- 10.11.1 遠足
-
変な天気だった。降ったと思えば陽が射して来て、上がったかと思えばまた強く降る。そのくせ向こうは晴れている。
そんな中、ハニーとお出かけ、ランランラン!!
最初は天気も良くないし、車にしようかと言っていたのだが、ハニーは連日のお出かけ(なんと次男の学校では保護者の遠足があり、昨日は明石までバス旅行)でお疲れモード、私もフラフラ状態で寝不足気味だったので、安全を考え電車にした。
目的地は飛鳥。
え〜!?と思われるだろう。そうで酒。カッパちゃん歴史に全く興味なし。
なのに何故?
ハニーが申し込んだ「国宝高松塚壁画修理作業室公開」が当たったのだ。
折角、飛鳥にまで行くなら色々見て回るのも面白いだろうと、レンタサイクルも考えたが、天候も今一つだった(いや、そもそもカッパちゃん歴史に全く興味なし)ので、今回はその作業室の見学だけにした。
いやいや、なかなか面白かったで酒よ。予想以上で酒た。
文化庁職員によるアカデミックな説明を受けた後、壁画とご対面。
国宝なんてなかなかお目にかかれないからと、目を凝らしてみるが、あれ?あれれ??
どこに何が描かれているのだろう?よくわからない。
説明によると、壁画が高松塚から発見された当時は鮮明だったのだが、管理の悪さや諸々の悪条件が重なり、カビが大発生。このままではいけないと修復に取りかかり始めたのが3年前。10年計画でカビを除去するらしい。
そこでカッパちゃん、学術員の方に意地悪な質問。失礼ですが、と前置きをした上で、
「この作業が完了したら、発見当時の鮮明さが蘇るので酒か?」と尋ねた。
当惑した表情を浮かべた、至って真面目そうな(いや実際、真面目なのだろう)青年は
「残念ながら、それは無理です。これ以上の劣化を防ぐための作業です」と答えてくれた。
「一度失ったものを元に戻すのは至難の業。大変なエネルギーが要るし、また修復不可能なこともある。
これは人間にも言えること。一度崩れてしまうとなかなか元には戻れないし、人間関係においても全く同じだな〜」
などと考えながら、壁画に別れを告げた。
しかし、飛鳥はなかなか良い所で酒たよ。
飲食店が殆どなく、仕方なく入った駅前のうどん屋(ちゃんこ屋?)で、呑んでいないビールの代金を請求されたのは残念だったが、もっと天気のよい日に弁当持参でハニーとドライブなんてのも悪くないな、なんて考えながら帰路に就いた呑ちゃんであった。
- 10.11.2 移転?
-
非常にバタバタしていたが、何とか全ての予定を片付けることができた。
明日のテスト問題も作成(当然やろ!ってかい?)し、ほっと一息。
その時鳴った一本の電話。一瞬いやな予感がした。
一時期それもほんの数ヶ月だけ在籍していた生徒の保護者からだった。
ご近所だし、すぐにお会いすることになった。
持ってこられたお話は・・・。
教室を移転されてはどうかと言うお誘いだった。
その方所有の物件で、今の教室を探しているときに、一度候補に挙がったことがある。
当時は、少し広すぎることや高い賃料及び目の前にホテルがあることなどを理由に見送ったのだが、今はホテルもなくなり環境は改善されている。
賃料もとても良心的な設定になっていた。
何よりも魅力的なのは、トイレが男女別になっていること。
現在の教室の一番の悩みは、トイレが1つしかないため、食事前の手洗いの度に行列ができてしまうこと。まあ、大人数ではないから何とかなっているのだが・・・。
さて、どうしたものか?
引っ越し・改装となると、当然少なからぬ出費を覚悟しなければならない。
長い目で見れば移転した方がコスト節約に繋がるのだが、今はとりあえずの資金がない。
さらに、今の大家さんとの義理もある。
私の肚はほぼ決まっているのだが、もう少しだけ考えてみようか?
- 10.11.3 文化の日
-
最近は祝日がコロコロ変わるから感覚がおかしくなってしまったが・・・。
そうだ。今日は「文化の日」に間違いない。各学校で文化祭が催されている。
素晴らしい好天に恵まれた!(^^)!
大喜びの呑ちゃんは、今年も元気いっぱい、某学校のスクールフェアに。
今春5人ほど卒業したが、それでも10数名は卒業生が在籍しているその学校。
「たくさん会えると良いな〜」とウキウキ気分で出かけたが・・・。
残念!1人の生徒(高3)と出会えただけだった。保護者とは数人お会いできたが・・・。
「なんでやね〜ん」と、ぼやきながら、喫茶店(模擬店)でちょっと休憩。
外を眺めながら、在籍している生徒一人一人のことを思い出していた。
「みんなどうして居るんだろ。たまには会いに来いよ〜!いっこも来ないから、わざわざ会いに来たのにな〜!」
などと、少々メランコリックになっていたら、おつりをもらい忘れていることに気が付いた。まあ、いいか?椅子の座り心地も良かったし。(謎)
午後からは6年生の合格判定テストがあるため、そうそう長居もできず、後ろ髪を引かれる思いで(はい、後ろ髪はまだ健在で酒)学校を後にした。
- 10.11.4 予防注射
-
出掛けに鳴った一本の電話。嫌な予感がした。(こればっか)
正に今から行こうとしていた医院からだった。
「混んでいるから来院の時間を予約より遅くして欲しい」とのことだった。
いきなり寒くなったから、風邪を引いた人が多いのだろう。
仕方あるまい。出発が小一時間遅くなり、予定が少々狂ったが、ケーキを食べながらハニーの顔を眺めていられたから、まあ幸せか?
「少しチクッとしますよ〜」
この先生は、相手がオッサンだろうが子どもだろうが、同じことを言う。
「嫌じゃ〜!」と泣き叫ぶのも格好悪いので、グッとがまん。偉いぞ呑ちゃん!
注射はあっけなく済んだ。
思えば昨年は、新型インフルエンザのワクチンが手に入るかどうかで大騒ぎだった。
友人に「何とかしてくれ〜!俺は要らんから、長男だけでも・・・!」と頼みこんだが、「どないもならん」と言われた。(別の友人は「何とでもしまっせ」と言ってくれた)
ある方から「新型も旧型も大して変わらん」と言われ、普通?のインフルエンザの予防接種をしていただいたが、それでもかなりの品薄だったようだ。
麻黄湯を服用しつつ、予防に努め、おかげで事なきを得た。
昨年のあの緊張がうそのようだ。
注射が終わってから、「ところで今のは新型なのかな」などとハニーと暢気なことを言い合っていたが、どうやら新型と普通の混合ワクチンだそうだ。
まあ、注射をしたから大丈夫というわけではなかろうが、これでひとまずは安心じゃ。
- 10.11.5 作法
-
ただ今16:00。そろそろ生徒達がやってくる。
しかし、空腹を覚えたので、遅めの昼食を取りに外に出た。
「何にしようかな〜」ブラブラ、ブラブラ。
はっきり言って、ここら辺にはろくな食べ物屋はない。
ここ数日のメニューは、パン屋・王将・吉野家・カレー。たいてい500円以内で収まるものばかり食べている。
久しぶりに駅前のうどん屋(立ち食いに限りなく近いが一応座席はある)に決定。
濃い目の味で、塩分が多そう。食後感はイマイチなのだが、まぁたまにならいいだろう。
「タヌキときつね」と注文したら、店主にへんな顔をされた。
おっといけない。タヌキといなりの間違いだった。
珍しく先客がいた。高校生3人組だ。
タヌキが到着するまで、見るとはなしに彼らを眺めていたのだが・・・。
驚いた。3人とも食べ方が異様だった。
いや、少なくとも私には異様に見えた。
彼らが食べていたのは、そば・うどん・うどん。
3人とも背筋をのばし、鉢の正面に対峙している。(ここまではまあ、普通だわな。やや珍しいけど)
次に、鉢をテーブルに置いたまま麺を箸でつかみ、それを高々と持ち上げる。
一旦、自分の頭の高さくらいまで持ち上げ、よく汁を切ってから顔の真正面まで箸を下げ、それから食べている。
私は、どちらかと言えばやや背を丸め、顔を鉢に近づけて食べる方なのだが、彼らのような正々堂々とした?食べ方は初めて見た。
もしかしたら、彼らの方が正しいの作法なのかも知れない。
今度どこかで試して、周りの反応を見たいと思う。
- 10.11.6 マクロ
-
マグロかまっ黒か、よう分からんけど、マクロが動かん。さっぱり動かん。
最近は完全なる手作業をしている。
10数年前に作ってもらったプログラム。
コピーをくり返し、だましだまし使ってきたが、知識がない者がいじるとダメね。
あちこちこちこちおかしくなってしまった。
ああ、私がもう少し理解できたらいいのだが、あきません。中学生レベルじゃ話にならない。
(この発想自体が情けないが)救世主が現れるのを待つしかないのかな〜。
- 10.11.7 雑記
-
お酒を飲まない晩はなかなか寝付けない。
今日も寝不足、朝からフラフラの呑ちゃん。
頭も動かないから、ろくな文章は書けそうもない。え?いつものことだろっ!てかい?こりゃまた失礼しま酒た。
・ 携帯
昨日、携帯を持って出るのを忘れた。
さほど不便は感じなかった。
帰宅後、確認したが、着信0件で酒た。
・ ハニーがピンチじゃ!
インフルエンザの予防注射を受けた直後から、しきりに「腕が重いの」と訴える。
私は何ともなかったので、取り合わなかったが、次第に腫れてきた。
とうとう昨夜は発熱。
予防注射で、発病する事ってあるのだろうか?
・ 吉野家
ついに出会った究極のメニュー!
その名も「牛キムチクッパ」。
安い・美味い・辛い。キャッチコピーに偽りなし。
今なら卵が無料でついてくる。これで280円は安い。
連日食べている。飽きるまで食べ続けようかな。
- 10.11.8 三ノ宮
-
今日は一日、三ノ宮・元町近辺をうろついた。
メインは恩師の絵画展。ハニーの調子も良さそうだったので、お手々つないでお出かけじゃ!
さて、お昼は何にしよう。
突然ステーキが食べたくなったカッパちゃん。
30年ほど前バイト先のママさんに連れられて行った記憶を頼りに、一軒のお店を探す。
ネット上で見つけられた。ただ、メニューも何もなく、完全予約制とだけある。やや不安。
幸い予約もできた。少し迷ったが、無事到着。場所は記憶とほぼ一致。
しかし、店に入るなり違和感を覚えた。
あれ?こんなんだったかな〜?カウンターの向きが反対なのだ。
でも、なんせ30年前の記憶だから。それにここまで来て引き返せない。
「メニューありませんか?」と尋ねる。ワインのリストも見たいし。
「ありません!」ときっぱり言われる。
「え?ワインは?」
「一種類で酒!」
ガ〜ン!値段も知りたいのに・・・。けど、ここまで来てもう引き返せない。
店内はマスターと老婆の2人切り。
背中の曲がったメイドがあれこれ出してくれるが、はっきり言って無気味だった。
メイドというより、冥土が似合う。何て言ったら失礼だが、本当にゾンビみたいなんだもん。(にこやかだったけどね)
マスターが目の前で焼いて、切り分けてくれる。
味はOK。塩とマスタードを選べるのだが、どうせなら塩は食卓塩の瓶のまま出されるより、他の容器に移しておいて欲しかった。
400gなんてあっという間だった。
マスターがいろいろと話しかけてくるのが、少々鬱陶しかったが、美味しかったことは確か。
結局、30年前に来た店かどうかは分からず終いだった。
満腹になり、さてお勘定。
大体思っていた通りの値段だった(少し高めだが)ので、一安心。
店を後にしたが、いつまでもマスターとゾンビが見送ってくれた。
けど、もう二度と行かんだろうな〜。
いざ、恩師の絵画展へ。
少々長くなったので、明日に続く。なんてダメ?
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 10.11.9 元町
-
昨日の続きで酒!
恩師とは灘校の元校長の河合先生。
私も息子もお世話になったし、6年前にはHOPESの教育講演会もお願いしている。
先生は毎年、この時期に同期の友人数人と共同で絵画展を開かれているらしい。
私は初めて訪ねていったが、今年で6回目だそうだ。
幸い先生は会場にいらっしゃった。
緊張してご挨拶。
「遠くからはるばるありがとう。息子さんはお元気?」と気さくに話しかけて下さった。
お元気そうで何よりだ。
作品を拝見していると、そばに来られて解説までして下さった。
恐縮至極。正直、芸術はチンプンカンプンのカッパちゃん。冷や汗が流れた。
記念写真にも快く応じて下さり、何故か私とハニーの写真を先生自ら撮って頂いた。
写真が趣味の先生にお渡しできるレベルの写真ではないのだが、まあ仕方あるまい。
先生、来年も行きま酒よ。どうかお元気で。
その後、近くで菊花展が催されているらしいので、お手々つないでお散歩じゃ〜。
それはそれは見事な菊で酒た。
菊にもいろんな種類があることを、恥ずかしながら初めて知った。
のどかな秋の日の午後をのんびりと過ごすことができま酒た。
さてさて、折角神戸に来たのだから・・・
酒屋で地酒を購入。
のつもりが、なぜか朝日酒造のお酒を買って帰ったお馬鹿な呑ちゃん。
おまけの写真は、菊とは無関係。デパ地下で見つけたアメ人形で酒。
- 10.11.10 電器屋めぐり
-
「2階にエアコンが欲しい」と母が言う。
我慢強い母が言うのだから、、今年の暑さはよほど応えたのだろう。
どうせならエコポイントが半分にならないうちにと、電器屋さんへレッツゴ〜!
しかし、日本橋ならいざ知らず、奈良で電器屋巡りをするのは結構大変。
5軒回った(1軒は無くなっていたけど)だけで、午前中一杯かかってしまった。
ネットで探す手もあったのだが、今回は奈良で買わねばならぬのじゃ!
何故なら、フォフォフォフォ〜!懐に握りしめたるは、遷都1300年記念の商品券。これは奈良でしか使えない(しかも使える店舗も限定されている)。
さて購入するエアコンだが、母にはお気に入りのメーカーがあり、そこに決定している。部屋も小さいし、簡単に決まるだろうと気楽に構えていたのだが・・・。
意外と手間取った。あれこれ付いている機能。私は別に要らんと思うのだが、まあ使用する本人が欲しいというのならば、口は挟むまい。
機種はようやく絞れた。今度は価格だ。
飛び抜けて安い店もあったのだが、品切れで、納期は何と来年1月下旬だという。恐るべし、エコポイント!
そんなに待てんわいと、結局、納期が一番早い店で買うことにした。
もっとじっくりと時間をかけることができたなら、もう少し安く入手できたかと思うと、申し訳ない気がする。母ちゃん、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
それにしても、店員の対応は様々で酒ね〜。
特に、メーカー派遣の販売員は、自社の製品ばかり押しつけてくる。
中には控えめに上手くアピールする人もいるのだが、今回は正直辟易した。
- 10.11.11 墓参り
-
小春日和の穏やかな日。久しぶりに父の墓参りに出かけた。
いつから行っていなかったのだろう。とことん親不孝な私。
お墓の周りには雑草がけっこう伸びていた。
草取りだけで小一時間かかってしまった。
父ちゃん、ごめん。これからはもう少しこまめに伺います。
- 10.11.12 マスク
-
巷では風邪が流行り始めているのだろう。
生徒の中にも咳をしている者が居るし、電車に乗ってもゴホゴホしている人が増えた。
マスクをしている人もチラホラと。
防御のためか、エチケットのためかは分からないが、おそらく用心のためだろう。
だって、車内で咳をしている人はほとんど周りの迷惑顧みずって感じだもの。
私も、昨日から電車に乗るときはマスクを着用することにした。
久しぶりで少し違和感があった。1年以上毎日着けていた昨年までがウソのようだ。
麻黄湯も服用開始。さあ、万全を期すぜ!
- 10.11.13 吃驚
-
昨夜は少し暖かかったので、久しぶりに2駅歩いた。
ホームに上がり、電車を待つ。ホームはさほど混んでいなかった。
「どしん!」
背後から響いた。結構大きな音だった。と同時に
「落ちた!」との叫び声。
振り返ると、線路の中に人が倒れている。
黒い服が見えた。男性のようだ。
その人はすぐに起きあがり、ホームにはい上がろうとしている。
あれ、先刻すれ違った人だ。少し酔っているようには見えたけど、ベロベロではなかった。
駅員達も飛んでくる。
幸い、自力でホームに戻れた。
この間約10秒の出来事だったが、やたらと長く感じられた。
次の電車が来るまで数分あったから良かったようなものの、一つ間違えば大惨事になっていたかも知れぬ。(私は絶対に見たくない)
その後、男はどこかへと姿を消した。
しかし、それからが大騒ぎだった。
警報のサイレンは鳴り響くし、駅員は走りまわるし、本人はもういないのに、人だかりができるわで・・・。
他人事ではない。最近酔いつぶれるのが早くなったカッパちゃん。外で呑むときは気をつけなくっちゃ。
- 10.11.14 文庫本
-
意外に思われるかも知れないが、私は小説が好きだ。
虚構の世界に入り込んでいると、何となく幸せな気分になれる。
単に現実逃避なのかも知れないが、ページを開くとそこには別世界が待ち受けている。
主人公と自分を置き換えるような悪趣味なことはしたくない。
いくら現実と似ていてもそれは現実ではない。分かっていても、妙に感情移入してしまう自分がいる。
通勤途中のひととき、本を開く。ほんの短い時間だが、私にとっては嬉しい時間だ。
電車が目的地に着くと、残念な気がする。もう少し読んでいたい。降りるの止そうか?
仕事を終え、帰りの車内で再び本を開くと、忘れていた世界が蘇る。
まるで、「お帰り」と言ってもらったような錯覚に陥る。
そして、わずかな時間だが、小説の中の空間に浸る。
ただ、重たい本はダメだ。車内で読むには文庫本が一番。(けっして安いからと言う理由だけではないぞ)
それも鞄からではなく、ポケットから取り出すのがいい。
そう言えば、私は真夏にあまり本を読まない。無意識のうちに、そんなことが影響しているのかも知れぬ。
最近は、読みたい本が見あたらず、あまり読んでいなかった。(文化祭で購入した文藝部の作品集は、まだ面白かったが・・・)
本屋に行く時間もあまりなく、車内では、専ら携帯小説なんぞを眺めていた。けど、はっきり言ってろくなものがない。殆どが作者の自己満足の世界。読んでいて嫌になることの方が多かった。
ようやく、お気に入りの本(話)に出会えた。
短編集なのですぐに読みきってしまうだろうが、数日は楽しめるだろう。
- 10.11.15 鄙
-
やっぱり京都にしておけば良かったか。
「紅葉を観に行こう」と思い立ったのが2日前。
きっかけは、新聞の折り込みに入っていた、紅葉スポットのチラシ。
いきなりその気にさせるとは、恐るべし広告の力。というより、呆れるばかりの単細胞。てか?
チラシに載っていたのは、滋賀と京都と和歌山。姫路もあったが流石に遠すぎるのでパス。
昨日までは、行ったことのない滋賀が最有力候補だった。けど、調べてみると結構遠い。う〜ん。どうしよう。
今朝になり、突然「武田尾温泉」に決めた私。
以前、恩師の見舞に出かけた際に、電車の中から見えた紅葉が素晴らしかったのを思い出したのだ。
電車で1時間半ほどで行けるのも魅力的。
あいにくの曇り空。肌寒い中、お手々つないで、さあ出発じゃ。
お出かけの時の決まり文句は「今日何食べる?」
ハニーは「またか」と笑っている。
「まあ、向こう着いてから考えよう。できればボタン鍋が良いな」なんて言ってたが・・・。
駅に着いて驚いた。何と無人駅だ。
駅前には飲食店があるものと思っていたが、予想は見事に裏切られた。
何もない。キレイさっぱり何もない。
川(=武庫川。ああなんて懐かしい)が流れているだけだった。
ただ、紅葉は素晴らしかった。
「温泉に着いたら何かあるじゃろ」と歩き出した暢気なバカップル。
温泉宿は3つあった。川のこちら側に1軒。向こう側に2軒。
こちら側の宿は、比較的新しそうだったが、選んだのは向こう側。それが間違いだったのか?
手前の宿は灯りも点いていない。
「つぶれているんちゃう?」なんて言いながらさらに歩く。
ほどなく到着。うわ〜!ボロボロだ〜!
でも、ここまで来たら引き返せない。(最近こればっか)
ドアを開け、中に入ると、宿の人が出てきた。
「どうさせてもらいましょう?」
「お風呂に入らせてもらいたいのですが、あ、食事は出来ますか?」
「ああ、それならお風呂と食事お2人で5200円です」
「(え〜!高いなあ。でもここまで来たら引き返せないし・・・)じゃ、それで」
テーブル席に案内されるが、食事が運ばれてくる気配はなし。
「あ、どうぞお風呂に入って下さい。その間にご用意いたします」とのこと。
風呂は十分すぎる程の広さがあった。もちろん他に客はなし。
窓の外には紅葉が見え、まあまあそれなりに満足。
風呂上がりにビールを頼むが、「そこの自動販売機でどうぞ」と、何とも風情のない返事。
さて、食事の方は・・・。
あの内容で大阪なら絶対700円以内!と言い切れる。それ以上だったら、暴れてやる!
満腹にはほど遠い状態だったが、これ以上何を頼んでも一緒だろうと諦めた。
手持ちぶさたに携帯を眺めると、が〜ん!『圏外』だった。
帰りは、ゾンビならぬ犬がいつまでもいつまでも見送ってくれた。
とても鄙びた良い所で酒た。是非皆様も。お薦めで酒!
三田に出てから酒屋を探すがお目当てのお酒は見あたらず。
大変、有意義な一日で酒た。
- 10.11.16 芸能人
-
「芸能人と芸術家はどこが違う?」
昨日、ハニーと話題に上った。
例を挙げてみようか。
お笑い芸人→芸能人
落語家→芸能人
アイドル歌手→芸能人
もっと具体的に
山口百恵→芸能人
ここまでは一致した意見。
ところがこの後、やや意見が分かれる。
中島みゆき→(ハニー)芸能人(呑)芸能人?アーチスト?
吉田拓郎→(ハニー)芸能人(呑)アーチスト
単に私が勝手に崇拝しているからかも知れないが、拓郎さんは偉大なるアーチストだ。
けど、さだまさし→芸能人 は再び一致(笑)
小澤征爾→芸術家
葉加瀬太郎→アーチスト
俳優→芸能人?アーチスト?
画家→芸術家
どこに境界線があるのだろう。
酔いも手伝って、全く結論は出ないまま、話は終わった。
私なりの意見は、
芸能人=人に認められてなんぼ。
芸術家=己の信じる道を行く。他人の評価は関係ない。
もちろん、正解だとは思っていない。皆さんのご意見も、ぜひお聞きしたいと思う。
え?どうでも良いで酒って?!そりゃまあそうで酒が・・・。
- 10.11.17 プチ鬱
人間はデリケートな生き物だ。
ちょっとしたことで喜び、ちょっとしたことで悲しむ。
ちょっとしたことで笑い、ちょっとしたことで傷つく。
理屈じゃないんだ、人間は。
感情で動いているのだと、つくづくそう思う。
いつもニコニコしていられるわけじゃない。
いつも元気でいられるわけじゃない。
そんなに強いわけはない。
特に私は弱虫だ。
全てを受け止める力はない。
全てを背負える力もない。
疲れることもある。
投げ出したくなることもある。
けど、そんなことは当たり前。
楽しいことばかりがあるはずないさ。
それでもみんな、必死に生きている。
私一人が辛いんじゃない。
明日になれば元気になるさ。
きっと笑っていられるさ。
- 10.11.18 騙された
-
昨日の授業中、1人の生徒がぼそっと呟いた。
「騙された〜!」
一瞬、耳を疑ったが、どうやら問題の意味を勘違いして読んでいたようだ。
けど、少し表現がおかしくないか?
なんと人聞きの悪い。これじゃ、まるで私が悪意を持って嵌めたみたいじゃないか。
そこはやっぱり、潔く自分の間違いを認めるべきだろう。
まあ、以前から面白いことを言う生徒だったが、今回も和ませてもらった。
- 10.11.19 教え子
-
久しぶりに教え子が訪ねてきてくれた。
しかもとびきりの可愛い子ちゃんだ。
ひっひっひ!何て言ったらただのエロジジイだ。
この前会ったのは10ヶ月ほど前。
悩んでいた時期があり、そこから抜け出せたか心配していたのだが、表情はすっかり明るくなっていた。
それからもいろいろあったようだが、ようやく現在を受け容れられるようになってきたと、嬉しそうに話してくれた。
過去を否定するのではなく、過去も現在の一部なんだよなんて、偉そうに言わせてもらったが、私が言うまでもない。
彼女はちゃんと成長していた。
以前なら当たり前と思っていたことに感謝できるようになったと聞いたとき、思わず涙がこぼれてしまった。(気付かれなかっただろうな)
これならば、しっかりと先を見つめながら、歩んで行けるだろう。
次に会うのが楽しみだ。がんばれ〜!応援しているぞ。
- 10.11.20 だからいいのです
-
「寮生活はストレスと不自由のかたまりです」
今回も拝聴してきました。
良いですね〜。何度聴いても感動しま酒ね。きっと本音で話されているからだろう。
特に今回は、現在の若者のひ弱さ・コミュニケーション能力の低さが何に起因しているかの話に感銘を覚えた。
現在の若者達は、多かれ少なかれ我が儘である。しかし、それは当然とも言える。
先ずは家族構成の問題。兄弟間で揉まれることが無くなってきて、祖父や祖母の知恵に日常的に触れることも少なくなった。
加えて親の過干渉。自立できない若者が増えているのも肯ける。
さらに、遊びの質も変化してきた。体を動かして集団で遊ぶのではなく、個人個人がゲームに興じる。
塾などの偏差値至上主義にも責任はある。
この環境では、人間力の低下というより、人間関係力が培われないはずだ。
もっともなご意見だった。
家庭だと人間関係力が育たないとは言われてるのではない。
ただ、寮では否応なしに自分とは違う考えの人達と関わりを持たねばならない。好きだ嫌いだと言っていられないので、当然ながら人間力及び人間関係力は鍛えられる。
もちろん、楽しいことばかりではない。そこで、冒頭の文句に繋がるのだ。
「寮生活はストレスと不自由のかたまり」
先生はさらに仰る。
「だからいいのです」と。
少しお痩せになったような気がした。
ご本人は「そんなことはないですよ。ヒゲを短くしたからじゃないですか」と言われたが、全国を駆け回っておられるから、きっとお疲れもあるのだろう。
先生と一献傾けることが、また近い将来叶えばと願う。
- 10.11.21 感謝か謙虚か
-
最近、ワインばっか。
金曜日はご他聞にもれずヌーボーを。赤と白1本ずつ空けてしまった。
昨夜は「ワインの会」。先月は「日本酒の会」だったので、今回はワインの番なのだ。
ワインは奥が深い。
そもそも、味の違いが分かるほどの舌を持ち合わせていない私に、こんな高尚な会は無意味なのだが、講師に酒ごい方が来られると聞き、のこのこと出かけた。
美味しいワインをいろいろと頂きま酒た。
デキャンタすると風味が劇的に変わることも改めて実感できま酒た。
けど、けど、それで何が分かったかとは言えない私。
今後も迷いながらワインを選ぶだろうし、当たりや外れやとぼやきながら呑むだろう。
つくづく情けない。進歩のない出来の悪い生徒で酒ね〜。
残念ながらワインに関しては「美味しかったね〜」程度の収穫しかなかったが、この会で得られたものは大きかった。
それは、講師を務められた先生のお人柄。
始めてお会いしたときも、氏の人物の大きさとおおらかさを感じたが、今回も心温まるお話を聞かせていただいた。
氏には、3人の息子さんがいらっしゃり、結構厳しく育てられたらしい。
あるとき、成人した息子さん達に「感謝と謙虚のどちらが大事か」と問われ、息子さん達は全員「感謝」と答えた。
そのとき「自分の子育ては間違っていなかった」と思われたそうだ。
私には難しい質問だと思えたが、感謝と謙虚は一体どこか違うのか。
酔った頭では、感謝は他への思いで、謙虚はあくまでも自分自身のことだということくらいしか分からなかった。
席が近かったこともあり、他にもいろいろとお話を伺うことが出来た。
最近、健康をそこなわれたと聞いたのが心配。
またお目にかかれればと願う。
- 10.11.22 いい夫婦
-
今日11月22日は「いい夫婦の日」らしい。
何でもかんでも語呂合わせにしやがって、と以前の私なら毒を吐いていたところだ。
まわりからは仲良し夫婦と呼ばれている私達だが、はたしてどうなのだろう。
お互いのことを思いやれるようになって初めて、本当に「いい夫婦」と言えるのではないか。
そりゃ、20年も夫婦を続けていれば、いろんな事はあった。
仲良しばかりではいられない。ケンカもしたし、お互い誤解もあった。
断っておくが、天地神明に誓って浮気をしたことはない。(妄想は除く)
若い頃は自分のことだけだった。相手を思いやる心なんて殆ど持ち合わせていなかった。
最近になって、ようやくハニーのことを考えられるようになったかな。
と言っても、まだまだ足りないことは分かっている。
そんなことを考えながら、コンサート会場でハニーの横顔を眺めていた。
正直言って、今日のアーチスト(=稲垣潤一)は私の好みではない。知っている曲もちらほらあったが、全身鳥肌の興奮とはほど遠かった。(ハニーに曰く、以前も一緒に出かけたらしい。全く記憶になかったのだから、ファン度が推し量られるだろう)
危うく、大変高価な子守唄になるところだった。(ステージがとても短く感じたのは、なるほどそういう訳か?)
「残りの人生、誰のために生きるか」と言えば大袈裟かも知れないが、我が儘ばかりだった私。これからはハニーの喜ぶ顔を少しでもたくさん見ることができればと思う。
- 10.11.23 万華鏡
-
- 10.11.24 肩もみ
-
「呑ちゃん。肩凝ってる?」1人の生徒が尋ねた。
「うん。大分凝ってるわ」
「ほな、揉んだろか?」
「おお!ありがとう」
上手だった。小さい手で一生懸命揉んでくれた。
心なしかスッキリした。いや、確実に元気になった。
ありがとう!おかげで次の授業もがんばれるわ!
「親せきの人達からは100円もらうねん」と言っていたが、
私からは真心を込めてチュ〜(投げキッス)をプレゼント。
彼はとても嬉しそうに嫌がった。
- 10.11.25 ぼけ老人
-
忙しい。トイレに行く間も惜しい。だから、と言うわけでもないのだが・・・。
授業前には必ず「起立・礼」をする呑ちゃん。もちろん授業が終わったときも。
何を偉そうにと思われるかも知れないが、誤解されては困る。
教師は生徒達にお願いされているのではない。教師も生徒にお願いしているのだ。
お互いが「ヨロシクね!」って感じだ。授業が終われば、当然「ありがとうね」で酒よ。
「さあ、全員揃ったな。じゃ、少し早いけど始めるか。起立!礼!」
「お願いします」
「お願いします。ところでな〜。君らに連絡があるんよ。昨日送ったメールは見てくれたかな」
生徒達はざわめく。毎週必ず送っているのに、見た見たと言うだけでろくに見ていない奴は必ず居るもんだ。
「もう。あかんがな。じゃ、言うけどね。(内容は略)」
「わかったね。じゃあ、今度こそ始めようか。起立!礼!」
笑い声が起きる。
「???」
「え〜!さっきしたやん!」
「あ!そうか?」
あかん。これじゃほんまにボケ老人だ。情けな〜!!
- 10.11.26 寝不足
-
何故か寝付けなかった。
寝酒をあおるが、かえって目が冴え、眠りについたのは明け方の6時を回っていた。
午前中に人と会う約束があった。
ほんの1時間ほど眠っただけで、もう起きる時刻だ。
休肝日に呑んだものだから、朝からハニーの機嫌は悪かったが、事情を説明すると仕方ないわねとあきれていた。
というのも、ハニーへのクリスマスプレゼントであれこれ悩んでいたからだ。
約束の用事は無事終了。何とか頭は動いたようだ。
ただ、もういけない。出勤途中の電車で座ったのが失敗だった。行きの電車で乗り過ごしたのは久しぶり。
それでも眠っている時間はない。
仕事は山ほどある。急務は冬期集中講座の時間割作成だ。
なんとかできた。(枠組みだけだが・・・)今回は全員の希望に応えられた。何て賢いんだ呑ちゃん。
現在、授業2時間終了。いつもより楽しい授業ができたのは、何故?感覚が麻痺していたからか?
さあ、あと2時間。呑ちゃん。ファイト〜!オ〜!
- 10.11.27 頭痛い
-
寝不足は解消できたが、色々な意味で頭が痛い。
流石に全ての原因をここに書くわけにはいかないが、本当にもう・・・。
こんな日は眠るに限る。お休み!
って、まだ事務所だった。早よ、帰ろ!
- 10.11.28 狂犬
-
昨日は誰とも口をききたくなかった。
生徒達一人一人と話をしなければならなかったのだが、それもパス。
口を開いたら、とんでもないことを言いそうで、自分が怖かった。
やりきれない思いを胸に帰路についた。
帰りの電車。車内は混んでいた。土曜の晩だ、仕方ない。
突如、聞こえるうめき声。
「うお〜!」とも「うえ〜ん!」とも聞こえる。とにかく意味不明だった。
最初は、幼児がむずかっているのだろうと、あまり気にとめなかったが、くり返し聞こえるので、声のする方を振り返ると・・・。
すぐ後ろで、若い女が喚いていた。自分にかかってきた携帯電話に毒づいている。
内容は分からなかったが、おそらく男からだろう。
「ほっといてくれ!・・・私にも私の時間があるねん・・・今、電車の中やって言うとるやろ!」
次第に声の大きさはエスカレートしてくる。ドアを蹴りながら最後は絶叫だ。
まあ気持ちが分からぬでもない。
その子と目があった。
「うん。うん。分かるよ君の気持ち。でもね。ちょっと周りの迷惑だよ」と伝えたかったのだが、
「何やねん。おっさん!きもいんじゃ!」と今度は私にかみついてきた。
ドアを蹴りまくりながら、ものすごい形相だ。
「かなわんな〜。君の敵じゃないんだけどな〜」と思ったが、わざわざ猛り狂っている野良犬に手を差し伸べることもあるまい。仕方なく目をそらしたが、まだなお叫んでいた。
本当に、気持ちはよく分かる。
私だって、叫び出したくなるようなことがいっぱいいっぱいある。
いや、私だけではあるまい。世の大人、誰もが少なからずそんな気持ちを持っているはずだ。
けど、それを堪えているんだ。全てが嫌なことばかりじゃないからと、なんとかバランスを取りながら生きているんだ。
君は、バランスがとれなくなってしまったんだね。周りが全て敵に見えるんだよね。
昔の自分を思い出し、苦笑しながら電車を降りた。危うくカバンを網棚に忘れるところだった。
一晩寝て、スッキリするかと思ったが、まだ心は晴れない。
朝の電車で、無邪気に騒ぎ回る小学生の集団(どこかのスポ−ツチームだろうか。コーチらしき者もついていたが、一緒に騒いでいた)に遭遇。
微笑みながら見守るなんて、とても出来なかった。
いかん。まだ、相当、心がささくれ立っているようだ。
もうすぐ、生徒達がやってくる。
早く、モードを変えなくては・・・。
- 10.11.29 KEWPIE
やることは山ほどあるが、取りかかる気にはなれなかった。
「仕事なんてするもんか!」と1日遊ぶことにした。
Mで酒ね〜。結局、自分の首を絞めているだけなんだろうけどね。
京都で「キューピー展」が催されていたので、ハニーとお手々つないでお出かけじゃ。(半分自棄)
みなさんはご存じで酒か?キューピーちゃん。
私は殆ど何も知らなかった。
・ 作者がローズオニールという女性だということ。
・ キューピーが生まれて100年になること。
・ キューピーのスペルがKEWPIEであること。
全く知らなかった。「キューピー=赤ちゃんの姿をした天使」程度の認識しかなかった。
けど、可愛いで酒よね。愛くるしいという表現の方がぴったりかな。
我が子達の赤ちゃん時代を思い出しながら、あれこれ眺めていた。(う〜ん。いつになっても親バカじゃ!)
キューピーの特長が書いてあった。
・トップノート(頭の上の巻き毛がクルッと尖っている)・小さなまゆ毛・片方を向いた大きな目・短いまつ毛・点のような鼻・大きなおなか(幸せが一杯つまっている)・頭と胴体が同じサイズ・パッとひらいた指・ぽっちゃりとした体・足は全体の25%・生まれたての芽生えたばかりの可愛い羽根 等々。
それらの全てが備わってこそ、あの可愛らしさが生まれるのだろう。
ところが、笑ってしまったのが、日本のキューピー。
全くいただけない。目は正面を向いているし、やたらと服を着せるものだから、天使の羽根が見えない。まるで、ただの太った赤ん坊だ。
さらにいけないのは、ご当地キューピーなるもの。ストラップになっているのだが、到底キューピーとは言い難い。
ゴルゴ13のキューピーなんてサングラス架けているし、これじゃ単なる人相の悪いオッサンや。吉本のキャラクターまであった。
皆さんも時間があったら検索してみたら。
それでもしっかりグッズを買ったバカップル。
少しだけ、観光も。はい、見事な紅葉で酒た。
一応、お寺では阿弥陀様にお願いはしてきた。
財布の中にあった全財産(=100円)を納めたのだから、きっと願いは叶うはずじゃ。- 10.11.30 ピンチ
-
「クリーニングに出しておくものな〜い?」とハニー。
「そうだな。今穿いているズボン出しといて」
「了解!」
「おっと、その前に。代わりのズボンがあるか確認しておいてよ」
「もちろん!」
「あれ?代わりのズボンはないわ!」
「1本も?」
「そう、1本も!」
危ない、危ない。スカートで授業せなあかんところだった。
理科工作教室に生徒達と一緒に参加させてもらった。
総勢15名が集まった。講師はM先輩。
今回のテーマは「万華鏡を作ろう」
手順は以下の通り。
1.立方体を作る6枚の板(鏡)を用意する。
2.6面のうち3面に下絵を描く。デザインは自由。
3.下絵にそって、鏡のウラ面を彫っていく。
4.面を貼り合わせ、立方体を作る。
5.色を塗ったり、セロハンを貼ったりして、完成!
実は1が一番大変な作業なのだが、先輩が全てやってきて下さったので、私達は楽だった。
4も少し戸惑う所だが、予行演習の甲斐あって、混乱なく生徒達をアシストできた。
結局、作品はデザイン次第。どんな絵を描けばどんな像になるか分からないだけに難しい。
先輩の作られたサンプルを参考に、見よう見まねで取りかかる。結構、楽しそうに取り組んでいた。
さて、その出来栄えは・・・。
みな、思いの外(失礼で酒ね)上手だった。
デザインがしっかりしているもの、色の使い方が上手いもの、光の取り入れ方が上手いもの。
どの作品もはっきり言って、私よりレベルが高い。はい。完敗で酒。
生徒達も満足したようだ。お互いの作品を覗き合っては喜んでいた。
先輩、どうもありがとうございま酒た。おかげさまで、大成功で酒た。
写真は、我が駄作の内部を携帯で撮影したもの。(携帯でだと撮影できるようで酒)お粗末で、ゴメン!