- 09.9.1 9月
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夏休みが終わってホッとする間もなく平常授業再開。しかも今日から6年生は10時まで授業だ。
いきなり忙しくなったが、いやな忙しさではない。
この違い、分かっていただけるだろうか?雑事に追われてただ時間がないのではなく、やることは多いが一つ一つきちんと積み上げていけばその先が見える、何というか楽しみや喜びを伴った、つまりはやりがいのある忙しさなのだ。
この夏を乗りこえることができた自信だろうか。色々なことに前向きに取り組めるような気がする。
ただ、調子に乗らないようにしないと。ご用心ご用心。 - 09.9.2 両面
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哲学的な話ではない。もっと単純。と言っても麻雀の待ちじゃないぞ。
コピー機が新しくなったおかげで、両面コピーが容易くできるようになったのだ。
自動紙両面原稿送り装置なるものがついていて、あっという間にボタン1つで両面コピーが完了してしまう。
今まで、片面ずつコピーし、紙を入れかえていた手間がウソのようだ。
面白いな〜。機能をもっと調べてみようか。けっこう色々遊べそうだ。 - 09.9.3 父
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今日は父の命日。もう10年以上経つのか?
その日、病室から6年生の面談キャンセルの電話をかけた事を覚えている。
その生徒がもう大学院生なのだから、時の経つのは早いものだ。
長い闘病生活の末、最期は意識もはっきりしない状態で息を引き取った父。
きっともっと生きていたかったはずだと思う。
親不孝を重ねた私。とうとう孝行らしいことはできず終いだった。
今になってその頃のことをよく思い出す。
入院中の父のベッドの隣で、付き添い介護と称しながらも、ただビールを飲んでいた。
病院内の止まったようなときの流れが耐え難く、わざわざ消灯後に呑みに出かけたりもしていた。
父は黙って見送ってくれたが、おそらく話したいことは山ほどあったはず。だって、既に父はその時間の中でしか存在できなかったのだから。
今にして思えば、その時が一番たくさん父の本音を聞けたと思う。
幼くして両親を失った父。親戚に育てられ、苦労もしたはずだ。
直接聞いたことはないが、高校にすら進学できるような状態ではなかったらしい。
私によく「勉強だけはできるときにしておけよ」と言ってくれた父の気持ちが、今にしてありがたい。そして、それを聞き流していた自分が情けない。
私のようなベタベタの親バカではなかった。でも、まっすぐに愛してくれた。
最近よく夢に出てくる父。きっと何かを私に諭したいのだと思う。
それが何なのか皆目わからない(またはそのふりをしている)自分にもそろそろ愛想が尽きてきた。 - 09.9.4 ぽっこり
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当初の計画では、この夏激ヤセするはずだった。
あのハードスケジュール。加えて、授業中はほとんど座らない(欠席者用の解答を書くときだけは座る。以前は立って書いていたが、うつむいて書くと頭に血が上って倒れそうになった)から、さぞカロリー消費もすごいだろうと思い込んでいた。
甘かった。どうやらそれ以上に呑んだようだ。(あまり記憶にはないのだが)
また、全く運動をしていない上に、何やかんやと間食ばかり。
体重は70kgちょいで、さほど増加していないが、お腹が・・・。とってもポッコリしている。
ハニー曰く「そりゃそうなるわ!」
いかん。これじゃいかん。
昨夜から、腹筋を始めた呑ちゃん。
高校時代の割れた腹筋を目指すつもりはない。次男と張り合うつもりもない。(彼はすごいよ!完璧に割れている)
とりあえず、この幼時体型を何とかせねば・・・。
3日坊主にならないように!ファイト〜!オ〜! - 09.9.5 旧友再会
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タイトルそのまんまの話だが、今晩2人の同級生と会う。
その内1人は、先日の同窓会(呑ちゃん欠席)で「ベスト変わりましたで笑」(こんなタイトルだったは知らんが)を受賞したらしい。早い話、「オッサンだれやねん?」と誰からも気が付かれなかったようだ。
おかしい。
私の知っている彼は、スポーツマンで、母校のレベルでの話ではなく、世間一般でも十分以上に通用するほど俊敏だったはず。さらに努力家で人柄も穏やかで人格者。まさに文武両道を兼ね備えた素晴らしい人物。しかも現在は医者。
最後に会ってから10年近く経つが、本当にみなが言うほど変わってしまったのだろうか。もちろん、外見だけだろうが。
まあ、そう言う私も当時の面影は殆どない。
会うのが楽しみなような、少し恐いような。初恋の人に再会するときめきに少し似ている?わけないわな!
さて、今晩は無事に帰ってこられるだろうか。
だって、彼は底なしの酒豪だったし、もう1人はこの日記にも何度も登場している恐怖の熱血漢”ゲゲゲのげんちゃん”だからな〜。
それ以前にちゃんと彼らに出会えるかも心配。げんちゃんは一回行ったことがあるはずだと言うが、私は会合場所の店の記憶が全くない。
さて、どうなるだろうか。展開を刮目して待たれよ(だからもう勝谷ちゃうっ中年) - 09.9.6 後悔
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久しぶりの友との再会。彼はすぐに分かった。確かに少し太っていたが、大賞を受賞するほどではないように思う。
話は弾み、素敵なお店で、美味い酒をしこたま呑んだ。
そこまでは良かったのだが、例によって呑みすぎたようだ。
2軒目で理性を失い?何故か絡み出す呑ちゃん。
どこからおかしくなったのかはよく分からないが、後味の悪い別れとなってしまった。
ごめんね。げんちゃん。 - 09.9.7 YUKI坊
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とある学校の説明会に出かけた。新校舎完成の御披露目を兼ねているので、会場は当然学校。
素晴らしい校舎だった。新しいから綺麗なのはもちろん、あちこちに工夫がなされていた。生徒たちの意見を多く取り入れたそうだ。もともと大好きな学校の一つだったし、嬉しくなって写真を撮りまくった。
会場にも一番乗りだったから、きっと変な奴と思われただろう。(いいんだ、事実だし)
おかげで、私が尊敬している先生にお目にかかれたし、校長先生とも話をさせていただいた。
生徒たちも新しい環境が嬉しいのか、心なしか生き生きしているように感じた。どの生徒もちゃんと挨拶してくれる。
図書館を見学しているとき、一人の少女が会釈した。ちょうど知り合いと話をしていたときだったので、こちらも軽く微笑んで通り過ぎようとしたのだが・・・。
「YUKI坊やないかぁ〜!」
教え子だった。
一年ぶりに会う彼女は少し大人っぽくなっていた。(今までが幼すぎたのも確かだが)
図書委員として頑張っているらしい。元気そうだったし、会えて嬉しかった。
と、幸せいっぱいご機嫌の呑ちゃんだったのだが・・・
以下後日。 - 09.9.8 ずれ
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1人の生徒が辞めた。私としては、とてもかわいがっていた生徒だっただけに、ショックはとても大きかった。
温度差というか、私がその子に対して感じているものと、保護者が私達に求めているものとがずれていたのだろう。
退塾の理由は、「面倒見の悪さ」だと言われた。意外と言うより信じられない思いがした。
「質問ができない。その時間がない」と仰るが、私には理解しがたい。
そもそも、その生徒は、大抵始業60分ほど前に登塾していた。私もときには忙しくしていることもあったが、自分なりに精一杯つきあってきたつもりだ。(4時以降の来客は全てお断りした)なのに早く来て何をしているかと言えば、ただ友達と喋っているだけ。何度も注意した。質問する時間は十分以上にあったはずだ。
では、質問しづらい空気を私が醸し出していたのか?
私は、授業中に説明をろくに聞いてもいない生徒の質問はお断りしている。個人的な事情で欠席した場合も同じだ。
彼はそうではなかったし、質問にも答えていたつもりだったのだが、前述のような生徒からの質問はシャットアウトしていたから、質問に関して抵抗を感じたのかも知れない。ならば、私の説明不足だ。(保護者会では説明申し上げたはずだが)。
傲慢かも知れないが、敢えて言わせてもらいたい。
質問できる環境は5年6年では圧倒的に改善する。
6年生に至っては、これ以上できないほど対応できていると自負している。
しかし、4年生はそれ程ではないのも確か。低学年を軽んじているのではないかと指摘されれば、返す言葉もない。全て私の責任だ。
ただ、言葉には出されなかっただけで、他にも不満がおありだったのかも知れない。
例えば、クラス分け?
「何故、低学年では行わないのだ?」
それに関しても説明申し上げたが、意外な顔をされていた。クラス分けの功罪を知らなすぎるように思えた。
もちろん、世間一般の保護者は知らなくて当たり前。そもそも我が子しか見ていないのだから・・・
理解し合えなかったことが情けなくて、悔しくて、思わず涙が出かけたが、私にも最低限のプライドはある。
私の涙は、努力をし続けた者だけに見せると決めている。
彼には、恨みも何もない。むしろ保護者には今までお世話になったことを感謝している。
しかし、正直不安だらけだ。
お前が言うこっちゃないと言われればそれまでではあるが、次に彼が勉強する環境がとても心配だ。
彼は人になれるまで時間がかかる。また、無口故に誤解もされやすい。
そんな彼を商売気抜きで真剣に見てくれる人がいれば本当に良いのだが・・・。
切ない気持ちで書かせてもらった。悔しさと哀しさで感情をコントロールできなくなりそうだったので、一足お先に上がらせてもらった。気持ちを切りかえようとしたが、結局呑んでしまった。文章の乱れはお許しいただきたい。 - 09.9.9 オフ
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うわ〜いうわ〜い。お休みじゃ〜。
お盆以来だから、3週間ぶり。
ふふふ。何をしようかな〜。
かねてからいろいろ考えていたのじゃ。
写真整理・メールの返事・経理などを午前中にすまして、午後からは見ていなかったテレビ(ナイトスクープ・高校生クイズ大会・サンマのからくりTVなどなど)のビデオを観る。(ろくな番組見ていないな〜)
お出かけは最初から眼中になく、散歩がてら本屋にでも行こうかな。
夜はもちろん野球観戦。(完璧なオヤジやな〜!どーだ参ったか)
の、はずだったのだが、まだ何もできていない。計画に無理があったのか?
もう半日が終わる。
5時前に目が醒めたのは良かった(もう、クセで酒ね)のだが、パソコンに向かっていたら猛烈な睡魔に襲われ、二度寝。結局3時間も眠ってしまった。
パソコンの調子も今一つで、なかなか作業が進まない。
これは、機械が意志を持ち、
「こらカッパ!こんな事していないでハニーとお出かけでもしろ!」
と諭してくれているのかと思ったが、横を見るとハニーも日頃の疲れでお昼寝中だった。
さあ、少しペースを上げよう。プレーボールまで後1時間。
- 09.9.10 HN
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「ハンドルネーム。インターネットをはじめとしたネットワーク上で活動するときに用いられる別名のことである」らしい。
まあ、早い話がネット上のニックネームみたいなものだ。不特定多数の人の前で、本名を名乗るのは愚かだし、余りに危険。だから、わかる人にはわかる、関係ない人にはわからないような名前にしているのだ。
と言う私、昔は本名で算数サイトに投稿していたこともあった(←バカで酒ね〜)
10年ほど前のことだが、当時のHNはmaruhagedon(マルハゲドン)。
私らしくてなかなか良いと思っていたのだが、チャットをしている時(懐かしいな〜)にある方から「長くてかなわん。短くしろ」とのご指摘を受け、困ってしまった。
「ドン」はどうだろう。でも、何か偉そう。
じゃ「呑」ならば?
おお!これだ。これこそ私だ!とばかりに飛びついた。
以来、愛用させていただいている。
ただの「呑ちゃん」じゃ物足りなくて「カッパの呑ちゃん」と名乗ることもある。だって、「エースの錠」みたいでカッコイイじゃないで酒か?(古〜!)
でも、最近少し悩んでいる。
「呑」と呼べるほど、もう私は酒に強くないのだ。
名前を変えようかな〜。でも捨ててしまうには未練がある。生徒たちも馴染んでいるし・・・。
そうだ!しばらくは「鈍」にしよう。
聞いただけなら分からんだろう。何か情けないけどね。 - 09.9.11 腹筋
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きっちり3日坊主で終わっていた。こりゃいかんと昨日から再開。
たまっていた分も取り戻そうと、張り切ってやったのだが・・・。
ダメだ。30回もすれば頭が上がらなくなってきた。
情けな〜!
このままプクプクと肥え続けていくのだろうか。よ〜し、ならば次は断食だ。
さらに悲劇は待っていた。
深夜に、七転八倒の苦しみ。本気で救急車を呼ぼうかと思った。
でも、詳しいことは聞かないでね!
無事に授業もできたし・・・。 - 09.9.12 情け
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昨夜の事をメーリングリストで同級生に相談したら、あっという間にたくさんの返事をいただいた。
同窓会関連で盛り上がっていたからかも知れないが、中には30年会っていなかった友からの返信もあった。
みんなが心配してくれた。
電話も何人からかいただいた。
嬉しいじぁないか!
私は好き嫌いのはっきりした人間だった。友達も多かったが、敵も多かった。
けど私がそう勝手に思い込んでいただけだったのかも知れない。
みんないい奴らだ。
医者が多いからと言うのも事実だろうが、それだけではないはずだ。
みんな、ありがとう!
今回ほど人の情けが身に沁みたことはない。
- 09.9.13 過去完了
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昨日のお客さんは可愛いお嬢さん2人。もちろん卒業生だ。
いきなり事務所がぱっと華やかになった。
しかし、どうも女の子がいると落ち着かない。一体なぜ?
この年になっても若い女性に囲まれる?とドキドキするようだ。
仕事にならないので、
「食事でも行こうか?何が食べたい?」と尋ねると
「ラーメンがいい」
「え〜!(何でじゃ?!何でいきなりラーメンなんだ?ラーメンじゃ呑めないじゃないか?)」
個人的には納得いかなかったが、でもまあリクエストにお応えし、近所のお気に入りの店(ラーメンというより和風麺)に出かけた。
何を注文するのかと思えば、やっぱり麺だった。
仕方なく一人ビールを飲む呑ちゃん。
ようやく理由がわかった。彼女たちは大学生だったが未成年なのだ。
何とも妙な感じだったが、話は結構はずんだ。
そこで出た彼女たちのセリフ。
「先生、昔はむっちゃ男前やったですよ」
「そうそう、格好良かったですよね〜」
悪い気はしなかったが、何で過去形?いや、どうして過去完了なのじゃ。
まあ、しゃ〜ないか。
「飲める年になったらまたおいで」と言って別れたが、さてどうじゃろ。やっぱり完了形より進行形だわな。 - 09.9.14 お泊まり
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久しぶりに実家に泊まった。
「はは〜ん。さては、夫婦喧嘩でもしたな!」なんて思われた方。
ご心配なく。ハニーと私は仲良しで酒。
次男の友だちが数人、泊まりがけで遊びに来たので、わが家は定員オーバー。私が追い出された形になったのだ。
「遅くなるから、先に眠っておいてね。鍵は持っているから」
と、母には念を押しておいたのだが、不安的中。
きっちり起きて待っていた。
普段は8時頃には床に就いている母。(その代わり猛烈に早起きだ。午前3時には起きているらしい)
昨夜の私の到着は12時前。これでも急いだのだが、悪いことをした。
母は今年74歳。元気でいるのだが、私は何かと心配だ。
なのに、なかなか同居には踏み切れない。
その最大の理由は、生活時間帯の違いだ。
私の帰宅はほとんどいつも日が変わる。息子達の出発は7時前。つくづくハニーは大変だと思う。弁当を作るために毎朝5時には起きているのだから。
もしも母がその時間で生活すれば、あっという間に寿命は縮まってしまうだろう。
昨夜も私の朝食の支度で早く起きていたようだ。
久しぶりに食べた母の食事は美味かった。美味しいよと伝えると嬉しそうにしていたが、疲れが出ないか心配だ。
さあ、ハニーも疲れている。少しでも早く帰らなくては。
でも、まだ事務所。明日の準備が終わらない。あ〜あ! - 09.9.15 カミングアウト
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今日は全体保護者会。やや辛口の話に終始した。
特に、6年生は深刻な状況なので、気休め的なことは言えない。
保護者にいくら熱く語っても本人達がその気にならなければ仕方がないことなのだが、それでも言わずにはいれなかった。
本人達に、保護者を通じて真意が上手く伝わればよいと願っている。
会の終わりに、私の症状をお伝えした。
命に関わる病気ではないし、大げさにすることもないのだが、変に心配されてもいけないので、正直に申し上げた。
トホホ。恥ずかしいやら、情けないやら。 - 09.9.16 だまし絵
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ハニーのイブを祝おうと、かねてからお出かけ(神戸)を計画していた。
しかし、午前中はお互い雑事が入ったため、芦屋で落ち合うことに。
先ずはお食事。竹園旅館に初めて足を踏み入れた。
美味かった。食事もワインもグッド。コストパフォーマンスも高かったように思う。
今回の神戸行きのメインは美術館鑑賞。
兵庫県立美術館で開催されている「だまし絵」を覧ることだ。
もともと、エッシャーとか視覚的に面白いものは大好きな呑ちゃん(いや鈍ちゃんか)。
大分前に東京でエッシャー展を観た以来だ。
面白い。実に面白い。
美術館で一つ一つの作品をじっくり見たのはおそらく初めて。いつもならかけ足で眺めるだけだが、今回は音声ガイドまで借り、くり返し覧た。
しかし、中には理解不能な作品もあった。
当時ならビックリするような絵なのだろうが、写真に慣れてしまっているからだろう。
「これが何なん?」と思ってしまった。純粋に見た目だけで感動できない自分の(変な)慣れに嫌気がさした。
もちろん、思わず「お!お〜!!」と声を上げてしまう作品も多かった。
やはり視覚的な錯覚を上手く使ったものが面白い。
エッシャーは出品作品が少なく、やや残念。でも以前に観ているから不満はなかった。
それ以外の作品のレベルが高かったからだろう。
一番のお気に入りはパトリック・ヒューズの『水の都』。
見る位置が違えば絵が動く。ある距離まで近づくと気がつくが、それまではそのトリックが全く分からなかった。見事しか言いようがない。
ところで、土産に買ったパズルが2つ。『一球入魂』と『矢ればできる』。面白そうだったのだが、全く分からない。3分で断念してしまった鈍ちゃん。悔しいな〜。 - 09.9.17 ハニー
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ハニーの誕生日。早く帰りたいが、まだ事務所。
待ってておくれ!今から行くからね。
何とか日が変わる前(10秒前だったが)に乾杯できた。
プレゼントも何もなくて、ごめんね。 - 09.9.18 WEBミーティング
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PCのモニターの上に目玉親父が乗っている。
どうも監視されているようで、落ち着かない。
これがWEBカメラというものなのか?SKYPEってこれ?
もちろん、私が購入したのではない。とある方から贈ってもらったのだ。
ある日突然品物が届き、「WEB会議に参加して下さい」と言われた。
好奇心だけは未だに衰えない鈍ちゃん(やっぱりこの名前いやだだな〜)。早速飛びついた。
今日はそのWEBミーティング初参加の日。
よくわからんまま、とりあえずスタンバイ。
しかし、会議室に入室するためのパスワードが開始予定時間になっても届かない。
「う〜ん。前日までに届くはずなのに、これは忘れられたに違いない」と半ば諦めかけていたところ、携帯が鳴る。
「設定お困りですか?」
「いいえ、スタンバイしているのですが、パスワードが・・・」
「ああ、じゃあ言いますね」
何か手違いがあったのだろう。しかし、無事に入室できた。
みなに遅れること十数分。当然ながら会は既に始まっていた。
知らない顔がほとんどだ。しかも、自分の顔まで映っている。
他の人にはこの顔が見えているのだから、まあ当然なのだが、何とも変な感じだ。
人に見られていると思うとやたら緊張する。ふざけた顔もできないし、さりとて気取ったところで男前が上がる訳じゃない。
大人しくみなさまのお話を聞いておこう、と思った矢先、いきなり私に振られた。
「先生はどうですか?」
「何でやねーん!」
舞い上がってしまった私。どう挨拶したかも良く覚えていない。
人見知りのおたかちゃんを買い被らないでくれ!
しかし、まあ何とか無事終了。終わってみれば、なかなかおもしろい体験だった。
次回は来月。今度はもう少しリラックスして臨みたい。 - 09.9.19 目玉親父
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昨日の続き。
目玉親父の名前は「あいだくん」eyeda-kunと言うそうだ。
Skypeもできるらしい。
だれか私とお話ししませんか?っているわきゃないわな。
事務所には「てるぼーず」TELBOSEなる機械もある。これは、FAXと電話の切り替え機。
変なのばかりが集まったな。
私の机の上には、一升瓶もったカッパちゃんもいるし。
ところで、おい、てるぼーず。明日天気にしておくれ!
てるてるぼーずじゃないから、そんなん知らんてか?
明日天気にな〜れ!みゆきさんの歌ではない。私の切なる願いだ。 - 09.9.20 快晴
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見事に晴れた。「てるぼーず」よ、ありがとう。絶好の運動会日和となった。
小学校でも運動会が行われたところが多く、きっと生徒たちは喜んだだろう。ただ、少し暑かったかもしれない。運動会終了後に授業に駆けつけた6年生(えらいぞ!よく来た)は、真っ赤な顔をしていた。
私も運動会を観戦した日はよくそんな顔になった。生徒たちからは必ず「呑んでるやろ〜!酔っぱらいや〜!」と言われものだ。
思えばこの10数年間、息子達の応援に何度行ったことだろう。
こんな仕事をしている割には観戦の機会に恵まれた方だと思う。
子どもががんばっている姿を見るのは、親にとって最大の喜び。子どもがいくつになっても、それは変わらない。
幼稚園の時、病気で出場できなかったことがあった。あれほど練習してきたのに、何てことだ!と思った。
ところが、病院の待合室で。
「ピー!ピ!」自らの口での笛の合図に合わせて、彼は突然演技を始めた。
私の方を見ながら一生懸命だ。
終わったときのはにかんだ彼の表情。少し誇らしげにも見えた。
あれから10数年。今日は彼にとって最終のステージ。
残念ながら応援には行けなかったが、私は信じている。きっと精一杯がんばったはずだ。今度は自分のために。 - 09.9.21 珍客
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卒業生が尋ねて来るのは珍しいことではない。
しかし今日は驚いた。
「先生!大丈夫ですか※」と言いながら、1人の生徒が、普通に登場した。
普通にと言うのはおかしいが、生徒のころのように自然な感じだったのだ。
声の方を見ると、そこにはO君が立っていた。
「え〜!お前何でここにいるの?」思わず叫んでしまった。
彼は現在、四国の中学校に通っている。当然ながら寮生活だ。
「え?だって連休ですから」これまた平然と言う。
ああ、そうか。世間は連休だったんだ。
ホッとした。一瞬、学校で何か問題でも起こして帰されたのかと思ってしまった。(ごめんね)
1年ちょっと会っていなかった。 ※ この日記を読んで心配してきてくれたようだ。
しばらく見ぬうちに、ずいぶん体が締まったように思えた。背も高くなっていた。
まあ、以前がぷよぷよだっただけに、見違えるように感じたのだろう。
人懐っこい性格はそのままだった。色々なことを嬉しそうに話してくれた。
先生のこと。授業のこと。寮生活のこと。先輩や友だちのこと。
もっともっと話したかったが、生徒たちがやって来たので、あまり相手になれなかった。
「絶対にまた来いよ!」と言うと、嬉しそうに笑った。
寮生活。中学生が1人親元を離れて、寂しさはないのだろうか。
ないと言えばきっとウソになるはず。それでも、楽しさの方が勝っているのだろう。
今度会う時は、もっともっと逞しくなって、いっそう頼もしく思えるに違いない。 - 09.9.22 連休
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ハッピーマンデーかドライマンゴーか知らんけど、アホな政治家が変な法律作りやがって(たしかK氏だったはず)、おかげで今年はシルバーウイークなるものまで誕生した。
てっきり、敬老の日に因んでシルバーと言っているのだと勘違いしていた鈍ちゃん。何て失礼な名前だろうと思っていたが、ゴールドの対比だったのね。(アホはお前じゃ!ってか。こりゃまた失礼)
けど、世間一般の人とは真逆なサイクルで動いている私。連休は全く関係ない。
僻んでいっているのではない。単に事実を述べているだけだ。
関係あると言えば、電車が朝は空いていて、昼に混むことくらいかな。
それと、息子達の学校がないから、ハニーが少しゆっくりできることか。
いやいや、良いこともあるぞ。
昨日のように教え子が遊びに来たのは、連休のおかげだ。
そう言えば、明日も教え子との約束があった。
なんだかんだと言っても、結構恩恵を被っているじゃないか。ハッピーかも?!
ところが情けないのは6年生。
可哀想な気もする。しかし、彼らにとって一番貴重なのは時間だ。
いつも時間がない時間がないと言っているなら、ここぞとばかりにがんばればよいはず。
なのに、普段と全く変わらない学習量。
何を考えているのだろう。今日は思わず声を荒げてしまった。
いつになったら真剣に取り組むのだ。ほんまにいい加減にせな、愛想つかすで! - 09.9.23 車内風景
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連休最終日。今日も電車は混んでいた。
車内は、人前で平然と化粧する女ばかりで、閉口してしまった。こいつら本当に頭おかしいのとちゃうか?
こんなことを言うと、年よりのぼやきと思われるかな。
「普通の光景じゃないか。何を今さら」と言われるかも知れない。
しかし、私にはまだまだ大いに違和感がある。
初めて見た時は本当にびっくりした。
私の感覚では、人前で着がえるのと同じくらい勇気が要るように思えるのだが、彼女たちには普通の行為なのだろうか。全く理解できない。
言っちゃなんだが、美しい女性はそんなことはしない。たいていはケバイ女だ。
昔は、人前で物を食べることすら恥ずかしいと言われたものだ。(実際、事務所で軽食を取っていた時、入ってきた保護者に「キャ!」と言われたことがある)
恥の文化を崇めるつもりはないが、恥を忘れてはいけない、いや良識を失ってはいけないと思うのだ。(数年前まで車内でマンガを読んでいたオッサンの言うセリフじゃないか)
電車に乗っていて、今までで一番驚いたのは、ルーズソックスを大股広げて脱ぎだした女子高生2人組。目が点になった。明らかにまともな感覚を失っている。
いや、もう一つあった。突然脱いだ靴下を口の中に入れたオッサン。その時は本当にこわくなって車両を変えた。
幸い、両方とも一度きりだったが。 - 09.9.24 祝!優勝
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巨人が優勝して嬉しい呑ちゃんで酒。
あれこれ解説するつもりはないし、出来もしない。ただ単に嬉しいだけ。
昨夜の酒は楽しかった。優勝したからではない。
わざわざ東京から教え子が尋ねてきてくれたからだ。
彼の悩みや相談を聞きながら呑んだ。それのどこが楽しいねんと言われればそれまでなのでだが、悩みながらも成長しているなと感じられたのが嬉しく、ついついまたもや呑みすぎてしまった。
帰宅後も、TVで優勝シーンや祝勝会の様子を見ながら、また乾杯していたバカ男で酒た。 - 09.9.25 奇遇
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銀行に行こう(預金じゃないのが悲しいが)と、駅前で信号待ちをしていたら、
「先生」と呼び止められた。
振り返ると教え子のU君。
久しぶりだ。かれこれ4年にもなるか?
あれ?でもおかしい。どうしてこんな場所で会うのだろう?
後ろにはお母さんの顔も見えた。
「立ち話も何で酒から」と、駅前の喫茶店※に。
彼とはしばらく連絡が取れず、私は心配していたのだ。
聞けば、事情があって転校したのだと言う。
驚いた。全く知らなかった。
でも、現在はすっかり元気になっていた。
良く笑うし、良く喋る。生徒時代はどちらかと言えば寡黙のように思えたのだが、それは私が怖かったからか。
当時のことも話してくれた。新しい環境にも馴染んでいるようだ。
うん、この様子なら大丈夫。一安心だ。
「教室の方にも必ず顔を出せよ」と言うと、嬉しそうに肯いていたから、これからはちょくちょく来てくれるだろう。
しかし、私が肥えたのを一目で見抜くとは恐るべき眼力じゃ。というより、一目で分かるほど太ったと言うことなのね。しょぼーん。
※ 一風変わった店だった。ダイナミックというか、アバウトというか。
何度か食事に入ったことはあるのだが、喫茶としての利用は初めて。
ジュースが中ジョッキで出てきた。それも凍らせたグラスで、中には氷がいっぱい。
しかも、大でも普通サイズでも値段は同じ。
嬉しいと言えば嬉しいのだが、これからの季節はちょっと遠慮したいかも。 - 09.9.26 おら、ずっと5歳
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「クレヨンしんちゃん」私の大好きなマンガだった。
作者、臼井義人氏が事故で亡くなったと聞いた時、とてもショックだった。
何かの間違いであって欲しいと願った者は私だけではないだろう。
私と「しんのすけ」との出会いは長男誕生の年だったと思う。偶然見かけたのだが、その天真爛漫なキャラクターにすぐに虜になった。
間もなく大ブレーク。「面白い」「いや下品だ」と賛否両論。世間的にはいろいろ物議をかもしたが、私は容認派だった。
「クレヨンしんちゃん」のためだけに、掲載されている雑誌を買っていたし、単行本も何冊か買った。
アニメ化されてからは欠かさず見ていた。ビデオにまで録って残していたほどだ。
もちろん映画も観に行った。息子達より私の方が夢中になっていたかも知れない。
ワンパターンではある。それでも見続けた。大笑いした後、最後はホロッとさせられる。どの作品も家族愛がポリシーになっていたのが嬉しかった。
「野原一家」ともう会えないと思うと悲しい。結局、しんのすけは5歳のままだった。
作者のご冥福をお祈りしま酒。 - 09.9.27 スタンディングバー
-
ポストに入っていた1枚のチラシ。
いつもならすぐに捨てるところだが、酒・ビールの字が目が止まり、思わずじっくり読んでしまった。
なかなか良さげなお店ではないか。安いし、品揃えもよさそう。何より教室のすぐそばだ。
「こりゃ行くしかないな」と、とりあえずチラシは保存。
ところが、何かひっかかる。連絡先にある名前が知っている方と同じなのだ。
思い切って電話をしてみた。ビンゴ!卒業生の保護者だった。
「こりゃ絶対に行かな!」(けっして生中一杯無料サービスに惹かれたわけではない)
早速、昨日行ってみた。
スタンディングバー。いわゆる立ち呑み屋だ。予想に違わずいい感じ。
決して広くはない。10人も並べば超満員。でも、その時はダークすればいい。
なかなかの品揃え。地酒を全品種制覇するつもりだったが、途中でお気に入りの味に出会い、そこで足踏み。
結局3,4合も呑んだだろうか。ちょっと引っかけてさっと帰る、そんな粋な呑み方をするつもりが、すっかり長居してしまった。
店のお客さんともすぐに仲よくなれる。それが立ち呑み屋の良いところ。
初対面の人達とすっかり意気投合してしまい、それからさらに呑みに出かけた。
最後は、例の如く、訳の分からぬ一夜となってしまったが・・・。
『あかりや』 天王寺区寺田町2−6−2東大阪ビル1F。
営業時間は17:00〜21:00。お薦めで酒よ!
- 09.9.28 母
-
今日は母の誕生日。
大した祝いもできないが、昼食を一緒に食べた。
幼い頃は美しい母が嬉しかった。今は見るかげもないが、元気でいてくれるだけでありがたい。
私がいくつになっても母にとっては私は子ども。いつまでも心配してくれる。
心配をかけぬことが一番の親孝行。そう言う意味では私は永遠の親不孝者だ。
とにかく、元気で長生きしておくれ。
今晩はお祝いだ。本人ぬきだけど、乾杯するからね。 - 09.9.29 芝蘭の化
-
さて、いきなり問題で酒。
「毟る」・「撻ます」
何と読むのでしょう。
(ヒントは呑ちゃんがカッパと言われる所以)
正しく読めた方は大したものだ。
私は読めなかった。
1つ目は「むしる」。毛が少ないと書いてむしるとは、何と意地悪な漢字だろう。
次は「はげます」。ご指導ご鞭撻で使うから字は知ってはいたが、訓読みは知らなかった。
表題の字は「しらんのか」と読む。良い友だちという意味だそうだ。(知らんのか言われても知らんわいとしか言えない私)
最近、『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(ISBN978-4-576-08005-5)なる本を買い、通勤途中に眺めている。
面白いのだが、なかなか難しい。読めない字ばかりで、思うように読み進められない。
自分の非才が本当にいやになる。
第2弾も買ってあるのだが、そこに辿り着けるのはいつのことか。 - 09.9.30 6000日の愛
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今日は次男の誕生日。17歳になった。(6000日。正確には6210日)
私のオフとも重なりラッキーと思いきや、本人は別件で不在。またもや、本人ぬきの祝いとなった。
西大寺に出かけたのだが、いや〜西大寺駅の変わりようには驚いた。
もはや駅じゃない。まるでデパートだ。実際、駅前のデパートより人ごみは多かった。
イタリアンの店で、昼間からワインで乾杯。
料理も美味しかったし、何より店の開放的な雰囲気が素敵だった。店員さんもグー。聞かれてもいないことまで(だれもアンタの年や好みなんて聞いてへん!)ぺらぺら喋るのが面白い。奈良駅にある本店もなかなかいいよ。
その後はそこら辺をぶらぶらと。本を2冊も買った。
次男へのプレゼントとともに、またもや由紀恵様のポスターゲット。呑ちゃん幸せで酒!