- 14.9.1 雨の四天王寺
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講習会明けの月曜日。今日くらいはゆっくり休養に充てるべきなのだろうが、いつものくせか、早く目覚めた。
外はあいにくの天気だったが、小雨がぱらつく中、(昨日急遽決まった)予定通りに行動開始。
しかし、いくら何でも今日は4:00から活動する必要はなかろうと、安心して二度寝。今度は7:00。ちょうど良い時刻だった。
目的地は四天王寺。実は、天王寺の用事がメインで、それにかこつけただけだったのだが・・・。
近場だが、ハニーは行ったことがないと言うし、よく考えたら私も参拝は初めてだ。
入試応援や学校説明会で四天王寺学園に行くことはあったが、その際はお寺の境内を横切るだけ。
近ければ却って行かないものなのね。私が唐招提寺(実家のすぐそば)に行ったことがないのと同じかも。
拝観料を払い、先ずは金堂へ。仏像(救世観世音菩薩)とご対面。正直、とりたてての感動はなかったが、今年の受験生のことを先ずはお願い。
次は五重塔。中に入るとあれれ?登っても良いらしい。
ハニーはスタコラサッサ。あっという間にてっぺんまで登り、そして降りてきた。
しかしその間、私は三階で震えていた。
「怖い!あかん。高いとこ嫌い!」 譫言のようにうめきながら、本当に冷や汗びっしり。
「あかんのんやったら、帰ろうよ」とハニー。
「もうちょっと待って!もう一回チャレンジしてみる」
数段登ったが、やっぱあかん。目の前が真っ暗に。「しゃーない。帰ろ!」と諦め、外に出た。
回廊を回って、講堂へ。ここでも、仏像様達(十一面観世音菩薩と阿弥陀如来)に受験のお願いをした。
これにて参拝終了。割とあっさりしたもんだと、いささか拍子抜けした気分。
まあ、目的は果たせたから良しとしようか?!
いや、いや、待てよ。私に↑のようなことを言う資格はない。
だって、私は登っていないじゃないか!五重塔に。
ハニーには待ってもらい、再び一人塔の中へ。
「怖くない。怖くない。大丈夫。大丈夫」 周りに人がいれば聞こえていただろうが、幸いにも誰もいなかった。
一階登るたびに噴き出す汗。大きく深呼吸をしながら、ついに頂上到着。
いきなりへたり込んだら、外人カップルに笑われた。
「ふん!笑いたければ笑いやがれ!俺は、俺は・・・!」と、半泣き状態ながらも、心の中で喧嘩する。
しかし、のんびりしてはいられない。達成感を味わう余裕もなく、即退去。
「降りるだけなら怖くない。降りるだけなら大丈夫」 呪文のように唱えつつ、無事生還。
やった〜!!やったぞ!カッパちゃん。
「できる、できないじゃない。やるか、やらないかだ」と、いつも偉そうに言っている私。
これで生徒達にもでかい顔ができるし、受験もばっちり!のはず。
- さて、四天王寺の亀さん達にも別れを告げ、次なる目的地へ。
そこでは、ドラマが待っていた。
つ・づ・く!
- さて、四天王寺の亀さん達にも別れを告げ、次なる目的地へ。
- 14.9.2 出会い
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昨日のもう一つの目的は『四国の味巡り』。阿倍野の近鉄百貨店で行われている、四国物産展だった。
中でも狙いは、宇和島名物の「鯛めし」。宇和島はハニーの生まれ故郷だ。
私も鯛めしは何度か頂いたことがある。
あつあつご飯に、生卵をかけて食べる。それだけならただの卵かけご飯だが、卵だけではない。特製の出汁につけたプルップルの新鮮な鯛の刺身をご飯に乗せて頂くのだ。
初めて食べたときの感動は忘れられない。
私達の到着は13:00を回っていたが、それでも店の前には行列が。
待つこと十数分。その間に、道後の地ビールを購入。しかし、あっという間に飲み干してしまい、当然おかわり!(販売員のオバサンとは実に数年ぶりの再会。お互い、顔を見るなり、お〜!久しぶり!!と叫び、しばし歓談。お元気そうで何よりだった)
今回出店していたのは、私が義父に連れて行ってもらった店とは違うが、勝るとも劣らない素晴らしい味だった。
大満足、かつほろ酔い気分であちこち見て回ると、あれもこれも欲しくなる。ついつい要らんもの?まで購入し、あっという間に荷物は両手一杯に。
主催者側の目論み通りってかい?面目ない。まさに敵の術中にはまってしまった。
さて、お次はMIOへ。ボールペンの修理依頼にだ。
あれ?向こうに見えるカワイコちゃんは???
間違いない。生徒の○○ちゃんだ。
「お〜い!○○ちゃん!」と大声で叫ぶと、本当にびっくりしていた。
「(こんな所で出会うなんて、)これは運命で酒ね」などとは、思っていても言えない。
向こうは保護者と、私もハニーと一緒だしね。
しばし立ち話。修理を受け付けてくれたねーちゃんは困惑顔で、しばらく席を外して(くれて)いた。
もう一軒寄って買い物。荷物はますますふくれあがる。
さらに、電車を降りてからスーパーで今宵の宴の準備(もちろん鍋)までしたものだから、もう限界。
腹立たしいのは、蚊の攻撃。両手を塞がれている私の狙うなんて卑怯そのもの。(デング熱に冒されたらどないしてくれる)
暑いわ!重いわ!痒いわ!で、最後は傘も差さずに、汗だくで家にたどり着いた。
あ〜疲れた!歩数も軽く12000歩を超えていた。
それでも、実りの多い一日だった。大いに満足。そして感謝だ!
(本当は、知人の葬儀に顔を出すつもりだったが、東京日帰りはちょっときつい。許せ!友よ)
- 14.9.3 命日
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今日は父の命日。
父が亡くなったのは17年前。だと思っていた。
だって、この前十七回忌やったもんね。
しかし、年忌法要は一年前倒しになるそうだ。ふ〜ん。変なの。
と言うことは、一周忌の次の年が三回忌になるのか。
経験してきたはずなのに、理解していなかった。世間知らずも甚だしい。あ〜恥ずかし!
法要は故人を偲ぶものではないと聞く。
けれど、せめて今宵くらいは親父のことを思い出しながら、静かに酒を呑みたいと思う。
おっと、その前に家に帰らなくっちゃ。
さあ呑むぞ!
父の命日
口実に
呑みすぎた!
親父ごめんと
馬鹿息子
- 14.9.4 忙
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あれ?おかしい。夏休みが終わったら少しは時間に余裕ができるはずなのに・・・。
全然時間が足りない。
午前中は、学校説明会。午後は面談。そして授業。その合間に教材作成。
うん。おかしくない。例年通りだ。
けど、時間が足りない。何故じゃ。
平常授業のパターンにまだ体が慣れていないのか?
慥かに依然として毎朝早く目覚めるが、それにしても20年以上毎年やってることだろ。
教材の作成ペースが落ちたのか?
それはある。鬼神の如くワープロを打ちまくっていた頃に比べたら、遅くなっている。
それにしても・・・。
あ!分かった。
無駄な時間が多いのだ。例えば、少し腹が減ったと感じたらコンビニに行ったり、喉が渇いたと言っては水を飲んだり。
すぐにトイレに立ったり、ネットに接続してみたりと、集中し切れていないのだ。己は小学生か!
この日記だって、そうだ。一回書くのに10分はかかっている。そんな余裕はないはずだ。
止めようかな〜。いや、とりあえず仕事の合間に書くのはよそう。時間のロスだしね。
いかん。いかん。とにかく、もっとギアを上げなくては!
優雅に時を過ごせる身分じゃないのだからさ!
- 14.9.5 学校説明会
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中学校の説明会は、ホテルで開かれる場合もあれば、学校で行われる場合もある。
少し気の利いた学校ならば、どちらかをお選びください。のケースもある。
そんなとき、私は迷わず「学校で」に丸をつける。
理由は明白。生徒達に会えるかも知れないからだ。
今日は、2つの説明会が「学校で」催された。
「おいおい、入試日がかち合うのは仕方ないけど、説明会くらいは気楽に行こうぜ!そんなところで張り合うなよ」と、口には出さないが、心の中でぼやく。
むろん、悪意ではなかろう。偶然そうなったのだろうが、困ってしまった。
どちらの学校も、在籍している生徒の数は同じくらい。
学校とのおつきあいの点でもほぼ同レベル。先生方と飲みに行った回数で比べればやや差は付くかな。
随分(約2分)迷ったが、一つの学校はホテルでも行われるので、既に提出していた参加表明を変更させてもらった。
という訳で、今年も行ってまいりま酒た。N学園。
一通りの説明(私の知る限りでは一番アバウト。良く言えば正直、悪く言えば大雑把)が終わって、さあ校内見学。
ところが、間の悪いことにちょうどその時、携帯が震えた。
保護者からの相談だった。
電話に出た以上一方的に切るわけにもいかない。けど、なんせこちらは校内。廊下では声をひそめるしかなく、なかなか話はまとまらない。
お目にかかってお話を伺うことになったが、電話を切ったときには既に校内見学の時間は終了間近。
「え〜い。構うもんかと!」と一人。本当に一人で校内をうろついた。
けど、お目当ての生徒たちには一人会えただけ。がっく〜!
それでも、その生徒。美少年の面影は消えつつあり、随分とおっさんになっていたが、元気にがんばっているようで嬉しかった。来年度の文化祭では実行委員長を務めるそうだ。行かなくっちゃ!
おお!そうだ。それ以外にも、収穫はあったぞ。
憧れのO先生の授業を拝見することができたし、何と昔の教え子がその学校で教師をしていた。
真っ黒に日焼けしていたから体育の先生かと思ったら、数学だった。日焼けはサッカー部の顧問をしているからだそうだ。
しっかり見学を済ませ、懇親会会場(昼食をご馳走していただけるのだ。結構美味しいので毎年楽しみにしている)へ向かった。
しかし、時既に遅し。あれ?ご馳走はいずこ?
まあ、いいか。古い友人とも話ができたし、学校の先生方とは今度また飲みに行く約束も交わせた。
腹は減ったが、午後の面談にも間に合ったし、有意義な時間だったとしておこう。
- 14.9.6 梅干し
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「梅干し食べてスッパマン」なんてフレーズ。懐かしいな〜。
ご存じの方も多いだろうが、アラレちゃん(Dr.スランプ アラレちゃん)に登場する変なキャラクターだ。
実は私。酸っぱいのは苦手。
折しも昨夜の探偵ナイトスクープでは「酸っぱさを極めたい」などと言うとんでもないネタがあったが、本当にとんでもない話だった。
見ているだけで、こちらまで顔をしかめてしまう。クエン酸舐めるっておかしいやろ、絶対に!
ところが、今朝はご飯に梅干しをのせていただいた。
普通ならあり得ないが、実は、先日、高級な梅干しを頂いたのだ。
なんと一粒300円近くする代物。
一粒一粒、個別包装されていて、それだけでも上品。
袋から出すと、驚くなかれ、昆布が巻いてあった。
もう、見ているだけで十分。食べるのが勿体ない。(苦手だから言っているのではないぞ)
恐る恐る、口に運ぶと・・・。
ま〜、何というまろやかな。上品なお味ってこの事を言うのね。
甘味すら感じたが、それでもしっかり酸っぱさはあった。
梅干しは魔除けにもなるらしい。(※ホンマかいな)
これで今日一日は何事もなく過ごせるだろう。(実際、無事だった)
いや、この一粒がたった一日の効果じゃあんまりだ。
きっと、今年一年は大丈夫なはず。もしかしたら、不老不死も約束されたかも知れぬ。
※「朝の梅干しは魔除けになる」と云われるほど、梅干しには難をよける力があります。
それは、毎日梅干しをいただくことで、胃腸を正常な状態に保ち、血液をキレイにして免疫力を高めることにより、風邪にかかりにくくなるからです。
と、ある梅干しの宣伝に書いてあった。
- 14.9.7 ヘリコプター
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ヘリコプターの騒音って結構大きいよね。
私たちの街にヘリコプターが飛来する事は滅多にないが、滅多に来ないからこそ、その大きさには驚いてしまう。
ヘリコプターの音は嫌いだ。あの音を聞くと不安になる。
思い出すのは10年ほど前の楓ちゃんの事件。
その日は、朝からしきりにヘリコプターが飛び交い、一体何事かと思ったらあの惨事だった。
以来、ヘリコプターの音を聞くたび、当時のことを思い出してしまう。
昨日は、教室の上空を何度も何度もヘリコプターが飛び回っていた。
天王寺辺りで何か事件でもあったのだろうか。
ニュースにはなっていなかったようだから、大したことではなかったのだろうが・・・。
たまのことでもイヤなのだ。基地近くの住民はたまらないだろうな。
沖縄にしても横浜にしても、あの音を喜んでいる人なんて誰一人としていないはずだ。
上空高いところを飛んでいてもあれほど大きい音が聞こえてくるのだ。低けりゃ、騒音どころのレベルじゃない。爆音に近いのだろう。
誰も犠牲になることなく、全員の安全が保証されればよい。なんてことを望むのは、虫が良すぎるのだろうか。
- 14.9.8 さんま
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今日はオフなれど、ひたすらPCに向かっていた。結局一歩も外に出なかった。
来春の中学入試の日程を調べていたのだ。
今週末の保護者会にはきちんとまとめて発表せねばならぬ。
全ての学校がHPに公開してくれていれば楽なのだが、中にはこの時期になっても昨年の日程を上げている学校もある。呆れて物も言えないが、少なくないのだ。そんな信じられない学校が。
何件電話をかけたことやら。
午前中から格闘したものの、結局終わらず、出るのはため息ばかり。イライラがMAXに達したので、今日は断念。(明日は朝からまた電話かけやな)
気分転換にビデオを見た。
『さんまのスーパーからくりTV』が最終回だという。
なんと22年間も続いたらしい。次男が生まれた年からだと思えば、ある意味感慨深いものがある。
もちろん、最初から見ていたわけではない。お笑い好きのハニーに感化されて見始めたのだが、それでも10年以上のつきあいだ。
いつの間にか、私が楽しみにしている唯一のバラエティ番組になっていた。
最終回なら、少しはしんみりするかと思ったが、流石は「さんま」やね。
最後の最後まで笑いっぱなし。他の出演者が涙ぐんでも知らんぷり。
彼のことを、一時は「冷たい奴やな〜」と思ったこともあったが、どうやら私の理解をはるかに超えている存在だったようだ。
これがプロという者なのだろう。タモリの最終回でも、彼はひたすら笑っていたものね。
私には真似できそうもない。
でも、私も最後は笑って終わりたいな。
- 14.9.9 俄
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多いだろうな〜。私のような俄ファンも・・・。
俄(にわか)ファン=今まで全く関心を持たなかったことを急に応援し出す人たちのこと。
昔からのファンにすれば、昨日まで無関心だった奴に突然熱狂的になられたら、鼻白むかも知れない。
しかし、そこは是非大きな心で受け容れて欲しい。だって、だれもが最初は初めてなのだからさ。
とは言え、慥かに白けるよね。サッカーワールドカップ然り、プロ野球でも、弱小球団が優勝争いに絡み出したら、途端に騒ぎ出す人たちは多い。
ファンになるのは構わない。けど、俄ファンの多くはその場限りだからいけないのだ。ブームが去ったら見向きもしないもんね。
などと、講釈をたれる資格なんて全くない私。
目覚めたのは6:00前。まだ夏休みの早起き習慣を引きずっているのか、それとも単に老人になった証か、毎朝これくらいの時刻には一度目が覚める。
試合開始に合わせたわけではないが、おお!テニスのUSオープン決勝が始まったばかりじゃないか!よーし、早速観戦だ。
けど、wowowの見方が分からない。仕方がないので、ハニーが起きるまで真っ黒な画面を眺めていた。
結局、まともに見たのは第3セットだけ。
あかん、リードされとる。けど、あれ?おかしい。錦織元気ないやん。気のせいかな〜。いや、素人目にもオーラが感じられない。
技術がどうのとか、試合運びがこうのとか言うつもりはない。そんなもん、そもそも知らん。
ただ分かったことは、テニスというスポーツ(テニスに限らないのだろうが)は、ものすごくメンタルが重要だということ。
リードしていても、安心できない。すぐに追い詰められるし、とにかくもうあかんと思ったら終わりやね。諦めたら絶対に勝利の女神は微笑まない。
体力もさることながら、それ以上に強靱な精神力が必要だ。見ているだけでもこんなに疲れるんだもの。
結果は、ご存じのようにストレート負け。相手が完璧すぎたのも確かだろう。けど、それを言っちゃ〜お終いよ。最初から勝負にならない。
結果で物を言うつもりはない。決勝に進んだだけでも、ものすごいことなのだ。けど、ちょっぴり残念な気がしただけさ。
以上、俄ファンの独り言で酒た。
- 14.9.10 お月さん
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一昨日が中秋の名月で、昨日はスーパームーン。
先ずは、9日の月。雲一つない空に浮かぶ月はとても美しく、そして大きく見えた。
ハニーのカメラで撮影を試みたが、ダメで酒ね。ブレてブレて。
お次は、スーパームーン。
大阪は曇っていた。うろこ雲なのだろうか。雲に隠れて、ぼんやりとしか見えない。
今度は、自分のカメラで撮ったが、これまた、あかん。お化けや。
カメラの性能が云々ではなかろう。コンパクトカメラでもキレイに写している人はいる。
ロングシャッターにして手が震えていたら、そらあかんわな。あ〜あ。
- 14.9.11 リフォーム
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トイレリフォーム完了!
めでたく、和式から洋式へと生まれ変わりま酒た。
事の発端は、全体保護者会での保護者の一言。
「娘が和式便所を嫌がって使わない。何とかならないものか」
「検討いたしま酒」と返事したが、正直「え?何で?ウッソ〜ン!」青天の霹靂と言えば、言い過ぎか?
確かに、家庭では洋式トイレが一般的になっている。俄には信じられなかったが、今は学校のトイレも洋式化されているらしい。
では、果たしてどれほどの生徒が洋式化を望んでいるのだろうか?逆に嫌がる生徒もいるのではないだろうか?
色々と思いを巡らせたが、答えは出ない。
悩んでいても始まらない。実際に聞いた方が早いじゃないかと、アンケートを採ることにした。
項目は2つだ。
1.トイレの洋式化に「賛成・反対・どちらでも良い」
2.設置に伴う費用を一部負担して頂くことは可能か。またその金額は?
ほぼ全員の保護者が回答して下さった。
我が子にかける思い、また、私どもに寄せる期待の大きさも改めて感じた。
結果は、賛成5割・反対1割・残りの方はどちらでもと、なった。(まあ、男子の殆どがどちらでもと言うのは、予想通りだったが)
よ〜し!決定だ。反対の方には申し訳ないが、要望があった以上は応えなければならぬ。
さて、それからがまた大変だった。
ネットで見積もりを頼んだのがいけなかったのだろう。
そこら辺の顛末は、以前この日記でも書いたから割愛するが、法外な金額の請求や実にいい加減な対応には、正直閉口した。
FBに困っていると書いたら、意外と大きな反響があり、これまたビックリ。
みな、心配して下さった。何人もの方が親切なアドバイスを下さり、業者を紹介してあげるとまで言って下さった方もいた。
ありがたいことだ。この場を借りてではあるが、御礼を申し上げたい。
最終的には、同級生の紹介で、彼の弟さんにお世話になることにした。
兄弟やと似るんやね。体型や顔は余り似ていなかったが、声がそっくり。初めて電話で話したときは、同級生がいたずらしているのかと思った。
迅速に対応していただき、おかげさまで相談してから2週間ほどで完成の運びとなった。
先ほど、実際に使用してみた。
足の短い私はちょっと床から足が浮く感じがしたが、快適快適。
先ずは、ハッピーハッピー!皆様、本当にありがとうございま酒た。
けど、まだ問題は終わっていない。さあ、もう少しだけ悩もうか。
- 14.9.12 教え
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昨夜は、ある学校の先生方と会食。前回お見えになった時の約束を、覚えて下さっていたのだ。
心斎橋で待ち合わせ。約束の時刻にはまだ少し時間があったので、その間に店の下見に出かけた。
初めての店で、友人に教えて貰ったのだが、なかなかわかりにくい場所にあった。下見をしておいて、良かった良かった。
「大丸前でお待ちしております」とお伝えしたが、失敗だったかな。大丸は本館も北館もある。
さて、困ったぞ。と、ウロウロしていたら、時間通りにご登場。感激の再会だ。
さあ、楽しい宴の始まり、始まり〜。
お店は、カウンターのみの8席。巨漢の先生方にはいささか窮屈だったかも知れぬ。
ただ、料理も酒も美味かった。(大将は無愛想だったけどね)
酒の味は相手次第と言うが、正にその通り。話は弾むし、次から次へといくらでも呑めた。(え?呑みすぎ?)
教育の話も沢山伺ったが、それだけではない。先生方の人間的魅力を十分に堪能させてもらった。
貴重な素晴らしい時間だった。
その日の朝に飛行機で来られ、数件の用事を済まされた後で、さぞお疲れだろうに、遅くまでおつきあい下さった。
それだけでも恐縮なのに、今回は私の方が接待されてしまった。
う〜ん。間違っているな〜。この若造は!いや、馬鹿ぞうだ。
教えて下さったことは肝に銘じておきま酒。頂いたエネルギーも大事にしたいと思いま酒。
ありがとうございま酒た。
- 14.9.13 秋の気配
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ひんやり!
教室の外に一歩出るなり、思わず呟いた。
「さむ〜!」
いつの間にか、秋がやってきたのだ。
え?本当にいつの間に?
帰りなど、半袖上着なしの自分の姿が情けなく思えたほどだ。
じゃあ、明日から長袖?
う〜ん。そうもいかない事情がある。
ハニーがいないと、何処に何があるのかさっぱりわからんのだ。
まあ、いいや。このまますんなり涼しくなるとも思えんし。
けど、こんな夜は・・・。
一人しみじみ酒を呑み、季節の移ろいを味わおうか?
オフコースなんぞ、聞きながらね。
あかん、あかん。格好つけとる場合やない。
やること多いし、明日も早い。
ということで、ちょっとだけね。
小さい秋に、乾杯!
- 14.9.14 旅
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ちょっくら旅に出ま酒。
探さないで下さいね。できれば電話も掛けてこないでね。
今から出かけて、帰りは火曜日の朝。
0泊3日の強行軍。無事を祈っておいてね。
けど、その前に。忘れ物取りに、一度家に帰らなくっちゃ。とほほ!
- 14.9.15 バス
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夜行バスに乗るのは久し振り。
安いし、道中寝ているだけで良いからと、選んだのだが・・・。
座席は運転席の真後ろ。
前の圧迫感がないので、意外と広い。
乗り込む直前まで呑んでいたし、すぐ眠れると思い、リクライニングを倒していくと、
後ろの女性から「荷物があるから」と、まさかのクレーム。
どないせぇちゅうねん!
結局、背中は伸ばせず、足も伸ばせず、我慢のポーズで目を閉じた。
ハニーが買ってくれた携帯枕のおかげで、何とか眠ることは出来たが、途中何度も目が覚めた。
降りた時は、体はガチガチ、足はフラフラ。
8時間の長旅は流石に堪えた。
もうしばらくバスはいいや!って感じ!!
あ、けど、帰りもバスだったんだ。奇しくも、座席まで同じ。トホホ!
- 14.9.16 一周忌
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今回の目的地は宇和島。ハニーの実家だ。
目が覚めたのは16:00頃。夕飯の時刻が迫ってきた。あかん、ここでまた呑んだら、堕落の人生一直線や。
義父の一周忌にお参りするために、家族が全員集まった。
バスは早朝に着いたので、開式までには少し間があった。
風呂に入れてもらい、朝から豪勢なお刺身を頂き、ちょいと一眠り。
危うく寝坊するところだった。
一周忌は滞りなく終了。墓参りも済ませて、家に戻ったのだが、まだ昼前。
さて、困った。何もすることがない。
息子達は、期限間近のレポートを仲良く手分けしながらやっているので、相手してもらえない。
腹は減っていないので、刺身でもう一杯と言うわけにもいかず、こうなりゃもう寝るしかない?
と、本当に眠ってしまった。
1〜2時間眠っただろうか?
目が覚めても空腹感はないが、待っていたのは、一周忌のご馳走。
折角、料亭から取り寄せていただいたものを無駄するのも勿体ない。
とうてい食べきれる量ではなかったが、長男とビールを酌み交わしつつ、何とか完食。
悶絶!もう、動けない。で、再び昼寝。
息子達も眠っていた。よ〜し、ここは一人でお散歩じゃ。
川沿いに約1km。ダムまで歩いた。
息子達が幼い頃、義父がよく連れて行ってくれた場所だ。
優しいお父さんだったな。と、今更ながらに思う。もっと色々とお話しすれば良かった。
虫の音も聞こえるが、まだセミも啼いていた。
ツクツクホーシと聞こえたから、ヒグラシかと思ったが、ツクツクボウシなのだろう。
秋の始まりというより、夏の終わりを感じた。
さて、日も落ちた。私の宇和島滞在もまもなく終わろうとしている。
しかし、その前に晩餐が待っている。
正直、腹は減っていない。けれど、義母が魚好きの長男と私のために苦労して手に入れて下さったお魚。
それを「要りません」とは、口が裂けても腹がパンクしようとも言えない。
(写真)大きな鯛でしょ。
大きすぎて魚焼き器には入らないので、七輪で焼いてもらった。それでもはみ出している。
鯛は塩焼きの他にも煮付けもあった。それだけではないぞ。太刀魚(写真は撮っていないが、こちらで食べる太刀魚とはまるで太さが違う)も塩焼きにしてもらった。
もちろん、全て美味。大いに堪能して、大満足。大満腹。
おそらく一日で、普段の一ヶ月分以上のお魚を頂いただろう。
感謝感激。けど、しばらくお魚はいいや!って感じ!!
- 14.9.17 エトセトラ
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今日はハニーの誕生日。
二人合わせて101歳になった。
世の中、一人で100歳超えている人も沢山いるんやから、まだまだこれからやね。
いつまでも仲良くしてね。ハニー!帰ったら乾杯しようね。
旅の疲れは、ほぼとれた。
やっぱり、寝るときは背中を真っ直ぐにせなあかんね。つくづくそう思った。
「あすなろ三三七拍子」の最終回。ようやく見ることができた。
時代錯誤でもええやん。私は彼らを否定しない。
私も熱い心を持ち続けたい。真剣にそう願った。
一つショックなことがあった。
まあ、決まったことは仕方ない。
問題はこれからどうするかだ。
家族みんなで考えたら、何とかなるだろう。
「ボールペンの修理が終わりました」と連絡を受けて、受け取りに行ったら、まだ届いていなかった。
怒るべきだろうかと一瞬考えたが、どうでも良くなって「ははは」と笑った。
トイレの請求書が届いた。
振り込みも完了した。また、貧乏になった。
あ、そう言えば、年金事務所から督促状が届いていた。
けしからん。なんて怒っている場合じゃない。
先月分が落ちていなかったみたいだ。あ〜あ。
以上、複雑な気分の一日(まだ半日だけど)で酒た。
まあ、結構色々あるもんだ。一々書いたら馬鹿みたいで酒けどね。
- 14.9.18 ショック
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うっっそ〜ん!(いつもより「っ」が1個多いのだ)
由紀恵様が結婚?!
誰じゃ相手は?けしからん!!
え?田中哲?教え子にいたぞ。なんであいつが?
え?ちゃうの?田中哲司?知らんな〜!誰やねん?!
誤報であって欲しい。また、いつもの番組宣伝でも構わない。
う〜ん。でも、今度は本当っぽい。
まあ、由紀恵様ももう良い年だしな〜。
仕方ないか?
どうぞお幸せに。
って、私が言うセリフじゃないわな。
せめて、一度でも会いたかったな〜。
お話とかできたら最高だったのに。
教材に散々登場してきた「ゆきえさま」の文字。
消そうかな〜。残そうかな〜。
- 14.9.19 概数
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小学3年生の授業。前回のテーマは「概数」。およその数のことだ。
その触りを少しだけ。
「世の中には、『正確な大きさが分からなくても、だいたいの大きさがわかっていればよい』ものがたくさんあります。いや、むしろ正確な数値が必要とされることの方が少ないでしょう。例えば、君たちの身長や体重。正確な数値を知っていますか。また、日本の人口。こう言っている間にも生まれてくる人もいるでしょうし、亡くなる人もいます。全てはだいたいの数なのです。・・・中略・・・」
「さて、ここで問題で酒!」
@ およその数で表す理由として、その数が非常に大きい場合には、どんなものがあるでしょう。
例 地球と月の距離・大阪と東京の距離・全世界の人口・国土面積・etc
A およその数で表す理由として、その数が非常に小さい場合には、どんなものがあるでしょう。
例 身長や体重・部屋の面積・食物に含まれる物質・登校にかかる時間・etc
みんないろいろと考えていた。面白い答えを期待していたが、今回は特筆するほどのものはなし。
そこで、私から尋ねた。
「人間の髪の毛の総数は@とAのどちらになるでしょう」
生徒達
「そりゃ、@やろ!え、あ、けど・・・。呑ちゃんはAやな」
「なんでやね〜ん!パ〜ンチ!」
- 14.9.20 器
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生徒に偉そうに講釈をたれているときに、またはスタッフを叱責しているときに、いつも思う。
「己にその資格はあるのかと?!」
酔っているから言うのではない。(今は酔ってはいるけど)
「私はそんな器じゃない」
そんなことは言われなくても分かっている。
けれど、「まあいいじゃないか」の馴れ合いの世界に身を沈めていた経験から言わせてもらえれば、「慰め合いは何一つ進歩を生まない」。
これは、絶対に真実だ。
だから仕方なく?
いや、本音を言えば、もっとシビアだ。
「このままじゃ、こいつダメになる!」と思うから、注意するのだ。
けど、やっぱ、あかん奴はあかんね。
悲しいけれど、2回3回言った位じゃ、絶対に分かってもらえない。
それ以前に、何故こんなことを言われているのかすら理解していない。
あ〜あ。ホント悲しい。
私は人に偉そうに言えるほどの器ではない。
一言何かを言うたびに、酷く自己嫌悪に陥いる。
誤解は(ある程度)構わない。けど、全否定されると、さすがにきつい。
なんて、愚痴っている場合じゃないで酒けどね。
- 14.9.21 秋晴れ
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朝から、素晴らしい青空が広がっていた。多少、雲はあったが、空は高く、秋らしい爽やかな天気だ。
今日、体育祭が行われた学校も多いだろう。競技者には少し暑かったかも知れないが、この天気で文句を言ったら罰が当たる。
そう言えば、母校でも体育祭が行われていたはず。長男が体育委員長を務めてから、え?もう6年?早いな〜。
しかし、いくら天気が素晴らしかろうが、私には関係ない。今日は怒濤の9時間授業。外に出ることすらままならない。
生徒達も同様。みんな運動会の練習などで疲れているだろうに、元気な顔を見せてくれた。
ただ、一つだけ不安なことが・・・。
最近、電車の中で、マスクをしている人が多くなった。
咳をしている人も多いが、その人達はマスクはしない。
季節の変わり目。健康には注意したい。生徒達にも注意してもらいたい。
私もそろそろ、マスクを常用しようかな?
- 14.9.22 感動!大発見?
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自分の学の浅さに情けなくなった。
昨日の授業で、フェボナッチ数を利用すれば簡単に解ける問題があった。
「階段を1度に1段ずつか2段上ることができるとして、10段目まで上がるには何通りの上り方があるか?」
(1段目は1通り。2段目は2通り。従って、3段目は1+2=3通り。4段目は2+3=5通り。5段目は3+5=8通り。・・・10段目は34+55=89通り)
今ではありふれた問題だが、30年ほど前、自力でその解法を見つけたときは得意になっていた。その改題まで作って、有頂天。
その後、類題が入試に出題されるたびに、「○○中学校で私の考えたのと同じ問題が出た」と一人悦に入っていた。
あ〜、恥ずかしい。これを思い上がりと言わずして、なんと言えば良いのだろう。
昨日、授業で選んだ問題は、シチュエーションは少し異なるが、階段の段数が20段に増えていた。
「げ、めんどくさ!足し算するだけやんか?」と思い込んでしまったが、そこが凡人の浅はかさよ。
素敵な解法があった。
20段まで足し算をせずとも、10段目までの数を利用すればできる。
10段目を踏んで行くか(=ア)、10段目を踏まずに行くか(=イ)で分けるのだ。
アは10+10と進む。10段目までが89通りなので、89×89=7921。
イは9+2+9と進む。9段目までが55通りなので、55×55=3025。
合わせて7921+3025=10946通り。
う〜ん。参った。え?と言うことは、フェボナッチ数の偶数項目は全て平方数の和になっている訳か。
算数は奥が深いな〜。
自分の浅さを恥じるべき場面なのだろうが、感動してしまった。
だって、私にとっては大発見なんだも〜ん。え?もしかして、数学では常識?
次の日に、もう一つ気がついた。
フェボナッチ数の奇数項目は、平方数の差になっているのね。(そりゃそうだわな)
- 14.9.23 秋分
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今日は「秋分の日」だった。「敬老の日」と近いから勘違いしていた。
ところで、「秋分の日」は毎年固定ではないのはご存じだろうか。
あくまでも『秋分』の日が休日になるようだ。最近では、2012年の秋分の日が9月22日だった。ちなみに、秋分の日が9月23日以外の日になるのは116年ぶりだったそうで、次回は89年後らしい。春分の日は割とよく変わるのにね。
先週は、ハードだった。
0泊3日の移動のせいもあるが、やはりこの年で独り身は応える。
日曜日は、帰宅して倒れるように床に就いた。そしてひたすら眠った。
先ずは、月曜の昼まで。間違い電話がなければもっと眠り続けていただろう。
起きてはみたものの、出かける用事もなければ、特に見たい番組もない。
日曜日ならwowowで拓郎さんのコンサート(悉く抽選に外れ続け行けなかったLIVEだ)を放送していたのだが、あいにく我が家では、何故かwowowは録画できない。
ニュースばかり見ていても仕方ないので、早めに寝た。(なんと20:00)
空腹で目が覚めたのは、2:00だった。流石にこれ以上はもう眠れない。
本を読んでいるうちに朝刊が届いた。
早めに出勤し、溜まっている仕事を少しかたづけたが、やばい。そろそろ眠くなってきた。
それにしても、仕事があるからまだ間が持つが、これで仕事をやめたらどうなることやら。
- 14.9.24 カステラ
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私の知人に『カステラ』という男がいた。
外人ではない。れっきとした日本人だ。
では、何故『カステラ』と呼ばれるのか。
本名は寺尾。そう、もうおわかりだろう。
人間がカスなのである。だから、カステラ。(ホントはこんな表現は良くないのだが、30年以上前のことだ。許してくれ)
もう20年以上会っていないが、今ならきっと立派になっているだろう。
ただ、当時は口の上手い男だった。
私に「最新の車です」と言って、生産中止の旧型車を売りつけようとしたり、依頼した仕事の進捗状況を尋ねると「ハイただ今。ハイもうすぐです」と言いつつ全く手をつけていなかったりと、別名『うどんや』と呼ばれていたのも頷ける。
教材にカステラが登場(何等分かしたら表面積が何倍かになるとか言う問題)するたびに彼を思い出す。
今はどうしているのだろうか。
さて、昨日その問題が出てきて、「カステラが何語か?」という話題になった。
オランダ語かと思っていた私が馬鹿で酒た。
正解はポルトガル語。
ついでに、ポルトガル語から日本語になった言葉を調べると、ネットにはあるもんだね。
ちゃんと一覧の表になっていた。
タバコやシャボンは知っていたが、コップやパン、はてまた天ぷらまでもがポルトガル語から派生しているとは驚きだった。
面白い。他にもたくさんあった。関西弁の「たんと」(たんと召し上がれ等に使う、たくさんの意味)もポルトガル語だというのには、笑ったが。
またもや己の無知をさらけ出して恥ずかしい限りだが、まだまだ知らないことが一杯ある。
もっと、勉強しなければ・・・。
- 14.9.25 就職
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ハニーが帰ってきた。お船に乗ってドンブラコ。海を渡って帰ってきた。
台風接近で心配したが、無事で何より。
本当はもっと親元にいさせてあげたいが、ごめんねハニー。
ボキュは、君がいなけりゃ何もできないダメ男だからさ。
卒業生が来た。
振り袖姿を披露してくれたとき以来だから、随分と久し振りだ。
就職が決まったからと、報告に来てくれたのだ。
実は、彼女は私の大学の後輩にあたる。学部も同じ。
だからといって、先輩風を吹かすつもりはない。
いや、吹かせられないのだ。だって、私よりはるかに優秀で、勤勉なのだから。
真面目な彼女のこと、早々と卒業も確定したらしい。
就職先は東京だという。
げ!一人暮らし?
心配だな〜。大丈夫かな〜。
「悪い奴に騙されるなよ!」とだけ言っておいたが、「大丈夫ですよ」と笑うばかり。
卒業してから早10年。出会ってからだと14年にもなるが、私から見ると彼女は殆ど変わっていない。
無邪気な可愛い女の子。いや、永遠の小学生?なんて言ったら怒られるわな。
けど、やっぱり心配だ。
よ〜し、今度一回呑みに行こ!(どんな理屈やねん)
- 14.9.26 四天王寺再び
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四天王寺の境内では彼岸の縁日が開かれていた。
おりょ、窓が開いているではないか。
しかし、気のせいか露天商の人たちに元気がない。
午前中からハイテンションではいられないのだろうか、それともいつものことなのだろうか?
まあ、今日の私の目的は入試説明会。
まばらな人混みを尻目に学校へと急いだ。
席に着いたのは、ビデオが始まった直後だった。
あ〜あ、またいつものビデオか、と思いきや、内容は一新されていた。
教え子が制服紹介に登場していたシーンまで更新されていたのは残念だったが、以前のものより断然今回の方が良いように思えた。
説明会の内容も然り。今までは眠いだけの冗長な話が多かったが、かなり改善されていた。
おっと、偉そうなことは言えない。私なんてもっと酷い。説明会は25年間ずっと同じスタイルだ。
説明会終了。校長先生にも入試担当の先生にもしっかり挨拶してきた。「今年はよろしゅうたのんまっせ!」とね。
けど、それだけじゃまだ不安。そうだ!聖徳太子にもお願いしよう。
今月の頭にもお詣りをさせていただいたが、念には念を入れておこう。
なんと、本日の拝観料は無料だった。彼岸の期間中はタダなのだそうだ。ラッキー!
五重塔にも上った。前回の屈辱を晴らすべく、一気に駆け上ろうと思っていたのだが、やはり途中で足がすくんで動けなくなった。
立ち止まること数十秒。引き返しはしなかった。大きく息を吸い込み、いざ頂へ!
やった〜!コンプリート!達成感がこみ上げてきた。
宝塔に手を合わせ、気合いを入れて塾生達のことをお願いした。
この前は締まっていたような気がするが、あれは雨のせいだったのか?
それとも、私に余裕がなかったから気がつかなかったのか?
外からは人の話し声が聞こえる。外に出られるようになっているようだ。
よ〜し、ボキュも!
身を乗り出して下を眺めるなんて、恐ろしい行為はできなかったが、登頂の証として下界を写真に収めておいた。
え?微妙に斜めになってないか?って!
うるさい、気のせいじゃ!
いや、おそらくへっぴり腰で撮影したからだろう。
笑うことなかれ!これでも必死の思いだったのじゃ!!
- 14.9.27 胴上げ
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プロ野球の贔屓のチームが優勝!めでたしめでたし!
急いで帰宅したが、案の定、優勝決定のシーンは放送されず、ビールかけのワチャワチャばかり。
スター選手ばかり揃えた金満球団。いろいろと批判は多いが、今年の優勝は監督の采配のおかげではなかろうか。
監督が宙に舞う姿を見て、思わず涙ぐんでしまった。(←馬鹿で酒ね)
ところで、私は誰かを胴上げしたこともなければ、胴上げされたこともない。
だって、キャッチし損ねたらと思うと怖いし、高いところはイヤだ。
そもそも胴上げされるような晴れがましい経験はない。
どんな気分なのかな?
一回くらいはしてもらいたいような。
けど、やっぱりいいや。怖いから。
- 14.9.28 母
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今日は母の誕生日。今年で79歳になった。
最近の母を見ていると、本当に年をとったと思う。
腰も曲がってしまい、体の不調を訴えることも多くなった。
若かりし頃の面影は、殆ど残っていない。
仕方がない。それもそのはず、数え年だともう80歳なのだから。
親不孝ばかりの私。未だに心配ばかりかけている。
せめて一緒に暮らしていれば、まだ安心できるのだが、まあ、それも私の自己満足か。
いやそれより、現在の私の生活パターンを持ち込めば、母の寿命は確実に縮まってしまうだろう。
実家にはできるだけ顔を出すよう心がけているが、それでも月に1〜2回程度だ。
幸い、今は元気に動き回っているから大丈夫だが、早晩真剣に考えなければいけない時期は来るかも知れぬ。
目出度い日にこんな事を考えること自体、親不孝の証なのだが、何となく哀しくなったのも事実。
いつまでも元気で、長生き!それを願うのはわがままなのか。
せめて、今の幸せが続くことを祈りたい。
- 14.9.29 アンラッキー?
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「ガガガ!ガリガリ!ガリ!」
何が起こったのか分からなかった。
郵便局の駐車場から車を出そうとした瞬間だった。
隣のハニーが、その直前に「大丈夫ですか?」と訊いてきたのだが、理解不能。何故そんなこと言うの?と訝しんだ矢先の出来事。
駐車場のガードが車の左側にしっかり食い込んでいた。
あ〜あ!やっちゃった。
完全なる私の不注意だ。
ガードが少し出っ張っていたことすら気が付いていなかった。
ドアは2枚とも無惨に傷が付き、大きくへこんでいた。
いや、下のバンパーまでいかれていたから3枚か?
痛いな〜。お金がないときに悪いことは重なる。
今日は、母と一緒に墓参りをし、誕生日祝いの食事でもと考えていた。
墓の掃除などをしている間は、しばし車のことを忘れていたが、車に戻れば嫌でも目に付く大きな傷。いきなり現実に引き戻される。
気分は萎むばかり。口数も少なくなる。
しかし、母には罪はない。予定通り食事に出かけた。
気分は沈んだまま。頼んだ料理も味気ない。
最初は気のせいかと思ったが、いややっぱりおかしい。あまりに薄味と言うより、味がしない。
塩を振ったり醤油を垂らしたりしてみても、あまり変化はない。
そこでハニーが気が付いた。頼んだのは『すけそう鱈の生姜みぞれあん定食』。
「生姜が入ってないんと違う?」
そうだ!そう言われてみれば、私のセンサー(辛いものを食べるとすぐ汗をかく)は全く反応していない。
店員に尋ねる。
「あの〜。ここまで食べてから(既に半分以上は平らげていた)言うのも何で酒が、生姜の味がしないので酒」
「すぐ確認してまいります」
待つこと数分。
「そんなはずはないと申しておりますが、どういたしましょう」
「じゃ、生姜持ってきて」
程なく、少量の生姜を持ってきた。
「この2倍は料理の中に入っているはずですが」
「ありがと!」
とにかく、食べたらはっきりするだろう。
味は劇的に変わった。そして何より、直ぐさま反応したカッパちゃんセンサー。汗が噴き出した。
まあ、文句を言っても始まらないと、辛抱したが・・・。
これらの出来事は、単についていなかったと片付ければ良いのか?それとも、私の日頃の悪行が祟ったのか?
母には申し訳ないことをしたが、すっきりしない気分だった。
- 14.9.30 イルミ奈〜ら
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万葉植物園(春日大社神苑)で開かれている『イルミ奈〜ら』。
歩いて正解だった。秋の風が心地よい。
たまたま半額チケットを見つけたのが10日前。開催期間は9月末まで。
そう、もう今日しかない。
と、言うことで、昨日行ってきま酒た。
車か電車かで悩んだが、車だと落ち込むだけなので、電車を選択。
電車だったら、途中で呑めるしね。
近鉄奈良駅に着いたのは、16:00過ぎ。開催時間は18:00からなので、まだ間がある。
立ち飲み屋へと誘ったが、ハニーは即却下!仕方ない。じゃ、お散歩がてらぶらぶら行きま酒か?
歩道のあちこちに見かけぬ看板発見。
『歩いてまなぶ奈良の歴史』とある。
「どうせ、子供だましのクイズだろう」と思いきや、結構難しい。
「正倉院の宝物の数は約1000点。○か×か?」皆さんは、お分かりか?
答えは問題のプレートを捲ると見られるようになっていた。
正解は×。約9000点もあるんだって。そりゃ知らなんだ。道理で、正倉院展が毎年行われるはずだ。
10メートルほどの間隔で、看板は続く。行基Q&Aとか不比等Q&Aとかもあった。
もちろん全問正解と言いたいところだが、成績は黙っておこう。
そうこうしているうちに、ありゃりゃ、早くも東大寺に着いてしまった。
開催時間までは未だ1時間以上ある。
少し休憩と、夢風ひろばへ。あわよくばビールでも一杯と目論んだのだ。
河島英五ファミリーのお店「TEN.TEN.CAFE」はもう閉店時刻だった。
天平庵に入ったが、そこは和菓子のお店。ビールなんて置いていない。ま、ぶどうの大福も美味しかったけどね。
次第に黄昏れてきた。少し早いが会場へ。
LEDの道が私たちを会場まで誘ってくれる。 神苑には数年前に行ったきりだ。
今回は、季節が悪かったのか、ろくな花が咲いていない。
写真は万葉集にも詠われたとある書かれていた「ナンバンギセル」。
けど「ふ〜ん。それがどうしたの?」って感じで酒ね。
※ 『道の辺の尾花が下の思ひ草、今さらさらに何か思はむ』
「道端の尾花(ススキ)の下に咲いている思草(ナンバンギセル)のようにいまさらなにを悩んでいるのですか」
というような意味だそうで、どうやら煮え切らない相手に対しての歌らしいで酒ね。 まあ、じきに暗くなったから、花は咲いていようがいまいが、余り関係なかったが。
LEDで人工的に作られた藤棚を美しいと思うか、チャチイと感じるかは、本人次第だろう。
虫の音と秋の涼しげな風。見上げればきれいな三日月。それなりの風情はあったが、改善の余地は大いにありそうだ。
私の写真より、こちらの方が断然美しい。興味のある方はご覧下さい。
帰りに、主催者らしい方と少し話をした。
「なかなか素敵で酒たよ。(今年が第1回だそうですから)来年も是非よろしくお願いしま酒」と言うと、
「冬にもやりますから、また来て下さい」との返事。
げ!ほんまや。11月22日から2月14日まで(12/30〜1/7は除く)冬バージョンで行われるそうだ。(何で私、宣伝してるねん)
「た・た・楽しみで酒!」と引き攣った愛想笑いで、その場を立ち去った。