連休を利用して、作文講座の特別授業を行いました。
専門外の分野ながら、なかなか面白い授業が出来たのではないかと思っております。偏に生徒達が良い反応をしてくれたおかげですが、私の拙いアドバイスを素直に取り入れ、素晴らしい作文を書いてくれました。
私も勉強になりました。このような授業を今後も行うことができたらと思います。
彼らの作品をいくつか紹介致しますので、ぜひ読んでみて下さい。
5月も半ばを過ぎようというのに、肌寒い日が続いております。コロナの感染再拡大も心配です。体調管理には十分お気を付け下さい。
さて、個人的な事情で申し訳ありませんが、少々毎日が慌ただしくなってまいりました。勝手を申しますが、しばらくこの欄を休載させて頂きます。どうか宜しくお願い致します。
先日の全体保護者会には、ご多忙中にもかかわらず参加下さり、誠にありがとうございました。実は、私はこの夏期集中講座前の全体保護者会には、毎年相当な覚悟で臨んでおります。と、申しますのもHOPESを開設したのは今から31年前の7月。思い出に浸るのはまだ先のことでしょうが、夏を迎える度にこれまでの様々な出来事が胸に去来し、感慨深いものがあります。32回目の夏を迎えることができたのも、偏にここまで支えて下さった保護者の方々のおかげです。本当に、本当に、ありがとうございました。
保護者会でも申し上げましたが、私は全く変わっておりません。時代錯誤だと言われてしまえばそれまでですが、私は努力こそが全てと信じております。そして、私を信じてついてきてくれる子ども達の夢を何とか叶えさせてあげたい。その想いだけでここまでやってまいりました。当時と今で違うのは、生徒達の情熱の量と保護者のスタンスでしょうか。いや、これ以上言えば愚痴になってしまいます。本気でかかってきてくれる人が減ってしまったのは非常に残念ではありますが、時代の風潮だけではなく、私自身に人を惹き付けるだけの魅力が薄れてきたのでしょう。自業自得と口をつぐませて頂きます。
それでも、せめてこの夏。生徒達の心に熱い火を灯せるよう、気力と体力の続く限り精進してまいりたいと思います。どうか、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
さあ、生徒諸君。暑さは熱さで吹き飛ばしましょう。スカッとした夏にしましょうよ。そして、6年生諸君。己の人生がかかった勝負の夏です。努力こそ全てですよ。
夏休みが始まって早2週間。皆さん、お元気ですか。充実した毎日を送れていますか。私には、がんばっている人と、ただ何となく過ごしている人との差がとても大きいように思えます。特に低学年の生徒がひどい。目標を持って自分の意志で行動しているか、言われてやらされているかの違いでしょう。今までは「時間がないから」と言う言い訳もある程度は認めてまいりましたが、夏休みにその言い訳は通用しません。HOメールなどでもやんわりと指摘してきました。けれど、全く改善が見られない人には、残念ではありますが、今後は厳しい対応をせざるを得ません。ご了承下さい。
6年生諸君は、よくがんばっていますね。体調を崩さないかと心配になる程です。まあ、健康面に関してはご家庭にお任せするとして、私にできることは彼らに学力をつけること。ひいては、彼らに自信を持たせることです。
実は、この自信というもの、非常にやっかいなのです。なかなか自信を持つことはできません。根拠のない自信ほどみっともないものはありませんから、これは論外とします。では、どうすれば自信は生まれるのか。簡単に言うと、徹底的に勉強するしかないのです。やってやってやり抜いて、今まで苦手だった分野を克服できたとき、初めて自信が生まれます。例えば、一流のアスリート達の自信はどこから来るものなのか。才能だけによるものではありません。どんな人でも不安を抱えています。猛練習の末に成果が現れ、ようやくその不安を拭うことができるのです。
君たちは今精一杯がんばっています。しかし、まだ自信を持つまでには至っていません。どうしてでしょうか。努力が足りないとは言いません。しかし、敢えて言わせてもらえば、絶対に仕上げるぞという意識が足りないのです。だから、つい分かった気になっただけで終わっているのです。復習もしています。宿題もやっています。分からなければ質問にも来ています。でも、質問に来て説明を聞いただけで納得していませんか。折角もう少しの所まで来ているのに、非常にもったいないと思います。そこでもう一度解き直すのです。正解が出るまでね。知識分野であれば、もう一度調べ直すのです。時間が無いことを言い訳にしてはいけません。中途半端に終わるより、たとえそこで多少時間がかかっても、完全に仕上げる方が賢明なのは言うまでもありません。何が何でもやりぬきましょう。
夏休みが終わろうとしています。充実した時間を過ごすことができましたか。私は微妙ですね。授業は精一杯行わせてもらいましたが、年のせいか、うっかりが多くなっております。今月の目標を配布し忘れたり、この通信も期日を勘違いしていたりと、情けないったらありません。これでは生徒達に偉そうには言えませんね。
さて、生徒諸君。自分の事は棚に上げてで申し訳ありませんが、夏休みが始まる前に立てた目標は実行できたでしょうか。精一杯がんばった人には、きっとご褒美が待っているはず。努力の成果が現れることを楽しみにしましょう。
夏休みが終わりました。相変わらず、残暑の厳しい毎日ですが、学校でも2学期の授業が始まっています。そろそろ夏休み気分も抜ける頃ではないでしょうか。
さて、新学期を迎えてやる気になっているとは思いますが、その前に一度この夏を振り返ってみましょう。
「時間の大切さ」は、この欄でも再三再四訴えてきました。過ぎてしまった時間は取り返すことができません。もったいない時間の使い方をしてしまった人は、同じ失敗をくり返さないために、何故上手くいかなかったのかを考え直してみて下さい。何が足りなかったのかをね。その上で、目標を再確認して下さい。目標達成に必要なのは、強い意志と計画ですよ。
受験生諸君。これからは今まで以上にハードな日々が待っています。覚悟して下さい。やるべき事やその方法に変わりはありませんが、時間的制約が非常に厳しくなってきます。けれど、必ず乗り越えられます。目標を見失うことなく、強い意志で、時間とそして自分と闘っていきましょう。
「信じる者は救われる」のでしょうか。それとも「信じる者は騙される」のでしょうか。
おっと、誤解されぬように断っておきますが、今話題になっている宗教についてとやかく言いたいのではありません。もっと身近な事です。例えば、家族間での関係など。いや、まだ漠然としていますね。そうですね。子どもと大人の関係にいたしましょう。
では、先ずは生徒諸君に聞きましょう。
「あなたは今ウソをついていませんか?」
「ウソなんかついていないで」と、ほとんどの人は答えるでしょう。
そうですよね。じゃ、改めます。
「ウソをついたままにしていませんか?」
どうでしょうか。思い当たることはありませんか?
「そう言われれば」と口ごもる人も多いのではないでしょうか。
困ったとき、その場しのぎに口にした言葉の多くは、真実ではありません。
「最初からウソつこうなんて思ってもいなかった。たまたまそうなってしまったんだ」
はい、ごもっとも。誰もだますつもりはないのです。悪意はありません。ただ、無意識のうちに口から出てしまった言葉が、真実と違っただけです。慥かに、この段階でその言葉は「単なる勘違い」や「思い違い」であり、「ウソ」ではありません。
すぐに間違いを口にしたことに気がついて、訂正できる人もいるでしょう。しかし、多くの人はそれを咎められなかったことをいいことに、「何とかごまかせた」と安心?し、「認めてもらえた」と勘違いしてしまいます。そうなると、悪意で放ったのではないにしろ、その言葉は「ウソ」になってしまいます。そして、自分が「ウソ」を言ったことすら忘れてしまうのです。
「何でそんなこと分かるねん!決めつけるなよ」と、君たちが憤るのも無理はないですね。けど、分かるのです。全ては私自身経験ですからね。元ウソつき少年の私が言うのですから、間違いありません。
でもね、君たちはその「ウソ」が通用したと思っているでしょ。それこそが大変な勘違いなのですよ。全てバレています。少なくとも大人に君たちのウソは一切通用しません。私の言っていることが信じられないなら、お家の人に聞いてごらん。きっと、笑いながら言われるでしょう。「そんなの、最初から(ウソだと)分かっていたよ」とね。
次は、保護者の方々にお尋ねいたします。
「どこまでお子様の言葉を信じますか?」
ウソを承知で騙されたフリをするのは辛いと思います。中には、我が子の言葉を100%信じられる方もいらっしゃいますが、そんな人は稀です。多くの方は、「どこまで我慢すればいいのだろうか。このままじゃこの子ダメになってしまわないか」と、心を痛められているはずです。
お願いします。躊躇わないで下さい。叱るべき時はしっかり叱って下さい。もちろん、方法は色々あると思いますが、間違いは間違い。いけないことはいけないと、はっきり認識させなければ、また同じ事を繰り返します。子どもの顔色を見る必要はありません。「キツいこと言ったらこの子に嫌われる」なんて心配は無用です。親子が友だちでいる必要なんてありません。(少なくとも幼少年時代は)親子関係は対等ではいけません。この世で一番愛している我が子のためです。自信を持ってたしなめて下さい。絶対の愛情でつながっている親と子です。たとえ、一時的に関係がおかしくなったとしても大丈夫。必ず、修復できます。子どもは親の愛情に敏感です。本気で叱れば、いくら幼くても自分の事を真剣に思ってくれている事に気がつきます。親子の信頼関係はそんなにヤワではないです。
長々と私見を書いてしまいましたが、ご無礼の多々をお許し下さい。生徒達の事だけを思い、今日まで私は彼等に厳しく接してきましたが、こんなスタイルは時代遅れそのもので、今の子ども達には受け容れられないようです。
申し訳ありません。私は彼等の親にはなれません。今一度、接し方を考え直さなければと考えております。
残暑が厳しい毎日ですが、それでも朝晩は秋の気配を感じるようになって参りました。
暑さだけではなく、コロナの感染拡大も早く収束してもらいたいものです。施設や学校などでは、昨年までは見送られていた行事が今年は行われている所が多いようです。公開されているイベントもありますから、みなさんも足を運ばれて、学校の雰囲気などを確認されてみてはいかがでしょうか。
ただ、感染予防には充分注意してお出かけ下さい。私は、危機感の薄れが一番恐ろしいと考えております。生徒達にも、手洗いうがいの励行を口うるさく注意しておりますが、ある学年などは全員がうがい用のコップを持参しておらず、呆れてしまいました。今一度気を引き締め、万全の態勢で日々を無事に過ごしていきたいと思います。保護者の方々も、ご協力どうぞよろしくお願い致します。
「賢い」って何でしょう。
知識が豊富でいろんなことを知っているとか、テストの成績が良いこととかを賢いと評する人もいますが、私はそれだけではないと思います。いや、むしろそれだけだと賢いとは言えないと思います。私が考える「賢い」とは、自分の頭で考え、判断できることです。
先日の全体保護者会で、「賢くなるには」と言うテーマで私見を述べさせていただきました。自分で考え、行動するためには、自主性を育てることが何よりも必要です。そのために保護者がすべきこと、またはしてはいけないことは何かをお話しいたしました。加えて、学校選びのポイントの一つに、賢い子に育ててくれる学校かどうかを挙げさせて頂きました。参考にして頂ければ幸いです。
午後の6年生の部では、今すべきことは何かをお伝えしました。「できない」ではなく「やるんだ」という気持ちを本人達が持つことが一番ですが、その為に保護者の果たすべき役割は非常に大きいはずです。迷うことなく目標に突き進んでもらいたいと思います。
いきなり涼しくなってしまいました。それもそのはず、もう10月です。さすがに、夏のあの暑さがぶり返すことはもうないでしょう。(そう願いたいものです)過ごしやすくなったのは喜ばしいことですが、一方、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあります。みなさんも体調管理には十分注意して健康に毎日をお過ごし下さい。
どうしてこのような当たり前の事を改めて言うのだろうかと、違和感を覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。私事で恐縮ですが、今週人生で2度目の手術を受ける予定なのです。大騒ぎするような大した手術ではありませんので、ご心配なきよう。ただ、健康でいられることは感謝すべき事なのだと、痛感している次第です。
さて、6年生諸君。今週の通信より、入試までのカウントダウンを始めました。9/25現在で1/14まで112日です。君たちにプレッシャーをかけようとか、君たちを焦らそうとかの意地悪をしているわけではありません。残り時間を意識しながらも、丁寧な仕上げを心がけてもらいたいから行っているのです。目標に向かって、歯を食いしばってがんばりましょう。
冬期集中講座の時間割を作成致しました。やや変則的なものとはなりましたが、各学年とも例年と同等の授業時間数を確保することができ、ほっとしております。
6年生はかなりハードです。しかし、しんどいとか辛いとか言っている場合ではありません。改めて言うまでもなく、これが最終最後のチャンスです。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、あと2ヶ月で人生が決まるのです。ぐだぐだ言っているときではありません。何もしなければ何も変わりません。受験は自分の力で乗り越えるしかないのです。今できることを精一杯やる。それしか運命を切り拓く道はありません。最後の最後まで諦めずに、歯を食いしばって頑張りましょう。ただし、あくまでも健康第一ですよ。
とうとう師走を迎えます。これから寒さも厳しくなっていくのでしょう。みなさん、健康には十分注意し、気合いで乗り切っていきましょう。
6年生諸君はいよいよ正念場。ここまでのがんばりを結果につなげるため、精一杯の努力をしましょう。あともう少しですよ。
師走を迎え、寒い日が続いております。みなさま、どうぞご自愛下さい。
人生に「正念場」は幾度あるのだろう。ふと、そんなことを思いました。
「ここでがんばらねばいけない」「ここが勝負の分かれ目だ」とか、大人なら数多く経験していることでしょう。そして、その結果も身に染みているはずです。しかし、生徒達にはピンとこない。これはひとえに彼等の経験値が少ないからですが、だからこそ大人がその「正念場」を教えてあげるべきなのではないかと、私は思います。
6年生諸君。正に今が正念場なのです。これからの1ヶ月で君たちの人生が大きく変わります。諦めないで下さい。目標に届いている人は誰一人いません。けれど、何もしないでただ時が過ぎるのをながめていても、何も変わりません。少しでも目標に近づき、そしてそれを越えられるよう、精一杯の努力を惜しまないで下さい。もっと、あがきましょう。もっと、踏ん張りましょう。最後の最後に笑えるように、今は歯をくいしばって、できる限りのことをやり抜きましょう。
先日の全体保護者会には、ご多忙中にも関わらず多数参加下さり、誠にありがとうございました。その場で、今年度をもってHOPESを終了する事をご報告致しました。
これまで私は、非常にたくさんの人たちに支えられてまいりました。30年以上も個人塾を続けて来られたのは、偏にその方々のおかげです。ありがとうございました。なのに、私はその方々の信頼を裏切る事になってしまいました。本当に本当に申し訳なく思います。何を申しても言い訳にしかなりません。すべて私の至らなさが原因です。お預かりしている生徒達の指導を途中で放棄するのは大変心苦しく、何らかの形でサポートできればと思いますが、今後はもっと謙虚に生きてまいりたいと考えております。
しかし、残りの日々は、これまで通り全力で指導に当たらせていただきます。何より目前に迫った6年生達の入試。悲願の第一志望全員合格に向けて、完全燃焼する所存です。
勤我信念
今年も自分の信じる道を突き進んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。
例年、新年号は年末に書いていたのですが、今年は年が変わってから書いております。
さて、2023年はどんな年になるのでしょうか?などと他人事みたいに暢気なことを言っていてはいけませんね。夢は自分の力でつかむもの。人生の主人公は自分自身です。
受験生諸君。最後の最後まで諦めず、精一杯がんばりましょう。
「努力は必ず報われる」これが私の信念です。
冬期集中講座が終わりました。私にとっては最後の集中講座。気合いを入れて臨んだのですが、なかなか大変でした。元々ハードなスケジュールを組んでいた上に、まさかのスタッフのコロナ罹患(ご迷惑をおかけ致しました)。連日、朝から晩まで(事務所の滞在時間は14時間以上)。パニックにはなりませんでしたが、最後の方は意識が朦朧としておりました。それでも、どの授業も手を抜くことなく(当たり前?)やり切れたことは、我ながら誇らしく思います。ただ、自己満足で終わってはいけません。結果が全てではないとは言え、やはり成果は残したいものです。
6年生諸君、闘いはこれからです。集大成を飾るべく、最後まで歯を食いしばって踏ん張りましょう。泣くのも笑うのもすべてが終わってからですよ。
関西統一中学入試が始まりました。例年になく、汗ばむほどの陽気で、持参したカイロを生徒たちに渡し忘れる始末でした。いや、受験生にとって天候なんて二の次ですよね。ここまでの努力の集大成に向けて、必死に闘っているのですから。
彼らのその健気な姿を目の当たりにすると、本当に胸が締め付けられるような思いです。中にはガチガチに緊張している子もいました。いくら大丈夫だからと言っても、本人にとっては一大事。無理からぬ事ですよね。そんな緊張の中でも、実力を出してきて欲しいと願うばかりです。
結果もじきに判明します。大きな夢を叶えてもらいたいと願うばかりですが、結果よりも、ここまでの努力を称えてあげたいと思います。
本当によくがんばったね。みんな、最高だよ!!
とうとう、最後のHOPES通信となりました。
32年間、(講習会期間を除けば)毎週発行してきましたから、結構な数になりました。好き勝手な事ばかり書いてきましたが、少しは生徒たちの役に立てたのでしょうか。正直、あまり自信はありません。もともと文才など持ち合わせていない私のことですから、拙文は、どうぞお許し下さい。(なのに、HPで日記まで書いているのですから、恥知らずというか、とにかく図々しいですね)
最近、卒業生たちやその保護者の方々がたくさん訪ねてきてくれます。彼らにすれば、思い出の地がなくなってしまうのが寂しいのでしょう。すまない気持ちでいっぱいです。多くの方々に支えてもらいながら、ここまで続けてこられましたが、その信頼を裏切る形となり、情けない限りです。
現役生、そして保護者の方々には、多大なるご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした。
最後まで通ってきてくれた生徒諸君。本当にありがとう。努力することの尊さを忘れることなく、これからも精一杯がんばって下さい。そして、何より元気でいて下さい。無責任な私が言うことではありませんが、君たちのこれからの人生に幸多からんことを願っております。