- 23.10.1 『逆ソクラテス』
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読書量がめっきり落ちた。(体重は落ちないのに)
折角買った本が、読まずに積み上げられたままの状態が続いている。
8月〜9月に読んだのは、『清く正しく美しく』以降たったの3冊だとは、異常だ。
時間がなかったのも慥かだが、読む気になれなかった(暑さのせいではなく、心が死んでいたから)と言った方が正しいだろう。
久し振りに読んだのは、伊坂幸太郎の小説。『逆ソクラテス』
彼の小説にしては、大きな事件も起こらず、穏やかな展開の話なのだが、小学生(及び先生)がメインの物語なので、引きこまれてしまった。
改めて気づかされたことも多かった。
「先入観を持つな」とか「人を否定するな」とかは当たり前としても、「評判が人生を変える」とか「悪い行いをしている人は可哀想にと思え」などは、素直に受け容れるには抵抗のある言葉だった。
しかし、最後には納得させられてしまうのだ。その言葉に。
作者の発想の柔らかさ故なのだろう。
登場人物の何気ない言葉に、はっとさせられる事が多かった。
(教師に限らず)大人が読んでも十分面白い。お勧めで酒よ。
- 23.10.2 あき
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夕飯は栗ご飯だった。食卓の季節ももう秋だ。
授業の枠に、空きが出た。
入会して間もない子だったので疑問符が飛び交ったが、諦めてはいませんとメールが来た。
I can do it
正しい英文かは分かれねど、「あきゃん、どいて」ではないと思う。
I can not do it
「あきゃんのどいつ」もね。
このまま空きが埋まらなければ、11月限定なれど、オフ日ができる。
わ〜い!わ〜い!なんて、喜んでいては、あきませんけどね。
- 23.10.3 危険
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教室の前の交差点。
結構、車が通るが、信号はない。
代わりに、「止まれ」の標識がある。
標識はあるが、一時停止している車はほとんどない。(ブラインドを開けていたら、教室から良く見えるのよ)
徐行はしているみたいだけどね。
怖いな〜!
しかし、もっと恐ろしいのは、自転車だ。
ほぼノールックで交差点に進入している。
それも大抵フルスピードでだ。
大人の自転車もそうだが、特に子どもが乗っている場合が多く、本当にヒヤッとする。
駅までの道も然り。
大きな通りが一本ある。もちろん信号はあるが、信号無視の車が非常に多い。特に夜はね。
生徒諸君。十分注意して通ってきて下さいね。
自分が悪くなくても、事故は起きます。
不注意な人なら、なおのことで酒よ。
- 23.10.4 名将去る
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偶然が重なり、思いもかけず早く帰ることができ、そのおかげで、TVでG最終戦を観ることができた。
いや、試合はほとんど見ていない。
見たのは、最終戦セレモニーなるものだけだ。(実際、見るのは初めて)
監督が成績不振の責任を取り、辞任するという。
仕方あるまい。勝負の世界は厳しい。(大人の世界は、結果が全てだものね)
でも、監督に全責任を押しつけるのはおかしくはないか。
スタープレイヤーと呼ばれる選手達に、おごりや慢心があったのではないかと、私は思ってしまう。(知らんけど)
しかし、それにしても今シーズンの監督の采配は、素人目に見ても???が飛び交っていた。
(既にファンを卒業した私が言うのもおこがましいけどね)
コーチ陣の人的配置にも違和感を覚えたな。これじゃ、まるで、裸の王様じゃないか。(知らんけど)
それに加えて、選手の乱れた私生活に何のお咎めもないこの球団の体質に嫌気がさして、とうとう60年来のファンを辞めたのだ。
はっきり言って、ワクワク感がない。全く。
中継を観ていても以前の高揚感は皆無だし、機会があっても球場に足を運ぼうとすら思わなくなってしまった。
私が年老いたからかも知れぬ。
けど、その昔は、もっとファンを引き付ける魅力があったように思えるのだが。
自身の反省をも含め、複雑な心境でセレモニーを見させて頂いた。 - 23.10.5 鍋
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タイトルだけ書いて、本文を忘れていた。
おそらく、そのタイトルを見て「ああ、またか」と思われた方は多いだろう。
そう、「ああ、また」なのである。
鍋は1人で食べても美味しくない。(1人用鍋ってあるけどね)
気の合う仲間や、大好きな人たちと囲むから美味いのだ。
私が独身に戻る日がまた近づいてきた。
今回は1月以上一緒に過ごせた。
先ずは、その幸せに感謝したい。
「もしかして、これが今年最後の鍋かな〜」(寂しいな〜)なんて思いながらも、しっかり美味しくいただきま酒た。
しかし、物は考えよう。
現在、体重急激増加中の私。(幸せ太りだなんて言っていられない)
これを機に、過食とおさらばしたいと思う。
できるかな〜。いや、やるのじゃ!
- 23.10.6 ワクチン
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コロナワクチン接種5回目。
今のところ、何の副反応も出ていない。
今回も、このまま無事でいられたらと願う。
ワクチンに関しては、世間ではいろいろな意見があるようだが、私は受ける派。
無料だからではない。リスクを少しでも減らすことができるなら、受けた方が良いと思うからだ。
おそらく、今後有料になっても、コロナが根絶していない限り、受け続けるだろう。
インフルエンザの予防注射も毎年受けているしね。
そうだ。インフルエンザの予防注射。今年はいつ受けようかな〜。
ワクチンを射ってくれた医院で尋ねてみたところ、受付が始まったところで、まだまだ余裕があるそうだ。
けど、早めに射っておこうかな。
「ところで、料金は?」と訊くと、どえらい安い金額を言われた。
なんと、今までの半額以下だ。
喜んで医院を出たら、受付の人が走って追いかけてきた。
「すみません。さっきのはもっとお年を召された方の料金でした」
「ああ、やっぱりね」と笑って受け流したが、よくよく考えてみれば・・・。
ショック!私が65歳以上(のジイサン)に見えたってことじゃないか〜!!
が〜ん!ま、63歳も65歳も大して変わらんけどね。
- 23.10.7 ルンバ
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昨日、久し振りに実家に行った。
現在、実家は完全な空き家状態。
母がここで生活することはもうないのかと思うと、切なくなるが、嘆いても仕方のないこと。
持ってきてと頼まれた品を運び出し、さあ届けようかとしたところ、ふと廊下を見やると、ルンバが目に入った。
3年前のクリスマスに母にプレゼントした物だ。
ルンバが私を見上げ、寂しそうに呟く。
「おばあちゃん何処に行ったの?ボキュ、寂しいよ〜」
「そうか、お前も主がいなくっちゃ、動けないわね。どうだ、俺んとこ来るか?」
喜ぶルンバ。
「え?良いの?嬉しいな〜」
けど、よくよく考えてみれば(考えるまでもないが)、我が家にルンバが走るスペースはない。
そうだ、教室で活躍してもらおう。
早速、本日、教室にてデビュー。
ところが、問題点が何個か見つかった。
・ 机の足かけは地上高8cm。ルンバの厚みも8cm弱。何とかくぐることができると思ったが、無理だった。
・ 結構音がうるさい。授業中は使えないだろうな。
・ ブラインドやコードを吸い込んでしまう。
さて、どうしたものか。
授業終了後、椅子を机の上に全て上げ、コード類も床に置かぬようにし、ブラインドがルンバに触れないようにすれば使えるかな。
まあ、折角だから、いろいろ工夫して使ってみようか。
- 23.10.8 涼
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いきなり季節が進んだ。
昨日は、半袖、夏ズボンでいるのが恥ずかしくなるような涼しさだった。
と言うことで、今日から長袖。
よし、これで大丈夫だ。って、何が?
- 23.10.9 愚直
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ルンバ君、大活躍。
初日は着任のごあいさつでほんの10分程度の稼働だったが、昨日は1時間ほど働いてもらった。
彼の動きは大層面白い。
障害物にぶち当たると、最初はひたすら強行突破を試みる。しかし、無理と分かれば回れ右。(カチコイね〜)
しかし、諦めたかと思ったら、いつの間にかまた同じ所に挑んでいる。(おバカか、こいつ)
障害物がない平面でも、同じ所を行ったり来たり、しつこいくらいにくり返していた。
「(やっぱり)あんた、おバカで酒ね〜。そこ、さっきやったじゃない」と呆れながら眺めていた。
ところが、驚いたね。
彼が集めたゴミの量がハンパなかった。
「え?教室ってこんなに汚れていたの?」と疑いたくなるほど、大量だった。
と言うことは・・・。
何度も何度も同じ所を行ったり来たりしていたあの行為。けして無駄じゃなかったんだ。
人間なら、「あ、これでもう十分」と安易に見切ってしまうところだが、まだ汚れが残っていたから止めなかったのか。
大いに反省した。
仕事や勉強も同じかも知れぬ。
例えば、適当に切り上げて一見スマートに立ち回っているエリート気取りの若者と、何度も同じ事をくり返しながら丁寧に仕上げていく職人。
格好良さでは前者が勝るかも知れないが、結果として素晴らしい物を残しているのはどちらだろうか。
愚直が一番とは言わぬ。
それでも、バカ正直をバカにする奴の方が愚かなのだと、改めて気づかされた。
ルンバ君に感謝だ。
- 23.10.10 洋服
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「ようふく」と打ったら、「要復習」と出てきた。
ワープロソフトの学習能力恐るべし。
それはさておき、我が家の衣料費が家計に占める割合(なに係数?)は非常に低い。
最近は、ハニーに服一つ買ってあげていない。
ネットで調べたら、収入の2%が理想だとあったが、どうなのだろう。
まあ、私はあまり見た目には拘らないし、お洒落とは程遠い生活をしている。
新しい服を欲しいと思ったこともあまりない。
最後にスーツを作ったのは、5年ほど前だ。
それでも、衣服は消耗品。
あまり見窄らしい格好はさせられないとハニーが思ったのだろうか。
なんと、スラックスとジャケットを買ってくれた。
以前は船場の問屋街まで出かけていたのだが、問屋とは言えやはり値が張る。(品は良いけどね)
ので、今回は量販店での購入となった。
けどね。悪くないのよ。コスパで言えば充分かな。
ハニー。ありがとうね。
「カッコイイ男になる」をモットーに頑張りま酒。
- 23.10.11 日帰り温泉
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日帰り温泉ツアー断行。
明石焼き10個とたこ飯を食べ、腹は6分目。
目的地は、何と(無謀にも)道後温泉だ。
授業振り替えの関係で、今日の授業が無くなった。
ならば、じっとしているのも面白くない。
ハニーのお見送りを兼ね、四国まで足を伸ばそうかと思い立ったのだ。
しかし、俄に立てたプランはやはり無謀だった。
車で道後まで行き、温泉に浸かった後、私は飛行機で大阪まで、ハニーはそのまま車で宇和島へ。
明石海峡大橋を通るルートを選んだので、どうせなら明石焼きを堪能しようではないかと、明石で一旦高速を降り、再度四国を目指すことにした。
どう?素敵なプランでしょ!
7:30出発。途中渋滞もあったが、明石には10:00前に到着。
先ずは、ネットで調べた評判の店(10:00開店)へ。
「まだいける?」と尋ねると、「多分大丈夫」との返事。「じゃあ」と、なんと明石焼きのハシゴと相成った。
2軒目の店もネットでは評判だったが、行列必至とあったので、パスしていたのだ。
ところが、運良くスンナリ入店できた。 しかし、今度の店は20個一皿だ。
「げ!流石に無理」と思ったが、2人で一皿もOKと言われ、チャレンジ敢行。
出汁だけではなく、塩でも頂ける。ソースもありで、食べ比べさせてもらった。
個人的な感想を申せば、一軒目の方がフワフワで美味しかった。値段は2軒目の方が安かったが、出汁が塩辛すぎたかな?
満腹になった二人。さあ、一路道後へ!と、気合いを入れる。
目の前には明石海峡大橋が見えているし、すぐ着くわいと気楽に考えていたのだが、どっこい。ひじょ〜に甘かった。
「一旦、第二神明まで戻らなくては、橋は渡れないよ」と、ナビが仰る。
げ!うっそーん。(ウッソ〜ンダンスを久し振りに2人で踊りたくなったぞ)
けど、まあ仕方あるまい。
それから、ひたすら走り続けること3時間強。やっと、道後に辿り着いた。
道後温泉には何度か訪れたが、本館は様変わり(改装中?)しており、新しい館が2つもできていた。 前回は「椿の湯」に入ったので、今回は「飛鳥の湯」へ。
道後温泉のイメージがすっかり変わってしまった。
プロジェクションマッピングまで設置されており、得したような、首を傾げたくなるような、微妙な気分だった。
お湯にゆっくり浸かり、長時間ドライブの疲れを取りたかったが、残念。飛行機の時間が迫っていた。
結局、温泉にいたのは20分もなかったかな。風呂上がりのビールも飲めなかった。(無謀+無計画の結果で酒ね)
ハニーに空港まで送ってもらい、涙のお別れ。
ま、年末には帰ってくるからせいぜい2ヶ月のことだけどね。
帰りはスムーズに動けた。道後から自宅まで3時間ちょっとって凄くない?(ギリギリ間に合ったのばかりと言った方が良いかも知れぬが)
けど、正直、むっちゃ疲れた〜!
先程、生徒の質問対応終了。さあ、寝るぞ!
明日からは、ひたすら仕事に専念じゃ。仕事の鬼になるじょ!
- 23.10.12 八冠
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藤井聡太九段(あれ、なんて称せば良いのだろう)の快挙に列島が沸いた。
将棋には全く門外漢の私でも「ほえ〜!すげ〜!すげ〜!」を連発したほどだ。
自らの才能に加え、たゆまぬ努力。
加えて、彼の謙虚さがあってこその偉業だと思う。
人間は慢心したら終わりだ。
慢心は準備不足につながり、特に勝負事においては致命傷となる。
プロ野球の世界が良い見本だろう。(知らんけど)
私も、今こそ初心に還るべきだ。
「私に解けない問題はない」なんて、豪語している暇があったら、過去問研究に勤しむべきだ。
大いに反省。
- 23.10.13 爆睡
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夢の中では、起きて算数の問題を考えていたのだが、実際に目覚めたのは、ひょえ〜!8:00を回っていた。
危ない危ない、今日が平日で良かった。土日なら完全にアウトだ。
なんと、8時間以上も眠りこけていた事になる。
この時期に眠たくなる理由は、昨年も書いたから割愛するが、それにしても不思議だ。
酒に弱くなったのは慥か。しかし、昨夜は大量に飲んだわけではない。(缶ビール3本だけ)
体力の低下も否めない。けど、それは気力で補ってきたつもり。
(その影響もあって)疲労が残っていたのかな。
ま、とにかく、しばらく酒は控え目にして、早寝早起きを心がけよう。
- 23.10.14 郵便
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最近、郵便物が届くのがやたらと遅い。
先日も、ハニーの実家に郵便を送ろうとしたら、「お急ぎですか?」と訊かれた。
「え?どうして」と尋ねると、「普通郵便でしたら、届くのが月曜日以降になります」と言われた。
「木曜日に出して、何故、月曜?」首をひねっていたら、
「翌日配達が、なくなったのです」とのお答え。
知〜らなんだ。知らなんだ。
いつからそんなことに。
調べたら、なんと去年からだった。
文句を言う筋合いではないが、少々不便だ。
今まで、恵まれすぎていたのかも知れぬが、料金も値上がりしているのに、なんかね〜。
ゆうパックは今まで通りなのにね。
まあ、しゃーないか。
ますます、郵便離れが加速してしまうようにも思えるので酒けどね。
こっちのサイトの方が詳しいので、ご参考までに。
- 23.10.15 秋祭り
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何だか表が騒がしい。
スピーカーから流れ出る音が聞こえてくる。
知っている曲もあるが、殆どが訊いたことのない曲だ。
何事か?と窓の外を眺めれば、大勢の人が公園に溢れかえっていた。
何かのイベントだろうか。
地域の祭り?
静かになったかと思ったら、しばらくするとまた音が聞こえる。
授業の妨げになるほどではなかったが、窓は閉めさせてもらった。
出かけて行き、「何で酒かこれは?」と尋ねようかと思ったが、おっとどっこい、そんな時間はなかった。
なんせ、授業と次の授業の間は30分しか取っていない。
授業をキッチリ時間通りに終わることはまずないし、次の生徒は大抵早く来る。
だから、実質10分も空いていないのだ。
家族連れがたくさんいた。
日曜の午後。公園に集まる家族。
幸せの風景で酒ね。これは。
良いな〜。(う・う・羨ましくなんてないやい)
- 23.10.16 チンペイさん
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「チンペイさん」こと谷村新司がお亡くなりになった。
私は、Aliceの熱烈なファンだった訳ではないが、嫌いじゃなかった。(CDも持っているくらいだしね)
先日も復活ライブの映像を観たばかり。
Aliceファンと言うより、谷村新司ファンだったような気がする。
高校時代。彼がDJを務める深夜放送(オールナイトニッポン・ヤングタウン)を良く聞いたものだ。
ラジオから流れる曲に合わせて歌っていたら、父親が「どないした。具合でも悪いのか」と部屋に入ってきたことがあった。
今となれば良い思い出だが、当時はかなり凹んだ。(もちろん、チンペイさんが悪い訳ではないので酒が)
コンサートに出かけたことはなかったし、生でお姿を拝見したこともなかったが、好きだったな〜。
あのトークにひそむちょっとHな感じが、初心な高校生にはたまらなかったのね。(けしてお下劣ではないのだけどさ)
スターなのに偉そうでないところが魅力だったのかな。
私たちの時代を彩ってくれた人たちがどんどん亡くなっていく。
寂しい限りだ。
- 23.10.17 年賀状イラスト集
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来年の年賀状イラスト集が早くも発売になっていた。
昨年より1ヶ月ほど早いが、いち早く購入した。
成る程、早く取りかかって余裕を持って作成しよう!とは、見上げた心がけじゃ。てか?
ノンノン。そんな殊勝な気持ちはさらさらござらぬ。
単に、ポイントが高い日(期間内に複数の店舗から購入すればポイントが増える)でござったから、注文したにすぎぬ。
390円のポイントなんてたかが知れてるはおるがの。
時代がかった口調になっているのは、今読んでいる小説(大名倒産)の影響じゃ。お許しあれ。
そうか、来年は辰年なのね。
可愛い竜もいれば、いかつい奴もいる。
さて、どれにしようかな。
今年から、卒業生達には送らない。(ごめんね、みんな)
現役生徒には送るけどね。
まあ、それでもそんなに手間はかからないだろう。
気の早い話で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 23.10.18 11期生
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教室についてしばらくすると、控え目なノックが。
誰だろうと、ドアを開けると、美女が立っていた。
「え?誰じゃ?知らんぞ、こんな別嬪さん」と内心は戸惑いながら、「どうぞ」と招き入れる。
幸い、すぐ名乗ってくれたので、記憶が繋がった。11期生のSさんだった。
けど、めっちゃ久し振りやん。
中学生の頃は同窓会にも顔を出してくれていたが、大学はどこに進学したのかも知らなかった。
だから、20年近くのご無沙汰というころになる。
あの可愛い女の子が今じゃ、2児の母だそうだ。
私も年を取るわけだ。何てことを言ってたら、「先生は、全然お変わりないですよ」と言ってくれた。
お世辞とは分かっているが、「けど、最近すごく太ってね」と言うと、「はい、お会いした瞬間にそう思いました」と即答された。
数年前、お母様がお亡くなりになったと伺った際にお供えをさせていただいたのだが、その粗供養にとわざわざ訪ねてきてくれたのだ。
お母様には大変お世話になった。
4兄弟とも預けてくださったばかりか、たくさんの方を紹介していただいた。
とても明るいお方で、私はお目にかかる度に、元気をいただいていた。
Sさんも、お母さんの話になると、目を潤ませていた。
当時のこともよく覚えていた。(やっぱり、賢い子は違うね〜)
私が「クレヨンしんちゃん」好きであることまで。(授業中に、ハニーに番組の予約を電話で依頼していたのを聞かれていたらしい)
今は、息子さんがしんちゃんにハマっているそうだ。
そのうち、その子としんちゃんの魅力について語り合えればと思う。
11期生は人数も多く、今でも連絡がある子が多い。
ただ、最近はその頻度も減ったな〜。
みんなどうしているかな。元気でいろよ。
気が向いたら訪ねに来てね〜。
- 23.10.19 体重
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体重増加が止まらない。
こりゃ、対策を立てなければ、真剣にヤバい。
取りあえず、記録を取ることにした。
起床時。帰宅時。就寝前。この3点で傾向が掴めれば、対策を講じることも可能だろう。
先ずは、減らす努力よりも増やさないことを心がけたい。
少し見えてきた。
起床時(A)> 帰宅時(B)<< 就寝前(C)だった。
A−B=1kg まあ、外では食べないから当然か。
C−B=1.5〜2kg つまり、この数値が帰宅後から就寝までの間に飲み食いした量なのね。(どんだけ食うてんねん)
C−A=1.5kg 結構消化してますね。
結論。
食べる量を減らせば良いのだ。
え?当たり前だろう!ってかい?
仰るとおりでございま酒。
と言うことで、スーパーで購入する惣菜を1品減らすことにした。
さて、この効果は如何に。
報告を刮目して待たれよ。
- 23.10.20 感染症
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ニュース番組を見ていて驚いた。
コロナやインフルエンザだけじゃない、新たな発熱患者が児童に増えているそうだ。
咽頭結膜熱(プール熱)と言って、「アデノウイルス」なるものが原因らしい。
子どもだけでなく大人も感染するそうなので、注意したいと思う。
この仕事をしている限り、マスクは永遠に外せませんね。
- 23.10.21 幸せ者
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今朝、ふと感じたことを書こう。
「私は、何て幸せなのだろう」
眠る所があり、何の痛みもなく目覚めることができた。
食べる物もあり、着るものもある。
仕事もある。
嬉しいことに、好きなことを仕事にさせてもらっている。
愛する家族も健在だ。
一緒にはいれないが、離れていても声を聞くことはできる。
心配事も悩みもない。(些末なことでは悩まないようにしているだけ?)
何より私は健康だ。
- 23.10.22 聴能力
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ついに手に入れたぞ、超能力。いや、聴能力。
集団授業をしていたときは、生徒の手の動きだけで、何を書いているかが分かった。
生徒の側まで近づかなくても(2m離れていても)分かるから、間違いを指摘された生徒は驚いていた。
けど、こんなのは超能力でも何でもない。
コンタクトの度数を黒板から生徒の机の距離に合わせていたからね。
しかし、個別授業を始めて8ヶ月。
生徒が書いている字が音で分かるようになったのだ。
これって、すごくない。
ま、生徒と至近距離に位置し、指導しているからなのだが。
手元を見ないでも、生徒がどんな式を書いているのか、その式や数字が鉛筆の音だけで分かる。
目を閉じていても、「あ、今間違ったな」が分かるから、「それ、違うよ」と言える。
「それがどないしたん?」と言われればそれまでなのだが、ちょっと嬉しい。
おっと誤解召されるな。
生徒を驚かすためでもないし、眠っていても授業ができるって事じゃないからね。
もっとも、分かるのは数字だけだし、音を立てずに書かれたらサッパリ分からないのだけどさ。
え?結局、何の役にも立たない超能力ってか。
慥かにね。
- 23.10.23 次々と
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またもや(知っている)有名人の訃報。
今度は、もんたよしのりさんだ。
死因は大動脈解離だそうだ。
え?Tさまと同じじゃないか。
有名人が亡くなったからって、アンタにゃ関係ないだろう!
はい、仰るとおりでございま酒。
けど、私。その昔、彼と会っているので酒よ。
いや、ちがいま酒ね。
彼を見かけたことが在るので酒よ。(それがどないした!なんて言わないの)
もう40年以上前の頃で酒。
私が当時働いていたお店に、彼がメンバーを連れて入って来られたので酒よ。
彼は神戸出身で酒から、神戸で見かけて何の不思議もないので酒が、ちょうど「ダンシングオールナイト」がヒットしていた頃でしたから、興奮しま酒たね。
テレビで見るより小柄だったのが意外で酒た。
話しかけられたわけでもなく、もちろん話しかけもしませんで酒た。
ただ、目の前50cmほどの至近距離を彼らが通って行っただけなので酒が。
え?何のお店かって?
ふふふ。それはね。ヒ・ミ・ツ!
- 23.10.24 プチストレス
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小さな事と気にしなければ良いのだろうが・・・。
保護者の対応に心を痛めている。
早い話、要求ばっかりなのだ。もちろん、一部の方だけなのだが。
例えば、依頼を受けて私がそれに応える。
それに対する反応はなく、次の要求が来る。
なにも御礼を言って欲しい訳ではない。けど、せめて返事くらいは有っても良いのではないか。
そんなことばかりが続くと、
「ああ、この人は私を頼っているのではない。利用しようとしているだけなんだ」
と、悪い方に気が回ってしまう。
もちろん、本人に悪意はないのだろうが。
そろそろ、「私は道具ではありませんよ」と、はっきり伝えるべきなのか。
それとも、今まで通り、笑って受け流せば良いのだろうか。
けど、そもそも信頼関係って、一方通行じゃ成り立たないよね。
- 23.10.25 教育相談
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8期生からメール。
驚いたね。卒業以来、ほとんど会ってなかったんじゃないかな。(と言うことは20年ぶり?)
娘さんの進学に関しての相談らしい。
電話じゃ長くなりそうなので、直接会ってお話しさせてもらった方がよいだろう。
幸い、母の施設に出向く用事もあったため、西大寺で落ち合うことに。
彼は、一目で分かった。
変わっていない。当時のままスリムだ。(それに比べて、私は・・・)
店は、その昔よく通った店を指定させてもらった。
懐かしい。相変わらず魚は美味い。日本酒のレパートリーも当時より充実していた。
おっと、これだけなら、ただの酒飲みの呟きだ。
懐かしい話にも花が咲いたが、メインは教育相談。
気がつけば、3時間近く経っていた。
偉そうなことをたくさん言わせてもらったが、参考になっただろうか。
我が子を思う気持ちは、どの親も同じ。
しかし、親の思い通りにいかぬ事もある。
いや、むしろ、思い通りに行く方が稀だろう。
そこら辺のことを伝えた方のだが、果たしてどうだったのか。
彼自身、真面目な子だっただけに、少し余裕をもってお子ちゃま達に接してもらえればと願う。
- 23.10.26 ワン切り
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久しく出くわしてなかったが、未だに「ワン切り」ってあるんやね。
でも、私は引っかからないよ〜。
だって、発信元がスリランカだったからね。
いくら私のファンが全国にいると言っても、スリランカにはおらんじゃろ。
- 23.10.27 体調
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「お元気で酒か?」
日常的に会っている人ならいざ知らず、久し振りの人と交わす挨拶としては、このフレーズが筆頭に挙げられるのではないだろうか。
そして、余程のことがなければ「いいえ、元気ではありません」とは言わないだろう。
皆様はお元気で酒か?
え、私?
私の体調は、悪くない。
体重は僅かではあるが減少傾向にある(−2kg達成)し、睡眠も十分取れている。(取り過ぎかも)
しかし、今朝からまたもやタクト君が行方不明。
左目の目蓋の裏に隠れているのは分かっているのだが、なかなか現れてこない。
違和感バリバリ。見えにくいったりゃありゃしない。
しかも、今回の失踪は長くなりそうな予感。
喉が微かに痛いのも要注意だ。(もんたよしのりの曲を歌いすぎたわけではないぞ)
生徒達やまた保護者の方にも、体調不良を訴えておられる方が増えてきているし、おそらく、巷では感染に無関心の人たちが菌をばらまいているに違いない。
折角、秋晴れの好天が続いているのだから、身も心も爽やかでありたいものだ。
- 23.10.28 平穏無事
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土曜日曜の朝は早い。
通常、6:00起床で7:30出発なのだが、今朝は4:00に目覚めてしまった。
二度寝して、寝過ごしたら大変だと、そのまま起きていた。
グズグズしていたら、いつも通りの時刻になってしまったが、慌てることなく出勤できた。
ハニーからは「忘れ物ない?」とのラインが届いていたが、失礼な。
「私の辞書に忘れ物の文字はない」のだ。(え、記載漏れ?)
8:00過ぎに出社。それからはひたすら授業。
終了は20:00。いつもより早く終われたが、結構長い1日だった。
眠くはなかったけどね。
スーパーに寄って帰宅。
少しだけ酒を呑み、眠りに就く。
凝りのせいか、体のあちこちが痛むが、明日になれば治っているだろう。
取り立てて言うほどのない平凡な一日だった。(じゃ、日記に書くなよ)
平和すぎるくらいだったが、別に刺激を求めているわけじゃない。(今までの人生が刺激的すぎたのだ)
一日、無事に過ごせたことを感謝したい。
明日も朝から出勤だ。
さあ、がんばるべ。
- 23.10.29 同じ霧?
-
すっかり秋だ。
流石に、もう「暑い」と訴える者はいない。
と言うことで、夏の間活躍してくれたサーキュレーター(ミスト噴霧冷却扇)の出番は昨日まで。
代わって、今日からはスネ子ちゃん(29期生がプレゼントしてくれた加湿器)の登場だ。
久し振り。元気にしてた?
返事は、「ピィー」
ところで、加湿器もミストと同じように霧を吹き出しているが、何が違うのだろうか。
って、おバカな質問で酒かね。
冷却扇は、気化熱を利用して温度を下げる。これはわかる。
なのに、加湿器は何故温度が下がらないのだろう。
※ 少し調べて見たら、種類によっては温度が下がる加湿器もあるようで酒。
- 23.10.30 クマ
-
各地でクマの被害が続いていると聞く。
異常気象のせいでエサのブナやドングリが少なくなり、食料を求めて人里に降りてきたクマが、人と遭遇したり襲ったりしているようだ。
クマにしても悪意はないだろうに、悪者扱いは少々気の毒な気もする。
私は幸いにして本物のクマと遭遇したことはないが、クマと言えば私は恩師を思い出す。
この日記にも何度も登場してきた。
一番最初は、この日記を書き始めた頃のものだ。
母を連れて母校の文化祭に行ったときに、恩師に言われたセリフ。
「はんにゃ〜!お前の息子、むっちゃ良い子やん。お前と全く違うな!」
まあ、母は笑っていたけどね。
母校に顔を出す度に、ご飯に誘って下さったし、何度か飲みにも連れて行って下さった。
ご自身は全く飲まれないのにね。
そう言えば、お見舞いにも行ったな〜。
全然、病人らしくなく(だって、病室にいないんだもの)て、いつも通り豪快にガハハと笑い飛ばされていたお姿が懐かしい。
もう一度会いたいな〜。そして、元気をいただきたい。
けど、それは叶わぬ夢。
何故なら、既にお亡くなりになっている。
え、もう8年にもなるのか。
先生。今度お目にかかったときは、ヨロシクお願いいたします。
- 23.10.31 見えない
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コンタクト行方不明から5日目。
依然として左目には違和感が。
それにしても、片目は不便だ。
生徒の書く文字が見えないのだ。
「もっと大きな字を書け!小さい字はミスの元だ」等と、もっともらしいことを言っているが、そろそろ限界だ。
幸い、車の運転をすることはないから、危険は伴わないのだけどね。
片目と言えば、その昔、家族で東京まで車で行ったときのことを思い出す。
もう20年ほど前だ。ディズニーに行ったのよ。
ジェットコースターで、コンタクトの片方が飛んで行った。
困り果てた私を家族が取り囲む。係員がやって来て「ぼく、どうしたの?」と息子に問いかける。
子どもが泣いているとでも思ったのだろう。
「ボキュのお目々が見えないの?」と私が説明したら、呆れ顔で去って行ったっけ。
本当に困ったのはそれからだった。
帰り道、片目で運転しなければならない。
夜通し走り続け、何とか無事に帰り着けたが、むっちゃ疲れたし、大切な用事には間に合わなかった。(Sさん、ごめんね)
さて、そろそろ、捜索は打ち切りにしようか。
明日にでも、眼科に行ってみよう。
でも、正直、めっちゃ怖いな〜。