- 14.11.1 徹夜
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久し振りだ。仕事をしながら朝を迎えたのは。
何してたんてかい?MASSEの問題作りで酒よ。締め切りが10月末日だったのよね。
先日、ふと閃いた問題。頭の中にぼんやりとイメージできていただけで、まだ具体的な形にはなっていなかった。
昨夜は、一旦横になったものの、夢にその問題が出てきたから困ったものだ。
「こりゃ寝ている場合じゃないわい」と観念し、やおら起き上がり、作業に取りかかった。
つくづく己の小心者ぶりが情けない。気がかりがあると、それだけで眠れないのだからね。
思っていた以上に、時間がかかった。
完成したのは7:00過ぎ。起床予定時刻になってしまった。今さら眠るわけにはいかん。
眠いのは我慢して、出勤じゃ。
しかし、流石に堪える。さっきから生欠伸が止まらない。
さて、今回の問題は、風呂に浸かっているときにタイルを眺めていて思いついたのだが、なかなか面白いと思う。(自画自賛)
けど、少し難しくしすぎたかも知れぬ。
まあ、良いか?って無責任?!
さて、ここで、生徒諸君に素敵な告知があるぞ!
カブトムシの幼虫を知人から分けていただきま酒た。
ただし、飼育ケースは各自用意すること。
欲しい人は、保護者の許可を得てから申し出て下さい。お1人に2匹差し上げま酒。
腐葉土もお分けいたしま酒が、その後は「カブトムシ用」の腐葉土があるそうなので、それをご購入下され。
とりあえず、今回は先着5名の方にプレゼントの予定で酒。(希望者多数の場合は、また考えま酒)
どんどんご応募下され!
- 14.11.2 優しさ
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ホントにもう、暑いのか寒いのか分かりゃしない。
今朝目覚めると、ぶるっと身震い。思わず呟いた。「お〜寒〜!」
かと思えば、朝の電車は冷房が入っていたし、帰りの電車は窓が開いていた。
まあ、本格的に寒くなるまでの猶予期間と割り切って、楽しみましょうか。
さて今日は、その電車内でのお話。
1週間の終わり。(我ながら、よく頑張ったんじゃないかな〜)流石にへとへとだ。
空席を見つけ、ラッキーとばかりに座り込む。隣もまだ空いていた。
私に少し遅れて、壮年の男女2人が乗ってきた。
男性は私よりは少し上かな。女性は私と同じくらいかな。
席を譲るほどのお年でもないだろうと、私はそのまま座っていたが、男性は女性を私の隣に座らせた。
聞くとはなしに、耳に入ってくる2人の会話。
男性はとても優しい口調で女性に話しかけている。
はっきりとは聞こえなかったが、何やら「ありがとう」と言っているようだ。
女性は少し涙ぐんでいたかな。さすがに、真横にいる人の顔を凝視する訳にもいかず、私は読書を続け(るふりをし)た。
次に男性は、手持ちの袋から買ってきたばかりと思われる品物を取り出した。
「何じゃろ?」視線は文庫本に向けたままだが、私の関心はすっかりその品物に移っていた。
「えらいカラフルやな〜」思わず呟きかけたが、まだそれが何だかは分からない。
男性が笑顔(この人終始笑顔で酒た。またその顔がとても優しい。私はこれほどの優しい表情を見たことがない)で、それを女性の背中に持って行く。
正確には背中ではない。腰にだ。腰にあてがったのだ。
「これで少しは楽になったかい?」
声には出さなかったが、男性の女性を見つめる視線は、そう言っているかのようだった。
女性は「これ、(降りるとき)忘れてしまわへんか、心配やわ」と言っていたが、男性は微笑むばかり。
いや〜。参りま酒た。
2人の関係は分からない。夫婦なのか、兄弟なのか。まあ、世間一般の男性が発する欲望的なものは一切感じられなかったから、変な関係ではないのだろうが。
私は、これほど優しく話をする男性を知らないし、これほど思いやりのこもった眼差しを見るのも初めてだ。(親から子に対する愛情は別として)
電車を降りるとき、思わず一礼をしてしまった。男性は気が付かなかったようだが、女性は怪訝な表情だった。
自分がちっとも優しくないことを、改めて思い知ったカッパちゃんで酒た。
ごめんね、ハニー! - 14.11.3 スクールフェアー
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久し振りに近所の学校の文化祭に。
え?もうそんなになるの?この日記によると4年前に行ったきりのようだが・・・。
さ〜て、今年は何人の生徒に会えるかな?
天気は晴れ。少し肌寒いが、絶好の文化祭日和だ(そんなのあるのかな?)
一人だといつも途中から手持ち無沙汰になったので、今回はハニー同伴だ。
出がけにちょっとトラブルがあり、ハニーと離ればなれになってしまったが、学校で無事合流できた。
ところが、生徒たちにはなかなかで会わない。
5年生の生徒何人かには会ったが、結局、卒業生には1人会えただけだった。しょぼ〜ん。
どの学校でも同じなのだろうが、待ち時間をもっと短縮できないものか。
特に、この学校は屋台に長蛇の列。
改善の余地は大いにあると思うのだが、例年全く変化が見られない。
例えば、注文を聞く人と会計をする人と品物を渡す人が同じじゃ、そりゃ手間取るわい。
受け取り場所を別にするだけでもかなり違うはずなんだけどねぇ。
ま、部外者が口出すことではありませんがね。
バザーで食器など数点購入。かなり安かった。けど重い。
金券も全て使い切り(この点には満足)、学校を後にした。
総額3200円で買い物もでき、食事もできたのだから、文句を言ったら罰が当たるかな。
- 14.11.4 東北
-
昨日は、学校を出て、一旦ハニーとは別れた。
私は教室へ、ハニーはハルカスへ。
それぞれの用事を済ませ、再び合流。
今度は東北へワープだ。
と言っても、場所は梅田阪神百貨店。
残念セールで混雑が予想されているのに、何故わざわざ?
いや、目的はセールではない。東北六県物産展が開催されていたのだ。
前回の四国物産展の失敗を踏まえ、なるだけ荷物が増えぬようにと心がけていたのだが・・・。
あきまへんな。なかなか反省が次に活きない。
さすがに、ビールや日本酒には手を出さなかった。日本酒は見ると欲しくなるから近寄りもしなかった。偉いぞ!呑ちゃん
それでも並んでいるのは美味しそうなものばかり。
「あかん。このままじゃ、いつもと同じ轍を踏んでしまう。そうだ、空腹がいけないのだ」と、先ずはラーメン(辛み噌ラーメン)を食べた。
800円の値打ちはないな〜と思いながらも、完食。辛味噌は調整しながら食べるものらしいが、結局全部入れてしまい、例の如く汗だく状態。
空腹もいけないが、満腹でも思考は停止するのね。
さらに、地ビールがとどめを刺した。
もう、どうでも良いわ。何も考えられない。好きにして!状態。
牛タンはもちろんのこと、どこが名産やねんと思える大豆ハンバーグやレンコンの天ぷらまでも購入。蒸しパンまで買ってしまった。
まあ、いいや。生徒がいる間に一度は行こうと思っていた仙台。叶わなかっただけに、せめてもの罪滅ぼしじゃ。(←意味不明)
居酒屋で軽く呑もうかとの当初の案は自然消滅。家飲みに変更になった。
これだけあれば、アテには困るまい。先ずは、牛タンでビールやな。
ところが、帰宅後、衝撃の事実判明。
なんと牛タンは冷凍されていた。道理で荷物が冷たかったはずや。
パッケージの裏には「完全に解凍してからお召し上がり下さい」の文字が。
が〜ん!お預けじゃ〜!
ま、楽しみはとっておきましょうか。
それにしても、よく遊んだ1日で酒た。
- 14.11.5 棚
-
大将(教室の大家さん)が台所に棚をつけて下さった。
それから、半月。棚は再び架けられた。
何でもかんでも床に置き、ただでさえ狭い台所が身動きできない状態になっているのを見かねてのことだろう。
ホームセンターで売っている簡単なもので、突っ支い棒みたいにポールを伸ばし、その両端は両面テープで固定するタイプだ。
結構時間をかけてセットしてはった。
おかげで、大分すっきりした。トイレットペーパーや洗剤などを棚に載せると、あれ?台所が広くなった?
早速、御礼を言いに伺うと、
「あれな、落ちるかも知れへんで!」
「え〜!落ちるんでっか?!」
「まあ、大丈夫やろうけどな」
「わ。は。は。は。は」と2人で大笑い。
で、次の日。
大音響とともに、棚は落ちた。
おそらく、少しずつずれていたのだろう。
載せているものの重みを粘着テープでは支えきれなかったに違いない。
「どないしよ。大将に言うのもな〜・・・。そうだ、とりあえず外して知らんぷりを決め込もう!」
けれど、そんなのはすぐバレる。
「やっぱり、落ちましたか?」
「ごめんなさい」
「いえいえ、まあちょっと待っといて下さい。何とかしまっさ」
途中にブリッジをかまし、補強はされている。
しかし、両端はそのままだ。
2日間は無事に経過したが、心なしか既にずれ始めているようにも思える。
「まだ、途中ですねん。ちゃんとしまっさかい」
大将の言葉を信じるしかない。
まあ、しばらくは物を載せずに、静観しておこうか。
- 14.11.6 12年
-
バランタイン。ウイスキーを余り飲まない私が珍しく好きな銘柄。高校時代の苦い思い出にも繋がる。
けど、どちらかと言えば17年、もっと欲を言えば30年の方が好きなのだが。
って、ちゃいまんがな。お酒の話やありません。
教え子から電話。
初めは耳を疑った。「え?本当に○○ちゃん?」
彼女の消息が途絶えて久しかった。母君からは少し情報をもらっていたが、それとて5年以上前のことだ。
高校在学中にMITに飛び級で入学した超才媛。
人見知りの激しい子だったが、私には心を開いてくれた。卒業後もよく遊びに来てくれ、今は無き西大寺教室で弁当持参で自習をしていた時期もある。
ところが、米国滞在中に病を患い、一時は生死の境を彷徨ったらしい。
回復して、帰国したと聞いたときは、本当に嬉しかった。
いついつ会おうと約束までしていたのだが、なぜかその日は姿を見せず、それを境に連絡が途絶えた。
「今何してんの?」
「ごにょごにょごにょ」
「どこにおるん?日本か?」
「中央区です。近いですよ」
「それでどないしたん?」
「一度ご挨拶にと思いまして」
「お〜。いつでも良いよ。いつ来る?」
「では、今日伺います」
数えたら12年ぶりだった。あれ?13年かな。けど、日記のタイトルを12年にしたからそういうことにしておこう。
昔のまんまと言いたところだが、少しおばちゃんになっていた。
無理もない。もう一児の母なのだから。
娘さんはまだ2歳。何やら言葉らしいものを発してはいるが、私には理解不能。それでも母親には通じているから不思議だ。
抱っこしたら、思い切り泣かれてしまった。人見知りは母親譲りか。
ぽつりぽつりと、身の上を話してくれた。
「(う〜ん。君もいろいろあったのね。でも、元気になって良かったじゃない)これからもがんばりや」と言って別れた。
平坦な道ではないだろうが、彼女のことだ。きっと何とかするだろう。
が、果たして、私が彼女の娘さんを教えることはあるのだろうか?
- 14.11.7 肝
-
大将(教室の大家さん)ネタが続いて恐縮で酒が。
フグを頂きま酒た。
「わしが捌いてん。まあ、素人やから堪忍してや」
「え?免許持ってはりましたん?」
「そんなもん、あるかいな〜!そや、肝もつけといたからな」
「え〜!肝でっか?!」
「養殖もんやから、大丈夫やで」
「そんなもので酒か?」
「まあ、わしの連れは夜中に泡ふきよったけどな」
「・・・」
退社間際に渡して下さったので、鍋の用意なんてできていない。
とりあえず、刺身だけは、その日帰宅してすぐ頂いた。
ハニーは、休肝日のメニューが狂って困惑気味だったが、てっさと休肝日。秤にかけるまでもなかろう。
けど、さすがに、ひれ酒は我慢した。
「さあ、今宵はてっちりじゃ」と、昨夜は文字通り飛んで帰った。おかげで、鍋を食べる前から汗だくだった。
さて、ここで問題が・・・。
「肝どないする?」
「大丈夫なん?」
「う〜ん。大将はそう言ってはったけどな〜」
フグの肝は大層美味だと聞く。けど、毒を持っているから要注意。もちろん私は食べたことはない。
興味はあったが、変な食い意地を張って、倒れるのも情けない。
「これで死んだら、息子たちにも申し訳ないな〜」と言うことになり、
「大将ごめん!折角やけど、やっぱ無理」。涙ながらに廃棄した。
けど、他は美味しくいただきま酒たよ。ひれ酒もたくさんね。
美味しいものを食べると、幸せな気持ちになるというのは、本当で酒ね。
大将がこの日記を読んでいないことを願いつつ、(まあ100%大丈夫やろ)今日はこのへんで。
- 14.11.8 要注意
-
精神状態が不安定だ。
今日一日、一度も笑わなかった。
危険で酒。
こんな日は何も言わぬが花。
さあ、早よ寝よ。
- 14.11.9
-
ご心配をおかけいたしま酒た。
今日は少し笑いま酒たよ。(生徒達のお陰やな)
きっと疲れていたのだろう。
いろんな不満があったことも事実だが、結局はそれを許せない己の狭量さに苛立っていたのかも知れない。
帰ったら、ハニーが鍋を用意して待っていてくれた。
今宵の鍋は「鳥野菜みそ」。
美味しかったよ。いつもありがとう。
そう言えば、たかじんも奥さんのことをハニーと呼んでいたらしい。
流石じゃ!
- 14.11.10 紅葉
-
ハニーのお陰で少し元気になったカッパちゃん。
調子に乗って、今日は京都までお出かけじゃ。
紅葉にはまだ少し早いかもと思ったが、調べると「見頃」となっている場所もあり、その中の一つを選ぶ。
目指すは高雄。神護寺だ。京都駅からバスで50分とあったので、今回は車で出かけた。
久々のドライブは緊張した。
のんびり車を走らせたら、結構時間がかかった。
京都はやっぱり車で行く所やないね。この時期は、あちこち渋滞ばっかだし。
けど、天気には恵まれ、暑くもなく寒くもなく、そこそこ快適な小旅行だったかな。
麓まで車で乗り付け、その後は石段を登る。350段と聞いたが、金比羅さんに比べたら楽勝。
それでも息が切れたのは、内緒だぞ。
神護持到着。結構広いのに驚いた。
しかし、それより驚いたのは、なんでこんなに外人多いねん?てこと。
東南アジア系ばっかり。情報の威力?それにしても解せんわ。
国宝級の仏像もあるらしいが、紅葉がキーワードになっているのは疑いないだろう。
- 昨日初めて知ったのだが、実はここは「かわらけ投げ」の発祥の地でもあるらしい。
もちろん、やってきま酒たよ。見よ!この勇姿ってか?
売店のおねーちゃんにコツを教わり、いざ挑戦。
土器に厄を乗せ、それを飛ばすのらしい。
いや、なかなか難しかったで酒。
飛距離を競う勝負じゃないしね。
それでも、投げ終わった後の爽快感は半端じゃないよ。
2枚100円はけして高くないぞ。皆様も是非どうぞ!
「ここで、粉から作ってうどん打ってます」と言う店に入り、遅めの昼食を頂く。
「絶対ウソや!」と確信した。世の中には何とウソつきの多いことか。(まあ、周りも見渡せば簡単に分かることだが)
パサパサの麺に薄めの出汁。これが1000円近くの価格で成り立つなんて、幸せな商売やね。
お店のおねーちゃんに尋ねる。
「このお店は年中やってるの?」
「いいえ!このシーズンだけですよ。12月は雪が降りますし」で酒た。
帰り道。「おたべ」の店を見つけ、立ち寄る。
試食の「こたべ」を山ほど食し、なんと満腹。
珈琲も無料だったし、貧乏な私達には最高のオアシスってかい?
いやいや、厳選吟味のうえ、ちゃんと商品も購入しま酒たで酒よ。
素敵な休日の締めは、もちろんお鍋。今宵は豆乳鍋で酒た。
おかげで、明日から、またがんばれそうで酒。
- 昨日初めて知ったのだが、実はここは「かわらけ投げ」の発祥の地でもあるらしい。
- 14.11.11 ラーメン屋
-
寺田町。私の教室のある街だが、実はここはラーメン激戦区なのだ。
とにかく、ラーメン屋がやたらと多い。
駅から教室までに5軒(餃子の王将を含む)、最近1軒閉店になったから、それまでは6軒。
徒歩3分圏内にでっせ。どう考えても多すぎま酒。
駅の向こうにもこれまた麺やさんだらけ。
謎じゃ。一体何故?
しかも、美味しい店がひしめき合っているなら納得もできるが、はっきり言ってレベルは低い。
どことは言えぬが、とんでもなく不味い店もある。しかし、その店はそこそこ繁盛しているのだ。
美味しいと思っていたお気に入りだった店(=甲州麺)は閉店して久しいと言うのに。
つくづく商売の難しさを考えさせられる。
仕方なく、中でもまだ許せると思える店にたまに行く。
本来は、私みたいな老人が行く店ではないのだろう。
若者向けの味だし量も多い。店にかかっている有線もやかましい事この上ない。(全ての曲が祭りがらみってね)
その店は、来店ごとにスタンプを押してくれ、スタンプがたまると会員のランクが上がる仕組みになっている。
ランクが上がると、裏メニューが注文できるのだ。(どーだ、羨ましいだろ!)
いつの間にか、私もゴールド会員だ。げ!と言うことは、既に50回近く行ったことになるのか。
今月の裏メニューは「シビ辛ラーメン」だった。
辛さには弱いくせに辛い物好きという、困った性分のカッパちゃん。
名前の通り、きっと辛いはずと、興味津々、注文したが、えげつない味だった。何とも形容しがたい、辛さだけではない強烈な味。
思い出しただけで、また汗が噴き出してきた。おそらく二度と食べることはないだろう。
それでも汗だくになって完食。
- 帰りにスタンプカードを差し出すと、
「あれ?お客さん。プレゼント貰っていませんね」と、店員さん。
何でも、ランクアップの度にいただけるらしい。
はい、ありがたく頂戴いたしま酒たよ。けど、どこで使おう?
- 帰りにスタンプカードを差し出すと、
- 14.11.12 釜玉うどん
-
初めて食べた。美味かった。
世の中まだまだ知らないことだらけだ。
もっといろいろ体験しようっと!
- 14.11.13 まさひろ
-
誰から頂いたのかは忘れた。生徒さんからだったかな。
もう10年以上前のことだ。思えば随分長い間大切に保管していたものだ。
一体何の話かって?
泡盛だ。沖縄の土産だろう。
「まさひろ」は私の長男の名前と同じ。
何だか、飲むのが勿体なくて、ずっと飾っておいたのだ。
それを、昨晩飲み干した。(日本酒が切れていたのよ)
「焼酎はいくら飲んでも次の日に残らない」
誰が言ったか定かではないが、しばらく信じていた。
「泡盛も焼酎といっしょだろう」ってね。
けど、ウソで酒ね。
思いっきり残りま酒た。朝食も取れないほど。
慥かに度数は30度と高いが、酒のせいと言うより、単に私が弱くなっただけ?!
反省、反省。
- 14.11.14 読書
-
意外と読んでいるかな?
今年読んだ本を数えたら、100冊を超していた。と言っても、ほとんど全てが小説で、たまにエッセイだけどね。
お気に入りの作家から離れていた時期もあり(だって、なかなか文庫化されないんだもの)、結構いろんな作家に手を出していた。
有川浩に始まり、角田光代や森絵都、西加奈子あたりが増えた。(女の人ばっかりやン)おっと、百田尚樹も読んだぞ。
しかし、やっぱり読んでいて落ち着くのは、馴染みの作家だ。
重松清の話の展開はややマンネリのようにも感じるが、やはり上手だと思う。
石田衣良は読みやすいし、奥田英朗は面白い。
中でも一番は、浅田次郎かな。私が会ってみたいと思う唯一の作家だ。
彼は、毎日必ず1冊の本を読むという。どこにそんな時間がとも思うが、毎日決まった時間を読書に当てれば可能だそうだ。
その代わり、酒は一切呑まないらしい。
う〜ん。そんな時間の使い方もあったのか。流石と言うべきか、けど私にはやっぱり無理だな。
さて、「来年こそは、読書ノートをつけよう」と、年末が近づくたびに思うのだが、何故か毎年実行できずにいる。
「飲酒ノート」も残したいと考えてはいるが、こちらは永遠に無理っぽい。だって、呑んだ瞬間から記憶を失っていくんだも〜ん。
- 14.11.15 頭痛
-
精神的なものか?疲れなのか?それとも風邪?
頭が痛い。
だから、寝る。
お休み!
- 14.11.16 腹減った
-
頭痛は、寝たら治まった。
早めに飲んだ麻黄湯が功を奏したのか、いや、やっぱり疲れたときは眠るに限る。
たとえどんなに仕事がたまっていようとも無理をしてはいけない。
いえね、自己弁護をしているわけではないので酒。溜めなきゃ良いのだと、自分を戒めているわけで酒よ。
それでも今日は日曜日。しかも月に一度の10時間授業。
いつもならばそろそろ疲れてくる頃(現在7時間終了)だが、今日は絶好調!
だって、久し振りに教え子が訪ねてきてくれたんだも〜ん。
本人曰く「20年ぶりですよ」だったが、そんなことはない。
年賀状のやりとりだけになって久しいとはいえ、せいぜい10数年だ。
私の思い出の中では、いつまでも「声の大きなやんちゃな少年」だったが、いつの間にか彼も立派な社会人。
しっかりと家庭を築き、すっかり良きパパになっていた。当時の私の親バカぶりも、今では良く理解できると言ってくれた。
同期の2人が結婚したと聞き、大層驚いていた。
転勤の多い職場らしいが「そろそろ居を構えたい」とも言っていた。
話は尽きねど、あいにく私は授業中。体が空くまで数時間も待たすわけにもいかない。
本当に残念で仕方なかったが、
「また来いよ(私の生きている内に)!」
「はい、次は娘も連れてきます」
「必ずやぞ。待ってるからな」と約束を交わし、私は授業に戻った。
義理堅い男だから、多分約束は忘れないだろう。ただ、それを果たせる機会がいつ訪れるかだ。
まあ、待つしかないわな。その日を楽しみにしようか。
さて、そろそろ腹が減ってきた。
いつもなら、あと数時間の我慢だと、気力を奮い立たせるのだが、今日は事情が違う。
明日の胃カメラに備え、今宵は絶食なのだ。
食べられないと思うと、余計に腹が減る。
あ〜、憂鬱だな〜!
いやいや、可愛い教え子達が待っている。気合いを入れて授業に臨まねば。
けど、やっぱり、腹減った。
- 14.11.17 リバウンド
-
今日は検査の日。
胃カメラを呑むことを考えるだけで気が重くなる。
絶食の甲斐あってか、体重は71kgジャスト。さあ、尼崎に向けて出発じゃ。
道は混んでいたが、早く出発したので8:00前には到着。いつもは待たされる駐車場もガラガラ。
早起きって良いことあるのね。
老人達の列に加わって受付を済ます。電子カルテになっても行列はあるんだ。と妙に納得。
採血・エコー・心電図・レントゲンと、滞りなく検査は進んだ。
血は4本も採られた。自分の血を見て一瞬気が遠くなった。
けど、こんなにスムーズに進むのは初めてだ。少し気分がハイになってきた。
さて、いよいよ胃カメラだ。
お義兄さんにお願いし、数年前からは鼻からの胃カメラにしてもらっている。
口から挿れるカメラに比べると圧倒的に楽だからなのが、お義兄さんはいつも難色を示される。
「こっちの方が、よく分かるんやけどな〜」と。
今日もいきなりかまされた。
「こっちは、そうやな。1年に1回しかせんからね。いや、この前の君以来かも?」(え?それって2年前やん!)
「(こちらで)お願いしま酒」と挨拶した。
いくら比較的に楽とは言え、それでも異物を挿入するのだ。ノンストレスではない。涙もろい私は、マッチングテストの段階で既に涙を流していた。
検査開始後、いきなり「あ!ごめん」。
何かと思えば、鼻血が吹き出した。(カメラで見ただけだが、しばらくは目を瞑っていた私)
その後も頻りに「おかしいな〜」と仰る。
挙げ句は「お〜い!○○君。ちょっと来て!」
撮影途中で、機械のメンテナンスが始まった。
何とか終了。ホッとする間もなく次の一言。
「(この太い方で)もう一回せーへん?」
「もう充分。結構でございま酒」
検査結果は悪くなかった。
身内だからなのだろうか。採血してから2時間も経たないのに結果が上がっていた。
過去の記録と比べても遜色ない。(威張るな!ってかい)
異常なしの診断にホッとすると同時に、疑問が。
「じゃあ、突然襲ってくるあの胸の痛みは何なのか?」ってね。
結論。「やっぱり、あれは恋なのね!」(って、誰に?)
疲れ果てて帰宅。病院はいるだけで疲れる。負のパワーに満ちているのだろう。
体重はさらに落ち70.6kg。(ちょっと嬉しい)
昼食後、疲れと眠気で少し(何と3時間以上)眠った。(夢は不可解なものだった)
目覚めて間もなく夕食。現世の復活は、もちろんお鍋だ。
今宵も美味しゅうございま酒た。ごちそうさまで酒た。
けど、先ほど体重を量ったら・・・。
「が〜ん!うっそ〜ん!」
え!72.9kg?!
あっという間のリバウンド。
と言うより、「一体どれだけ呑んでん?食べたんや?!」ってか。
- 14.11.18 注射
-
今年もこの時期がやって来た。
そう、インフルエンザの予防注射の季節だ。
昨日に続き、注射を打たれたカッパちゃん。
いつもかかりつけの医院でお願いするのだが、そこの先生も老けはった。
年は私とさほど変わらないだろうに、髪の毛は真っ白、かつまばら。(え!お前が言うなってかい?)
それでも、いつものセリフ「はい、ちょっとだけチクッとしま酒よ〜」は健在だった。
「いやや〜!」と例年の如く叫ぼうかと思ったが、新しく入った看護師さんが割と可愛らしかったので思い止まった。
「予防接種って、どれほど効果があるので酒か?」
「4〜5ヶ月は保ちま酒よ」
ふ〜ん。思ったより長持ちするのね。わ〜い!また一つ賢くなった。
いよいよ本格的に寒くなりそう。皆様もご用心召されよ!
- 14.11.19 やり直し
-
嫌な予感はしていたんだ。
こんなにスムーズにできるなんてさ。
何の話かって?
冬期集中講座の時間割で酒よ。
公立小学校が軒並み冬休みの開始日が遅い。しかも、年明けは1月7日からだと言う。
12月31日〜1月3日は6年生だけにしているし、授業に充てることができる日は実質10日もない。
「こんなの組まれへんわ〜!」と頭を抱えていたのが1週間前の話。
それでも組まなきゃ始まらない。
「夏休みも困ったしな〜」とため息をついたところで、閃いた。と言うより正確に言えば、思い出した。
「そうだ!夏休みと同じ手を使えば良いのだ!」とね。
夏は、各学年の時間帯をずらすことで何とかできたんだった。
それでも冬は期間が短いから、上手く組まなきゃ連日授業になってしまう。
と、気合いを入れて、作成に取りかかったのが昨日のこと。
あれれ?意外と上手くいきそうだ。ヒョイヒョイ。ヒョヒョイ。できた〜!完成だ!
例年、丸一日かかる(しかも大抵徹夜)作業が、何と2時間ほどで終わった。
スタッフの配置まで決めて、呑ちゃんご満悦。
「あのインフルエンザの注射に賢くなる薬でも入っていたのかな〜」
「いや、これが私の実力よ」などと、のぼせ上がって、帰宅後祝杯を挙げていた。
「さあ、寝ようっと!おっと、その前にメールチェックでもしようか」
が〜ん!一通のメールに酔いが覚めた。保護者からだった。
予め聞いていた予定を考慮していなかったのだ。
うっかりでは済ませられないミスだ。
青ざめていても仕方ない。何とかせねば。
はい、何とかいたしま酒た。(もう大丈夫だと信じたい)
けど、結局いつもと同じ時間がかかってしまった。
慌てるとろくな事がないという、典型的なお話で酒た。
- 14.11.20 チョーク
-
またもや、ショッキングなニュースが舞い込んできた。
悲報と言っても良いだろう。私にすれば、教学研究社がつぶれたことと同じくらい(いやそれ以上かも)の衝撃を受けた。
なんと、羽衣チョークが廃業するというのだ。
需要が減ったのが一番の原因だろうが、後継者不在に加えて社長の健康問題も影響しているらしい。日本の中小企業の抱えている問題そのものが顕著に表れている。 何とも切ない話だ。
などと、のんびり感傷に浸っている場合じゃない。こっちも死活問題だ。
長年チョークを使い続けてきた私。(そうか、え?もう35年)
いろんなメーカーの物を使用したが、一番使い易いのは羽衣チョークだ。他のメーカーに比べて、圧倒的な差と言っても良い。
もちろん現在でも愛用している。
それがもう手に入らない?!ウッソ〜ン!
どうしろというのさ。黒板とチョーク。これがなかったら、授業できへんやん。
え?ホワイトボードにしろってかい?
あかんねん。私、あれ、よう使いませんねん。ペチャペチャして書きにくいったらありゃしない。
私の芸術的に美しい図(自分で言うなってかい?でも、フリーハンドで円を描かせたらおそらく日本で上位に入る自信はある。30年以上ほぼ毎日描いてきたからね)が、ただのジャガイモになってしまうのよ。
困ったな〜。私にも廃業しろと言うのか?
まあ、とりあえず、5年分は確保したけどさ。
けど、焦ったな〜。先ほど注文しようとしたら、ネットではもう品切れ状態。
しかも、価格がいきなり上がっている。とほほ!
げ!注文キャンセルのメールが届いた。
カッパちゃん、ちょっとパニックで酒!
- 14.11.21 おいなりさん
-
お騒がせしてすみませんで酒た。チョーク問題は解決いたしま酒た。
10年分以上確保したから、おそらく死ぬまで大丈夫だろう。
さて、問題が解決すると、途端に腹が減った。
現在独身中のカッパちゃん(こんな事書くと、また誤解を招くんだろうな〜)、2日目にしてもう食べるものがなくなった。
昼飯も、いつもはハニーが作ってくれたおにぎりをいただくのだが、しばらくは外食だ。
仕方がない、コンビニへでも行こう。
「お!ラッキー!おにぎりと寿司の割引セールやっているじゃないか」
知る人ぞ知る、おいなり大好き青年の私。大喜びでそのコーナーへ。
けど、少し戸惑った。種類が多すぎるのだ。
いなりだけでも、「具だくさんいなり」「わさびいなり」「生姜いなり」と3種類も並んでいる。
明太子のおにぎりは外せないし。う〜ん、どうしよう。
「え〜い!全部買っちゃえ。どうせ1個100円だし。残ったら明日の朝食にすれば良いやん」
個人的には「わさび」が一番好きで酒ね。
え?どうしたのかって?
もちろん全部いただきま酒たよ。4個とも一気にね。
あ〜苦しい。過ぎたるは及ばざるがごとしで酒ね。
調べたら、おいなりさんにはまだ種類がありま酒た。明日は「キノコ」に挑戦しようかな。
- 14.11.22 空回り
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想いが伝わらないのは、私がいけないのだろうか。
一方的に相手の未熟さを責めるつもりはないが、あまり空回りが続くと情けなくなってくることも確かだ。
諦めたらあかん。投げ出したら終わりや。と自分に言い聞かせてはいる。
熱くなりすぎたら見えなくなる。それも分かっているつもりだが・・・。
- 14.11.23 アルゴ全国大会
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独身4日目。そろそろ気ままな生活にも飽きてきた。
ところで、何故ハニーはいないのか?疑問に思われている方も多いだろう。(え、どうでも良いってか?)
「そりゃ、逃げられたんでしょ。だれだって、あんたにゃ愛想尽かすわ!」(大半の方の意見だな)
ちゃいま酒って。
ハニーは、私の代わりにお仕事で上京しているので酒。
アルゴ全国大会。
関西と関東の隔年開催で催されている。
関西ならば、会場が母校という縁もあり、必ず参加させていただいていたが、関東までの遠征はスケジュール的にも厳しく、今までは見送ってきた(と言うより知らんぷりを決め込んでいた)。
ところが、今年の生徒たちは意欲的で(生徒というより保護者の方がかも)、どこで聞きつけたのか、なんと6月頃から早々と参加表明。
「え〜!勘弁してよ〜!」の私の心の声が届くはずもなく、全国大会に向けての特訓までリクエストがあった。
はい、もちろん特訓はしま酒たよ。だって、あのままだと、出場したとしても木っ端微塵、撃沈するのは火を見るよりも明らかだったからね。
自分の持っているカードをコールするわ(フェイクではなくただのアッポ〜)、自分の番でなければ盤面は見ないわ。集中力も無ければ、注意力も無い。
そんな状態で送り出したら、私が恥をかく。仮にもメダリストを2回も世に送り出している名門ACホープスの名が泣くではないか。(って、偉そうにしすぎで酒ね)
けど、毎週の特訓の甲斐あってか、何とか見られるようにはなった。
やることはやった。あとは、運に任せるしかなかろう。
その全国大会が本日行われた。
さあ、いざ決戦だ。
ところが、私は授業があって応援には行けない。そこで、ハニーの登場だ。
ハニーはそんな大役は嫌だと固辞していたが、息子達にも会えるよと甘言を連ね、何とか承知させた。(息子達もこの大会のお手伝いをさせてもらっている)
実際、この日に向けた保護者達の気合いの入れ方は半端じゃなかった。
そろいのユニフォームは購入するわ、応援横段幕は作成(徹夜で仕上げられたそうだ)するわ、ミサンガ(私のメッセージ入り)も用意するわ、という念の入れよう。
ところが、当の本人達は気楽なもので、まるで遠足気分。朝、電話をかけたが、みんなとっても元気いっぱい。
決戦というよりはイベント参加で酒たね。正直、私も大それた期待はしていなかった。
けど、その方が良いので酒。変に気負うより、勝負は時の運と気楽な方がね。
保護者からは、逐一メールで報告が入る。
幸い、授業がなかったから私もマメに連絡に応じることができた。
健闘しているようだ。私も力が入る。いつの間にか、次のメールはまだかまだかと、心待ちにしていた私。(その方とは今日一日ですっかりメル友になってしまった)
残念ながら、個人戦は決勝進出ならず。それでも惜しい所まで行っていたようだ。
団体戦開始。
いきなりメールが届いた。
「一回戦ストレート勝ち!」思わずガッツポーズ。と同時にウッソーンダンス。
次のメールの待ち遠しかったこと。
「もしかしたら同率一位かも」との文字には、我が目を疑った。4チームが並んでいるらしい。
「けど、ポイントが1点足りない。4位かも?」
最終結果ははっきり判明しなかったようだが、それでも十分すぎる成果じゃないか。
大したもんだ。よくがんばった。
今度会ったら、頬ずりでもしてやろう。
みなさま、本当にお疲れ様で酒た。選手も保護者も、ハニーや息子達もね。
選手達よりも保護者の方が疲れたのではないかな。
いや、ハニーによると、選手の一人は勝負が終わった後は爆睡していたらしいから、きっと全力を出し切ったのだろう。
良い思い出になったはずだ。イイネ100連発じゃ!
みんな、気をつけて帰っておいで。
- 14.11.24 講演会
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講演会の案内が届いた。
加瀬英明講演会「日本の誇りを取り戻す教育とは」だって。
誰やねん?加瀬英明って!え?外交評論家?元首相特別顧問?知らんがな、そんな爺さん。
いつもなら一蹴するところだが、今回は「行ってみようかな〜」と心が動いたカッパちゃん。
もちろん、教育という言葉に惹かれたのは事実で、日程的にも可能だったからだが、それだけで貴重なオフを潰す気は無い。
その講演会の主催者が教え子だったからだ。
生徒の成長した姿を見るのは、私にとって何よりの喜び。
その生徒とは10年以上会っていなかった。(こんな生徒ばっかりやな〜)年賀状は毎年届いていたが、その名前も変わったり戻ったり。
最近FACEBOOKで再会(と言っても良いのかな?)したばかりだったのだ。
行って来ま酒た。四條畷まで。
思えば、四條畷に行くのは初めて。結構遠かった。この距離をいつも通ってきてくれたのね。改めて(今になってだが)感謝。
運良く、駅前で送迎車に乗せてもらえた。
受付でまごまごしていたら、教え子のお母様が目ざとく私を見つけて下さった。
相変わらぬ若々しい姿に驚く。一瞬教え子かと思ったほどだ。
講演会は二部構成になっていた。
先ずは、そのお偉い先生のお話。そして、次がパネルディスカッション。パネラーに教え子が登場する。
会場は3分から4分くらいの入りかな。200〜300人も集めるのだから大した物だ。
講演自体は、正直感動するほどの内容でなかった。
いきなり戦争を肯定するかのような話から始まり、むっとすると同時に身構えるする私。
まあ、途中で席を立つほど愚かじゃないけどね。
よくよく聞けば分からぬ話でもなかったし、教え子の顔を潰す訳にもいかない。
けど、タイトルの「教育」には殆ど触れていない。何やねん一体。
こんな風に不満を感じること自体、私が純粋でない証。素直に聞けよ!ホンマにもう。
どうやらかなり右寄りのお方のようだ。はいはい、先入観は棄てて素直に聞きま酒よ。
第二部開始。
いや〜。今度は感動しま酒た。もう、猛烈にね。
何にかって?もちろん、教え子の立派に成長した姿にで酒よ。
「勉強は(資格を得るための)目的じゃない。(自分を高めるための)手段だ」
えらい!よく言った。私が彼女に施してきたのは、中学校に入るための勉強だったが、ちゃんと分かってくれたんだね。勉強の本当の意義を。
論理的に自説を展開できるかと言えば、まだ危なっかしさも感じられたが、それでも私は大満足。その勇姿を頼もしく見つめていま酒た。
突然、私のことを話し出したときは焦ったけどね。
そうそう、えらい先生も良いことを言ってたぞ。
「教育の教は教えること。これは一対多でも行うことができる。ただ、教育の育は育てること。これは一対一でないとできない」とね。
なるほどな〜。感心いたしま酒た。
その為にも家庭教育が大切だと頻りに強調されておられた。
けど、待てよ。学校教育でも、また私達のような私教育においても、これは不可能ではないはずだ。
ただ、そのためには教える者の質の高さが要求される。
一人一人をしっかりと見つめることはもちろんだが、何よりも大事なのは一人一人を認めることだろう。
私の目指す教育は正にこれ。と言うより、これ以外にはあり得ない。
ありがとうございま酒た。
教え子の姿に元気をもらい、そして私の目指す道がよりはっきりと見え、勇気を頂いた。
貴重な一日に、感謝だ。
- 14.11.25 追悼
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高倉健さんがお亡くなりになった。
残念なことだ。
え?カッパちゃん。健さんのファンだった?
何てこと言わないの。男なら、健さんにあこがれない奴いないって。
この日記にも一度登場している。もう6年も前なのか。
TVでも追悼番組と称して、健さんの映画が放映されている。
私も気がついたときは、せっせと録画していたのだが・・・。
ところが、昨日「あなたへ」を観ようとしたら、音声が出ない。
あわてて、他の録画済み番組も調べてみたが、同じだった。
と言うことは、ビデオが壊れた!ってことかな?
この間から、テレビはビデオを通さないと映らない状況になっていた。
面倒だが、一応見ることはできるので、まあ良しとしていたのだが・・・。
ビデオを通さないと見られない。ビデオを通すと音声が聞こえない。と言うことは・・・。
さて、どうしましょ?!
- 14.11.26 冷
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今回はいささか尾籠な話で恐縮で酒が。
腹が痛くなって、トイレに入った。
ひゃ〜!思わず声が出てしまった。
お尻が冷たかったのだ。
そう、教室のトイレは洋式化されたは良いが、暖房便座ではないのだ。
お年寄りの中には、座った途端その冷たさに驚き、命を落とす人もいると聞く。
私も気をつけようっと!
- 14.11.27 消えた!
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それは、一瞬の出来事だった。
初めは何が起きたのか分からなかった。
事務所でメールを作成中、いきなり画面が真っ白になったが、すぐ元に戻った。
「何だったんだ。今のは?目の錯覚か?」
作業に戻ろうとして、異変に気が付いた。
今まで保存していた全てのメール(約2年分)がフォルダごとなくなっていたのだ。
「え?うそ!」
うっそ〜んダンスを踊る暇もない。
「げ!どうしよう」
ほとんどのメールは家のPCに保存してあるとはいえ、完全ではない。
「困ったな〜・・・。あ、そうだ。思い出した!」
以前、作りかけの資料を過って消してしまったことがしばしばあった(←バカ)が、その時の記憶が蘇ったのだ。
「システムの復元」なるツールがあったはず。それを行えば良いのだ。
カッパちゃん偉い!やっぱり失敗は成功のマザーだな。
早速、ツール起動。
ドキドキしながら待つこと1分。過去には「復元できませんでした」のエラーメッセージが出て、涙を流したことも多かった。
さて、今回は?
ホッ!見事に蘇りま酒た。
原因は不明なれど、とりあえず良かった良かった。(けど、喜んでいて良いのだろうか?)
まあ、午前中に行っていた作業の一部は消えてしまった(復元ポイントを昨日の晩にしたから)けど、ドンマイ。
それくらいで挫けるカッパちゃんじゃないぞ。
だって、ハニーも帰ってきたんだも〜ん。
- 14.11.28 ドーナッツ
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やはり、餅は餅屋。ドーナツはドーナツ屋やね。
コンビニで今日から発売になったドーナツを食べたけど・・・。
しばらく、胃がもたれま酒た。
店員も不慣れで不手際だったし、もう食べることはないでしょう。
今宵は、25年ぶりに旧友と呑む。
さあ、急がなくっちゃ。
(って、UPは翌日になったけど)
- 14.11.29 ネット商売
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相手が見えないからか。いや、見えても見えなくても関係ない。見えないからこそ、誠実であるべきではないのか。
ネットで買い物をするのは、慥かに便利だ。手間もかからない。
利用し始めた頃は不安もあった。注文した物がちゃんと届くのか?粗悪品が届きはしないのか?本当に新品?高額商品の場合は特に心配だった。
ただ、これも慣れだろうか。何度か購入しているうちに、いつしか警戒心は薄れていった。
その意味では油断していた私がいけないのかも知れない。
今回は注文した物が届かなかった点では同じだが、注文がキャンセルされたのだ。
しかもたったメール1本で。
チョークが手に入らないと、大騒ぎしたのは10日前。
あちこちに注文を出し、とりあえずの分は確保できたが、それでも保ってせいぜい3年だ。
中には注文後いきなりキャンセルのメールが届いた店もあった。(思えば、こちらの方が、まだ良心的だ)
何とかせねばと焦っていると、「大量注文ならお受けします」の広告を出している店を発見。
2回メールのやり取りをして、電話まで掛けて確認した。
「やれやれ、これで何とかなったわい」と胸をなで下ろしていたのだが・・・。
そこに届いた1本のメール。昨日のことだ。
「メーカー廃業のため商品をご用意できません。注文はキャンセルさせていただきます」
そんなアホな!約束が違うやろ!
即、電話。
しかし、向こうは「申し訳ございません」の一点張り。
「何とか用意して欲しい」といくら訴えても、「事情が事情ですから、不可能です」と開き直る。
久々にブチ切れた。
「こんな事態になるのは容易に想像できたやろ。なのに品物も確保せずに注文だけ受けたんかい!」
「申し訳ありません。まさかこんなに早く供給不能になるとは思いもしませんでしたから」
「お前は素人か!(責任転嫁するな!)とにかく、注文を受けたんやったら品物を用意せい」
「だからそれは無理です。注文はキャンセルさせていただきます」
「他で買ってきてでも用意せい。お前のとこが大量注文なら可と謳っていたから、他への注文は見送ったんじゃ。何とかせんかい」
「無いものは用意できません」
「この世から全部消えたんか。メーカーにもう一度交渉せんかい」
その後もしばらく交渉は平行線をたどったが、何とか承知させた。
「では、お返事はメールでお伝えします」
「あほんだら!電話してこい」
「メールではいけませんか?」
「(ずっとPCの前に張り付いておけちゅうかい)。あかん!電話や」
「承知いたしました」
怒りは収まらなかったが、まあここは相手を信じよう。
念のため、「5分後に『やっぱりあきませんでした』ちゅう電話はしてくるなよ」と釘を刺しておいたし、待つしかなかろう。
待つこと5時間。ウンともスンとも言ってこない。
仕方なく、もう一度電話を掛けたが、今度は居留守を使われた。
女の事務員に「店長に電話してくれるよう、連絡を取ってくれ」と言うと、「できません」ときっぱり!
「なんで???」
携帯に1本メールでも入れれば良いのとちゃうんかい?と思ったが、「私から連絡を取ることは禁じられております」と頑なに拒否する。
「週明けには連絡できると思いますが」
「それじゃ遅いねん」
「(もう、なんちゅう会社や)ええわ!じゃ、他の人とちょっと変わって」
「現在、私しかおりません」
「さっきの話し声は何やってん」とまた声を荒げかけたが、もう私にはそのエネルギーは残っていない。
「とにかく、今日中に電話が欲しいと伝えてくれ」
「分かりました。他の者に頼んでみます」
理解不能な、かつ不毛なやり取りだったが、1分後に店長から電話があったから、まあ目的は果たせたと喜ぶべきか?
「(やっぱりおったんかい)」の言葉を何とか飲み込み、先ずは午前中の電話での非礼を詫びた。向こうは少し驚いていたようだ。
「で、どうやったん。なんで返事くれへんの?」
「はい、現在メーカーからの返答待ちでして。返答をいただいてからご連絡しようかと」
「あのな〜。こちらも急いでいるって散々言うたやろ。まあ、ええわ。それでいつ返事もらえるのかな」
「月曜日にはおそらく」
「おそらくってな〜」と、もう突っ込む気もしない。
「ほな、待ってるわ」と電話を切った。
目の前の客が見えないから、あんな対応なのだろうか。
どうしても必要だから注文しているのに、何故それが分からないのだろう。
客の気持ちを考えれば、注文を受けておきながら一方的に事情が変わったのでキャンセルなんて真似はできないと思うのだが。
それとも、私がおかしいのか?私が無理を言っているのかな?
それにしても、チョークどうすれば良いのだろう。
一応、価格の高い別の店に注文は出すつもりだが・・・。
- 14.11.30 ブルー
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今の気分はとってもブルー。
では、せめて少しでも和める話題でも。
今日も一日笑えなかった。
どうして、心が青いと書いて「情」と読むのだろう。
今の私は、情けない気持ちで一杯なので酒が・・・。
写真は、Pたんからのプレゼント。カッパの小銭入れ。京都で見つけて下さった。
あじがとう。本当は小銭よりは大金が入るものの方が嬉しいので酒が・・・。
え?どうせ、必要ないだろうってか?