いよいよ夏休み。暑い夏。熱い夏。さて、今年はどんな夏になるのでしょう。
言うまでもなく、受験生にとってはこの夏が正念場。いやいや、そんな軽いものじゃありませんね。志望校を受験できるかどうかの瀬戸際、ラストチャンスとも言えるでしょう。大袈裟ではなく、この40日間の過ごし方がこれからの人生を左右するのです。一切の甘えや妥協は捨てなさい。脇目もふらずに自分の目標に向かってひたすら突き進むのです。きちんとした計画を立てることはもちろん必要ですが、何よりも大切なことは、絶対にやり抜くんだという強い意志を持つことです。一日一日を充実したものにすべく、完全燃焼をめざして下さい。
低学年の諸君も「うわ〜い!うわ〜い!休みだ。海だ。山だ。旅行だ。海外だ」などと、浮かれてばかりではいけませんよ。オンとオフを上手に使い分け、メリハリのきいた素敵な夏休みにして下さいね。
私も「最高の夏」だったと言い切れるように、精一杯がんばるつもりです。
さあ、みんな。ファイト〜!オ〜!
夏休みが始まって早くも2週間が経とうとしています。みなさんいかがお過ごしですか。
今年は私も元気です。さほど暑くない日が続いているからでしょうか。体力の消耗も例年よりましなような気がします。いや、それ以上に生徒諸君の元気が私を支えてくれているのでしょう。とても嬉しく、そしてありがたく感じております。
しかし、悩みが全く無い訳ではありません。殆どの人は精一杯がんばっています。だから余計に目立つのかも知れませんが、各学年に少しずつ心配な子がいます。彼らは、どうして気が付かないのでしょう。全ては自分のことなのに、どうしてがんばろうとしないのでしょう。きっと、そこまで必死にならなくても、何とかなるさと思っているのですね。大きな勘違いです。いや思い上がりと言っても言いすぎではありません。「明日からがんばる」と言う人は、次の日になるとまた「明日からがんばる」と言うのです。これでは永遠に「明日」は来ません。問題点は今すぐに改めなさい。すぐに取りかかれない人は、結局本気になっていないのです。まだまだ大丈夫と思っているうちに、もう手遅れ。悲しいことに、私はそんな例を今まで嫌ほど見てきました。叱られるからやる、と言うのでは何も身につきません。大切なのは意欲です。先ずは自分の意志で行動していきましょう。
学力をつけるために必要なこと。改めて言うまでもありませんが、それは「学習習慣」と「生活習慣」です。夏休みはその両方を身につけるまたとないチャンスです。ただの長い休みだったで終わることがないよう、自分を(ちょっと厳しく)律していきましょう。
アルゴクラブと3年生・4年生のみなさんは、しばらく授業がありません。楽しい計画やイベントもきっと多いでしょう。目一杯楽しみ、心と体を元気にして下さいね。そして後半、また素敵な笑顔を見せて下さい。規則正しい生活を忘れちゃいけませんよ。
「今年は冷夏だ」なんて、だれが言ったのでしょう。とんでもない。酷暑の毎日が続いておりますが、みなさんお元気ですか。
長いようで短い夏休み。残すところ2週間を切ってしまいました。
夏休みが始まるときに立てた目標は実行できていますか。6年生は授業だけでも8時間。しかも連日。家でも寸暇を惜しんで、復習と宿題。これで疲れないはずはありませんね。けれども、疲れ切った表情の生徒は誰一人としていません。何故でしょう。彼らが特別にタフなのでしょうか。確かに病弱な子はいませんが、もちろんそれだけではありません。彼らには目標があるのです。それもとてつもない大きな目標が。だからがんばれるのです。
充実と消耗。どちらも1日が終わればくたくたになることは同じですが、内容はまるで違います。どうせなら、一生懸命やって「ああ今日もよくがんばった」と言える方が嬉しいですよね。努力は人を裏切りません。さあ、残りの日々も充実したものにしようではありませんか。
あれほどうるさかった蝉の声もいつの間にか聞こえなくなり、朝や晩などは虫の声を耳にするようになりました。皆さん、お元気ですか。
とうとう夏休みが終わってしまいました。さて、この夏休み、あなたは自分に何点をつけられますか。私は少し甘めで60点かな。授業は丁寧に行えたと思うのですが、個人個人へのフォローが不十分だったことや、根気が続かなかったことなどが反省点です。
先ず、6年生諸君。君たちは、精一杯の毎日が送れたのではないでしょうか。復習の不十分な点など厳しいことを追及すればまだまだ足りない所はありますが、人間は機械じゃありません。完璧を求めること自体無理でしょう。実際、君たちは想像を超えたがんばりを見せてくれました。90点はあげても良いのではないかと思います。
一方、低学年の人達は、はっきりと分かれました。計画を立てきちんと実行できた人と、行き当たりばったりの無計画さゆえに大量の未消化を残してしまった人とです。1日1日の差はわずかでも、夏休みのように長期間になるとその差は大きく、ちょっとやそっとのことでは埋めようがありません。何度も何度も注意を受けたにも関わらず、自分の意志の弱さに負けてしまった人達。勿体ないことをしましたね。私は残念で仕方がありません。
さて、今後は(当たり前のことですが)学校があります。限られた時間の中でどれだけのことができるかにかかってきますが、この夏を乗り切れた人達ならきっと大丈夫。しっかりと目標を見据えて、がんばっていきましょう。
新学期早々やって来た台風12号。各地で大きな傷跡を残したようです。私たちは、安全を考えて一部の授業を中止にしました。大したこともなくホッと胸をなでおろしたのですが、あの程度ならできたかと少し悔しい気もしました。けれどまあ、無事で何よりです。
さて、6年生諸君。今日は少々辛口な事を書かせていただきます。覚悟してください。
常々私は、君たちのことを不思議に思っておりました。「こんなに沢山勉強しているのにどうして伸びないのだろうか」と。確かに学習時間は長いです。夏休みなどは授業だけでも毎日8時間以上。しかも、説明は真剣に聞き、問題にも集中して取り組み、とても積極的に授業に参加しています。授業中の態度には何も問題はありません。となると、差が付くのは家庭での取り組み方です。いかに家庭学習を充実させるかが、学力を伸ばす鍵になります。過去においては、家庭ではほとんど何もしないというとんでもない生徒もおりましたが、君たちはそうではありません。時間をかけて宿題や復習に取り組んできたはずです。なのに何故?もうお分かりですね。そうです。質です。時間はかけていますから、量に問題はないでしょう。しかし足りないのは、質なのです。まだ、ピンときませんか?丁寧さと確実性と言い直せば、分かりますか。例えば、復習をするとき。何となく解き直していませんか。少し考えて分からなかったら、答えを見て「なるほど。なるほど」と。まあ、それくらいはギリギリ許されるでしょう。けれど、次に同じような問題をしたとき、確実に正解が出せますか。もし正解が出せなかったら、その復習は何のためにしたことになるのでしょう。宿題にしても同じ。何のためにするのか分かっていますか。やらなければ怒られるから?本気でそう考えているのならば、論外です。
私たちは、君たちが復習しやすいようにと、色々考えてきました。例えば、授業プリントと同じものをもう一部配布しています。何故だか分かりますか?答えを写し易くするためにではないのですよ。また、分からない問題があれば質問に来るのは当たり前。それでもなかなか聞きに行けない子もいるだろうからと、わざわざ質問日を設けているのに、どうしてその時間を活用しないのですか。忘れていたとは何事ですか。質問が出そうな難しい問題は予めピックアップして別プリントにしているのに、そのプリントを持って来ないとはどういうことですか。確かにやることは多いです。ついうっかりもあるでしょう。けれど、するべき事をまとめた表を渡し、その表にチェックをつけさえすればよいようにしているのに、どうして利用しようとしないのですか。
私たちにも反省はあります。少し環境を整えすぎたのではないか。至れり尽くせりの状態が当たり前になってしまい、その結果、君たちが自分から行動しなくなったのでないかと。過剰なサービスが君たちを駄目にしてしまったのならば、これからは考え直さねばなりません。
しかし、これだけは言っておきます。甘えないでもらいたい。自ら求めようとせずに何が得られると言うのでしょう。そもそも、君たちは何のためにがんばっているのですか。そして、それは一体だれのためなのですか。
ようやく秋めいて来たかと思いきや、日中は依然として厳しい暑さが続きます。私は、今ごろになって、少々バテてまいりました。皆さんは、お元気ですか。
さて、この時期は、学校が主催する塾対象の説明会が、連日のように行われます。私たちも、手分けして、できるだけ多くの説明会に参加するように努めております。長年毎年参加している学校もあれば、久しぶりの学校、また初めて伺う学校もあります。どの学校も、生徒確保に躍起になっており、そのためには塾の協力が必要ということでしょう。とても丁重にもてなして下さいます。(中には手土産まで用意してくれる学校もあります)
学校説明会に参加する目的は、いろいろあります。担当者との顔つなぎ・入試問題の入手・次年度入試の日程及び要項の変更点や注意事項の確認、などなど。(けして、土産目当てではありませんぞ)しかし、私が確認したい点は1つだけ。それは、教育方針にブレがないかどうかです。
大事な生徒を預けるのです。大袈裟に思われるかも知れませんが、私は生徒も我が子と同じように考えております。当然の事ながら、いい加減な学校には行かせたくありません。世間の人達は、大学合格実績(○○大学に何人やら、医学部に何人とか)に目を奪われがちです。もちろんそれも大事な一要素ではありますが、所詮数字は変わるもの。増え続けるはずはありませんし、6年後に保障されているものでもありません。したがって、数字だけで学校を判断するのは大変危険です。
では、何を基準に学校を選べばよいのでしょうか。環境・校風・教育システム・カリキュラム。色々ありますが、私ならば、我が子がその学校にかよった場合、どうなるだろうかを想像します。その学校で、元気いっぱい頑張れるだろうか。活き活きとした生活が送れるだろうか。などとイメージするのです。もちろん、未来のことなど分かろうはずもありませんが、例えば、グランドを元気に走り回っている姿を思い浮かべることができれば、きっと○のはず。学校は予備校ではありません。子ども達にとって、そこで過ごす6年間はかけがえのない貴重な時間であり、そこで知り合った仲間が永遠の友になるのです。
ですから、安心して子どもを預けられる、信頼できる学校を選びたいものです。教育方針がコロコロと変わるような学校であれば、それは以ての外でしょう。
私は、その確認のために、毎年出かけているのです。
今週の全体保護者会では、学校選びに関してもう少し具体的な話をさせていただきたいと思います。ぜひ、ご参加下さいますよう、よろしくお願い致します。
先日の全体保護者会には、多数ご参加下さり、誠にありがとうございました。各学年の現在の学習状況及び問題点、そして今後の課題について述べさせていただきました。
さて、6年生諸君。入試本番までいよいよ残り4ヶ月を切りました。そろそろ真剣になりませんか。いや、もちろんこれまでが不真面目だったと言う訳ではありません。きっと自分なりの精一杯を尽くしてきたことでしょう。けれど、敢えて言わせてもらいます。今のままではいけません。もっともっと学習の質を高めないことには、目標には届きません。
何て酷いことを言うのでしょうね、私は。がんばっている君たちに「このままじゃ駄目だ」なんて。しかし、高い目標を掲げるのであれば、それなりの気合いと根性を見せて下さい。いつまでも最低限のことをのんびりとやっているようでは、目標には到底届きません。例えば、MYDOノートにその日にやるべき事を毎日書いていますよね。今までならば「少し多めに書いてもしも残ったら次の日に回しましょう」と言ってきましたが、もうそのようなヌルイことは言っていられません。何が何でもやりとげるのです。ただ、誤解しないで下さいね。「何時になろうがやりなさい。仕上がるまで眠るな」と言っているのではありませんよ。そんなことをしていたら体を壊してしまいます。「じゃあ、どうすればいいの?無茶苦茶言わんといて」と思うかも知れませんね。「少なめの目標にするの?」論外です。この時期に学習量を減らしてどうするのですか。違います。決めた時間内に終わるよう、集中して取り組むのです。集中さえすれば時間はそんなにかからないはずです。念のために言っておきますが、慌ててやるのではありませんよ。慌ててやったり焦ってやったりしても効果はありません。しっかり考えるのです。そう、今まで以上に丁寧に。次にやるときには絶対に正解できるよう、分かるまで考えるのです。
言うのは簡単ですが、実行するのは大変なことです。並大抵の覚悟じゃ務まらないでしょう。けれど、あと4ヶ月。たったの4ヶ月です。何年間も続けなさいと言うのではありません。4ヶ月ならできるでしょう。自分の限界に挑戦するつもりで、取り組んで下さい。がんばれ!
ようやく秋を感じるようになってきました。日中と朝晩の気温差が大きいので、体調を崩さぬよう皆さんお気をつけ下さい。
運動会のシーズンです。私が小学生だった頃は運動会といえば、体育の日(当時は10月10日)前後と決まっておりましたが、最近はどこの学校も早いですね。中には1学期のうちに終わらせてしまう学校もあるようです。秋はいろいろな行事が重なるからでしょうが、やはり違和感を覚えてしまいます。しかし、数年後にはそれが当たり前になってしまうのでしょうか。ま、何はともあれ、子どもたちが元気いっぱいグランドを駆け回る姿は微笑ましい。私はもう子どもが大きくなったので小学校の運動会には縁がなくなりましたが、それでも近所の学校から歓声が聞こえて来ると懐かしさとともに何だか嬉しくなります。運動が得意な子も苦手な子も、素敵な思い出がいっぱいできますように。
さて、運動会が終われば本格的な秋がやってきます。落ち着いた時間が戻ってくるでしょう。6年生諸君。一心不乱、自らの目標達成に向けて、邁進していきましょうね。
早くも10月。秋の訪れを喜ぶべきなのか、時の過ぎゆく早さを恨めば良いのか。ややもすれば、自らが生きている実感を失いそうになり、戸惑ってしまいます。
先週号で「季節の変わり目、体調に注意」と書かせてもらった矢先、その本人が体調を崩してしまいました。
土曜日のことです。頭が痛いな〜と感じ、まあ大したことはないだろうけど用心をと、少し早めに帰らせてもらいました。ところが帰宅し熱を測ったら、何と39度。「これほどの高熱は珍しい。数十年ぶりだ」と、ときめきすら覚えたのですが、そんな暢気なことは言っていられません。
何しろ私たちは体が資本。元気がなければ何もできません。生徒達にも迷惑がかかります。普段から摂生を心がけているつもりでしたが、一体何が原因だったのでしょう。幸い、一晩眠ったら熱も下がり、事なきを得ましたが、みなさんも十分用心して下さいね。
秋らしい好天が続いています。たとえばこの連休。どこかの行楽地で爽やかな秋の一日を満喫できたらどんなに素敵でしょうか。しかし、受験生には叶わぬ夢。わざわざその日に合格判定テストを行うというのですから、私たちも相当に意地が悪いですね。まあ、遠出は来年以降の楽しみにとっておいて、今は当面の目標に向かって全力投球して下さい。
さて、この時期は学校説明会のラッシュです。遠出の代わりにと言ったらお叱りを受けそうですが、ぜひいろいろな学校に足を運んで下さい。6年生の保護者は、第一志望の学校だけでなく、受験する可能性のある学校の説明会には必ず参加下さるようにお願いいたします。低学年の保護者の方々も、積極的に参加して下さい。一校でも多く訪問されることをお勧めいたします。
学校選びは保護者の最大の務めです。素晴らしい学校と素敵な出会いがありますように。