- 17.4.1 ウソ!
-
ウソでしょ!思わず叫んだ。
教室を閉め、外に出ると、むっちゃ寒かったのだ。
昼間はずっと教室の中に居るからさほど感じなかったが、天気にもエイプリルフールってあるのかな?
4月とは思えない冷え込み。
そう言えば、関東では雪が降るかもって、昨日の天気予報で言っていたっけ。
油断していたからだろうか?慣れで感覚が麻痺していたからか?
帰りの電車の中では、鼻水がとまなかった。
まあ、今さら花粉症でもないだろうし、風邪だとしたら他の症状が出てこない。
単なる気のせいだと片付けだが、用心した方が良さそうだ。
はい、ところでみなさんはどんなウソを吐きましたか。
私は、今日一日、一言もウソを申しませんで酒た。と、キッパリ!!
なんて、大ウソ!
- 17.4.2 青空
-
ぽっかり空いた午後の時間。
桜は残念だったが、来た甲斐はあった。
仕事をするべきかと悩んだが、外はため息が出るほどの好天。閉じこもっているのは勿体ない。
ハニーを呼び出し、お散歩デートと決め込んだ。
時間割の作成段階では、あわよくば、花見でもできたらと期待していたが、甘かった。
今年の開花は例年より遅いようだ。
さて、何処に行こうか?
四天王寺も考えたが、ここはやっぱり無難に大阪城公園にしよう。
正直驚いた。
日曜日の午後。公園ってこれほど人であふれているのか?
咲いている桜もあったが、ほんのチラホラ。見頃にはほど遠かった。
それでも人は集まるのね。
蕾の桜の木の下で宴会をしているグループも何組かみかけた。
そう、酒を呑むのに理由は要らない。桜が咲いていようがいるまいが、あまり関係ないのだ。
もう10年以上前になるが、ネットで知り合った人たちと花見を企画した事があったが、その日も桜は全然咲いていなかった。
頗る寒い日で、凍えながら、取りあえず桜の木の下で呑んだっけ。
青空が素晴らしかったのだ。
天守閣を見上げると、あまりに空が青かったので、思わず写真をパチリ。
私は外国人観光客か?!
これで文句を言ったらバチが当たる。穏やかな春の日の午後を十分満喫できた。
帰りは、教え子のやっている寿司やに久し振りにお邪魔した。
元気そうな姿に嬉しくなって、ついつい呑みすぎてしまったけどね。
- 17.4.3 10年
-
この日記。書き始めたのは2007年の4月。
と言うことは・・・。
おお〜!10年経ったのね。
自分でも呆れる。
よくぞこれほどの駄文ばかり、飽きもせずに書き続けてきたものだ。とね。
いや、正直言うと、飽きていた時期もあった。(つい最近もね)
書くネタに窮する事はしょっちゅうだし、ウソを書くのも嫌だからと本音で書いたら今度はクレーム。
実際、イヤになって掲載をストップしていたこともあった。
それでも書き続けたのは何故?
自己顕示欲が強いだけだと言われるかも知れないが、別に深い意味は無い。そう、単なる意地で酒ね。
偶に顔を見せてくれる生徒が「先生。読んでま酒よ」と言ってくれると、やっぱ嬉しいしね。
読んで下さっている方々には、本当に感謝申し上げま酒。
余り気負わず、もうしばらく書いていこうかと思いま酒。
どうぞ優しい目で見守って下さい。(え?甘いってか?)
- 17.4.4 out of memory
-
消えた。1ページ分丸ごと消えた。
作りかけの教材。一気に作り上げるほどの時間は、今の私にはない。
取りあえず途中までを保存しようとしたら・・・。
「ファイルを書き込めませんでした」との表示。
しつこく上書きを試みると、横文字で「Internal Application Error」とぬかしやがる。
「おいこら!馬鹿にするなよ!ケンカ売っとんのか?私が英語がダメなことを知ってて、英語で言い訳しとるんか?」私が色をなすと、
今度は、「アプリケーションを終了します」と日本語で。
「よし、日本語か。それならいいわい!許したろ」
って、チャイま酒がな。許したらあかんがな。
結局、保存はできておらず、作り直す羽目に。
バックアップファイルで一部は蘇ったものの、それでも30分近くのロスは覚悟しなければならないだろう。
あ〜あ、ますます睡眠時間が無くなる。
そろりそろりと小まめに上書きをくり返しながら作成を再開したのだが・・・。
あかんね。
1行書くごとに終了されたら、手間がかかって仕方ない。
その都度「out of memory」と言われるので、調べてみたが・・・。
分かるか〜!
ソフト(一太郎)を再インストールするしかないのだろうか。
外字や学習させた言葉、及びキー割付とか。またやり直しだ。
いや、それで復活すれば良いけど、これじゃホントに仕事にならない。
何とかしてくれ〜!
- 17.4.5 ピッカピカの
-
今朝、電車で見かけた少年。真新しい制服に身を包み、初々しさが全身からにじみ出ていた。
嬉しいじゃないか。(まんじゅうがじゃないぞ!)
お!その制服は、私の好きな学校ではないか。
見れば、その子のとなりには着飾った保護者が。
そうか!入学式だ。
そう言えば、26期生のS君も今日が入学式だと言っていたな。
眩しいくらいにピカピカの制服。
思わず声を掛けそうになったが、辛うじて思い留まった。だって、これじゃただの変態だ。
私が塾の先生だなんて、その子は知らない。知らないオッサンに突然話しかけられたら下手すりゃトラウマになる。
声には出さず「がんばれよ!」と心の中でエールを送っておいた。
授業の合間、言うことをきかないPCに手を焼いていると、突然ドアがノックされた。
ノックをして入ってくる人なんて滅多にいない。
飛び込みのセールスかアポなしの学校関係者くらいなものだ。
「あ〜あ、忙しいのになんやねん」と思っていると、入ってきたのは・・・。
おお!噂(?)のS君ではないか。
まさしくピッカピカの1年生。
しかも、お母様も一緒だ。(美しいお着物姿に思わず見とれてしまったぞ)
入学式のその足で、訪ねてきてくれたのだ。
今度はちゃんと声に出して言わせてもらったよ。
「おめでとう!しっかりがんばれよ!!」ってね。
- 17.4.6 ゆで卵
-
記念すべき理科の実験第1号は、浮力で酒た。
実験というのもおこがましいが、まあ良いではないか。
ゆで卵を水中に入れる。 → 当然、沈む。
食塩をぶち込む。 → 卵が浮かび上がる。 はずだった。
けど、いくら入れても白く濁るばかりで浮かんでは来ない。
水をお湯に変えてみた。
おお〜!歓声が上がる。
今度は浮かんだ。
浮力とともに溶解度の学習もできた。
大成功!と、自己満足。
生徒達に理屈ばかりではない、実際の現象を見せることができた。
ゆで卵さんありがとう。
もちろん、そのゆで卵。美味しく頂きま酒た。
塩味が効いてて美味しかったで酒。
- 17.4.7 サトーココノカドー
-
「クレヨンしんちゃん」
私がこよなく愛した作品だが、残念なことに作者の臼井儀人は既にこの世にはいない。
授業でもこのネタは数え切れないくらい使わせてもらっているから、知らない生徒はいないだろう。
「行ってミヨーカドー。サトーココノカドー」ってね。
もちろん、作品上のフィクションなのだが、その「サトーココノカドー」が現実になるらしい。
ハニーが教えてくれた。クレヨンしんちゃんの連載25周年に因んだものだそうだ。
クレヨンしんちゃんのホームグラウンドの春日部市限定だが、それにしても粋なことをするじゃないか。
行ってみたいな〜。
こういう遊び心のある企業こそが、これからも生き残れるのだと信じたい。
- 17.4.8 汗!
-
もうすっかり春だ。
季節を感じるのは、私の場合は授業中の自分の体温。
もちろん、正確な数値を取っているわけではない。
けど、充足度だけではなく、暑いな!(熱いなら良いのだが)と感じたとき、間違いなく季節は進んでいる。
この間、暖房具を片付けたばかりなのに、ここ数日であっという間に季節が進んだように思う。
今日などは、歩いていても汗ばむほどの陽気。
小雨が降っていたせいもあるのだろうが、この時期にしては珍しく、やたら蒸し暑く感じた。
まさか、そのまま夏にはならないだろうが、急激な変化に戸惑うばかりのカッパちゃんで酒た。 - 17.4.9 夜桜
-
講習会終了。
ライトアップもされていない普通の公園。
それにしても充実感のない数日だった。
私なりには精一杯だったのだが、生徒達からやる気が感じられないとそれだけで気持ちが萎えてしまう。
こんなことじゃダメだ。と、自分に言い聞かせるが、正直パワーが落ちているのを感じてしまう。
まあ、もっとも一部の生徒だけだけどね。
取りあえず気持ちをリセットしようと、一人夜桜見物に出かけた。
場所は通勤途中に見かけるとある公園。電車の窓から見るだけだが、その圧倒的な美しさにため息が出てしまう。
一度訪れたことがあるが、それは昼間のこと。夜は初めてだ。
満開の桜は美しかったが、正直暗くてあまり見えない。
遠くから眺めていた方が良かったかな。
雨でぬかるんだ足もとには既に散り始めた花びらが。
ああ、もう桜の季節も終わりだな。
さあ、明日からまたがんばろう。
- 17.4.10 邂逅
-
今日はお寺さんの日。母と会うのも久し振りだ。
「さて、お昼でも食べに行こうか。何処に行く?」等と話をしていると、携帯が震えた。
え〜!
画面には憧れのI先生の名前が。
急いで、通話ボタンを押す。
紛れもない。あの魅力ある低音ボイスが聞こえてきた。
大阪に出張でお見えになっているらしく、連絡をくださったのだ。
「今から会えないか?」と、仰る。
まだ奈良に居ると告げると、「じゃあ奈良に行きますよ」。
「とんでもないで酒。すぐに参りま酒!」と返事した。
母とのご飯はキャンセルに。申し訳ないが、北海道からのお客さまを無視するわけにはいかない。
約束の20分前に着いたら、I先生は既にお待ちになっていた。
さあ、楽しい時間の始まりだ。
歩いていると高知料理の店があった。お互い顔を見あわせ、肯きあう。
いかにも良い感じなのだ。呑むにはサイコ〜!のメニューが並ぶ。
おっと、いけない。まだ昼だった。
沢山のお話を伺った。
教育論から人生論、果ては酒飲みの心得まで。
時間が許せば、いつまでもご一緒したかったのだが、お互いまだ仕事がある身。
再会を固く約束してお別れした。
事務所に入り、さあお仕事じゃ。
教材作成に集中していると、電話が鳴った。
それが悪夢の始まりだった・・・。
- 17.4.11 乗っ取り
-
電話は保護者から。
「先生、いまFACEBOOKしてはりますか?」
「いいえ」
「妙なメッセージが届いているのですよ。おそらく先生のアカウントが乗っ取られているのでは」
「え〜!ありがとうごじゃりま酒」
慌てて、ネットに接続する。
げ!FACEBOOKにログインできない。なじぇ?
また電話が鳴った。
久し振りの卒業生からだった。
が、懐かしく話をするどころではない。
要件は、先ほどの保護者と同じ。
どうすりゃいいんだ!と、私はおろおろするばかり。
対応策も思いつかないまま、とにかく問い合わせようかとメールを開くが・・・。
メールまでパスワードが変更されている。一切の送受信ができない。
その間も電話は鳴りっぱなし。
同級生やら後輩。卒業生の保護者、数年ぶりの友人まで引っ切りなしだ。
ログインできないのだから、対処しようがない。
facebookに問い合わせても、「個別の対応は行っておりません」との冷たいお返事。
もう諦めた。
とにかく先ずは授業だ。
授業中も連絡が何件か入ったが、私はひたすら頭を下げるばかり。
腹が立つけど、仕方ない。
授業終了後、もう一度復旧に取りかかる。
何をどうしたか、全く覚えていない。
けど、ネットで検索した対処方法をいくつか真似たら何とかなった。
メールのパスワードも変更できた。
しかし、ホッとする間もない。メッセンジャーを開くと、山のようなメッセージが残っていた。
げ!どないしよ〜。
とにかく、お詫びだ。
ご迷惑を掛けた方がどこまでかも分からないが、取りあえずメッセージをくださった方には連絡をした。
何と、害は息子の恩師にまで及んでいた。
夜が明けて、先ほどようやく全員の方に連絡できた。(いや、もしかしたらまだいらっしゃるかも知れないが)
それにしても、悪意のある者って、いるのね。
私の不徳の致すところなのだろうが、きっとそいつは今頃、この日記を見て、ほくそ笑んでいるのだろう。
ただ、今回の件では、非常に多くの方々にご迷惑をかけてしまった。
本当に申し訳なく思う。
SNSをはじめ、ネットの怖さを思い知らされた。
ホント、もう、全てを投げ出したくなったぞ。
明るい話題もあった。
お詫びのメールに卒業生の一人から返事が届いた。
「近々入籍することになりました」とね。
「お〜!マジか?」って高校生以下の反応で返したら、その返事はなかった。(トホホ)けど、おめれとう!!
また、幸いにして、同級生達で被害に遭った者はほとんどいなかったようだ。
何故なら、彼らは私の文体をよく知っている。
あいつなら、こんな真面目な文章
「お願いがあります。先日、携帯電話を水没させて、電話帳が無くなりました。携帯で検証コードを受け取ってくれない?携帯番号教えて よろしくお願いいたします。」
を書くはずがないってね。おいおい!
ま、慥かにそうで酒が・・・。
- 17.4.12 おかえり〜!
-
そぼふる霧雨の中、私は家路を急いでいた。
花冷えというのだろうか、やたらと肌寒かったが、そんなことは気にならない。
玄関のドアを開ける。
見慣れない大きな靴が目に飛び込んだ。
帰ってきたのだ、次男が。そう、数ヶ月ぶりに。
「おかえり〜!」
大きな声で叫び、リビングに駆け込んだが、彼の姿は見当たらない。
「今、シャワー浴びてるわ」とハニー。
ハニーも嬉しそうだ。
さあ、乾杯だ。
久し振りに笑顔が揃った。
疲れているかと思いきや、いつになく饒舌に話す次男。
少し痩せていたのが気にはなったが、本人は「ものすごく食べてるで。ご飯はラーメンのどんぶりで」と言っていたから大丈夫なのだろう。
歓迎の宴は日が変わっても続いた。
流石に眠くて先に休ませてもらったが、まだ数日は家に居られるという。
明日は、長男も合流できるから、とても楽しみだ。
家族って、やっぱりイイで酒ね。 - 17.4.13 もういいか?
-
そろそろ止めようかな。
もう、いいか?
いや、正直。もういいや!
え?!っと、驚く勿れ。
この日記のことではない。
仕事のことでもない。
もちろん、人生をでもない。
他人に自分の価値観を押しつける。
ようやく、その無意味さに気がついた。
そして、思い上がった行為を繰り返してきた自分に辟易したのだ。
全ての事を一切、否定しないで認めれば良い。
それがお互いの関係維持(向上じゃないのは確かだけど)には一番だ。
その結果が吉と出ようが凶となろうが、それは誰かが指摘したからではないのかも知れない。
もっと大きな流れに支配されている(いや、けして運命論者ではないつもりで酒が)ように思える。
そもそも、私が誤りだと思ったことを相手に伝えることは、本当に正しいことなのか。
私の方が間違っているかも知れない。
なのに、自分を絶対的な是と思い、相手を非難、攻撃する。
これこそが、不幸の始まりなのだ。
生徒達に対しても、経験の少ない彼らゆえ、例を挙げ、教え諭してきたつもりでいたが、私自身大した経験を積んできたわけではない。
あ〜あ。もう、何が何だか分からないや。
誤解されるといけないので申し上げておくが、どうでもよくなったわけではない。
ただ、己の答えを出す前に相手の事情を思いやる心の余裕が欠けていたことは確かだ。
そのことを認め、この反省を今後に活かしていきたいと願うが、それとて難しい。
信念が揺らいだら、誰もついてこなくなる。これもまた事実だしね。
- 17.4.14 全員集合
-
次男の滞在も今日まで。
私は、幸福感に包まれながら、例の如く徐々に壊れていった。
それに合わせて、昨夜は、長男も帰ってきた。
久々の家族全員集合だ。いや、正月以来だから、それほどでもないか。
宴が始まったのは23時過ぎ。
よほど腹が減っていたのだろう、所狭しと並べられたご馳走が長男の手によって(いや、口か)どんどんなくなっていく。
次男は既に軽く腹ごしらえをしていたようで、呑むばかり。対照的な2人だった。
それにしても、息子達の元気な姿を見るのはうれしいものだ。
みんなありがとう!
賑やかに時は流れ、お開きは2:00頃だったかな。
写真は、宴の後の寂しさを口実に、まだしつこく呑み続けるバカ殿様。ばかで酒ね。
長男は5:30に起き、バタバタと出かけていった。
今日から、それぞれの生活がまた始まる。
みんな、元気でいろよ。
そして、また集まろうぜ。
- 17.4.15 校長
-
仕方ないことなのだろうが、寂しいな〜。
この時期、学校から白い封書が届けば、まず間違いなく学校長の異動だ。
退任のご挨拶と就任のご挨拶が、2つ折りの厚紙にそれぞれ書かれている。
今年はその報せがやたらと多い。
それもお世話になっている学校からばかりだ。
当然ながら、退任される先生とは面識がある。
食事をごいっしょさせていただくほどの方は少ないにしろ、いつも気安く話かけて下さるので、私としては親しみを覚えている方ばかりなのだ。
校長先生になられる前からお世話になっている方も多い。
校長には任期があるのだろうか。
私ごときの与り知るところではないが、何か割り切れないものを感じてしまう。
トップに上り詰めたら、その後は消え去るのみだなんてね。
学校に残られる方もいらっしゃるだろうが、殆どの方は表舞台から去ってしまわれる。
お世話になった御礼を言う機会すらないこともしばしばだ。
先生方、ありがとうございました。
どうぞ、いつまでもお元気でいて下さい。
- 17.4.16 一粒いくら?
-
白いイチゴ?
もちろん食べたことはない。存在すら知らなかったのだから。
それが、ひょんな事でわが家に回ってきた。
ハニーが訊いてくる。
「これ一粒いくらだと思う?」
「数百円かな」と、答えながらも、内心ではそんなに高いわけないやんと呟く。
「ブッブー!2000円くらいするらしいのよ」
「ウッソ〜ン!」
「ホントよ。ほら!」と、スマホの画面を見せてくれた。
そこに映っていたのは、紛れもない。今まさに口に放り込もうとしていた白いイチゴだ。
ありえない。そんな馬鹿な。こんな小さい、それも言っちゃ悪いがたかだかイチゴ一粒が2000円?!
存在にも驚いたが、それ以上にこんな高価なものが市場に出回っていることに驚いた。
買う人がいるから売れるのだ。つまり、これの価値を認め、必要とする人がいることを意味する。
まあ、価値観の違いで酒ね。
私が有り難がる銘酒だって、呑まない人からすれば理解できない存在だろうしね。
一口で食べようとしていたが、思わず小分けにしてほおばるカッパちゃん。
ここら辺が小市民でしょ。
さて、お味の方は・・・。
ちょっと酸っぱかったで酒。
普通のイチゴの方が甘くて美味しいような。
二度と口にすることはないでしょうが、「天使の実」というそうで酒。
- 17.4.17 夏日
-
昨日は暑かった。
今年初めて、セーターを脱いで授業をさせてもらった。
電車内では冷房がかかるし、きけば夏日を記録したという。
つい数日前までは寒いね!なんて挨拶を交わしていたのに、この気温の変化は一体何だ。
因みに、夏日とは一日の最高気温が25℃以上の日。
(真夏日が最高気温が30℃以上の日で、猛暑日は最高気温が35℃以上の日を言うのね)
大洲では27℃を越したらしい。もう少しで、真夏日じゃないか。
まあ、ビールが美味かったから文句はないので酒が、あまり急激な変化はできれば避けてもらいたい。
- 17.4.18 一日3組限定
-
やっと、個人保護者会を始めた。
例年なら、春休み前から開始しているのだが、今年はやたらと遅くなってしまった。
流れ作業的にこなすのは得意じゃない。
生徒一人一人の事情はそれぞれ違うし、保護者の考えもさまざまだしね。
一応お一人様20分程度でとお願いはしているが、どうしても長くなってしまう。
だから、お目にかかれるのはせいぜい1日3組だ。
それ以上だと、平常業務に支障が出るし、正直混乱してきて、頭が痛くなってしまう。
おっと、誤解しないでね。イヤじゃないのよ。会ってて楽しい人も多いしね。
ただ、そのペースだと半月以上かかってしまうのね。
まあ、ボチボチやらせて頂きま酒わ。
- 17.4.19 工事
-
教室のすぐそばにマンションが建築される。
かねてから、そのような話は大家さんから伺ってはいたが、詳しいことは全く知らなかった。
昨日、工事を担当する会社の人が来られ、具体的な話を聞いた。
驚いた。
そばどころじゃない。真隣だ。
教室の入って居るビルを取り囲むように建つようだ。
しかも高さ45m。地上15階の大型マンションだ。
私がとやかく言える立場ではないが、心配な点が2つ。
先ずは、工事期間中の生徒達の安全面。
大きな車も出入りするらしい。生徒達の通塾時間帯には『おそらく』かからないだろうと言われたが、確証はない。
足場を組んでの作業中に、万が一落下物でもあろうものなら、それこそ一大事だ。
生徒達には、現場に極力近寄らないよう、指導を徹底するつもりだが、やはり心配だ。
次は、騒音。
平日は大丈夫なのだ。授業の時間帯には大きな音の出る作業はしないと約束してもらえた。
ただ、問題は講習会中。朝から晩までの授業を組んでいる私。当然どこかで騒音を浴びることは避けられまい。
防音のための案も何件か上げてもらったが、果たしてどこまで防げるものなのか。
実際、工事が始まってみないと、対策の仕様も無いと言われた。
責任者の方は、話の分かる人物のように思えた。(6年生の子どもがいるらしい)
しかし、現場の人たちが全て気を遣ってくれる保証はない。
誠意ある対応をしますとは言って下さった。
けど、例えば私はその音を我慢できても生徒達が耐えられないと訴えたらどうなるのだ。
保護者会を開いて説明する必要がありそうだ。
全てが杞憂で終われば良いのだが、う〜ん。
- 17.4.20 ドリル
-
すごいドリルが出た。
その名も「うんこ漢字ドリル」。
ハニーが本屋で見つけ、写真を送ってくれたが、俄には信じられなかった。
タイトルでまずびっくり。
そして中を見ると(いや、まだ実際には手にしていないのだが)・・・。
すごい。
例文が全てうんこ絡みだ。
「次の時間は理科室にうんこをもって集合だ」
「友達とうんこでドッジボールをした」
「うんこで結ばれた友情」
「友達に借りていたうんこを返す」
「いくらうんこに話しかけても返事がありません」
あり得ないだろう。全てのケースが想像を超えている。
公式サイトを覗いてみた。
あかん。さっきから笑いが止まらん。涙が出るほど笑ったのは久し振りだ。
たった1ページ見ただけでこれだから、全部見たらおそらく悶死だね。
サイトより流用。
小学1年「田」
「田うえをしながらうんこをもらすおじいさん」
小学2年「刀」
「刀の先っぽにうんこをつけてたたかう男」
「木刀かと思ったらうんこだった」
小学3年「対」
「すもうの対戦相手がまわしにうんこをつけている」
小学4年「博」
「世界平和のためには博愛の心とうんこが大切だ」
「ドイツの工学博士がうんこと話せる機械を発明した」
小学5年「版」
「うんこファンにはたまらない本が出版された」
小学6年「担」
「うんこパーティの費用は父が負担してくれた」
しかし、面白いだけではない。
読みも書きもちゃんとさせるようになっているし、同じ漢字で別の読みがある場合も(全てではなかろうが)載っている。
例えば、「省」なら。
「先生の頭にうんこをのせたことを反省しています」
「説明は省略して、先ずはうんこをお見せします」
「いらないうんこを省かないと、ケースに入らない」とね
こりゃいい。
難点は少々値段が高いこと。100ページで1000円ちょっと。う〜ん。
けど、これで生徒が漢字好きになれば安いものだ。
購入決定だね!(生徒のためというより、私のためにかも?)
- 17.4.21 全国学力テスト
-
本当は、昨日書くつもりだったのだ。
けど、うんこの魅力に負けたのね。
全国学力テストが行われたらしく、問題が新聞に載っていた。(問題はこちら。)
偉そうに言ってごーめんなさいよ〜!
「まともな問題出してるやん」
これが今回の第一印象だった。
以前にも感想を書いたが、今回はかなり改善されていた。
初回に比べたら、雲泥の差。格段の進歩を感じた。
問題は国語と算数。それぞれAとBに分かれており、Aにはまあこれといった工夫の跡は見られなかったが、Bはなかなか面白かった。
特に、国語Bの最後の問題が、結構深かった。
ある物語のラストシーン(だと思う)が、取り上げられていたが、気楽に読み流していた私。自分の早とちりが情けなくなった。(はい、間違えま酒た)
実際にこのテストを受けた生徒は「疲れた〜!」と言っていたそうだ。
どんなことも試行錯誤をくり返しながら改善されていく。
今回のテストを引き合いに出すまでもなく、これは確かなことだろう。
その過程においては、ある程度の失敗は許されるのかも知れない。
けど、例えば大学入試。人生を左右しかねない大きな出来事だ。
そこで、「ごめんなさい」はあり得ない。
入試制度を変えるなら変えても構わない。けど、あらゆるケースを想定し、慎重の上にも慎重を期して、事を運んでもらいたい。
思いつきや気まぐれの実験台にされたら、たまったもんじゃない。
最後は、全国学力テストとは関係のない話になってしまったが、大学入試だけではない。中学入試に於いても同じ事が言えるはず。
入試関係者の方々。いや、教育に携わる全ての方々。
もしも、私のこの嘆きを目にされることがあれば、真面に考えていただきたく存じま酒。
どうか、お願いいたしま酒。
- 17.4.22 ネット情報
-
「なかなか志望校が決まらなくて・・・」
割とよく耳にする言葉だ。
現在行っている個人保護者会でも複数の方から聞いた。
その理由を尋ねると、「ネットで見ていると、どの学校もあまり良い評判でなくて」と仰る。
思わず「何と愚かな!」と言いかけた。
ネットの情報を信じてどうするの?
ネットなんて、ウソばかりで酒よ!
大体、掲示板に書き込みをする人はどんな人か知っていますか?
善意の書き込みなんてほぼ皆無で酒。
と答えたら、驚いておられたが、私の方が驚きだ。
学校なんて見てなんぼ。もちろん、施設や校舎や外観のことではない。
生徒の様子を見るのだ。
見ても分からない事が多いけど、それでも自分の目で見て、感じなければ。
説明会に行くのももちろんOK。けど、説明会で「我が校の良くないところは・・・」なんて言うと思う?
良いことしか言わないよ。それも針小棒大にね。
ネットは便利だ。何でも教えてくれる。
けど、むやみやたらと信じるのは愚かだ。
情報を選択する力が無ければ、ネットに頼ってはいけないと思う。
かく言う私もHPを開設している。
この日記を見て下さっている方も居る。
その意味では、私も情報発信者の一人になるのか?
注意しなければならない。
ただ、私は虚構は大嫌いだ。
気をつけているつもりではいるが、本音を書きすぎて批判を受けたことは数知れず。
やっぱり、注意しなければ。あまり毒を流しちゃいけないしね。
- 17.4.23 製造終了
-
いつの間にか、スマホのケースがボロボロになっていた。
そろそろ新しい物を購入しようか。けど、ネットでは痛い目を見ているしな〜。
現物を見なくては!と言うわけで、電器屋さんまで出かけた。
割と大きな店だ。なんせ名前もビックだしね。
え?大きいはビッグ?こりゃ又失礼いたしま酒た。
「あるある、たくさんあり過ぎる。こりゃ探すの大変だわい」と、思いきや。
「ない。一つも無い。私の機種に合う物が・・・」一瞬で変わるこの状況。
店員さんに聞いてみた。
「あ〜、もうありませんわ。今残っているのはこれだけです」と、いかにもいけていないモデルを示された。
「じゃあ、この機種に合う物はもうないので酒か?」
「そうですね。製造されていません。あるとすれば・・・。ネットで探して下さい」
が〜ん!ネットが嫌で店に来たのに。振り出しに戻ってしまった。
まあ、少し考えてみれば分かる理屈ではある。
新製品の出るサイクルは早い。
それに合わせて、店頭には『今売れるもの』だけを並べているのだろう。
頭では理解できる。けどな〜。
適合するアクセサリー類が見当たらないのは、わざとじゃないだろうか?等と穿った考えが浮かんでしまう。
「合うのがない。じゃあ新しい機種にしようか」なんて若者なら考えるのかも知れない。
けど、私はそう簡単には割り切れないので酒よ。古い人間で酒からね。
- 17.4.24 内憂外患
-
体調は悪くないのだが、心が萎えそうだ。
いろいろあって疲れた。
詳しくは言えないが、まさに内憂外患。
ということで、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 17.4.25 取り壊し
-
マンション建築工事は既に始まっている。
いや、正確に言えばまだ始まっていないのかな。
現在は、マンション建築予定地を一旦更地にする作業。つまり、今まであった家屋を取り壊す作業が行われている。
騒音防止のために加えて防塵の役目もあるのだろう。作業現場は、外から見えないようにシートに隠されているが、実は丸見えなのだ。
なんせ、隣で行われている上に、私たちの教室は3階。地上の様子はいやでも目に入る。
建物が取り壊されていく様を見るのは忍びない。
かつては、そこで生活が営まれていたのだ。
そこには、家族の幸せがあったはず。泣き笑い、喜びや悲しみもね。
それが重機によって破壊されていく。
もちろん、その家族は別の場所で幸せに暮らしているのだろうが、大きな穴の開いた壁などを見ていると、幸せそのものが壊されたかのような錯覚に陥る。
切ないな〜。
形あるものは必ず壊れる。それは分かっているのだけどね。
- 17.4.26 中和
-
化学反応って面白いね。けど、偉そうには言わない。だって、まだまだ初心者(指導歴1年)だからさ。
特に、中和反応が面白い。
違う性質のものを混ぜると、お互いが譲り合って(?)全く別のものが生じるところがね。
これってさ、人間関係にも通じるところがあるよね。
独断と偏見に満ちた意見なれど、(思いついたから)敢えて言わせてもらおう。
そう、御年56才。人生においては中級者かな?と自負するカッパちゃんなのら。
我が儘+我が儘=トラブル
我が儘+思いやり=ストレス
思いやり+思いやり=信頼
思い違い+疑い=不信
思い違い+理解=和解
もちろん、完全中和が良いのは言うまでもない。
どちらか一方の量が多いと、一部は中和するが、もとの溶液が残るものね。
以上、酔っ払いの戯言で酒た。
- 17.4.27 勝谷
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同級生の勝谷が兵庫県知事選に出馬するらしい。
私に投票権はないが、できる範囲で応援させてもらおうとは思っている。
同級生からのメールで知ったのだが、ネットのニュースでも報じられていた。
数年前に会ったときは、「選挙には出ないよ」と言っていたのに、どういう心境の変化だろうか。
まあ、それを咎めるつもりなど更々ないが・・・。
高校時代は生徒会長を務めていた彼。
当時、生徒会長と言えば、高校2年生から選ばれるのが慣習だったが、選挙戦では見事先輩を打ち破って、高校1年生の彼が選ばれた。
まさか、大人の選挙はそれ程楽ではないだろうが、今度もやってくれるのではないかと、勝手に期待している。
ただ、心配が1つ。選ばれたは良いが、失言ですぐに失脚なんてことにはならないでもらいたい。
なんせ、私と同じで全方位的な見方のできる奴ではないからね。
がんばれ〜!
写真は、本文には全く無関係。仲よく水を飲む、水飲み鳥の親子で酒。
- 17.4.28 到着
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やっと届いた。
何がやねんて?これで酒わ。
実際には注文してからそんなに時間がかかっていたわけではないが、一日千秋の思いとはこの事か?
結局、全学年揃えてしまいま酒た。
生徒達は大喜び。
奪い合うように眺めておりま酒た。(男子生徒限定だけどね)
まあ、しばらく楽しめるでしょ。
いや、喜んでいるのは、生徒より私かな?
- 17.4.29 パズル
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パズルコレクション。 結局、全号買っている。
既に1冊の値段は1700円に達しているから、結構高い買い物だ。
付録のパズル(いや、パズルが主体で雑誌が付録かも)は、簡単なものもあるが、なかなか難しい。
次の号にその解答が載っているので、解けなかった場合は、必然次号も購入ということになってしまう。
完全に術中に嵌まってしまった。
しかもこの本。すぐ売り切れる。
昨日などは、朝から本屋を3軒もハシゴした。
やっと手に入れ、早速、前号の答えを見たのだが・・・。
分からん。情けない限りだが、外し方すら分からない。とほほ!
お馬鹿な私は、高価なオブジェを買い続ける事になるのだろうか?
- 17.4.30 失せ物
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何ヶ月ぶりだろう。もしかしたら1年ぶりか?
行方不明になっていた万歩計が見つかった。
クリーニングに出す服から出てきたらしい。
電池は切れていたが、以前のままの姿に、自然と笑みがこぼれる。
また、よろしくね。