- 11.9.1 長月
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夏休みが終わった。
体調をこわすこともなく、無事に乗り切れたことに感謝したい。
これもひとえにハニーのおかげ。おっと、スタッフへの感謝も忘れちゃならない。
喜んでばかりはいられない。いきなり忙しくなってしまった。
どうやらこの夏休み、少しのんびりし過ぎていたようだ。
おかげで気力も体力も充実しているが、そろそろ気合いを入れないと大変なことになる。
ところで、どうして9月のことを長月と言うのだろう。
夜がだんだん長くなるから?
旧暦だから仕方がないのだろうが、私にはどうもピンと来ない。
まあ、そんなことはどうでも良いのだが・・・。
さあ、エンジン掛けてがんばるべ!
- 11.9.2 二百十日
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立春から数えて二百十日目。古より台風襲来が多く、農家の人達からは怖れられたと言う。
今年は昨日(9/1)がその日にあたる。
が〜ん!来ちゃいましたよ。お約束通り。
とある学校の説明会に出かけたが、その学校でも警報が発令されたということで、途中休校。
生徒達と仲よく下校と相成った。
マンモス校だけあって、駅は大混雑。
私にとっては驚きだったが、生徒達には日常なのだろう。
大阪市内。風は強いが雨はそれ程でもなかった。
警報も出ていない。よし、今日の授業は決行するぞ!と張り切っていたが、結局、暴風警報発令。
やってできなくもなかったのだが、遠方より通っている生徒の足が心配だ。
断腸の思いで、授業を中止にした。
あ〜あ。つまんないな〜!
予定変更。急遽大掃除の日となってしまった。(トホホ)
けど、実は今日より明日が心配なのだ。
台風のお馬鹿〜!あっち行け〜!
- 11.9.3 SHERLOCK
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何の気なしに新聞の番組欄を眺めていて、見つけた。
「面白いよと」紹介されていた。
どうやら、21世紀版のシャーロック・ホームズのようだ。
オンエアーは見逃したが、そこはハニー。流石だ。ちゃんと録画してくれていた。
まだ第1回しか見ていないが、非常に面白かった。
ぐいぐい引きこまれてしまった。
人間的には誉められた性格とは到底言えない主人公。しかし、推理力は抜群だ。
原作とはちょっと違った仕立てになっているのも面白い。そりゃ時代が違うものね。
2話目以降も楽しみだ。けど、見る時間が・・・。
そうそう。事件と言えば、我が家でも最近妙なことが相次いでいる。
事件その1 シャツクール増量事件
私が愛用している防汗アイテム『シャツクール』。
効果は長持ちしないが、通勤時間内なら辛うじて大丈夫。
匂いもきつくない(ただし、『ハッカ油』との併用は避けた方がよい)し、お勧め!
って、ちゃいまんがな。製品のコマーシャルしてどないするねん。
そろそろなくなりかけており、「ああ、もう夏も終わりだ」と感傷に浸っていたのだが・・・。
それが、ある日突然、中身が増えていた。謎じゃ。
事件その2 名刺入れ失踪事件
名刺入れが家出をした。
夏前には一緒に上京したのに、その後行方不明。
連絡が取れないので、夏のOB会には名刺をケースごと持っていった。
それが最近発見された。
なんと、クリーニングから返ってきたジャケットのポケットに隠れていたのだ。
ま、珍しいことではないし(オイオイ)、少し痩せた彼に「お前も苦労したんだな。けど、会えて嬉しいよ」涙ながらに、再会を喜び合ったのだが・・・。
おかしいのはそのジャケット。たしか、春にクリーニングに出したまま、着ていなかったはずなんだけどな〜。
さて、この難事件。シャーロック・ホームズなら、どう推理するだろう。
- 11.9.4 順応
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人が環境に順応するのか。それとも人が(自分の順応できる)環境を作っているのか。
今日は、先日の台風で中止にした授業の振り替えの日。
従来から日曜日にある授業は動かせない。空いているわずかの時間に補充するのだから、当然厳しいスケジュールとなる。
2時間授業×4の3つ目あたりで、少し息切れしてきた。
あれ?いつの間にこんなにヤワになったんだろう。
2年前までは、土日と言えば8時間授業は当たり前、10時間という日もあったのに。
体がすっかり楽に慣れてしまったのだろうか。
さらにもう少し遡れば、教室も2つあり、奈良と大阪を行ったり来たりしながら授業をしていたのだった。
随分遠い昔のように思えるが、まだ10年も経っていない。
どうやら、私は少し勘違いをしていたようだ。
まだまだそんな年でもないのに、体がきついと言って楽な環境を作り、かえってそのせいで老け込んでしまった。
流石に20年前のような無茶(毎日睡眠時間が3時間もなかった)は無理だろうが、まだまだ頑張れるはず。
何も、倒れる前から杖を用意する必要はないだろう。
- 11.9.5 フクと鶴亀
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昨日あんな事を書いたのに、顰蹙か?批判を覚悟の上で書かせて頂きま酒。
オフがなければ動けないのは情けない気もするが、それでも休みはありがたい。
はい。今日は夏期講習明け、初めての休みで酒た。
生徒には「1分1秒をおろそかにするな」と偉そうに言っているくせに、ぜいたくな時間の使い方をさせてもらった。
ゆっくり起きて(と言っても夏の習慣はなかなか抜ず、5時前には必ず目が覚める)、午前中はちょこっと仕事。
ハニーと見つめ合いながらブランチを取り、午後はお出かけ。(近くの酒屋までで酒が)
何か良い酒ないかな〜?
はい!見つけま酒よ。その名も「鶴亀」
訪れた酒屋さんは、最近のご多分に漏れず「東北フェアー」の真っ最中。
初めて見た銘柄なれど「鶴亀」。越後の吟醸酒。美味しそうだ。
ふふふ。さらに、今日の肴は(季節はずれだけれど)フグ。
ネットでたまたま見つけたのが、フグのタタキ。
「なんじゃこりゃ〜!」と驚くよりも「食べてみたい」と、迷わずオーダー。
(冷凍届けのため、解凍後は少し水っぽかったのは残念だったが、それでも十分美味で酒た)
地元では、フグのことを「フク」と言うらしい。
「フクと鶴亀」
こりゃ、何とも目出度い。福尽しじゃないか!
古風な男と言うなかれ!(え?誰も言わんてか?)
美酒と美味をすっかり堪能させて頂きま酒た。
さあ、明日からも頑張るぞ!ファイト〜!オ〜!
- 11.9.6 『小説 吉田拓郎』
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『いつも見ていた広島』 田家秀樹著
拓郎ファンとしては読んでおかねばならないだろう。
けど、変な脚色とか施されていたら嫌だな〜と思いつつも、読んでみた。
心配無用。実に面白かった。
若き日の拓郎が(おそらく)そのままの姿で描かれていた。
プロとしてデビューするまでのバンド時代の話だ。
知らなかった。彼がバンドを組んでいたのも、実はギター教室が開けるほどギターが上手かったことも。
拓郎シリーズ『豊かなる日々』『終わりなき日々』も読んでみようかな〜。
- 11.9.7 アクティブ呑ちゃん
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今週のボキュは活動的よ。
そうで酒ね。「アクティブ呑ちゃん」とでも呼んでもらおうか。
午前中は学校訪問及び学校説明会への参加。
事務所に帰れば来客との応対や保護者との面談。
授業までの時間が空いていない。(と言いつつ日記を書いているけど)
しばらく、このペースが続きそう。フフフ。いい感じやわ!
今日は、H先生に再度ご訪問頂いた。
沢山お話することができた。
いいな。いいな。やっぱりいいな。H先生、素敵で酒。
おかげで私はすっかり元気だぞ。
- 11.9.8 プロの仕事
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「プロの仕事」って何だろう。
今さらながらやっと気が付いた。
それは、相手を満足させること。立派なものを作ることではない。
それは、相手の要求に応えること。自分の思いを通すことではない。
そして、相手も自分も納得する結果を出すこと。それこそが真のプロフェッショナル。
とあるプロに出会い、悟らせて頂いた。
今までの私は、自己満足の世界に浸っていただけ。
これからは「真のプロ」を目指しま酒。
- 11.9.9 口コミ
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知らなんだ〜!知らなんだ〜!
「口コミ対策サービス」なるものが存在することを。
「SMO」と言うらしいのだが、口コミサイトでの評判を高めるものだそうだ。
たしかに、口コミは重要だ。しかし、諸刃の剣でもある。
私のような小さな個人塾は、評判がすべて。
「良い塾」だと言ってもらえれば嬉しいが、逆に「ひどい塾」だという評判でも立てられようなものなら、もうそれで終わりだ。
現在通ってきてくれている生徒達のほとんどは、卒業生や在籍者の紹介によるもの。
そして、ありがたいことに、私の考え方を理解して下さっている方ばかりだ。
単年の実績や結果だけで判断されている訳ではない。
しかし、残念ながら、途中で辞めていった人も少なくない。
その多くは、生徒本人にとっての最善を考えた末の結論なのだが、中には誤解したまま去っていった人もいる。
その人達が、「あそこは良い塾よ」と言うだろうか。
実際、でたらめなことを言いふらされて困ったことは、何度もある。現在もだ。
ネット上でも然り。根も葉もないことを書き連ねて喜んでいる輩がいること自体理解に苦しむが、世の中にはそんなさもしい連中もいるのだ。
したがって、もしも口コミサイトの評判が良くなるのであれば、それはとてもありがたい話だ。
以前にも似たような勧誘は何度かあり、全く相手にしていなかったのだが、今回は弱気になっていたのだろうか。直接会って話を聞いてみた。
結論を言うと、お断りした。
いくらネット上で評価が高くても、実際の中身が伴わなければ意味がない。
悪い評判が消えるのならば嬉しいが、そもそもそれも自業自得ではなかろうか。
小細工で誤魔化したって、誤解は解けない。
綺麗事を言うようだが、こちらが誠心誠意がんばれば必ず理解されるはず。
たとえ時間がかかろうが、直球勝負で生きたいと思う。
- 11.9.10 ある親子の風景
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出勤途中の電車の中で見かけたある親子。
小学生低学年の男の子と若い母親。近くに立っていたので、しばらく観察。
けっして母親が若くて私のタイプだったからではないぞ。
どこの塾へ行くのだろうか。男の子は大きなカバンを背負っていた。
「ああ、息子達もこのように通っていたな」と懐かしく、しばし感慨にふけっていたのだが・・・。
いきなり、母親が息子のカバンから一冊の冊子を取り出した。算数の文章題のプリントだ。
「さあ、これ解いてみ!」
「もうやったからいい」
息子は嫌がっている。そりゃそうだ。彼の片手には、つい今し方まで読んでいた『ドラえもん』がしっかり握られていたのだから。
「ええから、やってみ!」
立ったままやのに、無茶やで!でもまあいいか。面白そうだ。
「分からへんわ」
「どこが分からへんのよ」
母親が解説を始めた。
消去算だ。難問ではないが、3年生(別のドリルから学年は判明)にしたら変数が3つあるので戸惑うかも。
母親(まるでネーちゃんだが)の解説はなかなか上手だ。
息子が「ここが分からへんねん」という箇所を
「そんなんしたらあかん。こうすんねん」と強引にたたき込む。もちろん立ったままだ。
ちょっと違うんだけどな〜と思いつつも、流石に口出しはできない。
「ええな!ここだけ覚えとき。絶対にこれが(テストに)出るから」
(きゃ〜!強烈!!)私はすっかり引いてしまった。
肯くと同時に、冊子をしまい、再び『ドラえもん』に取り組みだした息子。(うん。その集中力があれば大丈夫だよ)
電車が駅に着き、私が先に降りた。
「グッドラック!」
私が投げたつぶやきは、彼に届いたかな〜。
- 11.9.11 クイズ番組
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あまりのレベル差。
これが同じジャンルに括られるのだろうか?
『高校生クイズ大会』を見た後だったからだろう。
教え子達も幾度となく挑戦してきたこの番組。殆どは地方大会敗退だったが(今年の同窓会も日がかぶり、何人かが遅刻した)、決勝進出(=テレビに映れる)を果たした者も何人かいる。
しかし、あの頂点に立つのは至難の業じゃない。いや、というより普通に考えれば無理でしょ。
番組の作り方(結果ばかりを強調しすぎで、一問一問を引っぱりすぎじゃろ!と言うのは野暮で酒かね)を批判するつもりはない。文句なしに私が知っている中ではNo1レベルだ。
母校のメンバーが敗退したのは残念ではあるが、それ以前に私達が答えられるようなレベルじゃないだろ。
クイズ番組の妙は、「あ!この答は・・・」って感じる瞬間にある。
「ふ〜ん」「へ〜」「そうで酒か」ばかりじゃ詰まらない。
すぐに答が分かるのも白けるし、分からなすぎても面白くない。
『さんまのからくりTV』を見ながら、
「あ?いや、え?!これもクイズ番組?」と思った瞬間で酒た。
- 11.9.12 京都
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暑いだろうとは思っていた。
しかし、これ程までとは・・・。
今日のメインは「親鸞聖人750回大遠忌法要」(だったはず)。
折角京都に来たのだから美味しいものを食べよう!と、教え子のS君に教えてもらったお店へゴー!
著名人も訪れる有名店と聞いていたので、さぞ敷居が高かろうと身構えていたのだが・・・。
いやいや。全くそんなことはなかったで酒よ。
例によって迷子になったカッパちゃん。電話で場所を聞くと、丁寧に教えてもらった。
(迷う方がおかしいほど一本道だったことは、黙っておこう)
先ずは、スパークリングワインで乾杯。暑さ故、一気に飲み干してしまった。
日本酒を頼む。もちろん京都の地酒だ。(名前は忘れた。月○?)
竹筒で供されたのには感激。これだけで、味が2割は美味くなる。
美味しい料理が続き、またもやサプライズ。
素麺が氷の器で出てきた。氷屋で入手したものを一つ一つお店の人達がけずって作っているそうだ。
鮎のダシで食するのだが、そのダシがまたコクがあって美味しい。これだけで酒がいくらでも飲める。
お店の人もとても良い感じ。愛想は良いが、ベタベタもしていない。
大将に言われてしまった。
「お酒、好きそうですね」
「え?分かりま酒。おっかっしいな〜」
「はい。これ、サービス!」
見たことのない物が熱燗の中に沈んでいる。『このこ』というらしい。
大将は超珍味と言っていたが、確かに美味い。(なまこの卵巣を干した物だそうで酒)
供された物は全てが美味しかった。これぞプロの仕事だ。
天ぷら『松』。超お勧めで酒。
近くまで来たので、『鈴虫寺』にお礼参り。
このお寺に来るのは3度目。過去のお願いは全て叶えて頂いた。
今回はさらなる難題をお願いしたが、果たしてどうだろう。
西本願寺に着いたのは16:00に近かった。
お〜!壮観。これが世界遺産か。
しかし、目的の法要は16:00で終了。
仕方がないので、また出直すことに。
お寺を後にしかけたところ、お世話になっているお坊さんに出会い、またもやビックリ。
それにしても暑い一日だった。
途中、駅でミネラルウオーターを買い、「カッパちゃん」をしていたら、小さな小さな女の子が不思議そうに私を眺めていた。
- 11.9.13 推薦図書
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告知!
あ〜重かった。
教室の本棚に本を数冊追加しておきま酒た。
文庫本ばかり、それも大層偏った作品ばかりで酒が、どうぞお読み下さいませ!
文庫本でも20冊近くになると、結構かさばるものだ。
しかも、この蒸し暑さ。午前中に伺った学校の説明会資料と一緒だったから、骨が折れた。
一応、生徒達が読んでも差し支えない内容だけに絞った。
最近の入試問題に頻出の『重松清』(10冊程度)と、こりゃまず出ないでしょうけど『99の涙』シリーズ(一応完結)、それと『浅田次郎』は簡単なものだけね。
6年生だけでなく、低学年の生徒達にも、ぜひ読んでもらいたい。
- 11.9.14 資料作成
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まだ帰れない。
明後日の説明会の資料作成中。
いかんいかん。どうも私は大袈裟に言う癖がある。
資料って言っても大したことはないんで酒よ。
関西の主要中学校の入試日程をまとめただけなのだから。
先ほどやっとHP上に公開する入試情報が完成した。
(いや、安心してはいけない。きっと間違いが多いはず。もう一度チェックせねば)
それでもUPしてしまうという大胆さ。
さあ、これから内部資料作りじゃ。
う〜ん。コリャ久々の徹夜かな。
- 11.9.15 準備完了
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「一体何時間かかるねん!」
自分でも嫌になった。たかだか数枚の資料作成だというのに。
ま、それでも明日の準備だけは整った。
スタッフに感謝だ。
けど、自分の仕事が全くできていない。
悔しいよ〜。
今日も夜更かし覚悟かな。(と言いつつ、昨夜は眠りこけていたカッパちゃん)
さあ、とにかく電車で帰るべ!
- 11.9.16 保護者会
-
保護者会、無事終了。
これで少し眠れる。
特別なことじゃない。日常業務の一環なのだから、そろそろ当たり前のことを大袈裟に言う、この悪癖(名づけて「大袈裟病」)を改めねばと思うのだが。
けど、保護者会は正直疲れる。
いつまでも初心な青年のフリをしてはいられないのは分かっている。
だが、人前で話すのはやはり苦手だ。
これでも、以前と比べるとマシになった方だ。
昔は、話しているうちに混乱してしまい、自分でも何が言いたいのわからなくなることが多かった。
ようやく、自分の思いを何とか伝えられるようになったかな。
え?今でも意味不明だって。こりゃまた、失礼いたしま酒た。
私は遠回しな言い方が出来ない。ストレートに言い過ぎてしまう。
幸い、保護者の方々が善意で解釈して下さるから、誤解されずに済んでいるが、本来ならばもっと慎重に言葉を選ばなければならないと思う。
今日も、いつも生徒に話している口調で、ついうっかり言ってしまった。
「君たちは、今・・・」
苦笑で許してもらったが、失礼千万。本当にごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 11.9.17 ハニー
今日はハニーのバースデイ。
溜まった仕事を片付けて、出来るだけ早く帰りたかったのだが・・・。
今年で齢4○を数えたハニー。
そろそろ、独身<結婚になりつつある。(え?年をばらすなってかい?)
幸せにするからという約束をまだ果たせないでいる、情けないカッパちゃん。
苦労ばかりかけてゴメンね。いつも有難うね。
愛しているよ、マイハニー。
- 11.9.18 さあ急げ
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またもや終電。
いやそれすらも危なかった。
まだまだやらねばならないことはあったのだが、もうだめだ!と事務所を飛び出した。
あ〜!忌々しい。
何であんな奴に振り回されなあかんねん。
やけに愛想良いなと思ったら、突然黙り込んで、こっちの言うことは一切無視。
寝起きが悪いのは知っていたが、あまり度重なるようだと、こちらにも考えがあるで。
歴史は繰り返すと言うが、そんなに前の話じゃない。この前のトラブルからまだ1月も経っていない。
またもや貴重な時間が奪われた。
おかげでサポセンの人たちとは仲良くなれたが、そんなのちっとも嬉しくないやい。
(サポセンに関してはまたいずれ)
あ〜あ!今週の通信で生徒達には偉そうなことを書いたくせに、いきなり実行できなかった。
情けないやら、悔しいやら。けど、とにかくもう寝る。(なんじゃそりゃ!)
- 11.9.19 敬老の日
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変てこな決まり「ハッピーマンデー」のおかげで、連休だらけ。
私は数年前から月曜日がオフ。子どもが小さければ喜ぶべきなのだろうが、息子達は次第に親より友人もしくは一人を選ぶようになったし、既に二人とも親元を離れてしまったから、嬉しくとも何ともない。
連休のせいか、どこへ行っても人だらけだった。
霊園も(こりゃお彼岸のせいか)食事に行ったお店も(お昼時はあんなもの?)電気屋さんも。
奇しくも今日は亡き父の誕生日。生きていたら83歳になったはず。
腰の曲がった老母を連れて、墓参り。
天気が崩れると聞いていたのに、ピーカンじゃないか。
さぞかし草むしりは大変だろうと思いきや、あれ?殆ど生えていない。
あ、そうだ。7月に来てたんだ。
「そうよね。生えている訳ないよね」と、盛り上がるバカ親子。
墓の中の父は、きっと呆れただろう。供えた線香が突然炎を上げたのは、笑ったのか?怒ったのか?
昼食(敬老の日+誕生日のプレゼントがうどん一杯とは何とも情けない息子だ)を取った後、母とは別れた。
さあ、電気屋さんにゴー!
昨日届いたデジカメ(ネットで注文した)の周辺機器を揃えるためだ。
以前のデジカメがおかしくなりなり(スイッチでたらめ、写った人はゾンビ色)、しばらくハニーのを借りていた。
上の写真は、ニューデジカメで撮影した私の携帯。ピントがあまく感じるのは、カメラマンのせいだろう。
本来ならば、ここでご機嫌さんの帰宅となるのだが、どっこい、今日は「敬老の日」。
「マッサージチェアー」のコーナーが盛り上がっていた。
ハニーがひどい肩凝りのため、我が家には既に1台ある。しかし、10年以上前の代物で、重なる修理の甲斐もなく、モミ玉は動かなくなり、今や震える巨大な椅子に成り果ててしまった。
色々並んでいる。ほえ〜!結構高いのね。
販売員が近づいてくる。ハニーだけ残して私は避難。
用事を済ませて戻ると、ハニーは気持ちよさそうに揺れていた。
「気持ちいい?」と訊くと「今までのとは全然ちがう」と言う。
心は動いたが、結局購入は断念。
だって、販売員がタカビーだったんだもん。ゴメンね、ハニー。
一日の仕上げはお鍋(二人きりでも量は今まで通り)。
汗だくになりながら、幸せをかみしめる。やっぱりお鍋は最高だ。
けど、いつの間にか気絶していたカッパちゃん。本当に弱くなったもんだ。
- 11.9.20 来るな〜!
-
私がいくら叫んだところで、来るときは来るし、来ないときには来ないものだが、やっぱり「来るな〜!」
台風がまた日本上陸を狙っているらしい。
今は大阪も、少し風が強いくらいで雨は殆ど降っていないが、これが嵐の前の静けさか。
我が身可愛さで言うのではない。
もういいやろ、これ以上苛めんといて!
天は何を怒っているのだ。
そりゃいろいろ理由はあるだろう(天に唾吐きまくりやもんな)けど、反省もしているから、もう怒らんといて〜なぁ。
- 11.9.21 来た〜!
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台風情報を見ているうちに、夜が明けてしまった。
どうやら、大阪は無事だったようだ。警報は出まくりやったけど、これなら授業は出来る。
さあ、そろそろ眠ろうか?と思った頃、「ガチャ!」と玄関のドアが開いた。
「エライ大胆な泥棒さんやな」と一瞬身構えたが、入ってきたのは愛しの次男。
夢ではなさそうだし、幽霊でもない。ちゃんと足があった。
「おりょ!お帰り」
「うん。ただ今」
「どないやって帰ってきたん?」
「新幹線やで」
「ちゃうがな。こんな時間(午前6:00)に新幹線あらへんやろ」
どうやら、昨夜のうちに奈良には戻っていたが、朝まで友達と遊んでいたようだ。
彼も私も、その後すぐに眠ったので、まだ殆ど話はしていない。
はて、今回の突然の帰宅は何が目的なのだろう。
単なる帰省なら良いのだが、少し心配だ。
悩みがあるなら話して欲しいぞ。
- 11.9.22 シルバーウィーク
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5月の大型連休=ゴールデンウィークに対し、秋の連休がシルバーウィーク。
どうやら造語らしい。
私には関係ないよと気にも留めていなかったが、ここ1,2年でよく耳にするようになった。
確かにおいしい。お勤めの人たちにとってもそうだが、子どもたちにはとても有難い。
ただでさえ季節の替わり目で体調を崩しやすいのに、運動会の練習でヘトヘトの生徒達。
体をゆっくり休める絶好の機会になるだろう。(お出かけして疲れるなんて論外よ)
え?でも今年は、この前の台風による警報発令で、休校になったから・・・。
え〜と〜。わ〜!今週なんて1日しか学校がないケースもあるぞ。羨まし〜!
けど、こんなに休んで良いのだろうか?と、やや疑問。
ま、いいや。今夜は次男と呑むのじゃ。
さあ、急いで帰るぞ!
- 11.9.23 自由と束縛
-
次男が行ってしまった。
今の彼にすれば、行くと言うより帰ると言った方がしっくり来るかも知れない。
あ〜あ。また寂しくなるな〜。
しかし、何なんだ。この胸の中のざらつきは。
上手く表現できないが、妙なしこりが残った。
おそらく、この違和感は私だけが感じているのではないだろう。
分かり合えない何かがある。
昨夜一緒に呑んだ時にも感じた。
彼はきっと「どうして好きにさせてもらえないんだ」と思っているのだろう。
私は、彼にもっときちんとした生活を送ってもらいたい。
自由には責任が伴う。そこまで分かれと言わないが、全てが許されている訳ではないのだ。
しかし、お互い自分の想いは口にしない。気持ちのすれ違いが空気をぎごちなくする。
最後は気まずさだけが残った。
親は子どもに理想を求める。それが子どもを追いつめる。
そのことは理解しているつもりだ。
まして、私の良くない点をしっかり受け継いだ彼。そんな彼を責める事はできない。
しかし、だからと言って、「仕方ないよ。まあいいじゃないか」と認めるのは嫌なのだ。
彼には私と同じ過ちだけはして欲しくない。
けど、これが結局、束縛なのか。
- 11.9.24 ヤバ!
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昨夜は冷えた。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは本当によく言ったものだ。
私はどうやら先達の経験をなめていたようだ。
半袖ノーネクタイ上着なし。
夏の後半からすっかり定着してしまったカッパちゃんスタイル。
バカで酒ね。少し肌寒いとは感じたが、昼間の好天に騙されて、昨日もそのスタイルで出勤。
授業中は平気だった(プロで酒ね〜)が、終わった途端に鼻水が止まらなくなった。
「見窄らしいオッサンが電車の中で鼻をかんでいる」姿を想像して頂きたい。
いや、想像してもらいたくない。自分でも嫌になるが、はい、それが昨夜の私で酒。
家に着く頃には、喉の痛みも感じたので、急いで薬を飲んだ。
幸い、一夜明けたら症状は治まっていたが、危うく風邪をひく所だった。
反省反省。今日からは上着を着用しておりま酒よ〜ん。
- 11.9.25 衰え
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情けない。たかだか1枚の教材を作るのに、何時間かかっているねん。
明らかに衰えている。
スピードも気力も。
塾を開いた20年前ならいざ知らず(あの頃は大変。12時間以上かかった教材もざらだった)、この程度(どの程度?恥ずかしいけど、たったのB42枚。)なら2時間以内に仕上げなければ話にならない。
肩は凝るし、首は痛いし、う〜ん。集中力も途切れがちだ。
どうすりゃいいんだ。このまま衰えていくのは、絶対に嫌だ。
少々疲れたのかも知れない。幸い、明日はお休み。必ず復活するぞ!
- 11.9.26 秋
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「嗚呼。秋だ!」
とうとう夏も終わったんだなと、嬉しい反面、淋しさも感じる。
けど、こんな形で秋を感じるなんて。
今日はオフ。午前中はゆっくりさせてもらった。
肩と腰のはりも大分緩和したような気がする。
ちょこっとお出かけ。もちろんハニーと一緒。
少しだけ仕事もしたな。
さあお鍋の時間だ。
本日のお鍋は「豚ミソ鍋」。美味しく頂いた。
でも、すっかり汗だく。
シャワーを浴びようかと思った矢先、思い出した。
「あ!お風呂壊れていたんだった!!」
前にも同じ様なことを書いたが、あの時は2日後に復活したのだ。理由は分からぬまま、とりあえず「よかった!よかった!」と喜んでいた。(←単細胞)
けど、今回ばかりはもうあかん。ついに年貢の納め時?
昨日気がつき、連絡せなと思っていたのに、バタバタしているうちにすっかり忘れてしまっていた。
「まあ、汗だくやし、大丈夫やろ」と思ったが、甘かった。
さっむ〜!
嗚呼、秋で酒ね。
- 11.9.27 給湯器
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「大阪ガスの給湯器はどうして高いのだろう?」
色々調べて、少し分かってきた。
機器自体は、リンナイやパロマと同じだそうだ。大阪ガスはそれらのメーカーに発注しているらしい。(OEMと言うそうで酒)
大阪ガスの製品は大阪ガスだけで扱っているという思い込みが蔓延しているのだろう。実は私もそう思っていた。
では、同じ製品なのに、何故高い。
結局は、ブランドイメージなのだろう。
有名ブランドだから、値引きとかはしないでも売れる。
一方、他社は値引きをしなければ買ってもらえない。もちろんそれでも利益はあるのだろうが・・・。
工事費だって同じだ。
大阪ガスの指定業者は思いきりふっかけてくる。
危うく、言い値でお願いするところだった。
ただ、我が家の製品は別のメーカーのらしく、しかもその会社は既に存在しないそうだ。
従って、大阪ガスの製品しか適合しないと言われたのだが。
う〜ん。信じて良いのだろうか?
とりあえず、数社から見積もりを取って検討してみようと思う。
本当はぐずぐずしていられる状況ではないのだが・・・。 - 11.9.28 マイマザー
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「私の母はわがママー」
なんて下らないことを書いているヒマはないのだが・・・。
おかげさまで、今年も誕生日を迎えることができた。
あれよあれよという間に、もう76才だ。
腰も曲がってしまい、どこから見ても婆さんだが、私にとっては大切な存在。
それは分かっているつもり。感謝もしているのだが、会って話をしていると、ついイライラしてしまい、冷たくあたることもある。
今日も「自分の葬式はどうのこうの」などと言うものだから、いい加減に返事をしてしまった。
いかんいかん。もっと優しくしてあげねば。
「あと何回会えるだろうか」などと、考えぬこともない。本当に罰当たりな息子で酒。
いやいや、いつまでも元気で、そしてもっともっと長生きしておくれ。
- 11.9.29 愛媛
-
昨夜、帰宅したらハニーがテレビを見ていた。
何だろう。お!旅番組のようだ。
あれ?どっかで見た景色だぞ。
あ、そうか!と納得した。
これは愛媛だ。と言うより、私は愛媛以外の四国をよく知らない。
何故か。ハニーの故郷は、宇和島なのだ。
その番組は、松山から宇和島までを予讃線(内子線)で旅するものだった。
(日本鉄道こころの旅「松山〜宇和島 四国 ふるさとの風景を求めて」と言う番組(BS TBS)で酒)
特急「宇和海」(私もよく乗ったぞ)で、松山を出発。大洲・卯之町に立ち寄り、終点の宇和島まで。途中、卯之町で一泊する。
ハニーは懐かしそうに見ていた。
意外にも知らない所もあったようだ。
そう言えば、ハニーはいつから宇和島に帰っていないのだろう。
この前の帰郷から随分久しい。
心なしか、ハニーの横顔が寂しそうに見えた。
そうだ。今度の年間休講日は四国へ行こう。
宇和島に帰ろう。ね、いいだろ、ハニー。
- 11.9.30 19歳
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次男の誕生日。19歳になった。
本人不在なれど、ハニーと祝おう。
よくぞここまで大きくなってくれた。ありがとう。
陽気でお茶目なひょうきん者。気は優しくて男前。ちょっとシャイで自己表現は苦手。
う〜ん。まるで私の若い頃そのままじゃないか。
楽天的で無計画。根気が無くてめんどくさがり屋。おまけにとっても自分に甘い。
これまた、私そのものだ。
彼の未来は輝いているのだろうか。幸多かれと願いたい。
まあ、彼の人生は彼のもの。親がどうこうできはしない。
ただ、無事息災を祈るのみ。