- 19.12.1 師走
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ぎょえ〜!とうとう12月だ。
時間が経つのは年齢と共に早くなるのは分かっていたが、これほどまでとは。
やること、いっぱい。
やっていないこと、もっといっぱい。
一つずつ片付けていくしかないのは分かっているが・・・。
マズい。非常にマズいのだ。
- 19.12.2 赤ちゃんCM
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誰かが言っていた。
「赤ちゃんをCMに使うのはあざとい」と。
馬ッ鹿じゃないの!と私は思った。
可愛いものは純粋に可愛いのだ。その可愛さが分からない奴は、心が濁っているのだ。とね。
最近見たCMが素晴らしかった。
情けないことに、何のCMだったかサッパリ思い出せないのは残念なのだが。
親が恐る恐る赤ちゃんを沐浴させるシーンから始まる。
父親が赤ちゃんを抱き、母親はそれを見守っている。
我が子をこの上なく愛おしく思っているのが、ひしひしと伝わってきて、感動してしまった。
世の母親たちは、こんなふうに我が子を育ててきたのか。
思わず、隣にいたハニーに「ありがとう」と頭を下げた。
しかもCMの最後に、その赤ちゃんは親の方を見て笑うのだ。
是非、もう一度見たいと思う。
どなたか、ご存知の方いらっしゃいませんか?
早速教えて下さりま酒た。
これで酒よ!これ!!
Sさま&Yさま。ありがとうござりま酒た!
- 19.12.3 ながら
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ながら運転の罰則が強化されたそうだ。
とても良いことだと思う。
これによって、不注意による事故が減るならば、それは喜ばしい限りだ。
(本来「罰があるからやめる」という考えは、おかしいんだけどね)
かく言う私。
良くないことだと分かってはいても、実は「ながら」が止められない。
午前中は、たいてい自宅で仕事をしている。
せめて、家ではゆっくりしたいとも思うのだが、そうでもしなけりゃ片づかない。悲しい現実だ。
夏場は、我が家の書斎(兼、寝室・兼、物置)は暑すぎて仕事どころの話じゃない。(エアコンの風が届かないのよ)
けど、ようやく涼しくなってきたおかげで、PCに少しは向き合えるようになってきた。
とは言え、もちろん、鬼の形相でひたすら教材を作成しているわけではない。
音楽を聴きながら、ハニーの淹れてくれたコーヒーを飲みながら、お菓子を貪りつつ、というスタイルが常だ。
え?何を聴いているの?で酒か?(興味ないのに尋ねて下さってあじがとう)
もちろん、拓カさんで酒よ。
偶に、みゆきさんや陽水、こうせつや千春など他のミュージシャンも聴くけれど、ほとんど拓カさんばかりで酒ね。
けど、CDなら(知っている曲ばかりだし、聞き流せば)仕事に障りはないのだが、問題はYouTubeを流しているとき。
LIVE映像が多いため、思わず手を止めて映像に見入ってしまうのだ。
ひとしきり見終わってから仕事に戻るも、途中で放り出しているものだから、どこまで済んでいたかが分からなくなってしまう。
仕事は流れが大切。リズムが乱れると倍以上の時間がかかる。
アホでも知っているこの事実。なのに、このおバカは同じ過ちを繰り返すのね。
まあ、いいや。おかげで、拓カさんが歌う「神田川」が聴けたことだしね。
え?聴きたい?では、どうぞ。
- 19.12.4 国語力
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子ども達の国語力が低下している。
何かの試験の結果、日本人の成績が世界的に下がっていると、新聞に書いてあった。
そんなことは改めて数字で示されるまでもなく、常々感じてきたことだ。
自分の気持ちを表現できない。相手の話を聞けない。
そんな子どもが増えた。
原因はいくつも挙げられる。
・ 保護者の過干渉
子どもが考える前に、親が答えを用意するため、子どもは選ぶだけで済む。
周りの大人が全員自分の言う事を認めてくれるため、何でも思い通りになると勘違いし、結果、他者の意見を受け容れようとしなくなる。
・ 読書量の激減
TV映像や劇画の影響から、文章から場面をイメージするより前に、次の場面が過激な表現で現れる。
・ メールやラインの普及
短文でしか表現することが出来ない。実際、生徒達の作文は、主語も述語もあったもんじゃない。
他にも思い当たることは多いが、非常に嘆かわしい限りだ。
どうすれば良いのか?
原因が分かっていれば、それを改めるしかないだろ。
教育がどうのこうのではない。
先ずは、家庭環境を改める必要がある。と私は思うのだが。
- 19.12.5 スーパーセール
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またやらかしてしまった。
ポイント○倍につられて・・・。
楽天のスーパーセール。
消費増税以来、抑えていた無駄遣い。
その反動だろうか。
一気にたくさん注文してしまった。
今回のメインは、蛍光灯かな。
切れる度に管を交換し、それでも点かない場合は、本体を取り替えていた。
電機屋さんには「LEDにしはった方が得でっせ」と言われ続けていたが、混ぜると統一感が失われるし、既に管を100本ほど購入していたこともあり、躊躇していた。
けど、生徒達は天井なんて全く気にしていないことが、ようやく分かり、今後は順次LEDに変えていくことに決めたのだ。
え?何灯ほど買ったのかって?
そんなに買っていないよ。10灯だけだよ。
教室全部を変えるには40灯必要だけどね。
それ以外に買いまくった本や飲料(アルコールばかりじゃないぞ)。
嗚呼。また支払いが恐ろしい。
- 19.12.6 仏教
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毎月、実家ではお坊さんにお詣りしていただいている。
その甲斐あって、お経も大分覚えた。(諳んじられるほどではないけどね)
正直、以前の私は、義務感から読経に付き合っていた。
足のしびれが強くなるにつれ、「早く終わらないかな〜」などと願うのが常で、不謹慎なこと極まりなかった。
しかし、最近になってようやく、南無阿弥陀仏と唱えることの意義が少し分かってきたような気がする。
と言っても、難しいことは分からない。
浄土の存在すら、半信半疑だ。
ただ、死んだら終わりではなく、今度は自分に縁があった人たちを救うのだという教えは、腑に落ちた。
まだまだ分からない事だらけだけど、少しずつでも理解していければと思う。
- 19.12.7 カレンダー
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カレンダーを自費で購入するのは、え?初めてか?
カレンダーはもらう物だなんて、けして、驕り高ぶっているわけではない。
ただ、今までは頂き物のカレンダーで、十分間に合ってきたからだ。
もちろん、過去には欲しいと思ったカレンダーもあった。
けど、それらは殆ど非売品だったのよ。
由紀恵様のカレンダーは、AUショップで頂いた。
坂口良子のカレンダー(カティサークだったかな。驚く勿れ!昔は可愛かったのよ)も、高校時代に親友(酒屋さんの息子)に頼み込んでもらったものだ。
今回ゲットしたのは、もちろん「チコちゃん」。
「バカ〜!」とキョエちゃんに言われそうだが、欲しかったのだから仕方ない。(右の写真は、6月分)
また一つ、教室が華やかになった。嬉しいな。
2020年。良い年にな〜れ!
- 19.12.8 ミカン
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事務所の私の机の上は、相変わらずの大混雑。
片付けても片付けても、次から次へと書類がたまる。
なんて、たまにしか片付けない奴が言うセリフじゃないで酒ね。
最近、机の上に、新しいアイテムが増えた。
え?どうせ「チコちゃんグッズ」でしょ!てか?
違いま酒よ。ミカンで酒。
え?ミカン?何で?
ハニーが持たせてくれるお弁当。大抵は、おにぎり4個だ。
それに、たまにお菓子がついていたのだが、最近はお菓子の代わりにミカンが1個ついてくる。
ミカンはけして嫌いではない。
ただ、面倒なのだ。食べるために皮を剥くのがさ。
こんなことを言ったら呆れられるだろうが、どうしても指先に果汁がついてしまい、仕事が中断するのだ。
1個ずつたまって、現在は3個キープの状態。
このままじゃ、机が鏡餅みたいになってしまう。
ま、正月も近いし、これも良いかもね。
- 19.12.9 サザエさん
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サザエさんが放送されて50年になるという。
その記念特番を見た。
50年前と言えば、私がまだ小学生だった頃。
日曜午後に毎週放送されていたのは今も変わらないのだが、実はあまり見た記憶が無い。(単に忘れているだけかも)
今回、じっくりと(?)見て、改めて感心した。
毒が無いのね。この番組。
登場人物のキャラはそれぞれ魅力的だが、それほど目立つわけでもない。
いわゆる平和な人たち。
このほのぼの感が、永く愛されている理由だろう。
内容は、しっかり現代版に置き換えられており、古くささは感じなかった。
まあ、毎週必ず見たいと言うほどの強烈さはないが、幸せな家庭の茶の間には、これくらいがちょうどなのだろう。
実写版の方は、まだ途中までしか見ていない。
アニメに比べてキャラが濃すぎる感は否めないが、心穏やかな状態の時にでも、改めて見たいと思う。
- 19.12.10 揚げパン
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揚げパンが復活した。
一時期、コンビニでよく購入していたのだが、期間限定商品だったのだろうか、見かけなくなってからしばらくになる。
早速食べてみた。(商品名は「ながーーい揚げパン」)
以前の揚げパンに比べて、砂糖の量が抑えられているのかな。(そんなにボロボロこぼさずに食べられたからね)
もっと油ギトギトの、その昔、給食で供されていた揚げパンを期待していただけに、少々物足りなく思えたが、悪くはないなって感じ。
毎日は要らんけど、たまに食べるには良いかもしれないな。
え?これも期間限定商品?ウッソーん。
それにしても、最近、やたらと小学生時代のことを思い出すのは何故?
ついこの間も40年ぶりの同級生(当時は美少女)からfacebookで友達リクエストがきたしね。
もしかして私は、当時の純真な少年に戻りたいと、無意識のうちに願っているのだろうか。
- 19.12.11 悪寒
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まずい!非常にマズい!
全体保護者会での冒頭の言葉だったが、反応した方は誰もいなかった。
会が終わって、今度は自分に呟いた。
まずい!非常にマズい!
熟女(いや、もと美少女)たちに、精気を吸い取られたか?
悪寒がするのだ。
何となくゾクゾクする。
寒い!非常に寒い!
と言うことで、早めに帰宅。
ハニーが用意してくれた熱々の鍋だったが、さして食欲も湧かず、テレビ(同期のサクラ)も観ず、直ぐに眠りに落ちた。
まずい!非常にマズい!
- 19.12.12 発症
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起きたら元気になっているはずだ。単に疲れがたまっていただけなのだ。
と、自分に言い聞かせて、目覚めたのだが、だるさは消えていなかった。
熱を測ると38度を超えている。
インフルエンザかな〜。そうだとイヤだだな〜。困ったことになったぞ。
頭に冷えピタを貼ってもらい、再び眠りに落ちる。
小一時間で目が覚め、熱を測ると今度は37度台。
ほら、大丈夫だよ。予防注射もしているし、何よりあれほど予防には神経を尖らせていたのだから。
もう一度眠り、再び目覚めると、今度は熱が38度を超えていた。
ハニーは病院に行くように勧めるが、かかりつけの天王寺の医院は木曜日は休診。
近所の病院も完全予約制になってからは、飛び込みだとかなり待たされる。
しかし、39度近くなってきては、待たされるのがイヤだとかは言っていられない。
電話をすると、空いている時間があり、出かけることに。
ハニーに病院まで送ってもらう。(これが後の悲劇に繋がるのだが)
診断結果は、インフルエンザ(A型)だった。
えらいこっちゃ、取りあえず授業を何とかせねば。
病名を聞いただけで、重症化する気弱な私。心身ともにフラフラの状態で教室到着。
当日の授業の振り替えは何とかなった。
しかし、医師の話だと最低3日は外出禁止、できればその後も2日は感染の恐れがあるから要注意とのこと。
けど、そんなに休んではいられない。
金曜日土曜日の授業は中止にさせてもらった。
保護者に電話をかけ、事情を話し、ひたすら謝り、了承していただく。
きっと思われているだろう。
保護者会で、あんなに偉そうに「健康注意ですよ。みなさん、危機意識が低すぎます」と言っていた本人がね〜。とさ。
そこに一本の電話。ハニーからだ。
どうしたのだろう。気遣ってくれたのかなと思いきや。
「家の鍵。持っていったままでしょ」
が〜ん。返すの忘れてた。
おかげで、ハニーは数時間というもの難民状態で過ごすことになったのだ。
インフルエンザなんて、大ちらい!
- 19.12.13 退屈
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何時間眠っただろう。
人間て、こんなに眠れるんだ。
数時間ごとに目が覚めるが、熱を測り、目を閉じるといつの間にかまた眠りに落ちている。
その間ずっと夢を見ていた。
夢の中で、私は算数の問題を解いている。
上手く解けず、やっと出来たと思ったら目が覚める。もちろん、改良を加えたはずの問題は現実には存在しない。
(それでも一問は、明日の合格判定テストに使わせてもらうことにしたけどね)
熱は下がった。
体の節々はまだ痛いし、ときに激痛が走るが、もう大丈夫だ。
仕事でもしようとPCに向かうが、資料がないことに気がつく。
仕方が無いと、事務所に向かう。
いつもより少し時間はかかったが、何とか無事に到着、そして帰って来られた。
先ほどまで仕事をしていたが、またもや資料が足りないことに気がつく。
ああ、もういいや。今からなら生徒達は帰った後だから、接触はないだろうが、流石にその気力は湧かない。
ホントに、退屈だ。こんな事を言ったらバチが当たるかも知れないが、こんなに休まなくても良かったのではないだろうか。
明日も一日休みをもらっている。
神様がくれた休養だと思うことにしようか。
- 19.12.14 激痛
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何なのだろう。この痛みは?
今までも授業中に胃や胸に痛みを覚え、蹲るようなことはあった。
その度に生徒達には「この胸の痛みは、きっと恋ね」と誤魔化してきたのだが。
インフルエンザの後遺症なのか?
関節や腰などが痛むことがあると聞いたことはあるが、よう分からん。
慥かなのは、その頻度が今までとは比較ならないほど上がっていること。(10分ごとに悲鳴を上げている)
ネットで調べたら、一番症状が近いのは「線維筋痛症」のようだ。
けど、その病気も原因は不明とある。
一時的なものだと思いたいが、入試が終わったら、一回しっかり診断してもらおうかな。
素人判断は間違いのもとだしね。
みなさん、ご迷惑をおかけいたしま酒た。
明日からは、授業に復帰いたしま酒。
勝手な事で申し訳ありませんで酒た。
皆さんもどうぞお気を付けて。 - 19.12.15 復帰
-
今日から授業に復帰。
いきなりの10時間授業はちょっぴりハードだけど、そんなことは言っていられない。
授業は気持ち良く行うことができた。
やっぱり私には授業しかない。
しかし、現実の厳しさには、絶句せざるを得なかった。
生徒達の仕上がりが、あまりに酷いのだ。
マズい。非常にマズい。
残り1ヶ月。何とか間に合わせねば。
- 19.12.16 流行
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おかげさまで、完全復活。
絶好調でお仕事しておりま酒。
しかし、それにしても、どうして私がインフルエンザに罹らなくちゃいけなかったのか。
予防には十分すぎるほど神経を尖らせてきたつもりなのに。謎は深まるばかり。
その理由が分かった。
いたって簡単なことだった。
流行っていたのだ。巷で大流行なのだそうだ。
生徒達の通う小学校でも、学級閉鎖は当たり前。学年閉鎖や学校閉鎖まで起きているという。
ひょえ〜!
さらに驚くべき事実。
「一度インフルエンザに罹ったからと言っても、安心はできない」らしい。
タイプが違えば罹る可能性があるそうだし、風邪もひくそうだ。(真面目な顔で聞いたら医者に呆れられた)
皆さんもご用心で酒よ。
(生徒達の危機意識が高まったことは、「良い!非常に良い!」と、素直に喜んでおこう)
- 19.12.17 有田むき
-
病で伏せっていた時のこと。(引っ張るね〜)
スマホを眺めていたら、ミカンのむき方に関する記事を見つけた。
私が、「ミカンは好きだけどあまり食べない」ことは、以前にも書いたが、その記事によると、なんと、上手なむき方があるそうなのだ。
「有田むき」と言うらしい。
動画もUPされていた(非常に多い)ので、見様見真似で試してみた。
皮を完全にむくのではなく、ミカンを4つに皮付きのまま分割し、食べるという方法のようだ。
うん。慥かに食べやすいね。
従来の方法よりは手間が少なくて済む。
ただ、愛媛のミカンにはどうかなとも思う。
皮が薄くて、分ける段階で実がはじけ、果汁がこぼれてしまうのだ。
もう少し慣れれば、上手くなるのだろうか。
ま、何事も練習あるのみで酒ね。
- 19.12.18 説明会
-
今日は、2020年度1回目の入塾説明会。
予約は入っているもののたった1名だし、果たしてどうなることやらと、心配していた。
10分前まで来客は0。
不安が諦めに変わりかけた頃、ようやく1人目が現れた。
続けて2人目。
けど、あれ?何で?
卒業生(3期生)だった。
「久し振り。もうそんな年なん?」
「今2年生です」
そうか、最後の同窓会以来だから、4年ぶりか。
お嬢ちゃんは、まだ幼稚園児だったのにな〜。
などと、思い出に浸っている場合じゃない。
説明会の開始時刻だ。
おかげで元気いっぱい話させて頂きま酒た。
あじがとうね。
ご縁がありま酒ように!
- 19.12.19 親の気持ち
-
6年生の最終個人保護者会終了。
少人数とは言え、大事な進路を決める大切な時間。一人一人の人生がかかっている。
私に最愛の我が子を預けて下さった保護者の信頼に応えるべく、精一杯真剣に対応させていただいた。
がんばっている子には、その努力が報われることを願う。
応援する者にとっては、当然の心理だろう。
では、今一つがんばり切れていない子に対してはどうだ?
意地悪を言う訳ではないが、努力以上の成果を望むのは無理があると言わざるを得ない。
もちろん、私は神ではない。
全ての結果を知っているわけでもないし、結果を覆すほどの力も無い。
しかし、虫の良いことばかりを言って行動の伴わない子に対しては、冷たいようだが、やはり現実の厳しさを知るべきではないかとも思う。
「子は親を演じる最高の役者である」
私が敬愛するI先生のお言葉だ。
まさにその通り。
普段から感じてはいるが、個人保護者会などでは、そのことを痛感させられる。
結果しか求めない子の親は、結果しか見ていない。
しかし、もちろん、そんな保護者ばかりではない。(そんな人ばかりなら私はとうに発狂している)
何度騙されても子どもを信じ、今度こそ立ち直ってくれると願いながら、また裏切られる。
それでも、最後まで我が子を応援し続ける。
そのような方も多い。いや、ほとんどはそのような方ばかりなのだ。
保護者の気持ちを思う度に私は切なくなる。
なんとかしてあげたい。けど、当の本人達は動かない。
私も諦めるわけにはいかない。
たとえ、それが1%の可能性すらない、奇跡に近いことでもね。
- 19.12.20 『ストロベリーライフ』
-
荻原浩の小説。今回は農業がテーマだった。
え〜?!農業?そんなん知らんし。
と、躊躇いもあったが、彼の小説は全部読んでいる私。テーマごときでひるんではいられない。
けど、正直、知らないことばかりだった。
主人公は、農家の長男に生まれたものの、農業とは一切関わりの無い人生を歩んできた。
そんな彼が、とある理由で農業を目指すようになったのだが、その悪戦苦闘が、作者独特のユーモアとペーソスを織り交ぜながら書き上げられている。
おっと、心配召されるな。農業のことを全く知らなくても、十分楽しめま酒よ。
私が、この作者を素晴らしいと思うのは、彼の描く人物のイメージがリアルなこと。
上手く表現できないが、登場する人たちがそれぞれ、全くの架空の人物とは思えないのだ。 ディテールまでは思い浮かばないが、実在するのではないかと錯覚を起こしてしまう。
読み進めるにつれ、「ああ、この人なら言いそう(やりそう)、こんな事」とまで、納得できてしまうのだ。
今回も十分楽しませていただいた。
そして、もちろん。最後はホッコリとね。
お勧めで酒よ。
- 19.12.21 初日
-
冬期集中講座、初日。
折しも、地方校の入試(いわゆる前受け受験)の初日でもあった。
一切安心できない、今年の6年生。
少し良い兆しが見えたかと思えば、次の瞬間にはまたガッカリさせられる。
ハラハラドキドキのラスト1ヶ月になるだろう。
誰もが不安を抱えている。当たり前だ。
それでも、最後まで自分を信じ切ることができた者だけが、最後に笑えるのだ。
みんな、諦めるなよ。私も諦めないからな。
- 19.12.22 謎の消滅
-
2日前に書いた日記が消えた。
忽然と、そして完全に。
慥かに書いた記憶はある。HPにUPもした。
ハニーも読んだと言ってくれた。
なのに、跡形もなく消えてしまったのだ。
操作ミスで、消してしまったのだろうか。
たとえそうだとしても、普通、何らかの痕跡が残っているはずなのだが、それらが一切無い。
おかしい。非常におかしい。
そもそもシラフだったし、操作ミスとは考えにくい。
取りあえず、記憶を辿って一応再現してみたが、やはりどこか違う。
微妙な違和感が残ってしまった。
まあ、もともと駄文だから、大した違いは無いのだけどね。
ロスした時間がむっちゃ口惜しい。
- 19.12.23 冬至
-
理科の授業も担当しているのに、冬至をハニーのカボチャで知るなんて。
美味しかったで酒よ。ハニーあじがとう。
ゆず湯は次の日回しになったけど、気持ち良かったぞ。
これで、1年健康だ!
- 19.12.24 泥縄
-
インフルエンザに罹った後に読む本じゃないだろう。
「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」
まさに泥縄。でも、とりあえず・・・。
むかつきを堪えながら読んでおりま酒。
なんやねん、コイツ!
なんて、思ってませんで酒よ。
だって、私。謙虚のカタマリで酒もん。
とっても参考になりま酒。
これで、1年無病息災間違いなしで酒ね。
- 19.12.25 サンタ
-
ボキュ良い子にしているよ。
だから、サンタさん。お願い!
きっと、この切なる祈りが通じたのだろう。
我が家にもちゃんと来てくれま酒た。
愛しているよ!マイハニー!あじがとう。
- 19.12.26 体温計
-
昔の体温計は測定結果が出るまでに数分かかった。
しかし、今の体温計は速い。数十秒でピピッと鳴る。
先日、インフルエンザに罹ったとき、その速さに驚いた。
残念ながら、私の老いた耳には終了を告げる電子音が届かず、ずっと脇に挟んだままのことも多かったが、それにしても速かった。
教室に備えてある体温計。
一応、「電子体温計」と表記してあるのだが、こいつが遅い。ひじょーに遅い。
これじゃ、生徒が発熱したときに、測定し終わる前に倒れてしまうかも知れない。
ということで、新しい物を購入した。
数日前に届いていたが、そのまま開封もせずに放置しておいた。
ある生徒がしんどいと訴えた。
げ!初めは私が使いたかったのに。
悔しいけれど仕方が無い。
10秒ほどで測定終了。36.9度。微妙だが、大事を取って、保護者にお迎え要請。
その後、自分の体温も測ってみた。
32.5度。う〜ん平熱。
え?おかしいじゃろ。
速すぎるのも良くないのかな〜。
- 19.12.27 最終回
-
『同期のサクラ』の最終回をようやく見ることができた。
う〜ん、正直、少し残念。
途中までが素敵だっただけに、最終話には違和感が残った。(もちろん泣いたけどね)
なかなか良い話なんだけど、やっぱりドラマと現実は違うのね。
理想を追い続けようとする主人公。その姿には共感できる。
口で言うのは簡単だけど、実際に行動するのは難しいことなのだ。
ハッピーエンドだったのが、悔しいのかも知れない。(←何て心の小さな奴)
私も、信念を曲げてまで現実に迎合したくはない。
どこまで理想を追求できるか自信は無いが、やれるところまでやってみようと思う。 - 19.12.28 電車
-
「通勤の 睡眠時間 貴重だね」を、実感する毎日。
私は起きてから出かけるまでの時間が長い。
入浴などをするからなのだが、最低1時間半は準備に必要だ。
事務所に15時間いるとしよう。通勤には往復1時間半。
1日は24時間。単純計算で、帰宅してから起床までの時間は6時間しかないことになる。
実際、帰ったら、即食べて、即寝ている。ほぼ30分後には横になっている。
もっとゆっくりしたいと思う。けど、それ以上の時間はかけていられないのだ。
「年末を 感じる車内 空き具合」
別に川柳にハマっているわけではないのだが、今朝の電車はガラガラだった。
おかげで座れ、ぐっすり眠れた。
明日からはもっと楽になるだろう。少しだけ嬉しい。
- 19.12.29 年賀状
-
年内の教材作成終了。
情けないことにあくまでも年内分なのだ。正月の教材はまだ存在しない。
それでも、一応一段落ということで、やっと年賀状に取りかかることができた。
おっと、偉そうに言ってはバチが当たる。
印刷は全てハニーがしてくれたので、チョコッと添え書きをするだけだからね。
宛名にある卒業生たちの名前を見て、思う。
みんなどうしているのだろう。元気にしているのかな。
一人一人の思い出が蘇ってくるが、感慨に耽っている余裕は無い。(添え書きをしている時間も無かった)
せめて、この葉書が無事に届いてくれることを祈りたい。
先ほど投函完了。
しかし、断言させていただきま酒。
絶対に、元旦には届きませんからね。
- 19.12.30 継続or終了?
-
できることなら続けたいとは思うのだが、さて、どうしたものか。
継続するべきか、もう終了にしてしまおうか、悩んでいる案件がいくつかある。
先ず、一つ目は、生徒達に毎週送っているメール。(HOメールと言う名称だが、ほとんど褒めていない)
こちらとしては、結構な手間暇掛けて作成している。
以前は一人一人に違う文面で送っていた。丸々3日かかったこともある。現在は学年単位で内容を変えているだけなので、せいぜい数時間の作業なのだが。
しかし、生徒達はほとんど読んでいない。
保護者には、保護者のPCに送ったものをプリントアウトして生徒に見せて下さいとお願いしているのだが、そんなに面倒なのだろうか。
携帯に直接送れば、受け取る方は楽なのだろうが、私は絶対に嫌だ。
読んでもらえない理由を考えてみた。
面倒なだけではなく、内容がつまらないから読む気にならないのではないか。
慥かにそれは否めない。
保護者向けではなく、生徒向けに書いているので、はっきり言って大した内容ではない。
おまけに文才のなさ。これは致命的だが、致し方ない。
けど、読み物的な面白さを期待されても困る。ある程度は勘弁してもらいたいのだ。
15年以上毎週送ってきただけに、終了するのは忍びないが、読まれもしない物を送り続けても仕方ないような気もする。
保護者の善意に期待したいところだが、それって甘え?それとも、単なる我が儘なのだろうか。
次は年賀状。
個人的にはもらったら嬉しい。だから私も送りたい。
けど、宛先不明で舞い戻ってくるものが、年々増えている。
独立して住所が変わるのは仕方ない。もちろん、その度に連絡をくれる者もいるが、はっきり言って稀だ。
現在も連絡がある教え子たちとは、Facebookなどでも繋がっている。
それだけで十分なのではないだろうか。とも思うのだ。
今回の結果次第で、来年以降は検討したい。
実は、まだまだスリムにしたいことはたくさんある。
例えば、問題集の宿題なんかもそうだ。
きちんとやっている者は確実に力を付けているが、全くせずに逃げ回っている者がいるのも慥か。
その者達にかける負のエネルギーが悔しいのだ。
しかし、一見ムダなようでも、その効果がゼロでない限り、私は続けて行きたい。
「世の中、ムダなものなんて一つもない」が、私の信条だしね。
- 19.12.31 行く年
-
散髪屋さんは混んでいた。
満席の上に、待っている人までいた。
諦めようかとも思ったが、このままだと落ち武者になるの日も近い。
文庫本を3分の1ほど読んだだろうか。1時間ちょい待ちで、ギリギリ午前中に事務所に戻ることができた。
液体絆創膏ももらえた(謎)し、ラッキー!
これで、いい男で新年を迎えられる。
さて、一応2019年を振り返ってみようか。(ガラじゃないけどね)
個人的には、何と言っても、長男の結婚が一番。
仲良くやっているようだし、先ずはめでたしめでたし。
仕事の面では、多少のトラブルはあったが、まあ無事に過ごせたと思う。
教材の全面改定でむっちゃ忙しかったけど、充実感は残った。
しかし、人は自分の思い通りには動かせないものだと、改めて痛感させられた1年でもあった。
健康面では、痛風になったり、インフルエンザに罹ったりと、初めて尽くしのことばかり。
でもまあ、大病には至らなかったのが救いかな。
さて、来年(と言っても、数時間後には新年を迎えるわけだが)は、どんなドラマが待っているのだろう。
運命論者ではないが、自分の力で自分の人生を拓いていくには、少々年を取り過ぎた。
あ、そうだ。来年は還暦だった。(げ〜、じじくさ〜)
こんなジジイで酒が、みなさま。どうかヨロシクね。