーが面白なさすぎる。はっきり言って下らない。
もともと恋愛ドラマは苦手。と言うより、大嫌い。
そもそも私のような(年代の?)者が見るドラマではないのだろう。
しかし、価値観の違い。こればかりはどうしようもない。
途中で消してしまった。おそらくもう見ないだろう。
せっかく由紀恵様が出演しているというのに、あ〜あ、つまらないな。
- 12.1.29 ある別れ
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アルゴクラブの生徒が卒業した。
引き続きお勉強コースにも通ってくれれば、こちらとしては嬉しいのだが、まあ遠方でもあるし、色々事情もあるのだろう。
そんなことより、3年間も通ってくれたことに感謝だ。
彼からは今までも何かとプレゼントを頂いた。
写真は、最後にもらったプレゼント。
「感謝」の文字が泣かせるね〜。
しばらくは呑まずに飾っておこう。
あじゅ〜!元気にがんばるんだぞ。
- 12.1.30 『3丁目の夕日'64』
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やっと完全オフ。嫌なことは忘れ、今年初の休日を満喫させて頂いた。
今日もペアルックで、痛い中年バカップルはお出かけなのじゃ。
先ずは、映画。もちろん『3丁目の夕日'64』。
3Dでも上映されているらしいが、敢えてノーマルを選ぶ。
けっして3D眼鏡の料金が惜しいのではない。ハニーが「3Dだとクラクラする」と言うからだ。
ノーマルの方でも劇場はほぼ満席だった。
映画を観ると言うよりも、懐かしい仲間たちと再会できたような感じだった。
そりゃ、前作も前前作も何度も観たものな〜。
出演者全員が他人に思えない。私の好きな俳優ばかりと言うこともあるのだろうが。
それにしても、あれから5年も経ったのか?不思議な気がする。
詳しい話は楽しみにしておられる方々の為に割愛するが、今回もとっても良い話で酒たよ。
吉岡秀隆の演技が、(わざとだとは分かっていても)わざとらしすぎるのが気にはなったが、はい、しっかり泣きま酒た。
それも、何回も何回も。
原作とかけ離れすぎてしまったのは、もう仕方ないだろう。
なんでも映画から小説が出来たらしい。今、隣でハニーが読んでいる。
とにかく、超お勧めで酒。
- 12.1.31 忍者
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「にんにん!」
映画の後は、京都まで足を延ばした。
新京極をぶらつくが、目的のカッパストラップは見当たらず、残念。
代わりに、河童のハンコを購入。コレクションが少し増えた。
それにしても、この辺りも変わった(と言えるほど知らないが)。
普通?のお土産屋さんが減ったのではと(ここへ来る度に)感じるが、何故だろう?
時代の流れ?そう言えば、みやげ物屋の人達はみな割と高齢だった。
そのまま流れて、錦市場を初散策。
甘納豆と地酒(京都ではなく宮城なのが謎だが)を購入して、いざ今宵の酒場へ。
目指すは「忍者レストラン」。
私は全く知らなかったが、偶然クーポンサイトで発見。ハニーによると、結構有名らしい。
少年時代は忍者大好きだったカッパちゃん。講談本を読み漁り、忍者については割と詳しかった。
店に向かう途中も、ワクワクしていた。
小路を抜けるといきなりお店が現れた。
おお!ここじゃないか。偶然とはいえ驚いた。地図も見ずに目的地に着いたのは初めてかも?
迷路のような狭い通路を通り、地下室と思しき、薄暗い部屋に案内される。
完全個室ではないが、いくつものブースに客席は区切られていた。
案内してくれたのも、オーダーをとりに来てくれたのも、全て忍者姿の若者達。
姫や殿と呼ばれるのは初めて。「無理して使こうてはるわ」と違和感を憶えた忍者言葉にも、次第に慣れてくる。
こちらも「合点、承知」「かたじけない」などと受け答えするが、やはり抵抗がある。
通常とは違った亜空間では、照れは無用なのに。
料理はまあまあ。いささか胃にもたれる感があったが、味を求める場所でもあるまい。
忍者によるマジックショーなどもあり、結構堪能させてもらった。
ハニーが喜んだから、私も満足だ。
半額クーポンがなければ、おそらく行かなかったとは思うが、想像以上に楽しめた。