- 15.4.1 カミングアウト
-
「私はウソつきで酒!だから、ウソしか言いません」
さて、私はどんな人間で酒か?
お答えは・・・。
明日発表しま酒ね。
- 15.4.2 ウソつき
-
ごめんなさい。以前にも同じような事を書いておりま酒た。
まあ3000日近く書いている訳で酒から、似た話にもなるさって。
開き直ってどうする!と言われそうで酒が、どうか、お許しを!
さて、正解発表。
「私はウソつきで酒!だから、ウソしか言いません」
私の発言の前半部分をA。後半部分をBとしましょう。
ア. Aが正しければ、私はウソつき。けど、本当のことをAで言っているので、Bはウソになりま酒。
この場合、私は『本当のことも言うウソつき』になりま酒。
イ. Aがウソならば、私はウソつきではないので正直者となりま酒。
そして、Bが正しければBはウソになり、Bがウソなら私は『正しいことも言う正直者』となりま酒。
しかし、AもBもウソなので、本当のことを一つも言っておらず、従って『正しいことも言う正直者』にはなりません。
以上のことから、私は『本当のことも言うウソつき』と判明いたしま酒た。
苦しすぎたかな〜?
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 15.4.3 花散らしの雨
-
今年はもう諦めた。
え?贔屓の野球チームの話かって?ちゃいますがな、そんなんどうでもいいや。
もっと雅なお話で酒。
そう、桜で酒よ。
ここ数日の暖かさで一気に開花が進んだ。
けど、今日からしばらく雨だという。
花散らしの雨となるのだろうか。
まあ、いいや。ハニーは友人達と花見をしたようだし、次男も行ったらしい。
私は、電車から眺める線路沿いの桜で我慢するか。
けど、残念だ。せめて入学式までは咲いていて欲しいのだが。
- 15.4.4 忙中閑
-
「今年はもう諦めた」と書いたのは、昨日のこと。
けれど、みなさんご存じのように諦めの悪いカッパちゃん。
朝から雨かと思っていたが、午後には晴れ間も覗いて来た。
「あかん。我慢できへん」
と言う訳で、ぶらっと行ってきま酒た。四天王寺まで。
(だって、徒歩10数分の距離だもの。授業の空き時間に余裕で行ける)
満開で酒たね。いや、もう大分散り始めていたね。
人出はパラパラ。花びらハラハラ。池ではカメもお花見中。
(写真の下にカメさんがいるのね)
一人で花見は初めてかも。けど、十分楽しめま酒たよ。
- 15.4.5 傘要らず
-
「春に3日の晴れなし」とは言うものの、ここ数日すっきり晴れ!と言える日がない。
今日などは、結構降った。
この雨で桜も大方散ってしまったことだろう。
昨日見てきて良かった。なんて我が儘が言いたい訳ではないのだが。
ところが私、この間、傘を一度も使っていない。
朝出かけるときには持っていくのだが、使わずにそのまま持ち帰る日が続いたものだから、今日などは持ってすら行かなかった。
途端に激しい雨。
あ〜あ、やっぱりと悔やんだが、あれれ不思議。帰る頃には上がっていた。
さて、明日はどうだろう。
明日で、講習会も終わる。
さあ、寝るべ。
- 15.4.6 卒業生
-
講習会最終日。
いつもなら開放感から浮かれたくなるところだが、今朝はそんな気分ではなかった。
と言うのも、一抹の不安があったからだ。
そう、今日は、授業最終日=宿題締め切りの日なのだ。
学生時代、夏休みの宿題を溜めまくり最終日に泣きながら仕上げた経験をお持ちの諸兄ならお分かり頂けるだろう。
「何が何でも、締め切りには間に合わさなければいけない。けど、(おそらく)絶対に間に合わない。さて、どうしよう?」とね。
しかし、時代は変わった。
最近の子は動じない。「できないものは仕方ない」と開き直っている。それ以前に、端からやろうとすらしない。
10年ほど前なら、保護者がウソで固めた言い訳を手紙にしたため、「分かって下さいよ〜」的なアピールをしてきたものだが、今は違う。
私がウソには動じないのが周知されたからか、ウソが一番あかんと言い続けた効果からか、保護者からのごまかしはなくなった。(一応喜んでおこう)
しかし、生徒達がそんなことを知る由なく・・・。
不安的中。子どもは昔ながら、ウソつきのままだった。
朝一から嘘やごまかしのオンパレード。(特にある学年はひどい)
我が生徒をここまで貶したくはないが、「どうしてこんなに愚かなのだろうか?」と疑いたくなった。
30年以上毎日(そう毎日だ。今でこそ年に30日以上オフがあるが、以前は全く休みなし)、生徒の宿題を見続けてきた私。
その私の目を誤魔化せると思うこと自体、笑止千万。
「だって、この前は何も言われなかったも〜ん」だと。
「アホんだら!敢えて何も言わんかっただけじゃ!」
何故それが分からん。やっぱり、目的意識が低い奴はあかん。あの幼稚園児を少しは見習って欲しいくらいだ。
泣きたいくらい、情けない。
ほぼ呪詛に近い独り言を呟き続けたカッパちゃん。
思い出すのもおこがましい。それはそれは、暗い、暗〜い午前中だった。
私を絶望の淵まで追い込んだのは生徒だったが、そんな私の危機を救ってくれたのも、やはり生徒だった。
それは、二人の卒業生。
一人は18歳。もう一人は31歳。
18歳の彼は、今春高校を卒業し、大学受験を経験した。
久し振りに会った彼は、心なしか大人びて見えた。
元々イケメンの素養があった彼。ますます素敵になっていた。今日も小学3年生のある生徒が、彼に見とれて壁にぶつかった程だ。
しかし、上辺ばかりが立派になったのではない。
私に接する態度から始まり、話しぶりまで全て、以前とは比べものにならぬほど落ち着きを感じさせた。
私が変わらなすぎるのかも知れないが、「男子3日会わざれば刮目してみよ」の言葉の通り、その成長ぶりは羨ましくすら思えた。
もう一人はお嬢さん。
彼女とのつき合いは長い。
節目節目に必ず会いに来てくれた。なのに、ここ2年近くご無沙汰だったから、心配していたのだ。
その彼女が、今日は就職の報告に。
喜ばしい話だが、実は100%ハッピーという訳でもない。
それでも、私は信じている。
あの子ならば、必ず幸せになれる。何故なら、自分で生き抜く力を持っているから。とね。
ありがとう。君たちのおかげで、もうしばらくこの仕事を続ける気力が湧いてきたよ。
- 15.4.7 ゴリラ
-
「10時間寝るとゴリラになるぞ!」
と、私に言い放ったある生徒。
私がこの講習会を無事に乗り切れたのは、とにかく眠れるときにはひたすら眠ったからだ。
家にいる時間=睡眠時間+1〜2時間。
そんな毎日だった。(ハニーごめんね)
大抵5〜6時間だったが、多いときは10時間眠った事もある。
そんなことを言ったから、睡眠不足に悩まされていたその子には許せなかったのかも知れぬ。
けど、その生徒に言われて驚いた。
「本当に、寝過ぎるとゴリラになるの?」
初めは、『食べてすぐ寝るとブタになる』の類いかと思ったが、彼の力説にはあながちそうとは思えない説得力があった。
調べてみると、(実はハニーが調べてくれたのだが)意外な事実が判明。
慥かに、ゴリラの睡眠時間は12時間とあった。(5時間という説もあったが)
馬や鹿は2時間ほどしか眠らないらしい。そして、なんとイルカは眠らないって?!思わずウッソ〜ンダンスを踊ったぞ。
興味のある方は、ご参照下され。(データ1・データ2)
ナマケモノは、その名の通り怠け者で酒た。1日20時間眠るって、いや眠れるって・・・。素晴らしい!
明日から私はしばらく早起きとは無縁。
はい、ゴリラになりま酒!
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 15.4.8 温泉
-
今日は冷えた。
それもそのはず、「前日と比べて10度以上低くなった」と天気のお姉さんがTVで言っていた。
こんな夜は。
温泉に浸かって暖まるに限る。
さて、どの温泉にしようかな。
と言っても「温泉の素」だけどね。
今宵は「草津の湯」。昨夜は「有馬温泉金の湯」だった。
あ〜、幸せ。
小市民のささやかな憩いの一時。
お休みなさい。
- 15.4.9 選挙か散髪か
-
朝から忙しかった。
今日はお寺さんのお詣りの日。
実は、昨日から悩んでいた。お勤めの後、どう行動するかを。
選挙(期日前投票)に行くか、散髪に行くか。
え?また染めるん?てか。
ちゃいま酒って!
結局、ハゲ茶色に染めた髪は、一月も持たなかった。
先日、訪ねてきた卒業生も全く気が付かぬほど、すっかりいつもの白髪頭に戻ってしまった。
もうしばらく染めることはないだろう。
だから、ただ、単純に伸びた髪をカットしてもらうだけなのだが。
しかし、投票にも行かなければ。う〜ん。悩むな〜。
で、私の選択は。
はい。母を連れて不在者投票。で酒た。
流石で酒!個人的な事情よりも社会人としての行動を優先するなんて!
各地から、絶賛、賞賛の嵐が巻き起こりそうだが、まあ考えてみれば、いや悩むまでもなく、当然だわな。
投票場は結構混んでいたが、その後は、携帯やさんにも寄ったぞ。
思ったよりスムーズに行動でき、ラッキーだった。
いきなり、駐車場の入り口で「20〜30分待ちですが」と言われたが、何のことはない。ちょうど空きがあったようで待ち時間ゼロ。
携帯やさんも、新入生でごった返しているかと思いきや、意外にガラガラ。
いつもより小一時間も早く、出勤できたくらいだ。
それでも、散髪をする時間は無かった。
まあ、これは明日に延期しようか。
どうせ、誰も気にしていないだろうし。ね!
- 15.4.10 中島みゆき
-
私がみゆき様のファンであることは、以前も書いたと思っていたが、例によって見つけられなかった。
けど、私に近い方なら、ご存じ(のはず)だろう。
NHKのプレミアムアーカイブスで、20年以上の前のみゆきさん特集をやっていた。
ハニーに頼んで録ってもらったビデオを見た。(と言ってもまだ半分だけだが)
それを見ていて、愕然とした。
私は彼女のことを何も知らなかった。
と言うより、一体、中島みゆきの何を知っていたのか。
ヒットした歌を数曲を知っていただけ?
そりゃ、CDは何枚か持っている。けど、それでファンだと?!
あ〜情けない。
慥かに、彼女はわけのわからない女性ではあった。
そもそも、明るいのか?暗いのか?
曲(歌詞)は暗いが、深夜放送のパーソナリティをしていたときの彼女は底抜けに明るく、そのギャップが面白かった。
そして、私には全く未知の世界だった。
その頃の私は、「白か黒、はっきりしないものは大嫌い」と公言して憚らないほどの痛い人間。
理解できなければ、分かろうとしない。そんな生き方をしていた。
だからこそ惹かれたのかも知れないが、何も知らないくせに信奉者を気取っていたとは、何て恥ずかしい。
少しだけ、みゆきさんの経歴?を知ることができた。
けど、待てよ。だから何だってんだ。
身近に感じることができて嬉しい?
ふん。気色悪いこと言うなよ。アイドルの追っかけじゃあるまいし。
彼女は、永遠の歌姫。そして、謎多き女。
それで良いのだ。
うん?私は一体何が言いたいのだろう。自分でも理解不能じゃ。
私は、永遠のおばかさん。そして、頭の中は謎だらけ。
それで良いのだ!って、私ゃバカボンか?!
- 15.4.11 横分け
-
「流行りは七三ですよ」とマスター。
予定通り、散髪やさんへ行くと、マスターの髪型が変わっていた。
「あれ?感じ変わりましたね」と私が言うと、「スタイルだけでも今風にと思って」との返事。
聞けば、最近の流行りは横分けだそうだ。
意外や意外。横分けと言えば、以前(30年前?それとも40年前?)なら真面目人間の代名詞だったのに。
「どうですか。先生も?」
スタイルブックみたいなものを見せられて、「ほら、これなんか(どう?)」と勧められた。
なるほど、良い感じかも?
「けど、この(少ない)量で、どちらに分けても同じでしょ」との問いには、
「ははは!(バレたか)」と笑って躱された。
「まあ、困ったらいつもみたいにすぐ戻せるようにしておきますわ」と、なったのだ。
で、仕上がりは。
慥かに、髪が横向いている。
けど、よく見なければ分からない。風が吹けば分からない程度だった。
今だけで酒よ〜!
私の真面目そうな男前の顔(七三分け)が見られるのも。
写真に撮っておけば良かったかな〜。
なんか、今度の授業参観の宣伝みたいになってしまいま酒た。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 15.4.12 授業参観
-
今日は授業参観(4年)の日。
今回のテーマは「上品」。
いや、いつもが下品という訳ではないで酒よ。
そもそも、私が下品な訳ないじゃないで酒か。
生徒達のお下品モードに巻き込まれないように、注意しなくっちゃ、って話で酒よ。
昨夜の酒がまだ少〜し残っているという万全とは言えないスタートだったが、授業をしているうちにペースを取り戻せた。
生徒達も、最初は少し固かったが、次第にいつもの調子(お下品モード)に。
参加下さった保護者は5人。
まあ、普段通りの授業をお見せすることができたと思う。
保護者のみなさま、ご心配なく。生徒達は確実に力をつけておりま酒よ。
- 15.4.13 雨の八重桜
-
1ヶ月ぶりのオフは朝から雨。
天気が良ければ造幣局の通り抜けに行く予定にしていた。
けど、結構強く降っていたし、気温も低い。こりゃ、諦めるしかないな。
テンションだだ下がりで、向かったのは近くの酒屋。
先日、ある方にご馳走になった。そのお礼の品を探しにだ。
幸い、親切な店員さんがいて、あれやこれやと丁寧に説明してもらった。
結局、贈答品よりも自宅用に購入した物の方が高くなってしまった。
店員さんの術中にはまったような気がしないでもないが、まあ1本と3本だからね。許される範囲だろう。と言いつつ、私達は貧乏になっていくのね。
さて、本日の予定終了。
あ〜あ、冴えないな〜。
ランチでも食べて帰ろうかと、オムライスが売りのとある店に。
ハニーが注文したのは「奈良オムライス」。
出てきたのは、ピラフがベースで黄色(卵)と赤(トマトソース)の彩りがやたらと派手な、さらにはジャコのトッピングまでしてある理解不能な品。
ハニーは「ここが若草山をイメージしてるんじゃない?」とか、「けど、このマヨネーズが分からん」などと、色々推測しながら食べていた。
「分からんことは聞くに限る」と、店員さんに直接聞いてみた。
「あ、それは社長が店をオープンする際に『奈良で一番のオムライスを目指そう』と思い、つけた名前なんです。はい、料理の内容とは全く関係ありません」で酒って。
ハニー曰く。「あの味じゃ、奈良で一番は難しいじゃない?」
私は、中華風のオムライス。これまた一言では言い表せない微妙なお味だった。
お代わり自由のスープを3杯、さらにジュースと珈琲(これまたお代わりOK)を飲み、タポタポのお腹で店を後にした。
値段のもとは取ったが、嗚呼、またデブってしまう。
「これで帰るの、つまんない」とぐずる私を宥めるハニー。
「じゃ、ダメ元で行ってみますか?」
急遽、ハニーが先日友人達と花見に訪れた大和民族博物館へ向かった。
途中、雨は強くなったり上がったり。でも、結局、晴れ間が覗くはなく、終始、肌寒いままだった。
案の定、殆ど散っていた。葉桜に、かすかにピンクの余韻が残る程度。
それでも、八重桜は綺麗に咲いていた。
数枚写真に収めたが、雨と寒さのせい(はい、けしてカメラマンが無能なせいではありませんぞ)で、どれもブレブレ。
まあ、こんなもんでお許しを。
造幣局の人混みを考えれば、これはこれで値打ちがあったかな。
ハニー。ありがとうね。
- 15.4.14 会場選び
-
今年は同窓会を開きたい。
25年目という節目の年(それを言うなら25周年でしょ!ってかい)でもあるが、年々集まりも悪くなってきているから、開催するのはこれでお終いにしようかと思い、どうせなら最後にちょっと大きな会場で盛大にやりたいな、と、かねてから考えていたのだ。
日は一応決めた。8/9(日)だ。
問題は会場をどこにするか。
今までのパターンだと、中学生と高校生は教室で昼間。大学生以上は別会場で夜だった。
さて、ここで選択肢は3つある。
1.今までのパターンを踏襲する。
2.中高・大人の区別なしに、教室で行う。
3.少し大きの会場を借り、中高・大人の区別なしにで行う。
心当たりのある会場(一度同窓会にも使用したこともある会館)に問い合わせてみたが、思ったより料金が高かった。
いくらなんでも、中高生から5000円は徴収できない。それでも赤字なのだ。(以前は無料だったが、前回は500円頂いた)
初めは3番目のケースを想定していたのだが、この線は消えそうだ。残念。
ネットであれこれ調べてみたが、5000円以下でそこそこの料理が食べられる会場はほとんどなかった。
あ〜あ。もう、やめようかな〜。
それとも、2番目かな。
- 15.4.15 筍ご飯
-
もう筍の季節になったんだ。
先日、店先で見つけた。
手頃な大きさのものを選んだが、それでも「2人で食べきれるかな〜」と思える程のサイズだった。
昨夜のメニューは筍ご飯だった。
私は、筍が好きだ。
若竹煮、天ぷらに限らず、炒め物に入っているだけでも嬉しい。
筍ご飯は言うに及ばす。(息子も大好きだ)
昨夜は、特に美味しかった。
幸せを感じつつ頂いたのだが・・・。
事件は食事が終わってから起きた。
いや、すでにかなり前から起きていたのかも知れない。
とにかく、幸せは長くは続かなかった。
ま、この件はいずれ。
- 15.4.16 屋根
-
まだ足ががくがくしている。
ミシッ!ミシッ!
一足ごとに瓦が軋む。
「大丈夫!私の体重くらいで瓦は割れない(はず)」と、心の中で呟きながら、慎重に足を運ぶ。
滑らないように。そーっと、そーっと。そして、絶対に下を見ないようにね。
え?どこにいるの?って、かい?
そう、私は屋根の上。
一体何の為に?
実家の2階に網戸を取り付けるべく、生涯初めて屋根に上ったのだ。
へっぴり腰で恐る恐る進むものだから、時間がかかる。平地なら数秒の距離だが、1分はかかったね。
やっと、目的地到着。さあ、さっさと取り付けて、こんな所からは即刻退却だ。
ところが、なかなか上手くいかない。窓枠にへばりつくような姿勢だからだろう。
少し離れた位置に立ち、まっすぐにピシッとはめれば良さそうなものだが、プルプルプル。
とんでもな〜い。立ち上がるなんて絶対に無理。
え?今の姿勢?もちろん座っていま酒よ。と言うよりは、這っているに近いかな。
当然ながら、屋根には勾配がある。
大した角度ではないが、油断するとズルズルと滑り落ちそうにも思える。
たとえ、落ちたところで、大怪我はしない。それは分かっているのだが・・・。
実際、ほんの少し腰が滑った。
もうダメだ。手に汗がびっしり。
一度、恐怖心が芽生えると、ますます体が固くなる。
網戸はなかなかはまらない。
結局、業を煮やした母が屋根の上をすたすたと歩いてきて、さっさと取り付けてしまった。
あ〜、情けない。
これぞ文字通りの「役立たず」。
今年80歳になる母が、もしも足でも踏み外したら大変だからと、名乗りを上げたのだが、却って足手まといになっただけ。
実際、障子を1枚破ったしね。
けど、公園の滑り台の上に立ち上がっただけでも目眩を起こす私。
極度の高所恐怖症だったのをすっかり忘れていた。
ほんと、一体何をしに行ったんだろう。
ご褒美のアイスクリームを食べながら、悩んでしまった。
あ〜!ボキュは絶対に鯉のぼりにはなれない。
- 15.4.17 体重
-
最近、楽しみにしていることがある。
それは、体重計に乗ること。
朝起きたら、先ずトイレに行って(ここが肝心)、飛び乗る。もちろん全裸だぞ。
帰ったら、何をさておき、また体重計へ。これまた、全てを脱ぎ捨てた後じゃ。
「アホちゃうか?」
いや〜ん。そんな事言わないで!
春期講習会中に少しだけ体重が軽くなった。
一時期は74kgを越していた体重が、なんと70kg台に。
え?痩せたのか?我が事ながらビックリだ!
生徒達に「どう?最近なんか気が付かない?」と尋ねても、全員(そう全員だ)が「???。知ら〜ん!」と言ったしね。
初めて70の数字を見た時は、秤が壊れたのかと思っていたが、どうやら気のせいでもなさそうだ。
心なしか、ズボンのベルトまで緩くなった。
朝から晩まで毎日8時間近く立って授業していたから、少しは脂肪も燃焼したのかも?
「まあどうせ、平常授業に戻ればまた体重も元に戻るだろう」
だから、余り期待しないでいたのだが・・・。
今日は、(微かな)予感があった。
もしかしてと、昼も食べなかった。(「金がないときは水を飲んでガマン!」これは私の口癖だが、今日一日は水も飲まなかった)
帰宅1分後。スッポンポンの私は体重計の上にいた。
期待に胸を膨らませ。呆れるなかれ、デジカメまで用意してね。
しかし、現実は無情だ。体重計の示した数字は70.0kg。
が〜ん!慌ててトイレに向かったが、出ないものは仕方ない。
失意のうちに、どか食い。お酒もたくさん呑んで、床に就いた。
ところが、奇跡は夜起きた。
今朝の数字は、69.8kg!
やった〜!快挙だ。
瞬間の記録には過ぎないが、フフフと嬉しさがこみ上げてくる。
この際、高校時代のベスト体重(=61kg)でも目指そうかなぁ〜!(運動しなきゃ無理で酒が)
- 15.4.18 週末
-
世間の人とは、真逆とまではいかねども、かなり異なる時間帯で生活している私。
平日は暇で、週末になると忙しくなる。
まあ、流石に長年やっているから慣れているし、別に嫌ではないのだが、たまに違和感を覚えることがある。
例えば、夕暮れ時に家路を急ぐ人々と逆方向にすれ違うときや、友人たちとの会合に参加できないときなどだ。
今日も高校時代のミニ同窓会が開かれている。今頃は、野球場を後にし、そろそろ飲み屋に集結し始めているはずだ。
正直、参加したかった。けれど、仕方ない。私には私にしかできない仕事がある。
彼らとはまた会う機会もあるだろうが、私と生徒の間に次はない。今しかないのだ。
我が儘を言うのは、引退してからにしよう。
- 15.4.19 痛飲・轟沈
-
旧い友人と呑んだ。私より目上の方なのだが、勝手に友人とさせてもらおう。
お目にかかるのは、ほぼ1年ぶり。
相変わらぬ物言いを秘かに嬉しく思いながら、いや〜呑んだ呑んだ。
約3時間。喋りっぱなし呑みっぱなし。楽しい時間を過ごすことができた。
しかし不思議なものだ。
呑んでいるときは、自分はさほど酔っていないと思っている。せいぜい少し陽気になったくらいにしか思っていないのだが、確実に意識がぶっ飛んでいる。
何度、後悔を繰り返したことか。
昨夜も乗り過ごした上に、傘を紛失してしまった。
次男のお気に入りの傘だったのに。
許せ!次男よ。(問い合わせたが届いてはいなかった)
ああ!反省!
- 15.4.20 Simple is Best
-
最近、読書のペースが落ちている。
今年からつけ始めた読書ノートによると、ここまでは2〜3日で1冊のペースをキープしていたのに、この2週間で1冊も読み終えていない。
理由は簡単。
少し難しい本に手を出したからだ。
と言っても、相変わらず小説しか読んでいないのだが、震災の話(希望の地図=重松清)は私には重すぎるし、男女の機微(村上龍の初期作品。もう読まんだろう)は私には理解不能だ。
私みたいな単細胞には、シンプルな話が似合っている。
小学生が読んでも理解できるようなね。
と言うことで、今は「99のなみだ」シリーズを読んでいる。
いいね〜。一話一話、必ず泣ける。作り物の匂いはぷんぷんしているけれどね。
涙が魂を浄化する?そこまでは思わんけど、別に良いんじゃない。おっさんが子ども向けの本を読んだってさ。
- 15.4.21 精神状態
-
人間は単純だ。え?私だけ。
腹が減ると根気が無くなる。
些細なことでイライラする。
満腹だと途端に幸せになる。
細かいことが気にならない。
しかし、どちらが良いのか。
余り緩いのも困るしなぁ〜。
まあ、良いか?
さて、ここで問題で酒。
私は今空腹でしょうか?満腹でしょうか?
- 15.4.22 理想の上司
-
今日は朝刊から。(ネタに困った訳じゃないぞ)
全国学力テストの事を書こうかと思ったが、それはHOPES通信に譲ることにした。(あちらは本当にネタに困っていたからね)
理想の上司の1位に、あの松岡修造氏が選ばれたらしい。
「日本が寒くなるのは、修造氏が日本にいない時」というデータが本当にあるくらい熱い男だ。(実際、先日の季節外れの寒波の折りには、過労でダウンしていたらしい)
彼の日めくりは、今も教室のカウンターに置いてある。
今では、私もすっかり虜。先日も彼の動画集を見て、笑い転げたばかりだ。
いいな〜!ただアツいだけじゃなく、明るい。ただのバカは周りをイライラさせるが、彼は違う。
一日中一緒にいたいとは思わないが、たまにはいいんじゃない。
こんなのもありまっせ〜!。みんなで癒されましょう。
- 15.4.23 灯台もと暗し
-
同窓会の会場決定!
ボキュは何て馬鹿なんだろう。
この日記を読んで下さった保護者の方から、いくつか会場の候補を挙げていただいた。
市民広場のような場所なら、低額で借りられる。
私は、会場=料理付き=1人当たり数千円と愚かにも思い込んでいたが、目から鱗が落ちる思いだった。
そこは場所を提供してくれるだけ。料理や飲み物は自分たちで用意すれば良いのだ。
早速、問い合わせてみた。
ところが、残念。8/8(土)も8/9(日)も既に予約が入っていた。
けど、箱だけ借りられれば良いのだ。探せばあるだろう。
大阪の公民館などを片っ端から調べていった。
けれど、殆どが飲食不可。
飲食できる場所は有ったが、指定の業者に料理を注文しなければならない。これだと、1人当たりの金額が発生するので、同じことだ。
困ったな〜。
中高/大人分離で従来通りのスタイルでやるか。
案内の期限も迫ってきているしなぁ。
今朝、風呂に入っていてふと思いついた。
場所があれば良いのだろ。
場所なら有るじゃないか。
え?教室。
う〜ん。流石にちと狭い。
けど、教室が入っているビルは、現在3F以外は空いている。
5F・6Fには大家さんが住み始めたからダメだけど、2Fも4Fも空室で、何の間仕切りも無かったはずだ。
つまり、条件にぴたりと当てはまる空間なのだ。
早速、大家さんにお願いしてみた。
快諾して下さった。2Fを使わせてもらえることになった。
わ〜い!わ〜い!
これなら準備も楽だ。打ち合わせも何も要らないし、必要なのは料理や飲み物の手配だけだ。
けど、どうして、気が付かなかったのだろう。
「灯台もと暗し」とは、正にこのこと。
え?そりゃ、あんたが馬鹿なだけでしょ!ってかい。
はい、仰るとおりでございま酒。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 15.4.24 待ってたぞ
-
来た〜!!やっと来た!
ずっと、ずっと待っていたのだ。
え、一体何を?
決まっているじゃないで酒か。
卒業生が遊びに来るのをで酒よ。
入学式の帰りかな〜?
おっかしいな〜。
じゃ、次の日かな〜?
あり、また来なかった。
どぼちてだろう???
今日来るか、明日来るかと、ひたすら待ち続けた。
いつ来ても良いようにと、カメラは常にスタンバイしてね。
やっぱり良いね〜。
真新しい制服に身を包んだ初々しい姿は。
全身からフレッシュなオーラがあふれている。
何より表情が輝いている。
またおいで!待ってるよ〜ん。
おかげで、ご機嫌で授業ができた呑ちゃんで酒た。
- 15.4.25 金太郎
-
AUのCMでご覧になった方も多いだろう。
松田翔太・桐谷健太・濱田岳が演じる、桃太郎・浦島太郎・金太郎のシリーズ。たしか、有村架純もかぐや姫役で出ていたな。
そう、そのキャンペーン。色々あるらしいが、なんでも今はAUショップに行って携帯を見せるだけで、金太郎飴がもらえるらしい。
ハニーがゲットしてくれた。流石じゃ。
けど、エライ混んでいたらしく、このためだけに小一時間も待ったらしい。
笑うな!私はハニーのこういうところが好きなのじゃ。
どーだ。羨ましいだろう!
え?ピンぼけじゃないかって?仰るとおりでございま酒!
けど、まあ、良いではないか。
まだ食べていないが、ハニーの苦労をかみしめながら味わおうか。
- 15.4.26 ウニシロ
-
いきなり暑くなった。と言っても、もうすぐ5月だから、当たり前か。
ただ、困るのは朝晩の寒暖差。
ほとんど外には出ないから関係ないと言えばそれまでなのだが、朝晩は少し冷えるなと思ったり、日中は汗ばんだりと、なかなかこの時期は面倒だ。
下着にしたって、ヒートテックにしようか、エアリズムにしようか、と迷ってしまう。
行きつけの散髪屋さんの奥さんは「まあ似たようなものでしょ!」と真夏でもヒートテックを着続け、「やたらと暑かったわ」と仰っていたが。
ここでカッパちゃんの立てた作戦は。
下はヒートテック、上はエアリズムという、奇想天外のミックス攻撃なのだ。
さて、その感想は。
「やや暑いが、まあ大丈夫」
これじゃ、散髪屋の奥さんのことをとやかく言う資格はないな。
けれど、ウニシロ恐るべし。似たような素材であることは、間違いなさそうだ。
まあ、もうしばらくこのミックス攻撃を続けてみようか。
- 15.4.27 異動
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噂は本当だったんだ。
次男がお世話になった校長先生が退職された。
先日、学校から正式な報せが届いた。
優しいお方だった。
穏やかな表情の下には情熱が隠されていたのだろうが、私はあの方の険しい顔を見たことがない。
公私にわたり大変お世話になった。HOPESの教育講演会にも出演して頂いた。もう4年になるのか。
病気を患われ、手術をしたと聞いたのは、退院された後だった。
昨年お目にかかったときには、お元気そうにしていらっしゃり、一安心したのだが、今回の異動に体調は関係あるのだろうか。
真相は知る由もないが、まだまだ教えて頂きたい事がたくさんあっただけに、残念で仕方が無い。
お孫さんとの時間を大切にすると仰っておられた。
きっと、優しいお祖父ちゃんでいらっしゃるのだろう。そして筋の通った教育をお孫さんにもされるのだろう。
今は、感謝の気持ちしかない。
機会があれば、またお目にかかりたいと思う。
- 15.4.28 炭酸
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昨日は暑かった。各地で真夏日を記録したとか。
一応オフだった私。母の用事やハニーの送迎でほぼ一日中外にいた。
ただブラブラしていただけなのに、結構疲れた。
こんな日は炭酸が欲しくなる。
仕方ない。休肝日は返上じゃ!
帰宅後、着替えるのももどかしく、喉を潤した。
あ〜!この一杯。蘇るな〜!
先日、生徒に頼まれ、水を自販機で買ったとき、当たり!が出た。
人生初の快挙だ。(最近、やたらと人生初の出来事が続く)
迷わず炭酸を選んだ。(もちろんビールじゃないよ)
夏はすぐそこまで来ている。
- 15.4.29 枝豆
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夏日は続く。
昨夜の帰宅も結構遅かった。
腹ぺこで帰ると、ハニーも食べずに待っていてくれた。
さあ、居酒屋ハニー亭の開店だ。
先ずはビールで乾杯。
付き出しは?お!枝豆だ。今シーズン初だ。
嬉しいね〜。
思わず「(ハニー)愛しているよ」の言葉が、素直に口に出た。
すかさず返事。
「枝豆をか?」
たくさん呑みま酒た。たくさん食べま酒た。ハニー亭は結構遅くまで開いているのね。
ボキュはとっても幸せで酒。
- 15.4.30 夢
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夢を見た。
夢は毎晩見るのだが、ストーリー性のあるもの(?)は久し振りだ。
次男が馬に乗っている。
年は2歳くらいか?満面の笑みを浮かべ、とても嬉しそうに馬上で揺られている。
正確に言うと、次男は写真に写っていたのだが、それを眺めていると、突然動き出したのだ。
場所は、母校の文化祭。
もちろん、文化祭に馬など登場しないし、次男を馬に乗せた覚えもない。
職員室を訪ねると、顔見知りの先生が話しかけてきて下さった。
「あれ?けど、この先生、慥かお亡くなりになったはず」と不審に思いながらも、
「ご病気されたと伺っておりましたが、もうよろしいのですか」と尋ねると、
「おう!元気やで。それにな、この前、結婚したんや」
「へぇ〜!」(絶句)
他の先生方も次々と現れ、私を取り囲む。何故か私は人気者だ。
生徒達も登場した。
ある兄弟。姉はまだ女子高生で、弟は社会人になっていた。(現在、姉は30歳間近の筈。弟が文化祭に来ているのは、彼の出身校でもあるから肯けるのだが)
長い間会っていなかったから、夢に出てきてくれたのだろうか。
それとも私が会いたいという思いが、彼らを登場させたのか。
とすると、私は母校の文化祭に行きたくて、次男に会いたがっていることになる。(文化祭には今年は行かないし、次男も帰省しない)
ここまでは良いだろう。否定はしない。
でも、その生徒の女子高校生時代に会いたく、弟とは呑みに行きたいと思っている?う〜ん。謎じゃ。
同窓会のことをいろいろ考えていたからかな。
それとも、とうとう頭がおかしくなったのか。
え?そりゃそうでしょ!今頃気づいたの?ってかい。
うるさい!ほっとけ!
まあ、夢が現実離れしているのは当たり前のこと。
それにしても、意味不明で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!