- 13.8.1 不勉強
-
クーラーは直った。予想通り、ダクトの詰まりが原因だった。(7年前と同じ)
たった1日だが、蒸し風呂状態を体験したことで、今の幸せを感謝することができる。
後日届く請求書が恐ろしいが・・・。
今日はとある学校から訪問を受けた。
懇意にさせていただいていると言うほどでもないが、何度かお目にかかっていたので、楽しくお話させてもらった。
そして、最新の情報をいろいろと教えて頂いた。
次から次へと出てくる新事実。
こりゃ、いかん。余りに不勉強。知らないことが多すぎた。
ある程度の噂レベルの情報は持っていたが・・・。
大いに反省。(←いつもこればっかりやな〜)
- 13.8.2 抵当権
-
難しいことは分からない(え?それでも法学部卒業かいって?ほっとけ!)が、我が家には抵当権なるものが設定されていたようだ。
住宅ローンを組む際には、自動的に設定されるそうだ。
つまり、借りたお金が返せなかったら、お家は取り上げられるようになっていたらしい。ま、担保で酒ね。
今回、めでたくその抵当権が抹消された。
先日、その手続きに行ってきた。
法務局には何度も行ったことがあるので、自分一人でもできるだろう。ちょっと遠いのと、時間がかかるのが難点だが。
予想通り、いろいろと書く書類はあって面倒ではあった。けどまあ、なんとか完了した。
司法書士に頼むより、安く上がると聞いたからが、結構かかった。とにかくよう分からんシステムや。
それでも・・・。
わ〜い!わ〜い!これで、我が家は文字通り我が家になったわけだ(よね)。
全く実感は湧かないが、取りあえずは喜んでも良いのだろう。
- 13.8.3 忙中閑
-
今年の夏は例年より楽かもしれない。
そりゃ、生徒が少ないからでしょ!ってかい?
失礼ですね。慥かにそういう点もあるかも知らないが、生徒が少ないからと言っても授業が少ないわけではない。
クラス分けは例年通りしているし、oneoneコースを新設した分、授業は増えたし、その教材作成にも結構時間はかかっている。
また、生徒が少ない=問題児が少ないわけでもない。むしろ、逆だ。一人一人の問題点がクローズアップされる分、課題は増える。
実際、生徒達のことを考えると、悩みは尽きない。
じゃ、何が楽なの?そうで酒ね。
無理に自分を追い込んでいないことかな。
そうね、以前なら少しでも時間があれば何か特別なことをしようと思っていた。いや、しなくちゃいけないと思い込んでいた。
それ自体は悪い考えで無いと思うが、結果的に自分の首を絞めることになり、次第に精神的にも肉体的にも追い詰められていった。
例えば、問題集作成とか改訂とかね。
けれど、今年は、無理をしていない。
堕落だと言われるかも知らないが、今のところ、上手く回っているように思える。
今日は、友人の誘いを受け、神戸で花火見物だ。
花火を見るなんてそれこそ30年以上前のことだ。
しっかりリフレッシュしたいと思う。
- 13.8.4 花火
-
神戸に向かう電車は混んでいた。浴衣姿の女性もチラホラ。
え?もしかしてみんな花火を見に行くの?まさかね。
三宮に着いて、そのまさかが的中していることに驚く。
すごい人だ。ポ−トライナーの駅に続く行列が進まない。
車内はギュウギュウづめ。慌てて飛び乗った私も悪いが、立っているのがやっとの状態。
あっという間に汗が噴き出してくるが、その汗を拭うことすら出来ない。
会場近くの駅に到着。ここでも長蛇の列。
けれど、私たちの向かうのは海辺と反対方向。
友人のマンションで呑みながら花火鑑賞という企画なのだ。
遅れて登場した私とハニー。既に10名近くの方が集まっていた。
二人とも人見知りをする質なので、知らない人たちばかりの集まりだと緊張する。
まあ、私は一杯飲むまでだけどね。
ようやく辺りが暗くなってきた。
突然、ド〜ン!と大きな音が。
お!始まったようだ。
全員、廊下に出る。もちろん私はグラス片手にだ。
マンションの11階。高所恐怖症の私には厳しいシチュエーションだったが、下さえ見なけりゃ大丈夫。
実際、花火に見とれて、びびっている暇も無かった。
キレイで酒たよ〜!ほんと素敵。
けど、花火を撮るのって難しい。
100枚近く撮ったかな。けど、まともに写っているのは皆無だった。
大抵はフライング。完全に開いてからシャッターを切ると何も写っていないし、タイミングが合ったと思えたのはブレていた。
それでも、アリバイを兼ねて?恥ずかしながら一応UP。
花火の後は、また部屋に戻って宴会の続き。
ここら辺からは例のごとく、記憶が定かでは無い。友人の撮った私の姿は、目が完全に据わっていた。
奈良までは2時間近くかかる。後ろ髪を引かれる思い(毛もないのくせにって言うな!)で、先に失礼させてもらった。
さて、来年はお呼びがかかるかな。
- 13.8.5 請求書
-
机の上を整理していたら、目にとまった見慣れぬ1枚の葉書。
請求書だった。しかし、身に覚えがない。
宛先はhanaya様となっているから、私に対する請求なのだろう。
おかしいな〜。開封してみると3万円ちょっとの金額だ。
請求者はジョイサウンド(仮称)。こちらも記憶にない。
さては、架空請求か?
一抹の不安はあったが、電話をかけてみた。
普通の会社だった。いや、むしろ丁寧すぎる応対で、かえって身構えてしまった。
話をしながら、もう一度葉書を見ると・・・。
あれ?住所が違っているぞ。町名までは一緒で番地も近いがビルの名前は違う。
よくよく見ると、名前もおかしい。hanaya様宛だった。
え?そりゃさっきも聞いたよってかい。
違いまんねん。私はhannya。葉書の宛先はhanaya。
nが一個足りない。
その瞬間、全ての謎が解けた。
郵便配達員の勘違いだ。
この葉書は「ハナヤ」宛てのものだったが、「ハンニャ」宛てと思い込んだのだろう。ろくに住所を確認もせず、「ハンニャ」ならあそこだと。
たしかに、この近所に「ハナヤ」という店はある。行ったことはないが、食事処かな。スナックかも知れない。
この請求は、有線かなんかの料金の類いなのだろう。
先方も理解してくれた。数十分後、営業の人が飛んできて、平謝りに謝っていった。
その営業の人は全く悪くないと思うのだけどな〜。
ま、無事一件落着。めでたし、めでたし。
- 13.8.6 ヨイショ
-
「僕はビルゲイツより幸せだ」
これは、昨夜一緒に呑んだ教え子のセリフ。
え?意味不明?
じゃ、翻訳しよう。
「僕にはお金はない。けれど、やりたいことをやっていられる。何て幸せなんだ」と言うニュアンスだろう。
「それはHOPESで学んだことが原点で、全て先生のおかげです」と彼は続けた。
酔いも手伝っているのだろう。こちらとて、その言葉を鵜呑みにするほど思い上がっちゃいない。
けど、本人曰く「ノーヨイショ」らしい。
彼と呑むのは初めて。
今度の同窓会には出席できないからと、わざわざ訪ねてきてくれた。
「5年ぶりかな?いくつになった?」(実は6年ぶりだった)
「もう30です」
「おお!そうか?早いもんだな」
「先生はおいくつですか?」
「53だよ。もう」
「え〜!見えない。全く変わっていないのに〜!」
いきなり、このやりとりだ。
どうやら、彼はヨイショの天才のようだ。
ミュージシャンも続けていると言う。
ウエディングの音響がメインらしいが、最近、教室も始めたらしい。
素敵じゃないか。がんばれよ。
再会を約束して別れたが、気がついたら乗り過ごしていた。
ハニーには迷惑をかけたが、ま、楽しい酒だったから良いか?ってダメ?
- 13.8.7 テクニック?いいえ!無知なだけ
-
『花火をキレイに撮る方法』が、今朝のテレビで紹介されていた。
先日の花火大会での失敗がまだ忘れられないだけに、興味津々で、いや真剣に見た。
(友人の写真は完璧だったのに、私のは全部ダメ。何故じゃ、ど〜してじゃ!)
知らなんだ〜!知らなんだ〜!な〜んにも知らなんだ〜!
美しく撮るコツは、
1.キチンとピントを合わせること(オートフォーカスは以ての外)
2.三脚で固定すること
3.スローシャッターを使うこと
だったらしい。
私は、全てが無茶苦茶。
考えてみれば分かるわな。夜空に向かって、オートフォーカス?一体何を写したいのだ。
ビール片手にシャッター切ったって、そりゃ、アル中でなくてもぶれるだろう。
スローシャッターなるものがあること自体、知らなかったと言うお粗末さ。
ああ、恥ずかしい。自分の無知や無謀を棚に上げ、「このカメラじゃな〜」なんて愚痴ってた。
次なるチャンスがあれば、チャレンジしてみたい。けど、そんなのあるかな〜。
- 13.8.8 悪意
-
早くも立秋だという。
どこが秋やねん。むっちゃ、寝苦しいわい。
ここで一句。
悪意から
ユー(U)をなくせば
秋だった
え?意味不明?
ローマ字入力で変換していて、さっき気がついたのよ。
他人の悪意に気づかずに終わっている事も多い。鈍いと言われればそれまでだが、その方が幸せかも知れない。
一方、勝手に思い込んでしまっているケースもある。悪気はない相手の一言や振る舞いを、自分に向けられた憎しみだと。
最悪は、悪意に対し悪意で返すこと。エンドレスな憎悪しか残らない。どうせそんな奴と理解し合えるはずはないのだから。
理想は、悪意を善意と受け止めて、好意で返すことなのだろう。しかし、私はそんな器じゃない。
さて、今回のケース。これは、一体どう解釈すればよいのだろう。
やっぱ、スルーが一番かな?
え?ますます、意味不明だって。ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 13.8.9 誤報
-
かつて聞いたことのないほどの音だった。
昨日の夕方のこと。突然、携帯がわめき立てた。
慌てて手に取ると『緊急地震情報』とある。
「何だと〜!奈良で大地震?!」
こりゃいかん。すぐにハニーに電話。
「大丈夫よ。全然揺れなんて感じなかったよ。携帯の音にはびっくりしたけど」
とのことで、先ずは一安心。
けれど、電車は止まるし、世間はそりゃもう大騒ぎ。
どうやら、誤報だったようだ。
誤報で良かったと喜ぶべきなのか。それとも、近い未来からの警鐘と捉えるべきなのか。
全く無防備で、狼狽えるしかなかった私に、偉そうに言う資格はない。
ただ、「地震も台風も全部嫌い!」で、片づけてはいけないことだけは確かだ。
- 13.8.10 前半終了
-
最近、ちょっと暑すぎじゃない?
折角早く帰れる日でも、外の暑さを考えると、足取りが重くなる。
ま、おかげで、仕事は捗ったけどね。
そんな日々も一旦終わり。
今日から3日間はパラダイス。
先ずは同窓会。大人の部は3年ぶり。(未成年の部も昨年は行わなかった)
教え子達に会うのが楽しみだ。
さあ、騒ぐぞ!呑むぞ!はじけるぞ!って、気合いを入れすぎるからいつも後悔する羽目になるのだけど・・・。
次男は昨夜帰省。長男もこの同窓会に合わせて帰ってくる。もっとも、今夜の夜行バスでトンボ返りらしいが。
家族全員が揃うのは超久し振り。自宅でではないのが寂しいけどね。
- 13.8.11 大同窓会
-
私は幸せ者だ。
卒業して何年にもなるのに、たかが一時期通った塾のことを懐かしく思ってくれている子がこんなにもいるなんて。
未成年の部も大人の部も30名が集まった。
中学生は友達と会うのがメインだろう。けど、高校生以上になると少し違うように思う。
うぬぼれるなと言われそうだが、私に会いに来てくれるのだ。
厳しいだけの叱られ続けたこんなおっさんに。
ほぼ全員と言葉を交わすことができた。
泣き出した子までいた。(謎)
割と、意識ははっきりしていたと思う。
楽しい時はあっという間に過ぎる。
最後は、予想通りの撃沈。
ま、10時間も飲み続けたらそうなるわな。
今日はOB会。久し振りに泳ごうかと思っていたが、止めた方が良さそうだ。
死体がプールに浮かぶ事になりかねない。
まだ十分回復はしていないが、午後には体調も戻るはず。
さあ、今日もはじけるぞ。 - 13.8.12 OB会
暑かった〜!
前日の酒さえ残っていなければ、プールに飛び込みたかった。水着はないけどノープログラム。
総勢60数名が集まった。
恩師のお姿も拝見することができた。89歳のご高齢にも関わらず、しっかりと話されていたのには驚いた。
私にも声をかけて下さった。「おい!今年は奥さんどうした?」と。
昨年よりもお元気そうに思えた。いつまでもお元気でいらして欲しいものと願う。
OB会の幹事を引き受けて今年で3年目。
幹事の仕事は、準備に尽きる。ずいぶん微妙な思いもさせていただいたが、まあこれも経験だ。
準備にかける莫大なエネルギーに比べれば、当日は大したことはない。少しばかり気を配っていればよいだけ(知らんふりだって可能)だ。
大いに呑んで(少し食べて)、しっかり楽しませてもらった。
鏡割りなるものも初めて目の当たりにさせてもらったし、懐かしい先輩方ともお目にかかることができたし、満足満足。
料理は「う〜ん。(量も質も)例年よりは落ちたね」と、参加者の多くは不満を言っておられたが、それだって裏方の尽力のおかげで成り立っているのだ。
世の中には、好き放題言っている人がいかに多いことか。そうはなりたくないと思うが、それもこれも貴重な勉強だ。
昨日は2次会で解散。足取りも(割と)しっかり、無事帰宅できた。
さて、実は今、悩んでいることがある。
今後、この幹事の仕事を辞退しようと思っているのだ。
果たして、他のメンバーは許してくれるだろうか。(意外とあっさりOKだったりして)
我が儘を言えば、迷惑をかけるのは承知している。しかし、私にとって時間は何より大切だ。
例えば、名簿整理に今日だけでも既に10時間近くかけているが、まだ完成していない。
感謝して欲しいと言いたいのではない。裏方が嫌いなわけでもない。
そもそも私は水泳部で育ててもらった。現在の私があるのは、水泳部で培った忍耐力のおかげだし、人間関係の多くも学ばせていただいた。
その万分の一でも恩返しができればと思っていたのだが、物理的に無理な事が多すぎる。
会合にはほぼ出席できない。ほとんど、土日だ。日曜日は私にとっては一番授業の多い日だし、神戸まで駆けつけるにしても時間がかかる。
しかし、ここで幹事のお仕事を断る=今後、OB会には一切参加しない ということになる。
悩むな〜!普段の労を厭うか、一日の喜びを大切にするか。
- 13.8.13 酷暑
-
酷暑!酷暑!国生さゆり!
今日から出勤。
べたべたのオヤジでも言わんようなフレーズが頭に浮かぶ程、脳みそ停止状態だ。
それにしても暑い。熱中症で人が死ぬって、これ、どないよ!ほんま。
電車は意外に混んでいた。
7:00前だというのに、空席はない。世の中全部がお休みモードじゃないのね。
どんだけ暑くても働いている人はいる。少しだけ嬉しくなった、呑ちゃんで酒た。
写真は、道ばたの壁に咲いていた百合。
可憐で健気な姿に心を打たれたのね。
- 13.8.14 名簿整理
-
名簿整理に取りかかって十数時間。ようやく一段落か。
やれやれ。と喜んでいる場合じゃない。
これはOB会のお手伝い。最後のご奉仕のつもりでさせて頂いた。
肝心の卒業生の名簿整理には、まだ全く手をつけていない。
このお盆の数日間で完成させたいと思っているのだが・・・。
同窓会のメーリングリストの作成および写真整理。おっとアルゴ大会と応援大会の写真整理もまだだった。
どっひゃ〜!結構忙しいぞ。
ま、今宵から独身だから。ぼちぼちやるべ。
- 13.8.15 一人
-
カッパちゃんは悩んでいた。
散髪屋さんの鏡の前で。
むくんだ自分の顔をぼんやり眺めつつ、太ったお腹を無感動に眺めながら、マスターやママさんが話しかけてくれるのも上の空で。
とうとうママさんに見抜かれた。
「今日はこれから呑みに行きはるんですか?」
「うーん、どうしようかなぁ?」
家に帰っても一人。呑みに行っても一人だ。
一応説明すると、「呑むのだけは確かなのですね」と笑われた。
お盆で休みの店も多い。しかし、家にはアテになるものはない。買い物に行くのも億劫だ。
とりあえず、電車に乗ったが、まだ悩んでいる。
さて、どうしたものか?(車内から送信)
それにしても、一人って何てツマラナイのだろう。
- 13.8.16 二往復
-
自宅から最寄りの駅までは歩いている。(1kmもない距離だし当然なのだが)
行きは下りで、楽勝だ。帰りは上りで、今の時期は汗だくになるが、まあ全てを脱ぎ捨てれば問題は即解決するので、まあ少しの辛抱だ。
昨日のこと。
駅に着いた。定期がない。一瞬、躊躇した(往復1000円強の出費をどう考える)が、結局、戻ることにした。
汗だくになったが、着替えている時間はない。大急ぎで再び駅に。
電車に乗っている間はもちろん、事務所についても汗は引かなかった。
そして、今日。
足取りも軽く駅に向かう。何故かいつもより軽快だ。
軽いわけだ。携帯を忘れていた。
天を仰ぐカッパちゃん。
けど、まだ駅までは行っていなかったので戻ることにした。
毎日、出勤前の往復。これはきつい。けしてダイエットの為とかではない。
忘れ物をしなけりゃ良いのだ。けど、二度あることは三度あるって言うからな〜。
あ〜あ、一人じゃ何も出来ない、だめなボキュ。
- 13.8.17 休日
-
朝からTVで高校野球観戦。
暑いだろうに、必死に頑張っている球児達の姿には胸が熱くなった。
さて、そろそろ飯でも食うか。
お昼はカレーにしよう。と言っても、もちろんレトルトだけど。
鍋に湯を沸かしそこに放り込むだけだから、私にでもできる。
そろそろ沸いたかな〜。と台所に行って、引き攣った。
あれ?火が消えている。(ガスは出ている)
どっひゃ〜!危ない危ない。
もう少しで、あちらの世界に行く所だった。
お盆に『オ〜!ボン!!』なんて、シャレにもならない。
- 13.8.18 嗚呼、小市民
-
呑み屋で、勘定があれ?と思った経験は誰にもあるだろう。
さて、あなたならどうする?
大抵は、「まあ、こんなこともあるさ」と、無理矢理にでも納得するのではないか?
余程の確信がなければ、問い質したりはしないはずだ。
私も同じだ。(明らかに悪意を感じた場合は、話は別だが)
で、信用ならないそんな店には二度と行かない。それが賢明だろう。
ところが、その店が馴染みの店ならどうだ?
悩む。気の小さい私は悩む。
今回も悩んだ。
「あれ?おかしくない?」と、その場で軽く言えばよかった。
そもそも、10年以上通っている店だ。姑息なことをする人ではない。
久し振りに訪れた際に、妙に安いなと感じたことはあった。さして気に止めなかったが、あれはサービスだったのだろうか。
安いときは黙っているのに、高いときは文句を言う。なんてせこい奴なんだ。
誰にでも計算間違いはある。それを糺すのは、生徒の揚げ足を取る陰険な教師そのものだ。
だけど、明らかにおかしい。
う〜ん。どうしよう?悩みながら、駅に着いてしまった。
もやもやした気持ちを残すのは嫌だ。
電車を降りてから、思い切って電話をした。
電話口の向こうでは、ひたすら勘違いを詫びていた。
「やっぱり言わなければよかった」後味の悪さだけが残った。
関係を修復するなら早いうちがよいだろうと、今晩訪ねてみた。
ポチ袋にお詫びの手紙とともに500円玉が入っていた。
「やっぱりただの勘違いだったんだ」
嬉しくなったのは、お金が返ってきたからではないぞ。
- 13.8.19 TATTOO
-
時代遅れと呼ばれようが、頭が固いと言われようが、私はTATTOOが苦手だ。
いや、嫌っていると言ってもよいだろう。
その点だけは、橋下徹と相通じるものがある。
日本人で入れ墨と言えば、以前はその筋の人達のトレードマークだった。
もちろん別世界の人だから、関係はないのだが、できることなら、関わりを持ちたくはない。
やはりその類いの物を見せられると、その人物の人格がどうのこうのと言う以前に、恐怖を覚えてしまう。
ところが、最近は若者の間でTATTOOを施している人が増えているらしい。
薄着のこの季節には、実際よく見かける。
ファッション感覚なのだろうか。ピアスと同じ?
個人の勝手だと言われればそれまでだが、それでも私は抵抗がある。
スポーツ選手でも、外国人でよくTATTOOをしている人を見かけるが、思わず目を背けてしまう。
テレビがそんな人を映さなければよいのにとさえ思ってしまう。
肉体美を誇りたいのだろうか。自分は人とは違うとアピールしたいのだろうか。
理解できない。そもそも、私は、TATTOOや入れ墨を美しいと思ったことは一度もない。
(世界陸上を見ながら思った雑感を書いてみた)
- 13.8.20 家事
-
ハニーが里帰りしてそろそろ1週間。
皆さんよくご存じのように、私は一人では何もできないダメ男。
ハニーには「それじゃいけないよ。もしも私が明日いなくなったらどうするの?」とよく言われる。
「ボキュも死ぬ」と答えるたびに睨まれるのだが・・・。
今回は洗濯に挑戦してみた。
「わ〜い!わ〜い!一人でできた!!」
大袈裟に言うなって。どうせ全自動洗濯機でしょ。洗濯物を放り込んで洗剤を入れてスタートボタンを押すだけじゃない。
「ふん!馬鹿にするな。それだけちゃうわい!」
洗濯物を干して、なおかつ、取り入れもしたのだ!
自分でも感動した。
「酒ご〜いでしょ!ど〜だ!参ったか!」
と、ハニーにメールで知らせたら、褒めてもらった。
一人暮らしの経験がないわけではない。
20歳代の頃、恩師の許で約1年過ごした。
けど、家事は一切していない。
一夏、風呂にも入らなかったくらいだ。
改めて、家事の大変さが分かった。
洗濯物を干して取り入れるだけで、蚊が群がってくる。あっという間に数カ所刺された。
ハニーもいつも嘆いていたが、
「そんなことくらいで・・・」と正直、小馬鹿にしていた。
「ごめんね。ハニー!君の大変さが、少しだけ分かったよ」
結婚生活20数年の夫のセリフじゃないけどね。
はい、反省しておりま酒!これからはもっと敬意を払うことを誓いま酒! - 13.8.21 虫の声
-
依然として猛暑は続いている。
しかし、季節は確実に移ろい始めているようだ。
あれほど喧しかった蝉の鳴き声もあまり耳にしなくなったし、先日など夜中に虫の声が聞こえてきた。
嗚呼!夏が終わろうとしている。
また、何も残すことができなかった。
ただ時が過ぎていく。それを感じるほど空しいことはない。
- 13.8.22 頭を冷やせ
-
ついに発見!暑さ対策スペシャルグッズ!
いつもの薬局でお買い物。
制汗スプレーのコーナーに、見慣れぬやや細身の缶が並んでいた。
「おりょ!あんた新顔?」
返事はない。そりゃそうだ。
どれどれ、と、手に取ってみる。
え?!『ヘッドフリーザー』だって。頭に使うの?
へぇ〜面白そう。と言うわけで、即購入。
教室に戻って、早速使ってみた。
効っく〜!!
「そりゃ、髪の毛が少ないからでしょ!」なんて言わないの。
特に、後頭部に吹き付けると強烈だ。どんなに眠くても、一発で目が覚める。
ただ、困ったことが1つだけ。
容量が少ないのだ。
たった一日で、ほとんど空っぽになってしまった。
仕方ない。また、明日買いに行こうっと!
- 13.8.23 言葉
-
言の葉の重み。
何気ない一言が、相手を元気づけることもあれば、傷つけることもある。
発言には気を配らなければならない。
対大人においても当然だが、子どもに向かって何かを言うときは、立場が対等ではないのだから尚更だ。
名言を吐く必要はない。
相手の心に届く最低限の言葉があればよい。
- 13.8.24 夏バテ
-
今の疲れは、身体よりも精神的なダメージの方が大きいように思う。
慥かに暑さによるダメージはあるが、睡眠は十分すぎるほど取っているし、授業も例年並みだ。
なのに、昼を過ぎると、きまって胃が痛くなる。
最初は、水分の取り過ぎが原因かと思っていたが、どうやら少し違うようだ。
まあ、気楽に授業だけやっていれば良い立場でないのは、当たり前なのだが・・・。
と言うわけで、夏バテ解消とばかり、昨夜は鍋を食べた。
もちろん汗だくでだ。
おかげで、少しだけ元気回復?
と言うわけで、今宵も鍋だ。
う〜ん。これって、果たして賢い選択なのだろうか?
- 13.8.25 誤読
-
現在、一人暮らしの長男(次男は旅行中)にメール。
「お〜い!元気か〜。試験がんばれよ〜!祈っているぞ〜!」
「そうそう、食べ物で送って欲しいものない?ふちゅ〜!」
程なく返事が届いた。
「じゃ、○○日に届くよう、なんかうまいもん送ってくれへん?」
任っかせなさい!
早速、彼の好きなお魚を送る手配をした。
今朝、彼のメールを読み返した。
「じゃ、○○日に届くよう、なんかうまい『肉』送ってくれへん?」とあった。
え?肉?
昨夜は酔っていたから、読み落としたようだ。
道理で、電話で話したとき、怪訝そうな声を出していたわけだ。
まあ、魚もお肉には違いないけどね。
今から『お肉』手配して、その日に間に合うかな〜。
- 13.8.26 辞意
-
メールで辞表を書く馬鹿がいると聞いたときは、俄には信じ難かった。
その私が同じ事をしてしまった。
昨夜、OB会の幹事を降ろさせてもらいたいと、幹部連中に一斉送信した。
これが、ホントの辞意メール。
理由?
去りゆく者が何を言っても始まらない。
今頃は、今回の慰労会でみんな盛り上がっていることだろう。
寂しくないと言えばウソになるが、OB会の今後の発展を心から願いつつ、身を引かせてもらいたいと思う。
- 13.8.27 疑問?金儲け主義
-
早朝の人身事故。『近鉄奈良線は運転見合わせ』だと言う。
ハニーに生駒駅まで車で送ってもらい、中央線に乗って出勤。おかげで、事務所には遅れずに到着できた。
振り替え輸送は初体験。面倒くさいなと思ったが、無料だったし、かえって空いた電車で座れたから良かったかも。
今日の仕事は(も?)楽だった。17:00退社。
一気に涼しくなったな〜と、昨日までとは一変した気候に驚きつつも、(嬉しさは隠し切れず)ホッとした表情で帰路に就いた。
鶴橋駅到着。
ありゃ、まだ朝の事故の影響が残っているみたいだ。
「運転は再開しておりますが、一部ダイヤの変更(云々)・・・。ご迷惑をおかけいたしますが・・・」と、テロップが流れていた。
まあ、仕方ないわい、と思った矢先、場内アナウンスが流れた。
「当駅17:15発の快速急行は運転を取りやめました。西大寺・学園前方面にお越しの方は、その後の17:27発の急行にお乗り下さい。なお、生駒より先には17:18発の特急が先着いたします。特急には乗車券の他に特急券が必要になります」
「うん?む?む?む?!」
おい!それって、おかしくないか?!
何故、(無料の)快速急行の運行を取りやめ、その直後に有料の特急を走らせる?
迷惑をおかけしたと詫びるくらいなら、こんな時にこそ、特急も無料で開放すべきだろうが!
特急に乗る人は、座りたいからばかりではない。急ぐから乗る人もいるのだ。
特急よりも早く着く列車があれば、当然早い電車に乗るだろう。それを取りやめにし、「急ぐなら金払え」と言うのか?
以前にも同様なことがあった。
あまりに汚い。と言うより、セコすぎる。
いやいや、即断は早計だ。
近鉄に問い合わせることにした。
「ダイヤを編成したり、運行の指示を出したりしている方と、話がしたい」
「どういうご用件で?」
「斯く斯く云々・・・」と説明したら、
「ご意見はお伝えしておきます」と言うではないか。
「いや、(それでは伝わるはずがないから)直接話がしたい」
「それはできません」
「何故?」
しばらく押し問答の末、
「では、こちらからご連絡いたしますから、連絡先をお教え下さい」
氏名と携帯番号を伝える。
「いつ連絡いただけますか?」
「それは分かりません」
「(プッチ〜ん!)あまりおかしな事を言うなよ。こちらは全部伝えているのだ。なのに、どうして期限の一つも切れないのか!」
またもや、押し問答。
断っておくが、私は応対してくれた人に文句があるわけではない。むしろ、精一杯の対応に感謝している。
何とか期限の返答もいただき、帰宅した。
先刻、電話があった。
案の定、偉いさん(=助役)ではあるが、今回の件には無関係な人からだった。
「あなたに何を言っても始まらない」といくら訴えても、上の人には繋いでもらえなかった。
「では、あなたの意見を会社の方針と捉えてもよろしいのですね」と、我ながら無茶ぶりだとは思ったが、言わせてもらった。
「はい、『特急の無料開放は何があってもできない』という点に関しては、そうお考え下さっても結構です」と返答をもらった。
この人も悪い人ではないのだろう。詰め寄る私に「私もそう思います」と何度も同調してくれた。(って、演技?)
それでも、やはり納得いかない。どうして、単なる苦情対応で終わらせようとするのだ?!
初めは、「あんたの勘違いですよ」で済ませようとする意図が見え見えだったが、私の態度に方針変更したようだ。
しかし、残念で仕方ない。もっと、建設的に取り上げてくれても良いのではないか。(甘い?)
そりゃ、いちゃもんをつける単なる輩と思われても仕方ないのだろうが、そんな奴が自分の連絡先を伝えるか?
そもそも、私には何の利益もない。じゃ、何故?と言われればそれまでだが・・・。
「上にはしっかり伝えます」の回答に、「では、その結果も報告して下さい」と言うのが精一杯だった。
明日には、返事があるのだろうか。
けど、企業ってどこもこんなものなんだろうか。
利益さえ上がれば、それで良いのかな?
「客は、自分の満足度に応じて、対価を支払う」これは私の考えだが、やっぱり甘いのか?
「そんな(基本的な当たり前の)ことも分からないから、お前はダメなんだよ!」って言われそうで酒が・・・。
- 13.8.28 レシピ
-
ハニーが見せてくれた1枚のメモ。
『なすとベーコンのミートソース』とある。
料理のレシピのようだ。
私が見たって分かるはずがない。
「ほら、ここ見て」と、ハニーが末尾を指さす。
そこには、「ユウスケ1/4コ」と記されていた。
次男の仕業だ。
スパゲッティに、自分を入れてどうすんねん?!
彼がこの落書きをしたのは、低学年か幼稚園の頃だという。
当時見ていた「らんま1/2」に関係あるのかも知れない。
昔から、ちょっと変わった悪戯をする子だった。
家には、彼の残した足跡が未だに点在している。
元気にしているかな〜。
今頃は、南半球で地質調査をしているはずだ。
会いたくなったじゃないか。ハニー!どうしてくれる。
- 13.8.29 記録更新中
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連日、汗だくになって鍋を頂いている。
昨日までで、6夜連続。
しゃぶしゃぶ・つくね鍋・豚肉と白菜の鍋・キムチ鍋・餃子鍋・水炊きと続いている。
おかげでとても元気だ。
ただ、一杯呑んで、たらふく食べたら、すぐ寝るという毎日のため、体重も記録更新中だ。
いや、体重と言うよりは体型がヤバい。トドのようになってきた。
こりゃ、9月になったら真剣に走らないといけないな。
さ〜て、今夜は何鍋だろう。
- 13.8.30 正直に生きる
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「お前!そんな嘘やごまかしばっかりでどないすんねん。これからどうしたいか、よう考えてみ」
「正直に生きます」
「どういう意味や?」
「はい、嫌なもんは嫌とはっきり言います」
「・・・」
また一つ、名言(迷言)がふえた。
この夏2つめのヒットや。
もう一つは、
「やる気あるんか?!」
「今日はありません」
あ〜あ!こんなんばっかりや。 - 13.8.31 失望
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夏が終わってしまった。(講習会は明日もあるけど)
充実感は・・・。全くない。
勝手に期待して、勝手に失望している。馬鹿な私。
いくらこちらが必死になろうが、相手に気持ちが伝わらなければ、それは無意味。徒労。時間の無駄。
そもそも子ども相手に完璧を求めること自体、間違いなのだろうか。いけないことなのか。
いや、「完璧」と言うと語弊があるな。「精一杯の努力」と言い換えよう。
けど、私はずっと求めてきたし、これからも求め続けたい。
そして、それは全員に対してなのだ。一人でも中途半端な気持ちの者がいたら嫌なのだ。
欲張りすぎるのか。
あ〜あ。何か空しさだけが残ったなぁ〜。