- 16.12.1 バニー
-
バニーちゃんになった私。
え?吐きそうって?!
慥かに想像したくない姿だわな。網タイツでお尻にポンポン付けているカッパなんて。
私もいややわ。
ちゃいまんがな。
お目々がね。真っ赤っ赤になったのよ。
朝起きたら、何故か左目が・・・。
コンタクトのせいかな?
ちゃんと外して寝たんだけどな〜。
生徒達のギョッとした顔。
まるで、化け物を見るかのような表情だった。
やっぱりね。バニーというよりはゾンビだわな。
まあ、そういうことで、しばらく無気味でしょうが、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 16.12.2 時間割
-
目の調子はよくない。
2〜3日で元に戻るだろうと思っているのだが、会う人会う人に無気味がられる。
さて、ようやく冬期集中講座の時間割作成に取りかかった。
数個の仕事を同時進行できない情けなさ。
どうしても教材作成を優先してしまう。
まあ、仕方ないわな。何といっても、一番時間がかかるのだから。
で、その時間割。枠組みだけはできた。
何とか例年並みの時間は確保することができ、一安心。
6年生の時間数も増やせた。だって、例年より約1週間入試が早いのだからね。
問題は、タイトな時間割にしたため、休みがとれないことだ。
と言っても、私の休みではない。私が冬に休めないのは当然のこと。覚悟の上だ。
職員の休みが取れないのだ。数日はあるが、十分ではない。体調には注意してもらわねば。
もちろん、私もだけどね。
- 16.12.3 慣れ
-
人の体は、環境に慣れるようにできている。
よい意味でも、悪い意味でもね。
例えば、夏の間。5:00起床、24:00就寝が普通だった。辛いとは思わなかった。
たまに早く眠れる日もあったが、その分早く(3:00頃には)目が覚めてしまう。
講習会が終わり、平常授業にもどると、いきなり就寝が遅くなり、起床はさらに遅くなった。
土曜、日曜は6:30起床だが、平日なら8:00or9:00まで眠っていることもあった。
最近また少し忙しくなり、7:00起床の日が続いたが、夏に比べれば大したことはない。じきに慣れた。
さて、もうすぐ冬休み。
また、5:00起床の毎日になるのだろうが、な〜に大丈夫。すぐに慣れるさ。 - 16.12.4 調整
-
調整というよりは、帳尻合わせといった方が良いか。
冬期集中講座を前に、今年度の進度予定と現在ある教材を確認したのだが・・・。
が〜ん!足りない!
理科がではない。理科は、全て作り替えているから何本残っていようが関係ない。
算数が足りないのだ。
おっかっしいな〜。
例年、少し余裕があるはずなのに、どうしてだろう。
何本かは新規作成しなければならない。
ますます、時間が足りなくなる。
まあ、何とかするべ。
- 16.12.5 素材集
-
年賀状作成。
な、わけないわな。
とりあえず、作成のための本を買っただけ。
今年ももちろん、「世界一簡単にできる年賀状」だ。
何と言っても安いし、簡単。
それでいて、結構、素材は多い。
林先生のどや顔は気に入らんがね。
少しだけ眺めていたが、クスッと笑えるものもあり、ほのぼのとした気持ちになった。
今年は、卒業生にも出そうと思う。
作成の時間を確保するのが微妙だが、出すと宣言した以上、出酒ので酒。
さあ、その前に・・・。
がんばるべ!
- 16.12.6 モノマネ
-
久し振りに早く帰ったら、TVでモノマネ番組を放映していた。
モノマネ=誰かの真似 だよね。
元ネタはダレ?が、分からなければ、面白くも何ともない。ただの知らない人のパフォーマンスだ。
笑うタイミングが分からない。と言うより、実際全く訳が分からなかった。
ただ、ふと「これって、どの世界でも同じだよね」と、妙に納得してしまった。
事情を知らなければ、ただの傍観者。
訳知り顔で物言われたら、かえって鼻白むわな。
なんてね。
それでも、番組自体は結構笑えた。
笑えること自体、幸せなんだろうな〜。
はい。私はいま、幸せで酒。(酔っているからではないぞ)
昔は、お笑い(番組)を軽く考えていた。
しかし、「この瞬間が誰かの救いになっている」と考えれば(実際そうだし)、ものすごく大きい存在ではないか。
お笑いタレント達も(その意味では)すごい人達ばかりだ。
面白い人、面白くない人、そりゃいろいろいる。それでも、きっと彼らは必死なのだ。
彼らに大きな志があるかどうかは知らない。分からないし、知りたくもないが、少し尊敬の念を抱いてしまった。
ちょっと精神状態の危ういカッパちゃんで酒た。
お休みなさい。
- 16.12.7 水飲み鳥
-
全体保護者会の朝。
ポストに見覚えのない差出人からの郵便物が届いていた。
一瞬不吉な予感がしたが、開封すると、出てきたのは小さな箱。
made in china とある。
爆発物か?と、身構えるが、間もなく記憶がつながった。
そうだ。先日netで注文したんだった。(たった3日前のことが思い出せないなんて・・・)理科の教材と言うよりは、生徒達の理科への関心を高めるためにと購入したのだ。
水飲み鳥。ご存知だろうか。
商品名は「happy bird」だ。
生徒達は目敏く見つけた。(保護者が、誰一人として気が付かなかったのが謎?)
みな興味津々に眺めている。
そりゃそうだわな。
何もしないのに、首を振り続ける鳥なんて見たことないよね。
しかし、口にする言葉がいけてない。
「先生。これなんぼ?」8割の子が値段を聞いてきた。
「1000円やで」と言った途端に、
「安物や」と思ったのか、急に興味をなくす子がいたと思えば、
「欲しい〜!」とねだった子もいた。(1000円ならもらえると思ったのか?それくらい自分の小遣いで買えよ)
「どういう仕組みですか?」と尋ねた子は、情けないかな1人だけだった。
この水飲み鳥。
実は、私には思い出深いものなのだ。
存在は知っていたが、半永久的に水を飲み続けるその原理は知らなかった。と言うより、そもそも興味も無かった。
私がその理屈を知ったのは、20歳の頃。
大学入試の英語に出題されていたのだ。
浪人を重ねていた私。もうこれ以上遊んでいるわけにも行かぬと、私学を受験することに。
初の上京。新幹線にも飛行機に初めて乗った。(まあ、その時の話は又別の機会に)
その1月後。今度は国立の試験にも同じ問題が・・・。
原理が英語で書かれており、それを訳すような設問だったように 思うが、なんせ30年以上前のことだ。記憶に自信は無い。
しかし、私は、この水飲み鳥のおかげで大学生になれたのかも知れぬ。
じゃ、こいつは私の恩人?それとも恩鳥?
毎日拝ませてもらおうか。
- 16.12.8 長渕剛
-
TVで長渕剛が歌っていた。
お、『乾杯』じゃないか。
この曲は、私が唯一人前で歌ったことのある歌だ。
期待で胸が膨らむ。
数分後、ふくらんだ胸は見事に萎んだ。
何ともスッキリしない気分だった。
彼なりの抵抗だったのだろう。
メディア・マスコミへの批判などを織り交ぜ、割と長い間ぐだぐだ語っていた。
気持ちは分からんでもないけどね。
歌手は歌で伝えれば良い。言葉じゃなくてね。
- 16.12.9 骨
-
今日も朝から教材作成。
何とか2日で1本のペースは保てているかな。
いや、もっとがんばらな。講習会が始まったら、そんな余裕ぶっこいてられへんし。
今作っているのは、人体。
呼吸・吸収・消化・血液ときて、来週は「骨と筋肉」だ。
正直、困っていま酒。
ダメなのよ。私。血とか骨とか。
体の各部のはたらきを調べ、それを生徒達に伝えることは、まあできる。
けど、すぐに想像してしまうのね。
血管が破れたり、骨が折れたり、腱が切れたりするシーンを。
骸骨の図を見ながら、「嗚呼、なんて脆いのだ。すぐポッキリいってしまいそう」なんて思っちゃうのよ。
一時は医者を目指したこともある私で酒が、つくづく思うね。ならなくて良かった。いや、なれなくて良かったと。
本当は、日記を書いている場合じゃないので酒が、面白い変換がでてきたので、ちょっと一休み。
「どの骨とどの骨をつなぐ・・・」と打ちたかったので酒が、
「どの骨トドの骨」と出てきたのね。
トドの骨?見たことないし、イメージできないな〜。
しかし、その瞬間、頭に浮かんだのは、波打ち際でトド(結構可愛い顔をしていたよ)が、
「見ちゃいや〜ん」と恥ずかしげに、前足で顔を隠している仕草だったのよね。
すっかり、気が抜けちゃいま酒た。
ね、おかしいでしょ。
え?アンタの頭が!ってか?
はい。一度、精神科の友人に相談してみようかと思いま酒。
さあ、作成再開。
トドちゃん、バイバイね。 - 16.12.10 実験ビデオ
-
お世話になっている方との会話。
その方は、理科の先生。
「実験などはどうされていますか?」
私が今年から理科も担当していると聞き、心配して下さったのだ。
返答に困ってしまった。
説明を聞くだけより、実際、目で見て納得してもらった方が、絶対に効果がある。
それは分かっている。けれど、正直、生徒達に実験を見せられるまでのレベルにはまだ達していない。
将来的には取り組みたいと思っているのだが・・・。
正直にそうお答えすると、
「良いものがありますよ。高校の物理の範囲ですが、よろしければ」と言って下さった。
いろいろな実験をビデオに収めたDVDがあるそうなのだ。
「実験の準備など不要で、映像を見せるだけで良いから、手軽ですよ」と仰る。
昨日、そのDVDが届いた。
早速、見せていただいた。
面白い!
これなら使えそう!と思えるものもたくさんあった。
まだ少ししか見ていないが、早く時間を作って全てを見たい。
さて、生徒達にはどのように見せようか。
楽しみだ。
D先生。本当にありがとうございま酒た。 - 16.12.11 1年
-
facebookも粋なことをする。
「2016年を振り返って」という動画を、頼みもしないのに勝手に作ってくれた。
それによると、私は今年57人と友だちになり、誰かの投稿に973回もいいね!をしたらしい。
写真の投稿はほとんどしないため、出てくる写真は友人が写した私の写真だけ。
それでも数枚あった。
忙しい忙しいと言いながらも、結構遊んでいるのね。
付き合って下さった方々には心から感謝だ。
ついでに今年を振り返ろうかとも思ったが、碌な事が無かったからヤンペ。
ま、一言で言えば、初体験だらけの一年で酒たわ。
けど、いつの間にか年末なのね。
ひょえ〜!感慨に浸っている暇など無いわ! - 16.12.12 予防注射
-
ようやくインフルエンザの予防接種を受けてきた。
まいどの事ながら、先生の
「チクッとしますよ」の一言に固く目をつぶる私。
今日は、あの可愛い看護師さんはいなかった。辞めたんだろうか。
尋ねるのも憚れたので、世間話でお茶を濁した。
今回の新発見。
注射を打ったからと言っても、すぐに効き目があるわけではないのだそうだ。
「抗体ができるまで2週間ほどかかるから、その間は用心するように」と言われた。
ふ〜ん。知〜らなんだ。知〜らなんだ。
- 16.12.13 雨
-
冷たい雨が降っている。(拓郎さんの歌にもあったね。名曲だ)
しかもかなり強く。
私は一人夜道を急いでいた。
寒い。(そりゃそうだ。12月だもん)
こんな夜は熱燗が良いな。
そんなことを考えているうちに、すっかり濡れてしまった。(傘は差していま酒)
駅から10分弱の距離なのに、靴の中からは水音がしていた。
やっと着いた。一日の疲れがどっと襲いかかる。
けど、私はこの瞬間が一番好きだ。
ハニーに「ただいま」と言う瞬間が。
さあ、呑むぞ。
思えば、朝家を出てから何も口にしていなかった。
先ずはビールから。(おいおい、熱燗はどうなった)
あ〜!疲れが溶けていく。至福の時。
次は冷酒。(あれ?熱燗は?)
まあ、良い。今宵は(も)これで十分だ。
今日も生きている。幸せだ。
- 16.12.14 カジノ
-
やっぱり政治家どもはバカばかり。
庶民の事なんて一つも考えちゃいない。
頭にあるのは己の利権だけなのだろう。(黒岩さんごめんなさい。貴方は違うと信じております)
でなきゃ、あんな馬鹿な法案を通さない。
カジノ法。
ギャンブルの怖さを知らないボンボンばかりだからか。
国を滅ぼすつもりか。
外国旅行客目当てかも知れぬが、日本人だって必ず破綻する奴が出てくる。
誰にだって、射幸心はあるのだから。
ギャンブルに絶対負けない方法。それは一つだけ。
「やらないこと」だ。
- 16.12.15 算チャレ
-
私が以前よく遊ばせていただいていたのは、ネットの算数サイト。(かつては数多く参加していたが、今ではとんとご無沙汰)
その最高峰に輝くのは、何と言っても算チャレだ。
その算チャレが、この度なんと第1000回の出題を迎えた。
毎週1回。一年で約50回。単純換算しても20年。
すげ〜!すげ〜!
その間、あの(って、知らん人は知らんやろうけど)ハイレベルな問題を提供し続けてこられたのだから、もう感服としか言いようがない。
主催者の方とは何度かお目にかかったことがある。
初めてお目にかかったのは、もう10数年前のこと。
毎年オフミを開かれていて、関西開催の際に出席させて頂いたのだ。
さぞかし、自分の才能を鼻にかけたいけ好かない奴か、と思っていたが、とんでもない。
腰の低い、爽やかな青年。一発でファンになってしまった。
彼と出会うまでは、世界で2番目の算数の先生と自負していた私だが(1番はもちろんTORAしゃん)、あっさり負けを認めた。
いや、認めざるを得なかった。
それ程、スゴいのだ。頭脳だけではなく、人格も全てが。
私は到底、彼の足許に及ばない。
無理を言い、長男の東大受験の際には直接指導をお願いしたくらいだ。(彼は在京なので、長男をしばらく東京で一人暮らしさせた)
私の惚れ込み具合が、これで分かるだろう。
それ以降も何度かお目にかかっているが、腰の低さ、謙虚さは相変わらず。
家庭を持たれた後でも、爽やかさは健在だ。
さて、今宵。記念回ということもあり、数年ぶりに参加させてもらったのだが・・・。
酔っ払いの老人(既にベロベロ)にはハードルが高かった。
何度か誤答を送信してしまった。
言うまでもなく、今回も圏外。(私がトップを取れなかったサイトはこの算チャレだけ。2位が最高順位なのね)
彼のことだ。この1000回で終わりということはないだろう。
頭のリハビリを兼ねて、私もまたたまに参加させていただこうかな。
- 16.12.16 ウソ
-
私は、ウソが大嫌い。
いや、言い改めよう。
ウソを吐かれるのが大嫌いだ。
けどさ、誰だって絶対ウソをつくよね。
偶々それに気が付くか付かないかだけで、気付かなかった方がラッキーなのかな?
自分に発せられたウソに気付いたときは、正直辛い。
いや、待てよ。
ウソを吐かれる人は、自分がウソを吐いているからじゃないのか?
100%正直な人間はいないとしても、誠実な人相手にウソを並べる必要は無いだろう。
じゃ、私は・・・。
はい、正解。私は不誠実な人間で酒。そうなりま酒ね。
ただ一つ言えるのは、ウソは必ずバレるということ。
特に、保身のためのウソはね。
今日も生徒達のウソにウンザリさせられた。
見て見ぬフリをできないレベルだったからね。
あかん。テンション高めなあかんこの時期に、何を落ち込んでるねん。
人を批判するほど正直でもないクセに、嗚呼、情けないな。
- 16.12.17 縁
-
今日は新年度の入塾説明会。
数人の方と新しい出会いがあった。
説明の方もいつも以上には話せたように思う。
正直に言いすぎたきらいはあるが、まあ誤魔化しても仕方がない。
上辺を取り繕ったところで、そんな言葉は相手の心に届かないだろう。
ご縁がいただければ良いので酒が。
- 16.12.18 遅ればせながら
-
やっと、受験生らしくなってきたかな?
授業の合間の休憩時でも質問の行列ができる。
昔は、当たり前の光景だった。
今年は、それが全く無く、正直私は不満の塊だった。
質問が出ない理由。それはただ一つ。
問題を解いていないからだ。
学力は伸びないのは、圧倒的に勉強量が不足しているから。
当たり前のことなのに、みな勘違いしている。
話さえ聞いていれば、大丈夫だと。
違う。そりゃ、分かった気になっているだけなのじゃ。
完全に理解するには、もう一度解き直すしかないのじゃ。
話を元に戻そう。
彼らも、ようやく流石に残り時間が気になったのか、まともな質問をしてくるようになった。
やっと、本気になったのか。
間に合えば良いのだが・・・。
けどね、言っておくからね。思い違いするなよ。
私は神様でもなければ、魔術師でもない。
君がその気にならなければ、私は何もできない。
でも、君が本気なら私はとことん応援するよ。
さあ、死ぬ気でがんばるぜ!
- 16.12.19 焦り
-
郵便を出しに行ったら、ポストに「年賀状」・「年賀状以外」のシールが貼ってあった。
そうか、もうこの時期なんだ。
当然ながら、まだ1枚も作っていない。
世間とはずれたサイクルで生きている私。
もちろん、クリスマスも正月も関係ない。
それはそれで気楽なのだが、しかし、世間に合わさなければならないこともある。
あ〜、何か憂鬱。締め切りのある生活って気が重いや。(おいおい)
- 16.12.20 良い年
-
「良いお年を!」
最近、よく耳にする。
言わずと知れた、年末恒例の挨拶だが、はて、その意味は・・・。
ネットで調べると
「よいお年をお迎え下さい」という意味と
「よい年を迎えられるように、今年の残り最後まで無事にお過ごしください」という解釈があった。
私は単純に前者だと思っていたが、
「今年もいよいよ終わりですね。大晦日を迎えるまでいろいろ大変でしょうが、お互いにがんばりましょう。どうぞ良いお年を(無事大晦日が迎えられますように、夜逃げなどしなくて済むように)」と、昔は言い合っていたそうだ。
ふ〜ん。
ところで、良い年って?
良いことがいっぱいある年のことかな。
じゃ、良いことって?
ラッキーなこと、それとも幸せなこと?
けど、何が幸せなの?
お金がたくさん入ること?苦労しないで済むこと?
いいや、欲張ったらあかん。
健康ならばそれで良いんじゃないかな?
なんて、謙虚に今の幸せを感謝する私。
フフフ。エライでしょ。
神様。そんな私にご褒美頂戴。
- 16.12.21 霧
-
今日から5:30起きの毎日が始まる。
ハニーよろしくね。
「いってきま〜酒!」とドアを開けた途端に、「うお〜!」と叫んでしまった。
目の前が白いのだ。もちろん雪ではない。
霧だ。濃い霧で、視界が遮られていた。
「なんじゃこりゃ〜!」なんて松田優作でも叫ばないよ。
だって、理科でお勉強してるもんね。
生徒達には、雲も霧も同じようなものと言っている。
小さな水滴(水のつぶ)や氷晶(氷のつぶ)が上空に浮かんでいるものが雲で、地表付近に浮かんでいれば霧なのね。
しかし、なかなか幻想的な眺めだった。
しばし、感慨に耽る。
いやいや、そんなことをしている場合じゃない。
駅まで急ぐと、案の定ダイヤは乱れていた。
ホンマ、都会は自然災害に弱い。(一応、奈良も都会にしてね)
霧のおかげできりきり舞いなんて、シャレにもならない。
教室到着は、予定の10数分遅れ。危なく、生徒を待たせるところだった。
こりゃ、明日からはもっと時間に余裕を持って行動せなあかんね。
- 16.12.22 おっさん
-
昨夜はハニーと居酒屋へ。
その店はいつも混んでいる。
安くて美味いからだが、あと1時間少しで閉店だというのに超満員だった。
疲れ果てていた私達は、別の店を探す気力も残っておらず、そのまま待つことに。
10分ちょっとで案内された席は、4人組のおっさん達のとなりのテーブルだった。
年の頃は私と同じか。ハゲも居れば、ヅラもいた。
傍から見れば、私も同じグループと思われたかも知れない。
聞くつもりはなくても、話は聞こえてくる。
お!拓郎さんの名前が。嬉しいじゃないか。みゆき様や長渕、たかじんの名前も挙がっていた。
思わず仲間にしてもらおうかと思った程だが、よくよく聞けば(聞くなよ!ってかい)音楽性の話はなく、コンサートに行った行かなかっただけの話。
ただの自慢か〜いと、ちょっぴり失望。
次は、仕事の愚痴が始まり、仲間や上司の悪口?が続く。(職場の呑み会なんてそんなものなのか?)
と、なれば最後は、やっぱり女の話やわな。
こちらはもう、到底理解出来そうにないレベルだった。(理解する必要も無いのだが)
一体、どんだけ聞き耳立ててるねんと言われそうだが、まあそれはそれでおいといて。
何か悲しくなってきたのね。
彼らは悪い奴らではない。むしろ、心優しき善良な人たちで、普段は(家族のために)がんばって働いているのだろう。
その憂さを酒場で解消しているに過ぎないのだろうが、そこにおっさんの悲哀を感じてしまった。
この4人組。けして仲良くはないはず。互いに微妙に相手を自分と比較している。
心を許しあって何でも打ち明けられる関係には、到底思えなかった。
アンタにゃ関係ないわ!と言われればそれまでで酒が。
まあ、私も似たようなものかも知れないな。
おっさん達!ふぁいと〜!お〜!
- 16.12.23 嫌がらせ?
-
自宅のパソコンが不調だ。
「バックアップをするだけのディスク領域がありません。云々」と言ってきた。
そう言えば、しばらくPC内のお掃除をしていなかった。
多分、一杯ゴミがたまっているのだろう。
早速、ディスククリーンアップを試みたのだが・・・。
あかん。クリーンアップするための領域もないと吐かしやがった。
何個かプログラムを削除しないといけないと言う。
あ〜、面倒くさいな。もう、放っとこ!
と、無視したら、とんでもないことになってしまった。
どうして、そうなったかは定かではないが、ファイルが何個か消えた。
例えば、この日記。2週間分ほどが消えてしまった。
嗚呼、これは警告なのね。
言うこと聞かなければ、もっと酷い目に遭わすぞ!という、いわゆる脅しで酒ね。
卑怯な奴め。口惜しいけど、しゃーない。ここは言いなりになっておこか。
未知の(無知の)分野だし、相手の土俵で戦っても仕方ない。
泣く泣く何個かプログラムを削除。
今度はクリーンアップをかけられた。
お礼に届いたのは・・・。
削除したはずの1000通以上のメール。
なんでやね〜ん!
わて、なんか悪い事しま酒たか?
- 16.12.24 イブ
-
良い子のみんな。サンタさんは来たかな?
わが家には来なかった。忘れられたわけではないはず。きっと忙しいのだろう。
けど、ハニーと一日一緒だった。
え?仕事は?
もちろん、朝から授業だよ。
え?じゃあ?
そう、ハニーが手伝いに来てくれたのだ。
おかげで、年賀状が完成できた。(添え書きはまだだが・・・)
ハニーありがとう。2日もすまないね。
帰宅後は、一足先に帰ったハニーの手料理が待っていた。
チキンもいただいた。ワインも飲んだ。もちろん、日本酒も。
だから、私は幸せで酒。
みなさん。メリークリスマス!
- 16.12.25 クリスマス
-
今日も朝からお仕事。5:30起きは当然だ。
でも、平気。
出勤前にケーキもいただいた。ごちそうさま!
私、お酒も好きで酒が、ケーキも嫌いではありません。だって、ケーキが食べられるなんて、それだけでも幸せでしょ。
今日も忙しかった。
昼食を取る時間も無かったが、大丈夫。朝のケーキがしっかり残っていた。空腹感は全くなかった。
帰宅後は、鍋が私を待っていた。
ビールにワイン。もちろん日本酒もいただいた。
だから、私は幸せで酒。
2日間。同じネタで申し訳ない。
みなさん。メリークリスマス!
- 16.12.26 つまごい
-
知らなかった。つま恋が閉園するらしい。いや、閉園したらしい。
つま恋と言えば、私にとっては何と言っても、拓郎さん。
1975年。私は中学生だった。残念ながら行くことは叶わなかったが、後日ビデオコンサートで見ることができた。
思いっ切り涙を流し、スクリーンに向かって絶叫していた。バカと言うなかれ。それほど、感動したのだ。
それから30年。
何と再び、拓郎さんがつま恋でコンサートをすると言うではないか。
行きたい。何としても行きたい。
当時、私は40歳代。時間もお金も自由になりかけ始めた頃だ。
行く時間は作ればある。その為のお金も作れる。要は、授業を休む口実がなかっただけなのだ。
それでも、自分の欲望には勝てなかった。
保護者の方々には正直に事情を申し上げ、1日だけの夢を見させていただいた。
炎天下(初回は8月。私が行ったのは9月)ではなかったものの、結構暑かった。
それでも、暑いなんて感じている余裕はなかった。
思い出すな〜!あのときの嬉しさ。つま恋に初めて来たときの感動。
嗚呼、とうとう、あの聖地に来たんだってね。
いや、それだけではない。全てが10年の時を超えて、鮮やかに蘇る。
入場までに2時間近くも並ばされたことすら、良い思い出だ。
その思い出を再現させてもらおうか。
少々長くなるけど、お許しを。
夕暮れが近づいてきた。
さあ、開演だ。
席は後方なれど、巨大モニターの前だったから、まあよしとしよう。
オープニング。「ああ青春」を期待したが、「フォーエバーヤング」だった。
全身総毛立つ。言葉を見たことも聞いたこともあったが、実感したのはこのときが初めてだ。
しばらく、ずっと叫んでいたね。「たくろ〜!」「たくろ〜!」ってね。
ニュースではその私の姿が流れていたらしいが、構いやしない。
相手は神様だ。拝んだって叫んだって良いだろう。
かぐや姫も共演していた。もちろん、彼らも大好きだ。特にこうせつはね。何度もコンサートに出かけた。
けど、生ビールを飲み過ぎて、彼らの演奏中に眠りかけたことは、この際黙っておこう。
名曲が数々流れ、すっかり堪能した私。
生きていて良かったと思ったね。ほんと。
ところが、スペシャルゲストの登場。拓郎さんには悪いが、その瞬間に空気が変わった。みんなが目が醒めたような感じだった。
なんと、中島みゆきがステージに現れたのだ。
一瞬でみゆき嬢は空間を支配した。
一曲だけだったが、「永遠の嘘をついてくれ」。あの字余りの拓郎節が、見事にメッセージとして心に伝わった。(もともと作曲はみゆきさんだけどね)
ビデオでも「2006つま恋拓郎コンサート」は何度か見た。(もちろん、永久保存版だ)
その度に、感動が蘇ってくる。
そう、まるで自分が10代に戻ったかのような錯覚と共にね。
しかし、悲しいかな、現実の私は50代。拓郎さんも70才だ。
つま恋が閉園したのも、仕方ないのかな。
せめて、気持ちだけでも永遠の若者で居続けていたいと思う。
明日も早いというのに、YouTubeで90年の日本武道館のライブを見ながらこの日記を書いている。
さあもう寝よう。でも、眠れるかな?
- 16.12.27 雨
-
朝から大雨。いや、正しくは昨夜の雨が強くなったのだろうが。
駅に着くまでに、靴の中は水浸し。おまけに電車は混んでいた。
他人の傘の雫がズボンをさらに濡らすが、身を捩るすき間もない。
年末だからもっと空いているかと思ったが、甘かった。
帰宅する段になっても、靴の中はまだ濡れていた。
授業の途中で足は攣るし、散々な一日だった。
けど、不思議なもので、そんな状態の方が授業は上手く運べる。
コンディションが万全のときより、注意するからだろうか。
まあとにかく、無事に一日が終わったことに感謝しよう。
疲れたけどね。
- 16.12.28 酉
-
年賀状を眺めていて気が付いた。
来年は「酉年」なのね。
「酉」という字は「酒」に似ている。
何故なのだろう。
少し調べてみたが、いろいろ通説はあっても決定的なものはなかった。
「酒」に「酉」が使われているのは分かる。
そもそも、「酒」という字は、さんずいではなく酉のつくりなのだから。
酉は、酒器を表す象形文字だそうだ。
けど、じゃあ何故「酉」が動物の「とり」なのだ。
わからん。
単なる番号・記号という説もあるらしいののだけどね。
- 16.12.29 遅延宣言
-
え?もう29日。ウッソ〜ン!
なんて、ウッソ〜ンダンスを踊っている場合じゃなかった。
卒業生及び現役生のみなさま。加えて、知人の方々。
申し訳ごじゃりません。
私からの年賀状は元旦には届きません。
え?何故!ってかい?
理由は明白。あなた宛ての年賀状はまだ私の手もとにあるからで酒。
言い訳をさせていただこう。(ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!)
仕事に軽重はないのだが、それでも一応優先順位はある。
私の場合は、
授業>授業準備>生徒への対応>メール。
メールも、現役生および保護者>卒業生>個人的なもの の順かな。
偉そうに聞こえたら、申し訳ない。
けど、プライベートより仕事。そして個より全体なのだ。
全ては私の能力の低さが原因なのだが、おかげで家族との時間はほぼなくなってしまった。
さて、振り返ること2日前。
年内使用の教材は完成した。残るは、生徒全員へのメール。年賀状の添え書き。(それと、この日記の更新?)くらいなものだ。
楽勝やんかと、高を括っていたのがいけなかったのか。細かい用事が重なり、結局2日間の進捗は0。
この状況には、流石に私でも焦る。
おっといけない。明日の個別の教材がまだだった。
焦り倍増?あかん、落ち着け。落ち着け。
慌てて粗悪品を作るなんて、私のプライドが許さない。
幸い、(今の私には唯一と言ってもよい)憩いの時間。そのための教材だからか、捗る捗る。小1時間で教材は完成した。
次は、やっぱ生徒達へのメールだよね。
年内最後の配信になるから、一人一人違うメッセージにした。
(以前は、クリスマスカードを一斉送信していたが、メッセージカードサービスがなくなってからはそれは無理。ホンマ、困ってま酒。復活してくれないかな〜)
全員違う内容だと、当然時間はかかるが、がんばった子とがんばりきれなかった子、内容が違って当たり前だろう。
さて、次は・・・。
もちろん、卒業生への添え書きだわな。
ところが、あかん!ここでカラータイマーが光り始めた。
加えて、悪魔の囁きも。
「お腹も減ったし、今日はもう帰ろうよ。ハニーも待ってるよ」
ハードとイージー。どっちを選ぶ?
義務感(責任感)なんてあったのか?というくらい、あっさりハードの負け。(これじゃ、生徒達のことを叱れないな)
ごめんなさい。鍋の魅力には敵いませんで酒た。
で、今この日記を書いておりま酒。
と書いて、たった今、大変なことに気がついた。
優先順位なんて偉そうに言いながら、個人>仕事になっとるやないか?!
だから、私ダメなのよね。
改めようとせず、開き直るところなんて、ほんと最低!
さて、本題に戻ろう。
卒業生及び現役生のみなさま。加えて知人の皆様。
年賀状は、元旦には届きません。
どうぞ、お許しを!
- 16.12.30 はずれ
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ハズレを引くのも才能なのか。
今年最後の買い物で、またハズレを引いてしまった。
スマホケースの留め具が痛んできたので、何か良いものはないかと。
ネットで探したのがいけなかったのか。
とにかく、たくさんありすぎるのだ。
中でも良さそうなものを選んだのだが、届いた品物は全くサイズが合わない。
私の機種はURBANO V02。けど、URBANOにもいろいろあるらしい。
どうやら、私が詳細を確認せずに、名前だけで注文してしまったようだ。(間抜けで酒)
ダメ元で交換を申し入れたら、1000円払えば交換してくれるという。
2000円の品物にさらに1000円出すのも何かおかしいと思いながらも、このままじゃ2000円丸損。
お!ラッキーとばかり「お願いしま酒」と言ってしまった。
もちろん、機種は確認したよ。
さて、再び届いた品物は・・・。
サイズは合っているが、カメラの穴やサイドの仕切りが全くダメ。
電源すら入れられない有様。
あ〜あ。盗人に追い銭とはこのことか。
何か、今年はこんな事ばかり。
もうハズレは要らん。
来年は大丈夫だと願いたい。
朗報で酒!
引取先が見つかりま酒た。
長男は私と同じ機種。ということは同じサイズ。
試してみれば、カメラの穴の位置までジャストで酒た。
え?と言うことは?またしても私のオーダーミスで酒か?
もう、ネットで買い物したらあかん、ちゅうことかな? - 16.12.31 大晦日
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息子と呑む酒は最高だ。
しかし、ついつい呑みすぎてしまう。
今朝は、少し酒が残っていた。
それでも朝から出勤。エライぞかっぱちゃん。(当然か?)
しかし、朝から仕事しているのに、全然捗らん。何故じゃ。
ついさっき、年内最後の授業を終え、この日記を書いているが、本当は日記を書いているような余裕はないのだ。
年明けの教材が未完成だというのに、こりゃヤバい。
通信の新年号もまだだ。終わったのは、掃除くらい。
ぎょえ〜!今年中に帰宅できるだろうか。
それでも、今日は素敵なことがたくさんあった。
教え子が何人も訪ねてきてくれたのだ。
一人なんて、20数年ぶりに会う。すっかりおっさんになっていたが、息子と嫁さんは可愛かった。
おっと、いけない。
本当に帰れなくなってしまう。
と言うことで、今日はこの辺で。
皆さん。良いお年をね!