- 20.12.1 手帳
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私の12月は寝不足から始まった。
帰宅後も挑戦を試みたが、未だに修復できていない。
だからと言って、惰眠を貪っているわけにはいかないのだ。
基本的には、個人的な用事は午前中にすませ、午後は仕事と、一応線引きはしてる。(朝から仕事の日も多いけどね)
今日はお寺さんの日。
先日購入した手帳に、ちゃんと予定が書き込まれていた。
元来、私は手帳を余り使わない。
書き込む手間が面倒なのだが、立て続けに予定を失念したため、流石に「全ての予定は頭に入っている」と嘯いてばかりはいられなくなったのだ。
お勤めが終わり、早速、手帳に来月のお寺さんの日を記入した。
あれ?私の手帳、真っ白やん。お寺さんの日しか書いていない。
いかんいかん。もっと活用しなければ。
この手帳が、真っ黒になるほどいっぱい仕事ができたら良いな。
あ、もちろん、個人的なスケジュールもたくさん入れば嬉しいで酒よ。どんどんお誘い下さいね。
- 20.12.2 労働対価
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やっと修復できた。
所要時間は、トータル5時間弱。
はっきり言って、購入し直した方が絶対に賢い。まあ、意地で酒たね。
何も自分を価値のある人間だという気はないが、今回の仕事?を時間当たりに換算してみると400円程度にしかならない。
いくら何でも安すぎるだろう。今時、高校生でももっと貰える。(その昔、時間給500円で月に20万稼いでいた頃が懐かしい)
まあ、みゆきさんのアルバム(『糸』もあったよ)を聴きながらだったから、全く無駄な時間じゃなかったけどさ。
え?もし、また絡まったら・・・?
はい。棄てま酒。
- 20.12.3 「メメント・モリ」
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「メメント・モリ」とは、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句だそうだ。(by ウィキペディア)
原田宗典の新刊(小説?エッセイ?)を見つけたので、読んでみた。
新刊と言っても、作品自体は5年ほど前に出版されていたらしい。それが、最近文庫化されたようだ。
初めて読んだ彼のエッセイが強烈で、以来秘かに読み漁っていたが、最近はとんと新しい作品が出ていなかったのだ。
一体、何故?
その理由は直ぐに判明した。
もし、この小説が彼の実体験を描いたのであるならば、彼は病んでいたのだ。
うつ病、家庭崩壊、自殺未遂、麻薬逮捕。(ホンマかいな?)
ここまでのすごい体験を私はしたことがない(したくもないが)ので、正直、私如きの凡人の理解は遙かに超えていた。
けれど、死を想いながらも生き続ける。生きていることは素晴らしいのだ!と訴えているような気がして、一気に読んでしまった。
けして、万人にオススメできる内容ではない。特に生徒たちには絶対薦めたくない。
それでも、彼の復活を祝し、今後の活躍に期待したいと思う。
- 20.12.4 珍客
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突然現れた1人の男性。
生憎電話中だったので、直ぐには声が出せなかったが、心の中で「お〜!」と叫ぶ。
2期生だった。
「ひっさしぶりや〜ん。何年ぶり?」と聞いても、「さあ?」ととぼけた返事。
「え?妹さんの結婚式以来?」
「いや、そりゃ違いますよ。同窓会にも来ていますし」
「そだね〜!」と私もボケている。
「じゃあ、まあ、5年ぶりということで」
「ところで、何の用?」
「いえ、別に。通りがかったものですから」
「そうか、ありがとう」とは言え、彼は京都に住んでいる。まあ、実家は大阪だからついでもあったのだろうが。
彼は現在、電車の運転士をしている。
東大寺学園を卒業してまで、何故?と思う人もいるだろうが、人には人の理由がある。(彼の同級で僧侶になった奴もいるしね)
いや、そもそも中学校を選んだ理由も、鉄道研究会があったから。
当然、在学中は鉄研に所属し、大学時代もその手のサークルに。就職も鉄道会社だったから、夢が叶ったと言えよう。
しかし、(仕事は)結構大変だと、言っていた。
いろいろと教えてくれた。なるほど、運転士の勤務も楽じゃない。なにしろ、人の命を預かっているんだものね。
今年は、コロナ禍で観光客も少なかったらしいが、紅葉のシーズンは電車に乗るまで1時間半以上待ちの行列ができ、駅員時代は大変だったらしい。
勤務時間も不規則で、早番だと始発から、遅番だと終電まで乗っているそうだ。
心なしか、少し痩せたように思えた。まあ、昔は巨漢だったからね。
授業開始直前まで話をしていたが、流石にそれ以上は無理。
明日は早番だと言っていたし、呑みに行こうと誘うわけにもいかん。京都まで帰れなくなる。
「また、来いよ」言って、別れた。
懐かしい時間を過ごさせてもらった。
そのうち、彼の運転する電車に乗ることもあるかも知れぬ。
元気で頑張れよ!
- 20.12.5 マスク会食
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今宵は外食。
黒岩さん(神奈川県知事)も推奨されている「マスク会食」を試みてみた。話は逸れるが、黒岩さんは高校時代の水泳部の先輩でいらっしゃる。
体育会系のクラブにおいて、先輩のお言葉は絶対だ。
まして、黒岩氏は私の憧れの存在。たとえ100人が否定しても私は肯定する。(いや、氏が否定されるはずもないので酒が)
写真は、10年ほど前の波泳会でのもの。私の家宝の一つで酒ね。(ハニーも若い)
正直、取り立てて言うほどの違和感はなかった。
いちいちマスクをしたり外したりと、そりゃ面倒くさいよ。
けど、家に居る時間以外はいつもマスク着用の私(家でもしているときすらある)。マスク歴?はかれこれ何年だろうか。
そんな私だからだろうか、抵抗は全くと言ってなかった。
黒岩さんの提案だからというわけではないが、この「マスク会食」をみなが実行すれば、今後の感染拡大抑制に期待がもたれるのではないだろうか。
お勧めで酒よ
まあ、今宵はハニーと2人だったけどね。
え?「家でまでマスク会食をするつもりは?」で酒か。
今のところ・・・。ありません。
- 20.12.6 容量ピンチ
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インターネットディスクの容量が限界に近づいた。(昨日は、容量オーバーだと言われ、同期を取れなかった)
当初は、教材などのデータを職場と自宅間で移動するためだけに使い始めたアイテムだったが、HPを作成した際にデータの保存先をインターネットディスクに指定した。
慥かに便利だ。同期も更新されたデータを判別してくれるので迷うことはない。
しかし調子に乗って使っている内に、あっという間に無料の容量は限界を超えた。
容量を確保するためには、有料にするしかない。まあ、仕方あるまい。
何度か容量UPを繰り返し、これでしばらくは大丈夫と思っていたのだが・・・。
原因はHP関連(特に写真)だけではない。(そもそも殆ど写真はUPしていないしね)
教材の図を全てPDFファイルで作成したため、ファイル一つあたりのデータが以前の数倍に膨れ上がったのだ。
そのため、「取りあえず、一時保存ね」なんて、気楽なことは言っていられなくなった。
まあ、小まめに取りこんでは削除を繰り返せば良いのだろうが、正直、面倒極まりない。
思い切って、コースを変更してしまおうか。
いかん、いかん。今後、出費は極力抑えねばならぬと言うのにね。 - 20.12.7 虚無感
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現在、虚無感に包まれている私。
HOPES通信のコメント。週に一度とは言え、結構労力を使って書いている。駄文のオンパレードだけどね。
愚痴は書くまい。読む方も辛い。(20数年を経て、最近ようやく気がついた)
叱咤激励も度を過ぎると逆効果だ。
けれど、ソフトに書いても相手には届かない。(読もうともしない人は、この際論外ね)
毎回、私なりに配慮しながら書いてきたつもりだ。
ところが、今回は書かなかった。いや、書けなかった。
書くことがなかった訳ではない。書く気力が湧かなかったのだ。
いくら言っても改まらない生徒達の学習意欲。
全員がだとは言わない。ほんの少数ではあるが、私には彼等の行動原理が全く理解できない。
一体何を考えているのだ。適当なゴマカシがどれほど勿体ないことなのか、何故分からない。
夢でもうなされ、目が覚めるとまた彼等の事で頭がいっぱい。
もういいや、注意したところでお互い嫌な思いをするだけだ。
そう思っても、やはり目に余る。つい、文句が出てしまう。
保護者に協力を求めても甲斐はなかった。
とうとう精も根も尽き果てた。
こうなったら、口を閉ざすしかない。
と言うわけで、今回は一回休載。
早く心を元気にしなければ。
- 20.12.8 107
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107。この数字でピンと来られた方は、かなりの通で酒ね。
え?分からない。じゃ、ヒント。
最近、引退宣言をされた漫画家と言えば、もうお分かりでしょう。
そう、水島新司氏の『あぶさん』で酒。
「あぶさん」との出逢いは、私がまだ中学生になるかならないかの頃。
姉が入院中の病室に、たまたま置いてあった単行本を手にしたのが最初だった。
いきなり、衝撃を受けた。
「なんて格好いいのだろ!」
世間の何も知らぬ私にとって、こんな男がいるのかと言う驚きとともに、「景浦安武」は憧れの人物になった。
黙して語らず。それでいて、相手の気持ちまでしっかりくみ取る。思いやりとはただの優しさではないと教えられた。
しかも、仕事はキッチリする。それも超一流のね。
酒の味も知らぬ少年には理解できぬ面も多かったが、とにかく格好良かった。
「私もこうなりたい」と切実に願った。
高校時代に酒を覚え、しばらくは彼の真似を気取った時期もあった(ウイスキーのポケット瓶をいつもジーパンの尻ポケットにねじこんでいたっけ)が、所詮は形だけの真似。本物の漢にはなれなかった。
単行本も50巻くらいまでは、発刊ごとに買い求めていたが、いつの間にか私も漫画からは縁遠くなってしまった。
その『あぶさん』の最終巻が107巻だったのだ。
久し振りに読んだ『あぶさん』。
水島新司氏の話は、はっきり言って長い。
しつこいと言っては失礼だが、『野球狂の歌』『ドカベン』(ともに全て読んだが)等、面白いことは面白いのだが、もうエエやろ!の感は否めなかった。
今回も、状況を把握するまでかなりの時間を要した。
あぶさんの現役選手引退までは分かるが、彼の息子「景虎」が投手から打者に転向していたとは知らなかったし、あぶさんがホークスの助監督になっていたのにはもっと驚かされた。(ファンの方には申し訳ない)
それでも最終巻らしく、最後はフルキャストの登場で、20年近いブランクがある私でも十分楽しめた。
夢は諦めてはならない。
己の夢を諦めていた私が、この時期にこの本を手にしたのも、何かの縁、いや神のお導きかも知れぬ。
少し元気になった。水島新司氏に感謝だ。
もう少しがんばろうかな。
- 20.12.9 コンタクト
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コンタクトレンズ。
家を出る前に、慥かに着けた。それは間違いない。
なのに、見えにくい。
事務所に着いて直ぐ確認した。
右目は入っていた。けど、左目は着いていなかった。
出勤途中で落としたか?普通ならあり得ない話だが、最近、空気が乾燥しているから、もしかして・・・。
過去には2回ほどコンタクトが風に飛ばされたことがあったしね。
一度は、ハニーと流星を観察していたとき。
絶対に見逃すまい、必ず願い事を言うぞと、目を大きく見開いていたら、疾風とともに消えていった。
もう一回は、ジェットコースターに乗っていたとき。
元来、あの手の乗り物は苦手な私。ディズニーランドだったかシーだったかは忘れたが、息子達と一緒だった。
怖くて怖くて目を瞑っていたのだが、目を開けた途端、片目だけ飛んで行ってしまったのだ。
コースターの停止後、しゃがみ込む私。その回りを息子達が取り囲む。
子どもが泣いていると思われたのだろう。「ボク!どうしましたか?」と係員が近寄ってきた。
「お目々が飛んでいったの!」と答えたら、係員は無言で去って行った。
困ったな〜。けど、まあ片目だけはまだ見えるしね。
なんとか授業を終えると、ハニーからメールが届いていた。
「洗面所のタオル掛けに乗っかっているレンズを発見。ただし、干からびて」とあった。
着けたつもりが、外れているのに気がつかなかったのか。ああ、情けない。
調べてみると、今のコンタクトレンズ。3年も使い続けていた。
そろそろ換え時よ!と、レンズが教えてくれたのかも知れぬ。
取りあえず、新しい物が届くまで(未だ注文もしていないが)、もうしばらくおつきあいしてもらおうか。
- 20.12.10 水素
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次世代のエネルギーは水素ガスになると、晩のニュース番組で報じていた。
成る程ね。これだと、CO2は出ないわな。
けど、水素を作成するために電気が要る。その電気を作る際にはやはりCO2は発生するよね。
完全に水素ガスだけに頼ることができるのは無理じゃないのかな。(よう分からんけどね〉
もちろん、技術は革新されていくのだろうが、私が生きている間には実現可能かは大いに謎だ。
私たちの生活に直結するのは、車かな。
ガソリン車はどんどん排除されていくのだろう。
将来的にはハイブリッド車すらなくなり、電気自動車や水素自動車ばかりになるのかな。
ワクワクするような未来が待っている。
しかし、それらの車は高い。とてもじゃないが手が出るような価格ではない。
どないせいちゅうねん。
昔のように、車は富裕層のシンボルに戻るのかな。
- 20.12.11 適湿
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今度は大丈夫だろう。
一抹の不安もあったが、就寝前にセットして、あっという間に眠りに落ちた。
先日購入した加湿器。
けして不良品だったわけではない。
ただ、職務に忠実というか、手加減をしないタイプだったらしく、ひたすら加湿をし続けた挙げ句、部屋中をビショビショにしてくれた。
悪い奴ではないのだろう。単に、融通が利かないだけなのだ。よくいるよね、そんな奴ってさ。
けど、役に立たないどころか、迷惑までかけるのならば、お引き取り願うしかあるまい。その方がお互いのためだ。
と言うことで、ニューフェースの登場となったのだ。
今度は無事だった。
このために、湿度調整機能付きのものを選んだのだからね。
少々手痛い出費となったが、これで安心だ。
え?要らなくなったのはどうするのかって?
事務所で使おうかな。ほぼ新品(数時間使用しただけ)だしね。
- 20.12.12 音のある風景
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我が家のCDコンポが壊れたのはいつだったのだろう。
ある日のこと。
「音楽でも聴こうか?」とハニーを誘うと、「ごめん。壊れているの」との返事に愕然とした。
それがいつだったのかは覚えていない。まして、いつから壊れていたのかも不明だ。
ハードディスクに録音できるタイプだったので、レンタルビデオ屋でCDを借りてきてはせっせとため込んでいたのだが・・・。
そう言えば、我が家は音楽なしの空間だった。
たまに、拓カさんやみゆきさんのCDをPCで聴くことはあったが、PCのスピーカーの音質なんてたかが知れている。
まあ、それでも満足できるくらいの私だから、オーディオマニアではないことは慥かだけどね。
通販のポイントがたまっていたので、ハニーに「何か欲しいものは無いか?」と尋ねると、数日後に「コンポが・・・」と遠慮がちに言われた。
自分の事ばかり考えていた自分が恥ずかしくなった。
早速注文。
高級品ではない(ポイントで購入できるくらいだからね)が、注文したコンポが昨日届いた。
帰宅すると、何か音が流れている。
「お!早速聴いてくれているのだな」と嬉しくなった。
けど、聞こえてきたのは「枝雀さんの落語」だった。
一瞬「なんでやね〜ん!」と思ったが、一緒に聴き、存分に笑わせてもらった。(やっぱ、枝雀さんは良いな〜)
ハニー!長い間、辛抱させてごめんね。
- 20.12.13 幸せな風景
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授業が17:00に終了する日が、(今年は)月に一度だけあるが、今日がその日だった。
いつもなら、その時間は友人達との逢瀬に充てるのだが、コロナ禍の昨今、「久しブリブリ」と、暢気に浮かれている場合ではない。
じゃ、ハニーの許へまっしぐら!ってか?
いやいや、調べ物があったので、天王寺の本屋に出かけた。
A屋がK屋に変わってから行くのは初めて。(え?何年前のことやね〜ん!てか?)
すっかり店舗も大きくなっており、迷子になるくらいだった。
ついでにとばかり、少し街を歩いてみた。
クリスマスも近い日曜となれば、例年ならばもっと人出も多いのだろうが、それほどの混雑は感じなかった。
それでも、家族連れや初々しいカップル(からかって声など掛けてはいないぞ)たちが、あちこちに見られた。
「いいな〜」思わずため息がこぼれる。
いつもならこの時間、私は生徒達と真剣に向かい合っている。
平日なら低学年の授業だが、土日は6年生。
叱責交じりの厳しい口調で、(偉そうに)問題を解説している(はず)。
生徒達だけではなく、私にとっても、緊張を余儀なくされるハードな時間だ。
なのに、何という事だろう。
同じ頃、街には幸せな時間が緩やかに流れていたのだ。
私の仕事が異常であることは、重々分かっている。
懸命にがんばっている生徒達の事を、不憫に思うことすらある。
それでも敢えてその想いは封印し、この子達の為にと必死になってきたのだ。
全ては、この子達の将来の幸せのためにとね。
しかし、今になって思うことがある。
私のやって来たことは、本当に正しかったのだろうか。
がんばり抜いた子と喜びをともにできる貴重な経験を、数多く重ねることができたことには感謝したい。
が、それとて私の自己満足に過ぎなかったのではないか。
「結果が全てではない。その途中でどれほど自分の精一杯を尽くせたかが、その人の値打ちを決める」
今でも私はそう信じている。
ただ、このことを共感できている生徒は果たして何人いるのだろう。
苦しい思いばかりさせられて!と恨んでいる者も少なからずいるはずだ。
「信じてついてこい!」と言い続けてきた私だが、誰もついてこない現実を目の当たりにし、信念が揺らぎつつあるのも事実だ。
それでも、最後の1人がいなくなるまでは、絶対に諦めないからね。
「往生際の悪い奴!」と、笑いたければ笑うが良いさ。
信じられる人だけ、信じてついてきて下さい!! - 20.12.14 我が家の風景
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我が家の風景と言えば、当然鍋だろう。
昨夜の鍋は「きりたんぽ鍋」。
「きりたんぽ」は、秋田の名産らしい。聞いたことはあったが、食したことはなかった。
と言うことで、初体験。
「え?お餅?」思わず叫ぶ私。
「ううん。お米らしいよ」と、ハニー。
なるほど、食感はお米だ。けど、お餅って元はお米だよね。
想像していた以上に美味だった。
私は幸せだ。そのことを十分感じられた。
(単純だろうけどさ。愛する者が側にいて、健康。しかも、美味しいものが食べられる。これ以上何を望む?!)
しかし、自分ばかりが幸せだと喜んではいられない。
幸せの責任は、果たさねばならないからね。
- 20.12.15 大失敗
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昨日のこと。本日の保護者会のために、作成した資料を点検していた。
入試日程を確認していると、「ラ・サール中が1月23日(土)」となっている。
「もう、だれやねん!こんなとんでもないミスをするのは」とぼやき、1月30日(土)と訂正する。
しかし、出願期間を確認すべく学校のHPを見ると・・・。
おかしい。試験日は1月23日(土)と記されていた。
一瞬にして、顔から血の気が引いていくのが分かった。
げ!間違っていたのは、私の方じゃないか。
えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!
宿も飛行機も、当然、30日(の試験)に合わせて予約してある。
急いで、キャンセル。(またもや、しっかりキャンセル料を取られた。今度は4000円も!)
改めて同じ宿を予約した。
もう!バカ!バカ!バカ!
まだ、気がついて良かったと喜ぶべきなのだろうか。
けど、こんな事ばかりしてるから、お金が貯まらないのだろうな〜。
資料の方は、なんとか終電までに完成。
コロナの影響で、中学入試にも変更点が多く見られた。
無事に終わることを願いたい。
- 20.12.16 年賀状
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ポストを見て驚いた。
投函口が「年賀状」と「年賀状以外」に分けられていた。
おお!もう、その時期なのか。
例年通りなのだろうが、それでもやはり、時の流れの早さには驚きを禁じ得ない。
だからというわけではないが、個人用の年賀状を少し作成した。
と言っても、まだ、実家の母とハニーのお母さんの分だけだが。
メインは卒業生達に送る500枚だ。
さて、いつ取りかかろうか?
- 20.12.17 寒波
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ようやく12月らしくなってきた。と、喜ぶべきなのだろうか。
いや、どう考えても寒すぎる。
スキーヤー達は喜んでいるらしいが、私たちにとって歓迎すべき状況ではない。
そう言いながらも、相変わらず、先ずはビール!の私で酒が・・・。
みなさんもどうぞご無事でね。
- 20.12.18 GoTo Trouble
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楽天トラベルからメールが届いた。
この度GoToトラベル事業について、2020年12月28日から2021年1月11日にご宿泊を伴うご旅行につきまして、GoToトラベルキャンペーンの対象外とする措置が実施されました。
え?どういうこと?
<予定通りご旅行をご検討中の方へ>
12月28日〜1月11日にご出発のご旅行に行かれる場合は、GoToトラベルキャンペーンの適用除外となります。
大変申し訳ございませんが、政府の方針をご理解賜り、現在のご予約につきましてはキャンセル頂けますよう、よろしくお願いいたします。
24日24時までにキャンセル頂ければ、キャンセル料は無料となります。
ご事情があって、どうしてもご移動が必要なお客様は、大変お手数ではございますが、改めてご予約下さいますよう、お願いいたします。
俄には理解できなかったので、電話で問い合わそうとしたが、全く通じない。
仕方が無いので、アホはアホなりに解釈してみた。
要するに「GoToトラベルキャンペーンはいったん中止する。だから、それに釣られて旅行しようと目論んでいたおバカさん達。残念でした〜!」と言うことなのね。
最初から「とんでもないこと考えるな〜。コロナまき散らして、抗体を持つ人を増やすのが目的か?」と訝しんではいた。
けど、安くなるなら有り難い、と飛びつきたくなるのは人情というもの。特に、富裕層でもない庶民にとって、半額はでかい。
その恩恵を預かった私が、文句を言うのもおかしいけどさ。
けど、予約の取り直しの労力や時間(終電に間に合わんかった)。新たな出費の1万円もさ。正直、痛いのよ。
私のような貧乏人は、上げるわ!と言われて受け取ったものを、今さら返して頂戴!と言われて納得できるほど、器が大きくないのよね。
私は今回は仕事だったけど、楽しみにしていた人だって多いはずだ。
つまりは、感染拡大が止まらない現状に恐れをなして、ようやく愚策を改めようと言うのだろう。
そりゃ理解は出来る。なんとかしないといけないのは慥かだし。
けどさ、余り国民をバカにしない方が良いと思う。
税金でのうのうと生きているバカ政治家ども。よ〜く、聞きやがれ!
高級店で会食を繰り返す。余程大切なお話があるのでしょうね。じゃあ、場所は何処でも良いんじゃないの?
営業自粛を呼び掛けたり、外出を控えよと言ってみたり、そのせいで生活できなくなっている人達のこと考えたことあるの?
そのうち、誰も言うこと聞かなくなるよ。あんたらが自分たちだけは特別な存在だなんて思っているとさ。
あ、もう手遅れか?
まあ1万円は痛いが、黙って損をする程、私も馬鹿でもない。
予約を取り直す際に、飛行機の便も変更したので、ハニーの実家に顔を出す時間が(小一時間だけだが)確保できた。
あとは、その便が(利用客が少ないからと勝手な都合で)欠航にならぬことを祈るばかりだ。
- 20.12.19 かきご飯
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ハニーは、時々新しい料理に挑戦し、私を喜ばせてくれる。
GoTo Troubleのバタバタで終電を逃し、ハニーにお迎え要請。
疲れ果てて帰った私を待っていたのは「かきご飯」だった。
「え?牡蠣ご飯?そんなの珍しくないじゃない」で酒か。
いやいや、ちがいま酒よ。牡蠣ではありません。柿で酒。ほら、果物の。
「あ〜、柿の葉寿司ね」
だから、ちがいま酒って!葉っぱじゃなくって、「柿の実ご飯」で酒よ。
ご飯に柿の果実を混ぜてあるのよ。
「げ!きっしょ〜!!」なんて、言わないの。
結構美味しいのね。これが。
ハニーは失敗作だと嘆いていたが、なんのなんの、堪能させていただきま酒たよ。
ご飯と言うよりはピラフに近い感覚だったかな。
果汁の甘さとベーコンの塩気。ミスマッチとは言い難い。微妙なアンバランスがわくわくさせてくれま酒。
みなさんも良かったらいかがで酒か?
- 20.12.20 プレゼント
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私は絶対にMだと思う。
お金がないといつもぼやいているクセに、買い物をすると嬉しくなるのだから。
敢えて病名を付けるとすれば(私は近年のこの傾向が嫌いだが)買い物依存症かな。
家族にそれぞれXmasプレゼントを贈った。
ただ、息子達にではない。(彼等は自分で稼ぐことができるのだからね)
ハニーの母と私の母へ。そして、もちろんハニーにもね。
何をプレゼントしたかは、内緒。
喜んで貰えると嬉しいな。
今後は倹約生活を余儀なくされる。
それは仕方ない。けど、まぁ良いでしょ。
- 20.12.21 ゴミ
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部屋が多少汚れていても余り気にならない。
しかし、目の中にゴミが漂っているとなると、話は別だ。
目が覚めると、左目に違和感が。
視野のすみに糸くずのようなゴミがチラチラと見える。
瞳の上に、何か付着したのか?
それなら、目薬をさして流せば大丈夫だろうと思ったが、邪魔者は消えてくれなかった。
飛蚊症?詳しくは知らぬが、そうだとするとやっかいだな。
父は晩年、この症状に悩まされていた。
痛みもないし、気にしなければ、特に問題は無いのかも知れない。
しかし、とにかく集中できない。ただでさえ、最近は注意力が低下しているというのにさ。
明日目覚めたら、元に戻っていた。というシナリオを想定しているのだが、甘いかな。
でも、病院に行くのは、いやだだな〜!
- 20.12.22 飛蚊症
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眩しい!太陽の光がこんなに眩しいなんて。
一夜明けても、症状は治まらなかった。
仕方が無い。眼科へ行こうか。
結構、病院は混んでいた。
しかし、意外なほど早く名前を呼ばれた。
で、何かと思えば、視力検査だという。
「こんなの必要ありません」と言うと、「そうですか」とあっさり言い分が通り、診察へ。
瞳孔を開く薬を点眼される。「目を瞑って待っていてくださいね」と言われ、一旦待合室へ。
10数分後、眼圧などを測定してもらい、再び診察。
「飛蚊症です」とはっきり言われた。
加齢によるものらしく、治療法はないそうだ。
「症状が悪化したらまた来て下さい」と言われた。
「いやじゃ!」の言葉は飲み込んだ。
が〜ん!鬱陶しいな〜。
外に出ると、やたら眩しい。
ああ、生きてるって素晴らしい。
感動だ!って、チャイまんがな。
そう言えば、瞳孔がどうのこうのって言われてたな。
思わずこけそうになった。
年を取るって、辛いことなのね。
- 20.12.23 「おもかげ」
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浅田次郎の小説「おもかげ」を読んだ。
最近、生と死に関するものばかり読んでいるような気がする。
定年を迎えた主人公(65歳)が送別会の帰り、地下鉄の中で倒れる。
そこから物語は始まる。
回想形式と言えるのだろうか、主人公の魂だけが蘇生し、過去と現在、または仮想現実の中を彷徨う。
主人公は孤児で、クリスマスの晩に見つけられた。
現在に至るまでの生き態が、関わり合った人達の思いを通じて語られるのだが、はっきり言って切ない。切な過ぎる。
私と大して変わらぬ年齢なのに、こうまで違うのか。
ちゃらんぽらんに生きてきた自分が情けない。
途中から、もしかして?と思い始め、予想通りの結末だったが、な〜んだと言う落胆はなかった。
大人の人(年齢ではなく、精神的な)にお勧めで酒。
- 20.12.24 欠航
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怖れていたことが現実に。
四国行きの便が欠航になった。
おそらく、GoToトラベルキャンペーンの停止に伴い、キャンセルする人が増えたのだろう。
便を減らして、他の便に振り分けさせる。そりゃ効率は良いかもしれない。
経営的な見地からすれば正しい判断なのだろう。けど、おかげで機内は超満員。思いっ切り密だ。
客のことなんて考えていないのではないか。
同級生の偉そうな奴らは言っていた。
「もうANAには乗らない」と。
私はそこまで言うつもりはない。そもそも、JALよりANAの方が何となくだが、好きだったしね。(少し安いからかな)
けれど、ちょうどの便がないのは困る。乗らないのではなく、乗れないのだから。
客の都合を考えず、ただ運べば良いって思っているなら、そりゃ間違いで酒よと、言いたくもなる。
ということで、20年以上ぶりになるが、JALを予約した。
JALさん。あなたまで欠航にはしないでね。
- 20.12.25 サンタさん
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ねえ、サンタさん。どうして、ボキュが欲しいものが分かったの?
我が家にも、サンタがやって来た。
「え、どうして?」と、驚く私。
「そりゃ、君が良い子にしていたからだよ」
「あじがとう!でも、もうボキュ60歳だよ」
「フォフォフォ。年は関係ないのじゃよ。それに、君の精神年齢は10歳以下だしね」
「わ〜い!わ〜い!体は老人。でも頭脳は子ども!逆コナンだね」と、無邪気に喜んでいて良いのだろうか。
プレゼントはマフラーだった。
素敵な色だ。肌触りも良い。
サンタさん!ありがとう!!
- 20.12.26 年賀状
-
年賀状を作成した。
いや、正確に言えば、作成してもらった。
誰にかって?もちろんハニーにだ。私を助けてくれるのは彼女しかいない。
住所録変更、そして印刷。私は授業があったので、それらのすべてをハニーに任せた。
5〜6時間かかっただろうか。ようやく500枚が完成した。
(添え書きは明日以降だ)
腹ぺこの2人。
食事に出ようかと思ったら、時短要請の影響だろう。
近所の店はすべて閉まっていた。
仕方なしに、スーパーで惣菜を買い込んで帰宅。
しかし、疲れ果てていた私は、食べきれずにダウン。
倒れるように眠りについた。
しばらくは、こんな毎日が続く。
- 20.12.27 皹
-
「皹」 読めま酒か。
「皸」とも書くらしいで酒ね。
正解は、「あかぎれ」で酒た。
講習会になると、手洗いの頻度が上がる。
授業の合間ごとに手を洗うから、1日に最低でも10回は手を洗うことになる。
それ自体、不思議でもなんともないのだが、問題は私が手をよく拭かないことだ。
早くも「あかぎれ」ができてしまった。
少し痛いし、少し痒い。
自業自得ではあるが、困ったもんだ。
けど、今どきの子ども達は、「あかぎれ」なんて知らないのだろうな〜。
- 20.12.28 ダッシュ
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やばい!朝一のオープンに間に合わない。
駅までの道を必死の形相で駆け下りていくカッパちゃん。
絶賛成長中の私。最近また体重が増え、体がとても重い。
なんとか間に合った。
しかし、息も絶え絶え。さらにマスクをしているから、この上なく息苦しい。
汗も噴き出してくる。
結局、鶴橋に着くまで、汗は引かなかった。
教室に着いて、既に3時間近く経つが、今度は体が冷えて寒気がする。
こんな事していたらダメだ。体を壊してしまう。
明日からは、もっと余裕のある行動をしよう。
え?そんなこと分かりきっているはずなのに、どうしてで酒か?ってかい?
だってさ〜、今日はポンポンが痛かったんだも〜ん。
- 20.12.29 声
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声を聞いただけで、その人の表情や仕草、さらには思い出まで蘇る。
誰だって、そのような大切な人がいるだろう。
卒業生の保護者数人に電話をかけた。
年明けの激励会に来てもらう生徒達への連絡のためだ。
久し振りに、彼女たちの声を聞いて、正直、涙が出そうになった。
懐かしさからではない。生徒達が卒業してから、まだ1年も経っていないのだから。
それでも、蘇ったのだ。当時交わした他愛もないやり取りだけでなく、生徒達の顔まで、鮮明にね。
私は恵まれている。
こんなに多くの人と繋がっていたのだ。
そして何より、私の今があるのは、その方々に支えてもらったおかげ。
なんと、素敵なことだろう。
いくら感謝してもしきれない。
ただ、どれだけ会いたと願っても会えない人もいる。
それでも、その人達の声は脳裏に焼き付いている。
現世には存在しなくても、記憶の中では生き続けている人達。
今宵は、そんな人達との思い出に浸りながら、しばし酔ってみようかな。
- 20.12.30 ヤンクミ
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ヤンクミが帰ってきた。
ごくせん第2シリーズが、再放送されているではないか。
しかも4夜連続で。
第1シリーズの再放送は一話だけだったのに、なんという大盤振る舞いだ。
昨日はその第3夜だったようだ。知らなかった。無念じゃ。
それでも、ハニーが録画してくれたおかげで、途中からだが、見ることができた。
良いな〜!やっぱり、ヤンクミ最高!
え?私って、異常なのかな?
途中から泣き出した私を、ハニーは不思議そうに眺めていた。
取りあえずは、正月の楽しみ(息子達は帰ってこないし、母のところにも集まらない)ができたことを喜んでおこう。
- 20.12.31 投函
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間に合った!と言うのは、あまりにおこがましいが・・・。
昨夜23:20。寺田町駅前のポストに年賀状を投函完了。
今回で最後になるかも知れないからと、全員に添え書きをしようと思っていたが、ごめんなさい。
半数も書けなかった。
しかも、ほんの一言を添えるのが精一杯。
こんなことなら、さっさと投函しておけば良かったかな。
卒業生の皆さん。
年賀状は元旦には届きません。絶対にね。
悪しからず。