- 17.9.1 9月
-
何と陳腐なタイトルだろう。
しかし、9月になったのは慥かだ。
朝はめっきり涼しくなったし、虫の声も聞こえる。
蝉はなりをひそめ、秋の気配だ。
このまま涼しくなってくれると嬉しいのだが、それ程甘くはないだろうな。
- 17.9.2 無気力
-
いかん。暑くなくなった途端、私からも熱さが消えた。
何かやる気が起こらない。
こんな事を言っていてはいけないはわかっているのだが・・・。
夏、目一杯がんばった反動だろうか。
体もだるい。
しかし、一番は自分の不甲斐なさへの苛立ちだ。
一向に改まらない生徒の学習態度に辟易し、保護者の勝手に愛想笑いをするのが嫌になったのも、慥かだけどね。
原因を特定できないこの症状は、今までも年に数回起きていた。ここ1年以上は治まっていたのだが。
まあ、たいていは短期間で解消する。さて、今回はどうだろう。
- 17.9.3 命日
-
今日は父の命日。早いもので亡くなって、もうすぐ20年になる。
この日記にも何度か書かせてもらったが、最近は頻度が落ちている。(2007・2008・2009・2012・2013・2014)
父のことを忘れたわけではないのだが、正直、いつも思い出しているわけでもない。
人間なんて、所詮そんなものなのか。
それとも、私の情けが薄いのか。
父は天国からいつも私たち家族を見守ってくれている(はず)。
父に今の私はどう映っているのか。
きっと、大きなため息をつくに違いない。そして言うだろう。
「お前もいつまでもこどもじみたことばかりしていないで、(そう長くもないのだから)もっと今をしっかり生きろよ」とね。
- 17.9.4 家族
-
次男帰宅。数ヶ月ぶりだ。
親父の命日で集まったわけでもないが、長男も帰ってきて、久し振りの全員集合だ。
前回の帰省時の次男は、ガリガリにやせこけており、心配したが、昨日は少しふっくらとしていた。
え?ひょっとしてわが家のメンバー、この夏に全員太った?まだまだ成長期!てか?
いっぱい呑んで、いっぱい食べた。いっぱい喋って、いっぱい笑った。
幸せなひととき。
しかし、幸せは永くは続かない。次男の滞在はたったの一日だった。
次に会えるのはいつかな。みんな、元気に暮らせ!
- 17.9.5 筋肉痛
-
太ももの裏が痛い。と言っても鈍痛なのだが、座っていても辛い。
先日の竹田城散策が原因だろうか?
「年を取ると痛みは遅れてやってくる」と、聞いた覚えがある。
ハニーは次の日に変調を訴えていた。
鼻で笑ったバチが当たったのか。
思い当たる事が他に無いだけに、多分それが原因だろう。
あ〜あ。年は取りたくないな。
体中。あちこち痛い。
- 17.9.6 説明会
-
どうして日が重なるのだろう。
学校側の意図ではないにしろ、この時期は学校説明会が集中する。
すべての学校に挨拶はしておきたいが、そんなことをしていたら身が保たない。
だから、次年度に塾生が受験する可能性のある学校のみに留めているのだが・・・。
今日は3校が重なった。
かつては説明会のハシゴをしたこともあったが、そんな芸当は今は無理。
そこで登場を願ったのがマイハニー。
正直を言えば、あまり塾業界の醜い面を見せたくはなかったのだが、背に腹は替えられん。
私の代役で、某中学校の説明会に出席してもらった。
お互いの説明会終了後、天王寺で合流。
デビューの感想を聞いてみた。
生真面目なハニーのこと。話の内容を逐一メモを取っていたらしい。
そのため、この業界の人たちが醸し出す異様な空気を感じるまでには至らなかったようだ。
何故か一安心。
でも、疲れたでしょ。
ありがとうね。マイハニー。
- 17.9.7 教材整理
-
本当はもっと小まめに行わなければならないのだが・・・。
今年度、作成及び使用した教材をやっと整理した。
半年分以上(しかもその間に2つの講習会)の量は半端じゃなかった。
丸々一日かかってしまった。
けど、何となく気分はスッキリ。
未練は断ちましょう。(意味不明でごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!)
- 17.9.8 「まいにち、テニス」
-
松岡修造の日めくり第3弾が出たらしい。
前作、前前作ともに大変お世話になった私。迷うことなく、即購入。
「まいにち、修造」・「ほめくり、修造」に続き、今度のタイトルは「まいにち、テニス」だ。
もっとも、生徒達が喜んでいたのは第一作の初めだけ。
嬉しそうにめくってくれていたのにな〜。
最近では、カウンターの上に並んでいる日めくりに目をやる者も少なくなった。
「2つも並べるからいけないのよ」と、ハニー。
3つ並べたら・・・。
流石に呆れられるだろうな。いやそれ以上に、正直、邪魔だし。
そこで、初代と前作には引退してもらうことにした。(伊達公子の引退とは無関係)
3年間の永きにわたり、いつも私を元気づけて下さり、ありがとうございま酒た。
今後はわが家でのんびりお過ごし下さい。
さて、今度の日めくりだけど・・・。
今一つピンとくるものがないのだ。
私がテニスに関して、全くの門外漢だからだろうか。
まあ、一日一日味あわせていただくとしよう。
- 17.9.9 朗読
-
え?本は聴くもの?
本は読むものだと思っていたぞ。
散髪屋さんに教えてもらった。
なんでも、朗読アプリなるものがあるそうで、プロのナレーターや俳優が本を読んで聴かせてくれるらしい。
まるで、音楽を聴く感覚だ。
実際に聞かせてもらったが、なかなか面白い。集中して聴けば十分頭に入る。
マスターは、通勤途中や散歩の間に利用しておられるらしく、ジャンルも豊富で、名作から人気の現代文学、自己啓発やビジネス、落語や語学、ライトノベルなどが揃っていると仰る。
読み上げのスピードも調整できるそうで、いろいろ試して下さった。(2倍以上だと、私には聞き取れなかったけどね)
値段も手頃だ。1月1500円なら実際に本を買うのと変わらない。しかも、気に入らなければ読まなければ(いや、聴かなければ)良いのだから。
難点は、1冊にかなりの時間がかかること。
マスター曰く、1冊で10時間程かかる。目で読む方が圧倒的に早い。そうだ。
しかし、近い将来、この読書?スタイルが定着するのだろうか。
う〜ん。違和感は否めないが、私も試してみようかな。
- 17.9.10 体重
-
げ!ヤバい。体重計は71kgを示していた。
思わず、ウッソ〜ン!と叫びそうになったが、紛う事なき事実。
おかしいな〜。夏の間あれほどハードだったのに、どうして痩せないんだろう。
などと、とぼけても無駄。
思い当たることがありまくる。
先ず、暑さを言い訳にほぼ毎日呑み続けたこと。良くないことだと分かっていたが、呑まなきゃストレスが解消できないしね。
呑まない日は、梅ソーダ(たっぷり砂糖が入っている)をジョッキで2杯。
そして、食べたら(もちろん大量にね)即就寝。だって、時間が無いんだも〜ん。
さらには、事務所に入ったら、先ずスタミナドリンク。
こんなもの(=究極の「気のせい・勘違い薬?」)に頼る自分が情けないが、少しは元気になる(気がする)。
これまた、大量に糖分が含まれていると聞く。日に2本飲むこともあったな〜。
だめだこりゃ!これで、痩せるはずないわ。
トホホ。折角66kgまで減ったのにな〜。
- 17.9.11 パニック
-
「もういや!」
とうとう諦めた。
さっきから何時間同じ作業をしているだろうか。
今朝は学校説明会はない。
久し振りに自宅で作業をしようかと、PCを開けた。
先ずは、教材整理だ。
事務所で作成した教材はすべて自宅のPCに保存している。(もちろん事務所のPCにもね。かつては自宅のもう一台にもバックアップを取っていた)
作成の都度、保存すれば良いのだが、それじゃあまりに煩雑だ。
それ故、しばらく(夏前から)放置しておいたのだが、溜まりに溜まっていた。
何とか小一時間で終了。
けど、反省!これからはもっとマメに行おう。
次はメール整理。
これまた、事務所のPCで受信したメールと同じものが溜まっている。
まあ、殆どが要らないメールだから削除すれば良いだけのことなのだが、数ヶ月前からメールソフトの調子が悪い。
先ず、受信はできても送信ができない。(ダメじゃん。決定的に)
それ故、わざわざ事務所に行ってから送信したことも。
次に、これまた理由は分からねど、「ディスクがいっぱいになりました」と言われ、「保存できてませんでした」云々の表示が出る。
再起動をかければ大抵は元に戻るのだが、その都度、削除したはずの大量のメールをご丁寧にも再配達してくれる。
要らんちゅうねん!
2000通ものメールがドカン!ドカン!と届けられるのだ。
2回までは我慢して削除した。
けど、もうあかん。はい、参りました。私の負けで酒。
とうとうギブアップ。
あ〜あ。
これは「すべての仕事は事務所でしなさい!」という神の啓示だろうか。
おかげで、午前中の時間がすっかり潰れてしまった。
今週はウルトラハード(説明会参加・保護者会開催とその準備・教材作成+テスト作成・おまけにHOメール)なのに。
とほほ。久し振りにパニックに陥りそうじゃ。
さあ、のんびり日記などしたためている場合じゃない。
負けるな呑ちゃん。ふぁいと〜!お〜!
いざ、出勤じゃ。
- 17.9.12 もう一つのHOPES
-
ご存知の方もおられるだろう。
HOPESという塾は、寺田町以外にももう一つ存在していたことを。
開設当時のパートナーであるO氏が経営する、上本町にあるHOPESだ。
O氏とは5年間苦楽を共にした。
最終的には、生徒に対する考え方の違いから袂を分かったが、けして憎しみあって訣別したわけではない。
ただ、当時の生徒達には迷惑をかけた。例えは悪いが、両親が離婚して子供がどちらについていくか選択を迫られたようなものなのだから。
彼とは、教え子同志の結婚式で再会できたが、結局それ以来、音信不通が続いていた。
ただ、彼の教室の前を通り、看板を見る度に「ああ、がんばってはるんやな〜」と感じていた。
ところが、昨日。学校説明会の会場が教室のすぐ近くだったので寄ってみたのだが。
あれれ?ない!看板が見当たらない。
それどころか、教室ごとなくなっていた。
ビルの住人らしき人に尋ねてみたが、知らないという。
移転でもしたのだろうか?それとも閉鎖?
教え子によると、昨年は慥かにいてはったらしいのだが。
私よりも10才年上の方なので、引退されたのかも知れない。ご病気でなければ良いのだが。
いずれにしろ、寂しさは否めない。
けど、そのうち私も言われるのだろうな〜。
「あれ?教室がなくなってる!」ってね。
※ 移転されていたそうです。
大変失礼いたしま酒た。
Oさん。お元気で何より。また飲みましょうね。
- 17.9.13 まいにち、終電
-
「まいにち、修造」ならぬ「まいにち、終電」が続いている。
昨日など、本気で、帰らずにこのまま仕事をしようかと考えたが、汗まみれの体が嫌だったので、慌てて教室を飛び出した。
帰宅後、すぐ仕事に取りかかろうとしたが、ファイルがPCトラブルで転送されておらず、断念。
午前中は(今日も学校説明会だったので)結局何もできず。
とうとう、追い詰められた。
毎年同じようなことを言っている。情けない限りだが、事実だから仕方ない。
なんて、うだうだ言っているヒマがあれば、さっさと仕事をせんか!
はい、ごもっとも。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
けど、今日は早く帰りたいな〜。
- 17.9.14 「過保護のカホコ」
-
最終回だったからって、何も急いで見る必要は無かった。
なのに、見てしまった。後悔!
寝る間を惜しんで、ビデオを見るなんてアホや!
少しはリラックスをん。なんて、ただの現実逃避。
あ〜!自己嫌悪。
まあ、ストーリーは悪くなかったけどね。
主人公のカマトトぶりが鼻についたが、高畑充希だから許そう。
だって、あの子、S学園中学に在籍していたらしい。しかも英数2だと聞いた。
ふ〜ん。賢いんだ。
けど、文句ばかり言っていても始まらない。
しっかり泣いたクセにね。
- 17.9.15 保護者会
-
間に合った。と言っても良いんだろうか。
保護者会の資料ができたのは、会の開始30分前。
しかも、今回は何故か開始時刻を30分遅くしており、(実は本人はその変更を忘れていた。数人の保護者も今まで通りの時刻に登場した)、そのおかげで何とかなったようなものだ。
睡眠時間を削り、やっとの思いで完成!と、声高らかに言いたいところだが、前日にビデオを見ていた手前、格好悪くて言えやしない。
まあ、事なきを得たから一安心ではあるが、大いに反省しなくては。
保護者会は無事終了。
ほぼ全員の保護者に参加頂き、感謝の念に堪えない。
ただ、私の想いが伝わったかは微妙。
だって、本当に意識が朦朧としていたんだも〜ん。
ダメで酒ね。こんな事では。
それにしても、体力がすっかり落ちてしまった。徹夜なんて、もう絶対に無理だわ。
- 17.9.16 疲れ?
-
保護者会は終了したものの、寝不足の日々は続く。
今朝は、体が重くて、なかなか床から起き上がれなかった。
昔なら、どんなに疲れていても、一晩眠れば回復できたのに。
実は、先ほどから歯が痛い。
疲れのせいだろうか?何となくだけど、歯が浮いているような感じなのだ。
歯が浮くような臭いセリフを言った覚えはないのだけど。
え?もしかしたら虫歯?
まさか?いや、思い当たる節はありまくる。
ここ数日は、面倒くさくて歯みがきもろくに行わなかった。
いや、歯みがきしなくっちゃという意識はあったのだが、横になった途端眠りに落ちていたものだから、起き上がることができなかったのだ。
生徒達に言ったら、「自業自得や!」とばっさり切り捨てられた。
慥かにそうで酒ね。
実は、この日記も3日分まとめて書いている。
ホントは、暢気に日記を書いている場合じゃないのだが、流石に、これ以上溜めると、やる気が起こらなくなる。(そう、生徒の宿題と同じで酒)
情けないな〜。
最後に一言。
台風来るな〜!あっち行け!!
- 17.9.17 あらしのよるに
-
台風18号。来るなと言ったのに来やがった。
昼間は、雨風共に大したことはなかった(警報は出ていたが、晴れ間も見えていた)が、夜には近畿直撃らしい。
仕方が無いので、6年の夜の授業は中止。一部は振り替えた。
さあ、嵐が来る前に帰ろうか。
いやいや、そういう訳にはいきませぬ。
だって、今日はハニーの誕生日。
店も予約してあるし、長男も祝いに駆けつけてくれるはず。
ぎりぎりの時間まで仕事を片付け、いざ出発じゃ。
- 17.9.18 ハニー
-
初めて行く店は苦手だ。大抵迷子になる。
昨夜もそうだった。
地図を読めない私が一番悪いのだが、近くまで行ってもなかなか着けない。
雨風が次第に強まる中、夜の難波を彷徨い続けた。
ようやく辿り着いた頃には汗だくだった。
予約していたのは寿司屋さん。
コスパが高いとネットで評判のお店だったが、慥かに安い。味も悪くない。けど、今一つ満足できなかった。
初めて行くから仕方が無いのだが、よそ者扱いされているようで、気分が悪かった。僻みすぎかな?
けど「いっぱい食べて〜♪いっぱい呑めれ〜る♪」。当初の目的は果たせた。
そのまま、いつものバーに流れ込む。
しかし、いささか呑み過ぎたようだ。
いつも以上に記憶があやふやだ。
ごめんね、ハニー!折角君の誕生日だったのに。
ハニーおめれとう!君の人生、ようやく半ば。(年は伏せとくね)
これからもヨロシクね。
- 17.9.19 どうせなら
-
仕事が減らない。やってもやっても次から次へと出てくる。
ぼやいても仕方ないのだが、たとえば1つテストを作る。大分手際が良くなってきたので、3〜4時間あれば完成だ。
けど、テストの結果は、みながみな及第点を取ってくれるとは限らない。点数が悪い子もいる。
その子達のために、今度は再テストを作らなければならない。当然、違う問題で、しかもレベルも考慮しなくてはならない。
となると、また3時間かかるわけだ。
正直泣きたくなる。やっとできたと思ったら、すぐ替わりのものが必要になるのだから。まるで、今作ったものが無駄のようにも思えてくる。(違うけどね)
しかし、泣き言を言っていても始まらない。
何がどうあれ、やらなければならないのだから。
たとえとしては不適切だが、母親が洗っても洗っても汚れ物が減らないからと言って、洗濯を放棄はしないだろう。
まして、教えるというのことは、「はい。言いましたよ!」で済ませられるものではない。
伝えて終わりではないのだ。理解させてこそ、初めて教えたと言えるのだから。
論点がずれたので元に戻そう。
どうせやるなら、楽しくやろう。
最近ようやく、そう思えるようになってきた。
テストからは何処が分かっていないのかが見えてくる。なら、それを次のテストの中で理解させてやろうじゃないか。
よく読めば分かるような問題を作るのは楽ではないが、得意技だ。
少しくらい仕事が増えても構わないじゃないか。
再テストを恐れて簡単な問題にするより、生徒達を理解させる方が遙かに上なのだから。
苦労を厭うなら、こんな仕事辞めれば良いのさ。
さあ、再テストはできた。
今度こそ大丈夫だろう。いざ、勝負じゃ。
- 17.9.20 胃痛
-
激痛ではないのだが・・・。
胃が痛い。
思い当たることは、これまた、ありまくる。
10%引きにつられて、コンビニの揚げ物を食べ続けたからか?
いや、やはり、飲み過ぎが原因か?
それとも、精神的なものか?いいや、こんなのストレスにも入らないわ。
病院に行くつもりもなければ、行く時間も無い。
だけど、痛いのは辛い。
早く良くならないかな〜。
頑張れカッパちゃん。
自然治癒力で治すのじゃ〜。
- 17.9.21 適性検査
-
最近やたらと目に付く言葉が「適性検査」。
一般の人には無縁だが、中学入試でこのスタイルを取り入れている学校がとにかく増えた。
「適性検査」って一体何?免許の講習で聞いたことはあるけど、中学入試に?入社試験の間違いじゃないの?
当然の疑問で酒よね。
はい、お答えしましょう。
「受験生の学力以外の面を評価して、その子がこの学校にふさわしい人間かを判断する」というものなのだ。
もちろん試験である以上、評点が付く。そして、その点数で合否が決定されるのだ。
学科試験に教科融合型の問題を出す学校は、以前からあった。
けど、昨年とある学校が「21世紀型入試」なるものを始めたことがきっかけで、多くの学校が右に倣え!を始めた。
「お〜!面白そうじゃない。良い試みだ!」という意見もあるだろう。
慥かに、人間は学力だけでは評価できない。入社試験や大学入試でこのスタイルが採られるのは(ある程度)納得できる。
(それでも大学入試に関しては私は反対。その理由は後で)
しかし、小学生にはどうだろう。
子供は全員、未成熟。それで当たり前。完成した子供なんて気持ち悪いだけだ。大人でも未熟者だらけなのだから。
ましてや、相手は小学生。一体、何を基準に、その子の人間性を評価するのか。
プレゼン能力?自己アピールができる子なんて稀だ。ただの目立ちがりやじゃないか。
協調性?何処で誰が判断する。発言しなくても、相手のことをしっかり聞いている子もいれば、ただ自分の意見を言うだけの子もいる。
リーダーシップ?小学生の今、それが必要か?口の上手い奴が偉いのか。
特別技能?英検何級。漢検何級。算数オリンピック・・・。それって全員が受けているの?そんな基準で判断するなんて不公平だ。
そして何より、私の言いたいのは、ここから。
運良く評価され、合格できたなら、その子は幸せだろう。(その時はね)
けど、もしも不合格とされたなら。その子は全人格を否定されたような気持ちにならないだろうか。
学科試験で点数が足りなかったのなら納得できる。自分の努力が足りなかったのだと、あきらめもつくし、反省もできる。再チャレンジのモチベーションにもなる。
けど、自分という人間に点数をつけられ、「あなたは○○点足りません。だから、この学校にはふさわしくありません」と言われて、どう思う。
そんなの、どうしようもないじゃないか。傷つくだけだぞ。反省も立ち直りもできないわ。下手すりゃ、グレるぞ。
まして、その点数をつける人は絶対的な存在でも何でも無い、ただの人間。先生というだけのただの大人。加えて、基準が公平なものではないのだから。
くどいようだが、入社試験なら分かる。その会社が求めている人間像と、その人のアピールした姿が合わなかっただけのことなのだから。
価値観の相違というよりは、イメージの食い違いで、仕方ないと割り切れるだろう。
けど、中学校だぞ。どんな人間であれ、正しく強い人間に育てていくのが教育じゃないのか。
これからいくらでも変わる可能性を持っている子を、その入り口ではねるのか?
そんなの教育者の意見とは思えない。ただ単に、人数を集めたいがための策略じゃないのか。
「近い将来、中学入試の算数は論理的思考力を問う問題がメインになる」
私がそう言ったのは、かれこれもう10年以上前のこと。
知識偏重を無くすべき。これには賛成だ。
その意図で「適性検査」型入試を行うのだ!と、言いたいのだろう。
けど、それでも私には少し方向性が違うように思えてならない。
(断っておきま酒が、あくまでも私個人の考え方。私見で酒からね)
- 17.9.22 五重塔
-
やっとの思いで登り切った。けど、汗が止まらない。
朝から何してるん?と思われたかな。
一体、何の汗。
少し動いたから?蒸し暑かったから?
それとも、冷や汗?脂汗?
いいえ、やっぱり恐怖の汗でしょう。
今日はここに行って来ま酒た。写真で分かるかな〜。
この塔に登るのはこれで3回目。
3回目ともなれば、流石にもう大丈夫だろうと、自分に暗示を掛けておいたので酒が・・・。
恐かった〜。ホンマちびるかと思ったよ。
けど、可愛い教え子のため、へっぴり腰でもちゃんと2本の足で登り切ったぞ。(←四つん這いにはならずに立っていられた)
これで大丈夫。しっかりお願いもしてきたし、ご縁が頂けるはずだ。
あ、もちろん。説明会にもちゃんと参加してきま酒たよ。
相変わらずの冗長な説明には閉口したが、しっかり情報はゲットしてきたぞよ。
- 17.9.23 筋肉痛(今月2回目)
-
情けない体になったもんだ。
朝起きたら、太ももが痛い。
どうやら筋肉痛のようだ。
思い当たるのは、ただ1つ。
昨日の登楼しかない。
が〜ん。何ということだ。
たったあれだけ、歩数にして100歩もないぞ。
う〜ん。
それほど緊張していたと言うことなのだろうか?
それにしても・・・。とほほ。
- 17.9.24 お誘い
-
保護者からランチのお誘いを頂いた。
私がではない。ハニーがだ。
さて困った。
私は、原則として、現役生の保護者からのお誘いはお断りしている。(保護者が教え子の場合は話が別)
まあそんなことはないのだが、例えばある保護者から饗応を受けたとしよう。
それが故に、その保護者の子を特別扱いしていると、他の人たちから勘違いされるのが嫌なのだ。
一部の保護者とだけ親しくなるのは、やっぱりおかしいしね。
ただし、生徒が卒業した後なら一切構わない。むしろウエルカムだ。
実際、卒業生の保護者の方達とは今でも仲よくさせて頂いている。
しかし、今回お誘いを受けたのはハニーだ。
ハニーも悩んでいたが、やはりお断りした方が良いだろうという結論に至った。
けして、私の悪口大会になるのが恐かったからではないぞ。
保護者の方へ
折角、声を掛けて下さったのに、申し訳ありません。
卒業されたあとに、機会がありましたら、またお誘い下さい。
- 17.9.25 キュウリ
-
ハニーが最近始めた、家庭菜園。
でかい。
手がかぶれたり、ハチが飛んできたりと、結構災難続きだったのだが、ようやく収穫の時期を迎えた。
昨夜はゴーヤの炒め物が夕食に饗されたし、今朝のサラダにはとれたてのキュウリが入っていた。
やたらと大きくて(瓜かと思った)、味は瑞々しく美味しかった。(水っぽい?と言う説も一部ではあるが)
どれほどのサイズなのだろうかと思っていたら、ハニーが庭に実っていた一つをもいで、見せてくれた。
花をつけていた頃は、まだ可憐だったのに。
いつの間にこんなに大きくなったのだ。
隣は500mlのペットボトルだから、いかに大きいかお分かり頂けるだろう。
さて、この子はどのように料理されるのだろうか。楽しみじゃ。
- 17.9.26 キリ番
-
アクセスカウンター。最近すっかりその存在を忘れていた。
一応、ホームページには「キリ番コーナー」もある。
昔は生徒達が結構報告してくれたのだが、最近はとんとご無沙汰。
だって、開設者が忘れているのだからね。
「545454 キリ番になりますか?」
お!久し振りだ。昨日連絡が入った。
「はい、もちろん!」
で、その人は・・・。
はい、ハニーで酒た。
身内だけで何盛り上がってるねん!てか?
カッパの日記ももうすぐ300000アクセスだ。
キリ番をゲットされた方。ご一報下さい。お待ちしておりま酒。
プレゼントは何も内で酒けどね。
- 17.9.27 「いきなりサイエンス」
-
私が小説以外の本を読むのは珍しい。
いや、算数関係の本も偶には読むのだが。
新聞の宣伝で見かけたこの本。「いきなりサイエンス」
小難しいことを書いてあるのかと思いきや、結構面白い。
身近なテーマで、あれ?と思う疑問に答えてくれている。
例えば、「寒いと風邪をひくのはどうして?」。
そんなの当たり前と思っていたが、ちゃんと科学的根拠から説明してくれている。
まだ、全てを読んだわけではないが、知っているとチョットお得なネタが多い。
ただ、生徒達には推薦しにくい。
性的な内容が結構多いのだ。
割り切れば良いのだろうが、(上品な)私には抵抗がある。
流石は文響社かな。ほら、あの『うんこドリル』の出版社で酒よ。
- 17.9.28 タイヤ
-
「タイヤの値段はあってないようなもの」と、聞いた記憶がある。
素人には違いなんて分からないのだから、適当な値段でも十分まかり通る。という意味らしい。
そんないい加減なものじゃない!と業界の人たちが聞けばお叱りを受けそうだが、今日は正にその事を体感した。
タイヤがパンクしたのは、かれこれ2年ほど前のこと。
その場は、応急処置のパンク修理で事なきを得た。
その後も順調に走るものだから、アクシデントがあったこと自体、最近はすっかり忘れていたのだが。
数日前、ハニーが言う。
「ねえねえ、おかしくない?前のタイヤ、へこんでない?」
慥かに変だ。
そこで、前回修理してもらったスタンドに行くと。
「あちゃ〜!空気抜けてますわ。パンクでしょ!」
前回ふさいだはずの穴から空気が漏れていたらしい。
とは言え、その時の処置が悪かったわけではない。(だって、2年以上無事だったんだしね)
聞けば「走っているうちにどうしてもタイヤは緩むもの。その為、穴が広がった」とのことで、どうやら仕方の無い症状のようだ。
「取りあえず前回と同じ処置をしておきましたが、穴が大きいため、早めにタイヤ交換をされることをお薦めします」と言われた。
命に係わることだ。もしもの事があってからでは遅い。
すぐにでも交換に行きたかったが、時間が無かったため、今日まで延び延びになっていた。
「4本で95000円ですが、値引きを18000円させて頂きます。工賃がかかりますので○○円となります」
{え?!」思わず目を剥いたぞ。
何でそんなに高いのじゃ!
「あれ〜おかしいで酒ね。前回もこの店でお願いしたはずですが、そんなにはしなかったような記憶がありますよ」
内心ひきつりながらも、笑顔で対応。
「すぐに調べます。少々お待ち下さい」
待つこと数分。
「おかしいですね。お客様の購入履歴は残っておりませんが」
「うっそ〜ん!」
(げ!違う店だったのかよ)と、ハニーを睨む。
(ごめんなさい。多分違う店だわ)と、目で返事。
「けど、この値段じゃ・・・。なんとかならない?」
「上の者に聞いて参ります」
今度は待つこと10分弱。店長らしき人が登場した。
先ずは「この値段でも値引きをしている。価格を抑えたいのであればグレードを下げてもらうしかない」と、予想通りの説明。
「私の希望は60000円程度(=前回の価格)。これじゃ、仕方が無いね」と、席を立ちかけたところ、
「少々お待ち下さい」と何故か一度奥に引っ込み、数分後に再登場。
(アンタ、ここのトップじゃないのかよ)との言葉は飲み込み、提示される金額を待った。
今度は、2万円以上安くなっていた。ハニーは目を丸くしていた。
希望金額とはまだ開きがあったが、これ以上時間を取られるのも嫌だし、「(その金額で)お願いします」と返事をした。
新品のタイヤの履き心地は快適だった。
まず、ノイズが少ない。路面からのショックもあまり感じない。
まあ、タイヤが新しいうちのことだろうが、よかったよかった。
安く買えたしねと、割と満足げのカッパちゃん。
ところが、同じ品物をネットで調べると・・・。
が〜ん!
はい、喜んでいた私。まるで、バカで酒。いいえ、完全におバカで酒。
とほほ!だ〜まされた、騙された!
もう、あの店は絶対に行かないぞ!っと。
- 17.9.29 爆睡
-
風邪でもひいたのだろうか。
くしゃみが出るし、鼻水も。体全体も何となくだるい。
そこで、昨夜は、薬を飲んで早く寝た。
とは言え、帰宅は終電だったから、床に就いたのは1:00を回っていたが、酒も呑まずに倒れ込むように寝た。
目が覚めたのは6:00前。いつもならそのまま起きて活動を開始するのだが、朝食を取ってもう一度眠った。
次に目覚めたのは11:00前。何と4時間近くも眠りこけていたことになる。
ハニーによれば、鼾がすごかったそうだ。
薬が効いたのか?いや、眠くなる成分は入っていないはず(麻黄湯ってそうで酒よね)だから、睡眠不足がたまっていたのだろう。
おかげで、スッキリ。
むっちゃ、元気だ。
さらに、目が覚めたら、素敵なプレゼントが届いていた。
ばあちゃん。あじがとうね。
- 17.9.30 25歳
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9月は特別な日が多い。
父の誕生日。母の誕生日。ハニーの誕生日。父の命日。義父の命日。
そして、今日は次男の誕生日。
25歳になったのだ。主役不在なれど、ハニーとお祝いをした。
可愛かった次男(瞼を閉じれば浮かぶのは、彼の幼い頃の姿)も、今では社会人。
関東で頑張っている彼と会えるのは、年に数日。
仕方が無いと割り切るしかないのだが、いつも思うのは彼の健康ばかり。
親が言わなくても、自分なりに将来を見据えて頑張っているはずだ。
元気に暮らせ。自分をしっかり持ち続けるんだぞ。