カッパの日記 

2022年7月

22.7.1 人生

 怒濤の6月が過ぎた。いろんなことがあり過ぎた。
 などと、今は思っているが、実は大したことないのかも知れぬ。
 人生はケセラサラ。なるようにしかならない。
 個人の努力なんて、運命の前では無力だ。

 え?いつも言っていることと違う!ってか?
 そう。私は運命論者ではない。
 ひたすら「努力次第で道は拓ける」と信じ、ここまで生きてきた。
 努力をしなければ何も得られない。
 けれど、努力にも限界がある。どうしようもならないことは、いくらでもある。

 だからと言って、努力を捨ててもいのか?
 努力を放棄した後に何が待っているか。
 乏しい経験で物申すのは忍びないが、けして満足する結果は得られない。
 だって、困難に出逢う度に逃げ回っていたって、問題解決にはつながらないもの。
 苦境に陥ったとき、それを乗り越えられるかは、自分がどれほど今まで頑張ってきたか次第だ。

 それでも、力が及ばないならば、現状を受け容れるしかないじゃないか。
 やるだけやったら、静かに待てば良い。
 必ず幸せになるんだと、強く信じてね。

 悪いことばかりは続かない。人生をマイナスで終わるなんてありえない。

22.7.2 電波障害?

 スマホの具合がおかしい。
 電話がつながらないのだ。
 電話をかけると『ネットワークサービスをご利用できません』と表示されるし、自分の携帯に他の電話からかけると『ツーツー』話し中?の状態。

 困った。
 病院からの連絡は全て私の携帯にかかってくるのに。
 メールやラインはつながっているようだが、私には電話の方が重要だ。

 KDDI全体の状況らしいが、早く復旧してほしい。
 ハニーの声が聞けへんやんか!

22.7.3 告別式

 同級生の告別式が、神戸で執り行われた。
 会場は母校のすぐそば。

淳ちゃん

 葬儀は奄美で終わっているので、ただ遺影にむかって献花をするだけの、一風変わった形式だった。
 授業の時間割を変更し、急いで駆けつけたが、見知った顔はわずかだけ。
 はは〜ん。同級生の奴らめ。告別式の後に予定されている「偲ぶ会」に合わせて来るつもりだな。
 献花だけで帰っててもよかったのだが、折角同級生に会う機会だ。待つとしようか。
 となると、まだ2時間以上ある。
 酷暑の中(礼服を着て)待つのは危険と、近くの店に一旦避難させてもらった。
 案の定、再び会場に訪れると、懐かしい顔ぶれが揃っていた。中には45年ぶりに会う奴までも。

 会場の厳かな空間の一角で、私たちの居る場所だけが異様な空気を漂わせていた。
 何しろ、揃いも揃って下品な連中ばかりだものね。(私なんて上品な方で酒よ)
 「こりゃあかんで」と、早々に会場を後に。
 淳ちゃん。すまない!

みんな年取ったね

 偲ぶ会にも参加したかったのは山々なれど、私には授業がある。大切な生徒たちが待っている。
 「また会おう!」と、友に別れを告げた。
 JRが運転見合わせとかで、阪神を使って教室に戻る。
 ギリギリ何とか間に合ったが、AUの電波障害はまだ直らず、シンガポールとの遠隔授業はできなかった。

 暑い一日がようやく終わる。
 けど、暑いなんて言うのは、生きている者の贅沢だ。
 生きていられるだけで有り難いのだから。

22.7.4 やっと

 やっと電話がつながった。(16:30)
 まるまる2日以上、不通だった。
 最新の機器は便利そうでも、今回のように一旦不具合が出ると、いきなり役立たずに成り下がってしまう。
 通信手段を複数持っていなければ、完全にお手上げ状態だった。

 病院からも、意味不明の要求を受けた。
 電話が通じないから、電話代を持っていない母に、現金もしくはテレホンカードを持たせてほしい。と言われた。
 それも、今すぐ届けろ!と言わんばかりの口調でだ。
 電話代くらい立て替えて下さいよと言うと、それは規則だからできない。と言う。
 この非常事態に何が規則じゃ!と声を荒げてしまった私。
 母がもしも電話したいと言ったら、その事を伝えて下さい。すぐに折り返しますから。と、言うとことで納得してもらえたが、その交渉に20分以上もかかった。
 頭が固いのか?それとも頭が悪いのか?

 まあ、無事に???復旧してなによりで酒。
 シンガポールの生徒とも話ができたしね。

22.7.5 経過

 母の病状経過は良好らしい。
 担当医曰く「いつでも退院できますよ」とのこと。
 めでたしめでたし。
 ただ、(リハビリのための)転院先に空きがないので延び延びになっているらしい。

 その転院先から連絡があった。
 受け入れて下さるそうだ。
 少しだけおどろいたのは、かかる費用が結構高いこと。
 公立病院と違い、私立だからなのだろう。1ヶ月で20万円近く必要になりそうだ。
 まあ、文句を言っても始まらない。

 あとは、手術をして下さることを祈るばかりだ。
 ステップバイステップ。
 希望を捨てずに、現実と向き合っていこう。

22.7.6 またもや

 またやってしまった。
 今日は、とある学校の先生がお見えになる日。
 約束の時刻は13:00なれど、(その前に個人保護者会も予定していたから)、朝から慌ただしく動いた。
 11時過ぎに事務所入り。よし、セーフだ。

 けど、おかしい。誰も来ない。
 おかしいのは私の方だった。
 なんと、約束していたのは今日ではなかった。明日だったのだ。
 手帳にもちゃんと7/7と記されていた。

 すっかり予定が狂ってしまった。
 え?そりゃアンタが悪いんだろうって?
 仰るとおりでございま酒。
 でも、日にち感覚って狂うよね。

 これから夏休み。曜日感覚が無くなるのは必至。
 同じミスをさらに繰り返さぬよう、気をつけなければ。

22.7.7 星に願いを

 今夜は七夕。
 今年は晴れた。良かったね。

 けど、お星様よ。
 逢瀬を楽しんだなら、願いを聞き届けて欲しい。

 欲を言ったら切りがないが・・・。
 ハニーと私の願いをそれぞれ叶えてくれないかな〜!

 それ以上のことは望みません。
 お願い致しま酒!!

22.7.8 凶弾

 驚いた。
 安倍元首相が凶弾に倒れたちょうどその時、私は西大寺の駅にいた。
 全く外の騒ぎには気づかず、電車に乗り込み「ア〜涼しい」と人心地ついていたのだ。

 それにしても、とんでもない事が起きたものだ。
 犯人が何を思って、凶行に走ったかは分からない。とんでもない事情が秘められているのかも知れぬ。
 しかし、たとえ思想が180度食い違っていても、またどれほど憎んでいても、やっちゃいけないだろ。

 それにしても、SPも付いていただろうに、どうして?
 一部では、即死に近い状態だとの説もあるが、せめて命だけでも助かってほしい。

 日本が世界一安全な国だ。なんて、過去の妄想なのかな?
 (日本は現在、安全な国ランキングの5位だそうで酒)

22.7.9 雨

 奈良は大雨だったそうだ。
 朝から事務所入りしていた私には信じがたい(大阪は全く降っていなかったものね)話だが、警報まで出たらしい。
 帰宅時もまだ雨は降っていた。(もっとも、私は生徒がプレゼントしてくれた素敵な傘のおかげで快適だったが。Nくん。ありがとう!)

 これは天の怒りではないか。
 愚か者の蛮行によって偉大なる人物を亡き者にした、その地に対する怒りに違いない。
 なんて事を言ったら笑われるだろうが、神様はいるよ。
 神様は、天から絶えず私たちの行動を見ておられるよ。
 そして、あまりの愚かさを見かねたときには、天啓を下さるのだ。
 と、私は思う。

 今回の事件に関する報道を否定するつもりはない。
 私も、深い悲しみと強い憤りを覚えている。
 しかし、どうしてこんな事が起きたのか。
 誰もが、そのことに口をつぐんでいるのには、違和感を禁じ得ない。

 私は、昨今の教育が緩く甘く、いやそもそも役に立っていないことが、原因ではないかと思う。
 悪いことを悪いと指摘すれば、傷ついた、傷つけられたとクレームをつける馬鹿親ども。
 そんな親に目一杯甘やかされた子が、善悪の区別もつけられないまま大人になって、また自分ばかりを正当化、そして自己主張する。
 永遠の悪循環だ。
 そして、お偉い人たちは、悪事が露見したときだけ神妙な顔をして頭を下げる。
 そんな大人ばかりを見て育った子どもがまともな考えを身につけられるとは、到底思えない。
 そもそも、教育は学力をつけるためだけに行われているのではないはず。
 正しい判断を自ら行えるだけの力を備えるために教育があるのだ。
 しかし、今はその本来の教育が、全く機能していない。
 極論かも知れぬが、このままでは似たようなことが今後も後を絶たないのではないとさえ思う。

22.7.10 一進一退

 なんということだろうか。
 明日はめでたく退院。そしてリハビリ病院へ転院のはずだったのに。

 授業開始直前に母から電話。
 明日の転院は、発熱のため、延期になったと言う。
 数時間後、医師から電話。
 40度の発熱だったらしい。

 そりゃ無理だ。
 しんどかっただろうな。
 早く治まってもらえればと願う。

 一進一退の日々が続くが、希望だけは捨てないようにしたい。

22.7.11 酷暑

 暑い暑いと言ったところで、涼しくなるわけはないのだが・・・。
 暑い!

 母が現在入院している病院は、実家のすぐそば。
 車なら5分〜10分の距離だ。
 しかし、歩くとなると話は違ってくる。

 届けるものがあったので、病院まで行ってきた。
 行きはバスで楽ちん。
 しかし、病院から実家までが、想像以上にハードだった。
 日陰は殆ど無い。少し歩いただけでも汗が噴き出す。
 炎天下を20分〜30分?(ぼーっとしてきて時間の感覚がなくなった)。
 下着まで汗でビショビショだ。実家に辿り着くやいなや、シャワーを浴びた。
 それから1時間ちょっと。シャツはまだ乾かない。(当然その間は素っ裸)
 濡れた服をもう一度着るのは気持ち悪かったが、グズグズしていると仕事に間に合わなくなる。

 外に出ると、ムッとした熱気。
 またもや20分ほど歩いて、病院へ。(病院からなら、いろんな方面にバスが出ているからね)
 当然、汗だく。けど、もう家に戻って着替える時間はない。
 電車の中では爆睡していた。(教室に入ったのは13:00。現在19:00。シャツはまだ濡れているぞ)
 ま、仕方ないわね。

 車がいかに快適な乗り物かを改めて思い知らされた。
 え?なんでタクシー使わなかったの?ってか?
 母がキャッシュが要ると言うので渡したら、財布の中にお札がなくなったのよ。
 350円じゃ、昼飯も食べられない。トホホ。

22.7.12 骨折

 今度は骨折だ。
 圧迫骨折らしい。
 けど、どうして、入院中に骨折?
 発熱の原因は確定できないが、骨折した部位に菌が入りこんだのではないか、と言われた。

 こんな状態で本当に退院できるのだろうか。
 いや、ネガティブに考えるのはよそう。
 手術直前で発熱したのも、退院予定日に発熱したのも、タイミングが悪いと嘆くより、ぎりぎり間に合ったと考える方が良いのではないか。
 もし、手術を決行し、免疫力が落ちている状態で発熱していたら、最悪の状況に陥っていたかも知れぬ。
 退院して(内科のない病院に転院し)からの発熱なら、処置が一歩遅れていたかも知れぬ。

 素人には判断が付かないことばかりだが、悪いことは考えないようにしよう。
 現在、母は話もできる状態。「がんばる」と言ってくれた。
 これから快方に向かうと信じたい。

22.7.13 ささやかな

 欲は言わぬ。

 美味しいものを食べて「おいちいね〜!」と微笑み合う。
 素敵な景色を見て「おお〜!」と感動する。
 下らないテレビ番組に「つまんね〜」と文句を言いながら、笑い転げる。
 素敵な出来事(些細なことで十分)に感動する。

 楽がしたいのではない。
 富も名誉も望みはしない。
 ただ、ほんの少しで良い。少しだけで良いから、幸せを味わいたいのだ。

 多くは望まぬと言いながら、やっぱ、欲張りかな〜。
 じゃ、一つだけ。
 みんなが健康で生きられま酒ように!

22.7.14 小バエ

 食べた後は、すぐに食器類は洗う(ようにしているつもり)。
 グラス類も然り。
 生ゴミは極力出さない。(食べ残しは極力しない)
 なのに、どこからともなくやって来る。
 鬱陶しい奴らめ。

 え?もうお分かりで酒よね。
 そう、小バエの来襲だ。
 
 この時期、奴らが出てくるのは、仕方ないのかな〜。
 余り気にしすぎる必要はないだろうが、全く気にしないのもどうなのだろう。

 今朝食べたラーメン。
 麺を湯がく鍋の中に、結構浮いていたように思うのだが。
 ま、取り除きながら食べたから、大丈夫でしょ。(って、オイオイ)

22.7.15 『今日も明日も負け犬』

 『今日も明日も負け犬』
 なんともショッキングなフレーズだが、映画のタイトルなのだ。

 偶々ネットの記事で見かけた。
 朝起きられない病気「起立性調節障害」の女子高生が監督となり、自身の体験をもとに女子高生たちのチームで作った作品らしい。
 そして、映画甲子園「高校生のためのeiga worldcup2021」で日本一になったと言う。

 先ずは、その記事をご覧あれ。
 如何で酒た?
 泣けてきませんか?
 映画も観ていないのに、ばっかじゃないの?なんて言わないでね。
 私の涙腺がおかしくなったのかな?

 機会があれば是非観たいと思う。

22.7.16 雑記

 保護者会のダメージ(美女達に精気を吸い取られるのよね)は相当なものだったようだ。
 今朝は危うく寝過ごすところだった。7:00に目覚めること自体遅いが、それから二度寝をかますなんて。
 講習会中でなくて良かった。

 「HG」と言えば、私世代にはレーザーラモンだろう。(え?誰それってかい?)
 なのに驚いたね。
 「早く現金」の略だったなんて。
 恐ろしい話だ。
 宗教(に縋る人)を否定はしない。けど、弱った人の弱みにつけ込むのは「救い」ではないだろう。
 疲れ切った人は、是非の判断が効かなくなっているはず。
 私も、とある宗教に関わりを持たされそうになったことがある。
 誘って下さった方は悪い人ではなかった。
 けど、折伏(人にこの思想の素晴らしさを理解させることが自他の幸せに繋がる)の理論にはついていけなかった。
 難を逃れることができたと言えば良いのだろうか。

 健康が一番だと痛感する毎日。
 己だけは大丈夫と過信することが、一番危険だとは分かっているのだが。
 ノー休肝日が続いている。(酒量は少ない)
 愛する人達の為に自制するべきだと言う天使と、少しぐらいなら良いんじゃないと言うペテン師が私の心の中でせめぎ合っている。

 そろそろ眠ろうか。
 研ナオコ(YouTube)に別れを告げてね。

22.7.17 至言

 今日は応援大会。
 今一つ本気になりきれていない受験生達に気合いを入れるべく、卒業生が駆けつけてくれた。
 私がいくら注意しても改めなくても、身近な先輩の言葉なら響くだろう。
 と言っても、打ち合わせをして「こう言ってくれ」と頼でいるわけではない。

 1人が素晴らしいことを言ってくれた。
 「間違えると言うことは、まだ不完全であることに気がついたのだから、喜ぶべきこと。
  解き直しをして、次にやったときにできるようになれば、一つ目標に近づいたことになる。
  復習はそのためにするのです」と。
 どうで酒!とても13才の言葉とは思えないでしょ。
 正に、私が言いたいことそのものだった。

 他にもたくさんためになる話をしてくれた。
 聞いていた受験生達の顔もだんだんと真剣に。
 よし!これで彼等の心の中に、灯はともったはずだ。
 実に有意義な(例年以上の)素晴らしい会になった。
 あとは、本人が実行するだけだ。

 明日は、最後の仕上げ。
 3者面談にて、本人達の本音、覚悟の程を聞く。
 本気になっていてくれれば嬉しいのだが。

22.7.18 反省

 「反省とは、失敗の原因を見つめ直すこと」
 と言う意味のことを、昨日生徒全員にメールで送った。
 彼等の中には、反省=ごめんなちゃいと頭を下げることだと、勘違いしている者もいるかも知れぬと思ったからだ。

 読んでくれたかな〜。
 自分の事だと気づいてくれたかな〜。

 心配ではあるが、最後に「反省無くして進歩なし」と付け足しておいた。
 もちろん、私の言葉ではない。
 松下幸之助さまのお言葉だ。

 え?お前が何を偉そうに!てか?
 は〜い。慥かに!
 ま、お許しあれ。これでも日々反省の連続なので酒から。(進歩はないけどね)

22.7.19 線状降水帯

 線状降水帯。
 最近よく耳にする言葉(昔はなかったはず)だが、一体どう言う状態のことなのだろう。

 ネットで調べると、
 「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50ー300km程度、幅20-50km程度の強い降水をともなう雨域」とあった。

 早い話が、集中豪雨の原因になるんだよね。
 けど、その発生メカニズムはまだ良く分かっていないらしい。
 一応、発生しやすい4条件として「雲の元となる暖かく湿った空気の流入」「その空気が山や冷たい前線とぶつかるなどして上昇」「積乱雲を生みやすい不安定な大気状況」「積乱雲を流しては生む一定方向の風」が挙げられている。らしいので酒が。

 とにかく、激しいのはあかん。
 幸い、こちらは小雨程度で済んでいるが、各地で猛烈な雨が降っている。
 空梅雨のため心配されていた水不足は解消されるだろうが、何ごともほどほどにせなあかんのちゃうかな。
 記録的短時間大雨情報なんて、これまた聞き慣れないかつ物騒な言葉が、あまり飛び交わぬよう、願いたいものだ。

22.7.20 クエン酸

 クエン酸は体に良いらしい。
 よ〜し、この夏はクエン酸で乗りきるぞ。

 しかし、ちょっと調子に乗りすぎたか?
 疲労回復に効果があると聞いたから、喜んで飲んでいるものの、1日に3本(1本に1350mg含まれているらしいから、約4g)は多すぎたかも。

 昨夜の授業では、頭がショートしてしまった。
 え?クエン酸のせいにするな!アンタがおバカなだけだろ!ってかい。
 仰るとおりでございま酒。
 準備不足で酒た。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
 

22.7.21 慌ただしい朝

 今日から5:00起き。目覚ましを2つセットしたから大丈夫!の、はずだった。
 ところが、速攻でアラームを止め、二度寝をかました私。
 次に目覚めたのは5:30。

 慌てたね〜。
 体は汗でベタベタ。エアコンのスイッチオン。
 喉はカラカラ。カボスジュースをがぶ飲み。
 朝食を抜いたら一日保たない。サンドイッチ(昨夜購入。割り引きシールが貼ってある)を頬張りながら新聞に目を通す。
 え?何してんだ私。のんびり新聞なんて読んでいる暇はないはず。
 風呂に入ろうと思ったが、浴槽は空っぽ。湯を溜めている時間はない。シャワーで済ます。
 げ!洗濯物が生乾きだ。なんでやね〜ん。まあ、今日着る分のストックはあるか。
 スマホを探す。あったあった。定位置(枕元)に鎮座していた。
 げ!電池残量5%?けど、充電している時間はない。
 あ、生ゴミを出す日だった。面倒くさいな〜。あまりたまっていないから、今日はパス。
 時刻表を見る。何とか間に合いそう。急いで家を飛び出した。

 電車は意外と空いていた。なんと、余裕で座れたのだ。
 しかし、どこからやって来たか、大きな蜂が1匹飛び回る。
 止せば良いのに、乗客の1人が叩き潰そうとするが失敗。そいつは逃げだし、周りはプチパニック。
 少し眠ろうかと目を閉じかけていたが、寝ている場合じゃない。
 結局、緊張のまま、ずっと起きていた。

 教室到着。間に合った。
 で、今、コーヒーなんぞを飲みながら、のんびりこれを書いている。
 え?余裕じゃん!てか?
 そうなので酒よ。
 教室到着時刻は7:15。授業開始は9:00。生徒達が現れるのはせいぜいその20分前。
 そう、慌てることはなかった。
 1時間ほど時間を勘違いしていたのだ。
 まあ、勘違いで良かった。
 明日からは、もう少し落ち着いた行動をしよう。

22.7.22 「LoveLove愛してる」

 初めて見たのが最終回だった。
 拓カさんの卒業?(おかしいだろこの表現)番組だと言うから、見たのだが・・・。

 時代は終わった。
 あんな拓カさんは見たくなかった。
 私が勝手に作り上げた偶像なのかも知れぬ。いや、きっとそうだろう。
 それでも、(無礼をお許し下され)拓カさんにはもっともっと孤高の存在であり続けて欲しかった。
 あんな奴らに迎合する必要はないんじゃないか?

 さようなら。吉田拓郎さま。
 貴方は憧れの人でした。
 思うままに生き、我が儘を突き通す。そんな生き方がどれほど羨ましかったか。
 もちろん、これは私が勝手な思い込みであり、本当の貴方は違うのでしょうが。
 偶像たるもの。本音を語ってはいけないので酒よ。

 今、貴方の素晴らしい曲を聴きながら書いておりま酒。
 今まで、ありがとうございま酒た。
 真似をしようにも足許にも及ばない私でしたが、「正直に生きる」これだけはこれからも続けて行きたいと思いま酒。

22.7.23 記念日

 昨日は記念日だった。
 32回目の結婚記念日と31回目のHOPES創立記念日。
 誰からの祝福もなかったけどね。

 ハニーとはLINEのビデオ通話で話ができた。
 けど、あれ、苦手なんだよね。
 自分の顔がどアップになるからさ。
 だれ?この老人?て思わず引いてしまうのよ。
 ハニーは髪を切っていた。可愛いね〜!
 結婚生活33年目。
 結婚当時、幸せにすると言った約束は、未だに果たせずにいるが、もう少しつきあっておくれ。

 HOPESもおかげさまで32回目の夏を迎えることができた。
 ままならぬ事ばかりだが、目の前の生徒たちのことだけを考えて、精一杯がんばりたい。

from M

 写真は、本文とは無関係。
 スタッフのM君から頂いた、カッパのぐい飲み。
 初代のぐい呑み「読書するカッパ」よりは大きいね。
 両方とも、ありがたく使わせてもらおう。

22.7.24 道具

 サービス業って何なのさ。
 そりゃ、私はサービス業向きじゃないと、よく言われるよ。
 けど、これでも大分考えを改めてきたつもり。
 私なりの結論は、顧客のためにできる限りのサービスを提供すること、じゃないかな。

 じゃあ、顧客って誰?お金をはらって下さる保護者なの?
 少し違うよね。私の場合、最優先すべきは生徒本人だ。
 生徒のためを思い、最善を尽くす。教育者たる者。そうあるべきだろう。
 この仕事に就いてから、この考えは全く変わっていない。
 もちろん、保護者をないがしろにするつもりはない。
 保護者と私、生徒と私、保護者と生徒、その三者の中で信頼関係が成り立っていなければ、成果なんて望めない。

 以前の保護者は、生徒のために必死になっている私を見て、安心して任せてくれた。
 保護者のその想いが伝わってくるから、私はさらにその子のためにできることを探す。
 生徒も自分の精一杯を尽くそうとする。
 その相乗効果で、結果的には生徒達の夢も実現されてきた。

 しかし、その信頼関係が崩れ始めている。
 最近の保護者には、一方的な要求ばかりで私の考えを理解しようとはしない人が多くなった。
 例えば、生徒に注意をすれば、生徒は親に都合の良い言い訳しかしない。親はそれを真に受けて、私を非難してくる。
 中には、端から全く信用していない人も居る。
 そんな人たちとどうやって信頼関係が築けるの。
 安くない金を払っているんだから、言うことを聞きなさい!とでも言いたいのだろうか。
 冗談じゃない。
 私も生身の人間だ。道具ではない。

 私の努力不足もあるだろう。
 相互理解のための方策を、もっともっと考えなければならないのかも知れない。
 けどね・・・。

22.7.25 車

 やっと車が手に入った。
 と言っても、購入したわけではない。
 マンスリーオーナーという、月単位でレンタルできるシステムなのだ。
 ま、長期のレンタカーと言ったところか。レンタカー料金に比べるとかなり安い。(車種にもよるが、4万円/月を切るのだから)
 ただ、レンタカーのように気軽に借りられるわけではなく、申請から受け取りまで1ヶ月以上要した。

FIT

 もちろん新車ではない。
 値段が値段だけに、どんなおんぼろ車が来るのかと不安だったが、割ときれいだった。
 走行距離も4万弱と、レンタカーにしたら少な目かな。
 一応、ハイブリッドだし。
 ただ、カーナビが付いていないので、少々違和感はある。
 まあ、見知らぬ場所に行くわけじゃないから、何とかなるだろう。

 それにしても車があると便利だね。
 汗をかかずに移動できる。
 病院にも行ったが、前回の苦行がウソのようだ。

 ただ、調子に乗って事故らないようにせねば。
 小回りの利く車だけど、まだ慣れていないのだしね。

22.7.26 頭痛

 昨日は頭痛が治まらなかった。
 立って授業をしていると平気なのだが、座ると痛い。立ちあがるとまた響く。

 熱はなかったが、軽い熱中症だったのかも知れぬ。
 あちこち動きまわったから?慣れぬ運転で緊張したからか?

 一夜明け、今はなんともない。
 適度のアルコールで緊張がほぐれ、充分睡眠を取ることで治まったようだ。

 とにかく、今は何があっても斃れるわけにはいかない。
 プレッシャーもあるが、気が張っていた方が良いかも知れぬ。

22.7.27 転院

 急遽、母の転院が決まった。
 昨日のことだ。
 15:00に連絡を受け、明日転院可能。というより、転院して欲しいと言われた。(コロナ感染再拡大で病床逼迫らしい)

 う〜ん。困った。
 もちろん、一歩前進は喜ぶべき事で、嬉しいのは慥かだが・・・。
 当然ながら、授業は既に組んである。
 ただでさえ、一度受診のために時間割を変更しているのに、再度となると。
 もう少し伸ばしてもらえないかと粘ったが、それにしても時間割の変更は避けられない。
 ならば仕方ないかと、最終的には病院側の要求を全面的に受け容れた。

 さあ、それからが大変だった。
 授業を動かすことは可能だが、それにしても急なことだ。
 全員に連絡を入れる。
 案の定、その日は無理と言われたご家庭があった。
 しかし「申し訳ありません」と、詫びるしか無い。
 本当に、ゴメンナサイ。

晴れて転院

 午前の授業をまるまる外させてもらったおかげで、先ほど無事転院完了。
 保護者の方々、生徒諸君。ご迷惑をおかけ致しました。
 写真は私の母(86歳)。50日ぶりに外の空気に触れることができた。
 コルセットが痛々しいが、思いのほか元気そうで、私も嬉しかった。
 期間限定でUPさせていただきま酒。

 今度の病院は、リハビリ専門。
 内科的な病状のケアに一抹の不安はあるものの、スタッフも医師も感じの良い方ばかりで一安心。
 あとは、明日の診察結果に望みをかけるしかない。

22.7.28 一縷

 一縷とは、本来、細い糸という意味。
 それが「一縷の望み」となったらしい。

 今日は、手術をするかしないかを判断してもらう診察の日。
 母のこれまでの状況(自己免疫性肝炎を抱えている上に、脳梗塞。白血球の数も少ない。さらには肺炎を起こし、圧迫骨折まで)を鑑みれば、10人中10人が「手術は無理」と言うだろう。
 私も、引導を渡される覚悟で臨んでいた。
 母にどう納得してもらおうかとね。

 ところが、現在の母の状況は、過去最高に良い感じ。
 中畑清ではないが「ゼッコウチョ〜」なのだ。
 発熱もなければ、意識もしっかりしている。食欲もあるし、受け応えもボケていない。
 実際、検査の結果、数値も悪くなかった。
 執刀予定の医師は、手術を断念させるべく、本日の診察を入れて下さったのだろう。
 予め、電話で数回やりとりさせて頂いたが、「諦めて下さい」のモードがビンビンに伝わっていたものね。
 慥かに、リスクは高い。免疫力が低下している母が細菌に感染すれば、命に関わる。
 開口一番、先生はそのことを強調された。私も頷くより他はなかった。
 しかし、母の顔色が良いことと、数値が悪くない事などから、次第に頑な口調に逡巡の色が見え始めた。
 先生が母に尋ねる。
 「どうしたいですか」と。(この先生、人間性も素晴らしい方なのだ)
 母ははっきりと「手術して欲しい。生きる目標を与えて欲しい」と答えた。
 私の意見も聞かれた。
 「今の状態をゴールとは考えたくありません。素人判断だとは思いますが、可能性があるなら今よりも良い状態での生活を望みます」

 結果、条件付きながら、許可が下りた。
 「手術をするなら10月。それまでに、今の健康状態が悪化していないこと」
 クリアするには難しい条件かも知れないが、母は喜んだ。
 「目標に向けて頑張る」と、目を輝かせてね。

 ギリギリながら、明日への希望が繋がった。
 危険な賭かも知れぬ。けれど、目標を持って生きることは素敵なことだ。
 私は、たとえわずかな可能性でも、そこに望みを繋げたい。

22.7.29 失望・落胆

 低学年の生徒にはがっかりだ。
 私の勝手な事情で授業を変更したのは、申し訳ないと思っている。
 けれど、空いた時間に君たち何をしていたの?
 相変わらず、言われた事しかしてこない。
 言われなければしなくて良い、とでも思っているの?
 計画性もなければ、自主性もない。
 能力低いのなら努力しろよ。
 何か勘違いしていない?
 努力しなくても自分は大丈夫とでも思っているの?
 まあ、そんな生徒は、保護者も自信過剰な人ばかりだから、仕方ないのかな?

22.7.30 幸せって

 久し振りに早く帰宅。TVをつけたら「寅さん」が放送されていた。
 見たことのない作品(覚えていないだけかも)だったので、最後まで観てしまった。

 みつおが言う。
 「人の幸せって何なんだろうな?」

 人はそれぞれの価値観で行動している。
 だから、幸せの基準も人それぞれのはず。
 映画では、疑問提示で終わっていたが、私はこう思う。
 「満足した生き方ができていれば幸せ」ではないかと。
 結果ではない。その瞬間瞬間が楽しければ幸せなのだとね。

 あれ?若い頃、自己弁護に使っていたセリフそのものじゃないか?
 やっぱり、私は進歩していないな〜。

22.7.31 寝だめ

 つくづくバカだぜ。
 寝だめなんてできないことくらい分かっていそうなものなのに。

 取りあえず、眠れるだけ寝てみた。10時間は寝たな。
 おかげで、むっちゃ元気。

 明日から1週間。オープン&クローズの日が続く。
 5:30起床の11:00帰宅。単純に考えても睡眠時間は5時間程度。
 こりゃ、呑んでいる時間なんてないぞ。
 今日の分が寝だめとして効けば良いのだけどね。

 まあ、グダグダ言っても始まらない。
 やるしかないのだから。
 ふぁいと〜!お〜!

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