- 15.2.1 矜恃
-
「矜」ほこりと読むのは知っていた。意味も分かっていたつもり。
だったが、矜恃を矜持と思い込んでいたし、「きょうじ」ではなく「きんじ」と読んでいた。
あ〜情けない。
誇りを持つどころじゃあらへんわ。
ただ、心の中に1本筋を通して生きていきたいと思う。
自分をごまかさない。人に媚びない。言い訳をしない。
とりあえず、これが私の「今月の目標」で酒。
※ 「今月の目標」とは、生徒達に毎月たてさせている、生活面と学習面の目標のこと。
カレンダーを添付し、実行できれば○できなければ×を毎日記入させている。
さて、私は何個○が点けられるだろうか。
- 15.2.2 仮想現実
-
今日は一歩も外に出なかった。まるで引きこもりだ。
主義主張が有った訳ではない。何かに反抗している訳でもない。(って、そんな年じゃなかろう)
気力を失った訳でもない。動き回る体力が減退しているのは確かだが、体調が悪かった訳でもない。
そう、単に面倒だったのだ。
と言う訳で、ひたすら現実逃避。
TVドラマや小説の世界に逃げていた。
1日5時間以上もTVを観たなんて(初めてだけど)、恥ずかしくて人に言えない。(書いてはいるけど)
三谷幸喜の世界(オリエント急行殺人事件・ザ・マジックアワー)に泣き笑い。『流星ワゴン』に絶望を覚え、そして共感。
「世の中にはやるかやらんかの2通りの人間しかおらんのじゃ。やるんじゃったら、とことんやらんかい」
流星ワゴンの劇中のセリフ。(正確ではないが)
これを聞いたときの私の心中は複雑だった。
これは架空の世界なのか、それとも現実なのか?
私が今まで生徒に求めていたのは、正にこのスタイル。スパルタと呼ばれたことも慥かにある。
これこそがと信じ、ここまで来たが、実世界はそんな強い人間ばかりではない。
保護者にしても「香川照之」のような信念を持った人(正しいか否かはこの際問題ではない。信念を貫けるかどうかの点だけで評価したい)は殆どいない。
途中で挫けるか、結果を恐れてリタイヤするか。少数とはいえ、毎年必ず現れる。
最後まで貫いて欲しいと思う私の方が間違っているのか。今までも、結論に至らないまま、散々悩まされてきたテーマだ。
リタイヤした者を弱者とは言わぬ。けど、乗り越えてこそ得られる達成感。これを経験できないのは気の毒にも思える。
ドラマが訴えようとしている(らしい)受験の歪みも確かだろう。
けど、現実世界に生きる私にできることは・・・。
一人一人をしっかりと見つめることだけだ。
無理はさせたくない。でも限界までは頑張らせたい。
今日一日の引きこもりが有意義であったと思えるように、明日からまた現実としっかりと向き合おう。
- 15.2.3 太巻き
-
今日は節分。と、書こうとしたら、「拙文」と変換された。
へいへい、どうせ下手くそで酒よ。って、以前にも書いたような。
探してみたら、毎年のように節分ネタが登場していた。
今朝は、新聞の折り込みチラシも巻き寿司一色だった。
恵方巻きなんて、海苔屋の戦略やろ。きっと関西が発祥にちがいない。
関東でも定着しだしたと聞くが、名古屋ではまだまだらしい。(Pタン情報)
節分以外にも恵方巻きはあるようで酒が。
生徒達も半数は、お弁当が太巻きだった。
方角を聞きに来たから、神妙に食べているのかと思えば、みな、べちゃくちゃ喋りながらてんでの方向を向いて食べていた。
おいおい、それじゃ御利益ないぞ!けどまあ、そんなもんだわな。
私もしっかり頂きま酒たよ。
息子達がいた頃はハニーの手作り太巻きだったが、今年も市販の高級品で間に合わせた。
一方向を向いて、黙々とひたすら食べる。
他人から見ればさぞ滑稽な姿に違いない。ハニーは私を見て、苦しそうに笑いを堪えていた。
数え年の数だけ豆も食べ、さらに今年は鰯まで。
はい。もう満腹で酒。
間違いなく、また太ったな。
- 15.2.4 カウンター
-
たった一行のタグなのに、訳が分からん。
昨夜から、HPトップページのアクセスカウンターを設置しようと悪戦苦闘していたが、サッパリ分からん。
何一つ理解できない。用語も含めて何もかも。
仕方がないので、一旦は諦めることにし、とりあえず眠りに就いた。
すると、夢にまで出てきた。
夢の中ではちゃんと作動していた。ああ、ここがおかしかったのか。と納得までしている私。
起きてすぐに取りかかったら、なんと動くではないか。
おお!夢は神の啓示だったのか。
しかし、やはりおかしい。
桁数が足りないし、何よりもカウンターが0から1には変わるが、それ上は進まない。
こりゃ、おかしいのレベルじゃない。全然ダメだ。
ついに、諦めた。
いや、それじゃダメなのだ。「CGIなんて大嫌いだ〜!」と叫んでみても無駄なこと。
今月いっぱいで、旧ホームページは閲覧できなくなってしまうのだ。
このままじゃいけない。
と言うわけで、無料のカウンターを探すことにした。
結構あるやん。いろいろと。
中の一つに決定。これで一応、体裁だけは整った。
めでたし、めでたし。
しかし、今一つ納得できない。
私の数時間は何だったのだろう。
最初から無理せず、出来合いの物にしておけば良かったのだ。
けど、たまにはインスタントじゃない本格的なものも作ってみたくなるじゃない。
ああ、それが身の程知らずという事なのね。
たとえれば、料理を全く知らない私が料理本を見ながらフルコースに挑戦するようなものだったのだ。
え?アクセスカウンターぐらいで何を大袈裟な?
卵焼きみたいなもので酒ってかい?
そうで酒ね。もっともでございま酒。
けど実際、私、卵焼きもよう作りませんねん。とほほ。
- 15.2.5 枝雀さま
-
私が落語好きになったのは、この人のステージを見てからだ。
落語家にステージという表現は相応しくないのかも知れぬが、この人の演じる噺は、高座とか寄席とかのスケールではない(と、初めて観たときに思った)。
これを舞台と言わずして、何をステージと言えば良いのだ。
CD(ほぼ全て揃っているのが自慢)を聞いているだけで、その場を思い浮かべることができるのだから、映像であれば尚更だ。
残念ながら、(十年以上前の誕生日に)ハニーからプレゼントされたビデオはすっかり黴びてしまい、今となっては観ることは叶わないのだが。
一体、何の話やねん?と、お思いの方も多いだろう。
実は、枝雀さんは大学の先輩にもあたる。ライブでは一度しか拝見したことがないが、後ろの席からでもその臨場感は抜群だった。
流石やな〜!と唸った。と言うよりは、天晴れ!と感服つかまつったのを覚えている。
彼の急逝は、返す返すも惜しまれてならないが、究極の達人ならでは悩みがあったのであろう。凡人では推し量る術もない。
秘かに憧れていた枝雀さん。
彼の噺の枕は、私の授業にも結構取り入れさせて頂いている。例えば「南半球」などは、そのアレンジだ。
あの完璧なステージ。加えて、彼ならではのオーバーアクション。
それを真似ようともできる筈もないが、今日の授業は少しだけ近づけたかなと思う。(枝雀さま、思い上がってごめんなさい)
2時間授業の途中で休憩を入れるのは、低学年では珍しくはないこと。
けど、今日は生徒のためと言うよりは私自身のためだった。
喋るだけなら何時間でも問題はないが、身振り手振りで、表情も声色も変えて説明し続けるのは、あれが限界?かも。
最後は酸欠状態に近かった。久々の熱演かな。
その甲斐あってか、生徒達を飽かすことはなかったと思うが、流石にこれを毎回するのは無理がありそうだ。
さて、次回からどうしよう?
- 15.2.6 墓参り
-
今年初の墓参り。なんちゅう親不孝者や。
罰が当たったのか?小雪が舞う中、水がとっても冷たかったで酒。
父上、どうかお許しください。
- 15.2.7 靴
-
靴の底に穴が空いた。
そう言えば、最近この靴ばかり履いていたもんな〜。
特にお気に入りというわけではないのだが、履き替えるのが面倒だったのだ。
見ると、一度修理した痕がある。靴の裏が張り替えてある。
もう一度修理してもらうつもりだ。
けして高級品ではないが、永持ちするのは良い事だ。
ただ、今後はもう少しローテンションを考えながら履くことにしよう。
- 15.2.8 理解者
-
理解者。
私にとって何よりありがたい存在だ。
そりゃ、文句を言われるより、黙って従ってもらえる方が、良いに決まってるってかい?
ちゃいまんがな。全然、違いま酒。
私の窮状を理解した上で、アドバイスを下さる方こそが、真の理解者なのだ。
今宵は、そんな数少ない理解者と時を過ごした。
思い上がってはいけない。全ての言葉を謙虚に受け止めよう。
そんな思いで臨んだが、所詮はいきりたった子供と大人。
まるで話にならなかった。
相手が数枚上手。私は身構えすぎていたのかも。
しかし、貴重な時間を過ごすことができた。
ありがとうございま酒た。
アドバイスの数々。しかと受け止めましたで酒。
- 15.2.9 高〜!
-
「たけ〜!」
思わず叫んでしまった。
昨夜のデートは地上57階。
運良く、窓際の席に案内された。
ひょえ〜!通天閣が足下に見える。
実は怖かったのだが、震えていても仕方ない。ここは、開き直って楽しもう。
メニューを覗き込む。
「たけ〜!」
再び叫んでしまった。(今度は心の中で)
生ビール一杯が1300円?!。う〜ん恐るべし。
日本酒は130mlで1000円〜3000円。4合瓶だと軽く2万円を超えている。
ま、滅多にないことだ。ここは非日常を楽しもう。
ところが、値段を気にしていたのもほんの僅かの間。
一杯呑んだら気が大きくなる。
次から次から杯を重ね、結局2人で1升近くは呑んだかな。
東洋美人・黒龍・(獺祭は品切れだった)・途中何呑んだか忘れたが、上喜元にたどり着く頃はすっかり上機嫌てか。
眼下に広がる夜景。それはそれは素晴らしい眺めで酒た。
そうだ、今度はハニーを連れてこよう。
「ワインでも飲みに行こうか」
今度は一転地下へ。
ここでも呑みま酒たよ。
はい、何を呑んだかすっかり忘れてしまったけど、ワインから始まり、スコッチやバーボンまで。
よく、無事に帰れたもんだ。
さて、今日はオフ。何して遊ぼうかな〜。
- 15.2.10 主婦
-
折角のオフ。2週続けてゴロゴロするだけというのもあんまりだ。
ハニーに「どこか行きたいところは?」と尋ねても、色よい返事は返って来なかった。
「なんでやろ?寒いからかな?」と、しばし悩んだが、ようやく分かった。
私には週に一度オフがあり、その日は特別という感覚だが、ハニーにすれば、日常業務(と言ってよいのかな)は曜日に関わらず有る。
私の「さあ今日は何しよ?」は、ハニーにすれば「何で(日常プラス)何かせなあかんのん?」だったわけだ。
早い話、今までは無理矢理つきあわせていたのだ。
この事に気が付いたのは、今日一日ハニーの日常に付き合ったから。
「坊や達のリクエストの品を送ってあげな」と言うことで、先ずは買い出しに。
日用品や食料品を山ほど買い込む。こりゃ、荷造りがまた大変だ。
私の靴の修理に行ったり、銀行に行ったりしているうちに、雪まで降り出した。
本屋に寄ったりしていたからだが、家に帰ったのはもう夕方。出発してから4時間以上経過していた。
しかも、私は昼食を食べていたが、ハニーは食べていなかった。
「いつもこんなに大変なん?」と聞くと、大体こんなものだと言う。
知らなんだ〜!知らなんだ〜!
主婦も大変なんだ。
- 15.2.11 オリジナルソング
-
きっと、どの家庭にもあるだろう。○○家ならではのオリジナルソングが。
もちろん我が家にもある。たくさんある。その一部をほんの少しだけ紹介しよう。
長男が産まれたときに私が作った「まちゃ君の唄」は、一時期私の携帯の着メロになっていた。
そのアンサーソングが、かくれんぼをしているときに彼が歌っていた「ここよここ〜!パパここよ〜!」だ。
しかし、次男が作った唄はとても哀しい。
「ぼくひとりだけなかまは〜ずれ〜!楽しくないな!面白くないな!つまんないな〜!」
それを聞いたときは、愕然とした。幼稚園児の複雑な心境を詩にしてみましたってかい?5才児の作る唄じゃないだろ。
最近、新しい唄が増えた。
ハニーが何やら楽しげに口ずさんでいた。
「何唄ってるン?」と聞いたら、「別に〜」との返事。
本人は本当に意識していなかったようだが、
「洗い物〜!洗い物〜!」だったらしい。
う〜ん。もう一度聞きたいような。聞きたくないような。
微妙じゃ。
- 15.2.12 メール整理
-
一日中、PCのメール整理をしていたような気がする。
午前中は自宅のPC、出社後は事務所のPCの。
放置していた私が悪いのだが、いい加減イヤになった。
どうしてこんなに大量にあるのだ。
もちろん、不要なメールは毎日削除していた。
と言っても、日に100通以上届く中で必要なものは10通にも満たないから、殆どは削除なのだが。
必要なメールだけを大まかに分けて保存。
保護者からの連絡・学校からのお知らせ・個人的には息子たちとのやり取りや同級生のメーリングリスト等々。
けど、細かく分類してはいなかった。
年度も変わったことだし、整理しようかと思い立ったのだが・・・。
取りかかってすぐに後悔した。
無理だ!どう見ても軽く2000通以上ある。
けど、ここで諦めてしまっては、何にもならない。膨大なゴミを抱えるだけになってしまう。
私から送信したメールが意外と多い。いわゆる送信済みメールだが、これって、保存すべきなのよね。
先ほどようやく片付いた。一つ一つ読み返していたものだから、とんでもない時間がかかった。(はい、お馬鹿で酒)
やっぱり、半年に一度くらいは整理しなくちゃいけないな。
反省!反省。
- 15.2.13 ティファニー
-
「ティファニーで朝食を」オードリー・ヘップバーンの映画で有名だ。
実はまだ観たことはないのだが、そのタイトルのおかげで、私は一時ティファニーをレストランの名前だと思い込んでいた。(馬鹿で酒ね〜)
昨日のこと。一通の封書が届いた。普通の手紙ではない、ほら例の格式張ったサイズ(洋形3号って言うのかな?)のあれよ。
差出人を見る。
お〜!元タカラジェンヌではないか。
最後に会ったのは、もう3年以上前だ。
え?もしかして結婚のお知らせか?と、色めきだったが、寒中見舞だった。
彼女の兄のことは、先日も彼の同期と呑んだとき、話題に上った。
結婚して子どももおり、既に教育パパモードだそうだ。
で、当の彼女は?
ティファニーで働いているらしい。
華やかな職場だろうから、彼女には合っているかも知れない。
けど、職場が何処であろうと、働くということが大変なことには変わりない。
「今は、勉強中です」とあり、文面からはその辛さは読み取れなかったが、頑張って欲しい。
「またお会いできる日を楽しみにしております」と手紙は締めてあった。
けど、え?ティファニーって宝石屋さんだよね。
う〜ん。そこに会いに行くとなると、やっぱ何か買わないといけないのかな〜。
- 15.2.14 義理
-
男という生き物は愚かなものよ。
義理だと分かっていても、もらうと嬉しいものだ。つい、頬が緩んでしまう。
今年もたくさん頂きま酒た。
え?例年より少ないってか?そんなことはない。気のせいじゃ。写真に収まりきらんかっただけじゃ。
手作りもあった。なかなか美味しかったぞ。(って、もう食ったんか〜い!)
将来の彼のための練習台なのだろう。いや、拗ねてどうする。ここは誠意を受け止めよう。
以前は一切お返しをしなかった私だが、最近は一応義理を返すようにしている。
皆様ありがとう。けど、あまり期待しないでね。
- 15.2.15 『そして父になる』
-
是枝監督の少し前の映画だが、なかなか良かった。
焼酎を飲みながら、チョコをかじる。酒呑みにはあるまじき行為だ。
けど、いいんだ。甘さも辛さも、全て受け止める。これぞ、真の漢の姿。
「きゃ〜!カッパちゃん、格好いい!」って、(お分かりのように)大分酔ってま酒。
色々考えさせられる映画だった。
詳しく書くとネタバレになるが、病院の手違いで子どもを取り違えられ、6年間血の繋がりのない子を我が子と信じ育ててきた2つの家族。
真実を知った後、息子をどうするのか?!
まあ、百恵ちゃんの赤いシリーズみたいな話で酒わ。
何て言ったら、怒られるね。
結論を出さずに終わったエンディングがいいね。憎いまでの演出だ。
私なりには、これからは血や環境に拘らず付き合っていくのだろうと思ったのだが、まあそこは、人それぞれに意見は分かれるだろう。
ただ、一つだけ確信したことがある。
子どもを育てるには、押しつけや強制は要らない。まして、ご機嫌取りなど愚の骨頂。
一緒に寄り添う。それだけで充分だ。共感することが一番大切なのだと。
そのときに必要なのは、言葉や理屈ではない。ただ、抱きしめるだけで良い。
自分の子育てが正しかったとは思わない。
押しつけや強制がなかったとも言い切れない。
どれほど彼らの視線で彼らと一緒に考え、共に感じることができたのか?と問われれば、口ごもるしかない。
それでも、私なりの精一杯で息子達には向き合ってきた。
自己満足かも知れない。いや、おそらくそうだろう。
けれど、(世の親が全てそうであるように)私にはこれしかできなかったし、後悔もしていない。
もし、来世で再び今の家族と巡り会えたとしても、おそらく同じ事をするにちがいない。
しっかり考えさせられ、たっぷり泣いた。
これは、お薦めで酒よ。
- 15.2.16 従業員
-
今日はオフなれど、いろいろ忙しかった。
母の用事で先ず実家。半年ぶりに洗車もした。
事務所に顔を出し、その後は天王寺ブラブラ。
本屋で参考書のチェック。本は大概ネットで注文しているが、問題集や参考書はやはり現物を見ないことにはレベルが分からん。
危うく、絶対に二度と見ないだろうと思える本を何冊も購入し、後悔するところだった。4000円以上助かった。
ついでに話題の新刊や文庫本をチェック。けど、さしたる収穫はナシ。やたらと「流星ワゴン」が並んでいた。
東急ハンズやソフマップ。デパートにも寄る。来月のたこ焼きパーティの準備のためだったが、全ては整わなかった。
さて、そろそろ良い時間(未だ17:00だけど)。ハニーと合流し、居酒屋へ。
昔よく行った店だ。一時期はほぼ毎晩のように通っていた。結婚式の二次会もここで仲間に開いてもらった。
女店主とは同い年だし、気兼ねせずに何でも話せるのが嬉しい。
しかし、店はリニューアルされていて、当時の面影はなかった。
何年もご無沙汰していたから仕方ないのだが、ちょっと落ち着かない気分。
さらに、どうやらまだ開店準備中だったようで、そりゃ落ち着かないわ。
バタバタとしているところに申し訳ないことをした。
女店主は相変わらず元気で、話も弾んだのだが、最悪だったのは女従業員。
気が利かないのか、わざとなのか。態度の全てが投げやりで、嫌々言われたことをやっているのが、手に取るように分かる。
ビールの空瓶をテーブルに叩きつけるように投げ出したときは思わず声が出た。
それ以外にも何度か怒鳴りつけたくなったが、その度にハニーに宥められた。
以前と同じ質のサービスを期待した私の方がいけないのかも知れない。
けれど、これじゃくつろぐ気分には全くなれない。懐かしさもどこかにすっ飛んで行ってしまった。
やりきれない気持ちで、店を後にしたが、ふと我が身を振り返った。
スタッフの教育は主の役目。保護者や卒業生に砂をかむような思いをさせぬ為にも、改善すべき点はまだまだ多い。
- 15.2.17 中島らも
-
今更ながら、中島らもにはまっている。
今、読んでいるのは、20年以上前に朝日新聞に連載されていたという「人生相談」。
『中島らもの(特選)明るい悩み相談室』シリーズだ。
全く悩みの相談になっていないのが面白い。
読者から寄せられる相談内容も奇想天外なものが多いが、それの回答がまたふるっている。
まるで落語だ。
著作権の侵害に当たるのが怖いが、一つだけ紹介すると。
子供が小さいころ、私は重大な秘密を打ち明けてしまいました。
実はお母さんは狸で、山で助けられたお礼にお父さんのお嫁さんになってあげた。でも約束であなたたち2人が大人になるころには山に帰らねばならない」。
この話は大受けで、帰らないでと泣いていた娘たちでしたが、高校生になった今、「もう山に帰ってもいいよ」とか、「そろそろね。その日が楽しみ」と私を山へ帰らせようとします。私はまだ人間界に未練があるのですが。(大阪・狸の恩返し・44才)
という相談に対し、回答は、
あなたが悪い。そもそも、狸の分際で「お嫁さんになってあげた」というのが思い上がりだ。そこの所の勘違いをふまえた上で、「山に帰らないのは故郷の山が開発されて団地になったからだ」と釈明すれば良いでしょう。
となっていた。
この脱力感。良いな〜。
他にも「来世はミジンコになりたいと言っている息子をどうすれば良いか」という相談に、「ならせてあげればよい」と答えたり。
残念なのは、続けて読むことができないこと。
何故かって?
こんな話が延々と続くのだ。こちらの頭がおかしくなりそうで、電車の中で読んでいると、ものすごく疲れる。
らも氏は、母校の先輩にもあたる。お世話になっているM先輩と同期だったっけ。
氏が亡くなってからもう10年以上。
氏の率いる劇団の芝居は一度だけ観たことがある。最後にちょこっと登場し、劇を無茶苦茶にして去って行ったのが、強烈に記憶に残っている。
全く、惜しい人を亡くしたものだ。
- 15.2.18 テイスティング
-
- わーい!届いた。届いた。
キリンビールからキャンペーンのプレゼントが。
正しくは、『一番搾り製法「こだわり体験キット」プレゼントキャンペーン』と言うらしい。
ほら、CMで嵐のメンバーが言っていたじゃない。「必ずもらえる」って。
もちろん、おまけ欲しさでセッセと呑み続けていたわけじゃない。単に安かったからなのだが、折角くれると言うのだ。ありがたく頂こうじゃないか。- なんと、グラスまで付いていた。何となく高級感が漂っていて、良い感じじゃ。
説明書きは別に要らんが、まあ一応。
テイスティングシートなるものも入っており、この上に並べて飲み比べをすれば良いらしい。
今宵、早速、飲み比べてやるぜ。
けど、きっと違いなんて分からないだろうな。こんな少量じゃ、ね。
- わーい!届いた。届いた。
- 15.2.19 占い
-
「占いなんて全く信じない」
常々そんなことを言っているくせに、結果が良いと嬉しいのだから、私の軽さが窺える。
今日の双子座は総合運1位だった。(携帯の占いだけど)
「今までの努力が認められ、良いことがありそう。貴方の評価もUP」なんて書いてあったから、少しは期待したのだが・・・。
結局、何も良いことはなかった。いたって平凡な一日だった。
「ほらね。占いなんていい加減なものさ。当たらずとも遠からずのことを言っておけば良いのだから」
期待した分だけ落胆も大きく、携帯に向かって毒づくカッパちゃん。
いや、待てよ。占い当たっているかも?
今日は、悪いことがなかったのだから、良い一日だったんだ。
思えば、昨日は最悪の気分だった。それに比べりゃ、心乱されることがなかっただけ、幸せか。
明日も良い一日でありま酒ように。どちらさまも、お休みなさい。
- 15.2.20 驚き
-
驚いた。占いが当たった。
ある方がfacebookに書いていた。「素敵な日記がある」と。
あまりにもべた褒めだったので、その方に尋ねた。
「う〜ん。知りたい。(それは)どなた様で酒か?」と。
昨夜はそれで眠ったのだが、朝起きると、返事が届いていた。
驚きま酒たね〜!ほんと、飛び上がるくらい。
なんと、それが私だと言うのだ。
初めはかつがれているのかと思ったが、ウソをつくような人ではない。
しばし、呆然としていた私。けど、ここは素直に信じよう。
書かれていた記事は、これ。嬉しいので載せちゃいま酒。(ごめんなさい。FACEBOOK登録されていない方には見られないようなので、以下に掲載させていただきま酒)
嫌な事が続くと昔はすがるように、開高健さんのエッセイを貪り読んでたんですが、最近はストレスは即解消するようにしていますの、クリック一発で、すがるように拝見して、すっきりさせて頂くある人の日記。
それにしても、照れくさい。
僕は足下にも及ばない素晴らしいい人だと(密かに)全く一方的に尊敬している人。
その日記をここで紹介したい衝動にかられるんだけど、そういう事を考えるから、僕はおこちゃまなんですね。そっとしておくということが出来ない。
でもそれはしません。
僕とリアルで仲良くなった人にはこそっと教えますので、その国宝級の素晴らしさを共有しましょう^^
実は今日も朝から嫌な事が続いてへこみまくってFacebookなんてやめちゃえ!(何もかもぶち壊したく)なんて思ってたんですが、その人の日記を拝見してるうちに「俺はなんてバカなんだ」とまたしても気づかされました。
ネット上で知り合えた人で今までよかった(密かに尊敬している)と思う人は一人だけ(でもその人は僕の事は知らないハズ)でしたが、二人目です。
末永くよろしくお願いします。(リアルに知り合いでもあるんです)。
もちろんFacebookで知り合えたお友達は、皆さんお礼を申し上げるほど(いつも元気を頂いている)大切な大切なお友達でございますが、絶対自分には必要な人っていうのが、皆さんも妻や子供以外にも居てはるでしょう?いません?
いつの日か、ご一緒に呑める日が来る事を夢見てます。(これまた全く一方的に!)
「まだ私のことよく知らんからやろ」とハニーとは笑い合ったが、誤解にしても光栄だ。
私の駄文が誰かの役に立っているなんて、思いもよらなかった。
「ありがとうございま酒。恐縮で酒。これからもどうぞよろしくお願い致しま酒!」
すっかり舞い上がってしまったカッパちゃんで酒た。
- 15.2.21 夢見
-
ハニーと出会った頃、私は秘かに畏れていた。
「こいつ、サトリじゃないか?」ってね。
私が考えていることを素早く察知し、私が尋ねる前に答えを出すからだ。
例えば、私が尋ねる前にその質問の返事をしたり、ボディコンタクトを取ろうとした瞬間に体を躱したり。
(それって、ただ単に私が分かりやすいおっさんって事かも知れないで酒が・・・)
そのハニーが夢を見たと言う。
「芸能人の○○が薬物疑惑で捕まった」と。
ハニーが夢にまで見るなら、もしかして?と思ったが、○○の実名は伏せさせてもらおう。
だって、たかだかハニーの夢に登場しただけで役者生命を絶たれるのであれば、あまりに気の毒すぎる。
さては、最近見たビデオの影響か?
けして、ハニーの予知夢に嫉妬したわけではないが、それを聞いたとき、良い気分ではなかったことは確かだ。
「何で、私の夢を見ないのに、男前のそのタレントの夢を見るかな〜」ってね。
つくづく狭量な自分が情けないが、敢えて聞きたい。世の中のご夫婦達に。
「パートナー以外の異性の夢を見たことがありま酒か?また、見たいと思ったことはないで酒か?」
私はないぞ!(えっへ〜ん!)と、キッパリ!(←たぶんウソ)
ハニー曰く。
「そんなことないよ。貴方の夢も見るよ。この前見たときはね・・・」
少し機嫌を直し、満足げに話を聞くカッパちゃん。(皆様も想像して下され、このシーン)
「お父様が生きていらっしゃった頃かな?」
(え?おいおい!20年ほども前だぞ。それ以来見ていないの?)
思わず突っ込みかけたが、いらん疑問を挟むと話が途絶える。だから、無言のまま聞き続けた。
「私がね〜、作った料理を(お義父さんとあなたが)食べているのよ」
(ふむふむ)
「そしたら、あなたが言ったのよ」
(え?何て?)
「父さん。美味しくないやろ。これ!」って。
(・・・?!)
「そしたら、お義父様は、(そうやねって)頷いていらっしゃるのよね」
「私、思わず『酷いって』泣いたのよ!」
「折角、一生懸命作ったのにあんまりです!ってね」
(うん、うん、そりゃ酷いわな)
「夢だったけど、叫んで起きたら本当に涙が出ていたの!」
「そうか?悪かったな」(ふ〜ん。けど私、悪ないやん)
夢に登場させてもらえるのは有り難い。けど、何年も前の責任まで取らされるのは勘弁被りたい。
と思うのは、やっぱり我が儘なので酒かね。
それでは皆様、お休みなさい。夢でまたお目にかかりましょう。
- 15.2.22 機関車トーマス
-
朝から脱力。
「機関車トーマス」を久し振りに見た。
大分、様変わりしていた。メンバーが増えているのには驚いた。
今回の主役のチャーリーは、なんと番号が14番だった。息子たちと楽しく見ていた頃は8番くらいまでしかなかったように思うのだが・・・。
続けて「おしりかじり虫」も見た。
巨大タコとたこ焼きや亭主の対決というお話だった。
やっぱり面白い。おかげで、今日も元気だ。がんばろう。
- 15.2.23 サーカス
-
読売新聞の契約更新のおまけでチケットを頂いたのだ。
サーカスなんて、何年ぶりだろう。40年いや50年か?
過去に一度観た記憶があるが、幼い頃ゆえ、定かではない。
ボリショイサーカスだったか、それとも今回と同じ木下大サーカスだったかですら、あやふやだ。
ただ、圧倒されたのか、人混みに酔ったのか、途中で気分が悪くなったことだけは覚えている。
さて、今回は?
先ず、会場に着いて驚いた。
なんと既に長蛇の列だ。(開演1時間以上前だぞ)
平日の午前中、そんなに人が多いはずはなかろうと、楽観していたが、甘かった。
サーカスをなめていた。
後ろに並んだ、五條から車で1時間半かけて来たという老夫婦も、同じようなことを言っていた。
幼い子を連れたヤングママが目立ったが、いやそれよりお年寄りの方が多かったかも。(え?私達もてか?)
30分以上並び、やっと入場。幸い座れたが、ステージを後ろから眺めるというあまり良いとは言えない場所だった。
まあ、ただで観られるのだから、贅沢は言うまい。
しかし、ショーの内容は(予想以上に)素晴らしかった。
いや、ほんま!サーカスをなめていた。(数秒前に「予想以上に」と申したことをお詫びしたい)
サーカスなんて、せいぜいピエロの玉乗りと空中ブランコくらいだろうと思っていた私。
ところが、どっこい!
アクロバットは華麗だし、ピエロの小ネタも面白い。(玉乗りはなかった)
イリュージョン(=大がかりな手品)やジャグリングも、明らかに私の知っているものよりはレベルが高かった。
後方からなら手品のネタが分かるかもなどと甘い期待を抱いたが、全くちんぷんかんぷん。
それはそれで仕方ないとしても、惜しむらくは、後方からだとステージ上で何が行われているのかよく分からなかったこと。
猛獣ショーに関しては、正直、心からは楽しめなかった。
なんか動物たちが(調教という名の下、虐待されているようで)可哀想に思えたからだ。
鑑賞を終えた後、インタビューを受けた際にも同じ事を伝えた。
それにしても、空中ブランコは凄かった。
高い所が全くだめな私は、見上げただけでもクラクラする。
奥田英朗の小説「空中ブランコ」を思い出しながら恐怖を和らげていたが、実際と小説とではラベルが違う。
ホンマ凄いわ。
なんであんなことできるんやろ??
よく見れば、キャッチャーもフライヤーも素晴らしい筋肉だった。無駄な肉など全くない、美しい肉体。羨ましさえ感じた。(って、お前が言うな〜てか?)
空中ブランコに登場していたピエロの記事をたまたま読んだが、猛練習の末にあれだけの技術を身につけたとあった。
なるほどね。才能だけじゃないんだ。栄光の陰には努力あり。もっともだ!
サーカスを再び観ることがあるかどうかは分からない。
おそらくないだろうが、もしもその機会に恵まれば、多少お金がかかっても、ステージの正面から観たいと思う。
これからご覧になろうかとお思いの方には、(このアドバイスは、きっと)お薦めで酒よ。
- 15.2.24 お坊さんと一献
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私が不遜だからだろうか?私の周りには、どちらかと言えば、謙虚な人が多い。
しかし、私は彼ほど謙虚な人間を知らない。
何と言っても腰が低い。相手の発言に異を唱えることはまずない。
え?それじゃただのイエスマンだって?そんなクソに私が共感を覚えるはずはなかろう。
彼の魅力の一つは、人の話をしっかり聞いた上で、自分の意見をきっちり届けること。
そりゃ、遠慮もあるだろうから、年上の私にストレートな批判はしない。
ただ、充分(以上に)言葉を選んだ末に、発する一言は重みがある。
その言葉を無視できるほど、私とて傲慢ではない。
昨夜は、その彼と一献を傾けた。いや、3杯以上呑んだから一献とは言えないか。
彼の職業はお坊さんだ。父の月参りに来て下さっている。
相談したいことがあると申し上げると、時間を作って下さった。
相談内容は、ここでは伏せよう。
業界人ならではの意見を期待していたが、具体的な例は挙げられなかった。
それでも、充分に貴重な意見を伺うことができた。
で、それからはあれやこれや。家族の話が中心だったが、そこでも彼の謙虚さに感心させられた。
私なら絶対にブチ切れるだろう不当な扱いにも笑顔で対応されている。何て素晴らしい方なのだ。
たくさん呑んだ。いっぱい話した。楽しい時間を過ごさせて頂いた。
彼もかなり酩酊状態だったが、無事に帰宅できたのだろうか?ちょっと心配。
- 15.2.25 やり直し
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おそらくその瞬間、私の顔は青ざめていただろう。
春期講習の時間割に科目を入れて、無事完成。2日間の作業が終了した。
今回は意外とスムーズに行ったな、と喜んだのは、授業前のこと。
そうだ。スタッフの配置も決めてしまおう。と、授業終了後にもう一度ファイルを開くと・・・。
あれ?おっかしいな〜?作業に取りかかる前の状態に戻っているではないか。
が〜ん!消えてしまった。いや、消してしまったのか?
事務所にはデスクトップPCが2台有るが、常時使用している新しい方のPC(と言ってももう5年以上になるが)は、一太郎を入れ替えてから罫線が引きにくくなった。(これじゃ何の為のバージョンアップか分からない)
それ故、時間割作成などは、できるだけ家のPCで作業をしていたのだが、今日は時間的余裕がなく、事務所に来てから、古い方のPCを使って作った。
ただ、古いPCは教室の奥に置いてあり、用事(電話が鳴ったり、来客があったり)の際は、とても不自由だ。
そこで、USBを使いながら、2台のPC間を行ったり来たりしながら作業をしていたのだが・・・。
ふぉふぉふぉ!けど、大丈夫。こんな時の為にUSBにも保存してあるのだ。これが、失敗を繰り返してきた男の学習成果よ。どーだ!まいったか?!
おもむろにUSBを挿し込み、「ほらね、ちゃんとあるでしょ!」とつぶやきかけたが、出てきたのはかなり前の状態(ほぼ白紙)のものばかり。
うわ〜!やっちまった。
念のためにバックアップも取ったつもりでいたが、お馬鹿はとことんお馬鹿。完成したものにわざわざ古いものを上書きしていたようだ。
いくら探しても出てこない。そりゃそうだわな。
で、場面は、冒頭に戻るのだ。
賽の河原だっけ。石を積んでは壊されて、積んでは壊され、永遠に繰り返すってお話は。
辛いで酒よね。同じ事をやり直すのは。気力が萎えま酒。正直、泣きたくなりま酒。
けど、それでもやらなければならない。
地獄に行ったことはまだないが、少しだけその気持ちが分かったような気がする。
幸い、1枚だけプリントアウトしていた(ホント、これがなかったら泣き出していたよ)ので、それを見ながら復元作業にとりかかった。
電車がなくなるので、一旦中断し、帰宅後に作業再開。
さきほど(26:00)やっと終わった。
今度は何度も何度も確認し、バックアップも完了。
さあ、眠ろう。げ、もう午前3:00を回っているではないか。日記などのんびり書いている場合じゃない。
お疲れ様で酒た。お馬鹿な私。
- 15.2.26 穴
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昨日は流石に眠かった。倒れ込むように床に就いたが、夜中に足が攣るわ、腰は痛いわで、今日もあまり体調は良くない。
少し深酒をすると次の日に残るようになったし、つくづく、無理の出来ない年齢になったことを思い知らされる。
体調がすぐれないと元気が出ない。
けれど、元気がないのにはもう一つ理由がある。
実は、とても悲しい事があった。
ズボンのお尻に穴が空いたのだ。
生地が薄くなっていたのは知っていたが、まさか穴が空くとは。
ずっと座りっぱなしの仕事でもないのだけど、授業をしている時間よりPCに向かっている時間の方がやはり長いのだ。
別のズボンも同じ状態になっており、なんと現在穿けるズボンがない。が〜ん!
じゃ、今は???
変な想像しないでね。パン一じゃないで酒よ。とりあえず、スーツのズボンで凌いでいま酒。
どうしようかな〜?ハニーにつぎはぎして貰おうかな。いや、それはあんまりだ。
仕方ない。今度の休日に買いに行こう。
あ〜あ。またお金が出ていく。哀しいな。
- 15.2.27 答え?
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HOPES通信(だよりと読む)のコメント欄。
以前は思いついたことを何でも書いていたが、日記を書くようになってからは、真面目な話は通信に、プライベートはこちらにと一応棲み分けしているつもりだ。
今週のコメントは、このようなことを書いた。
いくら注意しても改めない人をどう指導すればよいのでしょう。本人にその意志がないのか、とにかく一向に改善されない。注意すればするほど、相手の気持ちは離れていく。完全なる負の連鎖です。指導しようと思うからいけないのだ。根気よく諦めずに見守り、本人の自覚を待つのだ。と、極力口を出さず、静観していたこともありました。しかし、状況は悪化するばかり。たまりかねて注意をすれば、結局は元の木阿弥でした。嗚呼!
正解かどうかは分からぬが、一つ方法が見つかった。
そう簡単に答えが見つかるはずはありません。それは分かっております。そもそも正解なんて存在しないのかも知れません。それでも、この状況を何とかしないことには。当分、悩める日が続きそうです。
それは「相手を理解すること」。いや「理解しようと努めること」か。
一方的にこちらの考えを押しつけてはいけない。先ずはよく話し合う。話さなければ、理解なんてできない。
当たり前と言えば当たり前すぎることなのだが、果たして私は今までその努力を尽くしてきただろうか。
「どうせ、分からないさ。分かってもらえないさ」と諦めてきたのではないだろうか。
思い当たることが多すぎる。今更ながら、反省する。
相手に対して心を閉ざしてしまったら、相手だって絶対に心を開かない。
もちろん、何でもかんでも認めるのではない。非は非としなければならないことは絶対にある。その上で、相手に納得してもらうのだ。
いや、これじゃまだ、上から物を言っているな。相手が子どもならまだしも、大人にはこの図式は当てはまらない。
待てよ。子ども相手だからこそ、もっと同じ視線で向かい合う必要があるのではないか。
けれど、少しだけ目の前が明るくなった。
この答えが、正解であればよいのだが。
ところで、このコメントは生徒達には難しすぎたのだろうか。
彼らは「嗚呼」を「なるこ」と読んでいた。
嗚呼!!
- 15.2.28 『55歳からのハローライフ』
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村上龍の小説。
彼の小説を読むのは初めてだ。
先日、本屋で何気なく手に取った。おそらく『55歳』が目にとまったのだろう。(そう、私は今年55歳だ)
何故なら、初めは『55歳からのハローワーク』だと思っていたくらいなのだから。
一気に読んだ。全てを肯定はしないが、主人公が同世代なので、共感できる面が多かったのかも知れない。
先ほどネットで調べたら、去年、NHKでドラマ化されていたらしい。
知らなかった。再放送も既に済んでいるという。う〜ん。残念。
ビデオ屋さんで探してみようかな?