- 22.6.1 水茄子
-
もう何時間呑んでいるのだろう。
日はとうに変わり、時刻は2:00を迎えようとしている。
本来ならあり得ない。
5:00前には目を覚まし、午前中は仕事。母の付き添いをハニーに交代してもらい、(平日なら)14:00に事務所入りの毎日。
深酒なんて出来るはずはない。(土日は尚更ね)
けれど、私はまだ呑んでいる。
水茄子をあてに、ひたすら日本酒を。
一体、どうしたのだ!ってか?
ふふふ。明日は授業がないのだ。
そう!明日は(いや、もう今日だ)年間休講日。
1年に数日しかない完全オフ日なのだ。
いつもなら休講日には、旅行や何らかのイベントを企てていたのだが、今回は流石に無理。
母との時間を優先させてもらった。
で、一体いつまで呑むねん?ってか?
分かりません。(おいおい!)
だって、頂いた水茄子が美味すぎるんだも〜ん。
過去には、ちょっと高級っぽい小料理屋で供されたこともあったが、そんな店では寛げない。(大概、接待だものね)
だから、正直、これほど美味しいとは知らなかった。(漬物が苦手な私でも、全くノープロブレム)
Sさま。ご馳走さまで酒た!
そろそろ、一升瓶が空になる。
ボチボチ寝よか?
- 22.6.2 ぎっくり腰
-
バキッ!
慥かに聞こえた。
次の瞬間、蹲っていた私。
実家で洗車をし始めた、ほぼ直後だった。
動こうと思えば動けるのだが、気弱な私はうめき声を上げるばかり。
やっちまった!
これはきっと「ぎっくり腰」だ。
他人の経験談は数知れず聞いてきたが、自身は初の体験。
人の悲劇を今まで軽くスルーしてきた罰が当たったのだろう。
動けない。痛い。歩けない。
それより何より、情けないったらありゃしない。
湿布のおかげで、今は痛みは治まってるが、病人増やしてどうするの?!
ハニーの嘆きが聞こえてきそうだ。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 22.6.3 再延期
-
母の手術がまたもや延期になった。
一昨日から発熱し、昨日診察を受けたところ、熱源は分からねど炎症を起こしているのは確かだとの診断。
本日、入院予定の病院へ伺い、状況を伝えたところ、手術決行には難色を示された。
まあ、仕方あるまい。
しかし、その日が7月後半なのだ。
しかも、確定ではない。状態が改善されていなければ、三たび延期となる可能性も。
ハニーの帰省も決定したし、その間は私一人で乗りきらねばならない。
まあ、やるしかないんだけどね。
ふぁいと〜!お〜!
- 22.6.4 違和感
-
価値観の相違と言ってしまえばそれまでなのだが・・・
最近の保護者の考え方には、首を傾げたくなることが多い。
私の考えが古いのか?いや、そもそも私の方がおかしいのか?
しかし、はっきり言って、理解不能。
どこをどう考えたら、そんなことが言えるのだろうか?
共通しているのは、自分にはこれっぽっちも非が無いと思いこんでいる点だ。
愛想笑いもいい加減疲れてきた。
今後は無視させて頂こうかな。
- 22.6.5 運動会
-
運動会と言えば、秋の風物詩だったのだけどな〜。
最近は、この時期に運動会を行う学校が増えているようだ。
9月10月は、けして涼しいとは言えないし、練習するのが真夏だと、熱中症などの心配もある。
成る程、この時期に行う方が理に適っているのか。
スポーツの秋なんて、古い固定観念に縛られていてはいけないのかな。
- 22.6.6 入院
-
今日は、母の内科受診の日。
目覚めた時は37℃で平熱。
なのに、診察を待っている間に、「頭が痛い」と訴え、熱を測ってみると39℃オーバー。
そのまま、入院となった。
発熱の原因は分からない。熱は依然として40℃近いらしい。
予定通りならば、手術のために入院するはずだった。
それが、別の病院で内科の入院になるなんて。
この先どうなるのだろう。
なるようにしかならないとは言え、正直言って、不安は拭いきれない。
母さん、がんばれ!
私には、祈るだけしかできないけれど。
- 22.6.7 腰
-
皮肉なものだ。
母が入院した途端に、私の腰の痛みが和らぐなんて。
母との同居生活で、睡眠不足などで疲れが溜まっていたことは否めない。
しかし、それは仕方ない事。
慣れるしかない。そのうちに、改善策も見つかるだろうと考えていた。
慣れる前に、体は悲鳴を上げてしまったようだが。
親の苦しみと引き換えに私が楽になる。
やっぱり、私は究極の親不孝者だ。
- 22.6.8 半袖
-
「暑い〜!」生徒達は騒ぐ。
「寒いで〜!」年寄りは呟く。
困ったもんだ。
子どもは元より体温が高い。活動量も多いし、暑く感じるのも無理はない。
エアコンを付けることもあるが、時間を限っての使用に留めている。
できるならばこの時期からガンガンに冷房をかけるのは避けたいからだ。
仕方ない。
ここは大人が歩み寄ろう。
と言うことで、今日から半袖。
うん。なかなか快適だ。
- 22.6.9 Wi-Fi
-
私は馬鹿か?いや、疑う余地はない。馬鹿だ。
実家ではネットに繋ぐことができないので、Wi-Fiルーターなる物を購入した。
早速設置しようと、説明書を見たら。
1.設置する
とある。
@ モデムの電源を5分以上切って、入れ直す
A モデムと、本製品のインターネットポートをLANケーブルでつなぐ
(モデムが無い場合は、部屋の壁にあるLANポートに、LANケーブルを挿す)
B 電源を入れる
C 本製品のランプが緑点滅から緑点灯になるまで待つ
設置完了
お〜!簡単だ。
しかし・・・。
実家にはモデムもなければLANポートもない。
これじゃ繋がるはずはない。
また、無駄遣いしてしまったのかな〜
どうすりゃいいんだ?
電機屋さんに行って聞いてこようっと。
- 22.6.10 タイヤ
-
電機屋では思い切り馬鹿にされた。
半ば呆れ顔で「そんなの当たり前でしょ」と言わんばかり、ろくに説明もしてくれなかった。
まあ、仕方あるまい。
無用の長物と化したルーターだが、またそのうち日の目を見る日も来るでしょう。
午前中は、タイヤ交換で走り回った。
オートバックス、ジェームス、タイヤ館。いづれもディーラーの見積もりより高い。
値引き交渉をするも、交渉した相手が悪かったのか、前回(もう5年近く前だ)のようには都合良く事が運ばなかった。
購入履歴には、何故か値引き交渉前の価格が残っていたしね。
仕方ない。ネットで購入することにした。
ネットでタイヤを購入するのは初めて。
手順は次の通り。
@ タイヤを選び、注文する。
A 取り付けをしてくれるところを探し、候補を伝える。
B 店が決まれば、タイヤはそこに届くらしい。
C 希望日時を伝えて、了承を待つ。
全てメールでのやりとりで、思っていたよりは簡単だった。
取り付けは10日以上後になるが、費用はかなり抑えられた。
しかし、心配が一つ。
取り付けをしてくれるのは専門店ではない(ガソリンスタンドなのだ)ので、安全面に一抹の不安が残るのよね。
まあ、大丈夫だと信じるしかないけどさ。
- 22.6.11 伝言板
-
正確には「電子メモパッド」と言うらしい。
お世話になっている会社から、創立30周年の記念品として頂いた。
見慣れぬ物だったので、「どのようして使うので酒か?」と尋ねると、
「いや、ただのメモ帳なのですよ」とひたすら恐縮されていた。
そう言われてみれば、慥かにメモ帳だ。
ただ、紙のメモ帳とは違い、紛失の恐れはない。
消そうとしなければ、永遠に残る。
我が家に持ち帰り、ハニーに「良いもの上げるわ」とプレゼント。(おいおい)
さて、どのように使おうか。
そうだ!伝言板にしよう。
陳腐な発想だったが、割と面白かった。
しばらくは遊べそうだ。
- 22.6.12 算数オリンピック
-
算数オリンピックも今年で31回目。
(設立はHOPESと同じ32年前なのだが、コロナ禍の影響で行われなかった年があるから私の方が1つリードなのね)
久し振りにリアルタイムで挑戦した。
ところが・・・。
あれ?解けない。難しい。
私がおバカになったのか、それとも敢えてレベルを上げたのか?
う〜ん。どうでしょ。
こりゃ、全問解けるまで眠れそうにないな。
- 22.6.13 パズル
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パズルは嫌いじゃないのだが・・・。
夏期集中講座の時間割作成に取りかかった。
30年以上毎年組んできたわけだから、出来ないはずはない。
予定授業時間に変更はない。
各学校の夏休み期間は予め調査済み。後は、各家庭の事情を考慮し、ピースを填めていけばよい。
そう、まるでパズルゲームのようにね。
しかし、今年のパズルは難問だ。
例年以上に、夏休み期間が学校によってバラバラの上に、期間が短い。
加えて、無茶なリクエストが多すぎる。
「こんなの無理!」何度、叫んだことか。
それでも解かねばならない。
そう!私に解けない問題はないのだから。
- 22.6.14 自画自賛
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夜中に何度も足が攣ったのはプレッシャーからか。
取りあえずの目処がついたところで、昨夜は早めに就寝。酒も呑まずにね。
疲れ果てた頭で考えても碌な事にならないと、経験が教えてくれたからだ。
ところが、床に就いて2時間もしないうちに、軽い痛みで目が覚めた。
足が攣っている。
もっとも、症状は軽度で、いつもと大して変わらない。
水を飲んで再び横になった。
その1時間後。今度は猛烈な痛みだ。
薬を飲んでも治まらない。
30分ほど呻いていただろうか。
このまま起きて仕事に取りかかろうかと思いもしたが、まだ3:00にもなっていない。
少し痛みが治まったところで横になり、無理矢理目を瞑って眠りに就いた。
次に目が覚めたのは5:00前。
症状は軽かったが、もう眠るのは諦めた。
やはり、小心者の証左で酒かね。
格闘すること4時間強。ついにパズル完成だ。
素晴らしい。自分で自分を褒めてあげたい。
時間数は確保しながら、各家庭の事情も最大限に考慮した(つもり)。
快挙だ。これで、欠席者はいないはず。
呑ちゃん偉い。
おっと、喜ぶのはまだ早い。
できたと言っても、実はまだ、枠組みだけなのね。
教科はこれから決めていくのよ。(オイオイ)
皆さん。もう少し待っていてね。
- 22.6.15 62歳
-
すずちいね〜!
昨夜は、長男とハニーが祝ってくれた。
ハニーがプレゼントしてくれた部屋着は「超クール素材」。
慥かにヒンヤリする。寒いくらいだ。
素敵なプレゼントも頂いた。
いつもながら思う。
優しい息子に育ってくれて嬉しい。
色々大変な事もあるだろうが、身体にだけは気をつけて欲しい。
入院中の母から電話をもらった。
電話口で涙ぐむ母。
「元気出して、がんばって!」と伝えたが、正直、切ない思いだ。
お祝いのメッセージも多くの方から頂いた。
返信が結構大変だ(先ほどから1時間以上かかっている)が、我が儘を言ってはバチが当たる。
こんな私の事を気にかけてくれている人がいるだけでも感謝だ。
生きていれば良いこともある。
もう少し頑張ろうか。
- 22.6.16 祭りの後
-
非日常的な気分が許されるのは1日だけ。(あくまでも気分だけで酒よ)
それで十分だ。
現実はそれほど甘くない。
ただ、誕生日に現生徒たちから何のお祝いもなかったのは、初めてのこと。
メッセージすらなかったのは些か悲しいが、まあ、子ども達にとって爺さんの年齢なんてどうでも良いものだものね。
卒業生達からはメッセージをもらったから、良しとしたい。
と言うことで、ひたすら時間割作成に勤しんだカッパちゃん。
細かい文字を見続けたためか、コンタクトが乾燥し、危うくまた行方不明になるところだった。
ようやく、完成。(日は変わっていたけどね)
所要時間は5時間ほど。スンナリ行った方かな。
出来上がった時間割を眺めていると、やる気が漲ってくる。
もちろんハードな日々が待っている。(6週間でオフ日は2日。まあこんなもんでしょ)
けど、それ以上に「やったろ!やったらんかい!」の気持ちの方が強い。
あとは、身体が気持ちに応えてくれることを願うばかりだ。
- 22.6.17 アジサイ
-
梅雨の合間を縫って、紫陽花を見てきた。
10000株のアジサイを謳うだけあって、見事だった。
前回のアジサイ鑑賞はちょうど2年前。
今回は近場の矢田寺へ。(オフじゃないものね)
大きな花から小さな花まで、実に多くの種類があった。(名前は全く覚えてへんけど)
コロナ禍で人が集まるのを避けるため、ここ2年はすべてのアジサイを伐採し、見物客が来ないようにしていたらしい。
3年ぶりのせいか、平日の午前にも関わらず、結構な人出だった。
矢田寺を訪れるのは、私は初めて。(近いのにね)
結構、階段が多く、アジサイ園までで、既に息が切れた。
本堂に辿り着いた頃には汗だくで、折角の本尊を拝む気にもならず、ハニーに行ってらっしゃいをして、私は涼んでいた。
思えば、勿体ないことをしてしまった。
私の目当ては「閻魔さまにお目にかかること」だったのだが、焔魔堂の前で講釈をして下さったお婆さまによると、地蔵さまと閻魔さまは表裏一体。即ち同一人物なのだそうだ。
お地蔵さまにもお願いをしておけば良かったと、悔やんでも後の祭りだ。
お守りも買った。
カッパとこの寺がどんな縁なのかは分からねど、カッパを見逃す手はあるまい。
5色もあって迷ったが、「一番高貴な色ですよ」の言葉を信じ、白を選ばせてもらった。
昨日届いた、次男からのプレゼントのカッパとともに、大事にしたいと思う。
さあ、夏を迎える気は十分に満ちた。
体力的には一抹の不安が残るが、まあ、やるっきゃないわな。
- 22.6.18 馴染み
-
ご存知だろうか。
”肴家”という居酒屋を。
以前は週3のペース(もっとか?)で通っていた。
大将の入院で休業。復活するも、コロナ禍でまた休業。
再開されたのは知っていたが、(だって教室から見えるんだもの)、何故か足が遠のいてしまっていた。
そんなこんなで、2年ぶりの訪問。
あまりに久し振りで、忘れられていないかと心配したが、笑顔で迎えてもらった。
美味い!久し振りに感激した。
おまけに安い。
最近、新規の店を訪ねては、ハズレばかり引いていた。
酒の味は相手次第というが、正直、後悔の連続だった。
はい。もう浮気は致しません。
よろしくお願い致しま酒。
- 22.6.19 祝!開院
-
妙齢のご婦人の訪問を受けた。
俄にはどなたか分からなかったが、9期生の保護者だった。
分からぬはずだ。毎年電話でお声は聞いていたが、最後にお目にかかってから20年以上経っていたのだから。
「突然で申し訳ありません」と仰る。
すぐにピンときた。
「いよいよですね。おめでとうございます」
「はい、来月オープンなのですよ」
彼が病院を開くことは、2年ほど前に本人から聞いていたのだ。(結婚の報せはもう少し前だったかな)
小学生時代のことはよく覚えている。頑張り屋さんだった。
医者になるまで苦労したのも知っている。
一時はスタッフとして働いてくれていた。
彼が高校時代に世話になった先生と、彼の話で盛り上がり、ひたすら呑みまくったのも良い思い出だ。
その彼が、ついに自分の病院を持つ。
これを感動と言わずして、なんと言えば良いのだ。
「きだ呼吸器・リハビリクリニック」院長 松本 学
544-0034 大阪市生野区桃谷4-16-14 電話06-6715-1211
私が患者としてお世話になる日はもう少し先だろうが、本当におめでとう!
- 22.6.20 タイヤ
-
本日、取り付け、無事終了。
丁寧な対応だったし、作業を見ていたわけではないが、心配は杞憂だったようだ。
乗り心地も悪くない。(そりゃ新品だものね)
費用は抑えられたし、手間もかからなかった。
今後はネット注文にしようかな。
写真は、ハニーがくれたストラップ。奈良国立博物館で見つけたそうだ。
何だかお分かり頂けるだろうか。
ヒント!これも一応カッパで酒。
正解は、『沙悟浄』で酒た。
う〜ん。イマイチ良く分からん。
- 22.6.21 日付
-
学校説明会の季節だ。
ただ、今の私には学校に出向くだけの時間が作れない。
本来なら、お世話になっている先生方にはきちんと挨拶をしておかねばならないのだが。
オンラインで説明会を行う学校も多い。
味気ないと言ってしまえばそれまでだが、最低限、必要な情報だけはゲットできる。
今日はとある学校のオンライン説明会だった。
Zoomで参加すれば良い。
以前にも参加させてもらっていたから、全く不安はなかった。
開始10分前にはスタンバイ。開始を今か今かと待ちわびていた私。
(早く始まれ。そして早く終われば母の病院に行ける)
定刻になった。
ところが・・・。
始まらない。
あれ?パスワードの間違い?否、合っている。
設定の不備?そんなはずはない。
もう一度、パスワードを確かめる。
「20220622」とある。間違いない。
え?0622?
おかしいよ。
今日は6/21だね。
やっと気が付いた。
私が日にちを間違えていたのだ。
嗚呼、情けない。
明日、改めて参加させていただきま酒。
- 22.6.22 筋肉痛
-
情けない繋がり。
何故か、太ももの裏が痛い。
筋肉痛か。思い当たるとすれば、先日、紫陽花を観に矢田寺へ行ったことくらいだが、もう5日も前の話だぜ。
年を取ると、筋肉痛は遅れてやって来るとは聞いていたが、まさか自分が・・・。
ぎっくり腰は軽症で済んだが、己のポンコツ具合には情けなくなる。
あ!今、思い出した。
昨日(火曜日)の授業で、図形の移動を実演したんだった。
きっとそうだ。
おうぎ形の転がりを生徒達に見せたときの無理な動きが祟ったんだ。
良かった。良かった。
1日で症状が現れたのだから、「まだ若い」と言えるだろう。
などと、喜んでいても良いのかな?
- 22.6.23 訃報
-
ウソだろ!
突然の報せに言葉を失う私。
同級生が亡くなった。
撮影で出かけていた奄美大島で溺れたらしい。
何と言うことだ。
同級生の中では、最もアクティブに行動していた奴だったのに。
高校時代、何故か彼とは馬が合った。
10年ほど前の同窓会で35年ぶりに再会し、以来イベントがあるごとに顔を合わせていた。
彼の誘いで、ハニー共々花火鑑賞にも出かけた。
野球観戦の後の彼等と合流して、新大阪で盛り上がったのも良い思い出だ。
彼の経営する喫茶店には、行こう行こうと思いながらも、結局行けず終いだった。
あれ?最後に会ったのは3年も前なのか?
同級生が亡くなるのは何人目だろう。
勝谷、栗原、そして山田。
そう言えば「次は般若お前だろう」なんて彼には言われていたっけな。
なのに、順番飛ばししやがって!
合掌。今日は彼を思い出しながら献杯しよう。
- 22.6.24 日常
-
昨夜は涙が止まらなかった。
けど、一夜明ければ、日常生活が待っていた。
おかしなもんだ。生きている以上、日常は避けて通れない。
期日前投票を済ませ、病院に(自分の薬をもらいに)行く。
その後は散髪をして、教室に戻って仕事。
結構慌ただしかった。
しかし、暑いとか、忙しいなどとぼやけるのは、贅沢というもの。
生きているだけで幸せなのだから。
- 22.6.25 独身
-
しばらく独身生活が続く。
寂しさは否めないが、初めてじゃないし、何とか乗り切れるだろう。
食事は、スーパーの惣菜。(半額を狙うぞ)
洗濯は、3日に1回。偶にはアイロンもかけよう。
朝は目覚ましが起こしてくれるだろう。
問題は、母の病院から呼び出しがあったときだが、車を長期レンタルして対応する予定。
やはり、一番は飲み過ぎには注意やね。
気力が衰えぬよう、体力はキープしたい。
ハニー。私の事は心配要らないからね。
- 22.6.26 おめでとう!
-
暑かった〜。
医師一人でがんばるという。
授業の合間を縫って、教え子の開院祝いに。
行きはタクシーで行った(なかなかつかまらずに焦った)が、帰りは教室まで歩いた。
午後の3時に、酷暑の炎天下を30分も歩けぼ、当然汗だくだ。
ネクタイ着用の上、ジャケットまで着ていたのだから悲惨な状態だった。
回復するまでに2時間程かかってしまった。
立派な病院だった。
当然、真っさらピカピカ。
随所に患者さん目線の工夫も凝らされていた。
例えば、床は柔らかめの素材。もちろんバリアフリーだしね。
もちろん、スタッフは充実しているだろうから、私のような目には遭わないだろうが、体が心配だ。
まあ、元よりガッツのある奴だったし、体も大きいから(え?身長は関係ない?)大丈夫かな。
リハビリと言えば外科的なものを連想しがちだが、そうではなく呼吸器系のリハビリを行うらしい。
慥かにまだこの分野の病院は少ないそうだ。
成功を祈る。
がんばれよ〜!
- 22.6.27 5555?
-
5555回。
何の数字か、お分かりだろうか。
このHPに日記を書き始めたのが15年前の4月3日。
以来、一応毎日書き続けている。(2〜3日分をまとめて更新のことも結構あったけどね)
そう、もうお分かりで酒ね。
5555回、日記を書いた回数で酒。
ところが・・・。
無念の計算間違い。
365×15=5475(日) 閏年が4回あったので+4日。
5555−(5475+4)=76
4/2+76=6/17
が〜ん!5555回の記念日は6月17日だったのね。
今日(6/27)ではなかったのよ。ショック!
ま、いっか?
書き始めた頃は、こんなに続くとは思わなかった。
当時の文章は、読み返すのも恥ずかしい拙文ばかり。
よくもまあ、恥ずかしげもなく、己をさらけ出していたものだ。(若さ故か?馬鹿さ故か?)
とは言え、今に至っても大して上達はしていない。
つきあって下さった方々には本当に申し訳なく思う。
写真をもっと増やそうかと考えたこともあるが、その写真を上手く撮る自信は全く無い。
結局、駄文を書き連ねるだけ。愚痴も多いし、読んでいてけして楽しいものではないだろう。
ま、自己満足の極みで酒ね。
ただ、ウソは書いていない。
その時その時の正直な気持ちを書いてきたつもりだ。(正直すぎると、教え子に諭されることも多かったが)
さて、どうしよう。
正直申せば、切りの良いところで終わるつもりでいた。
その意味では、5555回は絶好のチャンスだったのだが・・・。
痛恨の計算間違いのおかげで、本日5565回目を迎えてしまった。
もうしばらく(迷惑を顧みずに)自己満足を続けるか。
それとも、(遅きに失した感は否めないが)潔く身を引くか。
明日の更新を刮目して待たれよ。
- 22.6.28 梅雨明け
-
え?いつ雨降った?
早くも梅雨明けだそうだ。
こんなに短い梅雨はあまり記憶にない。
ただ、恐らく・・・。暑い夏になりそうで酒ね。
え?何?
どうして、断りもなく、シラッとした顔で書いているのかって?
半ば、本気で終わりにするつもりだった。
お別れバージョンも書き終え、あとはUPするだけだったのだが・・・。
帰宅すると、嬉しいものが届いていた。
拓カさんのラストアルバムだ。
今、それを聴きながらこれを書いている。
取りあえず、彼のラストメッセージ?を聞き届けてから、改めて今後を考えるとするか。
拓カさんに元気をもらえるか?それともがっかりするかでね。
う〜ん。微妙だね。
- 22.6.29 白兎
-
あさのあつこ。私、割と好きなのよね。
あ、女優さんではないよ。作家の方だよ。
彼女の作品は、青少年の心の動きを描いたものが多く、自称「永遠の青年」の私は大いに共感できるのだ。
(『バッテリー』は有名で酒よね。けど、『かんかん橋を渡ったら』や『グリーン・グリーン』が私は好き)
けど、今回読んだ『白兎シリーズ』は彼女にしたら異色の作品ではないだろうか。
「勝手に、決めつけるな!」と怒られそうだが、彼女が何を伝えたいのか良く分からなかったので、結局4作品すべて読んでしまった。
先ず、白兎は実在するがこの世の者ではない。
また、すべての作品において、白兎は主人公ではない。
読まれていない方には意味不明だろうが、白兎は、時空を越えた、いや現世と冥府を越えた存在なのだ。
迷える魂をあの世に送り届けるのが、彼の使命らしい。
ミステリーやサスペンス仕立てになっているかと言えばそうでもない。
う〜ん。難しかった。
おそらく作者は、死を通じて生きることの大切さを訴えたかったのではないだろうか。
これまで読んだ彼女の作品は、読み終えた後に心が暖かくなる物が多かった。
元気をもらえると言うか、背筋が伸びるというかね。
その意味では、今回のシリーズは、個人的にはお勧め度2.5(5段階でね)かな。
あくまでも、私の主観で酒からね。
- 22.6.30 ライナーノーツ
-
『ah-面白かった』拓カさんのラストアルバム。
ようやく聴き終えた。と、同時に何度も何度も聴き返した。
音楽性どうのこうのは、正直よく分からん。
しかし、お!っと食い入るような感じではなかったことは慥か。
昔の拓カさんなら絶対に作らなかっただろうなと思えるメロディーが続いた。
歌詞の方はどうだろう。
う〜ん。でも、今一つ心に響かなかった。
メッセージが長い(歌詞が字余り)のはいつものこと。しかし、言っていることが説教臭いのだ。
人生を達観したかのような(いや、おそらく達観されているのだろうが)言葉を、拓カさんから聞きたくはなかった。
はっきり言えば、ガッカリ。期待が大きかったから余計にだろうが。
ため息をつきながら、アルバムについていたライナーノーツを読んでみた。
そこには、一つ一つの曲に含まれているエピソードや思い入れが、なんと彼自身の言葉で書かれていた。
(普通、ライナーノーツを本人は書かない、と思う。)
泣きま酒たね。
ゴメンナサイ。前言撤回で酒。
何も知らないくせに偉そうなことを言ってしまいま酒た。
皆様も、もしこのアルバムを聴くならば、ライナーノーツを読んでから聞かれることをお勧めいたしま酒。
え?邪道てか?
私も今日家に帰ったら、もう一度聴いてみたいと思う。
拓カさま。今までありがとうございま酒た。
貴方のおかげで、迷うことなく生きてこられま酒た。