- 07.5.1 親不孝者
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月曜日、私はオフ。久しぶりに母に会いに行くことにした。
母は今年72才。父が亡くなってから一人で暮らしている。
実家は車で10数分の距離。月に一度は必ず会っているし、ふだんは電話もかけている。
ところが今回は、この前会ってから20日間程電話もしていなかった。
今日行くことを伝えようと、昼から何度も電話をかけるのだが、全くつながらない。初めは、買い物にでも出ているのだろうと気楽に考えていた。しかし、2時間経ってもつながらないと流石に心配になってきた。母は携帯電話を持っていない。
とにかく行ってみることにした。
実家までのわずかな時間がやけに長く感じられた。
初夏を思わせるような陽気が妙に私をいらだたせた。
自転車は物置にある。出掛けているのではないようだ。
しかし、インターホンに反応はない。
裏口から家に入ろうとするが、何と鍵がかかっていない。
不安が募る。
もしやと思い、庭に回ってみる。
母は草むしりをしていた。
「どないしたの?」と笑っていた。
急に力が抜けた。ああ、よかった。
これからはもっと頻繁に連絡を取るようにしよう。忙しさを言い訳にしてはならない。
- 07.5.2 マッサージチェアー
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我が家には変わったものが2つある。1つはマッサージチェアー。もう1つは生ビールサーバー。
現在の部屋に越してきたとき、夫婦それぞれがわがままを言った結果だ。来客のたびに、温泉地とちゃいまっせ?!とあきれられた。
しかし、ハニーは極度の肩凝り。肩凝りから頭痛。やがてダウン。というのがいつものパターン。
整体に通っていたこともあるが、あまり効果はなかった。彼女にマッサージチェアーは必需品なのだ。
故障していて1年程そのままにしておいたが、先日修理してもらった。しかし、前回の修理の時もそうだったのだが、すぐに調子が悪くなった。
「今度おかしくなったらもう部品はありませんからね」と半ば脅すように言われたのが、忌々しい。10年以上経つから仕方ないのか。
動かなくなる前にと、久しぶりに私も使わせてもらった。「背筋のばし」が気持ちいい。 激痛を伴うのだが、終わるとスッキリしたような気分になる。
しかし昨夜の「もみ返し」が来たのか、今日の体調は今ひとつ。明日はどうなっているだろう。
- 07.5.3 文化祭
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昨日は変な天気だった。明け方は土砂降り。午前中に上がったが、またパラパラと。少し肌寒かった。ところが、午後からは快晴で汗ばむ陽気となった。
そんな中、母校の文化祭に行ってきた。
今回は母親も連れて。母は私の中学校の入学式以来だというので35年ぶりになる。当時の面影をそのまま残している建物もあるのだが、忘却も手伝って殆ど見知らぬ世界に思えたのだろう。ただただ驚いていた。
私を教えて下さった先生は今でも数人いらっしゃり、現在は息子が教えてもらっている。その中のお一人とお話をした。
「この前、お前の息子の授業を初めてしたんやが・・・」
私はこの先生(柔道)に散々しかられた。用事で職員室に行っただけなのに、「今度は何したんじゃ〜!立っとれ〜!」と問答無用で出席簿で叩かれたこともある。ひょっとして息子も同じ様な目に遭っているのでは?と一瞬思ったが・・・。
「ええ子やな〜!むっちゃいい子や。お前と全然違うわ!」と褒めて下さった。
後ろで母が大笑いしていた。複雑な心境だった。
文化祭での息子の担当は『スリラーハウス』。要はオバケ屋敷である。
母にどうするかと訊いたが「折角やから入ってみたい」と言う。「心臓が止まったらどないすんねん」と思ったが、入り口で「お手柔らかにお願いします」と断ってから入った。
真っ暗で何にも見えない。どちらに進んだらよいのかも分からない。行き止まりで戸惑っていたら「こちらです」と生徒が案内してくれた。その暗やみからオバケに扮した生徒が飛び出してきて客を驚かせるわけだが、「わ〜!」の後「あ。ばあちゃん?」と息子が言ったのには笑ってしまった。
最初のお願いが効いたのか、無事に脱出できた。
中庭のステージでは教え子が踊っていた。彼はもう高校3年生。最後の文化祭だと張り切っていた。最前列には彼の母親が応援していた。
私はデジカメで動画撮影をした。いや、したつもりだった。
ほぼ完璧に彼のステージを取り終えたと思ったら、カメラはず〜っとスタンバイのままで、結局ステージを下りた彼を数枚撮っただけだった。お母さんごめんなさいね。
数学研究会にも寄った。おそらく日本の数学界の将来を担うことになるであろうSくんと話をした。緊張した。まるで私が彼のファンのようだ。
数研の生徒たちが作った問題を見たが、全く解けない。う〜ん。恐るべし。
プールにも顔を出したが、だれもいない。仕方がないので黒板に落書きをして帰ってきた。
文化祭は2日間行われる。メインは当然3日だ。集まる人数も比べものにならない。
ステージでは熱演が繰りひろげられるのだろうが、できるならば女装はやめてもらいたい。もっと別の表現で男らしさをアピールできないのだろうか。少々苦々しく思いながら、母校を後にした。
- 07.5.4 オフミ
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昨日は算チャレのオフミが大阪で開かれていた。
(算チャレというのは、インターネット算数サイトの最高峰「算数にチャレンジ」のこと)
主宰者の吉川マサルさんをはじめ、毎回錚々たるメンバーが集まる。
いくどか参加させて頂いたが、気持ちの良い人が多く、賢いからと偉そうにしている人はほとんどいない。
参加メンバーの中で私はお年寄りの部類に入り(最年長だったこともある)少々浮いている感もあるのだが、まあそれもご愛敬。
今回も是非参加したかったのだが、授業があるため断念。そうそう生徒をほったらかして遊んでいられない。
今年の生徒は安心できるレベルにほど遠く、悩み多き学年なのだ。
次回はいつだろう。参加できると状況になっていれば良いのだが。
でも、欠席のおかげ?で素敵なこともあった。それはまたいずれ。
- 07.5.5 ひさしぶり
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連休のおかげだろうか、卒業生がよく訪れてくれる。ありがたいことだ。
今春、新生活をスタートした人たち。就職した者、大学生になった者、初舞台を踏んだ者。学年も様々だし、中には数年会っていなかった子もいた。でも、共通していたのは生き生きとしていたこと。今を生きているんだ!という想いが伝わってきた。
みんな覚えてくれていたんだ。忙しくて来られなかっただけなんだ。忘れられていたわけじゃなかったんだ。そう思うと嬉しかった。
折角来てもらったのに1時間程しか話はできなかった。けれど、何だか心は温かくなった。昔に戻るのに時間は要らない。一言二言交わしただけでも、当時の思いが蘇る。
また来て欲しい。今度は呑もうな。連絡待ってるぞ。
(しかし、大抵の者は「また来ます」と言って帰る。みんな成長したのね。大人のあいさつが上手くなったのね。でも、本当に本当に、また来いよ!)
今年の同窓会は社会人の部も行うつもり。長い間会っていない人たちと会えるかな?楽しみだ! - 07.5.6 嫌な予感
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2日ほど前のこと。事務所のPCが変な音を立て始めた。ちょうど欠席者(連休中は多かった)のために撮った授業のビデオをDVDにダビングしている最中だった。
「何か変だぞ」と思った途端、「プシュ〜ン」という音を残し、PCは動かなくなった。
ビデオ編集はPCに負担をかける。同時に他の作業をしていると(例えばワープロでさえ)極度におそくなることがある。メモリーも増設しているし、ハードディスクも250GBプラスしているが、CPUの性能だろうか。ただフリーズすることは、今まではなかった。
再起動をかけると無事に動いたので「ご機嫌ナナメだったのね」とPCに向かって「このお馬鹿さん」と言い残し、私は帰宅の途についた。ダビング作業は一からやり直しとなったが、まあこのままにしておいても明日には終了しているだろうと高をくくっていた。
次の日、真っ先にPCを見るといつもの画面だった。一瞬ホッとしたが、DVDができていない。
先に事務所に入っていた者に尋ねると「まっ黒な画面で動きませんでしたよ」とのこと。
「馬鹿」と言われて拗ねたのだろうか?いやいやそんなことはない。う〜ん。不安がよぎる。でも、ビデオ編集さえしなければ大丈夫だろう。とまだ楽観視していた。
しかし、その予想は軽く覆された。結局その日は2回動かなくなった。これまでのいや〜な記憶が蘇る。
原因は何なのだろう。ノートンを更新したから?いや、ソフトのトラブルで「カラカラカラ」という音はおかしいだろう。とすれば、ハードディスクが原因か?修理で直るのだろうか?それとも買い換えた方がよいのか。ビスタ導入はあと1〜2年は待とうと思っていただけに、何かピンと来ない。買い換えとなると、嬉しさより設定その他もろもろの作業にともなう煩わしさの方が勝ってしまう。
今日はまだ1回しかその現象はおきていないが、今もおそるおそる使っている。
- 07.5.7 『がばいばあちゃん』
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最寄り駅から15分ほどの駅前に大きな商業ビルが建ち、最近オープンした。そこには映画館も入っている。いわゆるシネコン(シネマコンプレックス)である。
今日初めてマイハニーと行ってきた。何とオープン記念で500円で観ることができた。『東京タワー』か『佐賀のがばいばあちゃん』かで少し迷ったが、『東京タワー』は500円じゃなかったし、まだしばらく上映期間が残っていたので、『がばいばあちゃん』に決定。
いまの映画館は全席指定になっている。驚いた。(私が知らなかっただけ?)おかげでゆっくり食事をする事ができた。
さて、映画の方だが、期待を裏切ることなく泣かせてくれた。
原作も読んでいたし、テレビでドラマ化されたものも見た。だから、大抵のシーンやセリフも分かっている。それでも泣けるのだ。初めは鼻をかむふりをしていたが、途中から周りを気にする必要はなくなった。みんなも泣いていたから。
ただ、私はテレビ版の方が良かった。おばあちゃん役の吉行和子も悪くはないのだが、少し上品すぎる。泉ピン子の方が適役に思えた。テレビ版の方が原作に近かったからそう感じたのかもしれない。
「ばあちゃん、腹減った」
「気のせいや」
「やっぱり腹減った」
「夢じゃ」
の名セリフが省かれていたのも残念だった。
もちろん、素晴らしい映画であることを否定するつもりはない。しっかりと心に残った。 - 07.5.8 予感的中!
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「やった〜!大当たり!」などと、喜んでいる場合ではない。事務所のPCが動かなくなった。起動すらしない。
もうしばらくは大丈夫だろうと楽観していただけに、いささか動揺している。いきなり彼女に別れを切り出された男の心境に近いかもしれない。
幸いバックアップは割とこまめに取っていたので、重要なファイルがなくなって大わらわという最悪の状況ではない。しかし細部まではチェックしていないので、もしかしたら何か消えているかも・・・。そうでないことを祈りたい。
とりあえずはハードディスクを交換してみようと考えている。
と言っても私には出来ない。PCに詳しいスタッフが今度来るのは日曜日。彼にはいつも助けてもらっている。しかし甘えてばかりいるからだめなのだ。いつまでたっても一人では何も出来ない。
「よーし、今度はやってもらうのではなく教えてもらうだけにしよう!」か?
う〜ん。言い切れないところが何とも情けない。
しばらくは算数サイトにチャレンジもできない。ま、仕方ない。自業自得とあきらめよう。
- 07.5.9 悪友・親友
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今日は高校時代の友人と会う。
とにかく熱い男である。私とは違い、筋が通っている。それでいて、さわやか。彼と会うととても元気になる。
しかし、お互い忙しくてなかなかゆっくり時間がとれない。いつ以来だろう。彼の講演を聴きに行ったのは数ヶ月前か。
いや、そんなのは会ったとはいわない。私達の「会う」は「呑む」なのだ。
とにかく強い。(強いのは酒にだけではないのだが)私の数倍は軽く呑む。以前は二人で一升は軽かった。しかし最近は、大抵私が意識を失い、後半の記憶がないことが多い。
今日もそうなるのだろうか。いやいや、無茶はしないぞっと!(いつも呑むまでは思っているのだが・・・)
今日のことは、覚えていればまた後日。
- 07.5.10 記憶喪失
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予想通りと言おうか予想以上と言えばいいのか、全く覚えていない。
3軒目を出たところまでは、かすかに覚えている。はっきりと記憶があるのは2軒目までだ。
友と別れたのも定かではない。気がついたのは家の布団の上だった。服は脱いでいたが、コンタクトは着けたままだった。
後で、ハニーに聞いたらとんでもなかったらしい。
折角、友の熱い心を分けてもらったのに、これでは意味がない。大いに反省。
- 07.5.11 息子の誕生日
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今日は長男の誕生日。16才になった。
ついこの前まで赤ちゃんだったような気がするのだが、早いものだ。今でも瞼を閉じれば、幼い頃の無邪気な顔がドアップで浮かんでくる。
私は超がつくほどの親ばかだった。生まれて間もない頃、日に100回は彼の名前を呼んだ。彼のために歌を作り、携帯の着メロに使っていたこともあった。
幼稚園の送迎は私の日課だった。園が終わり、飛び出してくる息子を抱きしめるのが楽しみだった。
小学校の参観には必ず出席した。何事にも熱中するものだから、頑張りすぎないでと思うこともしばしばあった。友だちも多く、楽しく通ってくれたのが、何より嬉しかった。
3年になり塾通いが始まった。いっしょに過ごせる時間が増え、私は大喜びだった。病気で欠席したときは、本当に落胆した。父が大好きな息子であった。自分が休むと私が悲しむからと、高熱をおして登塾しようとしたこともあった。
中学校の3年はあっという間に過ぎた。最初の頃はよく怪我をした。目にボールが当たり、失明のおそれがあると告げられたときは気絶しそうになった。彼の誕生日の前日だった。幸い大事には至らなかった。
だんだん、いっしょの時間が少なくなってきた。親とより友達といる方が楽しいのだろう。一言も交わさない日もある。淋しい限りだが、まあ仕方がないと諦めよう。避けられているわけではないのだから。
彼は教師になりたいのだと言う。また、大変な道を選択したものだ。しかし、応援しようと思う。
がんばれ!息子よ!
- 07.5.12 迷惑千万
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一昨日から、わけの分からないFAXが事務所の(FAXでない方の)電話にかかってくる。
受話器を取ると、あのピーピー音。発信元が知人と分かっていても、いきなりあの音を聞くとムカッとくるのに、それを何回受けただろうか。午前中からずっとである。事務所に誰もいないときは、電話は全て私の携帯に回ってくる。着信履歴は優に20回を超えていた。
午後になっても相変わらずだ。生徒達の家庭からの連絡が多い時間帯だけに余計に煩わしい。仕方がないので電話線をFAXにつなぎ直して1つ受信してみた。
どこかの会社への注文書が送られてきた。そのFAXの送信先に記されていたのは、まがうことなきうちの事務所の電話番号。
送信者とその会社の両方に連絡をした。数字の0と7の順番が入れ替わっていたようだ。しかし、元凶の会社からは詫びの一言もなかった。しかも、次の日の午前にもなっても状況は改善されていなかった。
信じられないようなレベルでのミスである。よくあれで経営が成り立っているものだと、驚きを通り越して呆れてしまう。
FAXミスと言えば、以前は検察庁から調書が送信されたこともあった。連絡したら検事がすっ飛んできたが、詫びの一言もなし。それどころか、他言無用とばかりに圧力をかけていきやがった。若くて偉そうな奴だった。告発してやろうかとも思ったが、馬鹿馬鹿しいから止めた。
しかし、FAXというのは確認しようがないから恐ろしい。私はできるだけ、送信の前後に電話を入れるようにしているが、全てにおいて実行できているわけではない。似たようなことをしているかもしれないと思うと、他人事ではない。
- 07.5.13 心が亡い?
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忙しい。日頃の怠惰のつけがきたのか?いや、時間的な制約もあるにはあるのだが、それほどハードスケジュールでもない。なのに何かに追われているような気がしてならない。スケジュール云々より心に余裕がなくなってきている。
何が原因だろう。現在のPCトラブルのせい?たしかに不自由ではあるが、それだけではないだろう。外的要因よりもむしろ私自身の問題だ。内面的に何かが足りない。それもかなり根本的なところに原因がありそうだ。
心を亡くすと書いて忙しいと読む。言い得て妙だ。
こんな時は焦らないでいよう。慌てたり焦ったりしてもミスを重ねるだけだ。
原因が分からなくても構わない。今は自分を見つめ直そう。
少し見つめ直してみて・・・。
つくづく、酒と算数以外には取り柄のない奴だとわかった。いや、それすら人に言えるようなレベルではないが、否定も肯定もすまい。全てひっくるめて自分である。 - 07.5.14 ツツジ
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葛城高原までツツジ鑑賞に。素晴らしい好天に恵まれた。
電車で90分、バスで20分。ようやく麓に到着。歩いて登るコースもあるのだが、今回はロープウエイを選択。平日にもかかわらず30分以上は並んだ。
山の上は空気が澄んでいた。新緑がまぶしかった。これだけでも、時間をかけてきた値打ちは十分にある。
ところが、歩くこと10分。信じられないような景色が目の前に広がった。
「一目100万本」
話には聞いていたが、その表現は決して大袈裟ではなかった。
ツツジの赤が目に痛い程だ。燃えるような赤もあれば、淡いピンクも綺麗だ。満開の花・花・花。その合間にはまだ蕾の瑞々しさを秘めた樹もある。空にはウグイスの啼き声が響き渡り、見上げれば雲ひとつない青空。赤と青、そして新鮮な緑とのコントラストが実に素晴らしい。
群生しているツツジの間を歩く。足もとには可憐なスミレの花も咲いている。
自然ツツジ園を抜けて、山頂へ。爽やかな風が吹き渡る。眺めも素晴らしかった。
結構歩いたが私は疲れていなかった。それどころか、昨日までの疲れが洗い流されていくのを感じていた。
ロッジで呑んだビールは最高に美味かった。素晴らしい時間を過ごせたことに心から感謝したい。
(またもや帽子を忘れて、頭の中まで日焼け。数日後にはずるむけカッパになるだろうが、これはまあご愛敬)
- 07.5.15 悪戦苦闘中
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PC修復は案の定、1日では無理だった。
とりあえずハードディスクの交換は終了した。XPも入れ直した。でも、そこまで・・・。
SP2を更新するのにものすごく時間がかかり、1日目は作業続行を断念。
そして今日。メールやインターネットの接続は何とか終わった。いや、アドレス帳がまだだ。インポートはできるのだが、フォルダに分かれてくれない。どうしてだろう。私がやるといつもだ。低レベルな悩みで実に情けない。
現在、ソフト類を再インストール中。これはまあ、簡単。
明日はラン接続および、細かな設定くらいか。
絶対あと1日で終わらせるぞ!
- 07.5.16 復活の日
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PC設定完了。嬉しいな!
今日も数時間かかったが、思ったより早く済んだ。
今度は長持ちしてくれよ〜!
さあ、これで平常に戻れる。算数サイトにも参加できる。(生徒からの挑戦も受けてやろうじゃないか)
おっとその前にたまっている仕事を片付けよう。
- 07.5.17 コマネチに感動
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初めて「たけしのコマネチ大学数学科」を見た。
知人から、彼の作った問題が放送されると知らされていたからだが、残念ながら今回の放送ではなかった。
今回のテーマは「テトリス」。
平面を数個の正方形を組み合わせた図形で敷き詰めていく問題だ。
はっきり言って、私の苦手な分野だ。(得意はあるんかい!)
ペントミノをはじめ、アルゴクラブのアイキューブにしても、この手の問題は生徒の方がはるかに良くできる。
今回の問題もチンプンカンプン。いやそれ以前に考えようともしなかった。(生徒に「ちゃんと考えろ!」と注意する資格なし)
番組を見て驚いた。
北野たけしがとてつもなく早く正解にたどり着いたのだ。それも、東大生チームが苦しんでいるのを尻目に、いとも簡単にだ。
大袈裟ではなく、本当に唖然とした。
この番組の本は読んだことがあった。その時も、たけしの発想の柔らかさに驚いたが、改めてなんと素晴らしいのかと感動した。
彼のことをただのお笑い芸人だと思っていた自分が情けない。
経験と知識だけで偉そうに生徒を指導していた自分の小ささを思い知らされた。
来週も見ようと思う。
おかげで目が覚めた。心機一転、頑張るぞ!
- 07.5.18 あれ?同じ?!
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記憶力が欠如しているせいなのか、私にはよく同じものを購入してしまう癖がある。
たとえばビデオ。タイトルに見覚えはあるけど、実際に見たかどうか記憶は定かではない。というものが多い。
新婚当時、何度も同じビデオを借りた。確かタイトルは「潮風のイタズラ」。ハニーには「また見るの?」と笑われたが、ストーリーは全く覚えていない。
ビデオだけではない。本でもよくある。
ピーターフランクル先生の著書は大抵2冊ずつある。最初は本当に読みたいと思って買うのだが、2回目は算数オリンピックなどでお会いしたとき、サイン会兼即売会でついつい買ってしまうのである。
今回もやってしまった。
ツタヤの半額クーポンがメール配信されたの1週間程前。忙しいし関係ないやと放置していたが、今日は少し時間があったので、ついフラフラと。
そもそも私は普段それほど音楽を聴かない。借りるCDといえば大抵ベストアルバム。それも限られたジャンルだ。(ただし拓郎だけは別!ベストなんて許せない)だが、ベストアルバムというものは微妙に選曲が違っていて、どれにしようかとあれこれ悩んでいるうちに、訳が分からなくなってしまう。
さらに言い訳させてもらえば、借りたCDはすぐにオーディオのハードディスクに入れるので、アルバムのタイトルなどはそれっきり記憶から消えてしまう。
今回借りてきたのは、中島みゆき嬢の「月」と「日」。聞き覚えのある曲も多いかなぁと思いながらも、曲名を見ても思い出せなかったので、「まあ半額やし、いいか」っと。
さて、ハードディスクに保存しようとしたら・・・。
あった。全く同じものが2つとも。
あ〜、情けない。これからはタイトルにも気をつけて聴こう。
まあ、純粋な(惚れやすい)性格が災いしたとでも言っておこう。
きっと、来世でもハニーに惚れてプロポーズしていることだろう。
- 07.5.19 土砂降り
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昨夜はひどい目にあった。
いや、誰が悪いというわけではない。確かに天気予報では、今夜は大荒れになるかもとアバウトなことを言っていた。
授業が終わり、最後の生徒が帰ったのは10時前。私もすぐに帰れば良かったのだ。ところが、欠席者のためのビデオのダビング作業にかかっていたため、もう少し居ようかと。いつもは機械に任せっぱなしにするのだが、リカバリー後初作業だったので見届けたかった。幸いトラブルもなく無事に終了しかけた頃・・・。
外から何か聞こえる。窓ガラスを叩く雨の音だ。稲光まで閃いた。さっきまで乾いていた道路がみるみるうちに濡れていく。
あちゃ〜!降り出してしまった。まあ、通り雨みたいなものだろうと、しばらく他の仕事などをしながら小止みを待つ。・・・。
しかし、雨は止むどころか激しさは増すばかり。
終電の時間が迫ってくる。
意を決して外へ。土砂降りだ。雷も近い。光ると同時に轟音がとどろく。(男性的な雨は嫌いではないが、それはあくまでも自分が室内にいる場合、もしくは自分が水着のときに限られる)駅までのわずか3分程の間に、靴の中にまで浸水していくのがはっきりと分かった。あっという間に濡れガッパの出来上がり。
おまけに帰りの電車は満員状態。酔っぱらいが大声で喚く。(まあ、これは偉そうに言える身分ではないが・・・)
人の不幸はいろんな要素が少しずつ少しずつ重なって起こるものだ、と思い知らされたと言えば、大袈裟か?!
幸い駅を出た頃には小降りになっていた。
明日は天気にな〜れ!
- 07.5.20 日記の特徴
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いつも私の拙文にお付き合い下さっている方々には、ありがたいと感謝すると同時に申し訳なくも思ってしまう。
軽い気持ちで書き始めたこの日記。
難しいことを書いて疲れたくはない。私自身が楽しめなければ意味がない。と、仕事や堅い話は極力避け、日常の実体験を中心に肩の凝らないテーマで気楽に書いている。
読んで下さっている方の目を意識しているつもりはないが、どうせなら少しは気合いを入れて書きたい。
所詮、私に格調高い文章は無理だ。そもそも、そんな高いレベルを期待されていようはずもないから、平気と言えば平気なのだが・・・。
これでも、一応読み直しをしてからUPしている。
書いているのはほとんど深夜。シラフの時もあるが、酔っていることも多い。
次の朝読み返してみると、あまりにお粗末で嫌になるのが常である。よほど疲れていたのか?呑みすぎていたのか?
ようやく自分の文章の特徴が見えてきた。
・ 酔っているときは、文が冗長でくどい。(シラフでもくどいことはくどいが・・・)
・ 逆接が多くて何が言いたいのかわからない。
・ 独りよがりな内容が多い。
何か嫌になってきた。これでよく生徒に作文指導なんてしているものだ。
さて、私は今、シラフなのか?酔っているのか?
- 07.5.21 買い物
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今日は文房具店へお買い物。
と言っても近くではない。車で小一時間。はるばる箕面まで出向くのだ。流石に頻繁には行けない。せいぜい年に3〜4回程度だ。
卒業生に贈る記念品を購入するために初めて行ってから、もう15年以上になる。顔なじみの店員さんは次第に辞めていき、今ではほとんど誰も知らない。淋しい限りだ。それならわざわざそんなに遠くまで行かなくてもと、私も思うのだが、登録メンバーの誕生日にはプレゼントとして500円券が送られてくる。それに釣られて行っているようなものだ。はっきり言って交通費の方がはるかに高い。
いつもはノートを数百冊購入するのだが、今回文具は少量。教室の掛け時計を買っても持ち帰り可能な量だった。
今回のメインはスーツケースと靴。(どこが文房具店やね〜ん)私のものではない。息子達のものだ。
長男は今年学校からイギリスに短期間の語学研修に出掛ける。
たかがスーツケース。大して違わないだろうと思っていたが、店員さんの説明を聞けば聞く程迷ってしまった。(とにかくやたら詳しいのだ)何を優先するか。容量?軽さ?それとも強度?はたまた、鍵の性能?ほんの少しの差なのだが・・・。結局一番大きいものを選んでしまった。道中難儀するかも知れないが、息子よ許せ!
次は次男の靴である。いくら探してもなかなか見つからない。デザインや色がではない。サイズが問題なのだ。何せ彼の足は30cm。最近また大きくなったようだ。辛うじて1足だけ見つかった。好みでないかも知れないが、息子よ許せ!
昼食に食べたスパゲッティーは、う〜ん。謎だった。
ハニーが選んだのは「季節のスパゲッティー」。カニ味だった。どう考えても季節はずれのスパゲッティーだ。その上とっても珍味。今までに食べたことがない味だ。まあ今後も経験することはないだろう。
最後に酒屋に寄った。ワインを6本も買ってしまった。1000円〜2000円の安物だが、どれにもこれにも「店長のお薦め」とある。
この作戦は卑怯だと思う。全部信じる私もアホだが・・・。
- 07.5.22 光
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事務所のインターネットはいまだにISDNを使っている。不便きわまりないのだが、光やADSLに変えなかったのには理由がある。
1.電話番号2つ(電話とFAX)のうち1つが使えなくなる
2.アドレスが変更になる
と以前に聞いた覚えがあり、「そりゃ困る」と数多の勧誘を全て断ってきた。
先日も「光にしませんか?」と電話がかかってきた。
すぐに切ろうと思ったが、「番号は2つとも使えます。アドレスも変わりません」と言われたので、一応お会いして話を伺うことにした。
代理店の人がいい加減なことを言っているのではないだろうか。今までも何回かそういうことがあっただけに、疑心暗鬼にもなる。
本物のNTTの社員だった。
話を聞けば、良いことずくめである。電話代は安くなるし、インターネット環境は今までとは比較にならない程快適になる。面倒な設定は要らない上に、いろいろなサービスも付いてくる。ら・し・い。
今でも半信半疑である。が、まあ大丈夫だろう。結果を楽しみにしよう。 - 07.5.23 発見
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探していた名刺が出てきた。(さがしもの参照)
必死に探しても見つからず、とうに諦めていたが、今朝になって思わぬところから発掘された。
由紀恵ちゃんが隠していたのだ。いや、これじゃ何のことか分からない。
以前、頂いた仲間由紀恵の卓上カレンダー。普通は終わったら捨てるのだろうが、私は写真部分だけを切り取って、しおりとして(とても大事に)使っている。算数の問題をセレクトするのに、いちいちコピーをとっているとあっという間に大量になるので、結構重宝している。当然12枚あるのだが、おそらく足りなかったのだろう。近くにあった名刺も使っていたようだ。しおりを片付けるときに一緒に発見された。
で、その名刺。北海道に行ったときにある方に連れて行ってもらった店だ。しかし、記憶にはない。かすかに覚えているのは、店の外観と美人のママがいたことくらい。
大事にとっておこう。いつかは分からぬが、必ずもう一度行き、今度こそはっきりと覚えていたい。 - 07.5.24 寝言
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私は昔からよく寝言を言う。いや、言うらしい。
ハニーから聞いたものでは、
「何でこんな問題分かれへんね〜ん!(絶叫)」(授業編)
「ダッシュ!ダッシュ!オーレンジャ〜!♪」(息子の幼稚園時代)
など、数限りなくある。
「今朝も言っていたよ」
何だろうと一瞬ドキッとしたが、やましいところはない!・・・はずだ。
「抹茶味の緑は蚕のフン〜!」
???謎じゃ!(寝言の内容は一応真実)
疲れているのだろうか?一体どんな夢見てたんや〜?!
- 07.5.25 言語道断
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先日の光の続編。
「ひかり電話にする」と言ったら、沢山の方からアドバイスを頂いた。ありがたいことだ。
意見の大半は「ひかり電話は不安定だからよくないよ」というもの。だんだん不安になってきたので、NTTに問い合わせた。
そういえば、契約申込書の控えももらっていなかった。
ところが、電話がつながらない。頂いた名刺に載っているフリーダイヤルは、大阪地区だけのもので、奈良からはかからない。営業所につないでもらうまで、結構手間がかかった。
その上、あいにく担当の者は休み。ほかの人に話を聞いて、一応は納得。契約書の控えは郵送されるとのことだった。
昨日、その控えが届いた。明けてビックリとはこのことだ。
番号が変わっている。見たこともない番号で申しこまれている。あれほど、何度も何度も念を押したのに。・・・しかも、同番移行の欄にはしっかりチェックが入っている。
我が目を疑った。
「いやいや、いつも短絡的に怒っては失敗ばかりしているから、先ずは落ちつこう。これは何かの間違いだ。私の知らないシステム上のことで、一旦別の番号に振り変えられているだけなのかもしれない」と思い、深呼吸を数回。しかし、やはり理解できない。
10分後に問い合わせてみた。
担当者曰く、『単純なミスだ』そうだ。
ああ。確認してみてよかった!
なんて、納得できるほど私は人間が出来ていない。
電話を切ったあとも、しばらく怒りが治まらなかった。
それにしても、いい加減な人間がいたものだ。
- 07.5.26 DSアルゴ
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発売日に購入したかったが、あいにく入荷予定なしとのつれない返事。(大丈夫か?○○マップ!)
昨日、雨の降りしきる中、学校説明会の帰りに難波まで。ついに発見。ゲット〜!と言えば、大袈裟か?
早速やってみた。
対戦相手はレベルに応じて選べるようになっている。アルゴゲームは熟知しているつもり。当然、最強メンバーとの対戦を選択した。
ところが・・・。
「アルゴクラブのコーチをなめるなよ!」と言うか言い終わらぬかのうちに緒戦はあっさり敗退。(本当に早かった。トホホ)
2回戦では何とか勝利を収めることができたが、確かに手ごわい。
まだ少し遊んだだけだが、とても良くできているゲームだと感じた。ジャッジがピ−ターフランクルさんの声というのがまた面白い。
これは楽しめそうだ。もちろん、あくまでも指導の一環としてでの話である。(←ウソ)
- 07.5.27 レターオープナー
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学校の塾対象説明会に出席すると、お土産を頂くことがある。お菓子だったり、文房具だったり様々である。最近は、テレホンカードはなくなり、スルット関西などが増えた。今までに一番驚いたのは牛肉を頂いたこと。「弁当かな、あとで食べよう」と、事務所に放置していたが、危うく腐らせるところであった。中には現金をお車代として渡す学校もある。その説明会はいつも超満員。学校側も予想以上だったのだろう。しばらくすると「1校から1名の出席でお願いいたします」のお断りが入った。
流石に、現金はいかがなものかと思うが、お土産は説明会に出席する一つの楽しみではある。記念品一つにも、学校のセンスが窺えて面白い。
先日おじゃました学校は私の好きな学校の一つ。(土産がではなく、校風がである)
今回もなかなか興味深い話が聞けたのだが、内容は割愛させてもらう。
で、今回のお土産は「レターオープナー」だった。
以前、別の学校から頂いたものは(オイオイ)たいへん重宝していた。しかし、いつの間にか行方不明になってしまった。おそらく綺麗好きな事務員が私の机を掃除しているうちに「じゃま!」とばかりに捨てたのであろう。自分で購入しようと思ったこともあったが、思いとどまった。(貰って嬉しい物=自分では買わないけれど、あったらいいな!という物である)
大喜びで、早速使用開始。
うん。綺麗に開封される。付いている時計もなかなか見やすく、デザインも良い。気に入った。
嬉しくなって、どんどん使う。分厚い封筒にも挑戦させた。
しかし、それがいけなかったようだ。
「ウイ〜ン」「ウイ〜ン」。「ウイ〜ン」「ウイ〜ン」。
止まらなくなってしまった。たった1日の寿命だった。
学生さん(工学部)に修理してもらったところ、何とか復活。
が、酷使に耐えうる構造ではないらしい。大事に使おうと思う。
- 07.5.28 『東京タワー』
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今日はオフ。ちょっと北海道まで・・・。
本当に行けたら嬉しいのだが、それは叶わず、北海道展で我慢した。
北海道展。おそらく年中どこかで催されているのではないだろうか。
すごい人だった。まっすぐに歩けない。それでも、午前中だったためか、さほど待たずに食事をすることが出来た。
今日は回らないお寿司。(高かったが)美味だった。
さて、本日のメインは映画鑑賞。『東京タワー』。
実は「今日は絶対に泣かない」と、心に決めていた。
『クレヨンしんちゃん』を観ても泣いてしまう私。どうせ無理でしょとハニーは取りあってくれない。
やっぱりダメだった。号泣しそうになるのをこらえるのが精一杯だった。
ストーリー自体はそれ程感動的ではない。1人の若者の生活を描いた、どちらかと言えば普通のお話。それほどドラマティックな展開があるわけでもない。テレビで観ていたことも手伝ってか、割と冷静に眺めていられた。
ところが、主人公の青年が母を亡くすくだりになって、突然、感情移入してしまった。大切な人を失う悲しみが、切実にかつ細やかに表現されていた。人目がなかったら、大声で泣いていただろう。原作、2時間ドラマ、連続ドラマの全てを知っているはずのハニーも泣いていた。
その後、再び北海道展へ。チョコレートとワインを大量購入。とてもとても重かった。
- 07.5.29 睡眠
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昨日から今日にかけて無茶苦茶眠った。何と14時間。
我ながらすごいと思う。ここ数年では間違いなく新記録だ。
9:00〜1:00。1:00〜7:00。8:00〜12:00。
いつもの3日分近くをまとめて眠った計算になる。
おかげで頭はスッキリ。肩凝りも楽になった。仕事もはかどった。
若い頃は眠らなくても平気だった。3日間一睡もしないこともあった。
20歳くらいだったか。月に400時間以上働いていた。
昼間は水泳のコーチ。夕方から雀荘のメンバー。家庭教師。深夜は喫茶店のボーイを明け方まで。下宿で2〜3時間眠る。
当時の時間単価は500円。学費を稼ぐためと言う名目だったが、これじゃ大学に行っている時間などありゃしない。完全に本末転倒だった。
塾の講師を始めてからは、単価が上がった分、労働時間は減った。しかし、拘束時間は結構長く、また少し金を手にしたらその分遊んでしまう。結局、睡眠時間はあまり変わらなかった。
30歳の頃。現在の塾を始めた。またもや眠っている時間がなくなった。毎日教材作りに追われていた。ワープロを打つレベルが低く、教材を作るのにも時間がかかる。1本に12時間かかったこともあった。その日の教材が完成するのは当日の朝。というのが常だった。
当然、帰宅は早朝もしくは昼前。車で通勤していたときは、睡魔との戦いだった。窓を全開にして、息子達の名前を大声で叫びながら走る。完全に危ない人だ。よく無事だったことだ。
思えば今は楽をしている。まあ、もう無理の利く体ではないが・・・。
思いっ切り眠ることができる幸せをかみしめながら、今夜も眠ろう。(いや、寝過ぎたから眠れないかな)
- 07.5.30 岩盤浴
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久しぶりに岩盤浴に行って来た。
昨年11月に初めて体験し、しばらくはまっていた。最後に行ったのは2月だから4ヶ月近くのご無沙汰になる。
そもそも『岩盤浴』とは。
最初は、岩の上に寝転がってただ汗をかく、そのようなものをイメージしていた。実際は少し違う。寝転がって汗をかくというのは正しいが、全然ゴツゴツとしていない。普通の床(体育館のフロアーのようなもの)で、ブラックシリカとか言うらしい。
初めの頃は「何が悲しくて、寝転がってなあかんねん」と思っていた。ひたすら暑いし、まるで何かの修行みたいだ。15分横になり5分休憩。それを3回くり返す。
1回目が終わると大抵帰りたくなる。まあ、そこは辛抱・我慢。慣れてくると、居眠りもできるようになる。
とにかく大量に汗をかく。休憩時に水分補給をするが、その分だけではあるまい。何となく、毒が出ていき身体が浄化されていくように思えてくるから、不思議なものだ。終わると心地よくさえ感じてくる。たしかに、予想以上にスッキリするし、肩こりも少し軽くなっているのかも知れない。
今日は少し混んでいた。一切他人とは話をしなかった。(シャイな私)
以前知り合った、変なじいさんはいなかった。彼は、自称「超能力者」。彼が念力を送ると、骨折なら1分で元通りになるという。治せぬ病気はないと豪語していたが、あまり信用していない。毎週月曜日に来ていると言っていたが、今も通っているのだろうか。会えなくてホッとしている反面、少し淋しいような。(私も変なオッサンである)
さあ、私の休日はこれで終わり。
実はこれからもう一つ楽しみがあるのだが、それはまたの機会に・・・。
- 07.5.31 祝!解禁
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昨日、我が家では生ビールが解禁になった。例年より少し早いが、ハニーが私の休日に合わせてくれた。全く予想していなかっただけに喜びも大きかった。
我が家の生ビールサーバーは水冷式。タンク内の水を冷却し、その中にあるチューブをビールが通ると、冷やされて出てくる方式だ。
ところが、問題が2つある。
1つは冷却用のモーターから発生する騒音。結構うるさい。息子たちが幼い頃は、眠れないとよく訴えられた。仕方がないので夜間は電源を切っている。
もう1つは、樽の賞味期限。10日以内に飲んでしまわないといけない。樽ごと冷蔵するタイプではないので、やはり味が落ちるのだ。
樽の容量は10リットル。以前なら全く問題ない量だ。1週間もあれば余裕で飲み干せた。ところが、最近は酒量が落ちてきた上、休肝日を週に3日も設けている。夏場ならともかく、冬場だとキツイ。したがって、冬の間はオフ。缶ビールで我慢している。
半年ぶりに使用するので、先ずは洗浄から。チューブに水を通しキレイにするのだ。意外と汚れは少なかった。ところが、タンク内の水を入れ替えようとしたのが大失敗。本来は必要ないらしいが、きれいな水の方が美味しいように思えたのだ。タンクの下部にある排水用の栓を外すと、いきなり緑色の液体が噴き出してきた。あわてて栓を戻す。バケツを用意して、改めて挑戦。緑の液体は最初だけで、すぐに透明な水になった。これなら大丈夫と、栓を戻そうとしたが、今度はうまくはまらない。あたり一面を水浸しにしてしまった。
ようやく口にした生ビール。最高の味だったのは言うまでもない。