- 17.6.1 温泉
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目指すは和歌山。陳腐なれど白浜温泉だ。
「愛媛のトンネルにはあんなのなかったけどな〜」
実は和歌山には大昔に一度行ったきり。と言ってもあれは太地だったから白浜ではない。
え?龍神温泉も和歌山?じゃあ、3回目だ。
出がけにカメラがないことに気がつく。げ!事務所に忘れた。
あ!そうだ。黒板の写真を撮ったときに出しっ放しにしてたのか。
仕方ない。教室に寄ってから行くか。保護者からの深夜に届いたメールの返事も(自宅からは送信できない)あるしね。
少し遅くなったが、まあ、車で3時間もあれば着くらしいから、予定通り、朝食は市場で食べられるかな。
ドライブは快適だった。
寝不足で少々辛かったが、ハニーがいろいろと気遣ってくれたおかげで、無事に運転できた。
ハニーの気遣いその1
「何のこと?」
「トンネルの入り口の壁にミカンのマークがあったでしょ」
「うっそ〜ん。気がつかなかった」
次のトンネルで撮影したのがこれ。走りながらの撮影だから鮮明じゃないけどね。
ハニーの気遣いその2
「うわ〜!初めて見た」
「何がやねん?(こっちは運転で前しか見とらんのじゃ)」
「風力発電のプロペラ」
「え?(それは知らないぞ)どこ?どこ?」
「ほら、山の上」
「ほ〜!」
と、このように何かと話しかけられたら、眠たくなる暇も無い。あじがとうね。
ようやく、和歌山県に入る。
と言っても、まだ山の中だ。
しかし、突然、視界が開けて、右手に海が現れた。
思わず、歓声を上げた。
海面が非常に近いのだ。海からの距離も海面からの高さも。
道が海のすぐそばを通っている。(こりゃ、津波や高潮が来たら危ないな)と思いつつも、
「うわ〜い!うわ〜い!海じゃ海じゃ」(←小学生以下の子ども並みのはしゃぎよう)
目的の市場(とれとれ市場)に到着。
さあ、食うぞ!と、気持ちは逸る。
けど、あれ?おかしい。
市場は開いているが、食堂に人がいない。げ!食事は10:00よりとなっているじゃないか。
市場と言えばどこも築地市場のようなものと、勝手に思い込んでいたのがいけなかった。
10時まではまだ1時間以上ある。 仕方ない。テイクアウトの押し寿司を買って、市場を後にした。
海辺で食べると、最高に気持ちいいだろうとね。天気も良いしさ。
車を少し走らせると、見えた見えた。
ガイドブックにもあった円月島だ。
お寿司はハニーと仲よく半分こ。
あじ(アジではなくサンマだったけど)は、まあまあなれど気分は最高。美味しかったで酒よ。
海はいくら見ていても飽きない。
波の音だけで、心が安らぐ。
けど、いつまでもそうしてはいられない。次のスポット、千畳敷に向かう。
途中、海中展望台なる看板を見つけ、うわ〜い!と喜んで入ってみたが・・・。
まあハズレもあるでしょ。 千畳敷は、たしかに広かった。
ただ、浸食された岩がこれでもかと連なっているのは壮観なれど、岩に心ないイタズラの字が彫ってあるのにはがっかり。
恋人同士の名前だろうか。ハートマークの中に書かれているが、こんな所に刻むなよ。愛なんて所詮は一時のもの。たいがいは気のせいだぞ。
岩の上を歩き回るのは、結構暑かった。この年になってソフトクリームをこれほど美味しいと感じるとは思わなかったな。
さて、ソロソロお昼だ。昼食をどこで取ろうか。
折角なら海のもの。それも美味しいものを食べたい。出発点の市場に戻るのも芸が無い。
ハニーが見つけた、小さな食堂。これが大当たりだった。
まだ1時だというのに、客が1人もおらず、しかもテーブルは油と手垢でベトベト。
うわ〜!こりゃ失敗やったか、と思ったが、席を立つわけにもいかない。だって、客は私たちだけなんだから。
コップも変な匂いがするし、諦めモードで待つこと10数分。
私が頼んだのは「浜焼き」。アジとサバが選べる。
登場したのはサバ丸ごと1匹。でかい!
そして、美味い。
夢中でむしゃぶりついた。
思わず大将に「むっちゃ美味いで酒」と声を掛けてしまった。
次があればまた来たい。そして、次はクエを頼もう。
宿に到着。
チェックインは15:00からとなっていたが、時刻はまだ14:00。
まあ、何とかなるさと思ったけど、危ういところだった。
宿の人がちょうど出かけるところだったのだ。
え?一人くらい出かけても他に誰か居るでしょ。
そう思うのが普通で酒よね。私もそうで酒た。
けどね、ホテルとは名ばかりの民宿並みの施設。
トイレは共同。部屋には洗面所もない。
風呂は貸し切り家族風呂となっていたが、何のことない。使用中はカギを掛けて外から侵入できないようになっているだけなのだ。
露天風呂は・・・。
驚いたね。庭にむき出しの浴槽が置かれていて、そこにホースが繋がっていた。ここはローマ時代か。
源泉がそのまま流れ込んでいるから熱いのなんのって。
68度らしい。先ずはと入ってみたが、水で薄めて薄めてやっと入れた。
気持ちは良かったが、狭い湯船で解放感を味わうまでには至らなかったかな。(それでも都合4回入った。嗚呼、小市民)
風呂上がりに近場を散策。
スーパーを見つけ、地ビール購入。
持ち込みは気が引けたが、ごめんチャイで許してもらった。
夕飯はご馳走が並んだ。
けど、それ以降の記憶は無いので、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 17.6.2 海
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夜中に雨が降ったようだが、目覚めれば快晴。ラッキー!
けど、水族館は素晴らしかった。
さて、何処へ行こうか。
白浜はほとんど見たし、アドベンチャーワールドに行くほど無邪気ではない。
しかし、これで帰るのは余りにつまらん。
まあ、のんびり海岸線をドライブしながら、串本まで行こうか。
串本には、海中公園もあるようだし。 先ずは、昨日のスーパーで地ビール購入。とれとれ市場では地酒購入。
あんた、酒ばっかりやな!何て言わないで。生徒達へのお土産も買ったぞ。
串本までは意外に遠かった。途中、道の駅で寄り道したこともあって、到着したのは正午頃。
海中公園のレストランで食事をとった。
このような場所の食事が美味いはずはない。分かってはいたが、新たに探して回るのも億劫だしね。
しかし、想像以上に不味かった。生まれて初めて食べた和歌山ラーメン。本物はもっと美味いのだろうが、二度と食べたいとは思わない。
エイの顔も見られたし、海亀の巨大さにビックリ。
他にも沢山の魚たちを見ることができ、大満足。
水族館を出たのは15:30。いつの間にか3時間近く経っていた。
初めは潮岬まで足を伸ばそうかとも思っていたのだが、ナビによると、串本から奈良まで3時間以上かかるらしい。
こりゃあかんと、帰路に着いた。
ハズレとアタリの入り混じった、なかなかおもしろい小旅行だった。
- 17.6.3 黒板
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旅から帰って真っ先に確認したのは、黒板の状況。
塗るだけ塗って放置した黒板が、果たしてどうなっているか。
旅行中も気になって仕方なかったのだ。
チョークを走らせてみる。
走らない。
なめらかさはゼロ。
引っかかって、字がやたらと太くなる。(摩擦が大きいのね)
でもまあ、何とか書けるか。
と、一安心も束の間。
消えない。
字が残る。
濡れ雑巾で拭けば、チョークは消せるが、一々そんなこと授業中にしていられない。
が〜ん!大変だ。
黒板を1枚ダメにしてしまった。
原因を考える。
濃く塗りすぎたのか。
それとも、塗料自体に滑らかさがないのか。
再度挑戦するために、塗料とローラーを買ってきてはいるのだが、徒に無益な行為を繰り返しても仕方ない。
取りあえず、しばらく様子を見て、対策を練るとするか。
それにしても、何と愚かなことをしてしまったのか。
そもそも、プロに頼めば良いものを、経費節減なんて考えたのがいけなかったのだ。
数千円をケチって数万円を失う。つくづくおバカで酒ね〜。
- 17.6.4 クモ
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数日前のこと。
夜中にトイレで目を覚ましたら、床に大きなクモが這っていた。
思わず声を上げそうになったが、夜中故に我慢。
けど、見れば見るほど大きく、そして何より無気味だ。
「夜グモは親でも殺せ!朝グモは殺すな!」と聞いた覚えがあるが、そんなのただの迷信。根拠があってのことではないだろう。
それでも、その迷信に従ってしまうのが小市民。
実は、時刻は不明だった。朝なのか夜中なのか。
分からないから「朝だから許してあげるね!」と、クモに恩を売っておいた。
それから数日。
その大クモ、今度は壁に這っていた。
「朝で酒よ〜ん」とでも言いたげに、スキップしながら這っていた。
「今度会ったら許さんからな」と、忌々しげに呟く私。
意外と、友達になれそうな気もするのだが、恐らく気のせいだろう。
その証拠に、以来久しく会っていない。
お〜い、元気でいるか〜?
- 17.6.5 きゅうり
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さて、何の花でしょう。
って、タイトル見たら分かりま酒ね。
そう、キュウリの花なので酒。
ハニーが庭で育てたキュウリ。
花が咲き、小さいながらも実がなっておりま酒た。
そろそろ食卓にも並ぶ頃かな。
もちろん、キュウリは大好物で酒。
はい、カッパだけにね。
- 17.6.6 熟睡
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久々にぐっすりと眠れた。
時間は5時間程度だが、私にすれば十分すぎる。
悩みが1つ(私なりには)解決したからか、爽やかな目覚めだった。
今日も熟睡できたら良いな。
- 17.6.7 連敗
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贔屓のチームの調子が思わしくない。
ついにワースト記録を更新してしまった。
何がいけない、どうのこうの等と言うつもりはない。
ただ、選手や首脳陣の表情が暗いのが気になる。
勝負に勝ちや負けはつきもの。
それが偶々続いただけやん。
元気出していこ〜!
ふぁいと〜!お〜!
- 17.6.8 代償
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あ〜あ。
ハゲを隠したかっただけなのになぁ〜。
エライ高い代償になってしもた。
とほほ!
黒板屋さんと連絡が取れた。
前回はたまたま通じなかったようだ。
それを、廃業したのかと勘違い。私の早とちりが、そもそも躓きの始まりだった。
塗料を購入し、自らハケで塗った結果がとんでもないことに。
黒板がただの板に変わってしまった。
書きにくい、消せない、見た目も使い勝手も最悪。
生徒からも不評だし、保護者も一目見るなり絶句。
ようやく出てきた言葉も震え気味。動揺が隠し切れない。
「これ、先生がされたのですか?」
「はい。もう最悪で酒わ」
「・・・」
「・・・」
けど、そのチャレンジ精神は素敵ですわ」
慰めて下さったのか、呆れられたのか、よく分からないお褒めの言葉を頂いた。
とにかく、これじゃどうしようもない。
ダメもとで、黒板屋さんに電話をかけた。
もしも廃業されていたとしても、お仲間を紹介してもらおうと思ったのだ。
事情を説明すると、「張り替えだと高くなりますよ」とのこと。
「とにかく一度見てみましょう」と、言って下さり、微かな希望が繋がった。
しかし、一目見るなり、
「こりゃダメですわ。張り替えましょう」
「後悔しておりま酒」
「ははは。学校でもよく聞くのですよ。後悔してますってね」
「とほほ」
「先ずは見積もりを出しますから」
「安くしてね。よろしくお願いしま酒」
その数時間後。
届いた見積書を見て、長嘆息のカッパちゃん。
総額11万円超。が〜ん!
今さら値切るわけにもいかないしな〜。
ここで、文頭のセリフに戻るのだ。
あ〜あ、高い代償になってしもた。
- 17.6.9 数当て
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5年生に数当てゲームを教えた。
ヒットアンドブローと言われる4けたの整数をお互いに当てあうオーソドックスなものだ。
ルールは以下の通り。
・ 出題者と回答者に分かれて行う。
・ 出題者は、重複した数を含まない 4けたの数字(正解)を決める。
・ 回答者は、その 4 けたの数字(回答)を言い当てる。
・ 回答に対して、出題者はヒットとブローの数でヒントを与える。
・ 回答と正解を比べて、数と位置の両方が同じであることをヒットと呼び、数だけが同じで位置が異なることをブローと呼ぶ。
たとえば、正解が 1234 で、回答が 1354 なら、出題者は「2 ヒット、1 ブロー」というヒントを与え、正解までこれを繰り返す。
・ 出題者と回答者は交代してゲームを行い、より少ない回答で正解を言い当てた方を勝ちとする。
みんなわりと喜んで取り組んでくれた。
中には一切記録を取ろうとしない豪の者もいたが、ルールが良く分かっていなかっただけのようだ。
単純だけど面白い。
実は私、高校時代にこのゲームにはまり、一時期友人と夢中になってやり続けた。
席が前後だったから、授業中はもちろん(←おいおい)、休み時間や下校時は当然こればかり。帰宅後は電話で続けるという執着ぶり。
何百回やっただろうか。思えばバカだった。いや、彼は賢いよ。お医者さんになったしね。ついでに言わせてもらうと、妹さんは歌手として現在も活動している。
戦績はほぼ互角だったかな。
生徒達にここまで夢中になれと言うつもりはない。
ただ、願わくば、しばらくだけでも続けてもらいたい。
頭を使うゲームの面白さを知るのは良いことだしね。
- 17.6.10 卒業生
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4期生のSくんが来てくれた。
年賀状のやり取りだけになって久しかったから、突然の電話には驚いた。
最後に会ったのは彼が高校生の頃以来だから、20年ほどになるのか。
可愛い坊や(4才だそうだ)を連れてきてくれた。
優しい目元は彼譲りだ。お菓子をあげる度に「ありがちょう」と言うのが可愛くて、つい何度もあげた。
「この子勉強は嫌いじゃないみたいですが、集中力が続かなくて・・・」と彼は言うが、そんなの当たり前だろう。
4才児が集中して勉強(そもそも4才で勉強させるなよ)していたら、こちらがひっくり返る。
懐かしい話に花が咲いた。
最前列が彼の固定席だった。
となりが誰で、あの席は誰でと一人一人挙げていったが、以外と覚えているもんだね。お互い。
当時仲良かった子とは疎遠になり、逆に余り口もきかなかった人と大学時代から今もつき合いが続いていると言っていた。
「辛いこともありましたが、あの時の経験で今を乗り切れているように思います」と言ってくれたのには、しんみりとしてしまった。
最近、自信が持てなくなっていただけに、励まされたようで嬉しかったし、正直、元気にもなった。
ありがとう。
よく来てくれたね。
また、会おう。今度は酒でも酌み交わしながらさ。
- 17.6.11 人を見る目
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久し振りに算チャレのオフミに参加。
算チャレ=算数にチャレンジ。算数サイトの最高峰だ。
以前はよく遊ばせてもらったが、今はとんとご無沙汰。なのに、主催者のマサルさんからは毎年お誘いを頂く。
今回は長男も参加。(長男は2回目)
何やかやとぐだぐだ話をしているうちに、1次会はお開きに。
殆どの方はそのまま2次会へと流れたが、私と息子は失礼した。
しかし、終電までにはまだ少し時間があったので、近くの店(串カツや)へ。
ビールはいやほど呑んできた(1次会はビアハウス)から、日本酒を。串カツにはあまり合わんけどね。
注文を取りに来た店員さんを見て、息子が一言。
「さっきの人、男やんな」
「え〜!なに言うてんの。髪は長いし、スカートはいてたやろ」
「けど、声が太かったで」
「そんなアホな」
別の店員さんに尋ねた。
「あの店員さん、女性で酒よね?」
「男性ですよ」
が〜ん!私の負けじゃ。(お店の払いは私持ちとなった)
それにしても、よう分からん。
私に見る目がないのか。そりゃ慥かに、人にはよく騙されるけどね。
- 17.6.12 梅雨?
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慥か、先週梅雨入り宣言がなされたはず。ああ、今年もこの時期かと少々ウンザリしたのを覚えているから。
けど、本当に梅雨なのだろうか。
殆ど雨が降らない。というより、むしろ先月より爽やかだ。
今宵など寒さを覚えたくらい。
けど、昔からそうなのだ。私が季節のことを書くと、碌な事が無い。
例えば、通信などに「残暑もようやく収まり」などと書いたら、暑さがぶり返したり、「好天が続いております」と書いた途端に、台風が来たりとね。
だから余り書きたくはないのだが、個人的にはこれくらいの気候が大酒きで酒。
明日も良い天気になりま酒ように。
- 17.6.13 新生
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これであと10年は大丈夫だ。
私もがんばろう。
- 17.6.14 違和感
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「あれ!割れてますね」
いきなり言われた。
今日で歯の治療は終了のはず。
なのに・・・。
「???なんで?」
「何か固いもの食べはったんちゃいますか?」
「???」
「この前診たときには割れていませんでしたから、何か食べたのでしょう」
「(そりゃ何か食べるわ。でもどうしてそれが歯が割れていることに繋がるねん、ふざけんなの!)特に覚えはありませんが」
「本当なら抜くべきですが、まあ取りあえずつないでおきます。けど、長くは保ちませんよ」
口を開けたままだったから、改めて言う必要も無いが、開いた口がふさがらなかった。
昔の私なら、診察台を蹴り飛ばしていただろう。
「あのね。全部全部言う通りにしてきたんやで。散々引っ張っておきながら、今さら何んなん?」の言葉を飲み込む。
何を言ってもしゃーないわと、諦めた。
しかし、取りあえずの違和感たるや。ハンパない。
これぞ正しく、奥歯に物が挟まった状態だ。
いつ割れるのか?気になって物も噛めない。
あ〜あ。
違和感と言えば、もう一つ。
新しい黒板。
書き味は滑らかなのだが、私の好きなコツコツした感触がないのだ。
私は強めの筆圧で、黒板を削るようにして図形や文字を書くのだが、どちらかと言えばペチャペチャと響く。
まあ、こちらはすぐに慣れるだろうけどね。
- 17.6.15 プレゼント
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いつの間にか、教室は満員の状態になっていた。
帰宅すると、ハニーからもプレゼント。ホームウェアーとネクタイだ。
気配は感じていたのだが、生徒の宿題チェックの方が優先だ。
それがやっと終わり、顔を上げると、げ!保護者が全員揃っているではないか。
昨年より大がかりだ。
皆がハッピィバースデーの合唱。クラッカーが鳴り響き、一人一人が手紙をくれた。
う〜ん。まいったな〜。
祝うような年でもないのだけど、ここは素直に喜んでおこう。
既に24:00を回っていたが、生徒達からのプレゼントと一緒に写真に収めた。
だって、嬉しかったんだも〜ん。
みなさん、あじがとう。
返事は必ず書くからね。けど、ちょっと待っててね。
- 17.6.16 残念
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早くも学校説明会の季節。
いや、今日のは『入試報告会』だった。
え?何が違うの?って、ほとんど同じで酒。
今回は、会場が選べるようになっていた。
当然、学校を選択。だって、生徒たちの様子が見られるし、卒業生に会えるかも知れないじゃない。
期待に胸を膨らまして、いざ出立!
学校にはほぼ予定通りに到着。
同業者らしき人たちの後を着いて歩く。
あれ、皆さん何処行くの。学校を通り過ぎていま酒よ。
おかしい。どうやら、会場は校内ではないようだ。
まあ、良いか。説明会の後で校内見学があるのだろう。(そういう学校も多い)
とにかく、勝手が良く分からない。前回はホテルだったしね。
定刻になり、説明会は開始された。5分から6分の入りか。
さて、本日の式次第は?
が〜ん。ない!式次第もないし、校内見学もない。
校長先生のお話は良かったのだが、ショックの余り、そこで気絶してしまった私。
あ〜あ、暑い中、折角スーツまで着ていったのにな〜。
来週の説明会も学校が会場だ。今度は見学ができるはず。そう信じたい。
- 17.6.17 全ては気のせい
「世の中の80%は気のせいじゃ」と、私は生徒たちによく言う。
そもそもは、自分のミスを誤魔化すための「気のせいじゃ!気にするな!」が発端だったのだが、いつの間にか口癖になってしまった。
でも、最近よく思う。
「ほんまやな〜」てね。
世の中のトラブルや揉め事、そこまで大袈裟でなくても感情の行き違い、人間関係のもつれ。
その殆どは、勘違いから生じているのではないだろうか。
そして、その勘違いの原因は・・・。
相手を理解しようとする努力不足にあるように思う。
言葉も足りなきゃ、行動でも示さない。そんな相手を理解しようとすること自体無理!なんて決めつけていたのかも知れない。
「努力を怠っては、結果は出せない」
これも私の口癖なのだけどね。
- 17.6.18 父の日
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幸せじゃ。
父の日ということで長男が帰ってきた。
先週も会ったばかりだが、それでも嬉しい。
さあ、呑むぞ。
幸い、現在わが家にはたくさんのお酒がある。
それも銘酒ばかりだ。
「篠峯」から始まり、「呼友」をあっという間に空け、「風の森」まで手を伸ばした。
そこで私の記憶は途絶えたが、素晴らしいひとときだった。こちらは、次男が送ってくれた日本酒セット。
久し振りに電話で話すことができた。
今日は忙しかったらしく、23:00頃にまだ帰宅途中だった。
元気にしているとは言っていたが、ホント体には気をつけて欲しい。
- 17.6.19 免れる
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突然ですが、問題で酒。
「免れる」
あなたならどう読みま酒か?
私は当然「まぬがれる」だと信じ切っておりま酒た。
ところが、ハニー曰く「まぬかれる」だと。
そんなアホな!57年の経験をなめるなよ!(意味不明)と、ばかり調べてみたところ・・・。
ネットでは「まぬかれる」。
語源的には「間抜かれる」なので「まぬかれる」が正しかったのですが、「まぬがれる」と読む人が多いのでこちらが優先になったらしい とあった。
参考資料はこちら。
わが家の国語辞典(旺文社)では「まぬがれる」。
ホラね!ネットなんていい加減なんだよ。と強気に言い張るカッパちゃん。
それでも気になったので、今度は広辞苑で調べると「まぬかれる」と書いてあった。
が〜ん。太い物には巻かれろを信条にしている私。広辞苑の方が太いから広辞苑の勝ちじゃ。
因みに三省堂は両方載っていた。
う〜ん。何か悲しくなってしまった。知識の薄さに加え、思い込みの激しさに赤面。
- 17.6.20 21世紀型
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今日も学校説明会。
お世話になっている学校だが、あれ、説明会の参加は久し振りかな。
いや、日記に書いていないだけで、慥かもっと行っているはず。そうだ、グランフロントの話覚えているもん。
げ!この学校も21世紀型入試を行うらしい。
今春行われたN学園の21世紀型入試には、私は猛反対した。(いくら抗議したところで決定事項は覆らなかったけどね)
詳しくは言わない(言えない)が、勘違いも甚だしい。生徒をおもちゃにするな。と、説明に来られた先生にも食ってかかった。
先日お越し下さった際も、「こんな入試、はよ止めなさいよ」と私が言うと、
「(いいえ)今後も続けます。問題点は改善していきます」との返事。
しつこくいろいろ注文を出したが、おそらく私の声は上には届かないだろう。納得できないままお引き取り頂いた。
ただ、この学校とN学園では、いささか趣旨が違うように感じた。
他校への牽制というよりは、第一志望の生徒への救済が勝っているように思えた。
それでも全面的に賛成はできない。
「生徒への悪影響を十分考えて下さいね」とだけ、言わせてもらった。
さて、今日の楽しみは何と言っても校内見学。生徒達の生の様子を見ることができる。
先日の学校では期待外れだったので、いやが上にも盛り上がる。(私の中では勝手にね)
お!いたいた。
卒業生のFくんだ。恥ずかしそうにこちらを見ている。
1枚撮っておこうとシャッターを押したら、げ!えらいこっちゃ!
フラッシュが光って、教室全員の注目を浴びてしまった。
同級生からやいのやいの言われるFくん。先生も呆れていた。
ごめんね。Fくん。もうしません。
帰りに寄ったラーメン屋がアタリだった。
店内も広く、明るい雰囲気。何より店員の元気が良い。
味もそこそこ。炒飯がやたらと塩辛かったくらいかな。
値段のことは、まあ言うまい。安くはないが、高くもないだろう。
問題は私だ。
綺麗に食べることができない私は、必ず汁を飛ばす。
馴染みの店では、言わなくても紙エプロンがさっと出てくる。
けど、「紙エプロンあります」の表示は見あたらない。
仕方が無いので、店員さんにたずねる。「ありますよ。はい、どうぞ」と手渡されたのは・・・。
思わず吹き出してしまった。
思いっ切り可愛い子ども用だった。
帰り際、備え付けのアンケート用紙に「大人用の紙エプロンもお願いしま酒」と書いたのは言うまでもない。
さて、私の声は届くだろうか。次回の訪問が楽しみだ。
- 17.6.21 焦り
-
仕事がたまっている。
ヤバい。まじピンチだ。
誕生日にもらった手紙の返事すら書けていない。
まさかの再テスト作成(絶対に高得点を信じていたのに)や、突然の訪問客など、想定外の出来事が続いている。
夏休みの時間割、いくら何でもそろそろ作成に着手しないと間に合わない。
こりゃ、日記を書いている場合じゃないね。
ということで、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜! - 17.6.22 はんこ
-
素敵でしょ。
お誕生日にもらったのさ。
良いでしょ。良いでしょ。
貸してあげないよ〜ん。
- 17.6.23 寝言パート2
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私は身に覚えがないのだが、ハニーが言うのだから間違いないだろう。
今朝の寝言。
「う〜ん」・・・「コ!」
最低やな。
前回の寝言も酷かったが、意味不明なだけにまだ許せる。
けど、今回のは普段の口癖がそのまま出てしまった。
気をつけなければ・・・。大いに反省。
その後は、いつものように大声出して怒っていたそうな。
これまた・・・。反省。
- 17.6.24 集団と個別
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塾にもいろいろなタイプがあるが、大きく分けると、集団授業の塾と個別指導の塾になるのではないか。
どちらが良いとかを論じるつもりはない。
それぞれ、長所と短所を併せ持つ。
本当は、山ほど言いたいことがあるのだが、今はその時間も精神的な余裕もない。
(なら書くなよってかい?はい、ごもっとも)
私も3年ほど前から個別授業も行っている。
当初は、(気持ちが)馴染めず、戸惑いもあったが、その良さも理解出来るようになった。
要は、授業を受ける生徒にとってどちらが効果的かに尽きる。
ただ、どちらの方法を選ぶとしても、本人に自ら求めようとする意欲がなければ意味は無い。
さらには、確実な力をつけるには徹底した復習しかないのだが、そんな根本的なことすら分かっていない生徒が多くて、非常に情けない。
以上、愚痴にもならない戯れ言で酒た。
蛇足ながら言わせてもらうと、私の理想は「限りなく個別指導に近い集団授業」。
ある程度実現できているとは思うが、まだまだ満足できるレベルではない。
- 17.6.25 時間割作成
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やっと形が見えてきた。
一応、日時だけは決定した。
全ての家庭の希望を叶えるには至らなかったが、ある程度は応えられたのではないか。
あとは科目を入れるだけ。(けど、この作業が大変なのだ)
がんばれ、カッパちゃん。ふぁいと〜!お〜!
- 17.6.26 四冠
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「キモい!・うざい!・ださい!」
生徒たちが私に向かって言うセリフだ。
ある生徒が言い出したのがきっかけだが、あっという間に定着してしまった。
本来、先生としては注意すべきなのだろうが、ある程度的を射ているから、否定できない。
ムキになって怒るのも大人げないだろう。
その評価が、最近また2つ増えた。
「エロい!グロい!」
有り難くないな〜。まあ、グロいは却下として、取りあえず四冠達成を喜んでおこうか。
私としては「シブい!」と言われたいのだけど、「コワい!」よりはましか。
- 17.6.27 ブログの重み
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そもそも、私のこの日記を「ブログ」と呼ぶのには抵抗があるが・・・。
小林麻央のブログや海老蔵のブログに比べて、なんともまあ内容のないこと。正直、情けなくなってくる。
私は彼らのブログを涙なしでは読めない。
いや、比べること自体おかしいのだ。
と、開き直るしかないな。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 17.6.28 生徒語録
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生徒語録その1
「私は、ジャイアンと同じ誕生日だそうだ」
「それでか」
生徒語録その2
「先生がいなくなったら、ぼくらどうすんの?」
「そんなの知らん!(私は不滅だ)」
「誰か代わりの先生おるの?」
「おらん!そもそも私の代わりが務まるような奴はいない」
「あ!そうか。エロいからね」
- 17.6.29 雑記
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ことさらタイトルを「雑記」とする必要も無いのだが。だって、いつも雑記だも〜ん。
今日は暑かった。
このままじゃ、夏が来る前にバテてしまうぞ。
外を少しで歩いただけなのに、なかなか汗が引かない。体力の低下を痛感した。
睡眠時間を少し増やそうか。
仕事が捗らない。
全ては私の能力不足が原因なのだが、1つ仕事を終わらせる前に次の締め切りが迫ってくる。(若しくは過ぎていく)
毎日、午前中から事務所に入っているのに、この態だ。
メールの返事も書けていない。
悲しいけど、家での時間を減らすしかないな。
少し出勤時刻を早めよう。(家からはメールの送信ができないしね)
同級生の勝谷が、兵庫県知事に立候補している。
投開票は3日後だ。
勝算はあるのだろうか。評判は?
Facebookなどで聞こえてくるのは、都合の良い話ばかり。まあ仲間だからね。
取りあえず、同級生の間で、残念会の開催は決定している。
出馬表明とほぼ同時に残念会の話が持ち上がった。
なんちゅう奴らや。こんなの彼を肴に飲みたいだけやん。
同級生が10人ほど集まる。(当然、私も参加する。そう、私も悪い奴なのだ)
けど、私が顔を出せるのは早くても22:00。18:00ごろから会は始まるらしいから、その頃にはみな完全にできあがっているだろうな。とほほ。
しかし、ホントはみんな、残念会ではなく祝勝会を願っているはずなのだ。
勝谷〜!がんばれ〜!
- 17.6.30 雑記2
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6月が終わった。怒濤の6月だった。と言ったら、やっぱり大袈裟かな。
けど、いろんなことがあり過ぎた。この日記には書けないようなこともね。
いや、6月に限った話ではない。
今年も半分過ぎた訳だが、この調子で後半もハプニングやアクシデントが続くのだろうか。
ワクワクするより、少々疲れた。
さて、今日も雑記でお許しを。
散髪をした。
珍しく店は混んでいた。
行ったときには先客が1人。帰り際には2人も待っている人がいた。
そのせいか、肩たたきのサービスがなかったのは、残念。楽しみにしてたのに。
私にしては間隔が短かった(前回はちょうど1月前)ためか、私の変化に気がついた生徒は1人だけだった。
う〜ん。ショック!
アルゴ大会の準備をした。
授業終了後の力仕事は、正直堪えるのだが、どうせなら気持ちよく迎えたいじゃない。
おかげで随分きれいになったと思う。
さあ、みんな待ってるよ。
帰宅したらナイトスクープが始まっていた。
久々に泣いた。
遺される者の気持ちを思うと切なくなる。簡単には死ねないな。
けど、良い話だった。