- 09.12.1 作戦開始
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12月になった。本日より極秘計画を開始する。
名づけて「ちょっと一駅」大作戦。
センスのないネーミングだ。さらにここで書いたら極秘じゃなくなるし・・・。
いや、とにかく始めるのだ。
通勤の行きでも帰りでもよい。一駅分を歩くのだ。
何のためにかって?もちろん、この巨体をスリムにするためだ。
さて、何日続けられるだろうか? - 09.12.2 快晴
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雲一つない青空が広がっていた。
12月とは思えない陽気に汗をかきながら、私は呟いた。
「ここどこやねん?!」
本来、今日はオフ。年末までない貴重な休日を楽しむはずだったのだが、うっかり勘違いで予定を入れてしまっていた。
午前中で済む用事だったから変更もしなかったが、こんなに好天に恵まれるのが分かっていたなら、ネクタイなど締めずにどこかにのんびり出かければ良かった。少し後悔。
そして、本日も極秘計画実行。
昨夜が意外と楽勝だった(環状線の一駅を歩くのに20分もかからなかった)ので、今日は御堂筋線に挑戦した。
しかし、よく知らない場所でするべきではなかった。大きく後悔。
環状線なら電車が見えているから線路沿いに歩けば必ず次の駅に到着できる。
ところが地下鉄は、電車が見えない。
ましてや稀代の方向音痴の私。車を運転していても交差点がある度に曲がりたくなってしまう。
今回もその悪いクセが出てしまった。
彷徨い歩いた末、振り出しに。しかし今さら電車賃を払う気にもなれず、再チャレンジ。
結局、小一時間も歩く羽目に。
少しは地理が分かって収穫もあったが、いささか疲れてしまった。
3日坊主になりそうな自分がコワイ。 - 09.12.3 麻黄湯
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「麻黄湯」インフルエンザにも効果があると聞き、早速薬局に。
でも、ない。いや、あるにはあったが、私が探していたものではなかった。
私が探しているのは、「インフルエンザにも効く麻黄湯」なのに、
売っていたのは「風邪の初期症状に効く麻黄湯」だった。
どこが違うのかよくわからん。
ネットでは売っているようなので、帰宅後にもう少し調べてみよう。 - 09.12.4 徹夜
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あかん。目が霞んできやがった。徹夜なんてするんじゃなかった。
何度同じ後悔をくり返すのだろう。
もう若くないのを忘れ、これくらいなら大丈夫だと錯覚する。
なんて哀れな、なんて哀しい、そしてなんて愚かな中年だ。
実際、起きている間は平気なのだが、違うのはその後。
頭は働かなくなるし、妙にイライラする。
全くろくな事はない。
今回ははどうしても仕上げなければならない仕事で仕方なかったが、本当にもう止そう。 - 09.12.5 科学と学習
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学研の『科学』と『学習』が休刊になるそうだ。
小学生時代に、私も購読させてもらっていただけに(裕福でなかったので『科学』だけだったが)残念な気がする。
付録が楽しみだったし、記事も面白かった。
友人の質問が掲載されたときは感動した。
中学生になると流石に興味は離れていったが、何より忘れられないのはあのCM。
ご存じの方も多いだろう。
「まだかな?まだかな〜?学研のおばちゃんまだかな〜?」
大好きだった。今でも私はよく口ずさむ。生徒達の反応は「また変なこと言ってるわ」位だが・・・
- 09.12.6 読了
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教え子の作品『丸太町ルヴォワール』を読み終えた。
実は私、ミステリーはあまり得意ではない。
TVドラマなどでしか知らない私が何を偉そうにと思われるだろう。
だが、あの独特な強引なこじつけと、見終わった後の割り切れなさ(「何でやねーん」感)が馴染めない理由かも知れない。
しかし、この作品には引き込まれた。
読み始めたときは、作者を知っているだけに、その理屈っぽさが少し鼻についたが、次第にストーリーの展開の面白さに、そんなことは全く気にならなくなっていた。
ただ、敢えて言わせてもらえば、正直疲れた。
どんでん返しがこれでもかと続く。それ自体は面白いのだが、ふと感じたのは
「ここまでしつこくなくてもいいんちゃうか?!」ということ。
読んでいる以上、読者は作者の掌の上にある。話の結末がどこに行こうが従うしかない。
それに関して異を唱える気持ちはさらさらない。
しかし、「お〜い。本当に分かってるか〜い」と、さらに念を押す必要があったのだろうか。
もう少し余韻を読者側に与えても良かったのではないかと感じた。
もしかしたら次代を担うミステリー作家になるかも知れぬ作者に、甚だ失礼なことを言ってしまった。
いつまでも先生面をしていてはいけない。
ケチを付けた後に言うセリフではないが、よくぞここまで成長したものだ。
彼のデビューを祝福するとともに、彼の才能、そして輝かしい未来に乾杯! - 09.12.7 酒ご〜い方
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先日、とある酒場で隣り合わせた初老の紳士。
お店のママに紹介してもらい、お話をさせて頂いた。
すでにアルコールを召されていたようだが、穏やかな話しぶりからは、品の良さが伝わってきた。
あるお酒の会社のパーティからここに来たのだと仰る。
お連れの人たちからは『顧問』と、ママには『先生』と呼ばれていた。
「何の先生なのですか?」と私が不躾にも尋ねると、ママは
「私のワインの師匠なの」と笑う。
ご本人曰く、昔ドイツに化学の研究のために国費留学をしていた頃に、あるワインと出会い、すっかりワインの虜になってしまわれたそうだ。それからが驚く。何と化学の研究からワインの研究へと転向されたらしい。全くの素人から始められ、以来40年。
ご本人は謙遜なさるが、今や日本のワイン作りの第一人者だそうだ。
いやはや、すごい方と隣り合わせたものだ。
私のことを「目が澄んでいる。力を持った強い眼だ」と誉めて下さった。
最初は冗談で、口説かれているのかと思ったが、まさかそんなことはあるまい。道を究められた方はわかるものだなと、のぼせ上がっておこう。
頂いた名刺をもとにネットで検索してみたら、氏に関してさらに驚くべきエピソードが次々と出てきた。
お名前は伏せさせていただくが、神戸ワインの創設者と言えばご存じの方もいらっしゃるかも知れない。
機会があれば、またお目にかかりお話を伺えたらと、切に願う。 - 09.12.8 一難去ってまた一難
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今日の保護者会は比較的そつなくこなせた。
と言うより先週がひどすぎたのだ。
それでも失言はあった。
授業前におしゃべりばかりしている生徒のことを「まるでオバハンや」と言ってしまった。
一瞬空気が凍った。
しまった。お母さん達を目の前にして、言うべきセリフではなかった。
自分たちのことをオバハン呼ばわりされていると思われる方はいらっしゃらなかっただろうが、もしも誤解されたら大変だ。
慌てて訂正したが、時すでに遅し。なんとか笑いの渦でその場は事なきを得たが・・・。
一応お伝えしたいことは全てお話し、全体保護者会は無事終了。
私のような者が生徒指導をさせていただけるのも、全ては保護者の方々のご理解の賜物。本当に感謝している。
さて、大教室の空調がおかしくなったのが、月曜日。
幸い、大家さんがすぐに手配して下さったので、明日には直るとのこと。
しかし、うわ〜い!うわ〜い!と喜んだのも束の間。今度は小部屋のエアコンがおかしくなった。全く作動しないからおそらく同じ症状だろう。
大家さんには連絡をしたが、果たしてどうなるだろうか。
今度ばかりはかなりの出費を迫られそうで、本当におそろしい。 - 09.12.9 ラストホリディ
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今日は休日。わ〜いわ〜い!
でも、今年最後の休日だった。しょぼ〜ん!
外は晴れていたが、一歩も外に出ず、結局パジャマのままで過ごした。(どーだ、まいったか!)
で、何をしていたか?
溜まりに溜まったメールの返事や生徒達へのメールを書きながら、ひたすら年賀状作成。
え?早すぎないてかいってか?だって本当に時間がないんだもの。
結構頑張ったつもりだが、結局は仕上がらなかった。と言うより、最後はお酒の誘惑に負けてしまったのだが。
まあ、裏面だけでもできた(私以外の分は)ので良しとしたい。(相変わらず自分には甘いな〜)
それにしても、年賀状も楽になったものだ。パソコンでちょちょちょいのチョイ。あっという間に出来上がる。
年内に出さなあかんと急かされ、大晦日に書いていた頃が懐かしい。(もちろん無意味な事は分かっていた。それでも一応年内だからと、自己弁護していたっけ)
そのくせ、友達から元旦に届かないと「何でやね〜ん」と文句を垂れていた。
その頃から今の嫌な性格は出来上がりつつあったようだ。
しかし、このPC。そろそろ10年選手であるからかも知れないが、同時に多くの作業をするとお困りになるようだ。
やたらと動作が遅くなったかと思うと、「何とかが足りないから何とかができまへん」と宣われ、突然「ほなサイナラ」と休憩しやがった。
おかげで、最後の十数通のメールは書き直し。あ〜あ!
充実していたのか、虚しかったのか、よう分からん一日だった。
まだまだ早い(22:00前だ)けど、もう寝ま酒。お休みなさ〜い! - 09.12.10 最終回
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年末になると、いろいろな最終回が増えてくる。
下らないことでは、ドラマの最終回。私は、昨日が休日の最終回。長男は期末テストが最終回だった。さらには、授業もそろそろ最終だそうで、少し寂しそうにしている。
私の授業もテーマ的には最終回が多くなっているのだが・・・。
今年の6年生は今一つ充実感がない。とてもとても心配だ。
週末に行われる、合格判定テストを作成した。
例年ならば、最終回は少し易しくして、希望を持って受験に臨めるようにするのだが、今年は厳しくした。随分迷ったのだが、未だに現実に目覚めない危機感のない子ばかりなので、最終警告のつもりで。
本番で泣きたくなければ、今必死にならんかい。
中学入試は1回限りの勝負。延長戦もなけりゃ、リセットボタンも効かないのだぞ。 - 09.12.11 教材
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来年度の進度予定作成のために、今年の教材を整理した。
6年生だけで200本以上あった。実戦演習(=入試問題をそのまま解く形式)はカウントしていない。全てが私のオリジナルプリントだ。
そのうち1人の生徒が使用する教材は160本程。全て2時間授業なので、ざっと計算してみても6年生は算数の授業を1年間に300時間以上受けていることになる。なのに何故?
まあ、愚痴を言っても始まらないので、今日は教材の作成方法を披露しよう。(企業秘密で酒よ)
先ずは、1年間のカリキュラムを考え、テーマを決める。どのテーマを何回するか、いつ行うか等を決めるのだ。もちろん、6年生の1年間だけでは全てを教えるのは無理なので、低学年まで逆算して回数を決める。
テーマが決まれば教材作成だ。2時間の授業で何を伝えたいかを考える。あれもこれもじゃ生徒は混乱するだけなので、絞り込む必要がある。授業の展開を(ここではこう言おう、あそこではこれにも触れたいなどと、実際に授業をしているつもりで)考えながら問題を選ぶ。幸い、入試問題は毎年大量に生産されているので、問題選びには苦労しない。それでも、私が伝えたい趣旨にピタッと合う問題にはなかなか出会えないので、改題したり、見あたらないときは一から作ったりする。それらをワープロで打つのだ。授業で使う問題、宿題に回す問題、確認テストで使用する問題。全てレベルが微妙に異なるので、調整しながら作っていく。
この作業を一からすると数時間かかる。開塾当初は1本の教材に10数時間かかっていた。(当然眠る時間などほとんど残されていない。それこそ毎日死にものぐるいだった)
やっと出来上がった教材だが、授業で使ってみると、思っていたよりも出来が良くないことがある。
生徒たちが前回の内容を十分に理解しきれていないと、自分ではこれで十分と思っていても、彼らには基本問題がもっと必要になる。難しすぎてもダメだし、簡単すぎても力は着かない。考えてなるほどと納得できたときに学力は伸びるのだ。
まあ、簡単すぎて時間が余ることよりも、欲張りすぎた結果、時間が足りなくなってしまう事の方が多いのだが、その場合は当然ながら修正が必要だ。もちろん、その授業は終わっているので、次年度以降のために。
これでも20年近く毎日授業をしてきているわけだから、教材のストックはある。しかし、生徒のレベルは毎年一定ではないので、その都度、手を加えながら使用している。教材のレベルダウンをしなければならないときほど辛いことはない。
6年ほど前に、全ての教材を改訂した。と言っても全学年一度に行うことは無理なので、一部改訂とはいえ4年もかかった。
さらに、この2年で低学年の教材の半分を作り替えた。(正直大変だった)
来年は6年生の教材を全面改定しようと思う。本当は、問題集を改訂もしくは新規作成する予定だったのだが、今の生徒対策の方が急務だろう。 - 09.12.12 メール
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メールは便利なもの。忙しいときは特に重宝する。いつ読んでも良いし、すぐに返事しなくても良い。
言った言わないの間違いをなくすために重要な用件ほどメールの方が良い、と言われる方もいる。
確かにそうかも知れない。
しかし、私はやっぱり苦手だ。
単に使いこなせていないだけでしょ!と言われたらそれまでだが、何と言うか、無機質な感じがするのだ。感情が上手く伝わらないために、誤解が生じることもある。
相手が読んでくれたかどうか不安になることも多い。生徒に毎週書いているHOメールなどは実際読まれていないことの方が多いのではないだろうか。全員に送るには1日では終わらない。数日かかることもあるのだから、(まあ、これはこちらの都合だが)やっぱり読んでもらいたい。
話がそれた。
だから、私は大切な用件のときは、メールではなく極力電話をするようにしている。
古い人間かも知れない。わざわざ電話までして来なくても良いのに、と思われている迷惑な存在かも知れない。
が、それでも私は電話の方が好きだ。
また、私にはどうしても理解できないことがある。
例えば、会う日時まで決めていたのに、メール一本で断りを入れてくる人。
仕事のキャンセルを約束の30分前に送りつけて来る人。
信じられない。一般常識を持っているのだろうか。流石に、その方にはお付き合いをお断りさせてもらったが・・・。
今回は求人に応募してきた方から、採用試験の前日に辞退のメールが届いた。面接まで済んでいるのに。
私の感覚がずれているのだろうか?教えて頂きたい。 - 09.12.13 終電
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今日も遅くなった。さてそろそろ帰るかと事務所を出たが、思い出した。
ガ〜ン!今日はまだ歩いていない!
歩き始めて約10日。さて、効果の程は?
まだまだ、いや全くだ(ショボ〜ン)。
ある保護者は、私の顔をじっと見てこう言った。
「先生。少し・・・」
しばし絶句。やっと続けた。
「少し、少しだけ顔がほっそりしはりました?」
無理をしなくてもいいのにと思いながらも、
「はい、少し」と、私も愛想を返したが、変わっていないのは誰が見ても明らかだ。
昨日から一駅を二駅に増やした。
すぐに効果が出るはずないのは分かっている。でも・・・。
ふらふら歩くだけじゃいけないのかな〜?
しかし、危なかった。もう少しで終電を逃すところだった。
それにしても、うるさいなぁ〜!終電って! - 09.12.14 訃報
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メーリングリストで知った恩師の死。
慌てて母校に電話した。日曜日にもかかわらず、一人の先生が出られた。
その方が今朝お見舞いに行かれたときには、すでにお亡くなりになっていたそうだ。
先生はクールな、いや、どちらかと言えば冷めた感じだったが、私は嫌いではなかった。
最後にお話しさせていただいたのは、校長になられた頃にご挨拶に伺ったきりだから、随分前になる。入院されていたのも知らなかった。
葬儀に参列すべきなのは当然のことなのだが、生憎その日は6年生の最終面談。
お通夜も授業があって間に合わない。
うーん?どうしよう - 09.12.15 お片付け
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年末でもないのに、事務所の大掃除!
おっとここ数年、年末にも大掃除はしていなかったっけ。
じゃあ何で?
もちろん、明日の入塾説明会の為だも〜ん。
第一印象は大切だ。
床まで拭いてピッカピカ!
しかし、人間の感覚は差によって変わってくる。私にすれば今までより格段にきれいにしたつもりでも、いつも整理整頓された空間で生活している人にとっては、大したことはないかも知れない。
うーん、確かに微妙・・・。
何はともあれ、明日。一人でも多くの人が来て下さる事を願いたい。
甘いかなぁ〜! - 09.12.16 ピンチじゃ
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恩師のお通夜に行って来た。
流石にこの時期、6年生の授業を止める訳にはいかず、お参りするのがすっかり遅くなってしまったが(到着22:00前は顰蹙か?)、ご子息(お二人とも灘校出身。29回生と32回生)が応対して下さった。
長身でがっちりとした体格の先生だったが、お亡くなりになったときの体重は42kg。お顔も拝ませていただいたが、久しぶりにお会いした先生は別人のように思え、切なくなった。
ご病気だったそうだ。78歳とは何ともまだ早過ぎるような気がする。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
今回は同窓生の代参も仰せつかっていたので、けっこう緊張した。
皆の衆。ご安心召され。ちゃんとみんなの気持ちは伝えてきたぞ。
さて、どうしてだろう。本日の説明会終了後しばらくしてから鼻水が止まらなくなってしまった。
満員を予想していた会場が寒々としていたせいだろうか?(ショボ〜ン)
それとも事務所を綺麗にし過ぎたせいだろうか?
幸い、鼻水だけで熱もなければだるさもないのだが、今日だけでBOXティッシュ1箱は使ったように思う。
大したことはないと願いたいが、今から正念場を迎えるのにいささか不安ではある。
気のせいか喉まで痛くなってきた。麻黄湯のんでいるのにな〜。
それより、心配なのはハニーだ。帰宅するとダウンしていた。
早く元気になっておくれ! - 09.12.17 買い出し
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ハニーは少し回復した。
しかし、昨日は起きあがることもままならなかったよう。
そんなとき、やはり困るのは食事だ。
ここぞとばかりに私が腕をふるえればよいのだが、料理は全くダメな私。本当に何も作れない。
幸い、早く帰宅できたので、デパートの食料品売り場で買い込んだ。
次男はオムライス、長男は中華、ハニーはちらし寿司のリクエストがあり、私のアテも含めて大量購入。
紙袋はパンパン。売り場のおばちゃんが見かねて「兄ちゃんちょっと貸し!」と袋を2つにして詰め直してくれた。おおきに!
しめて5947円のお買い物。
腹を空かしている皆の元に急いだが、お待ちかねのようだった。
挙げ句はリクエストの焼き鳥を忘れてしまい、長男がっかり。
ダメパパの烙印を押されてしまったかな?え?もう押されているってかい? - 09.12.18 寒波
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急に寒くなった。寒いはずだ、昨日は大阪でも小雪が舞った。
折角完治した私の風邪?が、ぶり返さないように気をつけたい。
今回は麻黄湯のおかげか、いつもより症状が早く治まったような気がする。
さて、今日も目が回る忙しさだったが、一つ良いことがあった。
高知から「鰹のタタキ」が届いたのだ。お気に入りのお酒とともに。
まだお目にかかっていないが、今日は全速力で帰ろうと思う。待ってろよ!鶴ちゃん。
TORAさん!おおきに!
どんなに寒くても冷酒を愛するカッパちゃんで酒た。 - 09.12.19 ささやかな願望
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今日も寒かった。今朝は急いでいたので、出勤時には歩かなかった。
この寒空の下、今から2駅も歩くのかと思うと、嫌になるが、自分で決めたことだ。仕方ない。
こんな夜は鍋が食べたいな〜。
暖かい湯気が立っている鍋。おいしいね〜と言いながら、家族みんなでつつきたい。
しかし、わが家はある事情でしばらく鍋は禁止。
悲しいけど、これまた仕方ない。
さあ、そろそろ帰るか?
今日もよく頑張った。えらいぞ呑ちゃん。誰も言ってはくれないから自分で言おう! - 09.12.20 怒りんぼ
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またもや生徒達に失望。
彼らには緊張感もなければ、意欲も感じられない。
たまたま覗いたある先生の授業。数人が隠れてこそこそふざけていた。
可愛いもんじゃないかと、軽くたしなめれば良かったのかも知れないが、私は心底怒りが湧いてきた。
彼らはあと一月も経たないうちに受験する。最終面談も終わり、さあいよいよと言うときに何たることか!?
今までのんびりしてきたんだ、せめて最後くらいは気合いが入ってもいいのじゃないのか!?
なのに人の目を盗んで悪ふざけ。私には理解できない。
情けないないやら、空しいやらで、しばし言葉を失った。
「もうほっとこか?どうにでもなりやがれ!」と半分以上本気で思った。
実際だいぶ悩んだが、やはり注意することにした。
でも、本当は嫌なのだ。怒る度に自己嫌悪に陥るから。
仲間に聞いてみた。「私は怒り過ぎか?」と。
「気持ちは理解できる」とのことだった。
ということは、やはり行き過ぎの面があるのだろう。
でも、正直もうよく分からない。
私が彼らを叱るのは、彼らのことを思ってなのか、それとも自分の感情任せなのか?
あ〜だこ〜だと言いながら、わけが分からぬまま、いつの間にか酔ってしまったようだ。
帰ると、左手にはドーナツがぶら下がっていた。
何でじゃ〜!! - 09.12.21 緊張の一夜
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今日は恩師とお会いする。
高校時代の先生と呑むのは珍しい。何かの会合でならば何度かあるが、個人的なものは初めてでないだろうか?先日30年ぶりに再会した友のセッティングだ。縁に感謝しよう。
高校時代の先生方の中では最も親しみを覚える先生だ。私が中学生の頃に赴任された。多分当時は一番若かったはず。年が近いせいもあるのだろうが、裏表のないストレートな人柄に惹かれ、私は大好きだった。
ただ、よくシバかれたことも事実で、何と理不尽なと思ったこともある。先生は覚えていらっしゃるだろうか?聞いてみようかな〜?いや、やっぱり恐ろしい。
息子もお世話になっていることもあり、心安くさせていただいているが、いくつになっても先生は先生。偉大な存在には変わらない。
さて今晩、酔って失礼のないようにしなければ。
無事をお祈り下され、皆の衆! - 09.12.22 きじ
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昨夜の待ち合わせ場所は新地。約束の時間の30分前には北新地駅にいたのだが、それからが大変。店の場所を記した地図を片手に彷徨い続けるが、一向に辿り着かない。
交番が見えた。運良く1人の警官が滞在中。ていねいに説明して下さった。どうやら近くまで来ていたようだ。
「ありがとうございます。おかげでよく分かりました。ここから2つ目の角を左で酒ね」とカッパ。
「いいえ、右です」呆れたような声で、送り出してくれた警官。きっと「こいつあほや」と思ったにちがいない。
それからまた迷い(つくづく情けない)、結局10分の遅刻。
恩師をすっかり待たせてしまった。
そのお店は鍋が売り物。嬉しいじゃないか、鍋を封印されている私にとっては最高のセッティングだ。
『きじ鍋』を初めて経験した。
臭みはない。鶏肉よりは少し固いが、鴨ほどの歯ごたえはない。
とても美味しくいただいた。
先生はお酒を呑まれない。もともとアルコールは好きじゃないと仰っていたが、昨夜は車で来られていたこともあり、一滴も口にされなかった。
しかし、よく喋る。3時間ほどご一緒させて頂いたが、ず〜っと話されていたように思う。
また話が面白いのだ。内容はここではあえて伏せさせてもらうが、シラフでもあれほど盛り上がれるとは凄い。
最初は緊張していた私も、酔いとともにいつしか生徒から大人に変身してしまった。
きっと失礼なことをたくさん言ったに違いない。先生ごめんなさい。
2軒目に行ったことは覚えている。
シャンパンを呑んだ。美味しかった。あれがドンペリか?だとすれば、もっとゆっくり味わうんだった。
とにかくご機嫌で帰ったことは確かだ。
土産にもらった堂島ロールを食べながら、昨夜の記憶を辿るが、数ヵ所繋がらない部分がある。
う〜ん。先生とどこでお別れしたんだろう。 - 09.12.23 カレンダー
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毎年、この時期になると友人がカレンダーを届けてくれる。
保険の仕事をしているから営業の一環かと思っていた時期もあったが、カレンダーは彼の自腹らしい。顧客も多いだろうに、きっと大変な出費だろう。
いつもありがとう。家にも事務所にも彼のくれたカレンダーが飾られている。
昨日、出社したらお届け物としてドアノブにかかっていた。
水くさいじゃないか。一声かけてくれたら必ず待っていたのに。
さて、妙なこともあるものだ。昨日だけでカレンダーが10数本届いた。
友人からだけではなく、業者や知人からも、挙げ句は郵便局からもいただいた。
すっかり年末気分になったが、新年の用意ができていると言えるのはカレンダーくらいなもの。
まだ生徒達に年賀状も書いていない。えらいこっちゃ。
講習会もスタートし、入試が終了するまではハードな日々が続く。こりゃ大変じゃ。 - 09.12.24 なすび
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今日はイブ。でもそんなの関係ね〜!
まだ1人事務所におりま酒!呑んでませんよ。
生徒達に送るクリスマスカード用にカッパのイラストを探していたら、あるわあるわ。
けど、どれもこれもピンと来ない。あれこれ悩んでいるうちに時は過ぎ、危なくクリスマスに間に合わなくなるところだった。
さて、昨日のこと。
とぼけた生徒に
「このすっとこどっこい。おたんこなすび!」と言ったら、
「先生。そんな酷い言い方はないと思います!」と別の生徒が反応した。
「え?どこが悪いの?」(確かに誉められた言い方ではないだろうが・・・)
「だって、なすびだなんて・・・。非道すぎます!」
「???」ますますもって分からない。
その生徒曰く、「茄子は構わないけど、なすびは表現として汚すぎる」らしい。
そんなの初耳じゃ。なすびがいけないのなら。私の好きな「なすびカレー」はどうなる。外道の食い物か?
今日、そのことを別の学年に尋ねてみた。
何と、何と、そこにもいたのだ。「なすびは良くない表現だ」という者が!
皆の衆。教えて下され。
何故じゃ?どうしてじゃ?!何がいけないのじゃ! - 09.12.25 サンタ
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我が家にサンタがやってきた。
今日も終電。疲れ果てて帰宅すると、PCの上にクリスマスデコレーションの袋があった。
「何じゃこれ〜!」松田優作風に叫んでみても誰も相手してくれない。
開けてみると、ネクタイだった。うわ〜いうわ〜い。
ハニーサンタのプレゼントだ。素敵な色だし、気に入った。
しかし、私はハニーに何もプレゼントをしていない。
何度か「欲しいものない?」って尋ねたのだが、決まって返事は「ない」。
もっとハニーのことを見つめていれば、何が欲しいか分かったろうに。カッパのお馬鹿! - 09.12.26 半分
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「100里の道は99里を以てばとす」
恩師から教わった言葉。
小学生だったその頃の私、
「じゃあ、1里を行けば半分やんか」と、勝手な解釈。自分なりに納得していた。
以来、座右の銘となる?
本日、年賀状のあて名書き終了。
しかし、ウラ面は真っ白。
当然そちらの方が大変な作業になるのだろうが、まあ半分終了と言うことで・・・。
個人的なものは逆に、ウラ面だけ終了している。
早く終わらしてスッキリしたいな〜。
- 09.12.27 完成
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うわ〜い!うわ〜い!
で〜きた!できた!
年賀状(塾用)が完成した。
あとは一言添えるかどうかなのだが・・・。
う〜ん。明日の気分しだいだな。
とりあえず今日は完成を祝って祝杯じゃ。
個人用がまだだけど、まあそれはドンマイ!(つくづく自分に甘いなぁ〜) - 09.12.28 寂寞
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長男とマイミクの私。彼は嫌がっていたが私は嬉しかった。
ところが、本日マイミクを切られてしまった。
かねてから、「大学生になったらマイミクは切るで!」と宣言されていたからまあ仕方ないのだが、正直寂しい。
昨夜、彼の帰りが遅いことを注意した。本人も反省したと思いきや、いきなりこの仕打ち。
あ〜あ。どうやら最愛の人に嫌われてしまったようだ。 - 09.12.29 感謝
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世間ではそろそろ仕事納め?けど、そんなの関係ね〜!
私は今日9時間授業。朝から晩まで事務所にいる。
「食事を取る時間もないな〜。ハニーに作ってもらったおにぎりは午前中に食べてしまったし、どうしよう?」
と思っていたところ・・・。
差し入れを頂いた。わ〜い!わ〜い!しかも私の大好物。
有難うございま酒。美味しく頂きました。
おかげさまで、残り4時間の授業、頑張れそうです。
また別の方からはお餅を頂いた。本当にいつもいつも恐縮で酒。
さあ、張り切っていこ〜! - 09.12.30 限界
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体力の低下を感じる。睡眠不足のせいだろうが、今日は頭が痛かった。
私はハニーとは違い、滅多なことで頭痛は起こらない。
珍しいことだと、喜んでもいられない。立ち眩みも2回ほどあった。
こんな時はあまり怒りたくないのだが、生徒達は私の状態なんてお構いなしだ。
相も変わらず、いい加減な家庭学習で私の頭痛を増大させてくれた。自分で自分の可能性を潰していることに、どうして気がつかないのだろう。
気力も限界に近い。こんな日は早く帰ってゆっくり眠ろう。
でも、少し位は呑みたいな〜。鍋も食べたいな〜。
- 09.12.31 回顧
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さよなら2009年。今年もいろいろあった。少し振り返ってみようか。
1月。18期生の入試終了。好結果ではあったが、全員の第一志望合格はならず。
2月。新学年スタート。募集状況はまあまあだったが、学年によって偏りがある。
3月。教育顧問引退。お世話になりました。職員が辞意表明。なんでやねん!
4月。TORAさん来阪。5・6年対象に特別授業を行ってもらった。
5月。30年ぶりに高校時代の友人達と再会。知らんオッサンばっかりやった。
6月。新型インフルエンザ流行。マスク確保に躍起。
7月。拓郎コンサート中止。またもやふられた。何度目や!早く元気にな〜れ!
呑ちゃん。新聞に載る。悪いことはしていないぞ!
8月。アルゴ全国大会が灘校で開催。HOPESから銅メダリスト誕生。
9月。呑ちゃん発症。手術を決意。(言うほど大したことではないので酒が)
10月。生涯初の入院。退院の日に友人の死の報せ。
11月。最近のことほど思い出せない。呆けた証拠か。
特筆すべき事はナシ。敢えて挙げるならば、メンバー誘致に失敗したことか。
12月。「ちょっと一駅」計画開始。効果は・・・。現在1kg減。しょっぼ〜!
今年もたくさんの出会いと別れがあった。
来年こそは素敵な1年でありますように。