- 23.9.1 さあ9月
-
相変わらず残暑は厳しいが、今日は空に秋の雲がうかんでいた。
今日見たのは巻雲(=すじ雲)か。
※ 受験生諸君。
何故、秋の空が高く見えるのか。
また、覚えておくべき雲の種類は10種類。ちゃんと言えるかな?
さて、日常が戻ってきた。
それもかなり慌ただしい日常が。
平日の午前中は、何かしら必ず用事が入っている。
今日は母の受診の日だったし、学校説明会もシーズンを迎える。(参加校は極力絞ったが)
例年と違い、不思議と手帳に空白が少ない。
あ、そうそう、おかげさまで、授業は満席状態になりま酒た。
平日は最低2人。土日は朝から晩までフルに授業が入っておりま酒。
入試が終わるまで、私にオフはありません。
こりゃ、気合いを入れていかないと、とんでもないことになるぞ。
生徒達の学力も順調に伸びている者ばかりではない。
いや、むしろ安心できる者は1人もいないと言った方が良いだろう。
生徒達の大切な時間をもらっているのだ。
結果を出さぬ事には申し訳が立たない。
さあ、がんばるべ。
呑ちゃん。ふぁいと〜!お〜!
- 23.9.2 危険信号
-
どうして、さあこれからって時に、体調異変が?
またもや、太股が痛い。
半年ほど前にも、似たような症状があった。
その時は、数日間の断酒で痛みは消え、正常に戻ったので、そのまま放置しておいたのだが。
前回は太股の裏側が痛かったが、今回は太股全体が痛い。
きちんと原因を調べた方が良いのだろうか。
まあ、暫くは禁酒してみよう。
この夏は、本当によく呑んだからな。
自業自得と言ってしまえばそれまでだけどね。
- 23.9.3 大バカ者
-
すっかり忘れていた。今日は、父の命日だった。
ハニーに言われて気がついた。ハニーは一人で墓参りに行ってくれたそうだ。
いくら朝から晩まで授業で立て込んでいたとは言え、情けなすぎる。
「忙しいとは、心を亡くすこと」正にその通り。
日記に書く頻度も落ちた。最後に書いたのは4年前だ。
父が亡くなってから、もう25年になる。
若い頃は心配ばかりをかけ続け、今もこの有様じゃ、天国の父も嘆いていることだろう。
本当に、私は大バカ者だ。
- 23.9.4 自然治癒力
-
やはり年齢のせいだろうか。
回復力が極端に落ちている。
1週間前の火傷の跡がまだ消えない。
太股の痛みは少しマシになったが、もうしばらく断酒は続けなければならないだろう。
コンタクトがまたもや目蓋の裏に逃亡した。
幸い、まだそんなに遠くには行っていなかったようで、説得したら戻ってきてくれたが、危ういところだった。
酷いときには1週間も失踪していたこともあるものね。
健康面を全く気にしなくてもよかった若い頃に戻りたいものだ。
え?そんなのム〜リ〜!
やっぱり、そうで酒よね。トホホ。
- 23.9.5 解禁
-
たった3日の禁酒だった。
少々気が早いとも思ったが、取りあえず一旦解禁。
記念日でも何でもないのだけどね。
長男がお土産にくれた海ぶどうをあてにまず一杯(ビール)。
美味い!
ワインを経てから日本酒へ。
あれ?ちょっと呑みすぎ?
焼酎は断念して、眠りに就いた。
翌朝(あ、今日9/6ね)。
別に変調はない。
太股の痛みも殆ど無いかな。
今後は、セーブしながら飲むようにしよう。
休肝日も作りながらね。
- 23.9.6 遭遇
-
午前中、私は母の施設へ届け物。
ハニーは、用事で上本町へ。
午後に天王寺で合流し、一緒にランチ。
食事を終えたら俄雨。(結構強く降っていたな)
その後は、私は再び教室へ。
教室へ向かう途中でのこと。
天王寺の駅で、小学校低学年と思われる生徒3人が目についた。
あれ?下校時間にはまだ早いんだけどな〜。
駅のホームから、その3人組は目立っていた。
大声を発しながら走り回るし、電車には降りる人を待たず、我先へと乗りこんでいた。
注意しようかと思ったが、見も知らぬ老人から声をかけられたと子ども達が訴えれば、私の方が悪者になってしまう。
静観を決め込んだが、あれれ?その中の一人は今教室に通っている生徒だった。
電車の中でも大声で話をしている3人組。
しばらくして、一人と目が合った。(私は、彼等の正面に座っていたものね)
「○○○!」声には出さねど、大きく見開かれた目が全てを語っていた。
「なんで〜?なんで、ここにおんの?」ってね。
途端に、大人しくなる彼。
怪訝に思った友人達から「どうしたの?」と尋ねられても、口をパクパクするばかり。
彼の放心状態はしばらく続いた。
ようやく正気に戻った彼。
私の隣にいたハニーを見るやいなや、「だれ?お母さん」と聞いてきた。
バカやろ〜!
子どもにすればオバサンの年なんてみな同じかも知れぬが、私より若いハニーをつかまえて「お母さん?」はなかろう。
彼は私と同じ駅で降りたが、その後も頻りに「なんで?なんで?」を繰り返す。
「いつ、どこで、誰に見られているかも分からないんだぞ。もっと、自分の行動を見直した方が良いぞ!」
と、言いかけて、口ごもってしまった私。
これって、まるっきり、私と同じやんか。
ア〜恥ずかしい。もっと自戒しなければ。
- 23.9.7 寺田町
-
スマホの画面がおかしい。電車の中で気がついた。
今までみたことのない枠が現れ、操作がしにくい。
耳を近づけると、変な声もする。(スマホの中に住んでいる小人が囁いているのか?)
いろいろ弄っても直らない。
困ったな〜。
そうだ!AUショップへ行こう。
桃谷にあるかどうかは分からない。寺田町には慥か駅の近くにあったよな。
よしよし。ちょうど、散髪をしに寺田町に行こうと思っていたところだったのだ。
懐かしいな〜。と街並みを眺めながら歩く。
お!新しい食べ物屋さんができているじゃないか。
けど、よく行った居酒屋(焼き鳥屋)は閉まったまんま。営業している気配がない。
さて、AUショップ到着。・・・のはず。
あれれ?建物の中はもぬけの殻。
表には、「当ショップは4月○日をもって閉店しました」の貼り紙が。
が〜ん!
最近はオンラインで済ませられるからだろうな。実店舗が必要なくなっているのか。
ま、他にもショップはあるから別に構わないのだけどね。
(携帯の問題は、先程解消しま酒た。原因は・・・。知らんけど)
それにしても、在ったはずのものがなくなるのって、寂しい。
大抵は、そこに何があったのかすら覚えていない事の方が多いのだけどね。
永遠に残るものなどないのだから、仕方ないと言えば仕方ないのだが、やっぱり一抹の寂しさを覚える。
え?お前の教室はどうなんだって?
そりゃ寂しいよ。
けど、HOPESを覚えてくれていて、寂しさまで感じてくれる人は何人いるのかな?
- 23.9.8 高校生クイズ
-
毎年恒例の「高校生クイズ大会」。
クイズ番組は得意じゃない私。けど、この番組は好きだ。
ほぼ毎年、録画してもらっているくらいだからね。
今年は、なんとリアルタイムで見ることができた。
帰宅したときには、長男の母校は既に姿を消していたが、次男の母校は勝ち進んでいた。
あれ?この子達、この前旅先で見たクイズ王にも出ていたぞ。その時は3人で優勝していたが、今回は2人だ。
なかなか見応えのある熱戦だった。
とんでもないハイレベルな出題ばかりで、私にはちんぷんかんぷん。
それを瞬時に答えていく様には、ただただ驚くばかりで、「ほえ〜!どひゃ〜!すげ〜!」などと叫び続け。
結果は敢えて言うまい。
実際、紙一重の勝負だったのだから、勝者も敗者もない。全員を称えてあげたい。
いや〜!この子達、本当にすごいわ。
- 23.9.9 スッキリしない
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気分が晴れない。
理由は一つ。
やる気の見えない生徒が多いからだ。
時間がないのは分かる。塾の掛け持ちで大変な事も。
でも、じゃあ、私に何を求めているの。
学力を伸ばしたいから、来てるんじゃないの。
賢くなりたいから、来てるんじゃないの。
それならば、私の与える課題にしっかり対応してよ。
無駄なことはさせていないはずだ。
量も1人1人に合わせて極力絞っている。もちろん、質は落としていない。
必要最低限な物しか与えていないつもりだ。
なのに、そこで手を抜かれたら、効果なんて望めるはずないじゃない。
自分の意志で行動し、そして精一杯の努力をしてもらいたい。
私は、賢い子を教えたいのではない。頑張る子の応援がしたいのだ。
- 23.9.10 食事中
-
食べている姿を人に見られるのは恥ずかしい。
以前、事務室で食事中に、突然入って来られた保護者に「きゃっ!」と叫ばれたことがあった。
以来、できるだけ人前では食べないようにしてきた。
だから、生徒達がお弁当を食べている時でも私は食事を取らずにいたし、(仕方なく)食べる際には別室でこっそり食べていた。
しかし、今の教室は完全にワンルーム。
事務室も教室も同じスペースだ。別室なんてありゃしない。
だから、何かを食べるときは、生徒のいる時間は避けていた。
平日はそれが可能だ。外に食べに出る事だってできる。
しかし、土曜日曜は空き時間(ほぼないが)に外に出るわけにはいかぬため、教室内で食べるしかない。
ところが、生徒のいない時間がないのだ。
絶えず、誰かがいる。
授業をしていないときでも、自習に来ている子が必ずいる。(有り難いことなのだが)
だから、仕方ないのよ。
え?ガマンすりゃ良いじゃない!てかい?
慥かにね。けど、10時間以上は無理で酒よ。空腹だとイライラするしね。
生徒諸君。
突然、ものを食べ出す私を見ても、驚いちゃダメで酒よ。
私だって、十分恥ずかしいので酒からね。
- 23.9.11 アクシデント
-
「さあ、帰ろ!」22:00授業終了。
「おっと、留守電設定しなきゃ」と、いつもの操作を始めた。
私の不在中に事務所にかかってきた電話は、私の携帯に転送されるようにしている。
ところが、設定終了のアナウンスが流れない。
「おかしいな〜」
いろいろ確かめた(と言っても、電源切って再起動くらいだけどね)ところ、電話はかけられない。
その番号にかけた電話は、コール音は聞こえるが、受話器側は着信音すら鳴らない状態だった。
ただ、回線は生きているようだ。
「こりゃ、電話機本体の故障かな。あ、でも、慥か予備の電話機が(何台か)あったよな」
ところが、あったと思った電話機が何処にもない。
「ああ、そうだ。引っ越しの際に全部処分したんだった」
「あ〜買い換えか。仕方ないな〜」
20年以上使ってきたのだから仕方ないのかも知れないが、また不要な出費だ。
帰宅後、調べて見たら、親機だけなら安い製品(2000円台〜4000円程度)も結構ある。
でも、大丈夫なのだろうか。1年保証付きとか書いてあるって事は、2年目からは知らないよ〜ってことかいな。
ま、無駄な機能が付いていても使わないだけやからね。安価な物でも良いか。
ところで、「 」内のセリフは、全て実際に発している言葉なのね。
独り言をブツブツ呟いているジイサンって、危なくないか?
- 23.9.12 説明会
-
今日は、とある学校の説明会。
この学校の説明会には、受験生がいなくても毎年参加している。
入学する生徒も殆どいないのに何故かって?
それは、理事長先生のご尊顔を拝するためなのだ。
理事長先生は、今年もご健在だった。
なんと、御年95歳。ひょえ〜!
杖もつかずに歩かれて、壇上では立ったままお話をされていた。素晴らしい。
ただ、今回はお話が短かった。
いつもは意味不明で、かつ、それがやたら長いのよ。同じ事くり返し言いはるしね。
それでも、力強くお話しになっていた。
「この年になると、もう死ぬのが怖くないんですよ」から始まり、
「教育は形だけをいくら整えてもあかん。中身を伝える教師に情熱がなかったらあかん」のような事を熱く語られていた。
良いお話だった。
そう、私はこの先生のこの素晴らしい言葉を聞きに毎年参加しているのだ。(30年以上ほぼ毎年って、すごくない?)
有難うございま酒た。
来年もどうかお元気でいて下さいね。
その後の説明は例年と変わらなかった(校長先生ごめんなさい)ので、タイミングを見計らって早々に退散。
会場を出たら、あれ?雨だ。
傘はない。途中退出の罰が当たったかな。
- 23.9.13 日傘
-
夏も終わろうかというこの時期に、日傘を購入したおバカさん。
今シーズンは出番がないかと思ったが、ここ数日の暑さ復活に乗じて、本日デビューさせた。(大安だったしね)
購入前は、折りたたみにしようかとも随分迷ったのだが、長い傘にして良かった。
だって、日陰で日傘差していたらおかしいでしょ。
となると、日陰に入る度に傘をたたまなくてはいけなくなるのね。(え?そんなに気にしなくても良いって?)
で、使ってみた感想。
日差しが防げて、暑くはなかった(涼しいとまでは言えなかったかな)し、結構役に立ったように思う。
男性の日傘というものに抵抗があって、躊躇していたが、もっと早く手に入れておけば良かったかな。
雨傘と違って、太陽の位置を気にしながら差す必要はあるが、直に慣れるでしょ。
ただ、いつまで使うべきかは少し悩むところ。
まあ、一応、晴雨兼用だし、使わないときは杖代わりにもなるから(杖にしては少々短めだが)、構わないか。
- 23.9.14 モチベーション
-
よく耳にするセリフ。
「今日、モチベーション上がらなくって」
違和感を覚えないで酒か?
私はおかしいと思う。
それって「今日、テンション上がらなくって」の間違いじゃない?ってね。
モチベーションて、一日単位で上がったり下がったりするものかな。
だって、モチベーションって「自分の目標」の事を意味するんじゃないの。(英語苦手やけど)
一方、テンションは「(単なる)気分」のこと。(知らんけど)
やる気って意味が共通しているから、ごちゃごちゃになって誤用されているような気がする。
やる気が起こらない。これは、誰にでもあることだ。
悩み事を抱えていたり、些細なことで感情が乱れたりすれば、やる気が起きなかったり、損なわれたりするのは無理ならぬこと。
しかし、これをモチベーションの低下と捉えるのは、ちょっと違うと思う。
やる気が起きないときは、本来の目標を思い出せば良い。
何のために頑張ってきたのか、そして今苦しい思いをしているのか、それを考えれば、テンションは戻るはず。
さあ、今日も一日がんばっていこ〜!
- 23.9.15 あれ!
-
38年前はちょうど道頓堀を彷徨っていた私。
優勝騒ぎとは全く関係なく、ひたすら怒りまくって、人混みをかき分け歩いていた。
若かったな〜。
何てことを思い出しながら、昨日の「あれ!」達成を眺めていた。
シーズン開幕前には、まさか「あれ!」が実現するとは思ってもいなかった。
「何ゆうてんねん」くらいで、聞き流していたのだが、そのまさかが現実となった。
結果から判断して言っているのではない。
これって、凄いことだと思う。
目標を掲げ、その目標に向かって、ひたすら突き進む。
周りから何を言われようとも、ぶれずに邁進する。
だからこそ、目標が達成されたのだ。
戦力的にずば抜けていた訳ではないのに、本当に強かった。
きっと、監督の気持ちが選手全員に伝わり、選手達もその気になったのではないか。
最高の指揮官じゃないか。本当に素晴らしい。
私もそうありたいと思う。まだまだ、全然、力不足だけどね。
- 23.9.16 電話機
-
注文していた電話機が届いた。
教室に行ったら、ドアの前に置いてあったのだ。
新しい物好きのカッパちゃん。
したたり落ちる汗が乾くのも待たず、嬉しそうに開封し、早速接続。
接続なんて大げさな作業ではない。ただ単に、コードを繋ぐだけだからね。
ところが、うんともすんとも言わない。
「げ!初期不良か?これだから安物(2360円だもんね)は、あかんねん」などとぼやく私。
けど、いくらなんでもおかしいぞ。
念のため、コードを新しい物に取りかえてみた。
お!繋がるじゃないか。
わ〜い!わ〜い!
などと、喜んでいる場合じゃない。
古い受話器にも新しいコードを接続したら、ふつ〜に繋がった。
と、言うことは。
受話器が故障したのではなく、コードが断線していただけだったのだ。
ダメもとで、購入した店に電話。
「さっき届いた品物なので酒が、返品お願いできませんか」ってね。
しかし、返事はNO!
「未開封の品物に限ります」
「ちょっと開けただけやで」
「返品を承るわけには参りません」
「なんで〜!」
「返品は、未開封の品物だけに限らせていただいております」
「なんで〜!」
「私の判断では、これ以上申し上げることはできません。次の担当に申し送りますので、お返事をお待ちください」
「有難うございま酒」
で、その結果はいかに。
はい、皆様の予想通りで酒。
やっぱり、ダメで酒た。
あ〜あ。また無駄遣いをしてしまった。
もう、本当に自分が情けない。
- 23.9.17 連休
-
世間は3連休らしい。
まだまだ残暑は厳しいが、一応、行楽のシーズン。
各地で、いろんなイベントが催されているようだ。
文化祭を行っている学校も多い。
学校の雰囲気を味わったり、学生達の日常を見たりできる、またとない機会なのでお勧めだ。
また、家族旅行に行かれるご家庭も多いだろう。
そのあおりを食らって、今日の私はむっちゃヒマ。
いつもなら、日曜日は朝から晩まで休む間もなく授業が続くのだが、なんと本日は5組もキャンセルが入った。
まあ、優先順としては私が最下位であることは分かっているが、あんまりではないかと、正直嘆いている。
でも、そのおかげで良いこともある。
今日は、ハニーの誕生日。
長男の提案でお祝いの席を設けることができた。
さあ、そろそろ出かけるか。
楽しみだな〜。
17:00から呑めるなんて、滅多にないからね。
- 23.9.18 幼稚園児(以下)
-
これでも私。けしてお洒落ではないが、身だしなみには(一応)気をつけているつもり。
いつどこで教え子や保護者に出会うか分からないし、誰に見られているかも知れぬからさ。
シラフの時はもちろん、酔っていても電車の中などでは居ずまいを正しているつもりだ。(酔ったら眠りこけていることが多いけどね)
ところが、今朝。
教室に入って初めて気がついた。
Yシャツがなんか変だ。
ネクタイをしようとしても、首回りがおかしくて、締められない。
よく見ればボタンがずれていた。
情けな〜!
「ボタンの掛け違い」は、当事者の間での誤解や認識の違いによるずれを表す慣用句だと思っていた。
それを、地で演じるなんて。
ダメだ。話にならん。まるで、幼稚園児なみだ。
幼稚園では「ボタンは下からかけていきましょう」と教えているらしい。
幼稚園児でもできることが、私はできない。
幼稚園児並み?いや、改めよう。幼稚園児以下だ。
- 23.9.19 墓参り
-
父の墓参り。
奇しくも、今日は父の生誕記念日。
生きていたら95歳だ。
墓前でハッピーバースデーを歌うハニー。
その途端、線香が炎を上げて燃えだした。
父も喜んでくれたのかな。
親不孝な息子で、本当にごめんね。
でも、心配要らないよ。
私は、ハニーがいれば大丈夫。(って、どんだけ頼りないね〜ん!)
- 23.9.20 スーパー銭湯(天然温泉)
-
教室を出たのは20:20。
やばい、遅くなった。
ハニーと近所の温泉に行く約束をしていたのに。
目的地に着いたのは21:30。
え?なんでこんなにたくさん車停まっているの。終業時刻まで2時間もないのに。
理由は程なく判明。
第3水曜日は月に一度のサービスデー。料金が1人500円と安くなるのだった。
そんなことはつゆ知らず、偶々訪れただけだが、ラッキーだったのだろうか。それとも、アンラッキー?
とにかく、やたら混んでいた。
もうしばらくは、男の裸なんて見たくない。(いや、しばらくでなくても嫌だ)
この温泉(一応、天然温泉を謳っている)を訪れるのは久しぶり。
車で10数分の距離なので、以前はちょくちょく来ていたのだが、事故があってからは足が遠のいていた。
システムも大分変わっていた。
本当は、岩盤浴に行きたかったのだが、ここにはない。それすら忘れていた。
ただ、色々な風呂が楽しめる。サウナもあるしね。(満員だったけど)
全体にぬるめの温度設定(夏バージョンらしい)で、ゆっくり浸かるのに向いているのだろう。
しかし、ある風呂に入って驚いた。
いきなり、ビビビッときたのだ。
何事じゃ。身体全体が目に見えぬロープで縛られた(縛られたことはないけどね)かのように身動きが取れなくなった。
一瞬のことで、しばらくすると解放されたが、じっとしているとまたビビビ!
そう、電気風呂だったのだ。(そんなのあるって、知らんがな)
こりゃ危険だと、一旦その場を離れたが、各種の浴槽を一回りした後に再挑戦。
なかなか刺激的で、面白い。クセになりそう!ってか?
滞在時間は1時間弱。それでも、充分満足。
帰る頃にもまだ新しい客がやって来ていた。
今度は、もう少し空いているときにのんびりしたいものだ。
- 23.9.21 『こんにちは母さん』
-
映画『こんにちは母さん』を観てきた。
この年になると、映画が1000円で観られるのよ。
期待に違わず素晴らしいお話だったと言うべきなのだろうが、私には共感できるところが少なかった。
過剰に期待していたのがいけなかったのかも知れぬ。
なんか、作り話が過ぎているという違和感が拭えなかったのだ。
もちろん、素晴らしい映画であることは否定しない。
俳優さん達の演技は流石だったし、吉永小百合は美しかったしね。
泣かすところもしっかりあった。(私も少し泣いた)
けど、私には難しすぎたのかな。
山田洋次監督は(寅さんのときもそうだったが)、話を完結させないのね。
もっと、単純にハッピーエンドの方が、私は楽だし、好きだな。
- 23.9.22 草取り
-
「雑草なんて名前の草はない」
誰がゆうてん。昭和天皇?牧野富太郎?知らんがな。
とにかく、現在、我が家の庭は草だらけ。
なんせ、一夏放っておいたからね。
何とかせな!と、草取りグッズまで購入して、草取りに挑戦したのだが・・・。
10数分でギブアップ。
全く、情けないったら、ありゃしない。
汗だく、泥だらけ、虫刺され。三重苦に完敗で酒た。
しかし、放置して状況が改善されるはずはない。
来週、再チャレンジを誓ったカッパちゃん。
ふぁいと〜!お〜!
- 23.9.23 秋
-
秋分の日だからというわけでもないのだろうが、いきなり涼しくなった。
もう秋かな。
いつまでも、半袖上着なしではいられないな。
しかし、おかしなものだ。
暑い暑いと言っていたのに、涼しくなったらなったで、夏が恋しくなるなんて。
いや、やっぱり暑いのは嫌じゃ。
- 23.9.24 21期生
-
卒業生(21期生)が、社会人になった報告に訪れてくれた。
彼は1月生まれの23歳。そう、ストレートに社会人になったわけじゃない。
紆余曲折があったわけだが、世の中、順風満帆な人生を歩む奴ばかりじゃない。
色々な事があるから面白いのだ。(波瀾万丈は嫌だけどね)
いつも3人で登場していた彼だが、今回は1人。
だから、じっくり話をすることができた。
もちろん、酒を呑みながらね。あ、彼と飲むのは初めてだ。
懐かしい思い出話の数々に花が咲く。現在の人間関係の悩み等も聞きながらとなれば、当然酒はハイピッチで進む。
初めて訪れたお店(これまた教え子に教えてもらった)だったが、美味い酒を呑ませてくれた。
また行きたいな。ただ、大人数で行く店ではない。むっちゃ狭かったもんね。
それにしても、ありがたいことに、この学年の生徒達とは縁が切れない。
在籍数も10数名と多かったが、どの子にも数え切れないほどの思い出がある。
ほぼ全員が、節目節目で会いに来てくれたし、その中の何人かとは酒も呑んだ。(例えば、去年)
スタッフとして働いてくれた子もいた。
塾を開いたとき、私の夢は教え子達と酒を飲むことだった。
その夢は叶ったが、さて、今の生徒達と呑める日は来るのだろうか。
あと10年?厳しいかな。
- 23.9.25 草取り2
-
草取りに再挑戦。
平日の午前しか私には時間が無いからね。
今回は、前回の倍ほどの時間を頑張れた。
と言っても、まだ3分の1も終わってないが。
少し慣れてきたのかな。
このペースならあと3〜4回で終わるかも。
しかし、涼しくなったとは言え、昼間の作業は老人にはハードだ。
ジャージの上からでも蚊は容赦なく咬んでくる。お尻まで咬むなよ。この変態。
ひっつき虫は半端ないし、当然汗だく(いちいち汗を拭うのも面倒なくらい)。
後で確認したら、きっちり日焼けまでしていた。
それにしても、朝は激辛ラーメン。昼間に草取り。晩は麻婆豆腐。
一日何回汗だくになるねん。
え?痩せて良いじゃないってか?
ノンノン。体重は全然減りません。
なじぇ?
- 23.9.26 七代目
-
ちょっと前の事。
ガソリンスタンドの店員さんと知りあいになった。
スタンドの名前とその店員さんがつけていた名札の名前が同じだったから、「君の会社なの?」と私が訊ねたのが始まりだった。
「はい」 ビックリした顔で答えるその店員。おそらく、そんなことを訊かれたのは初めてなのだろう。
「ひょえ〜、若いのにすごいね。2代目社長さんなのかな」
「いいえ、私で7代目になります」 今度は私がビックリ。耳を疑ったぞ。
「え〜!七?七代目?」
「はい、明治から続いていますから」
「どっひゃ〜!」
と、初めて会話したのが半年前。
以来、スタンドに寄る度に、ハニーも私も「お!七代目。がんばってるじゃないか」と存在を目で確認していた。(いくら私でも、毎回声は掛けないよ)
そして先月、アプリのことで分からない事があったので訊ねたら、たまたま、その子が対応してくれた。
「あれ?メガネはどうしたの?」
「???」ギョッとする店員。
「前はメガネ掛けてたよね」と私が続けると
「はい、夏は汗ですべるので外しているのです」と答えつつも「何で僕のこと?」と不審げな表情を浮かべていた。
「ほら、以前。洗車お願いしたときに、少し話したやんか。覚えてない?七代目のこととかさ」
「あ〜!思い出しました。けど、あの時の車とは違いますよね」
「そうか。君たちは車でお客さんを覚えているんだね。すごいね」
「いえいえ、そんな」
その時も丁寧な対応をしてくれ、私たちの中では彼の好感度はむっちゃアップ。
「また来るね」と別れを告げると、
「はい、でも。私、来月いっぱいで他店に移るのですよ」と教えてくれた。
「え〜。そりゃ残念」(折角、知りあいになれたのに。え?そう思っているのは私だけ?)
で、本日。お別れを兼ねてスタンドに行った。
今度はちゃんと覚えてくれていた。
最後に、「写真良い?」と訊ねたら、
「ありえへんわ〜。このイタイ客。アホちゃう」という当惑の表情で、引き攣りながらも応じてくれた。
今度の勤務地は大阪になるらしい。
大阪に住んでいるから近くなってと、本人は喜んでいた。
元気でね。がんばれよ!七代目。
- 23.9.27 祖母と孫
-
おばば様との合同誕生日会。
久し振りだな〜と思ったら、それもそのはず。前回から、3年も経っていた。
おばば様と私はちょうど20歳違い。
なのに、いつ見ても若々しい。
現役でお仕事をされているからなのか。
今回もお孫さん(21期生)の帰阪に合わせての日程となった。
となれば、教え子の彼と会うのも3年ぶりだ。
随分逞しくなっていた。
自分の進む道を迷わず突き進んでいるからだろう。内から漲る自信、いやオーラのようなものが感じられた。
もちろん、全然偉そうではないのだが、堂々としているのだ。
来年からは大学院に進み、宇宙の研究をするそうだ。
酒も随分強くなっていた。(私と同じピッチで呑み続けていたものね)
そろそろお開きにかという頃になっても、まだ飲み足りなさそうな顔をしていた。
次に会うときには、もっともっと逞しくなっていることだろう。
彼は、どうしたことか、私を「人生の最高の師」だと言ってくれている。
彼が素晴らしい研究で世間の注目を浴び、インタビューを受けたとき、私の名前を挙げてくれることを楽しみにしておこう。
おばば様もその日まで元気でいて下さいよ。
- 23.9.28 88歳
-
母の誕生日。
88歳になった。
何も知らせずに、ハニーと施設を訪れたら、涙を流して喜んでくれた。
88歳なら米寿かな?と思ったら、数え年で行くから米寿は去年で、来年が卒寿だそうだ。
去年の誕生日には再再再再?入院していたことを思えば、現在の状態は喜ぶべきなのだろう。
せめて卒寿までは(できれば白寿までも)、元気でいて下さいよ。
- 23.9.29 彼岸花
-
家の近くで咲いている彼岸花を見かけてから、無性に群生している彼岸花を見たくなった。
お!わずかに咲いていた。
奈良で彼岸花の名所と言えば、吉野辺りまで行かねばならぬ。
もっと近くに絞って検索したら、本薬師寺と元興寺がヒットした。
本薬師寺はホテイアオイでも有名だ。
少し遠いけど本薬師寺に行こうかと思いきや、ホテイアオイは去年も今年も植え付けされていないとあるではないか。
残念、無念、また来年。
と言うことで、元興寺に行って来た。
奈良駅の近くなので、そんなに遠くない。
30分ほどで到着。
しかし、お目当ての彼岸花はまばらで、門の側に少し咲いているだけ。
代わりに、圧倒的に咲いている萩の花が、私たちを出迎えてくれた。
9月も終わろうかというのに、日差しは強い。
彼岸花はどこ?なんて、ウロチョロしている場合じゃない。取りあえず、中に入ろう。
本堂に入り、仏像やら、国宝のなんちゃらを眺める。正直、あまり興味はない。
境内に出て、私の目はひたすら彼岸花を探し続ける。
群生とは、お世辞でも言えないが、まあ仕方あるまい。(勝手に期待した私が悪いのだ)
折角来たのだからと、数枚だけ写真に収めた。
彼岸花には毒があるらしい。
それ故、美しいのだろうか。
おっと、誤解しないでね。
私、毒はキライで酒よ。(花も女性もね)たとえ、どんなに美しくてもさ。
- 23.9.30 31歳
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今年は間違えなかったぞ、次男の誕生日。
31歳になった。
長い間会っていない。最後に会ったのは、去年の10月末。
あれ、それから声も聞いていないぞ。
元気にしてるかな〜。
コロナに罹ったとは聞いたけど、その後順調に回復しているのかな。
会いたいな〜。会いに行こうかな〜。
それにしても、家族って不思議だな。
あれほど長い時間を共有して、側にいるのが当たり前みたいな存在だったのに、今じゃ何をしているのか、元気でいるのかすら分からない。
それが当たり前なのだろうか。
なんか、寂しいな〜。
せめて声だけでも聞きたいと思い、先程電話をかけたが、電車の中と言うことで話はできず。
2時間以上経つが、折り返しはまだない。
長い旅にでも出てるのかいな。
あ、今かかってきま酒たよ。
途端に、ご機嫌になったカッパちゃんで酒た。