- 23.1.1 年賀状
-
私の出した年賀状は、どうやら元旦に届いたようだ。
添え書きも何にもない、素っ気ない年賀状だけどね。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
昨夜は、除夜の鐘を聞くまでもなく、あっけなく轟沈。
紅白は呑みながら少しだけ眺めたが、知らない人ばかりだったからすぐに消した。
夢の中で年を越し、目覚めたのは3:00だった。
自宅でHPを更新し、届いた年賀状を見てから出勤。
教室には、卒業生からもたくさんの年賀状が届いていた。
子どもの写真入りのものが多かった。
そうだよね。みんなそんな年になったんだものね。
幸せそうな笑顔を見ていると、こちらまで心が暖かくなってくる。
みんな、幸せになるんだぞ。元気で暮らせ!
さて、そろそろ授業が始まる。
入試まであとわずか。
燃えつきる覚悟で臨むぞ。
32期生諸君。しっかりついてこい!
ふぁいと〜!お〜!
- 23.1.2 まさかの
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アクシデントは唐突に起こる。
当たり前のことだが、予期していないから「アクシデント」であり、予想できればそれは「想定内の出来事」となる。
え〜い、回りくどいな。
早い話が、「え?まさか?!」か「やっぱりね」の違いだ。
今回のアクシデントは、どちらかと言えば「やっぱりね」に近いかも知れない。
けど、誰も好き好んで罹患するはずはない。
「仕方ない」と言わざるを得ないのかも知れない。
それにしても、なんでこの時期に???
恨み言を言いたくなるのは、私が狭量のせい。
生徒諸君には迷惑をかける。申し訳ない。
授業時間割の変更はなんとか調整できたが、もとより歪な時間割がさらに歪になった。
皆様も、ご用心下さいね。
- 23.1.3 祈願
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予定変更。朝一で合格祈願に行ってきた。
朝早かったからか、道は空いており、人出も少なく、何の滞りもなく祈願を済ますことができた。
もちろん、目指すは毎年お世話になっている安倍文殊院。
ナビ付きの車にしたから安心かと思いきや、変な道を指示され(もちろん無視)、騙されかけた。
生徒一人一人の顔を思い浮かべながら、キッチリお願いしてきたぞ。
「長い間、無理な願いを聞き届けて下さり、本当にありがとうございました。
今年で最後になります。どうかよろしくお願い致します。」
祈祷が終わって外に出ると、長蛇の列。ひえ〜!
おみくじは、中吉だった。
「前進するとは無心のことだ
余計な心配をするよりも 今日成すべきこと 今成すべきことに全力を尽くすことが あなたに与えられたつとめなのです」とあった。
帰りは、自宅には寄らず、そのまま教室へ。
けど、このナビ、変や。
何で八尾で下ろされなあかんの?
まあ、余裕で到着できたからよかったけどね。
さあ、神仏にばかり頼っていてはいけない。
自分の力で夢をつかむのじゃ。
- 23.1.4 食事情
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正月の三日間、いつも利用しているスーパーは休業。
吉野家まで休みで、元日早々、途方に暮れていた私。
この間は、コンビニで食材を買って食いつないでいた。
けど、やはり高いのよね。(値引きシールなんて貼ってないものね)
味は悪くないのだけど、油が半端ないしさ。(え、揚げもんばかり買うからでしょ!ってかい。ご尤も)
本日、やっとスーパーが営業再開。
待望の値引きシール(好きな言葉は「半額」)に再会できる!と、喜び勇んで訪れたのだが・・・。
が〜ん!惣菜はほとんど残っていなかった。
なじぇ?時刻が遅かったから?
顔見知りになった店員さんが言っていた。
「今日は余り残っていなかったでしょ」
「そうなのよ」
「仕入れを減らしたみたいですよ。知らんけど」ってね。
な、な、な、な、なんやと〜!
酷いじゃないか。ファンを裏切る行為だ。訴えてやる。
ま、いいや。おかげで安く済ませることができたからさ。
それに、あんまり食べられないのよ。
疲れすぎなのか、缶ビール一本で出来上がっちゃうのよ。
しかし、その割には体重は減らない。なんでやねん。
- 23.1.5 ワンオペ
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1日14時間勤務って、割と凄くない?
ワンオペ5日目。
正直、フラフラだけど、生徒たちにこれ以上迷惑をかけるわけにはいかぬ。
幸い、パニックにならない術は身につけている。
1つずつ1つずつ、解決していくしかないことも分かっている。
入試応援初日。
平気そうに振る舞っていても、緊張しているのが手に取るように分かる。
良いんだよ、それで。
目一杯緊張して良いんだ。
その緊張を乗り越えたことが自信に繋がるのだからね。
眠ったらあっという間に朝になる。
当たり前かも知れないが、もう少し夢の時間が続いても良いんじゃないか?
- 23.1.6 激励会
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なんじゃ?昨日の日記。
文章になっていない。ただの雑感じゃないか。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
(しばらく続くかも)
スタッフは、完全陰性が確定し、本日より復帰。
おかげで、昼ご飯を食べることができた。
今日は激励会。(嗚呼、これが最後の激励会なのか)
先輩達も駆けつけてくれた。
少し背も伸びたね。いやいや、内面もしっかり進歩していた。
そんな彼等の成長を目の当たりにし、呑ちゃん(口には出さねども)嬉しくなったぞよ。
久し振りに進行係を務めさせて頂いたが、想いは伝わったのではないだろうか。
目覚めよ!32期生。
これで、本気になれなきゃ、あんた、アホで酒よ!
なにも実力以上の成果を望んでいるのではいない。
ただ、悔いのない闘い(もちろん自分との闘いだよ)をしてきて欲しいだけなのだ。
願わくば、悲願の第一志望全員合格を!もね。
- 23.1.7 出立前夜
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最近、以前に増してうっかりや忘れ物が多い。
今朝も、携帯を不携帯している事に気がつき、家に戻る。おかげで、朝から汗だくだ。
合格祈願の日には、念珠を忘れていたしね。
疲労MAXとは言え、情けない。
明日、私は四国に旅立つ。しかし、全く準備はしていない。
ANAから届いたメールで、ああそうだったと気がつく始末。
メールにはとんでもないことが書いてあった。
「お客様がご搭乗予定の飛行機は、満席近いご予約が想定されております。云々」
そうだ。ANAはいつも詰め詰め状態にして飛ぶんだった。
だからJALにしようと決めていたのに、ついつい安い方を選んでしまっていた。
「まあ、いいや。座席指定しているし」と確認したところ・・・。
が〜ん!
なんと、座席指定していなかった。10月に予約していたのに。
まあ、乗れないことはないだろうけど。
少し早めに空港に着くようにしなければ。
- 23.1.8 髭剃り
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旅の準備に手間取り、3時間しか眠れなかった。(バカで酒ね〜)
忘れ物がないか不安で堪らないが、もたもたしていると入試応援に間に合わない。
慌てて家を飛び出した。
会場には、約束通りの時刻に着いたが、生徒の方が早く来ていた。
申し訳ない。
会場入りを見届けて、教室へ。
お!私の授業開始まで1時間以上あるではないか。そうだ!散髪に行こう。
混んでいたら諦めようと思っていたが、幸い、一番乗りだった。(直後から混み出した)
鏡の中には疲れ果てた顔の私がいた。
マスターも「目の下クマができていますね」と言う。
ふと思いついた私。
いつもは髭剃りをしてもらわない(だって、ヒゲってすぐに伸びるんだもの)のだが、今日はTORAさんに会う日。
もしかしたらこれが最後になるかも知れぬ。
どうせなら、きれいな思い出にしてもらおう。(乙女か?!私は)
+500円で叶うなら安いもんだ。
ママさんは丁寧に顔剃りをしてくれた。
鼻毛もきれいにカットしてくれた。(わ〜い、わ〜い)
申し訳ない。チョークを大量に吸い込むため、私の鼻毛はすぐ伸びるのだ。
準備万端。
いざ、往かん。
いかんいかん。急がなくては。
げ!一大事だ。
この日記をUPし終わり、念のためメールチェックをしたところ。
ANAからメールが届いていた。
使用する飛行機の手配がつかないため欠航となりました。
ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
なんやと〜!冗談じゃない。
幸い、振り替え便(1時間以上後の便だ)は確保できたが、メールを見ずに空港に着いていたらパニックになるところだった。
宣言しま酒!
「生涯、二度とANAは使いません!!」
- 23.1.9 帰還
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四国から無事生還。
疲れはしたが、最高の時間を過ごせた。
欠航トラブルで到着は遅れたが、早く着いても松山見物をする予定もなかったのだから、まあいいか?って感じかな。
いや、やっぱり許せん。
機内は詰め詰めだったし、安心感はゼロ。
と言っても、すぐに寝て着陸の振動で目覚めたくらいだから、怒っている時間もなかったけどね。
TORAさんにお目にかかるのは1年ぶり。
彼は、大変謙虚な方で、学ぶところがとても多い。
今回もたくさん教えて頂いた。
けど、え?これで最後?いやいや、時間を作って会いに行きたいな。
おっと、このままじゃ、何しに松山まで行ったん?って誤解されそうで酒ね。
もちろん、入試応援のためで酒よ。
全員(と言っても2人だけだが)に会え、しっかり見届けて来ま酒たよ。
けど、一人はガチガチに緊張してたな。
応援終了。天気にも恵まれ、2年前の寒さがウソのよう。
TORAさんのご子息にも会えた。え〜?15年ぶりかな?
ハニーにも会えた。
昨年同様、宇和島から松山まではるばる来てくれたのだ。
ありがとうね。体調が悪いのに済まなかったね。
帰りの便もギュウギュウ詰め。
改めて申し上げま酒。二度とANAには乗りません。
プロペラ機はスリリングで面白かったけどね。
大阪に戻ったのは13時過ぎ。
時間に余裕があったので、一旦自宅に戻り、細々とした用事も済ますことができた。
もっとも、授業があるからのんびりはできなかったけどね。
- 23.1.10 最後の講習会終了
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そうか、これで最後になるんだ。
冬期集中講座が終わった。
慥かにいろいろあり、連日ハードではあった。
しかし今後、こんな緊張感や限界までの挑戦、そして成し遂げたときの充実感を味わうことはもうないのかと思うと、些か寂しさも感じる。
今回もやり抜きま酒たよ。
ただ、この達成感が単なる自己満足なら、意味がない。
「結果が全てではない。今日に至るまでの努力、過程こそが大事なのだ」
と、言い続けてきた私。それでも、
「じゃ、成果が欲しくないのか」
と問われれば、NOとは言い切れないのよね。
そうだ、まだまだ、気を抜くわけにはいかん。
だってそもそも、彼等の闘いはまだ何も始まっていないのだからね。
最後の最後まで、とことんやってやろうじゃないか。
- 23.1.11 春の予感
-
早くも水仙が咲いているのを見た。
(スーパーの惣菜ではあるが)筍を今年初めて頂いた。
昨日までやたらと暖かかった。
一昨日は、晴れ着姿の女の子をたくさん見かけた。
「もうすぐ、は〜るで酒ね〜!」
キャンディーズの歌声が聞こえてきそうだ。
え?気が早いで酒か?
- 23.1.12 本
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本って結構重いのね。
転居のための片付けに取りかかり始めた。
次の教室は小さい部屋なので、全てを持っていくわけにはいかない。
粗方、処分せねばならぬのだが、それでも必要最小限は持っていきたい。
となると、先ずは、入試問題集かな。
入試問題は教材作成には無くてはならないもの。題材およびヒントの宝庫だからね。
取りあえず、算数と理科の入試問題集、各学校の過去問を箱詰めしてもらった。
けど、本をダンボールにぎっしり詰めると、かなりの重さになる。
軽々と運べるだろうと思いきや、なんのなんの、正直、想像以上。
台車がなければ無理だった。
舐めていたわけではないが、己の年齢を忘れ、体力を過信していた。
おかげで、いきなり腰が痛い。とほほ。
こんな事では先が思いやられるが、まあ、ボチボチやるベ。
- 23.1.13 最終授業
-
昨日は32期生の最終授業。
しかし、最後までバタバタだった。
感慨に耽る暇もないほど。危うく、ラストメッセージをしたためた手紙を渡し忘れるところだった。
未消化問題は残したくない。
けど、生徒達は相変わらずのスローペース。
空白にも思える時間ばかり過ぎていく。ジリジリした思いとは、正にこのことだろう。
けど、腹を立てても仕方ない。(実際、怒っちゃいないぞよ)
全員が解き切るのを待ちたかったが、最後はやや駆け足になってしまった。
生徒達を送り出したあと、教室に一人佇み、ふと思った。
果たして、彼等に十分なことをしてあげられたのだろうかと。
私は、私の全てを伝えたつもりだ。
しかし、私の精一杯が、彼等にとってもベストであったとは言い切れぬ。
そう考えると自責の念に苛まされる。
いや、自己弁護に聞こえるかも知れないが、やはりこれ以上のことは無理だった。
32期生のみんな。
私は、君たちにとって、良い先生ではなかったかもしれない。
それでも、君たちは最後まで私を信じてついてきてくれた。
ありがとう。本当にありがとう。今はこの言葉しか言えない。
でも、信じているよ。君たちが笑顔で帰ってきてくれることをね。
- 23.1.14 前夜
-
間もなく日が変わろうとしているから、正確には前夜ではないのだが・・・。
珍しく眠りにつけない。
生徒達一人一人の顔が思い浮かんで、(いろいろあるが)はっきり言えば、安心できないのだ。
彼等はもう眠りに就いただろうか。
私が中学受験した時(一体何年前やね〜ん!)の記憶を遡れば・・・。
ゴメンナサイ。何も覚えておりません。
(けど)大学受験の時は、よく覚えているぞ。
初年度は、ほとんど眠れなかったなぁ。(「次年度があるんか〜い?!」なんて言わないでね)
その時は気が付かなかったが、今ならその理由が分かる。
自信がなれば眠りに就きにくいが、逆に己の精一杯を尽くした場合は完璧に眠れる。のではないか?ってね。
おっと、誤解召されるな。
あくまでも個人の体験による感想で酒からね。
人間は機械じゃない。
当たり前だが感情も備えているし、まして幼い彼等の場合、不安に打ち克つ術を知っているとは思えない。
けど、ここまでやってきたことを信じて臨むしかないのだから、必要以上に怯えることもないのではないか。
「自信」って、そんなもんじゃないかな。
そろそろ日が変わる。
流石にもう全員が寝ただろう。
ゆっくりお休み。明日のエネルギーのためにね。
(起きたら)ふぁいと〜!お〜!で酒!!
私ももう寝ま酒。
- 23.1.15 入試応援
-
全員の傍に居られるわけではない。
けど数人だけでも、、せめて会場に入るまでは付き添ってあげたい。
自己満足かも知れない。それでも、少しでも彼らの緊張がほぐれるのであれば・・・。
昨日は暑かった。
汗ばむほどの陽気?いや、それどころではない。歩き回ったせいもあるが、汗だくだった。
(万歩計の歩数は16000歩を越していた)
いや、そんなことはどうでもよい。
彼らは必死の思いで緊張をはねのけようとしているのだから。
(中には緊張の解けぬまま、闘いに向かう者もいるが)
しかし、付き添えるのは、会場の入り口まで。
会場に入ってしまえば、彼らは自分一人だ。
そこからは、自分の力で切り拓いていくしかない。
がんばっておいで!心の中で祈りながら、会場を後にする。
彼らの闘いはまだまだ続く。
午後入試の会場で、再会。
明らかに疲れている。精気が感じられない。
仕方ない事とは言え、学校関係者には恨み言を言いたくなる。
それでも、健気に笑顔を見せて「がんばってきます」と試験に向かう彼ら。
胸が締め付けられそうになるが、泣いている場合じゃない。
みんな、最後の最後までがんばるんだぞ。
ふぁいと〜!お〜!
- 23.1.16 応援終了
-
何故か2:00に目覚め、そのまま朝を迎えた。
超寝不足なはずだが、意識ははっきりしている。
疲れているのは私だけではない。
連戦につぐ連戦で生徒は限界を超えているだろうし、保護者もクタクタのはず。
だって、試験を受け続けるだけでも超ハードなのに、結果発表も相次ぐ。
良い結果ばかりではないからね。
それでも彼等は闘い続ける。本当に大したものだ。
これで、32期生の入試応援終了。
後は結果を待つだけだ。
ここまでの戦果は、まあまあと言ったところか。
明日からはもう早起きの必要はない。
電車の中で爆睡することもなくなるだろう。
おっと、まだ一人受験が残っていた。
もちろん、最後までお付き合いしますよ。
諦めちゃいけない。最終的には精神力だからね。
- 23.1.17 セレモニー
-
え?こんなに大勢?
卒業生の保護者から、訪問を告げられたのが10日ほど前。
その後のメールで、複数人で来るとは知らされていたが、せいぜい3〜4人だろうと思っていた。
なのに、なんと、生徒7人保護者4人(29期生)も来たではないか。
しかも、その後からも、来るわ来るわ。
28期生は全員(保護者も)、25期生の浪人組までやって来た。
まるで同窓会だ。 教室閉鎖の報せを聞き、集まってくれたのだ。
しかし、正直、有り難い気持ち半分、情けなさ半分と言ったところかな。
慕われていたとは言えないが、彼等の人生に少なからぬ影響を与えたのは慥かだと思う。
彼等にとっても、この教室は思い出の場所なのであろう。
その地がなくなってしまうのは、帰る場所がなくなったように感じるに違いない。
申し訳ない。 みな、立派に成長していた。背も大きくなっていたし、むっちゃ格好良く変身していた子もいた。
いや、容姿だけではあるまい。大人の雰囲気?も少し漂わせていたし、きっと内面も成長しているのだろう。
こんな生徒達と関われた私は幸せ者だ。
ありがとう。これからもしっかり頑張るんだぞ。
え?何を偉そうに言う?!ってか。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
あじゅ〜!
素敵な餞別?までいただいた。
名前入りのお酒にグラス。感激!!
けど、勿体なくて飲めそうにないや。
- 23.1.18 採寸
-
新教室のレイアウトに悩んでいる。
なんせ、小さな部屋だ。
机や諸々を上手く配置しなければ、使いづらいものになってしまう。
と言うわけで、部屋の寸法を測ってきた。
生徒用の机は16個が限界か。となると集団授業を行うにしても最大で4人か?
6人まで可能なら中学のコースを開くことができるのだが。
カウンターや事務机。後は本だな。書類ケース。
ロッカーも諦めたくないんだけどな。
欲張りすぎかな。
10日後に迫った引っ越しの日。
せいぜい悩ませてもらおう。
- 23.1.19 ドア取り替え
-
自宅のドアが新しくなった。
取り替え作業のため、在宅しておかねばならず、朝から自宅待機。
先ほど終了。作業時間は1時間半だった。
なかなか良い感じだ。
ドアノブも大きいし、なんせ新しいのは綺麗だ。
ただ、郵便受けがいかにもチープなのは気に入らない。
鍵穴が2つもある。
セキュリティー面ではその方が良いのだろうが、面倒な気もする。
まあ、慣れれば気にならなくなるかな。
そう言えば、新教室の鍵も2つだったな。
無くさないようにしなければならない。
合鍵は作れないタイプだそうだからね。
現在、宅配便が届くのを待っている。
笑ってしまう。贈り物も含めて酒類ばかりだ。
届いたら、即、出発せねば。
今日もいろいろと忙しい。
- 23.1.20 訪問ラッシュ
-
卒業生の訪問が相次いでいる。
嬉しいことは嬉しいのだが、内心焦っているのも確か。
片付けが一向に進んでいないのだ。
けど、何年かぶりに訪れてくれた子たちに冷たくするわけにはいかん。
今日集まっててくれたのは、すべて回生が違う男女4人。
偶然が重なって、現在同じ職場なのだというから、驚きだ。(一人はその妹だけど)
彼らの近況報告を聞いて、さらに驚きの連続。
結婚したと言う喜ばしい報告が2件。
しかし、兄の入籍の日に、集中治療室に運ばれたという恐ろしい話もあった。
みな、意外と昔のことを良く覚えている。
私が忘れていたようなことも。
そんな思い出の場所だったんだよな。
そうだ、HOPES=希望や願いが集まる場所でありたいと言う想いで、名付けたんだものな。
「HOPESがなくなるのは寂しい」と口々に言う。
「けど、新しい塾の名前もHOPESだよ」と私が言ったら、みなずっこけていた。
そう、名前を変えるつもりはない。
やっぱり、今度も夢や希望が集まる素敵な場所にしたいと思うからね。
最後はあまりよく覚えていない。(え、いつものことかって)
みんな、元気でいるんだぞ。
また会おう。
- 23.1.21 怒濤の
-
入試がすべて終了。
怒濤の1週間だった。
いや、授業は殆ど無いから身体は楽なのだが、メンタルがかなりやられた。
泣いたり笑ったり。例年通りと言えば良いのか、いや、最後の生徒だという思いが強かっただけにね。
体重も4kg減った。(まあ、これはすぐに戻るだろうけど)
第一志望校に合格できた人。おめでとう。
努力が最高の結果につながって良かったね。
慢心することなく、これからも頑張って欲しい。
あと一歩、夢に届かなかった人。残念だったね。
けど、人間の値打ちは、結果では決まらない。
合格したから偉くなったり、不合格だからダメになったりは絶対にしない。
精一杯がんばったのなら、堂々と胸を張っていれば良い。
結果は結果として受け止め、また前を向いて進んでもらいたい。
たかが中学受験で、人生など決まりはしない。
いずれにせよ、みんなよく頑張ったよ。
目標に向かって努力し続ける。素晴らしいことだ。
諦めずに最後まで歯を食いしばって、よくやった。
お前ら、最高だぜ!
- 23.1.22 もらって下さい
-
因幡晃の歌にあったね。
あ、あれは「わかって下さい」だった。
いきなり意味不明で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
現在、教室の片付けをしているのだが、本の処分に困っている。
捨てるのは簡単。でも、勿体ない。
全部持って行けるほど大きな部屋じゃない。
算数と理科の参考書、入試問題集だけで、おそらく許容量を遙かにオーバーしている。
すでに、ダンボール20箱だもんね。
だから、何冊でも構いません。シリーズ全巻でもOKで酒。
本をもらって下さい。
現役生たちにもお願いしているが、全然減らない。
卒業生、いやこの日記を読んで下さっている方ならどなたでも。
お願いしま酒!助けて下さい。
リミットは今月末で酒よ〜。
ヨロシクね!
- 23.1.23 HOPES通信
-
昨日、HOPES通信の最終号を発行した。1473号だった。
コメント欄を担当して28年。思えば結構書いてきた。(好き勝手にね)
書くテーマが見つからず困ったことも多かった。
この日記を始めてからは、できるだけ、私生活は日記に、指導面はHOPES通信にと、棲み分けをしてきたつもりだ。
しかし、そうなるとどうしても同じような事(生徒への注意)ばかりがくり返されてしまう。
愚痴も多くなって、書いていてもつまらなく感じていたのも事実。
いくら言っても改まらない生徒達の態度に業を煮やし、掲載を中止していた時期もあった。
PCには256号から保存してあるが、HPには575号以降を公開している。
印刷したものをファイルに保存していたのだが、今日はそれらを処分した。
ただ、ファイルごと捨てるのは勿体なくて、(だってファイル1冊3000円くらいするんだよ。それが20冊以上あるんだから)プリントだけ抜き取って捨てることに。
しかし、数時間かかっても、まだ終わっていない。トホホ。
けして、読み返して、当時のことを思いだしていたわけじゃないのよ。
(実は、少し読み返していたのだが「こんな事をしていたら、絶対に終わらん」と気づいた後は抜き取り作業に集中した)
そのまま運ぶのもバカだしな〜。
まあ、やるしかないか。けど、あと2時間は覚悟しないといけないな。
ラスト1週間。片付け作業は間に合うだろうか。
間に合わせなくちゃいけないんだけどね。(ね、拓カ様)
でも、やっぱり、大いに不安。
- 23.1.24 もらって下さい2
-
不用品回収業者に見積もりを依頼したところ、とんでもない金額を言われた。
HPでは2tトラック30000円とあったのに、「それは平車。箱車は15万」と言うではないか。
さらに、「これだとトラック3台要りますね。ですから、45万円です」だと。
冗談じゃない。
机を70個・本棚3つ・ラック2台でだ。
初めは買い取って貰えるかもなんて、淡い期待をしていたのだが、甘すぎた。
粘って28万円で手を打ったが、それでもこれが正当な価格かどうかはわからない。
そこで皆さん、相談で酒。
机、要りませんか?割ときれいで酒よ。
どうせ捨てられるだけなら、もらっていただけたら嬉しいので酒が。
お願い致しま酒!
- 23.1.25 路面凍結
-
寒波到来。何でも10年に一度のレベルらしい。
昨日は、珍しく車で出社。
自身の診察日を勘違いしており、
「明日の診察時刻を確認したいので酒が」と病院に尋ねたら、「え〜!今日ですよ」と言われ、しかも予約時刻は既に過ぎていた。
慌てて「今から向かいま酒」と言ったが、今度は保険証が見当たらない。
時間ばかりがどんどん過ぎていく。(結局、保険証は見つからず)
となると、車で行くしかない。しかも大急ぎでね。
保険証なしでも何とか診察はしてもらえた。
一つ嬉しかったのは、入院は無しになりそうとのこと。石が少し下がって来ているかららしいのだが、それでも破砕手術は受けねばならないようだ。
診察終了。
午後には不用品回収業者との約束を入れていたため、一旦帰宅して電車でなんて、絶対に間に合わない。
そのまま車で教室へ向かったのだ。
小雪が舞う中、車を走らせる。
途中から雹みたいなものが降ってきたが、そんなに大層なことはなかった。
その後は外に出ることもなかったからよく知らないが、雪は降っていなかったようだ。
授業終了。
折角車で来たのだからと、廃棄予定の教材を車に積めるだけ積んだ。
で、その帰り道。
高速を降りてから、顔が引き攣った。
いつも通り走っていたら、ブレーキが効かない。
前輪がスリップして、危うく前の車にぶつかるところだった。
それからは、慎重に慎重に、時速40km以下で走った。(おかげで、日が変わってからの帰宅となった)
今日は、さらに冷え込むらしい。
明日、ハニーが高速バスで帰ってくる(予定)。
無事を祈りたい。
- 23.1.26 停電
-
最後までバタバタだった。どうして、ハプニングばかり起きるのだ。
のんびりと昼前に出社。
あれ、エレベーターが止まっている。
点検かと思いきや、停電中の貼り紙が。
まあ、いいやと階段を登る。
ドアを開け、部屋に入ると、げ!エレベーターだけではなかった。
ビル丸ごと停電のようだ。
水も出ない。電話もかけられない。
元々、片付けをするつもりだったから、のんびり待つことにしよう。その内復旧するだろう。
と、安易に考えていたが、その気配はない。
寒いし、暗いし、何より不便だ。トイレはコンビニで。
大家さんから連絡があった。部品が届くまで時間がかかりそうだとのこと。
ヤバい。授業ができないかも。
16:00まで待ったが、新たな連絡がないので、授業中止を決断。
生徒及び保護者の方々には、迷惑ばかりかけてしまう。
卒業生が訪ねてきた。今春、見事に第一志望校に合格した子だ。
真っ暗の教室で、話をする。
暗くてはっきりとは見えなかったが、晴れ晴れとした表情だった。
そりゃね。
6年になってから勉強を始めた子で、どうなることかとハラハラし通しだったが、よく頑張った。
まだまだ、伸びるはず。
これからも頑張って欲しい。
17:30にようやく復旧。
明るいって良いね。暖かいのって嬉しい。PCが点いているのって、何かしらホッとする。
しかし、今さら授業はできない。
ひたすら、片付けに専念。おかげで、結構捗った。
19:00。30期生の面々が登場。保護者も一緒だ。
いきなり、賑やかになった。
つくづく思う。教室には生徒がいなくちゃとね。やはり生徒が主役だ。
超ポジティブ親子は、やはりポジティブだった。
その方からしみじみとした言葉をかけられ、泣きそうになる私。
しかし、お住まいが新教室のすぐ近くとのことで、授業の予約までいただいた。
わちゃわちゃしていると、6期生から連絡。
近くで呑んでいるから、出てこられないかと。
状況を説明し、すぐには無理だと伝えると、じゃあ、行きますとのこと。
30期生たちが帰る頃に、赤ら顔で登場した。
一人は一昨日も一緒に呑んだ子だが、もう一人は4年ぶり。
戸締まりはスタッフに任せ、呑みに繰り出した。
酒豪の彼女に案内されたのは、めっちゃ良い感じのバー。
流石に酔い潰れるわけにはいかぬと、セーブしながらだったが、それでも結構呑んだかな。
ごちそうさまで酒た。
- 23.1.27 おかえり
-
家に帰ると、外灯がついていた。
あ、そうだ。ハニーが帰ってきたのだ。
雪の影響で、バスが運行されるか心配だったが、遅れはしたものの、無事に到着したようだ。
おちゅかれちゃま!
事務所移転の手伝いのため、急遽帰ってきてくれた。
ありがとう。
23期生たちとのお別れ会にも参加してくれた。
ごめんね。疲れているのに。
けど、明日からはもっと疲れると思うよ。
本当にすまない。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 23.1.28 千客万来
-
片付け作業は遅々として進まない。
本気でヤバい。
焦っている中、卒業生たちが次から次へとやって来る。
有り難いのは有り難いのだが、ゆっくり相手をすることもままならず、歯がゆい思いだ。
31年間。この地で授業をしてきた。
ほぼ毎日、生徒達の顔を見続けてきた。
そりゃ、いろいろな思い出がある。1人1人にね。
昔をゆっくり懐かしみたいところだが、それはもう少し先にしよう。
私には止まっている暇はない。まだまだ走り続けるのだ。
卒業生の皆様。
次は、新教室でお待ちしておりま酒からね。
そんな中、重大ミス発覚。
机の上から、10数枚の年賀状が出てきたのだ。
宛名は卒業生たち。消印もないから戻ってきたものではない。
あれれ?どうして?
5秒後に真相判明。
そう。投函し忘れたんだ。
げ!どないしよ。
そのまま出すのも間抜けだから、寒中お見舞い申し上げま酒!と書き添えて、投函した。
何故、年賀状が届かないか不審に思っていた方々。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 23.1.29 罹患
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母がコロナに罹ってしまった。
入居している施設で、クラスターが発生したようだ。
6階から4階。母が入居しているのは5階だが、その5階でも1人発症。
そのため、3日前に全員に抗原検査をしたようだが、その時は陰性。
しかし、昨日「39.1度の発熱があり、陽性が判明しました」と連絡を受けた。
心配だ。
4回目のワクチン接種が延び延びになっていたのが悔やまれる。
母とは話はできていない。
どうか、軽症ですみますように。
- 23.1.30 最終授業
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32年間走り続けた舞台の幕が、今日下ろされた。
今でも鮮明に覚えている。HOPESを開設し、初めて行った授業のことは。
5年生の授業だった。
奈良教室の黒板に「相似形」と書いたとき、嬉しさのあまり手が震えた。
とある中堅塾を解雇となり(今思っても理不尽極まりない。私には一点の非も無いはずだ)、独立。
二度と生徒の前に立つことはないかも知れぬ、とまで思い詰めた。
なのに、こうやって授業ができるなんて。(これで感激しなけりゃ、クソだろう)
それから32年。
偉そうに聞こえるかも知れないが、一日たりとも妥協はせず、必死の想いで精一杯やってきた。
この1万日は私の誇りだ。
そして、関わることができた生徒達は私の宝だ。いや、至宝と言っても良いだろう。
不思議と、涙は出なかった。
最後まで残ってくれた生徒は5人。
フィナーレを供にするには、些か寂しい人数だが、全ては自業自得。
彼等には感謝しかないのに、文句を言ったらバチが当たる。
ここまで私を信じ、そして支えて下さった方々。
本当にありがとうございました。
ご恩に報いることもなく、このような形で終焉を迎えるのは、不甲斐ないの一言です。
申し訳ありません。
今後、表の舞台?に立つことはありませんが、生徒諸君の成長を信じ、蔭ながら応援をし続けていきたいと考えております。
どうか、皆様。お元気で。
ありがとうございました。
- 23.1.31 転居
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転居完了。
新教室に机やいす、資料などを運び込んだ。(いや、正確には業者に運んでもらったのだが)。
不要品と持っていくものの選別には、予想以上に時間がかかった。
根が欲張りなのだろう。捨てられないのだ、いろいろな物がね。
流石に、答案や成績類は卒業後に処分してきたのだが、それ以外に思い出の品が多すぎる。
例えば、もらった手紙、年賀状や写真類まで、できれば全て残したい。
捨ててしまえば作業は楽になる。けど、二度と当時の彼等の笑顔に出会うことはできなくなる。
じゃ、どう酒るの?ってかい。
決まってるじゃない。
全て持っていきま酒た。
積み込み・搬入が終わり、改めて眺めてみると、不安になる。
これだけの荷物、何処にしまうねん。(写真はカメラを置き忘れてきたため、UPできません。後日よろしく)
改めて処分しなければならないかも知れないが、取りあえずは捨てたくない。
何てことを言いながら、「あれ?まだスペースあるやん」などと思うのが、貧乏性の証か。
追加でもう一度搬入をお願いした。
ところが、(当たり前だけど)料金が発生する。
ホント、我ながらバカだと思う。
節約しなければならないというのに、痛い出費となってしまった。
自業自得で酒けどね。
明日から、頑張って収納作業に取りかかろう。
目標は1週間以内だ。
一刻も早く、教室の態をなすようにしなければね。
卒業生の皆様。
勝手を申しま酒が、しばしご訪問はお控え下さい。
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!