- 16.1.1 新年
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嬉しさ半分。寂しさ半分の年明けだった。
長男が帰ってきたのは無性に嬉しいが、次男は帰ってこれなかった。
年が変わる直前に電話をかけたら、ちょうどバイトから帰ってきたところで、
「今からどん兵衛食べるねん」と言っていた。
何か切ないな。
さて、信念の誓いをたてようか。
今年はなりふり構わず行こうと思う。
最近少々穏やかになりすぎた。
少しくらい無理をしてでも、思いを遂げるつもりだ。
老け込むのは未だ早いしね。
さあ、ガンガン行くぜ!
先ずは、授業じゃ!
いざ、出発。
- 16.1.2 年賀状
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出してもいないのに、欲しがるのは虫が良すぎる。
けれど、やはりもらうと嬉しいものだ。
きっとこの思いはみな同じだろう。
年賀状。こんなことなら無理してでも卒業生全員に出しておけば良かったかな〜。
メールアドレスを知っている人や、SNSでおつき合いのある人には、ネット上の挨拶で勘弁してもらった。
しかし、さすがにいただいた方全員にそういうわけにもいかない。
なんやかやで、数十枚は返事を書かなければならなかった。
昨夜は、家のプリンターの調子が悪くて、全く作業ができず、(原因は分からねど、現在は復旧している)本日は、事務所で終わらすつもりが、これまた殆ど捗らなかった。
ごめんなさい。
明日必ず作成しま酒ので、今宵は、息子と呑ませて下さい。
- 16.1.3 正月終了
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今日で正月特訓も終了。
明日から、早くも入試が始まる。
本日の私の授業は2時間だけ。おかげで、早く帰宅することができた。(年賀状は、家で作成することにした)
家に戻ると、意外や意外。長男がまだ居た。
「明日は新幹線がだだゴミだろうから、朝早く出発するわ」と、昨晩言っていたのに、何故?
どうやら、修士論文の作成に興が乗ったらしく、完成させてから行くことにしたらしい。
私は大喜び。
「どうせなら戻るの明日にすれば良いのに。新幹線も混んでるだろうしさ」と、誘い水をかけてみたのだが、
「うん。やっぱり今日行くわ」と、しばらくすると行ってしまった。
新幹線を調べてみたが、案の定、空席なんてありゃしない。
きっと東京まで立ちっぱなしに違いない。道中の無事を祈るばかりだ。
それにしても、ハニーと2人切りに戻った我が家の静かなこと。
さっきまで彼が座っていた場所に目をやるが、当然ながらそこには誰もいない。
ぽっかりと大きな穴が開いてしまったようで、思わず涙がこぼれた。
「元気でな。無理はするなよ」もういない息子に語りかける。
ハニーは「何泣いてるの?」と呆れ顔だったが、彼女もきっと同じ想いに違いない。
「またすぐ会えるよ」と慰めてくれるが、それは一体いつのことだ。
え?ホント?来週、また来るの!
うわ〜い!うわ〜い!嬉しいな〜。
次男も一緒に帰ってくれば、最高なんだけどな〜! - 16.1.4 500000
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ホームページのアクセス数が500000を越えた。
いや〜、目出度い!目出度い!
2001年12月に開設以来14年と少しでの達成じゃ。
早いや遅い、どうのこうのを言うつもりはない。ここまで続けてこられたことにひたすら感謝するのみだ。
これは偏に、ご贔屓にして下さっている方々のお陰で酒。ありがとうございま酒!
内容も乏しい代わり栄えのしないこのHP。
けど、私にしてみれば可愛い息子のようなもの。
これからもどうぞよろしくお願いいたしま酒。
因みに、500000番をゲットされたのは、またもや、まゆ さんで酒た。おめでとうございま酒!
- 16.1.5 合格祈願2016
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ミスを連発している。気を引き締めなければ・・・。
合格門をくぐり、ジャンボ絵馬を見下ろす。
今日は合格祈願の日。
今年も行って参りま酒た。安倍文殊院。
年が明け5日ともなれば、さぞ空いているだろうと思いきや、意外にも駐車場は満杯。
しかし、境内はさほど混雑していなかった。
お寺の人たちとは、すっかり顔なじみのカッパちゃん。
「無理ばかり申しま酒が、今年もよろしくお願いしま酒」と、心を込めて、しっかりお祈りして詣りま酒た。
あれ?さっきまで春を思わせるような陽気だったのに、少し寒くなってきたぞ。
コートを車の中に置いてきたことを後悔したが、今さら取りには戻れない。
これで少しは冬らしくなるのだろうか?慥かに今年の正月は暖かすぎた。
これはきっと神様のお告げだ。私の緩んだ心に喝!厳しさを取り戻せ!とね。
おみくじは、末吉だった。
「心静かに諸事控えめにしてこれまでの職業を守り 身を慎んで勉強なさい そのうちに悪い運気去って幸福の時がきます」
はい、謹んで承りま酒。控えめね。心しておきま酒。
で、写真はAUショップで頂いた「鬼しるこ」に付いていた「鬼みくじ」。
ふざけているけど、面白い。「熊と相撲せよ金運上がる」とか「タイやヒラメと踊れ」とかね。
けど、写真だと見えないね。
え?何で4つもあるのかって?
だって、家族全員AUなんだも〜ん。
- 16.1.6 おまち
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久々に「おまち」(「おまち」=街のこと)に出た。と言っても、天王寺だけどね(笑い)。
最近、ずっと田舎でくすぶっていたのだ。
いや、田舎は言い過ぎかな?奈良市民や寺田町住民の怒りを買うわな。ここは「地方都市」と言い改めよう。
けど、ずっと教室と自宅の往復ばかりだったのは慥か。たまのお出掛けは郊外だしね。
年末もクリスマスのイルミネーションを全く見かけなかった。
ところで、街と地方都市の違いって、何?
う〜ん。個性の違いかな?
地方都市はどこも同じなのだ。幹線道路沿いに店が並び、一見便利そうに思えるが、お店のラインナップはどこも同じ。
昨日訪れた桜井市なんて(桜井市民の方お許しを)、回転寿司やと大型ショッピングモールしかなかった。え?これは奈良県の特徴か?
それが悪いとは言わないが、早い話、面白みがないのだ。
ときめきと言えば良いのか、ワクワク感と言うべきなのか分からぬが、高揚感が乏しいと言うよりは皆無。
所詮は田舎者の感想に過ぎないから、あまり力説したくはない。
本当の都会人(こんなのいるのかな?)にすれば、大都市だって同じだよと言われそうだしね。
それでも、贔屓目かも知れないが、天王寺は(元々は下町だったはずなのに)まだ少し刺激的だった。
人も多かったしね。(って、これぞ完璧な田舎者の証か)
そうだ!と、今気が付いた。街行く人の装いが違うのだ。
これが、都会と田舎の決定的な違いかも?
だって、おまちに行くときは着飾るが、近所をうろつくのにお洒落はしないものね。
その意味では、やはり都会には人が集まるだけの魅力があるのだろう。
なんてことをぼんやり考えていたら、空腹を覚えた。
遅めの昼食は、昔よく行った、とあるお店へ。
その昔(20年以上前だが)、天王寺に教室があった頃は3日と空けずに通ったものだ。
思い出すな〜。海老フライが好きだった「そのなのにーちゃん」。元気にしてるのかいな。
しかし、久し振りに訪ねたその店は、すっかり様変わりしていた。
店員の対応も格段の違いだ。やたらと丁寧な受け応えに、正直戸惑いすら覚えた。
「ようこそおいで下さりました。ご注文はおきまりでしょうか?」って、なんやねん。
以前なら、混んできたら、こちらが食事中でも「にーちゃん。ちょっと席変わってんか?」と、当然のように言われていたのに。
まあ、上品な応対に悪い気はしないけどね。
調子こいて、常連ぶったのがいけなかった。
「エライきれいになってんね。いつから?」
「は〜?もう2年ほど前でございます」
「・・・。え?こりゃまた失礼!」
もう、黙って食べるしかないじゃないか。
やっぱ、私は究極の田舎者で酒た。
- 16.1.7 七草
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いつの間にか今年も1週間。
いや〜、よく呑んだ。年末から飲み続け!と言ったら聞こえが悪いが、実際休肝日はなかった。
まあ、毎朝早かったから深酒はできないし、呑みすぎたつもりはないのだけど、ここいらでちょっと胃を労らなくてはね。
きっと、昔の人たちも似たような理由で、この日を七草がゆの日にしたのではなかろうか?
ふぉふぉふぉ〜!
今年の我が家の七草はひと味違うぞ。
おかゆではないのだ。お鍋なのだ。
「七草お鍋?」一体どんな代物?
恐ろしい物を想像された方もおられるかも知れないが、何のことはない。
昨夜のお鍋の残りに七草を入れただけの事だ。
なかなか美味かったぞよ。
ホント、この間よく鍋を食べた。
今年に入って既に、ハマチシャブ・つくね鍋・豆乳鍋・キムチ鍋。
年末のしゃぶしゃぶも入れたら、すげ〜!明らかに新記録達成じゃ。
このペースで行けば、年間200鍋は確実だね。
幸せだな〜。
- 16.1.8 激励会
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冬期集中講座終了。最終日は入試激励会だ。
24期生全員が応援に来てくれた。みんな大きくなっていて、びっくり。いつまでも小学生じゃないんだから、当たり前と言えば当たり前なんだけどね。
さて、当の25期生。正直、仕上がった感じがしない。甘さが抜けきれなかったのが原因だが、彼らの心に応援の声は届いただろうか。
人生最初の試練とも言える入試を迎えるに当たり、不安もあるだろうが、私が彼らに伝えたかったのは一つだけ。
「結果には全て原因がある。どんな結果になろうとも、全ては自分の責任と受け止めよ。
ただ、結果で人の値打ちは決まらない。だから、結果を恐れず、正々堂々と闘ってこい」とね。
矛盾しているように思われたかも知れない。私の中では理路整然としているのだが、少し難しかったかな?
私の見せた涙も、彼らには理解不能だったかもね。
実力以上のものは出せないのだから、変に力んでも仕方ない。
結局、信じることができるのは、ここに至るまでの自分のがんばりだけなのだ。
自分なりの精一杯。それで良いじゃないか。
しかし、まだ終わりじゃない。
さあ、ラスト一週間。目一杯あがこうじゃないか!
- 16.1.9 生還
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四国は松山まで行って来た。
道後温泉にでも浸かって来られたら言うことなしだったのだが、生憎そんな気分ではなかった。
もちろん入試応援がメイン。
しかし、TORAさんにお目にかかるのも大切な目的の一つ。昨年は結局お目にかかれずじまいで、2年ぶりの邂逅となった。
いや〜!よく呑んだ。よく話した。お互いの家族のことから仕事のことまで。愚痴というか、お悩み相談というか。しかし、貴重なアドバイスも頂いた。
今年は結構早い時間から飲み始めたのだが、結局看板まで。最後はいつものように正体不明。どのように宿に戻ったかも覚えていない。(まあ、徒歩1分だから迷いはしなかったはず)
次の日、私は平気だったが、TORAさんは大層辛そうにしておられた。申し訳ごじゃりませんで酒た。
さて、肝心の入試だが、算数が難しかったように思えた。
結果は、神のみぞ知るところ。幸運の女神が舞い降りてくれるのを待つしかない。
行きはジェット機だったが、帰りはプロペラ機。しかも超満員。
まいどの事ながら、飛行機は苦手だ。あんな鉄の塊が空を飛ぶこと自体不思議だ。
けど、今回は離陸と同時に眠りに落ちていた私。怖いと感じる間もなかった。これって、喜んで良いのだろうか?
これにて、前受けは終了。塾生全員が受験を体験した。次はいよいよ本番だ。
さあ、ホントにホント。泣いても笑ってもあと1週間。燃え尽きるまでやったるで。
それにしても急に寒くなった。体調には十分注意したい。
- 16.1.10 写真
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先ほどから、写真を眺めている。
写真は雲の上から見た雲。四国へ行く時に撮ったものだ。
そこには私が写っている。
自撮り棒を使った訳じゃない。そんなナルシストではない。
先日の激励会で撮ってもらったのだ。
しかし、そこに写っていたのは老人だった。
一体だれ?それが自分だと気が付くまでに、少なからぬ時間を要した。
顔にまるで精気が感じられない。
哀しくなるほど、年取った。
いつの間にこんなにしょぼくれたのだ。
そりゃ、真剣な話をしていたよ。けど、こりゃあんまりや。
いかん!こんな元気のない男に誰がついてくるものか。
無駄な元気は必要ない。それでも、もう少し明るさや華やかさがなくては・・・。ね!
大いに反省!
雲海って言うのかな?
夕陽が綺麗でしょ!って、写ってないや。
本文に全く無関係で、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 16.1.11 大人
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ああ、そうか!
振袖姿の女の子を見て、今日が成人の日であることを思い出した。
教え子たちにも、新成人になった者がいたはず。
おめれとう!
今年は、誰も訪ねて来なかったけどね。
彼らは成人式に出席したのだろうか?
ところで、成人式って何するの?
ニュースでは、昔の成人式の映像が流され、現代の変わりようを嘆かわしいと訴えていたが、実は私。成人式に出席したことがないので、全く分からないのだ。
偉そうなことを言わせて貰えば、年令だけでなく、中身も大人になってもらいたいと思う。
まぁ、30過ぎても小学生以下の奴もいれば、未成年でも立派な奴はいるけどね。
え?大人と子どものちがいは何かって?
そんなの決まっている。
責任のある行動が取れるか否かだ。
けど、子ども以下の大人が蔓延している中で、果たして子どもが立派な大人になれるのだろうか。
甚だ心配である。
- 16.1.12 一日
-
授業をしないと一日はこんなに長いのか?
年度末の授業日程の関係で、偶々ぽっかりと空いた一日。
もちろん事務所には詰めていたが、大変手持ち無沙汰だ。
やるべき事は山ほどある(机の上の片付け、教材整理etc)が、結局手をつけなかった。
いやいや、時間があると、かえってやる気が起こらないので酒よ!
なんて、言い訳にもならない。
馬っ鹿じゃないの。時間がある時にやっておかなきゃ、あとで困るのは目に見えているでしょ。
はい。仰るとおりでございま酒。明日はがんばりま酒。
けど、今日はもうダメ。だって寒いし、腹減って腹減って、全く気力がわかんのよ。
- 16.1.13 大雪渓
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ご存じの方も多いのではなかろうか。
大雪渓=長野の地酒だ。
とにかく呑みやすい。水のようにすっきりとしているくせに、しっかりと味はある。甘すぎず、辛すぎず。
実は、毎年このお酒を贈って下さる方がいらっしゃる。
昨日、帰宅したら届いていた。
そもそも、お世話になっているのは私の方で、本来ならば私がお礼をしなければならない立場なのに、何ともありがたい話だ。
もちろん、すぐに頂きま酒たよ。
ごちそうさまで酒た。大層美味でございま酒た。
Nさま。あじがとう。 - 16.1.14 最終授業
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6年生(=25期生)の授業が終了した。
しかし、今一つ、やり切ったと言い切れないのが辛いところだ。
もちろん、生徒一人一人は良い子だ。明るい素直な子ばかり。
しかし、如何せん。考え方が幼い。はっきり言えば、甘すぎるのだ。
最後まで悲壮感は漂ってこなかった。(「これで良いのだ」と思うしかない)
全員が非常に楽観的だ。良家のお坊ちゃん達だから仕方ないのか。
何とかなるさと思っているのだろうか?けど、その根拠は一体何処にあるの?
正直、私は怖い。
そりゃ実際、人生はそんなに厳しいことばかりは起こらない。むしろ、何とかなることの方が多いだろう。
けれど、甘く考えていると足下を掬われる。自戒の念を含めて言わせてもらえれば、その時に青ざめても遅いのだ。
まあ、こればかりは経験しないと分からない事なのだろうが。
誤解しないで頂きたい。
よくないことを予感している訳ではない。
彼らは彼らなりの精一杯を尽くしてきたのだ。
彼らを応援する気持ちは、誰にも負けないつもりだ。(親には叶わないけどね) 結果を恐れず、精一杯闘ってきて欲しい。
ただ、私にできることはもう何もない。
彼らの努力が実ることを祈るばかりだ。
今日は、泣かなかったぞ!
カッパちゃん。エライ!
- 16.1.15 前夜
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みんなもう眠っただろうか?
眠れずに悶々とした夜を過ごしている子はいないだろうか?
明日は、入試本番。
自分の試験の時を思い出す。随分と前の話だが。
試験前夜はいつも寝付けなかった。
中学入試の日も、大学入試の日も。
まあ、私ほど小心者はいないだろう。
でもみんな、朝も早いはずだ。
ぐっすりお休み。
そして、目覚めたら精一杯闘っておいで。
おっと、私もそろそろ眠らなければ。明日からは5:00起きだ。
- 16.1.16 初日終了
-
学校関係者の方へ。
もしも、もしも、私のこの日記を見ることがあったら、真剣に考えていただきたい。
「午後入試。これほど馬鹿な制度はない。即刻、廃止しろ!」
と、毎年叫び続けているが、(当然ながら)改まる様子はない。
私の声は届いていないのか?(届いていないのだろうね)じゃ、もっと言わせてもらおう。
暴言、どうかお許しを!(って駄目だわな)
「おい、お前ら、生徒たちの事を考えたことがあるのか?
午後入試に向かう子どもたちの表情を見たことがあるのか?
そりゃ、あるわな。校門に立っているんだから、見てないはずはないだろう。
じゃ、それ見てどう思う?!どう感じた?!
『お〜!たくさん来た!』と喜んでいるのか?
馬鹿か?お前ら。いや、馬鹿じゃ!お前ら」
入り口(生徒集め)で奸計をめぐらしている以上、あんたらは永遠に二流止まりじゃ。
中身(教育内容)で勝負せんかい。
そりゃ、いろいろ事情はあるだろう。
1人でも優秀な生徒が欲しい。その気持ちは分かる。
けどね、優秀な生徒が欲しいなら、そのレベルの子が集まる学校を作れよ!
集められなかったなら、そのレベルまで子どもを伸ばせよ!
少なくとも、私は(ここまで言うからには)それ以上のことはやっているぞ。
生徒達は、私の「大丈夫か?まだいけるか?」の問いかけに、(当然)疲れているだろうに、笑みすら浮かべ、
「大丈夫です。疲れていません。まだがんばれます」と答えてくれた。
なんて、健気なんだ。ホント抱きしめたくなったぞ!
生徒諸君。
まだ1日終わっただけだ。
泣くのも笑うのも、全てが終わってからにしろ!
今は、歯を食いしばって耐えるのじゃ。いや、乗り切るのじゃ!
ただ、今日は疲れただろう。ゆっくりお休み。
そして、明日も頑張れ!
所詮、応援しかできないカッパの遠吠えで酒けどね。
- 16.1.17 明暗
-
早くも結果が届き始めた。
喜びの声も無念の噎び声も。
まさに悲喜こもごもだ。
結果は受け止めるしかない。
現実は厳しい。非情だ。
けど、結果に対して卑屈になる必要はない。
まだ闘いは続く。終わりじゃないんだ。
さあ、最後までがんばろう!
- 16.1.18 雪
-
東京は雪だとか。息子達は無事だったろうか?
こちらでも降るのか、と身構えていたが、雨だった。
と言うよりは、拍子抜けするくらい暖かかった。
しかし、明日からは寒くなると言う。
風も強くなってきた。
昨晩、喉に微かな痛みを覚えたカッパちゃん。
早めに薬をのんだので事なきを得た(今のところは大丈夫だ)が、用心せねば。
さあ、今日も早く寝るぞ。
って、最近寝過ぎ。むっちゃ健康優良児かな?
ラスト1日。神でも悪魔でも、私の願いをきいてくれるなら、この際どちらでも良い。
俺の命をあげてもいい。
彼らに、力を与えたまえ!
- 16.1.19 風
-
雪は降らなかったが、むっちゃ冷えた。
とにかく、風がすごかったのだ。
本日応援に行った会場は、思いっきり風がよく通る構造の学校。
ホントに吹き飛ばされるかと思った。
「電車が止まるんじゃないかと心配した」と言っている人もいた。
生徒達を見送って帰路に着いたが、凍てついた体をほぐすのに(大袈裟でなく)午前中いっぱいかかった。
で、何を思ったかカッパちゃん。
寒風吹きすさぶ中、再度お出かけ。
近所の学校を巡り、入試問題をもらってきた。
その問題を解いてみたが、う〜ん。何故だろう。
できないはずはないんだけどな〜。やはり本番では緊張するのかな?
- 16.1.20 写経
-
人生初の写経。
と言っても、上からなぞるだけ。しかも鉛筆で。
これで御利益があるのなら嬉しい限りだが。
いや、信じる者は救われるのだ。
それにしても、汚い字だな〜。
- 16.1.21 終了
-
25期生の入試が全て終了した。
朝から落ち着かない気分を体験したが、その甲斐あってか、喜びの声を聞くこともできた。
全てが終わり、今は何とも言えない気分だ。
反省すべきことは多々ある。いや、反省すべき点ばかりだ。
一番は、彼らの甘さに気づいておりながら、厳しさを徹底できなかったこと。
私自身、何とかなるのではないかという、甘えがあったのだ。
しかし、現実は厳しかった。
私はこのことを今後の戒めとすればよいが、彼らには次はない。中学入試は一回切りのチャレンジなのだ。
申し訳ないことをした。
生徒指導は難しい。
自分の未熟さを改めて思い知らされた。
- 16.1.22 縁
-
久し振りに、外で呑んだ。
けして、ハニーがいないからと言って羽を伸ばしている訳ではない。
恩になった方との約束があったのだ。
いつも呑みすぎて、正体不明になるが、昨晩は大丈夫だった。
帰りの電車で、これまた懐かしいお方にお会いした。
ただ、私はご機嫌でも、向こうはシラフ。
失礼がなかったか心配だ。
え?今さら心配しても遅いってか?
はい、仰るとおりでございま酒。
人とのふれあいや出会いについて考えさせられる晩だった。
- 16.1.23 寒波
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寒くなるそうで酒。気をつけましょ。例年、私が倒れるのはこの時期だからって、毎年じゃないけどね。
帰宅したら、なんと室温は0度。
灯油も切れており、むっちゃ寒い。
しばし日本酒で暖まっておりま酒が、明日も朝が早い。いつまでも呑んではいられない。
う〜ん。寝るしかなさそう。
今日は、とっても嫌なことがあったけど、負けないぞ。
だって、支えて下さる方々がたくさんおられるのだから。
それにしても、クソみたいな奴は本当にいるんだな〜。
- 16.1.24 デート
-
今宵は、教え子とデート。
デートと言っても、男性だけどね。
彼は教え子であると同時に、保護者でもある。
彼と呑むのは2回目。もう4年前のことだ。
前回は飲みつぶれ、正体不明になってしまったカッパちゃん。
さて今宵は?
この寒さだ。下手に酔いつぶれたら、冗談ではなく凍死しかねない。心して臨まねば。
では、いざ!行かん。
- 16.1.25 泥
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寒さで目が覚めた。
此処は何処だろう。
意識が戻るまで、少し時間がかかった。
どうやら自宅のようだ。
ストーブの前で大の字になって寝ていたようだ。
ネクタイを締めたまま、コンタクトも着けたままだ。
やってしまった。
教え子との酒は楽しかった。
たくさん話してたくさん笑った。心から笑ったのは、久し振りだ。
ただ、最後の方の記憶がない。
駅で長い間話をしていたようにも思うが、はて、どのようにして帰ったのだろうか。
思い出せないのだ。乗り過ごしたことは確かなのだが。
まあ、無事に帰宅できたことを喜ぼうか。
いや、大いに反省!
- 16.1.26 シュレッダー
-
毎年、恒例の作業。6年生が卒業すると、その子の資料を処分する。
全て、シュレッダーにかけるのだ。
算数だけではあるが、全ての成績や答案(小テストは除く)を保管している。
そのため、一人の資料だけでも膨大だ。特に、6年生の1年間は大量だ。
3年生から来てくれた子なら4年間。
10人にも満たない学年だったが、なんとポリ袋4つにもなった。
棄ててしまうのは忍びない気もするが、いつまで残しておいても仕方ない。
記録は棄てて記憶に留めよう。
既に新しい学年はスタートしている。
さあ、気分一新。やったろうじゃないか。
- 16.1.27 オフなし
-
入試も終わり、本来ならばホッと一息の時期のはずだが、なんやかやと用事はある。
目が回るほどではないが、けして暇でもない。
ところで、私、いつから休んでいないのだろう。
かつては、入試まで2ヶ月以上休みなしなんて、ざらだったから、それに比べればまだましなのだが、先日ある保護者の方と話をしていて気が付いた。
「来年度の時間割見ましたけど、先生、お休みありませんよね」
「へ?そうで酒か?」
俄には理解できず、笑ってやり過ごしたが、よくよく考えてみると、そうなのだ。休みがない。毎日出勤なのだ。
まあ、いいや。仕事があるだけ幸せと考えよう。
ただ、こうなると健康管理には今まで以上のケアが必要になる。呑みすぎ注意はもちろんのこと、寝不足もあかんし、風邪も引いてはいられない。
がんばれ!カッパちゃん。ふぁいと〜!お〜!
- 16.1.28 限定3組
-
個人保護者会を始めている。
保護者からは生徒達の家庭での様子を教えていただき、私からは授業態度や改善すべき点をお伝えする。
改めて言うまでもないが、情報の共有を図り、よりよい学習環境を築くのが目的だ。
ところで、私。高級料亭や隠れ家的なレストランを気取っている訳ではないのだが、1日にお目にかかる保護者を3組以下に限定している。
と言うのも、あまりたくさんの方に会うと、頭が混乱してしまうからだ。
6年生ならば、どうしても短期間に全員の方とお目にかかり、伝えないとならないこともあるのだが、今の時期はまだそこまで逼迫していない。
ゆったりとした気持ちでお話しするためにも、できるだけお会いする方の数を少なくしている。
当然、その分、日にちはかかる。けどね。
ただ、問題が一つ。
それは、こちらのコンディションを絶えず整えておかねばならないことだ。
無理に爽やか呑ちゃんを演じるつもりはないが、折角来て下さる方に失礼があってはならない。
(当然ながら)、夜更かし、飲み過ぎは、もっての外なのね。
何て言いながら、げ!餃子を食べてしまったぞ!
ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!
- 16.1.29 終電
-
久し振りの終電。
終電のお世話になることが少なくなっただけでも恵まれているはず、と思いたい。
今宵は、スタッフの子も交えての宴。
楽しいと言うよりは寛げる時間だった。
気のおけない仲間と言うのは、正にこのことだろう。
スタッフのO君と呑むのは、同窓会以来か?
けど、既に大人の雰囲気を漂わせている彼。
若い子に有りがちな、積極的な(けど聞くのも辛い)自己アピールがないだけでも有難い。
おかげで、最高の時間を過ごさせていただいたが、始まりが遅かっただけに、ゆっくりしている時間はなかった。
指摘されなければ、終電を逃していたかも知れない。
終電の風景を目の当たりにするたび、感じる事がある。※
と、やおら考え始めたかと思えば、いつのまにか眠ってしまったようだ。
気が付いた時は既に遅し。
あ〜!また乗り過ごした。
こりゃ、完璧にアホやな!
え?※の答え?
う〜ん。どうしようかな?
え〜い!まあいいや。発表いたしましょ。
「みんな、自分のことしか考えていない。人間の本性がむき出しで酒!」ってことかな。
「見苦しい」と言うよりは「醜い」ったらありゃしない。
おっと!調子こいてたらあかん。明日も早いんやった。もう寝るわ。
お休みなしゃい!
- 16.1.30
-
休みがないのは仕方ない。仕事だもんね。
けど、悲しいことが一つ。
息子達の卒業式に参加できそうにないのだ。
なんと、彼らの卒業式は、春期集中講座の真っ最中だった。
勘違いしていた私がいけないのだが、大学の卒業式は3月らしい。
てっきり2月だと思っていた。
「2月は高校よ」とハニーに指摘され、初めて知った。
自分の卒業式には参加していないものだから、情けないことに全く知らなかったのだ。
まあ、式に保護者は参列できないらしいから、行っても仕方ないのだけどね。
長男の入学式には参加できたが、次男のときは震災の影響で式自体が中止に。
だから、せめて最後だけでも、晴れの日を祝ってあげたかったのだ。
と言いつつ、実はついでに東京で少し遊ぼうかなんて思っていた私。
その性根の悪さが祟ったか?
けど、あ〜あ。つまんないな〜。 - 16.1.31 独身終了
-
わ〜い!ハニーが帰って来る。
10日間の独身生活も今日でお仕舞い。
一人の何が嫌かと言うと、気持ちにハリがなくなる。心が弾まないのだ。
帰っても寝るだけ。買ってきた惣菜で一杯やることもあったが、それとて楽しくはない。
起きたら仕事。これじゃ家に帰る意味がないように思えて仕方なかった。
まあ、着替えや休息は必要だけどね。
つくづく一人だと何もできないダメ男だと思い知らされた。
さあ、小一時間もしないうちに、ハニーは帰って来る。
疲れているだろうなぁ。
部屋の惨状に気絶しなけりゃ良いのだが。
少し片付けようか?
いや、よそう。無駄だ。
ほら!ことわざにもあるでしょ。
何だったっけ?
「おためごかし」?ちゃうな。
あ〜!「焼け石に水」で酒ね。