- 19.7.1 甘酒
-
珍しいお酒『甘酒』を頂いた。
毎年、夏にはビールを贈って下さる方からだ。
御礼かたがた尋ねてみた。
「これって、お酒で酒か?」
「いいえ。お酒ではありません。ノンアルコールです」
「え〜!」
「はい。今年はこれで(我慢して下さい)。美容と健康のために」と、言われてしまった。
お心遣い、加えてお気遣いありがとうございま酒。
早速、冷蔵庫で冷やして呑んでみた。
スタッフ達は微妙な顔つきだったが、私は美味いと思った。
豆乳のジュースで酒よ。これは。
いろいろな味があるようだ。授業後の楽しみがまた一つ増えた。
- 19.7.2 散髪
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なんと慌ただしい一日だっただろう。
分刻みとは言わないが、息を吐く暇も無かったと言ったら大袈裟かな?
午前中。いつもの病院へ。
血液検査をしてもらいたくて、朝は絶食。昨夜は禁酒で臨んだ。
これで数値が改善されていないようならば、根本的な改善が必要になるだろう。
診察終了。即、ファミレスへ。
500円以下で満足できる店なのに、600円も使ってしまった。空腹って罪ね。
傘を忘れたことに気がつき、病院に戻る。
教室までは歩く。雨も降っていなかったし、なんと言っても近いもんね。
いつもの散髪屋さんの前を通る。
火曜日は休みかなと思っていたが、ラッキ〜!営業されていた。
教室に荷物を置いた後、お邪魔した。
今回もたくさん興味深い話を伺うことができた。
スッキリした。(生徒からは誰一人「あ、先生。格好良くなったね」とは言われなかったが。なじぇ?)
よ〜し!これで明日の保護者会では、美魔女に圧倒されることもないだろう。
約束していた、とある学校の先生の訪問時刻が迫って来た。
ほぼ定刻に先生登場。
個人的には好きな学校なのだが、世間の評価が今一つのようで、ここ数年は苦戦されている。
学校内の改革もなかなかスムーズには捗っていないようだ。
勝手な事ばかりを申し上げたが、「がんばって!」と言うと「元気を頂きました」と言って下さった。
次は保護者面談。学校の先生との雑談?が過ぎて、すっかりお待たせてしまった。
保護者にお目にかかるのは(正直、得意ではないが)、嫌いではない。
生徒に対しての理解を共有するには、保護者から話を伺い、私の想いを理解していただくしかないのだからね。
そもそも、問題を抱えていない生徒なんて誰もいない。
今回も、その事をふまえながら話をさせていた頂いた。
生徒達がやってくる時刻になった。
その前に、個別の授業を1時間だけ。
僅かな合間も教材作成をするカッパちゃん。
結構、マルチになってきたのかな。
これからしばらくは、似たような日が続く。
結構ハードだ。
けど、夏期に入ったら、こんなの比じゃない。
仕方ないとは言え、気力の低下だけは避けたいと思う。
- 19.7.3 理念
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今日は全体保護者会。
おかげさまで、29年目の夏を迎えられる。
感謝の気持ちで一杯だ。
冒頭、開設当時の想いを振り返らせて頂いた。
当時のパートナーの言葉を紹介させてもらった。
「僕ら、塾屋で終わらんとこうな」
正直、その時はこの言葉の意味が分からなかった。
「教えることで報酬を得る。それが塾じゃないのか」とね。
しかし、しばらく(数年?)経って、朧気ながらも分かり始めた。
「目先の勉強を教えるだけでなく、子ども達にはその先にあるものを伝えたい」と、言う意味ではないのかとね。
敢えて言うならば、「講師」ではなく「教育者」でありたいと言う事なのだ。
実行できているかと問われれば、口ごもるしかない。
しかし、その理念はいつも心の中にある。
まだまだ精進不足だけどね。
- 19.7.4 『海の見える理髪店』
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読まれた方も多いだろう。
萩原浩の直木賞受賞作だ。
文庫化されるのをひたすら待ち、やっと手にしたのが2ヶ月ほど前。
早速読んで、いたく感動した。
ハニーに「(絶対良いから)これ読んでみ」と渡した。
昨夜、ハニーからその感想を聞いた。
ネタバレになるからあまり書けないが
「お父さんに会いに行ったのよね」とハニー。
「え、何のこと?」とバカッパ。
「だって」
慌ててもう一度読み直した。
が〜ん!一番大切な部分を読み落としていたではないか。
情けな〜。ア〜恥ずかし。
ハニーには呆れられるし、とっても惨めな気分。
だめだ、こりゃ!私の脳は腐ってる。
- 19.7.5 前日準備
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嫌なこといっぱいあった。
正直、落ち込む。仕事も手に着かない。
けど、受け止めなければならない。
そして解決していかねばならない。
写真は、アルゴ大会の懸賞品の数々。
ちょっと(?)チコちゃんに偏りすぎたかな。
まあ、現在の私はチコちゃんに夢中だからね。
参加者には喜んで貰えたらうれしいな〜。
- 19.7.6 チコちゃん杯
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意図したわけではないが、今回のアルゴ親子大会はチコちゃんグッズ争奪戦の様相を呈した。
まるで『チコちゃん杯(チコちゃんカップ)』だった。
上位入賞者にだけ与えられる栄誉と言えば大袈裟かな。
一応、参加者全員にプレゼントは用意していたが、キャラクターグッズではない。
不公平感は拭えないが、納得できる範囲ではないかと思う。
大会は、スムーズに行われた。
今までの中で一番だったのではないか。
ケンカを始める親子や、仲間割れを起こす生徒達もいたが、まあこれは例年のこと。ご愛敬の範囲かな。
滞りなく進行できた要因の一つは、大人が少し引いてくれたこと。
以前は、プライドを賭け、熟考する大人が多く、やたらと時間がかかったゲームが多かった。
あくまでも主体は子ども達だと言う事が、ようやく理解してもらえたようだ。
まあ、まだまだ改善すべき点は多いが、取りあえず年に一度のイベントは終了。
スタッフの皆様。お疲れ様で酒た。
- 19.7.7 旧友
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睡眠時間3時間でむかえたアルゴ大会。何とか無事に終了してホッと一息。
平常授業に戻り、個別授業も行い、17:30。私は脱兎の如く教室を飛び出した。
旧友との再会を果たすためにだ。
場所は、もちろん一丁だ。
ナビを頼りではあるが、3回目にしてやっと迷わず辿り着くことが出来た。
(迷うことが前提だったため、かなり早く到着してしまった)
友は定刻に登場。
30数年ぶりの再会だ。
彼とは、以前のバイト先で知り合った。
1年ほど一緒に過ごしただけだが、同学年だったこともあり、妙に馬が合った。
仕事終わりには、他のメンバーと供に呑んで帰るのが常で、よく呑んだな〜。
若かったから、酒量はハンパない。味には拘らなかったから安い店ばかりだったけどね。
彼は陶芸が趣味で、個展の手伝い?に大学のアトリエにまで押しかけたこともあった。
「頼むから、何もせんといてくれ。あちこち触らないで(さっさと帰ってくれ)!」と言われたことは今でも鮮明に記憶に残っている。
(尤も、彼はその事を全く覚えていなかったが)
昔話に花が咲き、お互いの現況を話し出す頃には、かなり酔いは回っていた。
まあ、焼酎では酔いつぶれることはないわな。
しかし、このペースで次会うのが30年後なら、お互い生きているか自信がもてない。
「死ぬまで10回」を目標に、再会を約束して別れた。
どうで酒。なかなかの男前でしょ。
- 19.7.8 空梅雨
-
予め言っておくが、雨を待ち望んでいるわけではない。
しかし、あまりに梅雨らしくないのではないか?
大雨で災害に見舞われている方もいるというのに、不謹慎極まりない事は承知している。
それでも、最近(こちらは)帰宅時は涼しいし、寒いと感じることすらある。
これで、大丈夫のだろうか?とね。
幼い頃に刷り込まれた概念によると、
「梅雨にしっかり雨が降ることによって、農作物も実りま酒。我が都合で雨嫌い!なんて言っては、ダメで酒からね!!メ!!!」
だったのだが。
まあ、私の感情とは無関係に、世間のあらゆる事は進んでいく。
これを『杞憂』と称するのは、余りにもおこがましのだが。
- 19.7.9 白票
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期日前投票に行った。
急ぐこともなかったのだが、慌ただしい毎日であることは慥かで、実際スケジュール調整もままならない。
偶々、別件で空けていた今日の午前中。それがキャンセルとなったおかげで、出かけることができた。
ブースの中で、散々悩んだ。
しかし、目の前に並んでいる候補者の名前も知らなければ、当然、顔すら知らない。
そんな人に一体何を託すと言うのだ。
比例代表の政党名も大いに迷った。
詳しくは言えないが、私は恩師(ハニーと私の仲人をして下さった方)の影響もあり(?)、安定を望む傾向にある。
ただ、最近は思うのだ。
「私は馬鹿か?騙されているだけではないのか?」とね。
政治家の発言が全て欺瞞だとは思わない。
敬愛する先輩も、某県で知事をなさっている。
彼のようなクリーンな方もいるはずだ。
しかし、ころころと所属政党を変えたり、基本姿勢(信念と言えるのか?)まで変えたりする人が、あまりに多すぎる。
「こいつら、偉そうなことばかり言いやがって、何が『痛み』や。庶民からかけ離れたレベルで生活しているくせに、何言うとんねん」
と、思わざるを得ないのだ。
え?どうせ、貧乏人の僻みやろって!かい?
慥かにね。
わざわざ睡眠時間を削って出かけた期日前投票だったが、このような理由で、今回は白票を投じさせてもらった。
意味の無い行動だとは思うが、個人的には(納得いかないものには従いたくないという)意地を通したつもりではある。
- 19.7.10 大失敗
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やっちまった!
ずっと気になっていたのだ。
事実発覚までは「何となく胸騒ぎ」のレベルではあったのだが。
言い訳になるが、これでも何度もスケジュールは確認した。
しかし、記録していなければ、確認のしようもない。
賢明なる我が日記の読者の皆様ならば、もうお分かりだろう。
『Wブッキング!』
そう、最低最悪の行為だ。
一人目の面談が終わり、さてと思った途端、スタッフが顔色変えて飛び込んできた。
「お二人お見えになっています」
「え〜!なんで〜!!」と叫ぶ間もなく、思い出した。
お一人には、(別件で)お見えになった際に、口約束で「あ〜!その時刻なら大丈夫で酒」と言い、
もうひと方には、後日提出された申込書に、同じ時間帯をお知らせしてしまったのだ。
「ひゃ〜!どうしよう」
個別授業のダブルブッキングは以前にもあったが(って、開き直るんじゃない)、面談では初めてだ。
幸い、相互理解の成り立っている(と私が思っているだけ?)方だったので、お待ちいただいた。
感情を顕わにされる事はなかったが、本当に申し訳ないことをした。
己の記憶の衰えと共に、メモ(記録)の大切さを、改めて強く強く認識いたしま酒た。
本当に申し訳ありませんで酒た。
- 19.7.11 口惜しい
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「口惜しい」のか「悔しい」のかと問われれば、当然ながら「口惜しい」。
自分の想いが相手に伝わらなかったとき、そしてその結果、最悪の状況に至ったとすれば、あなたならどう思う?
口惜しいだろ?口惜しくないか?!
その子のことを思い、良かれと思って出た強硬手段。
理解いただけるかと思っていた私が甘かったのか。
保護者にすれば、排除されたと感じられたのかも知れない。
いや、もうこれ以上は語るまい。
ただ、私は(大人ならば)この口惜しさも酔いで紛らわすこともできる。
生徒の心に残した傷(リカバリーする機会を失ったことが残念で仕方ない)が、一刻も早く癒えることを願うばかりだ。
- 19.7.12 終わらぬ仕事
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「終わらぬ仕事はない!」
これは私の信条。
終わらないのではない。終わらそうとしていないだけなのだ。
終わらすだけの努力をしていないから、終わらないのであって、(少しずつでもやれば)どんな仕事も必ず終わるのだから。
夏期講習を前にして、全ての教材の改訂を決めた私。
正直、気が遠くなるような膨大な量だが、取りかかる前から嘆いていても、それこそ何も始まらない。
さあ、やるべ。
落ち込んでいる暇はない。 - 19.7.13 オールスター
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今年のオールスター第2戦をテレビ中継で見ることができた。
と言っても終盤の1イニングだけだったが、帰宅したら、なんとまだやっていたのだ。
雨の甲子園。公式戦なら早々と中止になっていたかも知れぬ。
ゲームはセ・リーグの大勝だったが、球宴では勝ち負けは二の次。
スター選手たちの華やかなプレーに注目が集まる。
しかし、正直。直球勝負とフルスイングばかりであまり面白くはない。
心が躍らなくなったのは、やはり年を取った証か。悲しいな。
ま、藤川球児の勇姿を見ることができたのは嬉しかったけどね。
- 19.7.14 遅かりし
-
応援大会。夏休み前の恒例行事である。
いや、イベントと言ってしまうと、あまりに軽すぎる。
受験生達の心に灯をともす、とても重要な意義のある会なのだ。
現在の風潮なのだろうか。そんなに必死にならなくてもなんとかなるさと甘く考えている生徒達が増えた。
増えたどころではない。大半の者がそう思っている。
どうしてだろう。成功体験が少ないからか。
がんばった末に手にした喜び。それは努力した者だけに与えられるご褒美なのに。
いや、失敗した経験が乏しいから、気付かないのかも知れない。
昔の子どもは、失敗から多くのことを学んだ。
しかし、今の子達は懲りて反省する事が殆どない。失敗する前に大人が手助けをしてしまうからだろう。
とにかく、そんな子達には、現実の厳しさを早く気付かせる必要がある。
受験という、限られた時間の中での勝負では、もたもたしている余裕なんてない。
しかし、悲しいかな、大人がいくら言ってもあまり効果は望めない。
そこで、先輩達の登場なのだ。
自らの成功体験を失敗談も含めて語ってもらう。
もちろん、先輩達が全員完璧な生徒だったとは言わない。しかし、彼らはやり遂げたのだ。努力の末に目標に届いたのだ。
だから、彼らの言葉には説得力がある。
たった1学年の差なれど、この差はとても大きい。
ということで、今年も先輩達が駆けつけてくれた。
自分が先輩達にしてもらった事を先輩に返すことはできない。だから後輩達のために動くのだ。
流石は我が生徒!と、言いたいところだが、あれれ? 集まったのはたったの2名だけ。
何でやね〜ん!
一人は個人的な用事。一人は学校のクラブ。(けしからん)
けど、「行きます。必ず行きます」と言っていた子がいない。
電話をかけると、日を勘違いしていたとか。(まあ、遅れて登場してくれたけどね)
それでも、みな一生懸命後輩達のために話してくれた。
これでも目が覚めないようなら、そいつはアホじゃ。
おかげで、会も無事終了した。
現役生達が帰った後は、卒業生としばし歓談。
みな、楽しそうに学校の様子などを話してくれた。
そこに現れたのが、クラブの試合で来られなかった巨漢の卒業生。
なんと、ずぶ濡れ状態でやって来た。雨の中、自転車で走ってきたのだという。
嬉しいじゃないか。けしからんと思ったことは謝らなければならない。
結果としては、現役生達の役には立たなかったけど、その気持ちは受け止めたい。
そして、その想いを後輩達に伝えよう。
ありがとうね。入試直前の激励会には必ず来てね。後輩達も楽しみにしているはずだよ。
- 19.7.15 333333
-
「さんさんさん。さわやかさんくみ〜!」
そう、皆さんご存知、『さわやか3組』のオープニング曲だ。
と、言いたいところだが、なんとその番組を知らないと言う人がいる。
時代の相違だな〜。と、嘆いていても始まらない。
私の生徒なら授業中に私が歌うこのフレーズを聴いたことはあるはず。
取りあえず、これを聞いてもらおう。
ね、思い出したでしょ。
え?知らないってか?
それより、全然音程違うやんてか?
が〜ん!ま、良いじゃないの〜。
「一体、何が言いたいねん!」
よくぞ聞いてくれま酒た。
この「カッパの日記」のアクセスカウンターがもうすぐ333333になるので酒よ。
わ〜い!わ〜い!すげ〜!すげ〜!!
先ほど確認したら333314。おそらく明日には到達するでしょう。
キリ番をゲットされた方は、ご一報下さいね。
チコちゃんグッズをプレゼントいたしま酒。
- 19.7.16 祝キリ番
-
記念すべき333333のキリ番をゲットされた方は、奈良県在住の男性。匿名希望の59歳の方で酒た。
画像を送って来て下さいま酒た。
(あまり鮮明ではありませんが、一応確認できま酒)
少しお話を伺ってみま酒た。
「おめでとう御座いま酒!キリ番は狙っておられたので酒か」
「とんでもありません。仕事中に寝落ちしてしまい、目が覚めたときに見ると、この番号だったのです。ラッキーでした」
「この日記はよくご覧下さっているので酒か?」
「いいえ、以前は結構覗いておりましたが、最近は頻度が落ちましたね」
「そうで酒か。いつもありがとうございま酒。頻度が落ちたと仰いま酒たが、何か理由がお有りなので酒か?」
「特にこれと言った理由はありませんが、まあ忙しかったからです。あ、けど、敢えて言わせて頂けるなら、最近の内容があまり面白くないからかと思います」
「恐れ入りま酒。どのような点が面白くないと感じられたのでしょう。差し支えなければお教え下さい」
「う〜ん。困った質問ですね。何となくですが、全体に明るくないように感じたのです。何か悩んでおられるのでは?」
「(ドキ!)そりゃ、悩みはありますよ。けど、それを表に出してしまうのはいけませんね。反省いたしま酒」
「まあ、これからも偶にはのぞきに来ますから、無理しない程度にがんばって続けて下さいね」
「ありがとうございま酒。努力いたしま酒」
結構、事情に詳しい方で酒たね。
どなたなのかは気になりま酒が、数少ないファンのお一人なのでしょう。
ありがとうございま酒た。
おっと、プレゼントは何が良いのか、伺うのを忘れてしまいま酒た。
ご自宅に贈らせて頂きま酒ね。期待はせずにお待ち下され。
- 19.7.17 タイミング
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駐車場から出ようとする車。その駐車場の前を通りたい私。
ニアミスまでではなかったが、お互い、動きを止めた。
車の方が止まったので、軽く会釈して通り過ぎようとしたら、ウインドウが下がり「先生〜!」との声が。
見れば、昔の教え子の保護者だった。
この方との付き合いを語り出したら切りがない。(お互いお喋りだしね)
それ程、いろいろとお世話になった。
けど、最近の話題を一つ紹介するならば、やっぱり「SKYO(スカイオ)店オープン」かな。
「さっき教室に伺ったらお留守でしたから、諦めて帰ろうと思っていたところなんですよ」と仰る。
「申し訳ありませんでした」(今日はゆっくりの出勤だったのでと、言い訳しても仕方ない。既に正午は回っているし)
「直ぐに開けますから、お越し下さい」と言い残し、急いで教室へ。
バタバタとしているうちに、お見えになった。
今回は、ある方からのお届け物を持ってきて下さったのだが、なんせ久し振りだから話は尽きない。
あっという間に小一時間。もっともっと話をしていたかったが、お互い仕事もある。
今度は私が本店の方に訪問するとしようか。
それにしても、あそこですれ違わなかったら、この時間はなかったわけで、タイミングというのは妙なものだ。
- 19.7.18 思いやり
-
6年生との会話?(対話?)
「今日も3時間しか寝てへんねん」
「え〜?なんで〜!」
「だってさ、教材の図とかさ、汚かったり傾いていたりで、見にくかったやろ」
「・・・」
「だから、それ今、全部きれいにしてるねん。けど、結構時間かかるのね。一つの教材に3時間くらいかかるかな」
それを聞き、ありえへんと言わんばかりの顔で、私を見上げる生徒達(ただし一部)。
そもそも、ことの発端は、改訂していたつもりが、肝心の図をつけ忘れていたことに始まる。
結構、この手の類いのミスは多い。(大いに反省)
幸い気がつき、直ぐに訂正できたが、疲労と自己嫌悪が相まって、どんどん落ち込むカッパちゃん。
と、その時。
「そんなことせんでも、うちら大丈夫やで」と、一人の少女。
何て可愛いのだ。(惚れてしまうぜ)思わず涙ぐみそうになった。
「君たちを第一にと思ってのこと(図がきれいなで大きい方が解きやすいでしょ)なのね。
だけどさ、正直言うと、教材準備の手間を少なくする(将来の)ために(今)時間をかけているのよね」
と、口にはしなかったが、少女の瞳の力に負けそうになり、思わず本音を吐露しかけた。
相手を気遣う心。それを思いやりという。
最近減ったとは言え、そんな優しい心を持っている子もまだいたのね。
あじがとう。おかげさまで、ほっこりといたしま酒たぞよ。
え?「それだけか〜い!」ってか?
失礼したしま酒た。もちろん、がんばりま酒!!
そして、一度決めたことは(つまらぬ意地だと言われるかも知らないが)必ずやり抜きま酒からね!
- 19.7.19 癒やし
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ハードな毎日が続く。
そんな中での癒やしは、「はじめてのおつかい」を観ること。
もちろん、3時間番組を通しでは見られない。
でも1話ずつなら大丈夫。せいぜい10分〜15分だもんね。
素敵な親子の愛情に涙を流せば、スッキリする。
私の汚れた心も少しは浄化されるのだろう。
さて、今宵は見る時間があるかな?
明日から5:30起きの毎日が始まる。
まだ、事務所だし。
さあ、ボチボチ帰ろうか。
- 19.7.20 初日
-
いよいよ始まった。
己の存在を賭した闘いが。
なんて言ったら、大袈裟に聞こえるかも知れぬ。
けど、私にとって、これはけして誇張ではない。
命がけの闘いなのだ。
己の可能性を信じられる者だけついてこい。
必ず、一段高いレベルに到達できる。
けど、中途半端な覚悟ならもう結構。
同じ事のくり返しに過ぎないからさ、どうぞお引き取り下さい。
- 19.7.21 自習
-
やはり、長時間は無理だったのか。
授業のない日の教室開放。今日はその自習日初日だった。
毎年行っていることとはいえ、実は今年はいつもよりも少しだけ長い。
例年は9:00〜17:00。それでも大変なのだが、今年はそれを19:00までに延長した。
「自習から帰った後、家では何もしない」と言う声を多く聞いたからだ。
午前中は気合いを入れて取り組んでいた生徒達だが、午後になるとどうしても緩んでくる。
その度に、顔を出しては、声を掛けたり、差し入れをしたりといろいろ試みたが、一旦切れた緊張の糸を再び張りつめさせるのは難しい。
不可能とまでは言わないが、本人がその気になっていない状態ではね。ずっと張り付いているわけにもいかないしさ。
取りあえず、目に余る者達を「二度と来るな!」と出禁にした。(本当はしたくなかったんだけどな〜)
私の言葉が、単なる脅しではないことをよ〜く知っている生徒達。流石にその後は引きしまっていたようだが・・・。
意識の低い者達を本気にさせるのは、本当に難しい。
強制力における支配なんて、所詮は長続きしない。それは百も承知の上だ。
けど、放っておいたところで、改善が見込めるはずもない。
結局、本人が気付かないことには、何も変わらないのだ。
難しいけど、少しのきっかけさえあれば、無理なことではない。
ま、いろいろしてみたいと思いま酒。
- 19.7.22 日めくり
-
日めくりカレンダーと言えば、松岡修造さんでしょ。
教室には、彼の熱いメッセージが満載の日めくりが全種類そろっている。
しかし、今回私が購入したのは、修造さんではない。
もう、お分かりだろう。
そう、チコちゃんなのだ〜!どうぞ、写真をご覧あれ。
え、写真を見るまでもないってか?
ま、慥かにそうで酒けどね。
良いで酒か?生徒諸君。
登塾したら、先ずはカウンターのチコちゃんにご挨拶するで酒よ。
そして、ありがた〜いお言葉を頂戴し、一日を元気に乗りきりましょう。
修造さんもいるしね。
さあ、毎日。ふぁいと〜!お〜!
- 19.7.23 記念日
-
昨日は、HOPESの創立記念日と私たちの結婚記念日。
おかげさまで、HOPESは29年目の夏を迎えることができたし、ハニーとの30年目の結婚生活にも無事?突入できた。
ありがたい。ありがたい。
一番の功労者はハニーだろう。
私をしっかりと支えてくれ、黙ってついてきてくれた。
本当にありがとう。
愛しているよ。マイハニー!
ということで、お祝いにお街へ繰り出した。
少しだけ贅沢をと、寿司屋を予約。
しかし、初めてのお店は当然迷う。蒸し暑い中散々歩き、到着した頃には汗だくだった。グーグルマップはグルグルマップだ。
けど、料理は美味しかった。(酒はいまいちだったけどね)
食事の後は、いつものバーへ。
マスターは、恒例の「今日は何の日だ」クイズにお見事正解。(そりゃ2つに1つだもんね)
ただ、リクエストのカクテルには難色を示された。
慥かに「感謝と辛抱」やら「永遠の幸せ」じゃ、応えるのは難しかったかな。
実は私も、何を呑んだかあまり覚えていない。(写真には収めたが、ボケたものばかりなのでUPは無理)
帰る頃には雨も上がっており、幸せな気分で帰路に着いた。
ハニー。これからもヨロシクね。
- 19.7.24 呉越同舟
-
ある方と野球観戦。昨年に続いて、人生2度目の大阪ドームとなった。
時間割はバッチリ調整し、授業は午前中だけに。6年生の自習も15:00までで切り上げさせた。
にもかかわらず、出がけにバタバタしたため(しかも、挙げ句は忘れ物多数)、大幅な遅刻。
私が着いた時には、今年も既にその方はお見えになっていた。
1塁側のとっても良い席だった。飲み物のカップホルダーもついている。
これなら、ビールシャワーは大丈夫だわいと気を許していたら、いきなり枝豆シャワーをかましてしまった。(試合開始前だったから、事なきを得たが)
ひたすら酎ハイを呑みつつ、ひたすら応援する。
臨場感や一体感も球場観戦の醍醐味の一つだ。
今回は、私たちの直ぐ後ろの席のご婦人方(はっきり言えばおばはん達)が面白かった。
プレーの一つ一つに好き放題の(毒舌)解説を加えるのだ。
凡退した選手に「あかんわ。いらんわ。はよ帰れ」などは序の口で、
「おまえだれやねん。何しにきてん」(←あんたらが知らんだけやんか)とか、
挙げ句は、監督の采配にまでえらそうに注文を付ける。
「私らが折角来たのに、何で負けるん。ありえへんわ」(気持ちは分かるけどね)
そう、応援空しく、試合はボロ負け。途中で席を立つ人も多かった。
それでも、選手を生で見られたことに感謝したい。
足取りも重く、帰路に着く。
電車に乗りこもうとして、ギョッとした。
阪神のユニフォームを身に纏った人がいっぱい乗っているではないか。車両の半分近くを占めているのだから、驚くわ。
「え?何で?」「あ、そうか。甲子園での試合は『ウル虎の夏』だったんだ」
入場者全員にユニフォームのプレゼントがあったようだ。すげー、大盤振る舞いだ。オレンジタオル一本のプレゼントとは桁違いだ。
そこに、巨人ファンがドッと乗りこむ。
騒ぎにならなければ良いと不安を覚えたが、お互い負け試合だったのでテンションは低い。
幸い、何事もなく、無事に帰宅。
お誘い下さった方に感謝だ。貴重な時間を下さり、ありがとうごじゃりま酒た。
- 19.7.25 梅雨明け
-
ようやく近畿も梅雨明け。
さあ、本格的な夏が来る。
暑くなるぞ。
けど、私は負けない。
もっと熱くなってやる。
ふぁいと〜!お〜!
- 19.7.26 頭痛
-
悩みで頭が痛いのではない。
メンタルではなく、純粋に?肉体の頭が痛いのだ。
激痛ではないが、時折差しこむような痛みがある。
原因は、恐らく寝不足だろう。
睡眠時間が5時間を切ると危険信号だ。3時間だとカラータイマーが点滅する。
辛うじて5時間は保てていたのだが、最近は夜中に足が攣ったり、ノンアルコールで寝付けなかったりで寝不足気味。
「もう、今日は早く帰って、早く寝る!」
生徒達にそう宣言し、即実行。
倒れ込むように眠りに落ちた。
さて、その効果は如何に。
- 19.7.27 早朝出勤
-
今朝は5:00前に目が覚めた。
そりゃ、昨晩は22時には眠っていたものね。
仕事もたまっていたから、そのまま起床。いつもより早く家を出た。
7:00前には事務所到着。
なかなか気持ちが良い。
おかげで、仕事は捗った。
突発的なアクシデントにも対応できたし、これからは早朝出勤を心がけようかな。
- 19.7.28 体重計
-
体重計が壊れた。
え?以前にも、同じような事を言ってなかったか!てかい?
はい、ごめんなさい。その節はお騒がせいたしま酒た。
でも、前回は単なる電池切れで、電池を交換したらすぐ元に戻ったけど、今回はダメ。
正真正銘?壊れてしまったようだ。
私が重くなりすぎたからかな〜。
慥かに、最近は目を疑うばかりの数字が並んでいたものな〜。
あ、そうか。既に壊れていたのかも知れない。
なんて、勝手に希望的観測をうたっても仕方ないわな。
さあ、新しい物買わなくっちゃ。
けど、いろいろあって迷っちゃうね。
お!意外と安い。
もちろん、高いのもあるけどさ。多機能でも使いこなせなければ意味ないしね。
通販で購入することに。(買いに行っている時間ないもん)
届くまで少し時間がかかるだろうけど、楽しみだな〜。
- 19.7.29 早起き
-
「早起きは三文の得」とは、よく言ったものだ。
1.涼しい内に移動できる。電車も混んでいない。
2.時間に余裕があるので、精神的に追い詰められない。
3.体も元気なので、普段はやらない教室の掃除(←おいおい)なども行える。
良いことだらけじゃないか。
朝一オープンの日は(ほとんど毎日だけど)、6:00(台)出発を実行しよう。
少〜しだけ、眠たいけどね。
ふぁいと〜!お〜!
- 19.7.30 男子3日
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「男子3日会わざれば刮目して見よ」
5年生にこの話をしたら、えらく気に入った子がいた。
まるで、自分の事だと言わんばかりに、張り切りだしたのだ。
良いことだと思う。
慥かに、子どもはきっかけさえ与えれば、成長する。
それも、驚くばかりのね。
この雰囲気が広まり、みながその気になることを期待したいと思う。
ゆめゆめ、「4日目に元に戻った」なんてことのないようにね。
- 19.7.31 『帰郷』
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浅田次郎の小説『帰郷』を読んでいる。(もうすぐ読了)
帯には反戦小説集とある。
戦争によって人生を失った人たち。運命を変えられた人たちを描いた短編集だ。
いや、小説と言っても、これは虚構の世界の作り話ではない。
恐らく現実にも似たようなことはあったのであろう。
それ故、胸が締め付けられる。
切ないなんて言い方じゃ足りない。
悲しくて、辛くて、それでも生きた人たち、生きている人たちの姿が描いてある。
戦争は良くない。断じて許されるものではない。他人事ではなく、真剣にそう思う。
と同時に、私たちは何と幸せなのだろうとも思う。そう、呆れるくらいに幸せだ。
なのに、些細なことで感情を乱している私。情けない。なんて小さいんだ。
健康で、平和に生きていられることに感謝しよう。