- 16.5.1 虚無感
-
もういやや。なんで私、こんな事してるんやろ?
良かれと思うことが、全て裏目に出て、空回り。
もうどうでもいいや!
私は年に何度か、このような状態になる。
原因は様々だが、一番ダメージを受けるのは人から裏切られたとき。
大袈裟か?じゃ、ソフトに改めよう。
人にウソをつかれたときだ。
私が間違っているのだろうか。
自分のルールを人に押しつけているだけなのだろうか。
正しいのは自分だと思い上がっているのだろうか。
ウソをつく人間の立場で物事を考えなければならないのだろうか。
あ〜!めんどくさい。
子どものウソなら許せる?
誰が決めた。そんなこと。
人として未熟なんだから、仕方ないよ。
慥かにね。けど、限度があるよ。
今までずっと黙ってきたが、もう限界。
不快な思いをさせてしまい、申し訳ない。
早く元気にな〜ろう!
- 16.5.2 初夏
-
ここ数日、寒暖の差が激しい。
3日前など、我が家ではストーブがついていた。
なのに、昨日今日のこの暑さ。まるで初夏を思わせる陽気だ。
母校では文化祭が行われている。
今年は行かなかったが、きっと盛況だっただろう。
生徒の中には出かけた者もいたようで、なんとお土産を頂いてしまった。
そうだ!今宵は、算チャレのオフミが行われるのだった。
昨年は長男を連れて参加したんだっけ。
無理をすれば、少し顔を出すこともできるのだが、どうも気が乗らない。
会いたい人もいるんだけどな〜。
以上、雑感で酒た。
- 16.5.3 冷房
-
電車の中は、蒸し暑い。先月から冷房が入っている車両もあった。気が早いなと思ったのを覚えている。
飲食店では、まあ当然かな。冷えすぎは嫌だけど、暑かったら食欲無くすもんね。
さて、問題は教室だ。
生徒達はちょっと汗をかいただけで、すぐに「暑い!暑い!」と騒ぎ出す。
慥かに、子ども達は体温が高い。
でも、どうだろう。本当に、我慢できない暑さなど滅多にないはずだ。
「暑くて死にそう」なんて言われると、むっとする。
「じゃ死ねば」とまでは流石に言わないが、彼らは、一事が万事、大袈裟なのだ。
こちらもムキになって、「(絶対に)冷房はつけないからな」と構えてしまう。
一部の生徒の言いなりになっていたら、正直キリがない。
だから私は「暑い・寒いは私が決める。私が暑けりゃ冷房をつけるし、寒けりゃ消す。どうだ、文句有るか?」と強引に従わせている。
実のところは、
「(原則)多少暑くても冷房は極力つけない。つけても、寒そうにしている生徒が一人でも居ればすぐにオフにする」
ように決めている。これ内緒よ。
もちろん例外はある(真夏にシャツ1枚の格好で来て、クーラーの真下で寒いと言われてもね)が・・・。
また、教室の空調は調整があまりできない。20年以上前の設備で酒からね。
暖房は、頭がボートするくらいまで暖めるし、冷房だと、とにかくひたすら冷やすのだ。
加えて、まだフィルターの掃除をしていないという実情もあり、取り敢えず「5月いっぱいは冷房はかけない」で行こうと思う。
と、言いながら事務室のクーラーをこっそりとつけた私。
天罰覿面。冷気が(薄い)頭頂部を直撃。
はい、現在、喉に違和感が・・・。
反省!
- 16.5.4 出世
-
同級生から葉書が届いた。
え?何々。ほ〜!やるやん。
と言っても、何のことか分からないで酒ね。
早い話が出世したようだ。
大きな病院の副院長先生になったらしい。
すげ〜すげ〜!
彼とは、学生時代、とても仲が良かった。
この日記にも一度登場している。ま、妹さんがらみだけどね。
大病院の副院長か。
大変な責任なんだろうな〜。
偉ぶらない彼のことだから、きっと人から慕われる立派なお医者さんなのだろう。
おめれとう!体に気を付けて、精進して下され!
また会おうね。
- 16.5.5 それぞれの休日
-
連休が終わった。
1日だけ少し天候が崩れたが、後は驚く程の好天に恵まれた。
しかも、初夏を思わせる陽気。
野外で楽しんだ人にとっては、最高の休日だったのではないだろうか。
例えば、セーリング。気持ちいいだろうな〜。
私はひたすら仕事をしていた。
と言っても、平常通りの時間割だったので、私自身に変化はない。
ただ、まわりが休日だっただけだ。
普段と違うのは算数オリンピック対策講座を行ったくらいだが、まあ、あれは半ば趣味のようなもの。
長男は、いきなりクラブの顧問を任され、合宿の引率に駆り出された。
連休中は、少しゆっくりできるかと思いきや、家に居ないのだから話にならない。
一度くらいは一緒に呑みたかったな〜。
さて、明日から、世間は平常に戻る。
私の忙しさはしばらく変わらないだろう。いや、むしろ増すかも知れぬ。
夏まであと僅か。何とかせねば。
- 16.5.6 24時間労働
-
労働=お金と思っている多くの人へ。
あなた方は、こんな人がいることをご存知で酒か?
その人の仕事は、休憩時間もなければ、もちろん休日もありません。
一ヶ月30日として、総労働時間は720時間。
しかも、その報酬は0円。
時間給にして(いやするまでもなく)、もちろん0円で酒。
「そんな、アホな?そんな人、おるわけないやろ!」
はい、ごもっとも。仰るとおりでございま酒。
けどね、いるんで酒よね。そんな人が。
しかも、私たちのすぐそばに。
え?まだ分からないって、大丈夫?
いや、もう分かったよね。
そう、正解で酒。それは「お母さん」
世の母親には、休む間などありません。
例えば、子どもが病気になったとき、
「私の仕事は、契約上〇〇時までですから、お先に失礼します」
と言って、子どもを見放しますか?
いいえ!子どもが元気になるまで、それこそ一睡もせずにそばについていたはずです。
そのお母さんは、残業代を請求しましたか?
それでも、母親は満足なのです。
たとえ、一銭たりともお金が得られなくても、文句なんか言いません。
それが自分の仕事だと分かっているから。
いや、仕事だなんて思っていないでしょう。
母親にすれば、子を守る。それは当然のことなのです。
私たちは、母親の愛情のおかげで、ここまで生きてこられたので酒。
このことは、けして忘れてはなりません。
思い上がってはいけません。
ああ、なんと有り難い。母の愛。
- 16.5.7 リゲイン
-
「24時間戦えますか〜♪」なんてCMが流れていたのは、いつのことだったんだろう。
少し調べてみたら、20年以上前だった。
実は、飲んだことがない。
その頃は、私も若くて、このような所謂エネルギードリンク剤の世話になる必要は無かったし、また、同時期に発売されてたユンケルなんて無茶苦茶高かったしね。
昨日、ドラッグストアでふと目に止まった「リゲイン」の黄色い箱。
あれ?結構安いやン。1本60円もしない。
思わず、買っちゃいま酒たよ。
早速飲んでみた。
甘〜い!何じゃこりゃ?(どうやら私が購入した物は、リゲインMJなる商品で、飲みやすくするために甘くなっているそうだ)
で、その効能は?
う〜ん。こんなの気のせいでしょ。
でもまあ、取り敢えず。今日も朝から飲みま酒た。
さて、本日の睡眠は3時間、授業は7時間。無事に乗り切れたら、感謝しようかな。
- 16.5.8 母の愛
-
この世で一番ありがたい存在。それは親。
何があっても子どもを認めてくれる。そんな人は他にはいない。
甘えて良いと言いたいわけではないが、私を含め、殆どの人間は親のおかげで生きている。
特に、母親は絶対だ。
何てことを言うと、マザコンだと思われるだろうが、敢えてはっきり言わせてもらおう。
世の中の半分以上の男性は、多かれ少なかれマザコンだ。
「俺は違う!」と言う奴がいれば、私は其奴を絶対に信用しない。
生徒達には、母の日に因んで偉そうに少し書いた私だが、万年金欠の身では、せいぜい電話するくらいしかできない。
数日前に、久し振りに会った母は・・・。
腰も曲がり、すっかり年老いたように見えた。
加齢は仕方ない(もう80歳だもんね)と思うと同時に、自責の念にかられた。
だって、やっぱ私の親不孝が一番の原因でしょ!
「いつまでも元気で!」と、身勝手に願うばかりだが、あの母の姿を目の当たりにすれば、そう多くは望めないのかも知れぬ。
一方、息子達は、それぞれがハニーにプレゼントを用意してくれたようだ。
親バカと罵られようが、全く構わない。(もう慣れっ子だし)
なんと素晴らしい!ホント、一体誰に似たんじゃ?
- 16.5.9 20000日
-
生徒達と話をしていて気が付いたこと。
以下、会話を再現。
「私、もう20000日以上生きてま酒」
「え〜!」(化石を見るような目つき)
「だって、55歳で大体20000日だもの」
「・・・」全員無言。
「ありえない!」と言う表情で、首を横に振る子は可愛いが、
「そりゃそうや!」と、大いに頷く子の方が、実際多かった。
話は続く。
「例えば、私が1日に1個ウソをついてとしても、もう20000回以上ウソをついているんやね」
目を白黒させているのが、実に可愛い。
「一日平均20個ウソをついていたら?」
「ぎゃ〜!」適当に頷いている子もいたが、桁違いの多さに驚いたようだ。
(「けどね、20個じゃきかないよ」との言葉は飲み込んだ)
「まあ、君たちの4000日と比べるのこと自体がおかしいけどね」
全員が頷く。(私は化石か?)
「ただ、私はウソをついたことはない!」(いつものギャグで申し訳ないが、全員が「うっそ〜!」と叫んだ。
それにしても、(最低で、日に10=10×20000回)200000回以上のウソに、母親は付き合ってくれたことになる。
やっぱ!すげ〜!
改めて、感動!感激!感謝!
そして・・・。反省。
- 16.5.10 机上整理
-
やっと机の上を片付ける時間ができた。
はっきり言って、スゴい状態だったのだ。
プリント・郵便・資料・メモがごっちゃまぜ。
なんせ、年末から約半年分の蓄積だ。半端な量じゃない。
よく、この状態で事故が起こらなかったことだ。
いや、間一髪救われたといった方が良いか?
とある学校の説明会。案内はかなり前に届いていた。日程調整ができればもちろん参加するつもりでいたが、とりあえず返事は保留。
で、今回、書類の山の中から出てきたものを改めて見ると・・・。
え?今週じゃないか。もちろん、申し込み締め切りはとうに過ぎている。
あわてて、学校に電話。
「今からでも良いで酒か?」って、イタズラがバレた子どもか。
担当の方も笑っておられた。危ない。危ない。
郵便類は、届いた段階で全て目を通しているのだが、そのまま放置しているから、こんな事になるのだ。
入試問題も然り。後で解こうと放っておくから貯まるのだ。
コピー類も、裏が白いからメモになるやろなんてけちくさいこと考えるから、えらいことになるのだ。
よし、決めた。
どんどん棄てるぞ!バンバン捨てるぜ!
- 16.5.11 サプライズ
-
「関西人はサプライズが苦手」とTVでさんまが言っていた。
どうしても黙っていられなくて、バラしてしまうからだそうだ。
今日は長男の誕生日。25才になった。(感無量)
日が変わった頃、次男から電話。
「お誕生日おめでとう」のメッセージだ。
次男はこの日のために、兄にプレゼントを用意していた。
私たちには「黙っといてや!サプライズなんやから」と釘を刺しておきながら、
「あんな、明日プレゼント届くからな」と、直接バラしていた。
あ〜!やっぱり関西人や。
- 16.5.12 メジャー
-
メジャーと言っても、メジャーリーグのことではない。
所謂「ものさし」のことだ。
ただ、長さを測るだけの「ものさし」でもない。
少し難しい言葉で言えば「判断基準」。いや「価値観」の方が近いかな?
長男の誕生日にささやかな祝宴を開いた。
彼と呑むのは久し振り。
その場で、話題に上ったのが、自分の価値判断を何処まで相手に示せるか。
よくいるじゃない。その道の専門家かも知れないけど、関係ない人にとったら「何この人?」て感じの勘違いした人間。
痛いよね。
長男曰く「相手の立場で考えたら、(すぐ)分かることやん」
「相手がイメージできる範囲で示したらいいねん。押しつけても仕方ないで」
恐れ入りやした。正にその通り。
また、息子に教えられま酒た。
私はもっと謙虚であらねば・・・。
- 16.5.13 『ガソリン生活』
-
伊坂幸太郎はおもしろい。やっぱ、この人天才や!
今読んでいるのは『ガソリン生活』。
車が主人公。車どうしが会話する。この奇想天外な発想もさることながら、登場人物が興味深い。
特に小学5年生の次男が、やたらと大人びており、大人顔負け。
伊坂の小説は、どれも会話の妙が素晴らしいのだが、今まで読んだ中でも一二を争う面白さではないだろうか。
と言っても、ワザと奇を衒った表現をしているのではない。言葉自体は普通なのだが、テンポと間かな。
ストーリーはミステリー仕立てで引き込まれるし、読み始めると止まらなくなる。トイレの中で読んでいるのだが、このままじゃ、家人の迷惑になりかねない。
実はまだ半分も読んでいない。けど、読み終えるのが惜しいような気もする。
お勧めで酒よ。
- 16.5.14 マンボウ
-
事務所に浮かぶマンボウ君。
けど、このマンボウ。放し飼い注意なのだ。
う〜ん。トロピカル!
授業で、マンボウが話題に上った。
「マンボウはね。一回に3億個も卵を産むんだよ」
「え〜!スゴ〜!!」
「じゃ、今度、マンボウ連れてくるわ」
「うっそ〜ん!」と、誰も信じない。
そりゃそうだわな。マンボウ飼っている人なんていないものね。
「ね〜、いつ連れてくんの?」
「そのうちね」
「どうやって運ぶの?」
「ひ・み・つ」
私があまりにもキッパリと言うものだから、生徒達も半信半疑の様子。
けど、私はウソをついていない。
ほら、ちゃんと連れてきたでしょ。
すぐに家出する。
しばらくは、繋いでおこうか。
- 16.5.15 映画
-
私は洋画は殆ど観ない。映画を観ること自体少ないが、専ら邦画ばかりだ。
一方、ハニーは洋画の方が好き。
帰宅したら、何やら鑑賞中のハニー。
「何、これ?」
「え?覚えてないの?」
「知らんわ。観たことないで!誰やねんこのオッサン?」
半ば呆れ顔のハニー。
「ハリソン・フォードよ」
「ふ〜ん。この人がそうか」
「え?本当に覚えてないの」
「何がやねん?」
「二人で初めて映画館で観た映画。インディ・ジョーンズよ」
「え?・・・(が〜ん!やってしもた)」
こうなりゃ開き直るしかない。だって、本当に記憶にないのだから。
「きっと、映画より君ばかり見ていたから、(ストーリーも)何も覚えてないんだよ」
「ふ〜ん」と、疑いの眼。
「そ、そうだよ!じぇったいにそう!」って、苦しかったかな?
- 16.5.16 旧友再会
-
同窓会以来だから、彼と会うのは、ほぼ1年ぶり。
数少ない高校時代の親友だ。(親友って、勝手に言ってるけど、まあ許されるだろう)
母上の一周忌で帰ってきたのだ。忙しいだろうに、わざわざ時間を作ってくれた。
2週間前に連絡を受けてから、どれほどこの日を楽しみにしたことか。
近所だけど人気の居酒屋に予約を入れ、仕事は全て片づけて、準備万端で臨んだ。
その日もハードスケジュール(朝から授業7時間+面談)だったが、全く苦にはならない。
約束の時刻が近づくだけで、自然と頬が緩む。
ところが、悲劇は突然に。
靴が破れたのだ。
雨の日に履いたのがいけなかったのか。
靴底がはがれ、サイドの革が裂け、破れた靴からは靴下が覗いているという始末。
これだから安物はあかん。
流石に、この状態で友と会うわけにもいかず、急遽ハニーにSOS。
替わりの靴を届けてもらった。
折角だから、ハニーも一緒に呑み会参加。
彼とハニーは面識があるしね。
おかげで、最高に楽しい時間を過ごすことができた。
いくら呑んでも、乗り過ごす心配は要らないし、無事帰宅。
ところが、今朝鏡を見たら、私の額に傷がある。
う〜ん。一体何をしたんだろう。全く記憶にないのだが・・・。
- 16.5.17 Word
私のワープロソフトは「一太郎」。20年以上ずっと変わっていない。
けれど、世間一般には「Word」の方が流通している。
以前は全く互換性がなかったが、今は「Word」を「一太郎」で読み込むこともできるし、その逆も可。
じゃ、大して不便はないじゃない!と言われそうだが、やはり慣れないものは使いにくい。
それなら使わなければ良いだろ!ってかい?
はい、ごもっとも。
けどね、使わなければならぬこともあるので酒よ。
現在、理科(低学年だけどね)の授業も担当している関係上、教材やテストを作ることもある。
いや、全く新規からではない。殆どの場合は、必要に迫られての訂正(しかし、またこれが実に多い)なのだが、それがWordで作成されたものばかりなのだ。
困った。ただでさえ時間が無いのに・・・。
そこで考えられる選択肢は2つ。
私が「Word」に慣れるか、「Word」文書を「一太郎」に変換するか。
さて、私はどうしたか。
「Word」にはおいおい慣れていくとして、取り敢えずは「一太郎」で作り直す。
ね!賢いでしょ。って、それしかない。
今朝も一つテストを作成したが、所要時間は3時間。
え?それって、ワープロソフトが原因じゃないのでは・・・。
う〜ん。慥かに〜!
けど、来年以降は教材からテストまで、全てを作り替える予定。その練習と思えば、まあ、いいか。
- 16.5.18 初対面
-
電車の中で見かけたある人。もちろん面識はない。
年の頃は、私と同じくらいか。
特に目立った特徴があったわけではないが、やたらと厳しい(怖い)表情をされていたので、目についたのだ。
数十分後。私はその方と話をしていた。こんなこともあるものだ。
しばらくして「先ほど電車の中でお見かけしたので酒よ。お気づきでしたか?」と尋ねたら、
「いいえ!全く」との返事。
が〜ん!そりゃ、誰もが振り返る美形とは言わないよ。けど、すぐそばに立っていたのにな〜。
ま、そんなもんで酒ね。しゃーないか。
- 16.5.19 パチモン
-
自宅のノートPC。リカバリーした際に、OSはwindows7にした。
以前にネットで買ったものがあったからだ。
ところが、最近やたらと「ライセンス認証をして下さい」と言ってくる。
おまけに、画面の隅に「このウインドウズは正規のものではありません」と出てくるのだ。
まったくけしからん。
「インストールしたときに、認証はしたはずなのにな〜。けど、忘れていたのかも」と、仕方なく、プロダクトキーを入力したら・・・。
「このプロダクトキーはmicrosoftよりブロックされています」と言うではないか。
なんでやね〜ん!
理由は定かではないが、おそらく購入したwindows7がコピーだったのではないだろうか。
そう言えば、エライ安かった(正規の3割程度)。この段階で気が付けば良かったのだ。
注文してもなかなか現物は届かなかったし、催促のメールを送ると、
「プロダクトキーの番号のみ送りました。こちらからダウンロードして下さい」との返事。
これって、やっぱり騙されたのでしょうね。
あ〜あ、私ってバカだな〜。
世の中には悪意を持って生きている者もいるのだ、という事実を忘れていた。
「自分の信号は全て青だ」(『ガソリン生活』より引用)と信じ切っている馬鹿も始末に困るけど、結局は、正直者が損をするのね 。
イヤだだな〜!
- 16.5.20 目の前
-
突然、目の前が真っ暗になった。
何が起こったのだろう。
目眩の兆候はなかったが、一瞬意識が遠のき、ふらっとしたようだ。
大丈夫。倒れていない。
ちゃんと立っている。
音も聞こえる。
でも、じゃ、何故、何も見えない。
気が付くまでに数秒かかった。
目を閉じていたんだった。
- 16.5.21 感動「ピタゴラスイッチ」
-
昨夜の『探偵ナイトスクープ』。ご覧になった方も多いだろう。
一話目の『自作のピタゴラスイッチ』に感動した。
依頼者は15才の少年。
3才の時から始めたピタゴラスイッチ作り。
その集大成とも言える作品を完成させたいが、上手くいかないから、助けて欲しい。と言う内容だった。
正直、私は『ピタゴラスイッチ』なるものを知らなかった。
そんな番組があるらしいとは聞いていたが、所詮、子供だましだろうと、見もせずに思い込んでいた。
なんのなんの。子供だましどころか、驚きの連続。目から鱗が落ちるとは正にこの事。素晴らしいの一言に尽きた。
素人の私が見ても、その少年の作品がかなりレベルの高いものであることはうかがえた。
しかもその少年。失敗にめげない。
何度も何度も挑戦し、完成を目指す。撮影は150テイクにも及んだようだ。
ドラマならば、「そしてついに・・・!」となるところだろうが、現実はそれ程甘くはない。
ついに、成功しなかった。(私から見れば十分、大成功!に思えるのだが)
見ていて、胸が熱くなった。
こんな純粋な子がいるんだ。
昨今、ちょっとの失敗ですぐ挫折するような子ども達があふれている。
あまり言いたくないが、私の生徒にも打たれ強い子は少なくなった。
世の中上手くいって当たり前。失敗なんてあり得ない。
上手くいかないのは自分の努力不足だなんて思わない。全て誰かのせい。
そんな身勝手な考えの子ばかりだ。(大人もね)
失敗にめげず、歯を食いしばって目標に向かう。そんな根性を見せてもらいたい。のに。
彼の作品は「ぴったしごらスイッチ」で検索すると見ることができま酒。
今回の完成版がUPされる(夏休みに再挑戦するらしい)のを楽しみにしたいと思う。
- 16.5.22 正義の人
-
基本的な質問をぶつけてみた。
よいしょだとは分かっている。
「君は仕事を何のためにしている。金(自分の為)か?他人の為か?」と。
彼は即答した。
「私の場合は、人の為ですね」
卒業生と30年ぶりに会った。
30年間一度も会っていなかったが、FACEBOOKで繋がり、近況などは大体把握できていたので、それ程久し振りという感じはしなかった。
彼の仕事は、弁護士だ。
ものすごくハードな毎日を送っている。それこそ分刻みのスケジュールだ。
今春、自分の法律事務所を開設したこともあるからだろうが、まさに神出鬼没。
奈良にいたかと思えば、数時間後には神戸に現れる。大阪かと思えば京都。FACEBOOKの投稿によると、その都度大抵何かを食べている。
慥かに太っていた。が、それは30年の年月のなせる業。いつまでも少年ではいられない。
新地での写真もよくUPされていたので、てっきり(毎晩)飲み歩いているのだと思いきや、本人は一滴もアルコールは飲まないらしい。
昨夜も飲んで上機嫌なのは私だけ。シラフで嫌な顔一つせず、こんなジジイに付き合ってくれた。
それでも、嬉しいことを言ってくれた。
「私には人生の師と呼べる人が3人います。そのうちの一人が般若先生です」とね。
「厳しいだけやったやんか?」
「いいえ。慥かに厳しかったですけど、努力することの大切さ。その原体験のようなものを教えて下さいました」
「・・・。」(少し涙ぐむカッパちゃん)
おかげで、すっかり元気を分けてもらった。
教え子に感謝だ。
余談になるが、本当ならば、彼の弟(HOPES6期生)も同席するはずだった。
けれど、何故か前日に姿を現した弟くん。彼と会うのも久し振りだ。10年くらいになるかな。
「え?どないしたん。約束は明日だったよね?」
「いえ、近くに寄りましたから。けど、約束って何ですか、知りませんよ」
「え〜。明日お兄ちゃんと会うねんで。君も呼ぶって言ってたよ」
「兄とはさっきまで一緒にいましたが、そんなこと一言も言っていませんでしたよ」
「うっそ〜ん!」
兄弟なんてこんなものなのだろうか?けど、こんな偶然も何かの縁で酒ね。
- 16.5.23 客人
-
四国よりお客様。
まいどおなじみ、いつものメンバーだ!と言えないところが辛い。
とある事情で校長先生が変わったため、新校長がご挨拶にお越し下さったのだ。
ひたすら、お詫びの言葉をくり返されるが、私は頭を下げていただくほどの人物ではない。
かえって、こちらの方が恐縮してしまった。
閑話休題。
「それにしても、教師という職業がこれほど大変だとは思いませんでした」と私。
「息子の様子を見ていると、ホンマ大丈夫かと心配になりま酒」
「私も、初めは毎日辞めてやると思っていましたよ。自分の思いが伝わらないもどかしさ。相手に理解されないことが、これほど苦しいものかと」
「へぇ〜。先生でもで酒か」
「そうです。3年間はしんどかったですね」
「成程。じゃあ、辛抱するように伝えておきま酒。けど、あいつ。『楽しいで!』と言っとるんで酒わ」
「そりゃ素晴らしい」
「それに、『生徒達も良い子だし』ってね」
「人間、誰でも他人の悪い所はすぐに目に付くのです。ところが、良い所はなかなか分かりません。
何故なら、その人の中に、相手の長所と同じものが備わっていなければ、認められませんからです」
納得した。道理で、私には他人の欠点しか見えないわけだ。
また一つ、大切なことを教えていただいた。感謝で酒!
- 16.5.24 ドタキャン
-
教室のビルも築20年以上。けして万全の環境とは言えない。
例えば、エアコン。
温度調整はついているのだが、それがどうも信用ならない。
やたらと冷えまくったり、さっぱり効かなかったり。
機械本体は一度修理してもらっている。(数十万円か、十数万円か定かではないが、かなりの費用がかかったように思う)
まあ、動かないわけではないので、今のところは大丈夫だと思うが、そろそろフル稼働のシーズンだ。
一度メンテナンスをしてもらおうか。けど、メーカーに依頼すれば、来てもらうだけで1万円くらいは取られる。
そこで、エアコン清掃を頼んだ。これとて、けして安くはないのだが・・・。
で、今日がその予定日だった。
ところが、約束の時刻の1時間前に電話があった。
「担当の者が怪我をして本日伺うことができなくなりました」
まあ、怪我ならば仕方ないが、代わりの者はおらんのか?しかし、いくらなんでも1時間前は酷いじゃろ。
せめて、前日までに連絡してもらえれば、こちらの段取りも楽だったのに。(早起きして仕事を一つ片付けたが、慌てることもなかったはずだ)
「仕方ないね。じゃ、いつになるの?」
「いつがご希望ですか」
「(おいおい、それくらい提示するのが筋やろ)早い方が有り難いよね」
「難しいですが、調整してみます」
危なく切れそうになった。
と言うことで生徒諸君。クーラーの使用はしばらく延期じゃ。辛抱せいよ!
それにしても、世の中、無責任な輩が増えてきた。
あ〜、やだやだ。
- 16.5.25 トットてれび
-
黒柳徹子のエッセイをドラマ化した番組。
偶々、初回から見ることができたので、毎回楽しみにしている。
テレビが茶の間に浸透する少し前から話は始まる。
その頃の日本は、面白いことに飢えていたのではないだろうか。
現在の刺激に満ちた日常からは想像できないほどの、ほのぼのとした、それでいてエネルギーを感じさせる時代。
だれもが「明日は良くなる」と信じており、みな懸命に生きていた。
私の育った時代とは少しズレるが、人間が純粋で、精神的にもタフだったのではなかろうか。
上手く表現できないが、今ほど荒んでいないのね。
そんな時代のドラマや小説。私は嫌いじゃない。
黒柳徹子に特別な思い入れは全くないが、満島ひかりは割と好きだしね。
- 16.5.26 スタミナ
-
事務所に着いたら、先ず1本。
授業前に、もう1本。
あかん、完全にオッサン化している。
何の話かって?
リゲインで酒よ。リゲイン。
すっかり嵌まってしまった。
飲んだ直後は、慥かに元気になるような気がするのね。
けど、当然持続はしない。
数時間後は、却って疲れているようにも感じる。
ネットによると、
栄養ドリンクには、医薬部外品扱いの物と、清涼飲料水扱いのものがあります。特に注意が必要なのが医薬部外品系のもので、タウリンなどの医薬成分が入っています。
らしい。
どちらの栄養ドリンク剤にも言えることですが、大量の糖類が入っているのでカロリーが高く、この糖分がエネルギー源となり身体を元気にしてくれるようです。
その反面、栄養ドリンクに含まれる糖分やカフェインなどは胃などに負担をかけています。
カフェインの働きのひとつに脳内血流の促進があり、これは頭をしっかりさせます。頭がしっかりすることで体の疲れがとれていなくても取れたような気分にさせてくれます。 でも、カフェインの取りすぎは、胃腸障害や頭痛などがでることもあるようです。
糖分はすぐエネルギーに変わるので疲れた体には効きますが、糖分の摂りすぎにもなり、ドリンクの飲みすぎは肥満を招きます。ひいては糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす可能性もあります。
タウリンはシステインと呼ばれるアミノ酸から合成されており、胆汁酸塩として働いて消化を助けます。
気を付けなければならないのは、 無水カフェインが添加物として入っていること!この無水カフェインは空腹時に胃や腸を刺激して、胃酸分泌を行う壁細胞に直接働きかけて胃酸分泌などを促進しますが、その結果胃潰瘍などを引き起こす可能性があります。
いかん。いかん。
全く良いことないやん。
せめて1日1本にしなければ・・・。
って、止めへんのか〜い!
- 16.5.27 家族の風景
-
その昔「オールナイトニッポン」というラジオ番組があった。(今あるかどうかは知らん。え!まだあるの?)
電波が(全国津々浦々までは)届かない時代の深夜放送だ。
ご存知の方も多いだろう。私のように、青春の代名詞のように感じていた人もいるはずだ。
当時、私のラジカセでは関東の放送は受信できず、友だちがエアーチェック(←もはや死語)してくれたテープを雑音混じりで聞いていた。(そう、あの頃はカセットテープだったのよね)
拓カさんが出ていたから聞き始めたのかな?いや、拓カさんは「セイヤング」だったかも?(数年のズレ及び記憶の曖昧さは、ご勘弁)
しばらくしたら、当時の歌姫(誰か分かれば貴方は立派な昭和通!)がパーソナリティを務め始めた。(その頃は、電波状況もかなり改善されていたように思う)
夢中で聞いたね。「中島みゆきのオールナイトニッポン」
20歳になるかならないかの頃から始まったように覚えている。(ハニーも聞いたことがあると言っていたから、結構長かったのかも)
とにかく、みゆき嬢の、歌の暗さとパーソナリティでの明るさ(100%本当の姿とも思えぬが)のギャップが新鮮だった。
中でも面白かったのは「家族の肖像」。
リスナーの投稿で成り立っているコーナーで、リスナーが自分の家族のボケ具合を暴露する。
とんでもない家族の姿を公表するくせに、けして毒は無い。ほのぼの感がつきまとう。
爆笑ネタもあるにはあるが、それより何気ない日常のボケ具合が素敵なのだ。
クスッと笑えて、それでハッピー!
そう。そうなのだ。当時の少年(=私)は純粋だったのだ。
そんなことをふと思い出した。
久し振りに帰宅した長男。
食事を終え、裸族に近い姿で仕事をしている。
ハニーは前に座り、だまって彼を見つめている。
呑みながら、その絵を眺めている私。
ああ、これが幸せなのだ。
ここに次男もいれば、最高なのだけどな。
- 16.5.28 痒〜
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「私は、蚊に刺されない。少なくともこの教室では」と豪語するカッパちゃん。
「何故なら、この部屋には私より美味しい若者達がいっぱいいるもんね!蚊もバカじゃないから、分かっているんだよ」
と、言った矢先のことだった。
痒い。こめかみ辺りに違和感が。
気のせいか?いや、慥かに痒い。
何てことだ。蚊のバカめ。血迷ったか?!
アホめ。こんなオッサンの何が魅力だ。
そこまで飢えていたのか?
まあ、私の体もまだ捨てたもんじゃないと言うことで、納得しておこうか。
それにしても痒いわ!あ〜、情けない。
- 16.5.29 縁
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良い人に巡り会えた。
理科の講師、6年生を担当できる人を探していたのだが、教え子の紹介で縁を頂いた。
やっぱ、頭のいい人は違うね。対応が柔らかいと言うか、機転が利くというか。
一つのことを説明するのにも、何度も念を押す必要がない。
当然、生徒達への伝え方も上手い。
生徒達も喜んでいた。
この方なら安心して任すことができる。
教え子に感謝だ。
ところが、手放しで喜んでばかりもいられない。
その方は医学部の5回生。来年は忙しくなるので、手伝ってはもらえない。
ま、それまでに私が腕を上げられれば良いのだが。
- 16.5.30 体重
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私の体重。最近は67kgあたりで推移している。
半年前に比べると、随分と身軽になった。−5kgだもんね。
腹回りも、ベルトの穴一つ分は細くなったかな。
運動は全くしていないから、健康的に痩せたのではないが、少しでも軽くなると嬉しいのは、やっぱ乙女心よね。
ただ、一日当たりの増減が2kg近くあるので、油断は禁物。
醜い老人にはなりたくない。身も心もね。
- 16.5.31 花の郷 滝谷
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待ちに待った休日。実に半年ぶりのオフだ。しかも連休!!わ〜い!わ〜い!
とにかく腹減った。と、お弁当を広げたら、出迎えてくれたのは可愛い緑の天使。
天気は晴れ。天も祝福してくれている。「よくがんばったね!」てか?
初日の目的地に選んだのは『花の郷 滝谷』。
「花しょうぶ」と「てっせん」(=クレマチス)が見頃だそうなのだ。
場所は宇陀市(=同級生が政治活動している街だ)。車で1時間ちょっと。意外に近かった。
途中、ここ車で通れるの?と思うような狭い路もあったが、無事到着。
入り口でチケットを差し出すと、受付の方は何やら微妙な表情。
「花しょうぶはまだです。早咲きのものは咲いておりますが、満開ではありません」
「え?てっせんは?」
「終わりました!」
「(が〜ん!)・・・」
「これ差し上げますから、ぜひ7月までにもう一度お越し下さい」
チケット2枚。無料招待券とある。なんか得したような損したような。
お礼を言って、園内に入る。人はまばらだ。花もボチボチかな。
まあ、いいや。人生は思い通りには進まない。
カエルの赤ちゃんだ。いや、オタマジャクシじゃないけどね。
完全に保護色。目の前にいなければ見落とすところだった。
私は大満足。
しょうぶに紫陽花、つるバラやヤマぼうしもきれいだった。
季節外れのコスモスにも出会えた。
芝桜が美しい頃にでももう一度来たいな。 最後を締めてくれたのは、またもやカエルで酒た。
たったの数時間で、何という成長。って、んな訳ないけどさ。
滝谷のあとは、おふさ観音に寄ってバラの観賞。
少々長くなったので、今日はこの辺で。