- 09.6.1 Wデート
-
今宵は2対2のWデートの予定。
中学生じゃあるまいし!と言われそうだが、高校時代も記憶にないから、生涯初めてかも知れない。
なんてことを書くと誤解されそうだが、あるご夫妻と呑みに行くのだ。もちろんハニーも一緒(^-^)とっても楽しみ。実際少しドキドキしてきた。
おっとその前に用事を片付けなければ! - 09.6.2 魔法の薬
-
昨夜の飲み会。何軒行ったのか記憶を辿ろうにも最後は思い出せない(最近こればっかり)
先ずは、難波の「山三」へ。日本酒のお店だ。
好みを伝えるとそれに適したお酒を選んでくれる。数杯飲んだがハズレはなかった。
つまみも美味いのだが、欠点もある。注文してから運ばれるまでの時間が長いのだ。出て来ないものもあったし・・・。
昨夜のデートの相手の奥さんは怒っていた。ご主人は「ここはこんな所」と達観されていたが。このご夫婦は何かにつけて対照的で面白い。(失礼お許しを)
「呑む前にまずこれを」と、奥さんから薬を頂いた。粉の漢方薬と錠剤のウコンだった。
「これを飲んでいたら酔わない!6軒行っても大丈夫」とのこと。
そんな魔法のような薬があるものかと思ったが、先ずは信じてみよう。
で、その結果。
酔いま酒た。しっかり記憶をなくすまで。昼前までつぶれていた呑で酒た。
けど、今はスッキリしている。きっと薬のおかげだろう。
え?「酔ったのは薬が効かなかったんじゃない。呑み方の問題だ!」ですって?
はい、ごもっともで酒。反省反省。 - 09.6.3 バカップル
-
恥ずかしながら先日の飲み会の続編。
私たち夫婦が得たもの&無くしたもの。
無くしたもの・・・万歩計(呑),髪留め(ハニー),記憶(バカップル)
得たもの・・・楽しい時間,二日酔い
実に楽しいお酒でした!
- 09.6.4 衣替え
-
いつの間にか、すっかり初夏(え?しょっか〜)。
今日などは梅雨を思わせるような蒸し暑さだ。
そういうわけで、今日から半袖の呑ちゃん。
頭もすっきり散髪し、う〜ん、どこから見ても爽やかな好青年(好老人?)。
しかし、いい男で居られたのはほんの束の間。その後「茄子土鍋ごはん」が良くなかった。
辛くはなかったのだが、汗だくになってしまった。
水も滴る・・・とは言い難い。これじゃ小汚いカッパだよ〜。 - 09.6.5 すごいな〜
-
ある方から突然連絡が入る。「大阪に来ているから」とのことだった。
数ヶ月ぶりにお会いしたのだが、急に老けはったように感じた。
きっとお仕事が大変なのだろう。
確かに、日本中を飛び回っていらっしゃる。
例えば今回は、昨日関西入り。神戸(灘校に用事があったらしい)大阪(私以外にももう1件)、そしてすぐさま東京に戻られるそうだ。
自分の家で眠るのは週に1度あるかないか、だと仰っていた。
ひえ〜。私には到底無理だ。
せめて私に協力できることはお手伝いさせてもらおうと思う。(はい。これからは、心を入れかえて)
受けた御恩は必ずお返ししまっせ!期待せんと待っといておくんなはれ。 - 09.6.6 奥付
-
「奥付」といえば大げさだが、ある問題集に私の名前が載った。
もちろん、執筆者ではない。執筆協力という形で1行だけ。
それでも嬉しいものは嬉しい。数問提供しただけなのに、恐縮だ。
けど、生徒達に自慢したら、「しょっぼ〜!」と散々だった。
フン。今に見ていろ。ぼくだって。 - 09.6.7 チケット
-
ハニーが行きたいと言っていた『さだまさし』のコンサート。
何度か申しこんだが全てはずれ。まるで私の拓郎さんみたいだ。
最後のチャンスは一般発売。電話受付だけだった。
「どうせ繋がらへんで」と言っていたが、「まあ、物は試し」と2人でチャレンジ。
何度かかけたが、やっぱりあかん。通話中か、お掛け直しくださいの無情のアナウンス。
諦めムードが漂いだしたその時。奇跡は起こった。
繋がったのだ。私の携帯からヒット。
ラッキー!一般発売の電話から申しこめたのは、初めてのことだ。
さて、チケットはゲットできたが、果たして私のスケジュールは都合つくのだろうか?
何とかしたいけど・・・。ダメならごめんね、ハニー!お友達と行ってね。 - 09.6.8 環境
-
初めにことわっておくが、私の言葉ではない。ある徳の高いお坊様(仲良しなのだ。どーだまいったか)のお言葉なのじゃ。
「生まれながらの悪人はいない。なのに、罪を犯す人はいる。
例えば、殺人を犯した人でも初めから人を殺してやると思って生まれてきたわけではない。
では、何がそうさせたのか?」
「性格で酒か?」とお馬鹿の呑ちゃん。
「性格で人は殺さない。環境だ。人は育った環境次第で変わってしまう」
「う〜ん。なるほど」と単細胞の呑ちゃん。
いい話を聞いたと、早速生徒達に話す、虎の威を借る呑ちゃん。
「じゃ、先生が下品なのも環境のせいなん?」
「そうだよ。私が今いる環境がそうさせているんだよ」
「???」
「つまり、君たちが下品だから私が下品になるんだよ」
「え〜!ありえへんし〜!!」
「そんなんうそや〜!!」
「※¢@♯∬%&♭Å♪∂」と口々に叫ぶ。
もちろん、私の方が間違っているのは明らかなのだが・・・。あ〜面白かった。
- 09.6.9 気合い
-
長男が頭を丸めた。悪いことをしたから懺悔で・・・というのではない。
今度の日曜日にある試合に臨むための気合いを入れたそうだ。
その試合をもって彼はクラブ活動を引退する。
思えば、入学式の次の日に「クラブ決めてきたで」と宣言。私たちを驚かせてから、もう5年以上経つ。
学校のない日も練習には参加していた。わざわざ往復3時間もかけて行かなくてもと、私は思ったのだが、ケガで練習できない時でさえ見学してくると言うくらいだから、よほど好きだったのだろう。
一時はクラブ内の人間関係に悩んでいたこともあったようだが、解決したのだろうか。彼自身の問題だからあまり口出しはしなかったのだが、個人主義の集まりのような学校に通いながら、彼のように和を大切にしたいというのは難しいことだと思う。
残念ながら、レギュラーにはなり切れず、最近は試合に出られないこともあったようだ。それでも必ず出かけ仲間を応援していた。
彼の最終試合。応援に行けないのは口惜しいが、仕事だから仕方がない。
勝ち負けなんてどうでもよい。悔いのないプレーをしてほしい。でもケガだけはするな。
息子よ。ファイト〜!オ〜!
小学校の高学年から中学の途中まではスポーツ刈りだった彼。久しぶりの坊主頭にしきりに照れていたが、なかなか似合っていた。他人から見ればいかついのだろうが、私には少し幼く見えた。これも親ばかたる由縁か。 - 09.6.10 キュウリ
-
「お〜い!カッパちゃん」
珍しくハニーがベランダで叫ぶ。
「キュウリ食うけ?」
何事かと思ったら、ハニーがもぎたてのキュウリを見せてくれた。
なるほど、カッパにキュウリか。
「でも、何で?」
「知らなかったでしょ!私が栽培していたの」
そういえば、虫に咬まれながら荒れ放題の庭の草引きをしているのを見たような記憶がある。そのときは「手伝おうか」の一言も発さないままシカトを決めたっけ。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
見ると、キュウリだけではない。ゴーヤにトマトまであった。
小振りながらもしっかりと実っているキュウリ。咲いた花がしぼんだ跡まではっきりと分かる。(ハニーが止めてと言うので写真はUPしないが、なかなか見事だ)
その日帰って、早速いただいた。
「美味い!」
ナイスだじょ。ハニー!自給自足の生活も近いかもね。 - 09.6.11 お休み
-
10日ぶりのお休み。今週から水曜日がお休みになった。
東京で同級生達が集まると聞き、半ば本気で出向こうかと思っていた。
ただ、最近は酔うとすぐに記憶をなくす呑ちゃん。関西ならばまだ何とか帰れるが、東京で迷子になったら大変だ。午前中まで迷っていたが、最後は安全を選んだ。久しぶりの友たちよ。またの機会ということで。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
じゃ、何をしようか。
プロ野球の交流戦でも観に行こうか?幸い大阪ドームでオリックスVSジャイアンツの試合が行われている。チケットは持っていないが、何とかなるだろう。
ところが、外は雨。しかも、BSではその試合を完全中継している。
これまた断念。臨場感より詳細をと勝手に理屈をつけ、テレビ観戦を決め込んだ。
ハニーは用事で外出中。雨の中、一人で出かける気もおこらず、結局外には一歩も出なかった。
あ〜。不精者の呑ちゃん。休養になったと思えばよいのだが、肩凝りによる頭痛は回復せず。だめだな〜。 - 09.6.12 ビデオ
-
先日のお休み。一歩も外に出ずゴロゴロしていたら、ハニーがビデオを借りてきてくれた。
私の好みに合わせて、邦画を2本。その日は結局観られず、今朝ようやく見終わった。
1本は『ホームレス中学生』。
ドラマなら、「そんなあほな!」と一笑に付すところだが、事実だそうだから恐ろしい。はっきり言って、私の想像の域を超えていた。
当たり前の生活のありがたさを感じることができた。オススメかな。ただし気持ちに余裕があるときに見た方がいいだろう。
もう1本は『落語娘』。
『ちりとてちん』で落語がブームになった(ハニーもはまった)から、その二番煎じかと思いきや、そこまでのレベルではなかった。まあ、落語だけに一応オチはあるのだが・・・。
津川雅彦が出ている最近の作品は、大抵ドタバタで残念だ。
- 09.6.13 失踪
-
授業開始10分〜15分後で、まだ来ていない生徒の家庭には連絡を入れる。
「どないしはりましたん?」
「え?もう出ましたけど・・・」
このようなやり取りが、たまにある。
大抵はしばらくするとやって来るのだが、今日は待てど暮らせどなかなか登場しなかった。
心配になって駅まで見に行く。ちょうど駅で母親と出会う。お母さんも心配になっていつもの経路を辿ってきたようだ。
「寝過ごしたのではないですか」
「でも、たった1駅で?」
「今までに寝過ごしたようなことは?」
「ないです。電車にはとても詳しいはずだし」
「おかしいですね〜」
「もう少し待ってみます」
1時間経過。まだ現れない。
再度、駅に。お母さんはまだ待っている。
「駅には連絡をし、手配もしてもらったので、もう一度家のまわりを見て来ます」
しばらくしてから連絡が・・・。
「まだ見つからないので、警察に届けます」
「そうして下さい」
さあ、大変なことになってきた。
昔ならば起こらないような事故や事件が、今は当たり前のように起きる時代。
まさかと思うが・・・。
最初の連絡から4時間以上経っていた。
「見つかりました〜!」と母親の声。
こちらの力も抜けていく。
「寝過ごして京都の方まで・・・。折り返しの電車もなく、電話するお金もなかったようで」
あ〜。無事で良かった。
それにしても・・・。寝過ごしの新記録には間違いない。 - 09.6.14 前夜
-
目標を立てるのはキライじゃない。「今年こそは○○」「今度こそ○○」とあれこれ考えるのは楽しい。
しかし、目標が実行されたケースは稀だ。
意志が弱いのだろうか?いや、強くはないがそれ程軟弱でもないつもり。
では何故?
忘れちゃうのだ。自分が決めたことなのに、つい、うっかりと・・・。
だから、「○○をしない」という、禁欲系の誓いはしないようにしている。まず守られない。
それより、新しく何かを始めるとか、もっと○○をしようとかの方が実行できるように思える。
明日また一つ齢を重ねる。さて、何を目標にしようか。
「生徒を怒らない」これができればどれほど幸せだろう。しかし、まず無理だ。○○しない系だし。
「もっと生徒を誉める」そうだ。これがいい。
さあ、何日続くだろうか?口に出した以上は守らねば。
それともう一つ・・・。おっと、これは内緒にしておこう。 - 09.6.15 幸せ
-
生きていることの幸せ。普通にいられることのありがたさ。最近特に感じる。
先ずは、両親にありがとう。
産んでくれて、育ててくれて、いつも見守ってくれて、ありがとう。
天国の父さん。おかげさまで、バカ息子は相変わらずバカで酒が、それでも元気で酒。
次は、家族のみんなにありがとう。
息子達よ。元気でいてくれてありがとう。君たちの成長が今の私の支えです。
ハニー!あらゆる面でありがとう。君がいるだけで幸せで酒。
最後に、私が関わっている全ての人達へ。おおきに!ありがとう。
あなた達がいるからこそ、私は存在していま酒。
これからもヨロピコお願いいたしま酒!
49歳の誕生日を迎え、柄にもなく謙虚な呑ちゃんであった。(でも酔っぱらい) - 09.6.16 プレゼント
みなさん。たくさんの愛をありがとう。
自慢させてもらおう。写真はホンの一部。
ハニーからは、サイフとカッパのタオル(可愛いでしょ)。
息子達からは、おめでとうの一言&メール。
生徒達からは、河童ランドの想像図?(ハニーも登場?by1年生)・お酒(ビールに焼酎。何でもこい)・おかき(健康のためにとのこと)・ワインゼリー・お手紙たくさん。
ネットの仲間からは、たくさんのお祝いメッセージ。
職場の仲間からは、・・・。何もなし(何でやねーん。もう祝ったらへんぞ)。
他にもたくさんのお電話&メールをいただいた。
幸せいっぱいの1日だった。ハッピー!ハッピー!- 09.6.17 教育講演会
-
年に一度の教育講演会。今年は四天王寺高等学校教頭の小谷良二先生にお願いした。
タイトルは「子育てのコツ」〜親として・教育者として〜。
難しいテーマのはずだが、実に楽しいお話だった。
先生の暖かいお人柄のおかげで、穏やかに会は進み、満員の会場は何度も爆笑の渦に包まれた。
私も何回笑ったことだろう。
今回(個人的なことで)わかったこと。
私の子育てが、親としては間違っていなかったかもしれないかったが、教育者としては全くダメだったということ。
先生が奥様を大変愛していらっしゃること。私はまだまだ。大いに見倣おうと思う。
もちろん、他にも(教育者としては)、多くのことを教えていただいた。
まあ、詳細と堅い話はまた来週の通信に譲りたい。(でも私、文才無いからな〜) - 09.6.18 シュークリーム
-
実は甘い物も割と好きな呑ちゃん。
ケーキを食べるのは照れくさいが、何か幸せを感じてしまう。
コテコテの生クリームまたはチョコレートをいっぱい塗りたくったケーキも好きだが、一番好きなのはシュークリーム。(次はチーズケーキかな。え?おっさんの好みなんてどうでも良いってか?!)
ハニーが「お誕生日のケーキはいかが?」と言うので、昨日講演会のあとデパートへ。
2つのデパートを往復し(と言っても真向かいだが)、そうだな20軒以上は見て回ったかな。
ところが、どれも私のハートにビビビ!とこない。
見ただけで味が分かるわけはない。じゃ、何が決め手か?
ふぉふぉふぉ。分からないかな。当然、大きさじゃよ。
先日、京都に行ったとき「イノダコーヒ」で見つけたジャンボシュークリーム。
「買って!買って!」とねだったが、ハニーは「ダメで酒!」とキッパリ。2人で食べるにしても大きすぎたようだ。
そのときの無念さからか、今回はひたすら大きい物を探した。
美味しそうな物もあったが、どう見ても小さい。
店員さんに「これのもっと大きいのは無いで酒か?」と尋ねる呑ちゃん。笑いながらそっと離れるハニー。
結局、ふつうサイズ(中では一番大きなものを選んだが)で妥協。2つも買ってもらって幸せな呑ちゃんであった。
Pちゃん。あげへんで〜! - 09.6.19 枕
-
ハニーは肩凝り。それも極度の・・・。
ひどいときは、頭痛だけでなく吐き気まで伴い、起きあがれないこともある。
数日前もそんな状態が続いていた。
「枕を変えたらマシになるかな〜」
「今度見に行こうか」などと話していたのが、ようやく今日になった。
布団屋さん到着。
「改装前の閉店セール。大幅割引き中!」おお!良いではないか?
さらには「あなたの健康、無料チェック」とある。ラッキ〜!
ルンルン気分で枕のコーナーへ。
早速、診断してもらう。
応対してくれたのは男性店員。年の頃は私と同じか、もうちょい上か?「まくら診断士」なる資格も持っているという。
しかし、どうも信用ならない。と言うのも、風貌が『イッセー尾形』に似ているのだ。
『60歳のラブレター』では良い夫役だったが、『ホームレス中学生』ではいい加減極まりないダメ親父を演じていた。その無責任さが、目の前の店員の一言一言とダブる。弾んでいた気分がしぼんでいく。
勧められた枕は割と良さそう。ハニーも「気持ちいい」と言う。
しかし、その枕には『割引き除外品』なる札がしっかりと貼られている。
枕の仕組みが割と単純(要は、横になったときに頸椎がまっすぐになるように枕の高さを調整する)だっただけに「ちょっと高いんじゃないの〜」と思わざるを得ない。
でもまあ「ハニーがこれで元気になるんだったらまあいいか!」と、結局はその店員の言うがままに・・・。
流石に、「ちょっとこちらへ」と別コーナーに案内され、超高価なマットレスを勧められたときは、「調子に乗るな〜」と叫びそうになったが。いいカモに思われたのだろう。
さて、効果の程はいかに。後日の報告を刮目して待て!(って勝谷かわしは?!) - 09.6.20 ナイトスクープ
-
関西ローカルの番組にしては長寿を誇る『探偵ナイトスクープ』。私の好きな番組だ。
この日記でも何度か取り上げている。
しかし、先程オンエアーされた『感涙。恩師探し』には本当に感激した。涙が止まらなかった。
小学生・中学生の間に校転校を繰り返していた依頼者が、40年ほど前に担任したもらった先生を探して欲しいという依頼。
転校する直前に、わざわざ訪ねてきてくれた先生。その生徒に自作の詩を色紙に書いてプレゼント。残念ながら、繰り返された転居の際にその色紙は無くなってしまったが、依頼者はその詩を心の支えとして、その後の人生を生きる。先生が下さったその詩に自分で曲を付け、最後は恩師の前で熱唱する。
何がスゴイかって、40年近く会っていなかったその生徒を、一目見るなり「○○君!」と分かった先生。愛情を持って接していた証であろう。私も生徒のことはよく覚えていると自負していたが、敵わない。絶対に私には無理だ。(特に男子生徒となると記憶があやふやに・・・)
さらに、その先生は依頼者にとってだけ特別な存在であったわけではない。番組のロケ中に通りすがったある男性。なんとその先生に憧れ、現在は教職に就いているらしい。
う〜ん。何て素晴らしい話なのだろう。作り話でも何でもない。探偵初登場の元「ホームレス中学生」の初々しさと相まって、素敵な作品になっていた。きっと、いつまでも心に残るだろう。エネルギーまでもいただいたような気がする。 - 09.6.21 古文書
-
昨夜のこと。私が帰宅するなり、長男が「面白いものを発見した」と言う。
と、見せてくれたのは古い封筒。表には昭和52年体育祭資料とある。生徒会室の掃除をしていたら見つけたらしい。
「たまたま開けたら、ぼくと同じ名前の人が体育委員にいるねん。びっくりしたで〜!」
「・・・?」
「でも良く考えたら、父さんやってんな」
「・・・(そりゃ他にはいないやろ)」
どれどれ。渡された1枚の紙を見る。相当古い。(そりゃそうだ、30年以上前のものなのだから)紙も変色しており、まるで古文書だ。
おお!懐かしい名前が並んでいる。当時の体育委員のメンバーだ。
体育委員は3年間させてもらったが、どうやら最後の年、高校2年生のときのようだ。
出場する競技、担当する競技、それぞれの競技での役割などが書いてある。
それによると、私は校長杯(1500m走)に出場し、玉入れやミニサッカーなどを担当していたようだ。
徐々に記憶が蘇る。初めて台の上に立ち、マイクを前にしたときの興奮。足の震えまで、完全に思い出した。
ミニサッカーは私が考案した競技だった。通常のコートの半分の広さで行う。人数は7人。使用するボールはバレーボールだったっけ。今で言えばフットサルみたいなものだ。先見の明があったんだな〜(←自画自賛)
その競技の名前は「紅き血のセブン」。これだけでお分かりの方がいれば凄い。当時「紅き血のイレブン」というサッカーマンガが人気だったのだ。
他にも時代を彷彿させるタイトルが並ぶ。
「六甲田山」(べたやな〜)「俺たちの旅路」(そのまんまやんか)「ゴキブリハイハイ」(これも私の担当)・・・。
今もなお引き継がれているものもあれば、私の競技のように消え去ったものも多い。
長男が驚いたのは、体育委員のメンバーの少なさ。たった20人しかいない。彼の時は120人ほどいたというから、確かにそれに比べりゃ少ないが、やってできない人数ではなかった。
それにしても懐かしい。眺めているだけで当時に戻ったような気分だ。
30数年、ただ置き忘れられていただけ?のファイル。息子の手により発見されたのも何かの縁か。素敵な「父の日」のプレゼントをいただいた。 - 09.6.22 算数オリンピック
-
今年でもう18回目になるんだな〜。HOPESを開設したのも同じ頃だと思うと、何となく縁を感じる。
最近、縁(えにしと読んでね。日本酒の銘柄ではないぞ)という言葉が好きな呑ちゃん。これも年をとった証拠かな。
今回も挑戦した。トライアルにしては難しかったような気がするが、これって単に私があほなだけ?(実際1問間違えた)
生徒たちも真剣に挑んでいた。
今年からの新企画の「キッズBEE」は、1年生から3年生までが対象だ。塾生からは各学年1人ずつ出場した。
1年生が40分集中できるかと心配していたが、一応大丈夫だった。
しかし、早々と出来たって顔をしていたのが、却って不安。
まあ、他の部門でも本戦出場者が出るとはあまり思えないので、過度の期待はやめておこう。
と言いつつ、夏のハードなスケジュール(今年はほんまにしんどい。インフルエンザのどあほ!)にも関わらず、東京行き(決勝進出者のための応援)の日だけは確保している超楽天的な呑ちゃんであった。 - 09.6.23 ハイテンション
-
日曜日の朝。
「今日も忙しいぞ!よ〜し、がんばるぞ〜!ファイト〜!オ〜!」と言うよりは、
「あ゛〜。今日も忙しいなぁ。ボク、いやだだな〜」と言うのが偽わらざる心境。
もちろんこんなことを思ってはいけないのはわかっている。
そもそも、授業が8時間あろうが9時間あろうがそれはこっちの都合。生徒達には関係ない。彼等にとって私の授業は2時間だけなのだから、私はそれに全力を注ぐべきだ。断っておくが、後のことを考えてパワーをセーブする(はっきりと言えば手抜きをする)ことだけは、一度もしたことはないし、しようとも思わない。あくまでも目覚めたときの気持ちの話である。
先日の日曜も、やや憂うつな気分で家を出た。
駅で並んでいると、やたらハイテンションな2人組の女性が真後ろに。
聞くともなく聞いていると(そりゃ耳に入ってくるわな。あんな大声だったら)、旅行に行ったことを1人がもう1人に楽しげに語っている。旅の話をしている方のテンションが高いのは何となく分かるが、それ以上に聞き手の反応がスゴイのだ。
「え〜!そうなんですか〜!!すごいですね〜!信じられな〜い!で、それで、それで」
話し手はそれに負けずと楽しそうに語る。聞き手はさらに嬉しそうに聞く。まるで飛び上がらんばかりだ。
近くでこれほど騒がれたら、たまったもんじゃない。少し頭が痛くなってきたので、車内では私の方から離れていった。遠くから彼女たちの方を眺めると、地図を広げて小躍りしていた。
聞き上手とはあんな子のことを言うのだろうな〜。と感心してしまった。
1日のお仕事終了。授業は5時間と少なかったが、算数オリンピックに挑戦して頭が疲れた。合間に成績入力。DVDを作成しながら、通信の作文。(己の駄文だけではなく、他人の添削までしなければならない)さらには面談。冗談じゃなく、くったくたに疲れた。軽く一杯呑んで帰路についた。
帰りの電車は混んでおらず(そりゃ日曜の終電近くだもんね)、幸い座ることができた。
「寝過ごさないようにせねば!」と自分に言い聞かせる。
しかし、その心配は要らなかった。
となりからやたら元気な話し声が聞こえる。それとなく見ると、
「出た〜!」
朝の2人組だった。2人とも座っていたからまだマシだったが、話し手・聞き手の立場は変わっていない。流石に旅行の話は終わっていたようだが、とにかくハイテンション。
聞こえてきた会話がまたスゴイ。
「そう言えば私、朝からトイレに行っていないわ」
「え〜!そうなんですか〜!!すごいですね〜!信じられな〜い!で、それで、それで」
思わず私も訊ねかけた。
「朝からずっとこのテンションで酒か?」
行きも帰りも同じ人と乗り合わせることは珍しいことではないのかも知れない。
これも「縁(えにし)」なのかな〜。でも、できればこの縁はこれっきりで願いたい。 - 09.6.24 『とんび』
-
いや〜。泣いた!泣いた!電車の中でも、ラーメン食べているときも、挙げ句は学校説明会の最中でも・・・。
ある方から「いい話ですから」とプレゼントしていただいたのが、重松清の『とんび』。
最初は通勤途中の片手間に読んでいたが、次第に止まらなくなり、ついには学校説明会に参加している間にまで。(K中学校のみなさま、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!)
先程、読み終えた。
主人公は一人のおやじ。舞台は広島の片田舎。時代は昭和30年代。家族のぬくもりを知らずに育った男だったが、家庭を持ち、優しい奥さんとの間には息子が生まれる。ところが幸せは長く続かず、その子が幼いときに奥さんは事故で亡くなってしまう。それからは周りの人達の温かさに支えられ息子を育てていく。
場面場面の心情描写が実に巧みで、思わず感情移入してしまった。
もちろん、何の苦労も知らずに生きているような私などとは比べようもないのだが、親の子を思う気持ちは同じ。息子達の幼かった頃を思い出しては涙ぐみ、成長していく段階を今の我が子達にダブらせ、近い将来訪れるであろう場面でまた泣いて・・・。
素晴らしいおやじの生き様だった。真似しようにもできないが、生きていく元気はしっかりといただいた。
Tさま。どうも有難うございま酒。みなさまもぜひ!お薦めで酒!! - 09.6.25 備忘録
-
生徒達には「MYDOノート」(まいどのーと)なるものを作らせている。先ずはその日に学習する予定を書き上げ、1日の終わりにその目標が実行できたかをチェックする。ただそれだけのものだが、自主性の促進につながればと思い、数年前から励行している。
上手く活用している生徒とそうでない者の差は大きく、成績にも圧倒的な差になって現れる。
実は、私も生徒と同じノートを使っている。学年・氏名欄にはもちろん「中年・呑ちゃん」。
私の場合は、本来の目的(計画や予定&実行)以外に、備忘録代わりになっていることが多く、通信の原稿やテスト問題作成などにも使っている。まあ、仕事上の日記みたいなものだ。もう何冊にもなった。
昨夜、調べたいことがあって、過去のノートを探し出した。
読み返してみると、忘れてしまっていることも割と多かった。些細なことを思い出して喜んだり、嫌なことを思い出してむかついたり、時が経つのを忘れた。
困ったことが1つあった。日付は書いてあるのだが、何年までは記録していなかったのだ。時代順に並べるのに、結構手間がかかった。
次からは、使用開始年月日と最終使用年月日を必ず書くぞ!と小さく誓った呑ちゃんであった。 - 09.6.26 涼感スプレー
-
希代の暑がりの呑ちゃん。
ネクタイなんて大嫌い!ジャケットだって着たくない。世間が許すなら、家の中と同じ格好で外出したい。(絶対に捕まるって!)
先日、車内広告で見かけたある商品。
何でも、服にスプレーしておくと、汗をかく度に涼しく感じるらしい。
夢のような話じゃないか。こんなのを待っていた。
早速ハニーにおねだりして、買ってもらった。わ〜い。わ〜い。
ワクワクドキドキで試してみた。
確かにスーッとする。しかし、初めはヒリヒリする感じ。謳い文句ほどの効果はなかった。
持続性はまあ15〜20分と言うところか。ないよりはましって感じかな。ちょっぴり残念。
でも、似たような商品があれば、きっと試したくなるんだろうな〜。お馬鹿の呑なのだ〜! - 09.6.27 500円
-
今回はせこい話。あまり気分が良い話ではないので、スルーされることをお勧めする。
昨日の帰宅時。近鉄の奈良行きのダイヤは22時台になるとやたら特急が増える。何と1時間に3本も(土日でも30分に1本)。その間に1本でも快速急行を走らせればよさそうなものなのに、電車の混雑を嫌がり少しでも座って帰りたいという、疲れ果てた勤め帰りの人達をねらった、明らかに姑息な方針だ。
確かに、特急に乗れば乗らない場合より電車1本分は早く帰れる。また、それを見送って次の準急などに乗ると結局次の特急の方が早いこともある。
かく言う私。不合理を感じながらも割とよく利用している。さらに、携帯電話で予約できるチケットレスサービスなるものがあり、ぎりぎりの場合などに結構重宝している。ポイントもたまるし。
昨日も、何とか間に合うだろうと携帯から予約をした。
駅(鶴橋)に着いたら発車1分間前。慌ててホームに駆け込むと、案内表示に特急の文字がない。
ホームにいる駅員に尋ねる。
「○○分の特急はもう出たので酒か?」
「いいえ」
「じゃ、何で?」
「列車が鹿と接触事故を起こして、その特急は運転取りやめになりました」
多分、私の聞き間違えだろう。いくら奈良だからって、電車と鹿が接触するはずはない。しかし、急いでいた私。
「ふ〜ん。そうで酒か?で、その特急の予約をしたのですが、どうすればいいので酒か?」
「ホーム前方の特急券売り場で払い戻しをしています」
「へい、おおきに!」
ところが、特急券売り場は混雑していた。払い戻しを求める客ばかりだ。それにしても、やたらと時間がかかっている。
「何でやねん!おかしいやないか」などの怒声も飛び交う。
「怒ってもしゃ〜ないのになぁ〜」と思いながら、紳士の呑ちゃん。ひたすら順番を待つ。
ようやく、私の番が来た。携帯を見せ、この予約を取り消したいとの旨を伝える。
「できません」
「え?」
「携帯からの予約取り消しはこちらではできません」
「じゃ、どうすればいいの?」
「一度発券しますから、それを受けとってから、払い戻して下さい」
「(めんどくさいけど、しゃ〜ないな)じゃ、それで」
「それではクレジットカードを提示して下さい」
「なんで?そんなん持ってへんで」
「では、この書類に記入して下さい。会員番号からお願いします」
「会員番号?そんなもん知らんがな(いつもは予約の際に表示されているのだが、今回は何故かその画面が出てこない)」
「仕方がありませんね。自分でお問い合わせ下さい。氏名・電話番号など登録し直して確認お願いします」
「何が、仕方ないですねじゃ。え〜かげんいせ〜よ〜」と言いかけたが、そうこうしているうちに、次の電車がやって来た。
「ここでなきゃできへんの?」
「いいえ、降車駅でまた説明して頂ければ払い戻しに応じます」
「じゃ、そうするわ」
対応のまずさに苛立ちを覚えながらも、電車に乗りこんだ。
さて、やっと着いた。駅の改札で事情を説明する。対応したのは若い駅員。どうもよく分かっていないようだ。
「鶴橋でそう言われたのですか?」
どうやら私は疑われているようだ。必死にこらえて笑顔で答える。
「はい。一度確認してもらえますか?」
「わかりました」としぶしぶ電話をするその駅員。会話から聞こえる言葉の端々に
「かなわん客が来よった。何とかならんのんかいな」と言う思いが伝わってくる。
10分以上待たされた挙げ句、
「では、この書類に記入して下さい。え〜!予約した特急に乗らなかった理由など詳しく」
あかん。我慢の限界だ。
「どあほ!乗らなかったんじゃないわ。運転取り消しになったもんにどうやって乗るんじゃ。理由?こちらが聞きたいわ!」と叫びたかったが、
「それはおかしいのとちゃいますか?乗らなかったのではなく、乗れなかったのです。理由はそちらで調べて下さい」とあくまでも紳士の呑ちゃん。
結局、私の500円は本社にその書類を送り(それも2日後に)、決済を経て払い戻されるそうだ。
こんなことなら、たまたま車内に落ちていた500円玉を、知らん顔して拾っておけば良かった。などと、とことんセコイ考えまで浮かんだ。
時間ばかり取られ、釈然としない気持ちだけが残った。
もう特急なんか乗ったらへんわい!イ〜ダ!!
後日お詫びのメールが来た。特急と接触したのは、鹿ではなく、猪だったそうな。 - 09.6.28 お帰り
-
昨夜帰宅すると、PCの上にどこかで見たような物が置いてある。
先日の飲み会でなくしたと思っていた万歩計だ。
一瞬、なくして悲しそうにしている私を哀れに思い、ハニーが同じものを買ってくれたのかと思った。
「どないしたん、これ?どこにあったん?」
「机の後ろでかくれんぼしてはったよ」
諦めていただけに、喜びもひとしおだった。
早速使っている。以前も書いたような不満は残るが、とりあえずは戻ってきてくれたことに感謝したい。 - 09.6.29 心
-
「想いは相手に伝わるものだ」なんて思っていた私。
なんて馬鹿なのだろう。
他人の心なんか分かるはずないよな。分かったらかえってコワイわな。
心を伝えるために言葉があるのか?本心を隠すために言葉があるのか?
よく分からない。
ただ、確かなことは、私は馬鹿だと言うこと・・・。 - 09.6.30 CM
-
テレビのコマーシャル。最近のお気に入りは「ママ〜!電池替えて〜♪パパ〜!電池替えて〜♪」
初めは単に変なの!って感じだったが、妙に耳に残った。
生徒達もほとんどの子が知っていた。私が歌うと、声には出さねど露骨にヘタクソ!と言う顔をする。
6年生は流石だ。TVを見ていない子が多いからだろう。きょとんとしていた。中には思いっきり反応している子もいたが・・・。
それまでのベストは、ゴン太の気楽な一日。ご存じだろうか?「骨っ子食べて〜♪」
一番キライだったのは「お金は大事だよ〜♪」と宣うアヒルのCM。ま、インパクトがあるからCMとしては成功なんだろうが。