- 15.10.1 注文
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PCを注文した。DELLのエントリータイプ。そう、一番安いやつだ。
だって、高性能のPCは不要だもん。
どうせ使いこなせないし、そもそも、教材作成・成績処理・メール送受信・HP更新・インターネット閲覧・ビデオ編集くらいにしか使用しない。
今回は電話で注文した。
今まではネットで注文していたが、何故か毎回不要な物を付加したくなり、その度に後悔してきたから。
対応してくれたのは、声から判断すると20代後半か30代半ばまでの青年だった。(おそらく)日本人でホッとした。
と、敢えて言うのは、この会社は台湾(もしくは中国)の人をたくさん雇用しているようで、いつも会話が成り立たなくて困っていたのだ。
けど、今回担当の人は、無知な私の低レベルな質問にも丁寧に答えて下さり、私は顔も見ぬ相手に(いきなり)少なからぬ好感を持った。
ところが、私が一番安い物を希望すると、CPUを1ランクUPするように勧められた。
値段にして1万円の差だが、「絶対にPentiumよりCore i3の方が良い!」と強硬に言われた。
それならばと(私には詳しいことは分からないから、その人の言葉を信じるしかない)、分からないままに従うことに。
一応、納得済みで?翌日、注文書を出した。
本来、すぐに確認の連絡が入るはず。
ところが、その日は連絡が無く、次の日に確認の電話をしても繋がらない。
「おかしいな?」と思っていたら、午後にようやく電話が入った。
「ご注文ありがとうございました。(中略)今回ご注文頂いたお品ですが、あいにく在庫切れになりまして・・・。(またも中略)」
「え?あかんのん?しゃーないな」
「いえ、何とかご用意致したいと思いますが・・・。(中略)」
「分かったわ。まあ、よろしくね」
「あの〜。Pentiumの方でしたらすぐにご用意できるのですが・・・」
ここまで読んで頂いた方に、是非ともご判断を仰ぎたい。
私は、この瞬間切れた。そう、プッツンしたのだ。
短気な私が悪いのか?それとも向こうに非があるのか?をね。
「何やと〜!お前!(それまでは○○さん付けで、私自身が気持ち悪いほど丁寧な応対をしてきたつもりだ)」
「お前が散々(Core i3の方が良いと)言うから、OK出したんやないか?それを今さら『欠品やし、大して違いないから』ちゅうかい?!」
「・・・(無言)」
「おかしいとは思わんか?」
「いえ、大変失礼いたしました」
本当に失言を悔いていたようなので、その場は矛を収めたが・・・。
けど、やはり、どうしても納得がいかない。
結局、そいつは(少しでも)高い物を売りつけようとしていただけなのか?
「相手はどうせ、ど素人のようやから!」ってね。
そりゃ、この世の中、騙される方が悪い。(これは悲しいかな、真実)
まして、「無知なくせに知ったかぶりをするなんて、カモネギそのものだ」と言われても仕方ない。
けど「騙してなんぼ!」は、人間としてどうよ。
私は、そんな生き方はしたくない。
彼らと私を同じ客商売と考えるには無理がある(だって相手が見えないんだもの)が、それでも、騙すよりは騙される方を選びたい。
釈然としないまま、電話を切った。
「(あの若者に)悪意はなかったのだろう」と、今回の件は思いたい。
ただ、信用しかけていただけに、裏切られた感は倍増だ。
何故か、届いた再見積では、気持ちだけの値下げ(1000円ばかり)がされていた。
「これはどうして?」と訊ねたら、
「私の不手際でご迷惑をおかけいたしました。ほんのお詫びの気持ちです」と言われた。
私がややこしい筋の人なら、ここぞとばかり畳みかけるのだろうが、「エライ安いお詫びやな〜」と言葉にもせず、笑うしかなかった。
まして、そのまま注文を出したのだから。
所詮、私は騙される側のお目出度い人間なのだと、つくづく情けなくなった。
せめて、信頼感と不信感が紙一重であることを改めて気づかされたことに感謝しようか。
授業のネタにも使わせてもらったしね。
- 15.10.2 風
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風の音で目が覚めた。
いや、音だけではない。
部屋全体が揺れていた。
「ああ、これがニュースで言っていた『爆弾低気圧による、暴風注意』のことか」
頭の中ではそう判断できても、実際恐怖を覚えた。
「大丈夫。ここは奈良。マンションの1階やし。風で吹き飛ばされることはあらへん」
独り言を呟き、自分に暗示をかけるが、怖いもんは怖い。ニュースで見た沖縄の映像が蘇る。
「いざとなったら逃げなあかん。なあ!」
と、隣を見ると、ハニーが寝息を立てていた。
それを聞き、なぜか私も安心し、いつの間にか再び眠りに落ちたようだ。
目覚めたら、陽が射していた。快晴だ。
関東方面は大変らしいと聞いたが、大丈夫だったのだろうか。
とりあえず、息子達は無事だったらしい。先ずは一安心か。
- 15.10.3 お経
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毎月、父の月命日(近辺)には、お寺さんにお願いし、読経をして頂いている。
お経は、お世話になっているお坊さんによっても変わる。
かつては「仏説阿弥陀経」。で、今は「正信念仏偈」(=「正信偈」)。
時間にして10数分。大した違いではないのだろうが、「仏説阿弥陀経」の方が短いのは確かで、慣れるまでは「正信偈」がとてつもなく長く感じられた。
それでも不思議なもので、流石に、毎月聞き、偶には己も口にするからだろう。ある程度は頭に入って来る。正に、門前の小僧何とやらだ。
けれど、意味は全く不明。
かつては「この経文の意味を理解したい」と、あたり構わず尋ねまくっていたこともあったが、所詮無理と諦めた。
そんな不信心な私だが、最近少しだけ心境に変化が現れた。
自分でも何故だかは分からない。
ただ、お経を聞いていると、己が如何に小さな人間であるか、如何に思い上がっているかを感じるようになった。
「ちっぽけな存在のくせに、何を偉そうにしているのだ。
自分より弱い立場の者相手に居丈高に振る舞うのはみっともないぞ。もっと謙虚に自分を磨け!」
と、諫められているような気がしてならないのだ。
身も心も引き締まると言うよりは、身が竦むと言った方が正しいが、そう感じられるようになったのは有り難いことだと思う。
もっとも、そんな敬虔?な気持ちでいられるのは、せいぜい20分が限界。
足が痺れだしたら、もうだめだ。物を考えるどころではなくなってしまう。
「はよ、終われ〜!はよ、終われ〜!」ってね。どこが敬虔やねん。
「う〜ん。まだまだだな〜!」なんて言ってられない。全くもって話にならんわ!
- 15.10.4 アンチエイジング
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世の中、実年齢より若く見せる、いや魅せたいという願望が溢れかえっている。
その証拠に、化粧品のTVCMは大半がアンチエイジング関連だ。
TVだけではない、新聞のCMも然り。はっきり言えばウンザリしている。
いつまでも若くありたい。そう願う女性の気持ちは分かる。
誰だって、「シワシワの婆さんかピチピチのねーちゃんのどちらかを選べと」言われれば、若い方を選ぶだろう。
けど、本当にそうか?100人が100人とも、若い方が良いと言うだろうか?
私はそうは思わない。
いくら若くて綺麗でも、中身がペラペラの女なら要らん。こちらから願い下げだ。
(え?そりゃ、むこうの台詞だってか?慥かにそうかもね)
私はお酒は好きだが、外で呑むなら、絶対に居酒屋が良い。
クラブ?やラウンジ?なんて行きたいとも思わない。(お金がないからだけではないぞ)
だって、若いねーちゃんと話をしていても、面白くも何ともないんだもの。
話が逸れたが、早い話が、「世の女性全員は若くありたいと思っているはずだ」という考えには、私は賛成できない。
若返りをやたらと煽る化粧品メーカーも信用できない。
現在の風潮は認める。外見で評価されることが多いから、せめて外見だけでも良く見せようとする気持ちも分からぬではない。
けど、それでも「世間に流されるんじゃない。見かけより中身を磨け」と、声を大にして訴えたい。
女性ばかりではない。男性をターゲットにした若返りを唆すいかがわしい商品のいかに多いことか。
カツラも然り。白髪染めも同じだ。私自身、それにはまった。大いに後悔しているし、反省もしている。
そんな私だが、今宵、鏡に写った自分の顔を見て驚いた。
目の下には隈ができ、肌には生気が感じられない。
「あんた誰?」と思わず、自分に問いかけた。
思えば、昨夜は殆ど眠っていなかった。
差し迫った締め切りを無視し、1月後に使用予定の教材を全面改定などと、恍けたことをしてきたツケが回ったのだが、今日の準備ができたのは夜明けが近かった。
おまけに寝付きも悪かった。悪いはずだ、今日必要な教材を1つ作っていなかった。(気付いたのは目覚めた後だったが)
慌てて出社し、何とか間に合ったが、今日は空き時間も殆ど無い、8時間授業の日だった。
昼間なのに、目の周りには星が煌めいていたっけ。
今日一日、こんな顔で生徒達に接していたのかと思うと、正直ゾッとした。
自分では元気いっぱいのつもりでいたのだから、なお質が悪い。
こんな日は、疲れ隠しの化粧(ばけしょうと読んでね)も必要かな。アンチエイジングの必要性をちょっぴり感じた。
さあ、もう寝るぞ。書いていることも支離滅裂だし。(いま、打ち間違えた。「尻めくれる」って、何やねん)
こりゃ、明日、大幅修正やな。けど、今は・・・。お休み。
- 15.10.5 断捨離
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ぐっすりと眠った。明け方の無言電話がなければもっと眠り続けていただろうが、6時間以上も眠れたのだから文句は言うまい。
さて、休日の私。出かける予定はなかったが、やらねばならないことがある。
それは、お部屋のお片付け。
明後日にお見えになるお客様に、こんなみっともない部屋は見せられないから。
いや、それ以前に布団を敷くのにも差し障りがある現状を何とかせねばならぬのだ。
先ずは、溢れかえっている本を片付けようか。
ハニーは、「え?もしかして全部捨てるの?」と言葉には出さねども、目を輝かせて段ボール箱を持ってきてくれた。
期待に応えられなくて申し訳ない。取り敢えずは、箱に詰め込むだけだ。
それでも何冊かは処分した。(一部は教室に持っていく)
お気に入りの作家だけは残してね。(段ボール箱にぎっしり。4箱にもなった)
それらの本にしてもおそらく読み返すことはないのだから、もはやコレクターの心境に近いのかも?
意外と多かったのが、算数関連の本。
まあ、ピーター・フランクル氏の本だけでもかなりあるしね。しかも大抵2冊。(1冊は自分の勉強用。もう1冊はサイン入りで保存用)
加えて、各学校の文化祭でもらった数研の部誌もかなりの量だった。
これこそ、どうせ読んでも意味が分からないから、無用の長物なのだが、捨てられない。やっぱりコレクターだ。
ところで、片付けていると思わぬお宝に出会うこともある。
1つは、小学校と幼稚園の卒業アルバム。長い間行方知れずだったので、半ば諦めていた。
最近(ネット上でだけど)再会した同級生から、「見せてね」と頼まれたものの、曖昧な返事しかできていなかった。
けど、もうこれで大丈夫。いつでも会いに行けるで!
しかし、アルバムを開いてしまったのは失敗だった。
「懐かしいな〜」「え!これ誰?」などと、ペ−ジを捲る度に思い出に耽るものだから、当然、片付け作業は中断される。
さらには、ハニーも加わり、私の幼・少年時代の写真に爆笑。完全に作業はストップしてしまった。
2つめのお宝は、20数年前の算数オリンピックの報告書。
私の成績(100点)が算数マスターの称号と共に記載されていた。
今となっては誰からも信じてもらえない過去の栄光?の貴重な証拠物件だ。
それに加え、消息不明のWindows7が発見されたのであれば、万歳三唱と大騒ぎとなるところだったが、残念ながらそこまでラッキーは続かなかった。
それでも、奮闘努力の甲斐あって、ほんの少しだけ(=本の分だけ)部屋が広くなった。まあ、自己満足のレベルで酒けどね。
要らなくなった本はブック・オフへ。過去にも一度持ち込んでいるが、今回は計60冊ほどで1360円になった。
600円で購入した本が30円で引き取られ、再び店頭には360円で並べられる。
引き取り価格がもう少し高ければと思うが、0よりマシと喜ぶべきなのだろう。
驚いたのは、「クレヨンしんちゃん」の総集編シリーズが10円の値をつけたこと。
雑誌は0円と思い込んでいただけに、ちょっぴり嬉しかった。「流石はしんのすけ」ってか?
本日得た結論。
もっと思い切らねば、片付けはできない。
嗚呼、「断捨離」への道は、遙かに遠い。
- 15.10.6 長袖
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随分涼しくなった。今日から私も長袖だ。
「え?おっそ〜!」何て言わないの!
私は暑がり。家では基本、裸族に近い。
世間に合わせたわけではないが、帰りが夜中だと、やっぱ寒いのよ。
まあ、これで少しは貧相なこの体も隠せるわ。
いやいや、「格好いい大人になる!」のじゃ。(←とある学校のスローガン)
- 15.10.7 工事
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我が家で工事が始まった。
その名も「般若邸トイレ第一期工事」だ。
水漏れの酷かった我が家のトイレ。
まずは、その原因を究明することに。
壁をくり抜き、床を剥がし、水漏れの原因を探る。
朝の9:00前から数人の方が集まり、「おそらくこうだろう。いや、こんな可能性も」と、喧々諤々。
いろんな意見が飛び交ったが、私にはサッパリ分からない。
とりあえず床をめくってみようとなり、工事開始。
原因はあっけなく解明したようだ。
最初の漏水の原因は定かではないが、とにかく床下が腐っていた。
そのためトイレが傾き、さらなる漏水を誘っていたようだ。
悪循環の見本のような状況だった。
余りのひどい状態に写真を撮る気もしなかった。
第一期とあるのは、第二期もあるということ。
今回は、床を剥がして下地を組むまで。
一応、見積もりでは10万円弱と出ていたが、それはあくまでも第一期のみ。
さて、いくらかかるのだろう。
穴恐ろしや、ちゃう。あな、恐ろしや!
- 15.10.8 延長コード
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スタッフのO君が青ざめた顔で教室に入ってきた。
「授業中は、余程のことがなければ入ってくるな!」と、申し送ってあるから、余程のことがあったのだろう。
「おう!どうした?」
「PCが動かなくなったんです!」
「え?お前、何やらかしてん?!」
「何もしてませんよ。突然、(画面が)真っ黒になったんですよ」と、必死に訴える。(この様子だと、ウソではないのだろう)
慥かに全く反応しない。
「あ〜あ!とうとう壊れたか。それにしても突然やな〜」と、半ば諦めながら、あちこちいじってみる。
「うん?あれ?これ、おかしいぞ!」
PCの電源は延長コードに差し込んである。もちろん、そのコンセントには他のプラグも繋がっている。
その全てが反応しないのだ。試しに、電話機を他のコンセントに差し込むと、ちゃんと通電した。
「こりゃ、延長コードがあかんねんで」と断定。
「おまえ、蹴ったやろ!」
再び、ぶんぶんと首を横に振るO君。(彼をいらうのは面白い)
「まあ、予備のコードもあるし、大丈夫。付け替えて!」と、言い残し、授業に戻った。
数分後。再び教室に入ってきた彼。
「先生。駄目ですわ。種類が違います!」
「え?」
そうだ、PCはプラグが3本足だった。
「2本差せたらええんちゃう?」と試してみたが、1本がやはり邪魔だ。
(後で調べると、この1本はアースの役割をしているだけで、絶対必要な物でもないらしいと分かったが)
「大至急、電器屋さんで買ってきて!」
時刻は20時40分。電器屋は20時までか、もしかしたら21時までかも。
「とにかく急げ!」と送り出した。
21時25分。O君帰還。
「間に合いました。ありました」
「でかした!偉いぞ!」
電器屋のあるビルに着いたときには、既に全館に閉店アナウンスが流れていたと言う。
ほんと、ギリギリセーフだったようだ。
接続終了。PCもちゃんと動いた。
めでたしめでたし。ついでに、机の下も掃除してもらい、得した気分。
しかし、延長コードがいかれる事ってあるんやな。
初めての経験に、ちょっとビックリのカッパちゃんで酒た。
- 15.10.9 落選
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プレミアム商品券。
お金持ちには関係ないかも知れないが、名前だけでも存じの方は、結構多いのではなかろうか。
制度面で不備があったり、不公平感がぬぐえなかったりと、色々と物議を醸していたからね。
そう、近頃話題の「お得な制度」(意外や意外、官公庁主催)のことだ。
簡単に言えば、商品券におまけが付いている(例えば1000円に対して100円とか200円とか)ので、最終的には安くなるのだ。
奈良でも、県からだけではなく市からも、プレミアム商品券は発行されている。
私達も、過去にはその恩恵にあずかった事がある。
だから「今回も大丈夫」と思い込んでいたのだが、考えてみれば、何の根拠もない単なる希望的観測だった。
特に、今回はおまけが、今まで10000円で1500円だったのが2000円。
「こりゃ大きいよ。20%だもんね」と、申し込みをした頃は、鼻の穴どころか、胸もふくらませ、何に使おうかとあれこれ算段していた。
けど、申し込みをしただけで、しばらく忘れていた。
ところが、本日『(プレミアム商品券)明日から使用可能』とのチラシを発見。
「え?未だ届いてないし」と、ハニーと顔を見合わる。
慌てて調べると、引き替え期日はとうに過ぎていた。さらには、
「応募者多数のため、抽選を行いました。(中略)なお、選に漏れた方には通知は致しません」と、あった。
「しょ〜か!分かった!」
私達は抽選に外れたのね。けど・・・。
「どんだけ運悪いねん。家族4人分、きっちり申し込んだのに、誰一人として当たらんかったんのかい?!」
凄まじいばかりの運気のなさじゃ!
まあ、「楽あれば苦あり」の言葉を信じるしかあるまい。
けど、世の中、本当に「苦あれば楽あり」なのだろうか?
貧乏人の僻みは、巨大化するばかりじゃ!
- 15.10.10 おにぎらず
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午前中からお仕事の日には、弁当持参の私。
もちろん、ハニーの手作り愛妻弁当だ。
と言っても、大抵はおにぎりで、偶に(好物の)いなり寿司が登場する。
今日も、お弁当持参で頑張るカッパちゃん。
珍しく、正午近くに食べる時間ができた。
「さあ、頂きます」と弁当箱を手にしたら、「あれ?いつもより薄い!」
開けてビックリ!本当に驚いた。
真っ黒なサンドイッチかと、我が目を疑ったが、それは海苔に包まれたペッタンコのご飯だった。
「何じゃこりゃ〜!」思わず叫んでしまった。
写真を撮ろうかとも一瞬思ったが、そんなことをしている時間はない。
恐る恐る口にしてみたが、「お!美味しい」
おにぎりを平べったく伸ばしたような感じと表現すれば良いのだろうか。
実際、具はいつものおにぎりと変わらない。ただ、おにぎりほど強く握られていないのか、のっぺりした食感だった。
帰宅後すぐにハニーに尋ねた。
「今日の何?」
「ふふふ。驚いた?」
「うん。すぐに電話しようかと思ったくらい」
「あれはね。『おにぎらず』って言うのよ」
「ふ〜ん」
何でも、漫画(クッキングパパ)に登場したのが始まりらしい。
ネットで調べると、少し前からブームだそうで、いろいろなバリエーションが紹介されていた。
面白い物を考えるものだ。
ひたすら、感心しきりのカッパちゃんで酒た。
- 15.10.11 民泊
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中高の同級生からメーリングリストが回ってきた。
TV出演するかもってね!
以下、メール転載。
最近 急に「民泊」なる言葉がニュースで取り上げられることが多くなってきました。
ハニーに頼んでビデオに撮ってもらい、その番組を本日やっと見ることができた。
ご存知の通り 増加する訪日外国人旅行者のお陰で こと東京・大阪などではホテルの客室が足らない事態が発生してます。
この対策として政府が特区構想を打ちたて 空いてるマンションやら民家を旅行者に貸し出せるようになる動きが出てます。
ただ 旅館業法とのからみから私どもの業界としては危惧もあります。
この話題について 10月9日 19:30よりNHK「関西熱視線」で放送されるのですが その中で 大阪市内で旅館を経営する立場からとして先日取材受けました。
もしよろしかったら見てみてください。
先ずは、彼の紹介から。
中高時代の彼は、真面目を絵に描いたような少年だった。
え?私と似てる?そう!だから良く気が合ったのよ!!
なんて訳ないでしょ!そもそも、在学時代に言葉を交わした記憶すら、あまりない。
ところが、同期会が彼の経営する旅館で行われることになり、30数年ぶりの再会を果たしたのだ。
以来、同期会と言えばホテル倉本。
至れり尽くせりのおもてなし。料理は豪華。しかも、いくら呑んでも価格は同じ。(すごいでしょ!)
そもそも、宿泊込み(呑みすぎても帰りの心配が要らないなんて最高じゃ!)で、あの低価格は、何処を探しても絶対にない。
となれば、当然そりゃそうなるわね。
ただ、オーナーの彼には随分と迷惑をかけた。
「真面目な男の家に、不良少年(中年)が大挙して押しかけたら、どうなるか?」は想像に難くないだろう。
改めて言うまでもないが、温厚な彼が、
「お願いやからもう少し静かにして!」と青い顔して飛び込んできたのは、一度や二度ではなかったな。
ごめんね。って、今さら遅いけどね。
次は、ハニーの感想。
「真面目(そう)な人やね〜!貴方の同級生もいろいろやね」
その言葉が、裏で誰と比較しているのは想像にお任せしたい。(K教授が最右翼か?まあ、個性的な面子ばかりやからね)
「(長男の)○○はどうなるんやろか?」と、結構本気で心配していた。
さて、肝心の番組だが・・・。
実に、興味深い内容だった。
「着目点次第では、何でも商売になるな」と、(ある意味)目から鱗の思いだったが、全面的に肯定はできない。
番組をご覧になっていない方には意味不明だろうから、コメントは控えさせてもらおう。(けして、意味不明だったからではないぞ!)
けど、実際、まだまだ問題点は多いと思う。
皆が満足するような解決があれば良いのだが。
すっかりタイトルとはかけ離れた内容になってしまったが、知り合いが有名になるのは悪い気持ちではない。(W氏は例外じゃ)
マスコミを全て受け容れるのには抵抗が多いが、その影響力の大きさは否定できない。
(がんばっている)みんなが幸せになれば良いのにな。
- 15.10.12 ひっつき虫
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幼い頃は、ひっつき虫でよく遊んだ。
友達同士で、投げ合って服にくっつくのをおもしろがったり、イタズラでこっそりつけたりしてね。
その頃は、植物の学名なんて興味がなかったから知らなかったが、「オナモミ」と言うらしい。
しかし、今回私を悩ましたのは別の種類。「荒地の盗人萩」アレチノヌスビトハギヌだった。
我が家の庭が、雑草で覆い尽くされ、酷い状態になっていた。
いつもハニーに任せていたが、いつまでも見て見ぬ振りはできまい。
季節も良くなったことだしと、一念発起。オフの今日。草取りに挑戦した。
作業に取りかかる前は、1本1本根こそぎ抜いていくつもりだったが、すぐに断念した。
根がしっかり張り巡らされていて、素手では到底引き抜くことはできないからだ。
予定変更。取り敢えず、毟れる物だけ毟っていこう。(毛が少ないと書いてむしると読むのね。残酷な漢字だ)
慥かに涼しくはなった。けど、作業開始後十数分で既に汗だくの私。
おまけにまだ蚊はいるし、早くも後悔し始めていた。
さらに困ったことには、ひっつき虫がすごいのだ。
ジャージのみならず、軍手にもびっしりなので、汗も拭けない。
気分が悪くなり、1時間もしないうちにギブアップ。
一旦休憩とシャワーを浴びたが・・・。
びっくりしたな〜。髪を洗っていたら、何やら違和感が。いや、異物感か?
なんと、頭にもひっつき虫が付いていたのだ。
こんな薄い髪に付かなくても良いと思うのだが、植物だって必死なのね。相手を選んでいられないってか?
そう考えると、気の毒なような気もする。
しばし休憩の後、再挑戦。
格闘1時間半。またもや、ひっつき虫まみれにはなったが、庭は何とか見られる状態にはなった。
それにしても、何事もほったらかしは良くない。改めて学習した。
1つだけ良いこともあった。
草取りをすると、体重が減るのだ。
2回目の作業だけで、1.5kgの減量に成功した。
一体、どんだけ無駄な水分ため込んでいるねん!てか?
まあ、良いではないか。
残りは明日じゃ。だって、CSの中継が始まったんだも〜ん。
- 15.10.13 腰痛
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一気に年を取った気分だ。
腰が痛くて、スムーズに動くことができない。
原因は分かっている。
昨日の草取りが、思いの外、応えたのだ。
歩くのもゆっくり、立ち上がる際も腰掛ける際にも、一々「うっ!」と声が出てしまう。
生徒の落とし物を拾うのにも一苦労。
おまけに握力も低下して、物を強く握れない。幸いチョークは不自由なく持てたけどね。
情けないったらありゃしない。
自分では若いつもりでいたけれど、確実に体力は落ちている。
そりゃそうだよね。波平さんより年上になったんだものね。
- 15.10.14 スタンプ
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片付けをしていると良い事もある。
今回は、変な物が出てきた。
古い写真が出てきたり(子ども達が幼くて可愛いのはもちろんだが、私たちもやたらと若い)、懐かしい手紙が見つかったり。
かつて、物置部屋の大掃除をしたときには、数万円の現金が旧札で出てきたこともある。
←何だかお分かりだろうか。
息子達が何かの付録でもらった物だろう。
小学生低学年だとすれば、おそらく20年近く前だ。
よって、せんとくんもどきではないのは慥かだなのだが、一体、何者?
ウサギに見えぬこともないが、ゆで卵に角が生えている。二頭身だし。
実は、これはスタンプなのだ。
しかも、スタンプする度に、「やったね!すご〜い!」と喋るのだ。
何という優れもの!
早速、今日から生徒達に使ってみたいと思う。
さて、反応はいかに。
- 15.10.15 年賀状
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自分でも気が早いと思う。
年賀状本(と言えば良いのか?年賀状のイラストが載っている本)を早々と購入した。
実際に作成に取りかかるのは、まだまだ先の話だけどね。
「うーん。流石にちょっと早過ぎたか?」と思ったが、昨年も同じ時期に購入していた。
もちろん、今回も「世界一簡単にできる年賀状」だ。
来年は申年。次男の干支だ。
可愛いイラストがたくさんあった。見ているだけで頬が緩む。
しかし、しばらくしてある事実に気づき、愕然とした。
目がいくのは、子ども向けのイラストばかり。
確実に、精神年齢が下がっている。
元来、幼稚な私だが、最近特に幼児退行しているような気がしてならない。
まあ、いいか!
次男と言えば、もうすぐ帰ってくる。
免許更新のためにだが、久し振りだ。
同窓会で顔は見せてくれたが、そのまま家にも寄らずに東京に戻ってしまったしね。
今度は数日いられるそうだから、楽しみじゃ!
- 15.10.16 お世辞でも嬉しい
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久し振りの散髪。
落ち武者のような髪になっていたが、なかなか時間が取れず、行きたくても行けなかったのだ。
いつものお店で、リラックスした時間を過ごせた。
その店のカミソリは、ママさんの担当。
鏡に映った私の顔を、覗き込むようにじっと見て、一言。
「少し痩せはりました?」
「(キタ〜!)」待ってたのよ。その言葉を!!
お世辞でも嬉しい!って、私は乙女か。
「いえ。別に」とクールに決められるほど、私は渋くない。
「え?分かりま酒?」と満面の笑みで答えてしまった。
「また、歩いたり、走ったりしてはるんですか?」
「いいえ!全く」
「え〜!じゃどうして?」
「う〜ん。私にもよく分からないで酒けど、最近、片付けをしているからかな?」
「???」
事情を説明したが、ご理解はいただけなかったようだ。まあ、いいか。
慥かに体重は少し落ちた。とりあえずの目標66kgまであとわずか。
けど、だらしない体型は変わっていない。
運動しなければいけないことは分かっているのだけどね。
ま、ボチボチいこか。
- 15.10.17 辞任
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他人事だから、まあどうでも良いと言えばどうでも良いのだが・・・。
セ・リーグのCSが終わった。
レギュラーシーズンと全く同じ負け方。呆れるばかりで、惜しくとも何ともない。
もっとも、私は評論家ではないし、観戦していたわけでもないから、偉そうには言えないけどね。
残念なのは、責任を取って監督が辞任すること。
同世代で贔屓目に見ていたこともあるが、私はあの人は名監督だと思う。
高給取りのポンコツどもをよく使いこなした方ではないか。若手もちゃんと育てたしね。
けして監督が悪いのではなく、チームの宿命のようなものにつぶされたのではないだろうか。
しかし、たとえ自分に非がなくとも、トップたる者は全ての責任を負わなければならない。
それが勝負の世界に生きる者の掟だ。(現実社会にもあてはまることだが)
彼のグータッチを再び見る日は来るのだろうか。
- 15.10.18 Take it easy
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思えば、いつも悩んでいるような気がする。
Take it easy!
この言葉にどれほど憧れたことか。
「どうせ、人生なんてなるようにしかならんのやから、好きに生きたらええねん!」
そう思ったことは一度や二度ではない。
けど、あかんねん。
「甘えて逃げたろか!」と思っても、いつも最後は「そんなん気持ち悪いやろ」と考えてしまう。
正論をぶっているつもりはない。
実際、まわりにはそんな連中が溢れかえっている。
私にしても、所詮しょうもない人間。聖人君子では絶対にないのだから、
「肩肘張らずに生きていけたらそれで十分とちゃうか?」と思うのだが。
う〜ん、どう言うたらええんやろか?
嫌やねん、そんな生き方も嫌やし、そんな生き方してる奴らも大っ嫌いやねん。
ややこしい性格やと、自分でも思う。
そして、他人を否定すること自体が思い上がりであることも、十分承知しているつもりだ。
それでも、「何とかなるやろ」と「どうせ無理」と諦めてしまうのは、少し違うのではと考えてしまうのだ。
昨夜は、ここまで書いて眠ってしまったようだ。
長時間労働+大量摂酒でかなり酷い状態だったのは確か。
文章も無茶苦茶だし、そもそもなんでこんな事を書き出したのかも分からない。
意味不明過ぎるから、消してしまおうかとも思ったが、折角書いからUPしようかな。
- 15.10.19 お祝い
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帰省中の次男。
3日目にしてやっと時間が合った。
今日はお祝いだ。
誕生日祝い。就職祝い。卒業祝い。おっと、卒業はまだだった。
まだ眠そうな次男を無理矢理起こし、さあ乾杯だ。(だって、私がお腹減ったんだもーん)
彼と話をするのは久し振り。
元来無口な方だが、とにかく会っていなかったものね。
久し振りにたくさん話せた。
「東大に行って、少しも良いことがなかった」
と言われたのには、少なからぬショックを受けたが、彼の思いや考えも少しは分かった。
勤務地は関東になるらしい。しばらくは寮に入ると言っていた。
ますます会えなくなるのは寂しいが、仕方ないことと受け容れるしかない。
ビールで始まり、ワインが日本酒に切り替わり、私はいつの間にか眠ってしまったようだ。
飲み始めて2時間ほどだというのに情けない。気が付けば、主役は姿を消していた。
明日には東京に行ってしまう彼。
激やせしていたのが心配だ。(本人はバイトで体を使うからと言っていたが)
次に会えるのは、年末だろうか。
忙しいだろうが、無理をせず、元気でいて欲しい。
けど、卒業だけは、ちゃんとするんだぞ。
- 15.10.20 12時間
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人間、眠ろうと思ったら、眠れるものだ。
12時間。これは昨夜から今朝にかけて私が眠った時間。
間違いなく、ここ数年では最長記録だ。
20:00に酔いつぶれ就寝。日が変わる頃に一度目覚めるが、水を一杯飲んですぐにまた寝た。
6:00頃次男と挨拶を交わし、しばらく新聞などを読んでいたが、試しに横になったら、いつの間にか眠りに落ちていた。
最後に目覚めたのは8:30。流石にもう眠れなかった。
こんなに眠れるのは、どこか悪いのではないか?
いいえ、心配ご無用。全く快調で酒。
ただ、心配なことが一つ。
今宵眠れるだろうか?
- 15.10.21 辛い選択
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アルゴ全国大会。
隔年で関東・関西で開催されている。
昨年は関東開催にもかかわらず、希望者がいたため、参加させていただいた。
結果は、善戦及ばす、後一歩のところでメダルを逃したが、皆良い経験にはなっただろう。(ハニー!お疲れ様で酒た)
今年ももちろん開催される。今年は関西の番だ。
生徒達に参加の意思の有無をそれとなく尋ねたら、意外や意外、みんな「出る!行きたい!」と言うではないか。
ところが、我がHOPESの出場枠は3名。希望者は5名。
う〜ん。困った!(続けて読むなよ)
仕方がない。選抜試合を行うことにした。
1日だけだと体調不良の子も居るかも知れぬと、2日間に分けて計30試合も行った。
私は、その場に立ち合うことができなかったが、その結果報告を本日受けた。
微妙だ。実力伯仲と言えれば良いが、はっきり言えばドングリのなんとやら。
勝ち数で上回る者はポイントが足りない。ポイントが多い子は勝ち数が少ない。
何故なのか?理由は明白。
詰めが甘いのだ。途中まで快調にヒットを続けていても、最後の最後でミスをする。
結果、勝利の女神にそっぽを向かれる。
ポイントが少なくて勝ち数が多い子は、そのミスのお陰で星を拾えたのかも知れぬ。
全国大会はポイント制。勝ち数だけでは決まらないが、もちろん勝ち数の要素も大きい。
誰を選び、誰を外すのか。職員の中でも意見が分かれ、議論は1時間近くにも及んだ。
僅差だけに判断が難しい。
そこで、3種類の数式を立て、それぞれの計算式の上位3名をカウントすることにした。
その結果、3名が決定したのだが。
苦渋の判断だった。
どの子にも行ってもらいたい。
絶対に素敵な思い出になるのだからね。
本部に問い合わせ、究極の抜け道を提案してみたが、あえなく却下された。
そりゃそうだわな。(提案の内容はもちろんヒ・ミ・ツ!)
明日、全員にメールで知らせよう。
ほんま、堪忍どっせ!選に漏れた人も選出された人も紙一重やねん。
恨まんといてや。いや、ちゃうな。恨むんやったら私だけにしてや。
- 15.10.22 掘り出し物
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我が家の片付け(第一期)も佳境を迎え、昨夜はダイニングに手をつけた。
台所は女の聖域。(え?旧い?)ダイニングもその延長だ。私には手出しができぬ。
それ故、長い間任せていたが(ハイ言い訳で酒よ)、(私にすれば)要らん物が溢れかえっていた。
例えば、旅行に行ったときのお土産の空き缶。
空き缶ほどかさばる物はない。だって、中は空なのだからね。
ハニーにすれば思い出の品なのだろうが、この際、思い出より実を取ってもらうことにした。
しかし、かく言う私。次男が私の誕生日にくれたメッセージカード(なんと彼が小学生になる前だから20年近く前の物だ)が発見されたが、棄てることはできなかった。
そっと元の場所に戻しておいたのは、ハニーには、ヒミツで酒よ。
そんな調子で、片付くはずもないわね。
日も変わり、もはやここまでと断念したが、途中、素敵なものも見つかった。
私の大好きな「バランタインの17年」と、これは大して好きではないが「カミユ」(種類もよう分からん)+これまたあまり呑まない芋焼酎1本。
正に掘り出し物。
わ〜い!わ〜い!神様のご褒美だ〜!
ところで、洋酒。未開封なら保存が利くのだろうか?
まあ、明日は祝杯。試してみよう。って、もう今日やんか?
早よ、寝よ!お休みなさい。 - 15.10.23 トイレ
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流石に睡眠時間2時間はきつかった。
学校説明会に参加するも、むっちゃ体調悪い。
一番前の席で眠気と必死に戦ったが、何度か意識を失っていたようだ。
目立っていただろうな〜。きゃ〜!ど顰蹙!!
トイレの設置工事が完了した。
久し振りに、お尻を洗ってもらった。(誤解されそうな表現やな〜)気持ちいい。
それにしても、予想外の大工事となった。
便器の取り外し、床を捲って、下地を組んで、一旦便器を元に戻して第一期が終了。
第二期は、便器を再び外して、床にクロスを貼る。壁紙を剥がして新しいものにする。便器を取り付けて終了。
これで総額25万円。う〜ん。高いのか安いのか、もうさっぱり分からん。
おっと、便座を新しくしたから、それだけじゃない。げ!なんやかんやで30万超しているやん。
まあ、これで快適に過ごせるのだから、喜んでおこう。(K様。お世話になりま酒た)
ところが、昨日。ご機嫌で新しい便座に座っていたのだが・・・。
ふと、品番に目をやると、あれれ?注文した物と違う。
ネットで安い物を探して購入したのだが、注文したのはDL-WH60。私のお尻を乗せていたのはDL-WH50。
明らかに違う品物だ。
購入した店舗に問い合わせたところ、出荷段階のミスだろうとの返事。
げ!ということは、また付け直しかよ?トホホ。
- 15.10.24 顛末
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便座の品番違いの謎が解けた。
いや、原因は分からないのだが、事態は理解できた。
製品自体はDL-WH60。機能も揃っている。しかし、製品を示すプレートだけはDL-WH50だったようだ。
早い話が、名札の付け間違いみたいなものだ。(って、おいおい!)
私が注文を出した店の人は丁寧だった。
お問い合わせはメールのみとあったが、それじゃ埒が明かぬとメールに書くと、ちゃんと電話をかけてきた。
何度かやり取りをし、おそらくメーカー側の(製造段階での)ミスだろうと落ち着いた。
さあ、今度はメーカーとの交渉だ。
けど、交渉なんてはなから成り立たない。
おそらく、苦情処理係という部門があるのだろう。
口ではしきりに謝罪の言葉を繰り返すが、全く誠意の感じられない対応だった。
「交換すればいいんでしょ!まだ文句あるの?」と言わんばかり。慇懃無礼とは正にこのこと。
ハニーとは「仕方ないからこのまま使おうか」と、話もしていたのだが、相手のあまりの態度にマジ切れかけた。
結局、交換となったが、1週間以上かかるというのも納得できない。
まあ、相手の顔が見えない電話だけのやり取りだと、誤解も生じやすいのだろう。良い勉強になったと自らを戒めたい。
ところが、さらに悲しい出来事が。
今度はトイレの手洗いから水漏れが・・・。
もう嫌だ。
しかも、修理が原因で起きたことではないらしく、修繕にはさらなる費用が生じると言われた。
こんなことなら、酷い状態でも我慢して使っていれば良かったのか。
いやきっと、身分不相応にも、快適な生活などを求めるから、罰が当たったのだ。
あ〜あ。わくわく気分なんて、あっと言う間に吹っ飛んだ。
はい、もう何も望みません。
- 15.10.25 疲弊
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色々あって疲れた。
何もする気にならない。(授業は別)
口を開くのも面倒だ。心が折れそうではなく、折れた。
と言う訳で、早々と帰宅し、さっさと寝た。
体は少し回復したが、心は依然として動かない。
まあ、ぼちぼちやるべ。
- 15.10.26 コスモス
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心は晴れねど、外は快晴。折角のオフ。くすぶっているのは、あまりに勿体ない。
今の時期、紅葉には未だ早い。じゃあ何。やっぱ、コスモスでしょ。
と言うことで、秋空の下、ハニーとドライブに繰り出した。
お出かけは実に久し振り。最近は片付けばかりしていたからな〜。
目指すは、馬見丘陵公園。初めて訪れる場所だ。
王寺のまだ向こうということで、遠いかと思っていたが、結構近かった。
小一時間で到着。
いきなり、丘一面に咲き並ぶコスモスが、目に飛び込んできた。
美しい。可憐だ。可愛らしい。
けど、コスモスってこんなに背が低かったっけ?
まあ、品種にもよるんでしょ。と、無理矢理納得し、公園内を散策。
コスモスだけではなく、いろいろな花が咲いており、目を楽しませてくれる。
平日なれど、人は多かった。
4世代の家族にも遭遇。全員が女性で、ひいばあちゃん以外は皆同じ顔をしていた。
この公園は、基本、花しか無い。けど、季節ごとに楽しめるようになっているのだろう。桜や梅の木も見かけたし、菖蒲園もあった。
静かだし、穏やかな気持ちになれる、素敵な場所だ。また、別の季節に訪れようか。
昼食も摂らずに、次なる目的地(藤原宮跡)に向かう。
過去にはホテイアオイを見に訪れたことがあるが、今の時期だとコスモス以外には咲いていない。
え?何でまた?
私とて、コスモスのハシゴは生涯初めてだ。
しかし「コスモスは丈が高い」説を証明するためには、行かねばならない。
30分もかからずに到着。車って便利ね。
おお!見渡す限りのコスモス畑。流石に300万本はダテじゃない。(馬見丘陵公園のコスモスは3万本)
人もものすごく多い。(じーさんばーさんばっかりだったが)
さて、コスモスの身長は?(ネットで検索するとウルトラマンコスモスは47mと出てきた)
げ!低い。先刻まで見ていたコスモス(ソナタ)は膝下サイズ。それよりは丈が高いが、それでもせいぜい腰までもない。
おっかしいな〜?と、ハニーと2人で首をひねる。般若寺のコスモスは、もっと高かったはず。
う〜ん。おかしい。
「そうか、わかった。私達が大きくなったんだ!」と、へんてこな理屈をつけて、その場を後にした。
ハニー!ありがとうね。少しだけ元気になったよ。
ところで、上の写真。左が馬見丘陵公園のコスモスで、右が藤原宮跡。違いがお分かり頂けるだろうか?
- 15.10.27 雨
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久し振りの雨。夕刻から降り出し、結構しっかり降った。
私の記憶が正しければ、1月以上晴れが続いたのではないだろうか。
単に私が雨に遭わなかっただけなのかも知れないが、それにしてもこれほど好天が続いたのは珍しい。
私は、明日から連休。それなのに・・・。
いや、恨み言は言うまい。そもそも今回、遠出の予定はないのだから。
授業はなくても、仕事はあるのだ。
などと、格好つけて言ってみたが、心は憂鬱。
何故なら、待っているのは私の一番苦手なジャンル。そう、明日はパソコンのセットアップなのだ。
さて、どうなることやら。
皆さん。無事をお祈り下され。
- 15.10.28 パスワード
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予想通りの一日だった。いや、予想以上かも。
だって、お世話になっているIT(?)関連の人ですら、困り果てたのだから。
宣言通り、PCのセットアップに臨む。
意気揚々と取りかかったが、先ず、プリンターが作動しない。
けど、これは想定内。ドライバー云々って言われても、Windows8.1のデスクトップすら見たことのない私に、難しいことが分かる訳がない。
業者の方にヘルプを頼む。ただ、登場したのはシステムではなく営業の人。一抹の不安がよぎる。
何とか設定完了で、腰を上げかけたところに、さらなる依頼を出す私。(意地悪ばーさんか?!)
「ネットワークが組めないので酒が・・・」
ここからが長かった。8.1→7は無事終了。ところが、8.1→XPが繋がらない。
格闘すること小一時間。だが、依然として、状況に変わりはない。
システムの方の助言を得て、ようやく解決。
すげ〜すげ〜!やっぱり、上には上がいるものだ。
営業の方にはすっかりお世話になった。
借りは返さねばならない。おかげで来月、展示会&セミナーに出席することになった。
まあ、この際、微妙な損得勘定は抜きにしよう。助けてもらったのなら、お礼は当然だよね。
さて、それから孤軍奮闘すること数時間。
初めは、早く帰って野球でも観ようかと思っていたのに、何のことはない。いつもより帰宅は遅くなった。
そして、確実に、授業の数倍は疲れた。
しかも、しかもだ。
HPをUPするためのソフトを利用していたのだが、そのパスワードが分からない。
え?「どうせ、忘れたんでしょ!ば〜か!」ってかい?
記憶力の低下を自認している私。
パスワードを小まめに変更するなんて、過去には一切してないし、今後も(そんな恐ろしいことは)絶対にしないだろう。
変更なんぞしようものなら、いきなりパニックに陥るのは火を見るより明らか。永遠に思い出せなくなってしまう。
だから、私はずっと固定のパスワード。(どーだ、まいったか!って、威張るな!)
さすがに、メモを目につきやすい所に貼ったりはしないが、似たようなもの。
パスワードは全てPCに記憶させていた。
なのに、それが全く一致しないのだ。
なんで〜!なんでじゃ?!
もう、泣きそう。いや、実際涙目だったのではなかろうか。
いくらやっても合わず、結局は断念せざるを得なかった。
まあ、無料ソフトだから、もう一度設定し直せば済む話(かな?)。面倒さえ顧みなければね。
けど、もう一件は本当に困った。
ビデオ編集ソフトが見当たらないのだ。
これがなければ、欠席した生徒に授業を届けられない。
う〜ん。困った。(だから、続けて読むなって!)
「探せばきっとあるはず!」と、分かっていても、既に作業開始から8時間経過。意識も朦朧、何が何だか分からなくなってきた。
と言うことで、今日はこれくらいにしといたろ!ってか?!
お腹も減ったしね。ハニーも私との夕餉を楽しみに待っている。
ごめんね、ハニー!急いで帰るからね。
- 15.10.29 八幡
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折角の休日。PC設定だけで終わらせるのは嫌だ。
おみくじは鳩が銜えていた。
まあ何とかなりそうだ(大いに不安だが)し、今日は出かけることに。天気も良かったしね。
さて、何処へ行こう。
行ったことがなくて、近場で静かなところ。
う〜ん。どこだろう?
白羽の矢が立ったのは、八幡市。
ハズレかも知れぬが、条件は満たしている。車だと1時間はかからない。
先ずは、石清水八幡宮へ。
静かだ。人も少なく、七五三詣りの親子連れ以外にはほんの数人。
由緒正しい神社のようだが、あいにく本殿は改修中だった。
小高い丘の上にあり、景色はまあまあ良かったが、如何せん。これと言ったポイントが乏しい。
楠木正成お手植えの楠。ってシャレかいな。
まあ、緑が多くて、気持ちは良かったけどね。
おみくじを引いたら、未分(いまだわからず)と出た。ここは、吉や凶じゃないのね。
次第に良くなる運勢であるが、急ぐ時ではない。
心を平静に保ち何事にも誠意を尽くす心構えが大事である。
努力すれば、おのずから道は開けるものである。
とあった。ふふふ。私にぴったりではないか。
「鳩は八幡さんのお使いだ」と、宮司さんが教えて下さった。
この神社は、竹でも有名らしい。エジソンが初めて電球を発明した時に此処の竹をフィラメントに使用したそうだ。
道理で、エジソン記念碑があるわけだ。
竹細工が展示されている店もあった。カッパを見つけ、迷わず購入。
少し不気味ではあったが、1000円なら高くはないだろう。
遅めの昼食を取り、もう帰ろうかとも思ったが、折角だから(おそらく八幡市にはもう来ることはないだろうし)と、松花堂美術館に寄ってみた。
小さな美術館だった。展示もわずか。けど、これがなかなか良い感じなのだ。
松花堂と言えば、松花堂弁当。私の知識は所詮その程度だ。
もちろん、その考案者とされる松花堂昭乗なる人物のことも一切知らなかったが、どうやら、相当の文化人だったようだ。悪くない。
美術館に隣接している松花堂庭園にも行ってみた。
侘びも寂びもてんで理解していない私でも、この庭の素晴らしさは感じることができた。
やや、詰め込み過ぎの感もあったが、どのアングルから眺めても「ほ〜!」と感嘆の声が漏れる。
正直な感想。こりゃ、手入れが大変だろうな。
え?そんなのほっとけや!ってかい?そりゃ、ごもっとも。
結構長い時間(え、2時間?)この庭園に居たが、その長さを感じさせない充実した時間だった。
さて、明日からはまた厳しい現実が待っている。
心を引き締めてがんばりたいと思う。
- 15.10.30 初暖房
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今日は冷えた。
生徒達に「寒くないか?」と尋ねたところ、意外や意外「うん、寒い」との返事。
こんなとき、一人くらいは「暑い!」と言うひねくれた子が居るのだが、全員が頷くのは珍しい。
余程寒かったのだろう。
と言うことで、時期的には未だ少し早い気もしたが、暖房をつけた。
いきなり部屋は暖かくなった。
しかし、不思議なものだ。
ついこの間までは、室温27度の冷房をかけていたのに、22度が暖かく感じられるなんて。
外気温との差が感覚を狂わせるのだろうか。それにしても、人間の感覚なんていい加減なものだ。
さて、PCの設定はほぼ完了かな。
結局パスワードは思い出せなかったが、ソフト類は一応全て入れ直せた。
おっと、まだメールアドレスが復活していなかった。
メールソフトが違うと、アドレス帳のインポートはできないのだろうか。
まあ、現役の生徒は少ないから一つ一つ入力しても知れているが、問題は卒業生および保護者のアドレスだ。
これを蘇らせるのはなかなか大変だぞ。メールも全て消えてしまったしね。
あ、それともう一つ。ワープロソフトも過去の学習が一切引き継がれていない。
外字だけは蘇ったが、ショートカットのキー割り付けや単語登録は白紙の状態。
こりゃ、しばらく苦労しそうだわい。
- 15.10.31 げ!
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10月も終わり。明日からはもう11月だ。
いろいろな問題を「何とかなるさ」と先送りにしてきたが、そろそろタイムリミット。
しかも、それらの締め切りが一斉にやって来た。
他人をとやかく言う前に、我が身を振り返り、早く行動を起こさねば。
さて、何から取りかかろう?何て言っているから駄目なんだ。
慎重なのと臆病は全く違う。
自棄になっているわけではない。ただ、グズグズしている自分にはもうウンザリだ。