- 19.10.1 カウンター
-
修造さんの新しい日めくりが出たらしい。何とか増税前に手に入れることが叶った。
まだ、全てを見てはいない。けど、楽しみだ。毎日1つずつ見ていこう。
これでまた、事務所のカウンターが賑やかになった。
先代(3代目修造さん)にはお引き取りを頂いたが、隣にはチコちゃんが日めくりの中で吠えているし、ヘーデルワイスも潜んでいる。
チコちゃんの間違い探し等のやチコちゃん関連の書籍?が並んでいるし、ボイスチェンジャーやおしゃべり袋もあるぞ。!
すごいでしょ!(え?酷い?)
ただ、少々狭くなった上に、雑然とした感は否めない。
仕方ない。うんこドリル達にはご引退願おうか。
- 19.10.2 ダウン
-
何年ぶりだろうか?
喉が痛くなり、全身倦怠感。薬を飲んでも回復せず。
全体授業は行ったが、個別の授業はキャンセルさせてもらった。
申し訳ない。けど、感染させてもいかんしね。
症状だけで、病名も原因は分からない。
明日、朝一で病院に行くつもり。
熱は殆ど無いから、単なる疲労と思いたいのだが・・・。
病院に行って来ま酒た。
風邪で酒た。
- 19.10.3 反応
-
この度の体調不良により、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしま酒た。
心よりお詫び申し上げま酒。
保護者の反応は様々だった。
心配してメールを下さった方。ありがとうございま酒。
漢方薬を下さった方。ありがとうございま酒。取りあえずは、病院で調合してもらった薬を服用しておりま酒。
珍しいで酒ね。とお声がけ下さった方。お気づかい、ありがとうございま酒。
呑みすぎで酒よ。と、診断下さった方。何でやね〜ん!
もうすぐ治ると思いま酒。
そうで酒ね。あと1日猶予を下されば大丈夫かと。
老人は回復が遅いので酒よ。
- 19.10.4 暴言
-
嫌な夢を見た。
ふざけただけの子どもに対して、酷い叱り方をしたのだ。
暴言を受けた子の苦痛に歪んだ顔が忘れられない。
しまったと思ったときには遅かった。
目が覚めても気分は重かった。
しかし、ふと思った。
これは果たして夢の中だけの話なのだろうかと。
私は、学習態度が悪かったり、いい加減なことをした挙げ句、ウソをついて誤魔化そうとしたりする生徒に対して、罵倒することがままある。
もちろん、間違ったことは言っていないつもりだが、正論だけで相手が納得するはずもない。
むしろ、厳しいことを言われたことによって、傷ついてしまうことの方が多いのではないか。
一度口から放たれた言葉は戻すことは出来ない。
感情的にならずに、冷静に諭すように注意することを心がけたいと思う。
- 19.10.5 戦力外
-
プロ野球に限らずだが、スポーツ選手の寿命は短い。
特に一流選手として脚光を浴びている期間は、ほんの僅かだ。
どんなに優れた才能を持ち、絶え間なく研鑽を続けてきた者とて、体力の限界は必ず訪れる。
悲しいけれど、それが現実だ。
今年も多くのプロ野球選手が引退した。
また、引退する意志はないのに、球団から戦力外通告を受けた人も多い。(今日現在で99名だとか)
何という残酷な世界なのだろう。
彼らの努力が足りなかったわけではない。
怪我や故障で泣いた者もいれば、運や不運が少なからず影響している者だっている。
そもそも実力が無ければ、プロとして選ばれるはずはないのだから。
そう思えば、私なんて恵まれている方だ。
仕事を続けられること自体に感謝しなければならない。
- 19.10.6 巨大化
-
兄弟を迎えに卒業生が来る。よくある話だ。
と言っても、夜も遅い時間なので、保護者同伴の場合が殆どだけどね。
今宵も今し方、一人の卒業生が妹の迎えに現れた。
久し振り!と思ったが、あれ、この前駅で見かけて以来だから、半年も経っていないのか。
また、デカくなっていた。
「大きくなったな〜」と言うと、
「182cmです」とのこと。
既に見上げるばかりの身長だが、まだ高校1年生だから、もう少し大きくなるかも知れない。
進路も決まったようで、頼もしい限りだ。
しかし、正直(チョッピリ)腹が立つ。
帰り際、手をヒラヒラさせて「バイバ〜イ!」だと。
態度までデカくすることはなかろう。
もちろん、悪気はないのだろうが、まるで、こちらが子どもみたいじゃないか。
まあ、教え子だから全て許そう。
教え子の成長に勝る喜びはないで酒からね。
- 19.10.7 ほぼ全快
-
ようやく気力も戻ってきた。
グダグダ言っている場合じゃねぇ〜!てね。
長らく、ご迷惑及びご心配を掛けま酒た。
偏に保護者の方々のお気遣いのおかげだと、感謝しておりま酒。
やはり、卒業生に会えたのが一番の薬だったのかとも思う。
己の現世における役割?を気付かされたなどと、大袈裟な事を言うつもりはないが、こんな私でも会いに来てくれる人がいるなんて有り難いじゃないか。
これからも精一杯がんばりたいと思いま酒。
と、気合いを入れ直した途端に、一本の電話。
保護者からだったが、「先生、鼻声で酒けど、大丈夫で酒か〜?」だと。
あかん、まだ全快ではないのね。
はい、生徒達に感染させぬよう気をつけま酒。
それにしても1週間経っても治らないなんて、年で酒ね〜。トホホ
- 19.10.8 弱いものイジメ
-
やっぱ、いるんだよな。弱いものイジメをする奴ってさ。
老若男女を問わずにね。
そもそも、イジメをする奴はちっぽけな(人間力も弱い)人間なのだ。
自分より弱いものを貶めて、自分をより高い存在だと思いこみたい。
単純に言えば、それだけの衝動に過ぎない。
けど、どうしてそんなつまらぬことにエネルギーを使うのだろう。
その場は優越感に浸れるかも知れぬ。しかし、次の瞬間には自分自身も底辺の人間だと気付き(気付かぬバカも多いだろうが)、落ち込むだけなのにね。
教員間のイジメがニュースでも取り上げられ、話題になっている。
ホント最低だと思う。
正しいことを教える立場にある人間が、隠れて卑劣なことを、しかも集団で行っていたのだから。
悲しいかな、教える側には思い上がった人間が多いのも慥かなこと。
今までなら自分より立場の弱いもの(例えば生徒)を攻撃することで、自らのアイデンティティを高めたつもりで自己満足を得ていた。
ところが、昨今の風潮により、それが許されぬようになったため、矛先を身近な同僚に向けたのだろう。
しかし、所詮は低レベルの人間。絶対的な優劣があるわけでもない相手に対し、個人対個人では引け目を感じたから、集団で攻撃したのではないか。
このニュースを聞き、憤りを感じると共に、哀しさを覚えた。
人は何て情けない存在なのだろうかって。
世間的弱者に対し、救いをさしのべるどころか、裏でせせら笑っている人間のなんと多いことか。
実は、ハニーの実家も似たような迫害を受けているらしい。
許せない。ありとあらゆる手段を講じてでも(何と言われようが構わない)徹底的に糾弾してやる。
待っとれ!覚悟しておけよ。
- 19.10.9 代車
-
未来の車ってどうなるのだろう。今よりもっともっと進化して、それこそ空でも飛ぶんじゃないだろうか。
大袈裟ではあるが、そんな期待を抱かせるような、車内空間だった。
我が家の愛車を修理に出した。2週間ほどかかるらしい。
その間の代車としてやって来たのが新型プリウス。
新型プリウスに乗るのは初めて。
今時の車としては珍しくないのかも知れないが、シフトレバーは前面だし、パーキングはボタン。
運転席と言うよりは操縦席のような思えた。
何より驚いたのは、運転に採点をしてくること。
私は未だ運転していないが、ハニーはなかなかの高得点だった。
そのうち私も挑戦してみようか。
けど、機械に評価されるなんて何か受け容れがたい気もするけどね。
おっと、誤解めさるな。
新車の購入なんて全く考えておりませんからね。そんなお金あるわけない。
しばらくはこの代車で楽しませてもらおう。
- 19.10.10 笑顔
-
実に素敵な笑顔だった。
皆さんもお感じになられたのではないで酒か。
この度、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰氏のことで酒よ。
きっと純粋な方なのだろう。
氏の人物像を知るわけではないが、彼の笑顔からは野心や計算高さの邪心は感じられなかった。
前後して報道された某電気会社の経営陣や醜い心がそのまま顔に表れている政治家どもとは余りにも対照的だった。
こんな素敵な笑顔の人間に私もなりたいものだ。
しばらくは氏のエピソ−ドが各メディアで紹介されることだろう。楽しみにしたい。
1つ素晴らしいことを言っておられた。
「誰しも失敗をする。成功した人は全員失敗を経験してきた人だ」と。(表現通りではないかも知れないで酒がお許しを)
良いな〜。私がいつも感じていることそのものだ。
今の子ども達は成功ばかりを求め、その途中での失敗を極度に嫌う。
失敗しても良いじゃないか。そこから立ち直れば、失敗は素晴らしい経験となるのだから。
なのに、保護者はその失敗をカバーして回ろうとする。
親心が分からぬでもないが、結局その要らぬお節介が子どもをダメにしていくのだ。
まあ、いくら私が声高に叫ぼうが誰も耳を貸さないが、ノーベル賞受賞者の言葉ならきっとみな頷くに違いない。
吉野先生。もっともっと言って下さいね。
- 19.10.11 祈り
-
凄い台風が来るらしい。
被害が出ないことを祈るばかりだ。
と、書きながら、我ながら嘘くささを禁じ得ない。
所詮、私の「どうかご無事で」の願いの範疇は、身内もしくは、せいぜい仲の良い知り合いに限られている。
いや、もっと正直に言えば、我が身に害が及ばなければのレベルなのだ。
「電車は動くだろうか?授業はできるだろうか?」程度のね。
つくづく思う。何て小さな人間なのだろう。私ってさ。
- 19.10.12 他人事
-
台風19号。幸い、近畿にはさほどの被害はなかったようだ。
授業も無事行うことができたしね。
けど、本当に幸いと言って良いのだろうか。
自分さえ良ければ、それでいいのか?
結局、人の不幸は他人事なのだ。
死者まで出たというのに、その人を知らなければ、口から出る言葉は「え〜、そう」「やっぱりね」が関の山。
せいぜい「お気の毒に」くらいだろう。
災害に限らない。事故や事件の被害者に対しても、私たちはとても冷静だ。
共に悼む、悲しむことなんてことは、先ずしないだろう。
たとえ、悲報に涙を流したとしても、それは偽善者ぶった同情の涙。
あるいは、不幸を我が身に置き換えて悲劇のヒロインになっている自分に酔っているだけに過ぎないのではないか。
一方、喜びに対してはどうだ。
全く見も知らない人のことで、何故あれほど大騒ぎできるのだろう。
ラグビーのワールドカップ然り、日本人のノーベル賞受賞にしても同じだ。
もっと卑近な例をとってみれば、贔屓チームの優勝や、誰か(知り合い程度の)の受験合格。
あんた、関係ないやろ!(何か協力したの?!)
なのに、どうしてそこまで騒げるの。他人事なのにさ。
マスコミの過剰報道に踊らされているからかも知れない。
けど、自分の本当の心を忘れてはいけないのではないだろうか。
え?私の方がおかしい?
お前も同じやないかで酒か。慥かにね。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 19.10.13 浪費
-
あ〜あ、いつもの事ながら、お金がない。
そう言えば、増税前にとあれこれ買ったもんな〜。
けど、絶対に必要ではない物も多かった。(靴の手入れ用のワックスなんて要らんやろ)
あれ?でも、おかしいな〜。殆どはクレジットカード払いなのに、どうしてお金がないのだろう。
う〜ん謎だ。
今月の請求が恐ろしい。
と思っていたら、請求額は111111円だった。
わ〜い!わ〜い!ゾロ目だ、ゾロ目だ!
しょーか分かった。こんな事で喜んでいるから、お金がないのだ。
反省!
- 19.10.14 すみ
-
炭にはダイエット効果があるらしい。
ネット上では色々な商品が紹介されており、私も気になってはいた。
実際、もう少しで申し込むところだったが、安いのは初回だけで、定期コースとなると結構な金額になるようなので断念したのだ。
先日行った居酒屋で、ハニーが黒いレモンサワーを注文した。
見た目は真っ黒。竹炭が含まれているらしい。
「甘〜い」と言って、お替わりは頼まなかったが、私も一口だけ飲ませてもらった。
まあ、話のネタにでも、と思っていたのだが、その晩ハニーは腹痛で苦しむことになる。(私は爆睡していた)
幸い、半日ほどで治まったのだが、何が原因なのだろう。
店では同じ物を食べた(全て仲良く半分こ)ので、違うとすればそのサワーくらいしか思い当たらない。
もしもそのサワーが原因なら・・・。
恐るべし竹炭パワー。
慥かにダイエット効果はありそうだ。
試してみようかな?
- 19.10.15 LIVE
-
WOWOWで拓カさんのLIVEが放送されていた。
初回放映はビデオに取り損ね、悔しい思いをしたが、再放送があって救われた。
2日間かけて、じっくりと観させてもらった。
1つは5年前のLIVEで、もう一つは何と今年行われたものだった。
「2019 -Live 73 years」だって。
知らなんだ〜!
関東圏限定だろうと思ったら、名古屋まで来ていたようだ。
残念。名古屋なら何とかなったかも知れないのに。(いや、やっぱり無理だったかな)
拓カさんのステージを見たのは7年前。横浜まで行った。
その時で見納めと思っていただけに、今回のライブ映像はとても感激した。
慥かに声は出ていない。また、私が憧れたストレートな情熱も影を潜めた。
けど、そりゃ仕方ないわ。73歳だもの。いつまでも若くいて欲しいと願うのは、こちらの勝手な願望だ。
神様に対して、注文付けるなんてとんでもない話で酒よね。
実はもう一つ録画してもらっているLIVEがある。
そちらも往年のスター(グループ)だ。
けど、熱烈なファンだったわけではないし、ま、その内観ようかな。
- 19.10.16 意識の違い
-
長い間拭いきれなかった違和感。
その原因が少しだけ見えてきた。
受験に対する生徒達の意識の低さに関してのことだ。
「どうして必死になれないのだろう。自分の事なのに」
私は、不思議で不思議でたまらなかった。
言われなきゃ何もしない。言われた事もごまかしながら最小限の労力ですまそうとする。
簡単に言えば、一生懸命さがないのだ。
一体、何故??????
5年生全員と面談をした。
「志望校を選んだ理由。加えて、今の自分に足りないところ、及びその原因」が聞きたかったからだ。
先ず驚いたのは志望理由。
受け身なのだ。ほぼ全員が。中には答えられない子もいた。
その学校で何を学び、自分をどうしたいか、と言う答えを期待していた私がバカだったなのだろうが、
「楽しそうだったから」とか「建物が綺麗だったから」とか。
「家から近いから」(これは実は重要なファクターなのだが)なんて答えもあった。
否定はせず、頷くばかりで終わらせたが、正直申せば、ガッカリの一語。
志望動機がこのレベルならば、多くを望むこと自体、無理かも知れない。
案の定、次の問いに対して、まともな答えは一切返ってこなかった。
方法改善以前に、問題点すら自覚していない子ばかり。
たまりかねて、こちらが一つ一つ例を挙げ確認する始末。情けないったらありゃしない。
親に言われての受験。親の満足のための受験。
そんなのつまらんぞ。
それより、もっと自分の意志で動けよ。
そうでなければ、がんばりきれないぞ。
何てことをいくら言っても、彼らの心には伝わらないのだろうな。
虚しさだけが残った。
- 19.10.17 スコア
-
朝一の電話で、プリウス返却が今日になった事を報される。
げ!未だ運転していないのに。
けど、大丈夫。ちょうど、母の用事で実家に行くことになっていたからね。
ハニーに運転を教えてもらい、いざ出発。
やたらと目新しいフロント周り。おまけに後方の視野が狭く、しばらくはオドオドするばかり。
エンジン音は静かだ(殆ど聞こえない)が、(タイヤの性能もあるのだろう)ロードノイズを結構拾っていたからか、車内の静粛性には?マークが付く。
素敵な車だとは思うけどね。シート(一応革張り)が固くて、足が痛くなった。
さて、ドライブスコアは?
超安全運転で行ったにも関わらず、最初のスコアは60点台。いきなりの大ショック。
え?私って運転ど下手なの?
しかし、次は92点。ハニーのハイスコアに並ぶことができた。
どんなもんだい!!と胸を張りたかったが、結局、それ以上はスコアは伸びず。
時間が急いて荒々しい運転になった(自覚はしているが)ため、母からは「今一つの乗り心地」だと、落第点を付けられる始末。
ま、高級車ではなくとも、やっぱ、慣れ親しんだ愛車が一番だよね。
そろそろ10年にはなるけど、これからもヨロシクね。
- 19.10.18 祝!1周年
-
教え子の店が1周年を迎えた。
「よく頑張ったね。本当に大したものだ」
従業員には辞められ、仲間と信じていた人たちからは裏切られ、それでも負けずに、ほぼ一人でこの1年間を乗りきったのだからさ。
体重は15kgも減ったと言う。
祝いの花は贈らせてもらったが、会って直接伝えたくて、今日昼間に店に行ってきた。(飲みに行ったんじゃないぞ)
しかし、残念。彼の姿は見えなかった。
出勤は夕方かららしい。そりゃそうだわな。
流石に待つわけにもいかず、店員さんに挨拶だけをして失礼してきた。
何も注文せずに店を後にしたが、しまった、折角だから、周年記念のフードを食べれば良かったな。
みなさん、周年イベントは20日(日)まで行われているそうで酒よ。
お時間のある方は、ぜひ!
なんばスカイオ5F ITADAKIMASU FOOD HALL の『マルホ酒店』で酒よ。
- 19.10.19 訃報
-
あれ?伝言メーセージが入っている。
スマホが点滅しているのに気がついたのは、帰宅途中の電車の中。
水泳部の後輩からだった。嫌な予感が走る。
OB会の幹事から身を引いて6年経つ。
その際、メーリングリストからも脱退したのだ。
それ以来、波泳会の案内も届かなくなってしまったが、まあこれは自業自得。
しかし、懇意にしていたその後輩には「何かあったら必ず連絡くれよ!」と頼んでおいたのだ。
嫌な予感は当たるものだ。
恩師のご逝去を報せるものだった。メーイングリストでは連絡が回っていたらしいが。
「え?お通夜は今日?」
着信は午後の1時だった。なんでもっと早く気がつかなかったのだろう。
(当然だが)仕事中は携帯不携帯の私。着信音もオフにしているから、メールや着信のチェックはいつも帰宅時になってしまうのだ。
滅多なことで連絡なんて無いからと、油断していたのがいけなかった。
悔やんでも始まらないが、さてどうしたものか。久し振りに私の脳がフル回転。
通夜は18:00から。葬儀は翌日11:00らしい。
既に21:00を回っていたから、今から神戸に向かっても当然間に合わない。
しかし、葬儀に出るには授業を取りやめにしなければならない。明日は日曜。8時間の授業を移動させるとなると、生徒達には多大な迷惑がかかる。
となると、やはり、今夜行くしかない。
電車は既に生駒トンネルを越えていた。引き返すより自宅から車で行った方が早い。
ハニーに連絡し、喪服などを用意してもらう。
しかし、少なからず動転していたのだろう。
「行ってくる」と飛び出したは良いが、車のキーも持たずに運転しようとしていたのだから。
ハニーは心配し、「私が運転しようか」と言ってくれたが、そこまで甘えるわけにはいかん。
「大丈夫さ」と自分にも言い聞かせ、式場へと急いだ。
- 19.10.20 喪失感
-
懐かしいはずの神戸の街並みが悲しく映る。
式場に着いたのは22:30。途中で大分迷ったものな。
式場の扉は閉められていた。困ったなとウロウロしていたら、(不審者の)気配に気がついたのか、守をされていた先生のお孫さんが出て来て下さった。優しいお方だった。
やんちゃだった私を叱ることもせず、いつも優しく見守って下さっていた。(流石に停学を食らった時は、苦虫を噛み潰したようなお顔をされていたが)
私は水泳部に育ててもらった。そして、その水泳部があれほど温かいものであったのは、偏に先生のお人柄のおかげだ。
OB会の幹事を引き受けたのも、少しでも水泳部(=先生)への恩返しができればと思ったからなのだ。
先生に最後にお目にかかったのは、6年前の波泳会。
先生の車いすを押して、会場から送り出させてもらったのが、今では良い思い出だ。
94歳だと教えてもらった。
糖尿病を患われ、数年前からは目も見えなかったそうだが、耳は大丈夫だったらしく、波泳会総会の様子を録音したものを聞いて喜んでおられたそうだ。
松尾煌一先生。今まで本当にありがとうございました。どうぞ、安らかにお休み下さい。
- 19.10.21 喪失
-
昨日は全く気力が湧かなかった。
生徒諸君ごめん。できるだけ早く復活するつもりだから、許してね。
罰が当たったのか。教材が一本見当たらない。
情けない限りだが、実は最近よくある話なのだ。
PCに保存したつもりが、印刷した原稿はあるものの、ファイルが消えている。
念のため、3台のPCに保存していたのだが、1台は全く動かなくなっており、事務所と自宅のPCは自宅のPCを入れ替えたときに全て同期してしまった。
その際に、過去のファイルの一部が消えてしまったのだろう。
それでも現物があるのだから、復元しようと思えば、復元は可能だ。(時間はかかるけどね)
今回のケースはその逆。
PC内にファイルはあるが、現物が見当たらない。
え、それなら楽勝じゃん何て言わないでね。
図形問題のプリントで、たくさんの図形が含まれているのだ。
現在、図形を全て写真に変換する作業をしているところだが、昨年までのものは全て問題集のコピー切り貼りなのね。
さあ、大変。全ての図形の出典を覚えている訳ではないからね。
復元するには莫大な時間がかかる。さて、無事復元できるだろうか。
- 19.10.22 何故か祝日
-
今日が祝日であることを、実は1週間前まで知らなかった。(←バカ)
まるで、晴れているのに警報発令で休校になって喜んでいる小学生や、教授の都合で休講になったのも知らず朝一から出かけてきた大学生のような心境。
(ともに大分前の事だけど、かすかに記憶はあるよ)
それにしても、拍子抜けの感が強い。(いや、単に知らなかった私がアホなだけだけどね)
だって、どのカレンダーも赤くなってなかったしさ。
世間の方々はご存知だったのだろうか。
当然、ご存知だったのでしょうね。
そんな状況で補講を組んだら、突然すぎて迷惑だわな。
ということで、のんびりしても良かったのだが、自習に来る生徒や、私の無理を聞いて個別授業を受け容れてくれた生徒のために午前中から出勤。
それでも、時間的にゆるやかなスケジュールだったので、慌ただしさはゼロ。
少しだけリラックスできたかな。
ま、今年だけの祝日らしいけど、祝日には無縁の私にも恩恵を下さるなんて、流石は天皇さまじゃ。
すげ〜すげ〜!
- 19.10.23 復旧
-
喪失していた教材は無事に復旧できた。
出典を探すのに1時間以上かかったけどね。
もっと小まめに教材の保存を行わなければ、また似たようなことが起きるだろう。
ムダな労力。マイナスのエネルギーは使いたくない。
それにしても、日々の過ぎる早さには驚くばかりだ。
この日記にしても、あっという間にたまってしまう。
3日分まとめてなんてことしていたら、ただでさえ少ない読者の方々に、見切りを付けられてしまうわ。
- 19.10.24 取りあえずセーフ
-
大腸ガンの検査結果が出た。
夏頃から何となく気になっていたので、心配していたのだが、異常は認められなかった。
良かった。良かった。
年を取るとあちこちガタが来る。
それはそれで仕方ないことなのかも知れないが、できるなら健康であり続けたいものだ。
最近、知人恩人友人の訃報ばかりなので、つい弱気になってしまう。
いかん。いかん。気持ちはしっかり持たなければね。
- 19.10.25 散髪
-
やっと散髪に行く時間ができた。
たった1時間ほどのことなのに、ホント何故か時間が取れなかったのだ。
スッキリしたが、改めて鏡の中の自分を見ると、愕然。
げ!ほとんど髪の毛ないじゃん。
まあ、いいや。こんなオッサンのことなど、誰も気にはしていない。
現に生徒達の半数以上は気付いていなかったもんね。
家に帰ると、ハニーもカットしていた。
チコちゃんカットではないが(カリアゲはしていない)、短くなって、また一段と可愛くなっていた。(え?私、バカ?)
- 19.10.26 メールの謎
-
今さら言うまでもないが、私は機械オンチだ。
それも超弩級のね。
PCも一応使ってはいるが、何かトラブルがあるとお手上げだ。
再起動をかけるくらいしか能が無い。(その間もただ祈っているだけだしね)
いろいろイジった挙げ句、さらに窮地に追い込まれたこと数知れず。だから、何もしないのだ。
最近はメールがおかしい。
自宅からは送信できないし、事務所のPCも特定の相手からは拒否?されているのか送信エラーで返ってくる。
今朝方も似たようなことが。
同級生のメーリングリストから、呑み会の案内が届いた。
「勝谷を偲んで一杯呑む会」とある。まあ、名目は彼の一周忌でとあるが、要は呑む口実に彼を使っただけなのだろう。
東京で開催なので、残念ながら欠席と返事を書かせてもらった。
しかし、そのメールがメーリングリストには反映されない。しばらくすると、エラーで送れませんでしたとの通知が届いた。
おかしいなと思いつつも、再送。結果は、また同じ。
午前中に送ったものが19:00を過ぎてもまだ届いていない。なじぇ?(エラーメッセージは届いている)
仕方ないので、もう一度送った。
幸い?今度は直ぐに反映した。
帰宅後、自宅のPCを見て驚いた。
なんと、私のメールが3通も届いているではないか。
返信の際、1つ提案をさせてもらっていたのだ。
「勝谷くんだけでなく、(最近亡くなった)○○くんも偲ぶ会にしようよ」とね。
その提案に対しての返信は、まだ誰からもない。
きっと、「返事がないから、同じものを何回も送りつけてきたのだろう。なんてしつこい奴!嫌な奴やな〜」と思われたに違いない。
弁明のメールを送りたくても、自宅からは送信できない。
お手上げ状態だ。
あ〜あ、気分最低。また、誤解されるのだろうな〜。
- 19.10.27 TVドラマ
-
私は評論家ではないので、あくまでも個人の好みの話と、お聞き流し下され。
最近見ているドラマでは、「同期のサクラ」と「少年寅次郎」が面白い。
「同期のサクラ」は高畑光希主演だから見始めたわけではない。たまたま帰宅後第1話のラストを見ただけだが、「おお〜」と思ったのだ。
主人公は、ど真面目な女の子。社会人1年目から周りに迎合することなく、自分の夢に向かって真っ直ぐに生きていく。
同期入社の仲間とのふれ合いを絡めながら話は進むのだが、最後は必ず泣いている私。
まだ3話目。全部で10話あるらしいから、楽しみだ。
「少年寅次郎」は、タイトルからわかるように『寅さん』こと「男はつらいよ」の車寅次郎の少年時代を描いたもの。
原作は「男はつらいよ」山田洋次監督なので、違和感はあまりない。
初めは、近々公開予定の「男はつらいよ」第50話の宣伝かとも思ったが、なんのなんの、しっかり作られている。(←素人が偉そうに言うなよな)
戦争を知らない私にも、戦争によって引き裂かれた者達の哀しみは、ちゃんと伝わってくる。
コメディと言うよりはシリアスなドラマなのではないだろうか。
こちら(全5話らしい)もこれからが楽しみだ。
- 19.10.28 イタリアン
-
昨夜は、私の敬愛するO氏との会食。
ご夫婦でお見えになるとのことで、私もハニーと連れだって、三宮まで。
奥様にお目にかかるのはずい分久し振り。10年ほどになるかなと思ったら、なんと12年も前だった。
氏とのお付き合いはかれこれ20年ほどになる。卒業生が進学した学校でお世話になったことから始まったご縁で(そうO氏は某学校の先生なのだ)、以来、お世話になったり、ご迷惑を掛けたりの連続だったが、不思議と愛想を尽かされることもなく今に至っている。
本来、私なぞが気安くお付き合いできるレベルのお方ではないが、ご子息が2人とも東大生(ご長男は私の長男の中高の先輩にも当たり、氏は私の次男の中高の先輩)であったり、氏も私も無類の酒好きという共通点があったりで、なぜか気が合うのだ。
残念ながら、既に退職され教壇には立っておられないが、素晴らしく明晰な頭脳は健在で、今回も氏の話について行くだけで精一杯の私。少しでも氏に近づきたいと願う私だが、その距離はまだまだ遠い。
氏は、自他共に認めるイタリア好き。訪伊も既に10回近くされているという。
今回ご招待いただいたお店はイタリア人が経営されている店で、そのマスターとも20年以上のお付き合いらしい。
料理は美味しく、店の雰囲気も明るく、当然ながらワインも美味い。(酒の味は相手次第で酒しね)
もっともっとお話を伺いたかったが、楽しい時の過ぎるのは早く、電車の時刻もあったので、残念ながらお開きに。
近々またお目にかかる約束をし、お別れした。
ホント、O氏のことを言いだしたら、とてもじゃないが此処では書き切れない。
続報をお楽しみにね。
- 19.10.29 休講日
-
さあ、休講日だ。
生憎、外は雨だが、だからと言って、家にこもるほどの降りではない。
いざ、出発じゃ。
- 19.10.30 京都
-
さて、そぼ降る雨の中、私たちはどこへ出かけたのでしょう。
え?そんなのタイトル見りゃ分かるって。
はい、慥かにね。
京都は京都で酒。では、京都のどこで酒か?
ヒントは、桜の名所で酒よ。
ご覧の通り、あまり背の高くない桜が、それはそれは見事に咲き誇っていま酒たね。
なんて、ウソ。いくら何でも、季節が違いま酒よね。テレビの映像を写したもので酒。(御室桜って言うので酒って)
五重塔の写真でお分かりの方は、かなりのお寺通で酒ね。酒ご〜い!
正解は、仁和寺で酒た。
仁和寺に行くのは、私は初めて。世界遺産なんで酒って。知らなんだ〜!
何でも、「観音堂修復落慶 秋季特別内拝」なる期間中らしく、ハニーたっての希望に応えたのだ。
しかし、遠かった。京都駅から市バスで小一時間。もっと簡単に行く手段はなかったのか。(あったみたいね)
まあ、いいや。着いた頃には、雨もほぼ上がっていたしね。
観音堂では法要が営まれていた。
しっかり見学したいハニーを尻目に、私はすたこらさっさと堂内一周。(5分もかからなった)
一つだけ、面白い発見があった。
壁画に描かれていた観音様にヒゲがあったのだ。
え?観音様って女性じゃなかったの?
外に出てから、鈴木誠也似のお坊さん(ご本人は言われたことがないと否定されていたが)に尋ねてみると、
「観音様は男性でも女性でもありません。中性で酒。この寺では男性のように描かれて今酒が」とのことだった。
ふ〜ん。
仁和寺を後にし、府立植物園へ。
季節外れなのか、菊以外には咲いている花は殆ど無かったが、フジバカマ(秋の七草の1つ)を初めて見ることができた。
バクチノキ(樹皮が剥がれやすいらしく、バクチで身ぐるみ剥がされた姿から命名されたそうだ)なる樹木の存在も初めて知った。
人気も無く、静かな園内をのんびりと歩きながら、結構楽しむことができた。(これで入園料200円は安いぞ)
さて、いよいよ、本日のメインであるディナータイムが迫って来た。
目指すは、ホテルカンラ京都内にある「鉄板料理 花六」。
予約していた時刻より少し早かったが、快く迎え入れてもらった。
通されたのは上品なお部屋。私たちが普段行くような居酒屋とは明らかに異質の空間。いきなり気圧されてしまう。
飲み物のメニューを見て驚く。呼友の4合瓶で1万円近い。流石はホテル価格だ。
じゃあ、一体どうして私たちはこのような場違いな所に来ているのか。
実は、長男夫婦が私たちの結婚記念日のお祝いにとディナー券をプレゼントしてくれたのだ。
各地のレストランから選べる仕組みになっており、近場では、神戸・大阪と候補はいろいろ挙がったが、(私が未だ行ったことのない仁和寺=)京都に白羽の矢が立った。
料理はどれも素晴らしく美味しかった。
サーブしてくれた若者が、これまた好青年で、笑顔が可愛い。(25歳で、彼女はいるが未だ独身らしい。色々聞かれても、嫌な顔一つしなかった)
写真は、その彼からのサプライズサービス。
ハニーとの2ショットも撮ってもらったが、そのUPはご容赦願いたい。
息子達のおかげで、最高に素敵な夜を過ごすことができた。
おそらく、こんな高級店には二度と行くことはないだろうが、好青年とも出会えたし、良い思い出となった。
- 19.10.31 違和感
-
休日は終わった。
当然ながら、入試まであと90日を切った今、休んでいる余裕なんてありはしはない。
ひたすら、ゴールめがけて突き進むのみだ。
しかし、当の受験生達に、今一つ覇気が感じられない。
なんでやねん。
疲れているのか?
そりゃ、精神的にも肉体的にも楽ではないだろう。
けどさ。今、よそ見してどないするねん。
久し振りの全体授業。(2日間チョークを持たなかったからか。いや、2日は珍しくはない)
妙な違和感が残ってしまった。
杞憂なら良いのだけどね。