カッパの日記 

2016年3月

16.3.1 消失

 自宅のPCが絶不調であることは以前も書いた。
 まあ「(少しくらい)遅いのはしゃーないやろ!」と呑気に考えていたのだが、今日新たな事実が判明し、愕然とした。
 いや、そんななまやさしいものではない。戦慄を覚えた。

 やたらとメールが来る日だった。
 しかも、全てに返事を出さねばならない。
 目上の方もいらっしゃったので、その方のアドレスを調べようとしたのだが・・・。

 無い!全く無い!一つも無い!
 アドレスが全て消えていた。

 「何でやね〜ん!!」と、叫んでも、空しいばかり。
 ウイルスなのか?それとも、泥酔状態の私が「ウフフ」と言いながら削除したのか?
 原因は分からねど、目の前にあるのは、何もないという事実のみ。
 ウッソ〜ンダンスを踊る気もしなかった。

 さ〜て、どうしよう。
 バックアップファイルに頼るしかないのだが、復元できるアドレスは限られている。
 しばらく、全てのメールは返信だけで、敬称略になるかと思い酒が、どうぞご勘弁を。

16.3.2 おひな様

 大和民族博物館。近くにあるし、季節ごとの花が楽しめる。私達のお気に入りの場所だ。
 訪れるのは年に一度程度だが、昨年は桜を一昨年は梅を観てきた。
 月曜が休館日なため、今まで博物館には入ったことがなかったが、今日は水曜日。ようやく展示を見ることができた。
 この時期の特別展示は「ひな人形」だ。

 我が家に娘はいない。当然、ひな祭りを祝う習慣はない。
 私には姉がいるが、子ども時代にひな人形を見た覚えはない。
 大体、そんな時代じゃなかったのだ。狭い部屋に何段ものひな人形を飾るスペースはない。
 友人の中にはひな人形が飾られている家の子もいたが、よほど裕福な家庭に限られていたのではないだろうか。  

おひなさま

 いや〜!びっくりしたな〜。
 こんなに立派なひな飾りもあるんだ。
 写真ではイメージできないかも知れないが、全幅は余裕で2間(約3.6m)はあっただろう。
 こんなの一体、何処に飾るんや。大広間か?普通の家にそんな場所はないじゃろ。
 他にもたくさん展示されていた。明治時代や大正時代の作品も多かった。
 ただただ、圧倒されるばかり。
 数点を写真に収めたが、本来写真撮影はNGで、特別な許可が必要だという。
 いくらか払わなければならないのかと、おそるおそる尋ねたら、申請書1枚を提出するだけだった。  

民博の梅

 この博物館。他にも昔の農業機具や林業の道具などが展示されていた。
 例えば、木を伐るにもいろいろな道具がある。知らないことばかりで、大層面白かったが、自分の無知には情けなくなった。
 ただ「カッパのミイラがある」と聞いていたのだが、展示はなかった。私の記憶違いで、この博物館ではないのかも知れない。
 公園には梅がこぼれんばかりに咲いていた。桜の時期にも来られたら嬉しいのだが。

16.3.3 スマートフォン

 スマホに替えてから1月経った。
 依然として、全然使いこなせていない。だからなのかも知れないが、ここまでの感想。

 「スマホは不便だ!」
 電話は取りにくいし、話もしにくい。
 メールにも気が付かないことが多い。
 図体がでかいのでかさばる。バッテリーはすぐ切れるし。
 良いのはネットにすぐ繋がることくらい。
 けど、結局ゲームとかしてしまうし。(あ、これは自己責任か)

 暇つぶしのアイテムしては秀逸なのだろうが、今までの携帯電話でも十分だったように思う。
 そんなことは端から分かっていたじゃないか。そうで酒。全て私が悪いので酒。
 今更、愚痴を言っても始まらないが、なんか損したような気分だ。

16.3.4 謙虚な緊張感

 四国から客人。まいどおなじみの校長先生と元校長先生だ。
 いつもいつも、遠路はるばるお越し下さり、恐縮至極で酒。

 今回も盛りだくさんのお話を伺うことができた。
 先ずは、昨年お亡くなりになった恩師の話から。
 校長先生と恩師は同い年。お二人とも柔道の高段者でいらっしゃる。
 恩師のお嬢様を校長先生が指導されていたこともあり、お二人は大の仲良しだったのだ。
 実際、タイプは似ていると思う。
 武道家らしくさっぱりとした性格だし、相手を思いやる優しい心を持った、懐の広いお方だ。
 型破りでユーモラスなところもそっくりだ。
 恩師の思い出話をしているうちに、また涙が出てしまった。

 為になることも沢山教わった。
 生徒のみならず、人と接するときは、謙虚な緊張感を持つこと。
 人を動かそうと思ったら、何よりも辛抱と粘りが必要であること。
 私に足りないところばかりで、耳が痛かったが、今からでも遅すぎることはない。心して実践していこう。
 ありがとうございま酒た。
 またお目にかかりとうございま酒。

16.3.5 お詫びとご報告

 自宅のPC、絶不調につき、HPおよび日記の更新が滞ることが多いかと思われま酒。(この1行書くのに30分じゃやってられん)
 事務所のPCからは、UPできない(私がパスワードを忘れてしまった)ので、どうぞみなさま、お許しを
 ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
 

16.3.6 おかえり!

 25期生が帰ってきた。
 え?もう一回受験するの?!
 そんなわけないでしょ。中学幾何コースの授業が始まったのだ。

 少し背が伸びたんじゃない?
 気のせいか、ちょっとゴツくなっているようにも思えた。
 そりゃそうだわな。いつまでも小学生の坊やじゃないんだから。

 授業は最高に気持ちよく行わせてもらった。
 気心の知れた相手に、遠慮は要らない。(え?謙虚な緊張感が必要だろってかい?)
 たった1ヶ月だけど、皆の衆。宜しくね!

16.3.7 彼岸と此岸

 「彼岸とは私達が目指す浄土のことです。一方、此岸とは私達が現在居るこの現世のことです」
 「こちら側と向こう側という意味で酒ね」
 「はい」
 「岸と言うからには、その間には川があるので酒よね」
 「その通りです」
 「あ!それが『三途の川』で酒か」
 「え〜?」即答されずにスマホで検索。
 「いいえ、慥かに川はありますが、その川は「煩悩」を意味しています」
 「じゃあ、(私みたいに)溺れる人ばっかりで酒ね」
 「いいえ、その川を渡るための船があります」
 「へ〜!それは大きな船で酒か?」
 「そうですね。定員はありません。誰でも乗せてもらえます」
 「良いで酒ね。船頭さんは誰で酒か?」
 「・・・?」
 「分かりま酒た!その船頭さんが阿弥陀如来なので酒ね!」

 今朝の会話を再現してみま酒た。
 もちろん、お馬鹿なカッパちゃんのお相手は徳の高いお坊様で酒。

16.3.8 予習

 予習をするのはひさしぶり。何てことを言ったら、叱られるだろうが事実なのだから仕方ない。
 普段なら、教材を作成する段階で全ての下調べは終わっている。あとは、授業前に確認するだけだ。
 ところが、今回はそういう訳にはいかない。
 なじぇ?
 算数ではないからだ。
 え?うっそ〜ん!
 まあ、そう驚く勿れ。
 諸事情により、低学年の理科を私が担当することになったのだ。

 いや〜、新鮮で酒たね。
 正直、知らないことがいっぱい。
 けど、調べていて楽しかったで酒よ。
 昔なら参考書に頼るしか方法はなかった(若しくは人に尋ねる)が、今はインターネットがある。
 動画だって見ることができる。
 時間はかかったが、その分知識は得ることができた。
 さあ、あとはこの知識をいかに分かりやすく伝えていくかだが、この点は大丈夫(のはず)。
 楽しみで酒ね〜。

16.3.9 デビュー

 理科講師としての初日。無事にデビューを果たせたかな。
 いやいや、自己採点は30点。

 10時間の下調べの甲斐あってか、一応、伝えるべき事は伝えられたと思う。
 しかし、まだまだ問題点は多い。
 例えば、間のとり方。確認の方法。
 こちらが何か言う度に「知ってる!知ってる!」と騒ぐ子どもたち。
 まさか、その言を鵜呑みにするほど愚かではないが、それを言わさず、こちらの話に引き込まさねばならないのに・・・。
 その為の知識が圧倒的に不足している。
 もっともっと勉強しなければ!

16.3.10 朗報

 ちらちらと朗報が入り始めた。
 昨日は2度涙を流した。

 もっともっと届け!嬉しい報せよ!
 いくらでも泣いてやるぜ!

16.3.11 怒り

 怒る私がおかしいのか。
 皆様のご判断を仰ぎたい。

 例年行っている「たこ焼きパーティ」。(けして、たこ焼きを作って食べる会ではない。卒業記念パーティをそう呼んでいる。その訳はこちら
 思い入れが強すぎるのかも知れないが、1年で私が一番楽しみにしている日だ。
 縁あって、私のもとに集ってくれた子ども達。その子達の巣立ちを祝うべく、ささやかな記念品を贈らせてもらっている。これは25年間ずっと。
 会の終わりに、一人一人手渡しする。いわば、パーティのクライマックスのようなものなのだ。

 なのに・・・。
 なのにだ。

 今日、メールが届いた。
 その品の手配が間に合わないと言うではないか。
 ネットで注文したのは1月の末。
 本来ならば、今週か来週には届くはずだった。
 ところが、
 「ご注文頂いた当初は欠品しており、メーカーより3月15日頃名入れをして出来上がる予定となっておりましたが、出来上がりが1か月遅れるとの連絡がありました。・・・」だと!
 まるで、メーカーが悪いのだと言わんばかり。
 それにしても、どうして、今頃言ってくるのかな〜!
 しかもメール1本で。
 困った。今さら、他の店を探すわけにもいかん。品物だけなら取り寄せられるだろうが、名入れが間に合わない。
 たまたまメールを受け取ったのが送信直後だったので、すぐに電話をかけたが、「本日の営業時間は終了しております」のアナウンスが流れるだけだった。
 おまけに、土曜日曜は休みだと言うではないか。
 悪い方に取ったらキリがないが、本当に発注していたのだろうかと、疑いたくもなる。

 以前にも似たような事があった。
 チョークの注文だ。
 すったもんだの挙げ句、遅れても届けますと約束させたが、結局あれから1年以上音沙汰ナシだ。
 責任感というものがないのだろうか。
 それとも、ネットってこんな物なのか。

 それにしてもな〜・・・!
 

16.3.12 資格無し

 私は生徒に偉そうに言えるような人間ではない。
 ぐうたらでいい加減だし、心も狭い。
 取り柄と言えば、人より少し算数ができるくらい。
 たったそれだけのつまらない男だ。
 なのに、他人のことが許せない。
 自分もウソつきなのに、人のウソが許せない。
 最低な男だ。
 こんな私が生徒の指導をして良いのだろうか。
 生徒を叱る資格があるのだろうか。
 ああ、自己嫌悪!

16.3.13 ばてた

 ここ数日の睡眠時間は平均4時間。少しずつ疲労が溜まっていくのが自分でも分かる。
 疲労が溜まると言うより、疲れがとれないのだ。
 加えて、この2日間の授業はほぼ20時間。
 平日が楽なのだから、文句を言ってはいけないが、流石にバテた。
 今日はゆっくり眠ろう。


 むっちゃ寝ま酒た。
 9時間以上。ゴミ出しもせずに寝続けま酒た。
 おかげで回復!元気いっぱいで酒!!

16.3.14 社会人

 次男が社会人デビュー。
 彼の就職した会社は3月入社らしく、一足早いスタートとなった。

 門出を祝ってあげるべきなのだが、ハニーが送ってきた彼の写真を見て、何だか胸が一杯になった。
 私には娘は居ないが、娘を嫁がす親の心境は、私の気持ちに近いのかも知れない。

 私は良い父親ではなかった。
 もっともっと彼のことを一杯認めてあげれば良かった。
 無意識のうちに、長男と比べていたのかも知れぬ。
 頑張り屋の長男。要領の良い次男。変な先入観があったことは否めない。

 小学生の頃、彼から相談を受けたことがあった。
 学習に関することだったので、私は即答した。
 そのときは頷いていたが、それ以来、彼は私に相談をしなくなった
 何故だろう。後日その事に触れると、彼は寂しそうに言った。
 「父さんは、すぐ決めつける。最初から答えがあるみたいだ。(だから、もう相談はしない)」
 彼の気持ちに気付かない私が愚かだった。
 あのとき彼は、答えが聞きたかったんじゃなかったんだ。一緒に考えて欲しかったんだ。それなのに・・・。

 中学・高校時代は、殆ど会話がなかった。
 成績が良くなかった彼に失望感を抱いていたこともあった。
 やれば出来るはずなのに、と勝手に期待していたのだろう。
 彼は私の高校時代にとても似ていた。
 現実を真っ向から見ようとせず、なんとかなるさと楽観視。私は世間をなめていた。
 そんな自分と同じ過ちを犯して欲しくないと言う気持ちからか、彼の行動を肯定するより否定的な目で見る事が多くなっていた。

 大学生になり、ますます遠くなってしまった。
 帰ってくるのは年に一度か二度。帰ってきても、友人とのつき合いを優先するので、殆ど一緒に居る時間はなかった。
 寂しかったが、仕方ないさと諦めていた私。もっと距離を縮める努力をすれば良かった。
 経済的にも苦労をかけた。
 帰ってこなかったのは、帰ってこれなかったのだ。生活費を稼ぐために始めたバイトも忙しかったにちがいない。

 社会人になれば、自由になる時間はもっと減るだろう。
 もう会えないわけではなかろうが、何だかとても遠くに行ってしまったように感じる。
 今度会えるのはいつだろう。卒業式にも行ってあげられないし。

 けれど、次に会ったら必ず言おう。
 「悪い父さんでごめん。けど、お前のことは大好きだよ。お前は私の誇りだよ」とね。

16.3.15 ダイエット成功

 え?!63.6kg?!
 昨日のこと。体重計に乗って驚いた。
 たしかに最近疲れてはいた。けど、いくら何でも一晩で5kgは減りすぎだろう。

 もう一度乗ってみた。
 今度は59kg!10秒で4kg減った。

 結論。
 この体重計は壊れている。
 あ〜あ!何年か前にハニーの誕生日プレゼントに送ったこの体重計。重宝していたのにな〜・・・。
 最近の電化製品は、すぐ壊れるように作られていると聞いたことがあるが、本当だったんだな。

 お騒がせいたしま酒た。
 電池を交換したら、蘇りま酒た。
 お恥ずかしい限りで・・・。
 ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!

16.3.16 春の好日

 昨日は、前日までの寒さがウソのような暖かい一日だった。
 オフではなかったが、時間的に自由が利く予定だったため、ブラブラとお買い物。
 いや、実際に品物をゲットしたわけではないので、この表現は不適切か?
 とにかく天王寺あたりをウロウロさせてもらった。

 全ては、数日後に迫った卒業記念パーティ(通称)「たこ焼きパーティ」の準備のためだ。
 たこ焼きを作るわけではないが、たこ焼きは食べさせてあげたい。
 取り敢えず100個もあれば足りるだろ。と注文したが・・・。
 あ!あいつがいた。大丈夫かな?(足りんかったら、買いに行くわ)
 え?たこ焼きだけじゃお腹はふくれないでしょ!ってかい?
 ジュニア(下の兄弟)達も参加するしね。
 大丈夫で酒よ。そこら辺はお任せあれ。
 しかし、忘れちゃならないのが保護者の存在。
 大人には当然、大人のおもてなしが必要で酒よね。
 ご安心召されよ。アルコールもしっかり用意しましたぜ。
 やや、私の好みに偏った感がなきにしもあらずで酒が、華やかなお酒を揃えてみま酒た。

 買い物の後は、遅めのランチ。
 先日、先輩に連れて頂いたお店のスープの味が忘れられなくて、今回もその店に。
 そのスープはお替わり自由。今回もきっちり3杯頂きま酒た。
 意地汚い奴だと、店員さんには思われたことでしょうが、そんなの平気。
 2回目は前回ほどの感動はなかったけど、今度はハニーと来ようかな。

 しかし、不思議なものだ。
 時間に余裕があると、気持ちもゆったりする。
 逆に、時間に振り回されていると感情が逆立って要らんミスが増えるし、不必要な発言もね。
 人間は機械じゃない。
 いつも、心のゆとりを忘れずにいたいものだ。

16.3.17 激戦区

 寺田町がラーメン激戦区であることは以前にも書いた。
 実際多い。当たりもハズレもあるが、最近また増えた。
 一つはラーメン屋で一つはうどん屋。なんとお隣だ。

 たまたま日を空けずに通うことになったが・・・。
 注文した品が問題だった。
 担々麺とカレーうどん。
 好きだけど辛さに弱いカッパちゃん。なのに、ついつい頼んでしまう。
 ともに激辛というわけではなかったが、カレーうどんの量が半端じゃなかった。
 なんとか完食したが、最後の方はどんぶりの中に自分の汗が滴り落ちて、一体自分は何をしているのだろうかと、訳が分からなくなった。
 担々麺でも似たような状況。
 食べ終わった後は、少ない髪が汗で貼り付いて、まるで落ち武者のよう。到底、他人様にお見せ出来る姿ではない。

 両店ともスタンプカードを作ったが、はたしてそこまで通うだろうか。
 まあ期限はないようなので、気楽に溜めていこうかな。

16.3.18 毛染め

 いよいよ、明日に迫ったたこ焼きパーティ。
 せめて最後は、少しでもきれいな思い出でにしてもらいたい。(って、私ゃ乙女か?!)
 ということで、無駄な抵抗とは知りつつも、今回も挑戦してみま酒た。白髪染め。
 ただ、前回の後悔をくり返さぬよう、今回は自宅で染めた。
 しかし、如何せん。素人仕事の哀しさよ。成果は芳しくなかった。
 散髪したてだったため(え?それだけが原因か?)、髪の量がとにかく少ない。
 ハニーに塗ってもらったのだが、薬が地肌に付いてしまうのを気にしながらなものだから、思い切り塗れない。
 案の定、殆ど効果は無かった。
 それでも気休め程度にはなったかな。

 今回、気が付いたこと。
 髪の毛が少なくなっている。はっきりと比較は出来ないが、おそらく確実に。
 が〜ん。このペースで行くと、数年後にはツルツルになってしまうかも。
 まあ、誰も私のことなど気にしていないから良いんだけどね。

16.3.19 ありがとうございま酒た

 一年で最良の日。
 涙を流さず、終えることが出来た。

 生徒達の門出を祝う、たこ焼きパーティー。
 残念ながら全員の出席は叶わなかったが、みな晴れ晴れとした顔で集まってくれた。
 おかげで、楽しい時を過ごせた。
 呑んで、笑って、また呑んで。下手な唄も歌って、少しは泣いて。(やっぱり泣いたんやんてか?)

 そりゃ、寂しさはある。
 けど、いつまでも私如きが偉そうにしていてはいけない。
 彼らの成長を黙って見守りたい。

 あじゅ〜!最高の教え子達よ。
 また会おう!
 え?2日後やんてか?

16.3.20 講習会

 いや〜!よう呑んだ。
 会が終わってから、まだ呑んだ。
 流石に、帰宅と同時に、ばたんきゅう。

 ゆっくり眠れた。と言っても、夜中に何度も目が覚めたが。
 なじぇ?
 だって、既に講習会は始まっている。寝坊なんて絶対にできないんだも〜ん。
 さあ、戦闘モードで、ビシバシ行くぜ。

16.3.21 受験体験記

 今年も掲載することができた。受験体験記
 私は、合格体験記とは言わない。あくまでも受験体験記だ。
 25期生のトップを飾るのは、K.Y君。
 いきなりの力作だ。
 いや〜!泣いたね。
 ハニーには「最近、涙腺ぶっ壊れやね」と言われたが、これが泣かずにおられようか。

 精一杯がんばった生徒だった。ホント、これ以上は無理なくらい。
 この手の作文には、不合格だった学校のことはあまり触れないのが普通?だが、彼は違う。
 はっきりと書いている。その上で、「全てをやり切ったので後悔していません」と言い切っている。
 素晴らしいじゃないか。
 言い訳にきこえるかも知れないが、私も悔いは無い。
 きっと、彼なら、次のステージでも精一杯がんばれるだろう。

 さて、次週以降も力作が続くはず。ご期待あれ!

16.3.22 物忘れ

 最近「物忘れ」が酷い。
 特に、人の名前がすぐに出てこなくなった。
 ハニーから「一度病院行ったら」と言われている。
 「大丈夫。まだ、君の顔も名前も分かるから」と、躱しているが、本気で心配になってきた。
 昨日も、ある方の名前を思い出すのに3時間以上かかった。
 目の前にいる生徒の名前が瞬時に出てこないこともある。
 小説で読んだことがある。「明日の記憶」(萩原浩)だったかな。
 若年性アルツハイマーに罹った男性の話で、映画化もされた。
 この日記にも書いたはず。そうだ、この本は間違えて2度購入したんだった。
 ホンマ、他人事ではなくなってきたぞ。

16.3.23 忘れ物

 「物忘れ」は、記憶力の問題。
 「忘れ物」は、注意力の問題。
 両者を一緒にするのは無理があるが、最近「忘れ物」も多い。
 集中力が損なわれているように思える。
 気を付けなくっちゃ。

16.3.24 卒業

 卒業である。我が息子達。2人揃って卒業だ。
 長男は6年間、次男は5年間、東京大学のお世話になった。

 卒業式は大学院は24日に、大学の方は25日に行われる。
 式に参加することも叶わず、息子達の晴れ姿を見ることもできなかったが、心から言わせてもらおう。
 「おめでとう。よくがんばったね!」

 親バカと言われようが、バカ親と思われようが、構わない。
 最大級の賛辞を送りたい。
 辛いこともあったはず。苦しさを誰にも言えず悩んだ日々もあったろう。
 けど、君たちは負けなかった。よくぞ、乗り越えた。素晴らしい!
 私は何もしてあげられなかったが、君たちの親でいられて最高に幸せだ。ありがとう!

 次のステージでもがんばれ!
 などと、私が言うまでもないか。
 今宵は一人で乾杯じゃ。

16.3.25 構想100日

 締め切りが迫ってきた。最近、よく夢にも出てくる。
 え?何の話かって?
 算数オリンピックの作問のことだ。
 依頼が来たのは昨年12月。
 まだまだ時間はあるわいと放置しておいたら、いつの間にかあと数日でタイムリミットになっていた。
 今年は25周年にあたるらしく(HOPESと同じやね)、作問大賞が設定されている。
 賞金はなんと100万円だ。これを見逃す手はない。

 実は、一問すぐに思いついたものがあった。
 ただ、どうもスッキリしないのだ。
 どうせなら、じっくり取り組み、良いものにしたい。大賞を受賞するには、曖昧な部分があっては困る。
 数日前から真剣に考え出した。疲れた頭にはなかなかハードな作業であったが、何とか形になってきた。
 実に、構想100日に及ぶ大作だ。(と言っても、実質90日以上は何もしていなかったが)

 やったね!ついに完成だ。
 これでゆっくり眠れると思いきや、今朝の夢で、またミスが判明した。
 早速修正。けど、未だ提出はしない。まだ少し気になるところがあるからだ。
 昔から、私のこの嫌な予感は、大抵現実になって現れる。
 さて、どうなることか。

16.3.26 開幕

 プロ野球が始まった。
 なんやら、最近良くない話ばかりが取り沙汰されているが、さて事態は収束するのだろうか。

 初戦は勝利したようだ。
 ずっと勝ち続けることなど不可能なのは分かっている。当然、勝ったり負けたりが続くはず。
 それでも、勝った方が気分は良いのは言うまでもない。

 今年は全くオフがないから、野球観戦は絶対に無理。球場に行くなんて叶わぬ夢だし、TV観戦もできないだろう。
 せめて、スポーツニュースだけででも楽しませてもらおうか。
 期待してまっせ。新監督はん。

16.3.27 桜

枝垂れ夜桜

 いつの間にか桜が咲いていた。
 写真は、自宅近所の枝垂れ桜。
 数日前に開花に気が付き、写真に収めたが、写りが今一つだったため、昨夜撮り直した。
 え?写りが悪いのはカメラのせいやないやろ!てか?はい、ごもっとも。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!

 今年は花見は無理だろう。
 残念だけど、仕方ない。
 ところが、現場に行かなくても花見ができるサイトがあるそうだ。数日前の報道番組で取り上げられていた。
 ホント、色々考えるもんだね。
 アプリを入れたら、まるで目の前に桜があるかのような臨場感が味わえるらしい。
 とても魅力的だが、そこまでするつもりは・・・。ない。
 まあ、通勤途中の車窓からの眺めで満足しましょうか。

16.3.28 TORAしゃん

 「世の中には、こんなに素敵な人が居るので酒よ」と、全世界に宣伝したくなる。
 その方のお名前はTORAさん。
 この日記にも何度も登場しているから、ご存知の方も多いだろう。

 私は、彼ほど聡明な人格者を知らない。
 頭脳は私の数倍上。なのに、腰が低い。(ここが決的に私とは違うとこ)全く偉そうではない。
 こんな素晴らしい人おらんで、ホンマ。

 彼を知ったきっかけは、彼が主催していた算数サイトに参加したから。
 10年以上前の話になるが、一問見ただけで、私にはその奥の深さが感じられた。
 私なら「どーだ!解けないだろう?」と言いたくなるようなレベルの高い問題をさらっと出題しながら、ヒントがふんだんに取り入れられていた。
 解答者への思いやりがあったのだ。
 これって、ネットでは珍しいことだ。
 一発でファンになった。

 彼に会いに高知まで旅をしたこともあったし、彼がHOPESで授業をして下さったこともある。
 最近は、年に一度会うか会わないかになってしまったが、お付き合いは現在も続いている。

 今回の作問でもお世話になった。
 一応作ってはみたものの、不安があったので、検証をお願いしたのだ。
 案の定、私の考えには誤りがあった。(情けない)
 しかし、私の間違いにすぐ気付いておられただろうに、それをはっきりとは言われない。
 「この答えは危ういで酒」と言って下さった。
 相手を思いやることのできる優しいお方だ。
 その後、ライン等でやり取りをしながら、問題を検討。おかげさまで大幅に改善された。

 あともう少しで完成だ。
 さあ、これで作問大賞をゲットできたら、2人で豪遊じゃ。

16.3.29 おかえり!

 長男帰還。
 今回は一時帰宅ではない。東京を引き払って奈良に戻ってきたのだ。
 6年ぶりに同居生活が始まる。
 わ〜い!わ〜い!大喜びのカッパちゃん。

 さあ、早速、祝杯じゃ!
 と思ったが、やたらと疲れていた長男。
 仕方ない。向こうでは送別会続きだったらしいし、おまけに引っ越しやら片付けやらで大変だったのだろう。
 ハニーも同じく疲れ果てていた。あまり寝ていなかったらしい。
 はしゃぐのは私だけで、宴はあまり盛り上がらなかった。
 まあ、いいや。これからしばらくは一緒に居るのだから。
 ふふふ。嬉しいな〜。

16.3.30 完成

 でちた!ついにでちた!
 頭の中に浮かんだある問題。ぼんやりとした形でしかなかったものが、ようやく目に見える形ではっきりと現れた。
 なかなか感動的な瞬間だった。
 これも全て、TORAしゃんのアドバイスのおかげ。私一人ではたどり着かなかった結論だ。
 ありがとうございま酒た。

 作った問題は、算数オリンピック用とジュニア算数オリンピック用の2題。
 先ほど送信した。なんか一仕事終えたような充実感だ。
 算数オリンピックの局長さんからは「たしかに受領しました」とのメールが来た。(「飲み過ぎ注意!」とあったが、なんでやね〜ん!)
 もう戻れない。
 作問大賞の審査には、広中平祐先生やピーター・フランクルさんがあたるらしい。
 目に留まれば嬉しいな。
 いや、今回は応募が多いだろうから、採用されるかどうかも分からないが、少しでも算数オリンピックの役に立てたら光栄だ。

 さあ、これで少しはゆっくり眠れる。6時間眠れたら幸せなんだけどな。

16.3.31 おともらち

 FACEBOOKのおともだちってどんな仕組みになっているのだろう。
 「知り合いかも」と、次々と現れてくるのは、慥かに知り合いが多い。
 けど、一体何処で見つけてくるのか?
 不思議じゃ。
 まあ、世の中には分からない事の方が多いけどね。

 今日はやたらと昔の教え子(及び保護者)が現れた。
 数人とおともらちになれた。
 わ〜い!わ〜い!
 現在のおともらちの数174人。
 FACEBBOOKを始めて5年ちょっと。これって、多いのかな?少ないのかな?

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