- 20.10.1 名月
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今日は中秋の名月。
幸い、好天に恵まれ、空には美しい月が輝いていた。
過去に写真に収めようと試みたこともあるが、私の腕とコンパクトカメラの性能とのどちらが原因かは分からねど、悉く失敗している。
それ故、今宵はチャレンジすらしなかった。
澄んだ空に美しい月。
記憶に留めておこう。
私の心は晴れぬけど。
- 20.10.2 天に唾する
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「トランプ大統領、コロナ陽性」のニュースを知り、真っ先に浮かんだ言葉がこれだ。
『天に唾する』
私は、この言葉の意味を自業自得と解釈していた。
ただ、ネットで確認すると(ネットが正しいと思いこむのは妄信だが)
「人に害を与えようとして、かえって自分に災いを招くことのたとえ。天を仰いでつばきする。天につばする」というものと、
「自分より上位に立つような存在を、冒し汚すような行為をすること」との2つがあった。
後者は、正直意外な解釈だったが、そう思っておられる方も多いようだ。(全体って何が全体か分からぬが、全体の2割らしい)
どちらが正しいのかは分からないし、私の意見を押しつけるつもりもない。
ただ思うのは、絶対に正しいと思っているのは自分だけで、100人いれば100通りの解釈もあり得るという事。
100%はないのだと、改めて思った。
その意味では、トランプさんに初めて感謝かな。
- 20.10.3 迷い
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決断が下せないのは、未練があるからか。
そろそろ決めなければならないのだけど。
- 20.10.4 親友
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小学校時代。私が親友だと信じて疑わなかったのはN君。
2年生の頃、転校してきて、それ以来の仲良しだった。
一緒に銭亀を飼ったこともある。(そのカメは私が踏みつけて昇天させてしまったが)
同じ塾に通い、同じ中学校を受験したが、彼は1点差で不合格。
私は自分の合格の喜びより、彼の不合格が悲しかった。
通う学校は違ったが、交流はしばらく続いた。文通もしていたっけ。(キッショ〜)
彼の高校の文化祭にも、のこのこと出かけた。
同じ女性を好きになり、私はふられたが、彼はその子としばらく交際していたのではなかっただろうか。
最初の塾のアルバイトは、彼に紹介してもらった。
しかし、20歳を過ぎた頃から、バッタリと音信が途絶えた。
縁があればまた会えるだろうと、敢えて探しもしなかったのだが・・・。
以来、40年も時が経ってしまった。
その彼が、今朝の夢に出てきた。
夢の中の2人は若かった。
車の運転がどうのこうのといっていたから、成人にはなっていたのだろうが、還暦過ぎたジジイではない。
とりとめの無い夢だったと思う。交わした言葉も殆ど無い。
ただ、ひたすら懐かしかった。
何かの暗示なのだろうか。
今どこにいるのかも分からぬが、元気でいてくれることを願う。
まあ、縁があれば、その内会えるだろう。
- 20.10.5 パフォーマンス
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私は、パフォーマンスが苦手だ。
パフォーマンスと言う言葉には色々な意味があるが、ここで言いたいのは、所謂「人目を引くためにする行為」のこと。
派手な自己アピール。狭義では、ガッツポーズなども含まれるかも知れない。
トランプ大統領の今回の行動は、全く納得できない。
コロナウイルスに感染してしまったこと自体は仕方ない面もあるだろうが、それにしても、感染を軽視し、防止対策を怠ってきたからだと言われてしかるべきではないだろうか。
なのに、陽性が判明した後も、全く悪びれる様子はなく、自分は大丈夫だとアピールを繰り返す。
彼の周辺では感染が拡大しているにもかかわらずだ。
迷惑極まりない男。だけど誰も注意できない。まるで裸の王様ではないか。
トップに立つ者。ある程度のパフォーマンスは必要だろう。人心を掌握するためにはね。
けど、度を過ぎると、滑稽を通り越して哀れだ。
人間たるもの、もっと謙虚であるべきではないのだろうか。
え?そう言うお前はどうなんだ?ってかい?
はい、謙虚に生きておりま酒よ。精一杯にね。
- 20.10.6 涼し〜!
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最近は、「涼し〜!」と言うより、「寒〜!」と思うことすらある。
なんせ、授業中は換気のため窓を開けているものね。授業は(平日なら)当然日没後だしさ。
けど、教室内はまだマシ。寒けりゃ、窓を(一時的に)閉めれば良いのだしね。
調整に困るのは、むしろ家庭での温度調整。
今週のHOメールにこんな事を書いた。
帰りの電車は窓が開いていることもあり、少し寒い。駅に着いたら、なお寒い。
ホント、困っちゃいま酒ね。
ところが、家まで歩いているうちに次第に汗ばんでくる。(お家は坂の上なのよ)
家に着いたら、すぐ服を脱ぎ、まあ大抵そのままお風呂かな。
風呂上がりは暑い。けど、真夏じゃないのだから、いつまでも裸ではいられない。
直ぐに体は冷えるから、パジャマを着ないと風邪引くわね。
それから食事です。早く帰れた日は当然お鍋。あっという間に汗だくになります。
鍋でない日も、辛いものが好きな私は、大抵、汗をかきながら呑んでいます。
食事が終わったら、即、就寝。(え、そんな生活してたら太るってかい?はい、もう手遅れなくらい、ブヨブヨの体です。ちゃいますがな。今は太る太らないの話じゃなくて、暑さ寒さのお話なのよ)
暑いから、しばらくタイマーをかけて冷房をつけておりますが、直に寒くなりますよね。けど、もう私は既に意識がない。夜中に目覚めた時は、大体「さむ〜!」って言ってるね。
皆様もどうぞお気をつけて!
困ったと言えばもう一つ。
今日は、下着を前後ろに穿いており、大変難儀した。
嗚呼、下らない。何てしょーもない日記だろう。
- 20.10.7 長袖
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と言うことで(意味不明の方は↑をご覧下さい)、今日から長袖。
午前中は良い天気だったので、教室から上本町まで散歩したら、ちょっと暑かった。
まあ、半袖に戻ることはないだろうし、じきに長袖でよかったと思うでしょう。
- 20.10.8 実話
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先日のこと。
帰宅し、たまたまついていたTVを見ると、元スマップの中居正広と鶴瓶が映っていた。
2人とも嫌いではないのだが、(私の勝手な思い込みに過ぎないのだが)鶴瓶の話にはウソが多い。
どうせ、また適当なことを言っているのだろうと、見るとはなしに眺めていたところ、
「始球式でプロポーズ」と言う話の再現フィルムだった。
途中から見たので、詳しいことは分からない。
ただ、彼女はがんと闘病中で、自分が彼の負担になるのが辛くて、別れたいと訴えたこともあるが、自分の無力を嘆きながらも、彼は彼女を支え続けた。らしい。
その2人が野球観戦に出かけたとき、サプライズは起きる。
始球式のピッチャーとして彼が選ばれたのだが、マウンドに上がる前に彼は驚くべき事実をスタジアムの観客の前で告白する。
ストライクを投げることができたら、彼女にプロポーズしようと思っていること。そして、彼女が闘病中であることを。
実は、彼は始球式のピッチャーを公募する企画に秘かに応募しており、この日のために練習もしていたのだ。
さて、その結果は・・・。
ストライク投球ではなかったが、バッターが空振りをしてくれ、第一関門は突破。
そして、プロポーズも受け容れてもらえ、嬉しそうな2人の笑顔で映像は終わった。
「よくできた(作り)話やな〜」と、見ていた私。
次の瞬間、画面に目が釘付け、そして己の浅はかさを嘆くことになる。
「当時の画像です」という、テロップと共に先ほどまでとは違う2人が映っていたのだ。
球場での2人。そして結婚式での2人。
「え?これって実話なの!」と叫ぶ私。
「そうよ。この番組は実話をもとに構成されているのよ」とハニー。
番組はまだ続いた。
あれから5年というナレーションと共に、本人(彼)が登場した。
「奥さん元気なのかな〜」とハニーと話していたのだが、何と言うことだろう。
彼女は、結婚したその年に、亡くなっていたのだ。
いきなり涙があふれ出した。(今、これを書いている間も涙が止まらない)
彼女の遺言(正式な遺言ではないが、スマホに残されていたメモ)に従い、彼は今も彼女と共に行動しているらしい。
素敵な話だった。
涙のせいで、何を食べたか、何を呑んだか、何も覚えていないが(え、それはあんたがボケているだけでしょ!ってかい)、生きていることの有り難さを改めて感じた。
「ザ!世界仰天ニュース」
ご覧になった方もいらっしゃるのではないだろうか。
鶴瓶のことも(少し)見直したぞ。
- 20.10.9 寒〜!
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何という気温の変化だ。
数日前までは、「涼しくなったね」が挨拶代わりだったのに、もう「寒くなったね」と言わねばならない。
昨日など、何度「寒〜!」と呟いたことか。
台風接近で雨も降り続いているし、とにかくうすら寒い。
明け方、足が攣ったのも寒さのせいかな。
数日は続くようなので、用心しなければ。
- 20.10.10 体育の日
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『10月10日は体育の日』
昔はそうだったのにな〜。
「東京オリンピックの開会式をいつにしよう?」
「どうせなら、晴れの日が良いな」
「じゃ」
と言うことで、統計から「この日は晴れ!」を割り出し、見事に快晴となったらしい。
らしいというのは、私当時4歳。全く記憶にごじゃりません。
その折角の記念日。
それが、ハッピーマンデー(つくづく愚かな制度だと私は今でも確信している)のおかげで、10月の第2月曜日になったのは20年ほど前。
今年はさらに予定されていたオリンピックの開会式を振り替えたものだから、何と今年は『体育の日』はなしに。おかげで10月の休日はなくなったのだ。
私ごときが異を唱えても仕方ないが、「何かな〜」って感じ。
さて、来年はどうなるのだろう。
こんな状況でも、オリンピックは開かれるのかな?
- 20.10.11 末期症状
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まずい!ひじょ〜にまずい!
心のバランスが崩れている。
生徒の笑い声にさえ苛立ちを覚えるなんて、初めてのことだ。
みゆきさんの歌にもある。「怜子」だったかな。
「ひとの不幸を祈るようにだけはなりたくないと願ってきたが〜」
まずい!ひじょ〜にまずい!
こんな時は、多くを語らず、さっさと寝るに限るのだが・・・。
生憎、今日は月に一度の9時間授業の日。
言葉を発さないわけにはいかないからな〜。
- 20.10.12 ショック
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GoToトラベルの割り引き額が引き下げられるという。
突然のニュースに驚いた。
そんな、アホな!
来年1月は、現地受験の応援に2回出かける予定。
折角、安く行けると喜んでいたのに。
四国の方は、予約済み。
九州の方は、どの宿にしようか迷っていたのがいけなかった。
あわてて楽天トラベルで予約したが、クーポンの対象にはならず。
念のためにと、Yhooトラベルで同じ宿を調べて見ると・・・。
あれれ?クーポン対象になっているではないか。
それなら、1万円近く安く行ける。
通用するかどうかは分からねど、取りあえずそちらも予約し、楽天はキャンセル。
その間10分ほどだったのだが、しっかりキャンセル料は取られてしまった。とほほ。
まあ、恩恵を受けておいて文句を言ってはバチが当たるが、政府のやっていることはどうもチグハグな気がする。
早いもん勝ちとか、知らん方が悪いとか。ね。
- 20.10.13 都構想
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どうにも納得できないので酒よ。
え?何がって?
えーとね。都構想で酒よ。
と言っても、私には投票権はないので酒が・・・。
5年前に一度、反対多数で取り下げられたわけでしょ。
どうして、それがもう一度になるわけ?
もしもまた否決されたら、またやるの?
それじゃ、言う事聞いてくれるまで手足をバタバタさせている駄々っ子と一緒じゃない。
内容の是非を言っているのではありませんよ。
やり方が潔くないと思うので酒。
え?橋下徹が潔く引退したじゃないで酒かって?
え〜!あの人、全然潔くないですよ。
近いうちにまた、政界に復帰しま酒よ。きっとね。いや、2万%ね。
- 20.10.14 選者
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ノーベル賞やイグノーベル賞、芥川賞や直木賞等の文学賞、果ては、欽ちゃんの仮装大賞に至るまで、世の中にはいろんな賞がある。
けれど、そのような賞が話題に上る度に疑問に思うことがある。
受賞者を選ぶ人(いわゆる選考委員)は一体どんな人達なのだろう?ってね。
加えて、選考基準は一体何なのだろう?とも。
スポーツ分野なら、例えば沢村賞などでは色々な項目で基準が定められているらしいが、所詮は人が人を選ぶのだ。
明確な基準があるようでも、全く私情を挟まないなんてことはあるのだろうか。
選者はもちろんその道のエキスパートなのだろう。
しかし、それとて絶対的存在ではないはず。
思想的にも偏りがなく、完全に公平無私の人間なんているのだろうか。
ま、私が何かの賞に選ばれるなんて事は絶対にないから、要らんお世話なんで酒けどね。
- 20.10.15 入試会場
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関西の中学入試は1月。(大昔は3月だったのにな〜)
時期を同じくして、大学入試のセンター試験も行われる。いや、来年からは共通テストに変わったんだっけ。
寒い時期に行われるため、受験生は体調管理が何よりも大切。
ただでさえインフルエンザや風邪が流行る時期なのに、今年はコロナまで心配しなければならない。
受験生も大変だが、試験を行う方も大変だ。
従来のように密室状態で行うわけにもいかないため、場所の確保はもとより、配置する人員も今まで以上に必要となる。
加えて、体調不良を訴える者が出た場合の対応。
いや、それ以前に、受験生の感染の有無をどう判断するかだ。
学校の先生にお目にかかる度に当日の対応について尋ねてきたが、各学校まちまちだった。
検温、健康調査書の提出を受験の条件としている学校もあるが、全員が正直に従うとは限らない。
感染の疑いのある者は入室させず、別の日に追加入試を行うとしている学校もあった。
しかし、多くの学校は検討中との返事。つまり、早い話が他校の出方を探っているのだ。
そんな折、大学入試センターの方が対応を発表した。
正直驚いた。
検温は無し。チェックは自己申告のみと言うではないか。
果たしてどうだろう。性善説に立っての判断なのだろうが、とんでもないことが起こるような気がしてならない。
体調が悪くても、少しくらいなら大丈夫と、自己中心的な行動に出るものは必ずいるだろう。
いくら、勝負は時の運、運も実力のうちと分かっていても、我が事になれば潔くあきらめるのは難しいだろう。
ただでさえ、身勝手な人間があふれかえっている今の世の中。さらに言わせてもらえば、特に受験生は自分の事しか考えていない。
(受験を他との競争、他人に勝つことが全てだと、吹き込んでいる愚かな教育関係者もいることだしね)
発表された以上、それに従うしかないのだろうが、無事を祈るばかりだ。
しかし、私が畏れるのは、今回の発表を公認基準と解釈し、お墨付きが出たとばかりに、各中学校が真似をすることだ。
右に倣えで済ませるのはなく、受験生の立場から考えて、最善の策を取って頂きたい。
私の声など届かぬだろうが、良識ある判断をどうかお願いしたい。
- 20.10.16 熟睡
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「秋夜長 ひたすら眠り 続けるカッパ」
いや〜、よく寝た。
8時間は眠った。途中で目覚めることもなく。
余程、疲れていたのだろう。
昨日は、事務所滞在14時間超。帰宅時、酔ってもいないのに足がふらついているのが、自分でも分かった。
それほどハードな日々ではなかったはずなのに、疲れがたまりやすくなってきたのかな。
しかし、ぐっすり眠ったおかげで、元気になった。
ここ数日の無気力状態とは、まるで別人。
さあ、完全復活目指して、今日も寝るぞ。
- 20.10.17 混雑
プレテストの応援。未だかつて行ったことはなかったが、少々思うところがあり、出かけてみた。
目的は2つあった。
1つは純粋に生徒の応援。
今年の生徒達は例年以上に未完成。問題も読み切れなければ、ミスも多い。
少しでも平常心で臨んでもらえたらというお節介からなのだが、正直、不安が勝って、居ても立ってもいられなくなったのだ。
応援に行くなんて言っていなかったし、生徒達は驚いた様子だったが、まあ気休め程度にはなったかな。
もう1つは、入試会場の様子を確認すること。
コロナ禍の中、学校側はどんな対策を立てているのか。また、受験生及び保護者はそれに対応できているか。
それらを確かめたかったのだ。
開始1時間前に到着したため、様子はほぼ観察することができた。
学校側は、入り口ではアルコール消毒、そして受験生に健康確認調査票なるものの提出を求めていた。
最初は人も疎らで、大した混乱もなく、受験生達は順調に会場に入っていった。
しかし、中には健康確認調査票を忘れている者もチラホラ。まあ、その場で記入すればOKだったようなので、忘れたからと言ってパニックに陥っている者はいなかった。
けど、これってそんなに意味ないような気もするのだけど。
次第に混み始め、雨も強くなってきたし、開始20分前は会場入り口は完全に密状態。
健康確認調査票を忘れた者のための行列までできはじめた。
う〜ん、この状態はけして良いとは言えない。
大いに改善の必要有りで酒ね。
生徒達とも会えたし、一応の目的は果たせた。
ところで、テストの方はどうだったのだろう。
幸運を祈るばかりだ。
- 20.10.18 冬支度
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昨日は寒かった。
そぼ降る雨の中、外も冷えたが、教室の中も寒かった。
Yシャツ1枚では震えが来るので、空き時間は上着を着込んで仕事をしていた。
と言うわけで、今日からカーディガンを着ている。
昨日ほどの冷え込みでないこともあるのだろうが、快適だ。
コートは未だ早いけど、そろそろ冬支度も必要なのかな。
自宅はさらに快適で酒よ。
蒲団は羽毛布団だし、何よりハニーの愛で暖かい。
お鍋も美味しい季節だしね。
- 20.10.19 取り壊し
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自宅の近所には、屋敷のような大きな家が多い。
最近、その中の1軒が取り壊されている。
ずっと空き家の状態だったようで、この街に住んで20年以上になるが、その家の住人には一度も会ったことがない。
それ故、人に対して特別な感情は湧かないのだが、次第に原型を失っていく姿を目の当たりにすると、何故か悲しくなってしまう。
壊されて、無くなってしまうものに、自分の姿を重ね合わせているのかも知れない。
これも年齢のせいなのか。
- 20.10.20 応援禁止
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とある中学校から、衝撃の連絡。
「入試会場への引率、来場を控えるように」とのことだった。
塾関係者だけではなく、保護者も、学校敷地内には入れない。
保護者控え室も設置しないという。
もちろんコロナ禍の影響が理由だが、少々困ったことになった。
奈良や大阪の入試なら、保護者の控え室がなくても、生徒を見送った後帰ればよいだけなのだが、実はその学校は四国にある。
受験生がいる場合は必ず応援に出かけていたが、応援禁止となった以上、行っても仕方ないのではないかと思うのだ。
まあ、それでも恐らく行くだろうけどね。
でも、どこで待てば良いのだ。
え?帰ってくれば良いじゃない。ってか?
帰りの飛行機も予約済みで、変更するには、一度キャンセルして一から申し込みし直さなければならないのよ。
キャンセル料もかかるしさ。調べたら予約した行きの便は、既に売り切れだったしね。
朝から温泉にでも浸かってこようかな。
まあ、個人的な事情はさて置き、今回の学校の措置は賢明だと思う。
むしろ、英断だと言っても良いだろう。
本来、試験は一人で臨むもの。自分との闘いだしね。
けど、大手塾の過剰な応援(と言うよりは他への威圧行為)から少しでも護ってあげられればという防衛的な意味合いもあり、私は応援に行っていた。
しかし、大手の勢力争いが年々どんどんエスカレートしている事は慥かだ。
これを機に、「一切の応援禁止」と、全ての学校が打ち出したら、スッキリするのにな。とも思う。
あれ、九州の方はどうなるのかな?
ま、どちらにせよ、従うしかないのだけどね。
- 20.10.21 ブタ
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久し振りの散髪。
ここ数日、少々忙しくしており、午前中は自宅で仕事。ようやく時間がとれた。
鏡を見て落ち込んだ。
いやね、気付いてはいたのだが、敢えて気付かないフリをしていたのだ。
私は太った。確実に。
顎の辺りの肉がだぶついている。
散髪屋の大きな鏡の前では、誤魔化しようがない。
否応なしに現実を突きつけられた。
体重計の数値も連日、新記録更新中。
いかん、なんとかせねば。
ハゲでジジイでブタ。このトリプルは避けたい。
怪しげなサプリには手を出すまいと思っていたが、事ここに至っては悠長なことは言っていられない。
取りあえず、チャコールダイエットから始めてみることに。
幸運を祈っておくれ。
- 20.10.22 弱いくせに
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私は『辛いもの好き』。
辛い(つらい)じゃないよ。辛い(からい)だよ。
ダイエットを決心し、できる限り食べる量を減らそうと誓いを立てたのだが、全く実行できずにいる。
今日こそは、昼飯を抜くぞ!と14:00までがまんしたが、銀行に行ったついでに、ふと目に留まったとある店。
チキン南蛮カレーの幟が立っている。
「いつできたんのだろう?」と眺めていると、店の戸が開き、店員が「どうぞ〜」と招いてくれた。
「そこまでしてもらって素通りもできまい」と、昼抜きの誓いは一瞬にしてどこかに消え去った。
食券販売機が入り口にある。チェーン店のようだ。
取りあえず、「当店一番人気」とあった、チキン南蛮カレーに決めた。
食券を受け取るのも、調理をしてくれるのも、先ほどドアをあけてくれた店員さんだった。
「え、ワンオペ?これでやっていけるとは、流行っていないの?」と、店の選択を誤ったかと一抹の不安が頭をよぎる。
待つこと2〜3分。
届いたのは、1つの皿にサラダまで盛られたカレー。量は少な目だ。
鶏の唐揚げは5つも付いていた。
美味かったで酒よ。
けど、辛かった。
途中から上着を脱いで、汗をふきふき格闘した。
今、これを書いている間も思い出して、汗が出ている。(変な体質でしょ)
ごちそうさまで酒た。
安い値段ではないが、また行っても良いかな?と言うレベル。今度は大盛りにしようかな。(おいおい!ダイエットは何処行った?)
お店は、今年の1月末にオープンしたようで酒。
それにしても、なんとかならんか。
この『弱いくせに辛い物好き』の体質。
- 20.10.23 ライブビューイング
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とある学校の説明会。
毎年伺っているが、今年は少し様子が変わっていた。
先ず、入り口で検温。密を避けるために、会場を2つに分け、席は離れて座るように指示があった。
例年通り、私は最前列に座らせてもらったが、私の会場では校長先生が初めに話されただけで、説明は別会場で行われたものを映像で見るようになっていた。
これを「ライブビューイング」と言うらしい。
初めての体験だったが、とりたてて違和感は覚えなかった。
驚きの新事実。
1.試験当日は検温を行い、異常が認められた者は受験することができない。(大混乱が予想されるのではと尋ねたが、「そんなことはありません」ときっぱり否定された)
ただし、その者達には2週間後に、追試験を行う。
2.保護者控え室は設置する。
3.大手塾の試験直前パフォーマンスは、遠慮してもらう。(果たして、奴らが素直に従うかは大いに謎だが、とても良いことだと思う)
授業があるため、途中で退出させてもらったが、この学校は素晴らしい学校だと改めて思った。
え?何処の学校で酒かって。ふふふ、ヒミツだよ。けど、分かるでしょ。
来年は、ご縁が頂けることを願いたい。
- 20.10.24 連休??
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年明けの仕事始めを1/12にする案が、政府から出されたらしい。
コロナの感染拡大を防ぐための混雑緩和策のようだが、思わず笑ってしまった。
どうしてこんな事まで指図してくるのだ?
各企業が独自に判断すれば良いのではないか。
11連休?そんなに休んでも大丈夫な会社なんてあるんかいな。
あるとすれば、きっと大企業だわな。
多くの中小企業、及び個人事業主達は、ただでさえ青息吐息の状態だというのに、まるで世間の実情がわかっていない。
西村大臣。中高の後輩に当たるし、結構高く評価してきたが、見損なった。全然ダメ。所詮はボンボンか。
おまけに、教育現場のことなどこれっぽっちも考えていないではないか。
春の休校要請のおかげで、多くの学校は夏休みを大幅に短縮し、授業の遅れを取り戻そうとした。
ようやく追いついてきたというのに、何でまた?
大学入試を直前に控えて、補習などを行う予定にしている学校だって多いはず。
一体、何考えてるんだろうね、お偉い人達はさ。
もちろん、今回の提言に強制力など無いのだろうから、従わなければよいだけの話だけどね。
- 20.10.25 告白
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長い間、一人で悩み続けていたことがある。
ハニーは薄々気がついていたようだが、改めて聞き糾すような女じゃない。
それに甘え、ゴマカシ続けていた私。
しかし、今宵、とうとう打ち明けてしまった。
黙り続ける(騙し続ける)重圧に耐えかねたのか。
私の告白に、少し動揺を見せたハニー。
けど、次の瞬間、ハニーはきっぱりと言った。
「つまんないね」と。
私の眼をしっかり見ての言葉だったので、今度は私が動揺する。
言葉を失っている私に、ハニーは続けた。
「悲しいよ」と。
正直、「おかげで目が覚めた」とまでは言えない。
けど、取りあえず最悪の選択肢は削除することができたかな。
ありがとう、ハニー。
もう少し考えてみるわ。
- 20.10.26 フリーズ
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HOPES通信には「準備が大切。備えよう!」なんてことを書いておきながら、本日使用する教材を作っていなかった私。
改訂版ではなく、全くの新規教材だったが、せいぜい2時間もあればできるだろうと、高を括っていたのがいけなかった。
こんな時に限って、パソコンの調子が悪い。
フリーズをくり返し、おかげでちっとも作業が進まない。何回、再起動をかけたことか。
なんとか間に合ったが、久し振りに焦ったわ。
準備不足、危機管理能力の欠如と言われても仕方ない。
慥かに、最近、PCの調子が今一つのことが多かったのだが、今のところ買い換えるつもりは無い。
そもそも、そんな余裕は全くないしね。
- 20.10.27 不在
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しばらく旅に出ま酒。
探さないで下さいね。
- 20.10.30 現実
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3日も旅をしたのは何年ぶりか。昨夜、日の変わる直前に帰宅したときは、正直クタクタだった。
いろいろと考えさせられる旅だった。
ボチボチ振り返りながら、日記の中でも再現していきたい。
けど、先ずは、現実復帰だ。
しかし、ゆったりした時間に狎れてしまったのか、何もしないうちに時間ばかりが流れていく。
いかん。いかん。
いささか変な形態だが、不在の間の記事はまた後日。
- 20.10.28 日光
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旅にアクシデントはつきものだが・・・。
初めての日光。睡眠時間2時間の早朝出発も何のその。心が弾んでいるから眠くない。
羽田に着いたのは9:25。あ、羽田は初めてだった。
途中、上野恩賜公園(桜が咲いていたのには驚いた)で西郷さんに挨拶してから昼食。不忍池は何もなかった。
日光着は予定通りの13:18。
宿には迎えを頼んでいた。ところが、それらしい人は見当たらない。
10分待って電話をするが通じない。さらに10分。やっと通じたと思えば、今から迎えに上がりますとのこと。
いきなり30分のロスだ。
たかが30分と思えば良いのかも知れないが、短時間であちこち見て回るつもりでいただけに、落胆は大きかった。
なんせ、殆どの所は入館時刻が16:30最終になっているのだからさ。
輪王寺→東照宮→日光二荒山神社と急いで回る。
ここで、恐るべし日光商法の術中に嵌まってしまった私たち。
チケットを購入し、中に入ろうとすると、「特別に(無料で)ガイドいたします」とお坊さん。
当然、それならばと、待つわね。十数人が集まった所で、ミニツアーの始まり。
説明は興味深く、話も面白かったのだが、ここでお守り類の販売が始まるのだ。
「当地限定」とか「今年は特別」とかの巧みな言葉に乗せられて、次々とゲットする信じやすい純情な2人。
気がつけば、最初の輪王寺だけで既に1万円以上使っていた。
流石に、次の場所では自重したが、それでも欲しくなってしまう私たち。(1つだけにしたよ)おバカで酒ね〜。
しかし、このツアー。もの凄い密状態。マスクなしの人もいたし、ちょっと怖くなった。東照宮はしっかり見て回った。(写真も撮ったが、有名なものばかりだから、それを今さらUPしてもね)
噂に違わず、豪華絢爛。極彩色の陽明門や三猿や眠り猫など(やや期待外れな感もあったが)十分堪能できた。
面白かったのは、二荒山神社。
何でもパワースポットらしく、あちこちに仕掛けがあった。(輪投げもしたぞ)
神木(樹齢なんと700年)や水(知恵の水・酒の泉・若水)、恋愛七福神なんてのもあったぞ。
写真は、その中の一つ。可愛いでしょ!けど、開運だったか、金運だったか、それすら忘れてしまうレベルだから、ご縁は頂けそうもないかな。
宿に戻った時は真っ暗だった。
風呂に入って食事。すると、仲居さんが「何でも呑んでください」と言うではないか。
お迎えの不手際のお詫びだと言う。
そりゃ、その時は腹が立っていたが、いつまでも引きずっているわけはない。
けど、断るのも大人げないので、ビールを1本だけ頂いた。
長時間移動のせいだろう。いつの間にか、眠りに落ちていた。
- 20.10.29 紅葉
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2日目はドライブだ。
定番のコースだろうが、華厳の滝を見て中禅寺湖まで。時間に余裕があれば湖のクルージングもしたいなどと目論んでいた。
レンタカーを借り、いざ出発。
お!ヤリスじゃないか。ちょっと関心があった車なのでラッキー!
ただ、レンタカー屋さんで、繰り返し言われたことが気になっていた。
「渋滞、思っていらっしゃる以上にすごいと思いますよ。くれぐれも時間に余裕を持って」とね。
「わかりました」と返事をするも、平日だし大丈夫だろうと、半ば高を括っていた。
ところが、途中の展望台ロープウエイまでで、その言葉がウソでないことを実感する。
駐車場に止めるまでに小一時間。ロープウエイの順番待ちで1時間強。
なのに、ロープウエイは片道3分。展望台での滞在時間10分弱って、これどうよ。
レンタカー屋さんオススメのコースだったけど、外せば良かったかな。
まあ、急ぐばかりが旅じゃないと自分に言い聞かせ、ドライブを続ける。
「いろは坂」は急カーブの連続(上りと下りで48個のカーブがあることから名付けられたようで、実際「い」「ろ」「は」と番号?がふってあった)だった。
それでも、幸い無茶な運転をするドライバーはおらず、快適に車を走らせることができた。助手席のハニーは紅葉を楽しんでくれたようだ。
しかし、このヤリス。正直言ってとてもうるさい。定速走行時は静かだが、加速時のノイズが大きい。静粛性&乗り心地を求めるなら、候補からは外れる車で酒ね。滝は静かに流れていた。もっと瀑布のようなものを期待していたのだが。
実は、エレベーターで下っていけばもっと間近で見られたらしいのだが、時間が急いており(値段も高く思えたし)パスしてしまったのだ。
日光には2度行ったことがあると言う次男には、「ありえへん」と笑われた。
中禅寺湖で昼食。
「1年中『新そば』が食べられる店」という不可解なキャッチフレーズの店があったので其処にしたが、期待以上に美味だった。
土産物屋であれこれ選んでいるうちに、時間はどんどん過ぎていった。(GOTOキャンペーンのチケットはそこで使い切った)
もっと湖畔をドライブするつもりでいたが、時間が気になり、ゆっくりできなかった。
え?急ぐばかりが旅じゃないって、言ったじゃないってか?
そりゃそうだけどさ。この後、大切な用があるのよ。と言うより、今回の旅の目的はそちらがメイン、観光はおまけなのよ。
帰り道は、事故による大渋滞に巻き込まれ、危うく予定していた電車に乗り遅れそうになったが、なんとかセーフ。
さあ、次男が待っている。行くぞ、東京。
- 20.10.31 東京
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次男と会うのは正月以来だ。
最近、一人暮らしを始めた彼。その日は在宅勤務だったらしく、サンダル履きで現れたのには驚いた。
駅前の大衆居酒屋で呑んだ。上等な料理はないが、酒の味は相手次第。十分堪能できた。
彼の近況を聞くはずが、私のお悩み相談のようになってしまった。
息子に心情を打ち明ける自分は情けなかったが、それを受け止めてくれるまでに成長した息子を頼もしく思った。
場所を変え、続きは彼の自宅で。
新築物件だったからと彼は言うが、想像以上にきれいにしているのには驚いた。彼女のおかげかな?
ハニーが舟を漕ぎ出したので、お開きに。
来客用の蒲団はないと聞いていたので、この日のために予め買って送っておいた寝袋に潜り込む。
寝袋体験は初なれど、結構快適。ぐっすりと眠ることができた。
翌朝、次男は会社へ、私たちは東京見物へ。先ずは、二人とも行ったことのない毛利庭園を目指す。
報道ステーションのお天気コーナーの実況から、どれほど広い庭園かと想像していたが、意外や意外。え?こんだけ?と驚くほどこぢんまりとしたお庭だった。
テレビ朝日の直ぐそばだったので、ついでに見学。
アナウンサーなのだろうか。きれいな女性がカメラに向かって何かしていたけど、知らない人だったので、特に感慨は無し。
しんちゃんに出会えた方がはるかに嬉しかった。
築地まで移動して昼食。16年前に息子達の算数オリンピック決勝応援で上京した際、私一人が行けなかった店(寿司大)を目指す。
幸運にも、並ぶことなく席に着くことができた。
さらに嬉しいことに、握ってくれたのは、どうやらその場では一番えらい人(大将かな)のようだ。
感動しま酒たね。美味かった!はい、大袈裟でなく、一口目で泣きたくなった。
その人の仕事ぶりも完璧。ただ寿司を握るだけでなく、店内の様子にも目を配らせ、客への対応も文句なし。
実際、その人がカウンターの中にいた時と、奥に入られた時とでは、店の雰囲気が違う。明るく生き生きとした空気だったのが、いきなり普通のお寿司屋さんレベルになるのだから。
大した食通でもないのに、偉そうな講釈を垂れて申し訳ない。
しかし、本当に感動したのだ。「こんな美味しいものが食べられるなら、もう少しがんばろうか」と思った程にね。
大将(さいとうさん)ありがとう!ひたすら感謝で酒!!
心も腹も満たされて、幸せいっぱいで、店を後にする。
さて、何処に行こうか。飛行機の出発時刻までは、まだ数時間ある。
お上りさん丸出しなれど、スカイツリーに向かった。(私は行ったことがなかったのだ)
入場料3100円は高いなとも思ったが、どうせなら一番上まで行こう。(高い所は苦手なのにね)
ところが、いつもなら足が竦むはずなのに、今回は平気。ガラス張りの窓から下を覗いても怖くもなんともない。
何故?あ、そうか。寿司屋で呑んだアルコールが効いていたのだ。
怖さを感じなかったのは嬉しいが、その反面、感動もなかった。外の景色も元々見慣れない街だしね。
もっと、綿密なプランを立てて、精力的にあちこち東京見物をすれば良かったかな。
結局、空港でかなりの時間を潰す事になってしまった。
まあ、羽田空港は初めてだったので、それなりに楽しめたが、これもコロナのせいだろう。閉まっている店が多すぎた。
人件費を抑えるためにか、欠航便も目立ったしね。
そのくせ、機内は超満員。う〜ん、少しおかしいのではないだろうか。ま、仕方ないのかな。
旅のレポートはこれにて終了。
夢の時間は終わった。さあ、これからは現実世界でがんばろう。