カッパの日記 

2009年7月

09.7.1 酒場の本

 面白い雑誌を見つけた。電車の中吊り広告にふと目が留まる。
 タイトルは、そのまんま『酒場の本』。電車を降りて、早速構内のコンビニへ。
 感じの良さそうな酒場を紹介しているのだが、けっしてオシャレな店の紹介でもグルメ本でもない。いわゆる庶民の店。されど、良い雰囲気。そんなお店がたくさん載っている。
 一応、酒呑みを自称している呑ちゃん。
 味わいのある店も知っておかなければと、迷わずゲット。(700円はチト高かったが・・・)
 あるある。ごっついイイ感じの店がいっぱいある。
 あれ?ここ行ったことあるで。という店も何軒かある。
 「明治屋」「山さん」「明治軒」・・・
 そして、何と「きた屋」発見。
 昔、それはそれはよく通った「豪さんの店」。豪さんが沖縄に行ってしまった後は、北村さんが頑張っていた。場所が変わってからもしばらくは行っていたのだが、まああまり近いとは言えない。隠れ家というのがぴったりと来るそんな店だった。
 しかし、私も年をとった。毎日スタッフを連れて飲み歩いていた頃とは違い、いつの間にか外で呑むのも週一ペースに。「きた屋」にも自然と足が遠のいてしまった。
 その本によると、3年ほど前に閉店していたそうだ。そして昨年、場所を変え再び復活!!
 こりゃ、行かなあかん!でも、いつ行こう?最近むっちゃ忙しいからな〜。いや、それでも行かな!!  

09.7.2 時間割

 夏期集中講座の時間割がやっと完成した。
 以前にも書いたような気がするが、実は先日配布したものは骨組みだけ。科目やスタッフの配置まで決めてこそ完成なのだ。
 丸々3日もかかってしまった。
 スケジュールは立った。後は実行するだけだ。さあ、がんばるぞ!
 自分に向かって「ファイト〜!オ〜!」

09.7.3 夏野菜

 辛さに弱いくせに辛い物好きの呑ちゃん。いつも汗だくになって食べている(あまり美しい姿とは言えないので、想像しないように)
 もちろんカレーは大好物。ただ、この時期になるともうダメだ。外では食べられない。
 しかし、流石はハニー。心得たものだ。
 「そろそろカレーが食べたいな〜」と思う頃に、ちゃんと作ってくれる。

 昨夜はゴーヤカレー。しかも、ゴーヤは自家製だ。
 初挑戦だったそうだが、果たしてお味はいかに。
 前日に食べたゴーヤチャンプルが最高に美味かっただけに、期待は高まる。
 「うん。なかなかいける」
 (けっして、カレーを食べているときに「う〜ん。この味!」とは言わぬように!)
 息子達には「苦い」と不評だったそうだが、私は嫌いじゃないぞ。この苦さ。
 私の健康を気づかい、夏野菜たっぷりのカレーを作ってくれたハニーに感謝!乾杯!
 

09.7.4 学校説明会

 連日、学校説明会に出かけている。今週だけでも5校。
 午前中から行われるので、やや寝不足の毎日。でも、講習会に比べたらはるかに楽なので、リハーサルと思っている。
 しかし、学校も様々だ。「はるばる出かけて損した。時間を返せ〜」と叫びたくなる学校もあれば、それすら感じない学校もある。
 今日は違った。函館ラ・サール中学校。独特の学校ではあるが、個人的には大好きだ。
 説明会というよりは教育講演会に近いものを感じており、教えられることが多いので、毎年必ず参加している。
 ただ今日は、気合いを入れすぎたために早く到着しすぎた。何と1時間前。しばらく校長先生とお話をさせてもらったが、間が保たずに困った。
 学校も素晴らしいが、また、説明される井上副校長が実に格好いいのだ。話し方や間の取り方が絶妙で、それにシブイ声。どれも私にはないものばかりなので、憧れてしまう。飲みっぷりもいい。またご一緒したいものだ。
 今回も良いお話が聞けた。元気も頂いた。当然のことなのだが、生徒1人1人をもっと大切にしなければと思った呑ちゃんであった。

09.7.5 呑み会

 明日は同級生たちと大宴会。楽しみだなぁ〜!
 でもちょっと不安。今の体調で呑んで大丈夫だろうか?
 おそらく朝までになるだろうし、久しぶりに会う奴らがほとんどだから、はしゃぐなって言う方が無理。
 ハニーは思い切ってパスしたらと言うが、それはいやじゃ!
 せめて少しでも早く寝ればいいのだろうが、やることたくさんあるしなぁ〜。
 大体まだ家にも帰っていない。
 先程帰宅。さあ、急いで寝るぞ。ファイト〜!オ〜!

09.7.6 朝帰り

 朝帰り。何年ぶりだろうか?
 太陽が眩しい。体に力が入らず、意識もはっきりしない。そのくせ疲労感とともに妙な充実感が体を包む。

 昨夜は一体何だったのだろう。幻ではなかった事は確かだ。
 30年ぶりに再会した友。蘇る高校時代の思い出。最高に楽しい夜だった。
 例によって遅れて登場の呑ちゃん。すでに出来上がりつつある連中を尻目に、先ずは食事。美味かった。自分で作るミニたこやきが最高。
 1人ずつ近況報告。といっても30年間を一言でまとめられるわけはない。
 酔いが中途半端だった私は、変に照れてしまい、思いを上手く言葉にのせることができなかった。「拓郎!最高」と叫ぶことすら忘れてしまっていた。
 宴会中締め。
 昨夜の会場は、同級生が経営している旅館、ホテルくら本。(お薦めで酒よ)
 風呂にゆっくり入り、それから二次会へ。
 時間が緩やかに流れるのが嬉しい。帰る時間を気にすることもなく、たとえ意識を失っても平気。その安心感から、呑むペースもいつものようにせわしくはない。
 どれだけ語り、どれだけ呑んだだろう。
 気が付けば麻雀をしていた。(眠りこけている友もいたが・・・)
 懐かしいメンバーで30数年ぶりに卓を囲んだ。高校時代は麻雀ばっかりしていた私。結果は私の一人勝ちで終わり、当時の面目は何とか保てた。
 倒れ込むように布団へ。数時間は眠ったか。出勤する友のアラームで目が覚めた。酒は残っていたが、無理だろうと思っていた朝食もちゃんと食べることができた。うん。体調も悪くはない。

 で、冒頭のシ−ンとなるのだが、素敵な思い出ができた。
 次回は、新年会を兼ねて来年1月。私の都合で関西の中学入試が終わってからにしてもらった。
 さらば友よ。また会う日まで。    

09.7.7 ヘビ男

 内輪ネタで恐縮で酒が・・・。
 昨日の宴会の写真がビデオつきで回ってきた。
 数人の男達が熱唱している。(彼らは当時バンドを組んでいた)う〜ん。素晴らしい。綺麗な高音だ。
 ハニーにも見せた。
 「どうだ、素敵な歌声だろう。コイツが○○で、こっちが○○」と偉そうに説明する呑ちゃん。
 と、そのとき、映像の角度が少し変わった。下の方にズルズル這っている1人の男が映っている。
 「何じゃ、コイツ!アホちゃうけ!」と呑ちゃん。
 しかし、次の瞬間・・・。凍りついた。
 そのアホは、何と私だった。
 私の目的はもちろんビール。ステージ?のすぐ横に瓶ビールが置いてあったのだ。
 歌っている彼らの邪魔にならぬよう、また観客の視線を遮らぬようにと、目立たないように近づいていったつもりだったのだが、逆に思いっきり目立っていたようだ。(ビデオを見る限り、O君がギョッとしていたが、さほど支障はなかったようだ)
 しばらくすると、一度引っ込んだヘビ男(ハニーが命名してくれた)がまたもや画面に現れる。再び匍匐前進。今度は栓抜きを求めて、這っていたようだ。
 「寝不足で頭が痛いのは仕方ない。けど、どうして腕が痛いのだろう?」と一日中悩んでいたが、やっとその原因が分かった。
 う〜ん。スッキリ!

09.7.8 予定と結果

 今日は一応お休みのはず。しかし、やっぱり忙しい。
 午前中は学校説明会(梅田)。
 京都に移動して、教え子の実験材料?に・・・(何をされるのだろう?)
 ハニーと落ち合い、ルーブル美術館展へ。
 再び大阪に戻り、ある人と会食。
 おっと、せっかく京都に行くんだ。あのジャンボシュークリームも食べたいなぁ〜
 ぐっすり寝たので疲れはとれた。筋肉痛は治らないが・・・
 おっと雨が降って来た。さあ、活動開始だ。もうすぐ梅田。

 以上、会場に向かうまでの状況。
 以下、本日の現実。

 一日終了。
 説明会は下らなかっし、アクシデントにまきこまれたし、ジャンボシュークリームは売り切れ。
 蒸し暑さにイライラし、ハニーには悪いことをした。けどまあ、終わりよければ全てよし!てか?
 明日からまた頑張るぞ!

09.7.9 またもや

 昨日行われるはずだった「吉田拓郎コンサート」が中止になったようだ。
 体調不良のためだそうだが、「正直またか!」と思わざるを得ない。
 ラストステージになるはずの今回のツアー。チケットも入手困難で、楽しみにされていた人は多いだろう。
 今後の日程については医師と相談して決めるというが、果たしてどうなるだろうか。
 元気になって!と、願うばかりだ。

 神戸も中止が決定したようで酒!
 が〜ん!この夏唯一の楽しみが消えた。
 仕方がないのでしょうが、振られるの、これで何度目だろう。きっと彼とは縁がなかったのね。
 TUMAGOIに行けただけでも、幸せと思おう。  

09.7.10 改心

 ヘビ男の後遺症は治まった。
 睡眠不足もほぼ解消。
 心なしか、事故(※)のショックはまだ残っている。
 しかししかし、そんなことはどうでもよいのだ。
 私は心を入れかえた。
 もっと謙虚になるぞ。
 何故急に思い立ったのかは自分でも不明だが、ただ一つ言えることは「私は偉くも何ともないのだ」ということ。
 ただの凡人が今まで何を根拠に偉そうにしてきたのかと思うと、本当に恥ずかしい。
 生徒を叱るときも、スタッフに注意をするときも、全てそうだった。
 自分も同じミスをする一人の人間だと言うことを忘れ、非難ばかりしていた。
 やや遅きに失した感はあるが、気が付いたことに感謝したい。

 ※ 先日、京都で教え子の運転する車に同乗していたときに、車に衝突された。

09.7.11 非常識

 先日の事故のこと。(あまり書きたくはないのだが・・・)
 左折しようとしているときに正面から突っ込んで来られ、向こうの前面がこちらの右側面に衝突。そのときの様子はまるでスローモーション。速度は出ていなかったが、ぶつかる瞬間はけっこう衝撃があった。私は助手席だったからまだましだったが、運転席の教え子はかなりショックがあったはず。(その時は興奮もしているから痛みも感じないだろうが、色んな症状は後から出てくるもの。無事であって欲しい)
 車を降りて相手に向かう。女子学生だった。20代後半?のようだ。
 「大丈夫か?」
 「はい。そちらは?」
 「私は無事だけど・・・。この子は分からない」
 「・・・」しばし無言が続いた後、次のセリフに驚いた。
 「私、今から授業なんですよ。だからこれで・・・」
 呆れると同時に、思わず凄んでしまった。
 「ねえちゃん。あまりおもろいこと言いなや。え〜!」
 「ハイッッッ!!」飛び上がって後ずさる。気をつけの姿勢になっていた。
 それ以上は話をしなかった。こいつは馬鹿や!京大の大学院生で頭は賢いのかも知れないけど、常識がなさ過ぎる。自分からぶつかっておいて、詫びの一つも言わずに、ほなサイナラとは、あんまりやないか。
 警察を呼び、事故検分まで立ち会う。教え子は初めてのことに動揺しており、まともな対応は到底できそうにない。連絡先を交換して、その場はそこまで。
 (一応今のところは)物損事故だからあとは保険屋同士の交渉になるのだろうけど、私が当事者ならこんな奴は絶対に許さない。
 とても暑い昼下がりとなった。ハニーと出会ったのは、予定の2時間後。私の「ルーブル美術館展」鑑賞は5分で終わった。 

09.7.12 音

 引き続き、京都でのお話(ネタがないのね)。
 その教え子は音響の研究をしており、私にモニターになって欲しいと言う。

 音に関しては全く自信が無い私。
 少年少女合唱団の入団試験を思い出した。
 小学校2,3年生ごろだったかな?同級生数人といっしょに出かけた。
 「この音は何の音かな」ピアノのお姉さんがきいてくる。
 「ドです!」お姉さんは怪訝そう。
 「じゃ、この音は?」
 「ドです!」私は胸を張って答えた。
 「それじゃ、この音は何?」幼い私には、お姉さんの笑顔の向こうにある思いを知る由もない。
 「もちろん。ドです」爽やかな笑顔で答える呑ちゃん。
 そこで、テスト終了。友だちは別の部屋に案内されたが、私だけ「ボクは帰っても良いよ」と言われた。
 わけの分からぬまま(←とことんお馬鹿)寂しい思いで一人帰路についた。思えば、あれが生涯初の試験だったのね。

 絶対音感というのだろうか。私にはないように思う。いや、ないときっぱり言い切れる。
 おかげで、カラオケはどのキーからでも歌えるぞ!(どーだ!まいったか!)
 まあ、普段聴く音楽も日本語ばかり。音楽性が高いとは言い難いものばかりだ。
 そう言えば、Pやんに「いつもはどんなCDを聴いてはるの?」と尋ねられ「落語!」と答え、呆れられたこともあったっけ。

 こんな私が役に立つとも思えないが、『素人ゆえの良さ』もあるかも知れぬと引き受けた。
 実験は、同じ音を違うスピーカーで聞き比べるものや再生音と実際の音の比較などだった。
 スピーカーによって、音感が全く違うのがよく分かった。(どんなもんだい!ボキュだって)
 再生音に関しては全く区別が付かなかったが・・・。
 それにしても難しい研究をしているものだ。チンプンカンプンだったけど、奥が深いテーマであることは分かった。
 「何でも、好きでなければ究められないなぁ〜」などと考えながら、研究室を後にした。
 お土産にもらった「総長カレー」。これまた知らなかったが、結構有名だそうだ。
 「何の役にも立てなかったのに、申し訳ありませんね〜」と呟きながら、昨夜いただいた。
 なかなか美味だった。カレーに関してはまたいずれ・・・。(ひっぱるな〜)

09.7.13 夏を駆ける少女

 家を出て駅に急ぐ。目当ての電車に何とか間に合いそうだ。小走りになる。
 今日も暑くなりそうだ。早くも汗が噴き出してきた。
 ふと後ろから声が聞こえる。
 「定期〜!・・・」
 よくは聞こえなかったが、アホな奴もいるもんだと思いつつ、自分のかばんの中を見る。
 あれ?定期ないぞ!
 再び声がする。振り返ると、そこにはわが最愛のハニーの姿が・・・。う〜ん。可愛い!
 アホは私だった。
 それにしてもよく追いついたもんだ。そうだった。ハニーは足が速いのだ。(独特の走り方だが)
 夏の少女に見とれている場合ではない。急がなくては。何とか間に合った。
 ハニーよ、有り難う。この御恩は忘れるまで忘れないぞ!
 しかし、何という暑さだ。少し走っただけで汗だくになり、事務所についてもしばらく汗が引かなかった。今日はビールが美味いだろうな〜!

09.7.14 統合

 自分に関係のない世間一般のニュースを、あまりネタにしたくないのだが、今回はあながち無関係とも言えないだろう。
 キリンとサントリーが経営統合するらしい。
 銀行だけでなくあちこちの企業で統合が行われている。最近はコンビニまで・・・。でかけりゃいいってもんじゃないと思うのだが、まあ素人には理解できない面が多いのだろう。
 「で、この件がどうしてお前に関係あるんだい?」と言われそうだが、そりゃビール大好きの私にとっては大問題だ。
 「え?おめーはエビスだろうが!」
 「はい、仰るとおりで酒。でも、キリンとサントリーでは明らかに味が違うでしょ。どーなるんだろう?って思うじゃない。それに、潤る茶のゆきえさまが・・・」
 「そんなのかんけーない」てか?(古っ!)

 実は私、サントリーの入社試験を受けたことがある。
 ある先輩に伝えると、「任せとけ!!」と言って下さった。
 るんるん気分で試験に臨んだ。ちょうどペンギンのCM(松田聖子のスイートメモリーがBGM)が流行っていた頃だ。
 以下、面接でのやり取り。
 「当社のどこに魅力を感じますか」
 「はい、ビールで酒ね」
 「どんな点ですか?」
 「美味しいで酒。特に生が美味しいで酒ね」
 「当社のビールは全て生ですが・・・」
 「???。え〜っと、ペンギンが可愛いじゃないで酒か」
 「・・・。はい、もう結構です!」
 こりゃあかん。もっと真剣に臨むべきだった。後悔しても、これぞ本当にあとの祭り。
 後日、先輩から
 「何で入社試験を受けに来なかったんや!」と怒られた。
 「受けたんで酒けど・・・」
 「え?2次面接まで来たらあとは大丈夫のはずやったんやけどな〜」
 申し訳ないで酒。世間をなめておりました。  

09.7.15 洗濯機

 午前中から母とお買い物。
 洗濯機の調子がおかしいから買い換えたいと言う。20年以上使っているのだから仕方ないだろう。
 ただ、母にはあらかじめ念を押しておいた。
 「必要以上のサイズは買わないこと!」
 先日、冷蔵庫を購入したときも、一人暮らしに何故こんな!?と思うようなビッグサイズを選んで喜んでいた。
 本人なりにはちゃんと理由があるらしい。
 頻繁に買い物に出られないし、一度に大量には買えない。ストックする為には、大容量の冷蔵庫が要るのだと。
 一方、洗濯機は大量に洗濯することはないから、せいぜい今のサイズがあればよい。乾燥タイプの必要はないし、多少音がうるさくても平気。高性能だとかえって使うのに困る。だから、洗濯が出来さえすれば十分だ、と言う。
 賢くなったねと笑っていたのだが・・・。
 1軒目。希望に叶う物を発見。ほぼ心は決まったようだ。ただ、在庫切れということで、次の店に。
 2軒目。同じ商品がさらに安く売られている。母の表情が緩む。しかし、店員は出てこない。もう1軒行こうか。
 3軒目。さらに安い。母は大喜び。1軒目からすると1万円近く安くなっていた。しかし、対応した店員の感じが悪かったので、私が断念させた。
 しかし、私がちょっと他の買い物をしている間に・・・。
 何やら別の店員と親しげに話している。説明を聞いているうちにすっかり考えが変わったようだ。
 結局、購入したのは・・・。容量は割と大きく、価格も倍近い物だった。
 本人が納得(いや大喜び)しているから、まあいいか。

09.7.16 はしご酒

 息子達がそろって家にいないからと、急遽決まったハニーとのデート。
 さて、どこに行こうか?
 こんなときに重宝しているのは、勝谷の書いたグルメ本。今のところはアタリの方が多い。ところが今回は今一つ決め手に欠ける。ビビビッとくるものがないのだ。というのも昨日は完全オフではなかったため、教室の近くで探そうとしたせいかも知れぬ。
 ともあれ、1軒に予約を入れた。その店は、以前は鮨を扱っていたらしいのだが、移転とともに止めてしまったらしい。一抹の不安。電話の対応は良かったので決めたのだが・・・。
 不安は的中してしまった。ベルギービールは面白いお味だった(銀河高原ビールに少し似ているかな)し、料理も美味しかったのだが、総合評価は今一つ。料理の出るのが遅かったのがまず一つ(byハニー)。次に、料理とビールが合っていなかった(これは私たちの選択ミスか)のが残念。決定的なのは、日本酒が美味しくなかったのだ(by呑ちゃん)。日本酒の品揃えも豊富とは言えない。
 早々に店を出た。料金は一流だったのが口惜しい。

 まだ1時間も経っていない。
 「さあどうするべ?」とハニー。
 「大丈夫!」私には秘策があった。
 こんなこともあろうかと、先日見つけた雑誌に紹介されていた店に行く予定にしていたのだ。
 場所が分からないので電話で誘導してもらう。移動に少し時間がかかったが無事到着。
 懐かしい。店主の北村さんは変わっていなかった。
 料理も昔のままと言ったら失礼か。話しぶりもそのまんま。木訥とした人柄が魅力的だ。
 変わったのは、彼が呑まなくなったことくらいか。単車で通勤しているらしいから仕方ないのだが。
 お店の雰囲気もなかなか良かった。お勧めで酒。
 あまり賑やかすぎるのはご勘弁(お一人でされているので1晩に5組位のお客さんで手一杯だそうだ)と言うことなので、電話番号だけ紹介しておこう。『きた屋』06-6531-4185
 魔女のみなさま、いかがで酒?!ムードのある大人のお店で酒よ。    

09.7.17 朝日小学生新聞

 「先生!載ってたで〜!」と、ある生徒が新聞※を持ってきてくれた。
 そう言えば、原稿を書いた覚えがある。でも、掲載時期は前もってお知らせ下さるはずだったんだけどな〜。
 照れくさかったので、
 「ほ〜!そうか」と返事をして、チラッと見ただけだった。
 数人の生徒が新聞を取り囲んでいる。
 よほど注意してみなければ気が付かないほどの小さな記事だ。写真もぼやけており、知っている人でも見逃してしまうだろう。
 「私と算数の出会い」というテーマで恩師のことを書かせてもらった。
 下手くそな文章が多くの人の目に触れたかと思うと、恥ずかしくもあり、晴れがましい気もする。
 どなたかお読みになった方はいらっしゃるのだろうか。感想をお聞かせ願えたら嬉しいのだが。
 ※ 朝日小学生新聞2009.7.16 アルゴクラブの1コーナーで酒!

 

09.7.18 不快指数

 土用の丑の日だからってことはないのだろうが、個人的には不快指数がうなぎ上りだった。
 蒸し暑いのなんのって。一歩外に出ると、しめった外気が全身にまつわりつく。
 「え?あんた。外には出〜へんやろ」って?
 そりゃ外回りではないけれど、これでもいろいろ用事はあるのよ。ま、確かに、大したことはないけどね。
 やっと散髪する時間ができた。スッキリしたと言いたいところだが、それほどの爽やかさは感じなかった。
 いかんな〜。心に余裕が無くなってきたな〜。危険信号だ。
 こんな日は、ビールを飲んでスカッとするに限る。
 けど、まだ事務所。帰れるのだろうか?あ〜もう!やること多すぎ!

09.7.19 椿事

 夏の高校野球兵庫大会。母校の野球部が、初戦に続き2回戦も突破したらしい。
 これぞ、夏の椿事?!何でも53年ぶりのことだそうだ。すごいじゃないか!
 はるばる姫路まで応援に行った長男も喜んでいた。バッテリーが彼の仲良しなのだ。
 いいな〜!青春だな〜。勝っても負けても構わない。最後まで悔いのない戦いをしてもらいたい。

 でも、早く受験勉強に取り組んで欲しいと思っている保護者も、きっと多いだろうな〜。
 ご安心召されよ。大丈夫で酒って!
 彼等のすごいところは、ちゃんと切り換えができること。(私には、それができなかった)
 心ゆくまでがんばったら、後は猛然とやりま酒よ。(と、息子のことも信じたいのだが・・・)  

09.7.20 応援大会

先生っぽい呑ちゃん

 6年生を集めて、夏をガンバローと気合いを入れる、いわば儀式だ。
 先生方や先輩たちも駆けつけアドバイスをして下さった。
 しかし、今年もOBのドタキャンがあった。やや寂しい応援になったのは残念だったが、現役諸君に気持ちは伝わったはずだ。
 私も朦朧とする意識の中で、精一杯話させてもらった。
 心を入れ替えた生徒諸君。明日からの君たちを楽しみにしているぞ!ファイトーオー!

09.7.21 イヴ

やっぱり美しい

 記念日の前日。珍しくみんなが揃ったので、家族で前祝い。
 何やかやとバタバタしたけど、嬉しい1日になった。
 新しいPCのLAN設定に挑戦したが、いまだ構築できず。次男のおかげで半分?完成。
 長男の機種変更をした。またもや取り置きしておいてもらった(頼んでいるわけではないぞ)ポスターゲット!それも2枚も!ふふふ。周りからは呆れられているが私は幸せ。
 さあ、休日は終わった。2週間ほど休みのないハードな日々が続く。
 でも、ゆきえ様も応援してくれている。頑張れ呑ちゃん!ファイト〜!オ〜!

09.7.22 2つの記念日

 「必ず幸せにするから」と誓ってから早19年。結婚生活20年目を迎えた。
 私はウソつきだ。未だ、約束は果たせずにいる。
 優しいから許してくれているのか。それとも諦められているのか。
 もっともっと大切にしなければと思いながらも、いつも甘えてしまう。ゴメンね。ハニー!

 HOPESを開設して18年が経った。
 19年目の夏。気持ちは変わっていないつもりだが、正直、体力面には一抹の不安がある。今年を乗り切れたら今後何があっても大丈夫だと思うが、弱気がさらに弱気を呼ぶ。このまま倒れたら楽かもなんて思うこともある。
 「思い上がるな!このあほガッパ!」もう一人の自分が叫ぶ。
 「逃げてどうする。今のお前があるのは誰のおかげじゃ。己一人の力でここまで来たわけではあるまい。しんどい・ツライは自業自得。心の贅肉を落として(体も??)もっと精進せんか!」
 よし、わかった。決めたぞ、この夏の目標。
 『人には優しく、そして己には厳しく』・・・ありたい。(今までの正反対の生き方やな〜)

09.7.23 しまった

 「いつも君だけを見ているよ」
 なんて言っているくせに・・・。
 ハニーが髪を切ったのに気づいていなかった。
 それも一月以上も・・・。これはピンチだ。さあ、どうするべ?

09.7.24 やるじゃないか!

 集中講座スタート。
 初日は非常に楽なスケジュールだったにもかかわらず、ばたばたとしてしまった。
 精神的な余裕を失い、些細なことにも妙にいらつき、
 「早くもバテたのか?あかんな〜」と鬱に。

 ところが、素敵なことがあった。
 自習に来ていた6年生。数人だったが、なかなか気合いが入っていた。
 だれも喋らない。(当然か)黙々と取り組んでいた。
 彼らの帰り際、MYDOノートをチェックしたところ。
 感激した。どの子もスゴイ!
 みんなとてもよく頑張っていた。
 別人か?と思う者までも。
 やればできるじゃないか!
 素晴らしい。
 続けようじゃないか。このペース。この気合い。この頑張り。
 続けたら絶対に変われるって!

 おかげで、すっかり元気になった。

 実はもう一つ嬉しいことがあった。
 ある方が入院されていたのだが、手術が無事に終了したらしい。
 これからリハビリに入られるのだが、楽なものではないそうだ。
 しかし、その人は必ず苦しさを乗りこえるはずだ。
 健康な私がぼやいていては、恥ずかしい。

 さあ、がんばるべ。ファイト〜!オ〜!
 

09.7.25 早起き

 連日、3時30分頃に目が覚める。予定起床時間は5時30分なのに。
 年のせい?まさかね。きっと、体がまだ慣れていないのだろう。
 今日は二度寝する時間もなかったので、そのまま起きることにした。
 たまったメールの整理をしたり、出していなかった返事を書いたり。
 その時は眠くなかったが、あかん。今ごろ眠くなってきた。
 後1時間で授業が始まる。生徒もボチボチ来始めるだろう。シャキッとせねば!
 大丈夫だ。幸い、するべきことは山ほどある。
 さあ、がんばろう。

09.7.26 ウソっぽい

 各党の選挙公約。どいつもこいつもいい加減にしろ!って言いたくなるものばかり。
 有権者へのご機嫌取りがミエミエで、本当に腹が立ってきた。どうせ選挙前だけだろ。
 具体的に書こうかと思っていたのだが、よけい腹が立ちそうだし、真剣に怒ったとき人は黙るものなのだ。
 だから今日はここまで。それに時事ネタは私には似合わない。
 内容がないよ〜!で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!

09.7.27 

 「男性的な雨が好き!」なんて言っていたのは、いつのことだったろう?
 最近では「ゲリラ的豪雨」と言うそうだ。
 何でもその原因は都市型生活にあるらしいが、天に向かって唾を吐いた報いか。
 昨夜も、帰り際、激しく降っていた。
 各地で自然災害が起きているが、これ以上被害が大きくならないことを願いたい。

09.7.28 ミス

 小さなミスが重なって、飛んでもない事態がおきる。
 大事を避けるには、ミスが小さい段階で改めること。
 分かっているけど、一人じゃ完全は望めない。
 みんなが協力し合わないと、そして各自が責任を持って行動しないと。
 以上、愚痴で酒た。
 意味不明で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!

09.7.29 生解禁

 やっとわが家の生ビールサーバーが復活した。
 と言っても別に故障していたわけではなく、少し長めのオフシーズンだっただけなのだが。
 使用再開に当たって問題点が2つ。
 ホースが汚れていたことと、洗浄用のスポンジを入れるためのキャップが外れないこと。
 ハニーはやたらと気にしていた。が、私は一切構わず呑むことに。
 もちろん正しいのはハニー。でも、いいじゃないか、美味かったんだから。
 本当に美味い。すーっと胃の中にしみ込んでいく。
 外でも軽く呑んできたというのに、楽々と2gは呑んでしまった。
 おかげで今日の呑ちゃん、すこぶる元気!

09.7.30 ゲーム?

 先日、生徒間のトラブルを耳にしたので、該当者を一人一人よんで事情聴取。
 「なんで呼ばれたか分かるか?」
 「・・・」
 しばし無言が続いたが、私の態度からごまかしきれないと観念したのか、ようやく重い口を開いた。
 すると、出てくるは、出てくるは。寄り道・買い食い・駅での悪ふざけ 等々。
 正直、呆れかえってしまった。
 「大人しい顔して、コイツら、こそこそと!いい加減にしやがれ!」怒ろうとも思ったが、どれも私が聴きたいことではないので、今回は我慢した。
 ようやくたどり着いた。
 私が咎めたいのは、イジメだ。
 子ども同士(一対一)の悪ふざけならばまだよいが、エスカレートして複数が一人を攻撃するようになったらいけない。今回のケースはイジメとまではいえないものだったが、早めに対処できて良かった。
 しかし、驚いたのは、その中の一人のセリフ。
 「あれは○○君が考えたゲームです」
 「なんやと〜!」思わず怒鳴りつけるところだった。
 しかし、彼らは分かっていないのだ。怒鳴っても効果はないと、言葉を呑みこんだ。
 自分たちは軽い気持ちかも知れないが、ターゲットにされた方はたまったもんじゃない。
 「自分がされて嫌なことを他人にするな!」とだけ、きつく伝えた。
 幸い、その後は治まっているようだが・・・。
 だれじゃい、子どもは天使だなんて言いやがったのは!  

09.7.31 30年

 「目覚めが早くてかなわん!」とボヤくと、
 「30年もすれば平気になるのじゃない?」と息子。
 「たしかに!」と頷いたが、その頃私は80才。生きている自信は・・・ない。
 「おお!お前が俺の年になるんじゃね」と、ちょっと感動したが、よく考えれば当たり前!?息子とは30才違いだった。
 30年は長いようでも、短い。
 今晩会った友も最近30年ぶりに再会したばかりだったが、一瞬にしてブランクはなくなった。
 ともに過ごした時間が濃かったからか?それとも風化とともに美化されたのか?
 何はともあれ、楽しい時間をありがとう!
 また会いましょう!え?いらんてか?!

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