- 21.9.1 感涙
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スマホを教室に忘れたことに気がついたのは、電車に飛び乗ってからだった。
1駅向こうまで行って引き返していたのでは、終電に間に合わなくなる。
仕方なくそのまま帰路に着いたが、おかげで読書が捗った。
やはり、無駄にスマホを眺めている時間は、ほんのわずかのつもりでも、結構でかくて結構痛い。
『めだか、太平洋を往け』
先日も取り上げたが、ようやく読み終えることができた。
主人公(息子を亡くした62歳の母親)は、引退したばかりのもと小学校教諭。小説の中では自分の事を「先生」と呼んでいる。
少々ネタバレを含むがお許しを。
先生は、教職を去るに当たり、昔の教え子達に手紙を出す。
返信があったのはわずかだったが、その教え子達と(彼等の現在の姿と昔の姿をだぶらせながら)関わっていく。
私とはタイプも違えば立場も違うが、教え子達を想う気持ちは同じだ。
少し引用させてもらおう。
先生は泣きながら目をつぶる。閉じたまぶたのつくった薄暗がりに、教え子の顔が次々に浮かんでくる。「昭和」の小学六年生や「平成」の小学六年生が、都市や学校のつながりなどなにもなく、ばらばらに、けれど途切れることなく、浮かんでは消えていく。
これで、泣くなと言う方が無理だろう。
懐かしい顔がある。ひさしぶりに思い出す顔もある。いままでずうっと忘れたままだった顔もある。卒業後の消息をよく知っている子もいれば、卒業後は音信不通になってしまった子もいる。すでに亡くなってしまった子もいるかもしれない。ヒデヨシのように重い病気と闘っている子もいるだろう。夢が叶わなかった子や、つらい目に遭っている子は、もっとたくさんいるだろう。キックのような子だ。もちろん、幸せな子もいる。いてほしい。どんなにささやかでも、生きてよかった、と思える瞬間が、誰の人生にもあってほしい。たとえ、現実は厳しくても、その中で精一杯がんばることだけは、あきらめないでほしい。(中略)
名前を思いだせる子も、そうでない子も、みんな笑っている。それがうれしい。教え子の誰もが笑顔であるはずがない。どんな子だって、人生のすべての場面で笑っていられるはずなどない。わかっている。わかっているからこそ、むしょうにうれしい。
車内は目の前にも隣にも人はいたが、構いはしない。どうせ、誰も私なんて気にしていない。スマホの画面に釘付けだしね。
「先生と教え子は、一生のお付き合いなの」の下りでは、思わず声をあげそうになった。
ずるいな〜。重松清。
やや、何でもかんでも決めつけるきらいはあるが、それでも、やっぱり流石だ。
ファンレターでも出そうかな?
- 21.9.2 大失敗
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スマホは、机の上に鎮座していた。
いや、正確にはプリントの下に隠れておられたのだが・・・。
数件、連絡?メールも入っていたが、取り急ぎの要件ではなかったのが幸いだった。
物忘れがひどいのは、老化だろうか?それとも病気?
昨日はとんでもない忘れ物をしてしまった。
ハニーに作ってもらったお弁当。
それを食べ忘れていたのだ。
しかも、私の大好きないなり寿司だったのに。
「ただいま!」と家に帰り、「ごちそうさま!」といつものように弁当箱をカバンから出したら、やたらと重いではないか。
「なじぇ?」と「げ!」が同時だった。
ごめんね、ハニー!本当にごめん。
とりたてて、忙しかったわけじゃない。
確かに、多少雑事が立て込んではいたが・・・。
私って、もう廃人の一歩手前?それとも既に終わっているのかな?
- 21.9.3 5度目の
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5度目の正直、なんて言葉はないのだろうけど。
昨日、ついに、モニターを復活させることに成功した。
わ〜い!わ〜い!
古いモニターで画面も小さいが、取りあえずの用は十分に足してくれる。
家族の写真を壁紙にしているから、データ移行がすんだ後はフォトスタンドとして利用しても良いかな。
それにしても、1週間に電機屋さんを5回も訪れるなんて。
無知=損、いや、害悪であることを、痛感させられた1週間で酒た。
さあ、もう眠ろう。
目が覚めたら、ワクチン接種2回目が待っている。
オヤジの命日に、私も昇天なんてことはないと願いたい。
- 21.9.4 首相退陣
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いや〜、驚いた。
『菅首相、次期総裁選に出馬せず』のニュースを知ったのは、接種会場に向かう途中だった。
「身内からも支持されず、気の毒だな〜。けど、やっぱり次の総理も菅さんしかいないよな〜」と、思っていただけに、個人的には非常に残念だ。
人の足りない所ばかり指摘し、得意顔になっている輩は、自分の醜さに気がつかないのだろうな。
コロナ対策の失政・オリンピックの強行開催などが原因だと取り沙汰されているが、誰がやったって同じ結果だったのではないだろうか。
退陣に追い込まれた一番の理由は、支持率の低下なのだろうが、それとて、もっと仲間が協力すれば盛り上がったのだはないだろうか。(あ、仲間なんて元々存在しないのか)
派閥や力関係など難しいことは、素人の私には分からない。
もちろん、最終責任は施策の決定者であるトップにあるが、影で糸を引いたり裏で操ったりしている連中がいるのは確か。
こんな醜い大人たち(これが世間の偉い人)を見て、まともな子どもが育つとは思えない。
長い間休みも取らず、ひたすら働き(モットーは人の為にだったね)続けた菅総理。
私はけしてファンではないが、支持か反対かと問われれば、支持派になるのだろう。
短命政権で終わるだろうとは予想していたが、つなぎ役を押しつけられた上に、悪役にされたんじゃ、たまったもんじゃない。
本当に気の毒でならない。
え?次の総理が誰になるかって?
誰でもいいや。どいつもこいつも気に入らん。
まさか、オバサンがなるとは思えないが、そうなったら面白いかもね。
- 21.9.5 体調
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今のところ、ワクチンの副反応はないようだ。
注射した部分は少し腫れがあったが、発熱もなければだるさもない。
無事完了と思いたいな。
それにしても、いつ感染は収まるのだろうか。
早く平和な日々が戻ってほしいものだ。
- 21.9.6 設定完了
-
「え?まだやってたの?」と、笑われそうだが、ようやく新しいPCの設定が完了した。
本日、メールアドレス及び過去のメールをインポートして、やっと環境が整った。
長かったな〜。情けないほど時間がかかったが、チョッピリ満足。
もう、煩わしいことからは解放された。さあ、バリバリやるぜ。
- 21.9.7 65点
-
生徒達に「君の夏休みは何点で酒か?」と訊いた。
強気に90点と答える子もいれば、控え目に40点と答えた子もいた。
「マイナス点の理由を考えようね」と、反省を今度に活かしてもらいたいと思い、毎年行っているのだが、今年は何故か65点の子が多かった。
「お!松本ちえこで酒ね」と言っても、全く反応がない。
まあ、今の小学生が知っている訳ないか?と、ここは一旦諦める。
ところが、保護者も知らなかった。
私と同世代と思われる(本人は強く否定していらっしゃったが)方でさえ、「知らない」と言う。
ウッソ〜ン!
バスボンのCM知らないの。
たしか、恋人試験という曲名だったはずだ。
あった、あった、YouTubeにあったから、UPしておくね。
その歌詞のなかに、
「0点なんかじゃ許さない 100点とるひと大嫌い
知っているのにワザとまちがえる
65点の人が好き 好き 好き」というフレーズがあるのだ。
私が中学生の頃だ。
当時好きだった子に少〜しだけ似ていたこともあり、テストで65点を取ると大興奮したっけな〜。
なのに、何故知らん!
ま、無理もないか。
ご本人は既にお亡くなりになっている(2年前らしい)ようだしね。
- 21.9.8 オンライン説明会
-
朝からバタバタ。
年金事務所に書類提出。
今までは社労士さんに全てお願いしていたのだが、提出期限が切れている上に、私の不注意で書類すら見当たらない。
この状況で甘えるのは、あまりに申し訳なくて、自分でやってみようと思い立ったのだ。
前日に問い合わせたところ、結構待ち時間が長いと言われ、朝一(午前8時30分)なら大丈夫だろうと、無理をしたのだが・・・。
まあ、何も知らない私が体一つで行っても、無理だわな。企業番号すら知らないのだから。
何から何まで全く分からない状態だったが、てっきり年金事務所で把握しているものだとばかり思っていた。(結局は、全て年金事務所で分かったので酒けどね)
情けない。たった紙切れ1枚提出するのに、これだけ時間と労力を要するとは思わなかった。
雨まで降り出した。
急いで教室に戻る。ギリギリ間に合った。
とある学校の説明会がオンラインで行われるのだ。
今年は、全ての説明会を欠席することに決めた。
欠席の連絡をしたところ、入れ違いくらいのタイミングで「今年の説明会は、会場(学校)では実施しません。オンラインで行います」とのお知らせが届いた。
正直、微妙な心境だった。
私にとって、説明会参加の意義は、情報収集よりは入試担当者へのご挨拶や卒業生達に会う事の方が大きい。
だからと言って、知らん顔というわけにも行くまいと、(仕方なく?)参加させてもらった。
案の定、得られるものは少なかった。
まあ、仕方あるまい。
一方通行の情報発信は、提供者がよほど話術に長けているか、またその情報が、絶対に聞き漏らすことの許されないほど貴重でもない限り、なかなか上手く伝わらないものだ。
おっと、このことは(オンライン)授業にも当てはまるな。
受け取る側の問題もさることながら、発信者側に工夫がなければね。
反省!
- 21.9.9 TV出演
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昔の教え子から連絡が来た。
「母がTVに出ます。私も少し映っています」
これを、見逃すわけにはいかんやろ〜!
NHKの朝の番組「おはよう関西」らしい。
念のためと、ハニーに録画をお願いしておいたのが助かった。色とりどりのファッションに身を包んだ写真をSNSにアップし、”シニアインストグラマー”として活動する橋本啓子さん(71)。写真には海外からもコメントが寄せられるなど、幅広い人気を集めている。この人気に着目したアパレルメーカーにアドバイザーを任され、企画会議で商品の提案を行うなど活躍の場を広げている。SNSを通じて「年をとることは幸せなことだと伝えたい」という橋本さんの日々を取材する。
と、番組紹介にはあった。
この方とは、今はFacebookで繋がっている。
確かに、お若い。そして、センスは抜群だ。
一緒に観ていたハニーも「オッシャレ〜!キレイ〜!」としきりに感心していた。
保護者でいらっしゃった時代から、髪は金髪(現在はシルバーかな)で、当時、彼女が現れると生徒達からは「お〜!ライオン丸が来た〜!!」と歓声が上がったものだ。
娘さん(=教え子)も「母の黒髪は写真でしか見たことがありません」と言っていた。
長い間お目にかかっていないが、映像から聞こえてくる彼女の話しぶりが、当時と全く変わっておらず、やたら嬉しくなってしまった。
しかし、実は私はこの方がチョッピリ苦手だ。(嫌いという意味ではないぞ。むしろ大好きだ)
何故なら、還暦を過ぎた私を「青二才」と呼び、「けつの青い若造」扱いするのだから。
う〜ん。そりゃ、彼女からすれば慥かに私は年下の頼りない青二才かも知れないけどね。
- 21.9.10 謙虚
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生徒達に今週送ったメール。
「賢くなりたければ謙虚になりなさい」
「誰が言う〜!どの口が!!」の突っ込みは覚悟の上だ。
しかし、これは真理だと思う。
説明すると長くなるので割愛する(オイオイ)が、果たして何人が理解してくれたことだろう。
小学生には難しくとも、保護者の方が真意をくみ取り、上手く伝えて下さることを、少しだけ期待したい。(やっぱ、無理かな?)
- 21.9.11 知識より知恵
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高校生クイズを観た。
正確には「全国高等学校クイズ選手権」というタイトルらしいが、高校生クイズでわかるでしょ。
東大寺が出ておらず、灘も早々と姿を消して、残念ではあったが、それなりに面白かった。
ここ数年、単に知識だけを問う問題から、考えさせて答を見つける問題に変わってきている。
よい傾向だと思う。
今回もすごいな〜と唸らせるものが多かった。
知恵を出すためには、最低限の知識は必要。
しかし、知識だけでは知恵は生まれない。
持っている知識を応用し、いろいろと考えてみることだ。
その為には、試行錯誤も必要だが、何よりも先ず、試してみようとする意欲が不可欠。
ふだんから、覚えるだけの勉強ではなく、どうしてだろうと考える習慣を身につけておくことが大切になる。
私は「物知り」を賢いとは思わない。すごいとは思うけどね。
私が生徒を「賢い(かちこい)ね〜!」と褒めるのは、考えて答を出したときだけ。
考えなきゃ賢くはなれない。これも真理だと思うのだが。
- 21.9.12 溜飲
-
「溜飲が下がる」「溜飲を下げる」
どちらもよく耳にする言葉だけど、私は今まで使ったことがなかった。
だって、そもそも「溜飲」の意味を知らなかったんだもの。
だから、調べて見た。
医療用語としては、「飲食物が胃にとどこおって、酸性の胃液がのどに上がってくること」とある。
おお!私が患っている「逆流性食道炎」そのものではないか。
しかし、実際には「不平・不満」の比喩表現として、日常的に使用されている。
私は、そのどちらにも当てはまる。
なら、私にはこの言葉を使う権利がありそうだ。
慥かに、最近スッキリとしない毎日が続いていた。
生徒達の不甲斐なさ。そんな彼等に私の想いが伝わらないもどかしさ。
そこに、個人的な事情での煩わしさも加わり、簡単に言えば正直「煮詰まって」いた。
しかし、ようやく晴れ間が見えてきた。
生徒達が、遅ればせながらも、本気を見せ始めたのだ。
志望校の過去問に取り組み、目標と現実との乖離にやっと目が覚めたのだろう。
遅きに失した感(あと4ヶ月だぜ)は否めないが、そこを何とかさせるのが私の腕の見せ所か。
奇跡が起こることを願い、希望を捨てずに、応援したいと思う。
え?そんなこと言って、本当はプロ野球の贔屓チームが連敗脱出したから、喜んでいるだけじゃないのかって?
失礼な!
慥かに、スポーツニュースのハシゴを久し振りに(3チャンネルで)させてもらったけどね。
格好をつけているわけじゃないが、頭の中は生徒達の事だけで一杯で酒。
- 21.9.13 マジか?
-
コロナウイルスに関する情報は様々なものが飛び交っている。
専門知識を全く何も持たない私には、何を信じて良いのかすら分からない。
同級生達も(なんせ半数近くは医者だからね)いろいろ意見を交わしているが、私には全くピンとこない。
そんな中、面白いニュースを見つけた。
LEDの光を当てるとウイルスが死滅する携帯型機器が発明されたと言うのだ。
記事によると、「実験でヒトの肺組織に3日間にわたって1日2回、5分間光を照射したところ、デルタ株のウイルスを99.99%除去できた」らしい。
ホンマかいな?!
本当ならすごいことだ。
ニュースソースはForbes JAPAN なので、まるでデタラメとも思えないのだが・・・。
ただ、Facebookに記事をシェアしても、同級生達がまるで反応しないので、やはりガセなのかも知れない。
しかし、たとえデマでも、真実であって欲しいと願うのは、やはり馬鹿の馬鹿たる所以。無知のなせる業なのか。
皆様はどう思われま酒か?
- 21.9.14 保護者会
-
私にとっての一大イベント。それが全体保護者会なのだ。
特に夏休み明けの今回は大切。
6年生は残り4ヶ月をどう過ごすか。これで、人生が決まる。
ブレずに目標に向かって突き進むためには、家庭のサポートが不可欠。
身近な者の応援が、学力以上に大切であることを理解してもらわねばならない。
低学年においても、軌道修正しなければならない子もいれば、目標設定すらできていない子には気づいてもらう必要がある。
それ故、気合いを入れて臨んだ。(前日作成の)資料も万全のはず?だしね。
しかし、いきなり出鼻を挫かれてしまった。
環状線が止まっていたのだ。
理由は分からねど、今までの経験からすれば、運転開始を待ちながらヤキモキするより歩いた方が確実。
2駅あるが、20分ちょっとで教室に着くことはできる。幸い、今年の保護者で開始30分以上前に来られる方はいない。
瞬時に判断し、取りあえず歩き出したのだが、すぐに後悔の念が・・・。
小雨とは言え、雨は降り続いている。当然、湿度は高い。歩き始めてすぐに汗が噴き出した。
しかも、今日は保護者会。スーツにネクタイまで着用している。
さらには、運転を再開した電車に追いぬかれ、悔しい思いまでも。
結局、午後の部開始まで、汗は引かなかった。
それなりに話すことはできたが、正直、不本意だ。
私の気持ちが保護者の方々に伝わってくれたことを祈りたい。
- 21.9.15 前祝い
-
久々の外食は、奇しくもハニーの誕生日前祝いになった。
ワクチン接種をしたハニーを迎えに行った帰り、どこかで食事でもしようかとなったのだ。
ただ、ワクチン接種当日のため、アルコールは抜きだ。
さて、どこへ?
コロナのせいで、どこも早じまいだしね。
迷っているうちに、時間ばかり過ぎていく。
結局、息子達が小さかった頃によく行った焼き肉屋に行くことに。
けど、ノンアルコールで焼肉なんて、生まれて始めたじゃないだろうか?(子ども時代に焼肉を食した記憶は無いしね)
まだ1回目の接種だが、今のところ副反応は出ていないようだ。
このまま、無事に2回目も終わることを願いたい。
来週は、息子達も帰ってきて、ハニーの誕生日後祝いをする予定。
え?本祝いはいつ?
深夜で良ければ、行うこともできるのだけどね。
- 21.9.16 保証期間
-
電化製品などを購入した際には、「延長保証をつけられますか?」とよく訊かれる。
大抵、その方がお得かもと思い加入してしまうのだが、今まで一度もその恩恵に与ったことはない。
(あ!訂正!一度だけ、トイレの便座で新品と交換してもらった事があったっけかな)
先日、ガス会社から「保証期間が9月一杯で切れます」との連絡があった。
今のところ大丈夫だし、フンフンと聞き流していたのだが・・・。
風呂のお湯が出なくなった。
いや、お湯は(たまに)出るのだが、追い炊きが全く効かない。
夏場だったから、気がつかなかっただけなのか?とにかく、今朝は寒い思いをした。
給湯器の保証期間はなんと10年。
電化製品がメーカー保証は1年。延長しても3年もしくは5年なのに比べれば、素晴らしい限りだ。
そのおかげで、助かった。
ギリギリセーフってか?
しかし逆を考えれば、気がつくのがあと半月でも遅かったら有償になるところだったのだ。
まあ、ここは一先ず、ラッキーと喜んでおこうか?
- 21.9.17 オレのハニー
-
苦しいときも悲しいときも黙って側にいてくれる。
マイハニー。
いつもありがとう。
そして、お誕生日おめでとう。
- 21.9.18 ネットショップ
-
ハニーのバースデープレゼントが届かなかった。
日時指定でお願いしていたのに。
問い合わせると、手配ミスだと言う。
よくそんなことで商売できているもんだ。
プレゼントってさ、タイミングも大事でしょ。渡せれば良いってもんじゃないよね。
なんか、いろいろと言い訳を並べていたが、あり得ないレベルの話だと思う。
まあ、人間誰しもミスはするから、深く追求はしなかったけどさ。
一方、全く別の件でだが、ある問い合わせをしたショップの対応は素晴らしかった。
実家のエアコンのリモコンが動かなくなった。
純正品は既に生産終了、いやまだ流通はしているがむっちゃ高い。
そこで、汎用タイプを探したのだが、それがエアコンに対応しているかどうかが分からなかったのだ。
すぐに返答があった。
購入を検討していた機種は、あいにく不対応とのこと。しかし、別の機種なら対応していますと。
その後のやりとりでも、丁寧にお返事を下さった。
実は、同じ件で別のショップにも問い合わせをしていたのだが、そちらはナシのつぶて。
もちろん、返答して下さった店で購入することに決めた。(1000円ちょっとの話だけどさ)
ネットショップでも雲泥の差があるなと改めて思い知らされた。
特に、相手の見えない商売なのだから、ほんの些細な対応の違いでも、それが大きな差につながる。
私とて(これでも一応)接客業の端くれ。
対応には注意しなければならない。
元来、言葉足らずの私。何気ない一言が決定的な不信感に繋がるケースもあるのだからね。
- 21.9.19 掃除
-
次男が帰ってくる。
オンラインでは会っていたが、実際には、去年私たちが関東に行って以来だ。
彼の帰省となると、昨年の正月まで遡る。
全ては、コロナのせいだ。憎っくきコロナめ。
ところが、わが家は今、とある事情で、とんでもない状況。
大袈裟でなく立錐の余地も無い状態になっている。
折角次男が帰ってくるのに、これじゃあんまりだ。
と言うことで、私は風呂掃除をした。
スペース確保には全く繋がらないが、せめて風呂にはのんびり浸かってもらいたい、と言う親心。泣けるでしょ!
結構、キレイになったと思う。
まあ、絶対的評価は別として、相対的には(以前と比べれば)ね。
けど、掃除なんて、所詮は自己満足に過ぎないのだ。
誰が見ても完璧に美しい状態になんてできるわけないんだしね。
と、痛い腰をさすりながら、呟いている私。
さあ、坊や。早く帰っておいで。
- 21.9.20 邂逅
-
久々に出会えた。愛しの彼女に。
突然、私の前から姿を消したのは、2年前の冬だったか。
「一体どこに行ってたんだよ。随分探したんだぞ!」と、詰め寄る私。
再会の喜びより、会えなかった悔しさが、ついつい口に出てしまう。
けど、返事はない。
細長い体で、窮屈そうに、ただ横たわっている彼女。
もちろん、即、連れて帰ったさ。
しかし、彼女は、名前が変わっていた。
「もう、(貴方が愛した)昔の私じゃないの」と、言うことだろうか。
なんと、品名「ドーナツ」となっているではないか。
慥か、前の店では「長ーーい揚げパン」だったよね。
会わない間に、君も苦労したんだね。
けど、大丈夫。君はちっとも変わっていなかった。
安心したよ。もう離さないからね。
はい、美味しゅうございま酒たよ。
「食うたんか〜い!」って、そりゃね。
- 21.9.21 歩幅
-
次男は身長181cm。私は175cm(今は縮んで−2〜3cmかも)。
彼と私の帰宅時刻が近かったため、昨日は、駅から仲良く二人で帰った。
しかし、彼は普通に歩いているのだろうが、私は彼の歩みについていくのがしんどかった。
そうなのだ。歩幅が全然違う。いや、身長の差よりは、足の長さの差だろう。(みなさまご存知。そうで酒!私は短足で酒!!)
私の好きなCMを真似て「(お姉ちゃん)待ってぇな〜」と言っても良かったのだが、それは父親の沽券に関わるしね。
家に着く頃には、すっかり息が上がっていた私。
実は、ハニーも私と一緒に坂道を歩くのを嫌がる。
単に嫌われているからかと思っていたが、ようやくその訳が分かった。(^0^)
次男の滞在期間は3日。
この幸せを目一杯楽しみたいと思う。(明日はオフだしね)
さあ、呑むぜ!!
- 21.9.22 諫言
-
汗だくの1日だった。
1日にシャワーを4回も浴びたのは、水泳の指導員をしていたときですら経験無かったはず。
午前中はケルヒャーを使って実家の階段清掃。
途中、土砂降りの雨に見舞われたが、なんとか完了。
相対的にはキレイになったんじゃないかな。
それから、みんなで昼食へ。次男の好きなオムライス。
近所にあった店がなくなったので、遠くまで出かけることになったが、感じの良い店で母も喜んでくれた。
その後、次男は小学校時代の恩師に会いに、私たちは実家へ。
荷物の上げ下ろしで、またもや汗だく。
自宅へ引き上げた頃に、長男登場。
みんなで彼の車に荷物を積み込む。
本日4回目のシャワーを浴びて、さあ宴会の始まりだ。
親子4人が揃うのは珍しい。去年の正月以来だもんね。
散々呑んだ。(次男はほとんど呑まなかったけど)
元気で良く喋る長男。冷静に状況を見ながら言葉を選ぶ次男。対照的だ。
その次男から、私のハニーに対する態度に関して注意を受けた。
至極尤もな指摘だったので、素直に受け容れられた。
横でハニーは泣いていた。ごめんね。傲慢な男でさ。
早く呑み始めたから、21時頃にはフラフラの状態。
いつお開きになったかすら、あまり覚えていない。
楽しい時間はすぐに過ぎる。
今度はいつ集まれるかな。
- 21.9.23 秋分
-
一日中、体がふわふわしているような妙な感覚だった。
酒が残っているというよりは、肉体労働の疲れだろう。
まあ、おかげでぐっすりと眠れたが。
季節はもう秋。朝晩はめっきり涼しくなった。
中秋の名月は見損ねたが、虫の声ははっきりと聞いた。
「虫虫の鳴ゲッチュ」なんて、苦しすぎるけど。
いつまでも半袖じゃいられないな。
- 21.9.24 中止
-
またもや残念な知らせだ。
アルゴ全国大会が今年も中止となった。
今年は関西の会場(灘校)だったので、参加させて頂こうと思っていたのだが・・・。
仕方ないと割り切るしか無いのだろうが、色々とガマンばかりさせられて、子ども達は可哀想だ。
運動会にしても、中止の学校もあれば、開催しても無観客。それも大幅に規模は縮小だと聞く。
誰が悪いわけではないのだろうが、やり切れない気持ちで一杯だ。
- 21.9.25 不調
-
心が晴れない。
年に何度か陥るプチ鬱の状態なのか。
これが原因!とわかっていれば、対応策も講じやすいのだが、いろいろな小さいことが積もり積もって今の状況になっている。
不平不満を言っちゃいけない。
感謝の気持ちを忘れずに、謙虚に生きるべき。
分かってはいるのだけど。
幸い、笑ったり泣いたりもできるから、さほど重症ではないように思う。
きっと、そんなには長引かないだろう。そう願いたい。
- 21.9.26 錯和
-
やらかしてしまったみたい。大錯和だ。(←読み方分かる人。好きで酒)
どないしよ。
昨夜のこと。
プチ鬱の状態を脱したいと酒を呑んだ。しこたま呑んだ。
あんな状態で呑んだって碌な事は無いのはわかっていたはずなのだが、呑まずにいられなかった。
当然、あっという間に意識は朦朧と。
ただ、その段階で寝りゃ良かったんだ。
なのに、PCに向かって作業を始めた、おバカな私。
旅に出よう!と宿を調べ始めたのだ。
色々あって迷う。
お!ここ、良さげじゃない。よし!と予約をする。
キャンセル料金不要とあったから、もっと良いのがあれば選び直せばいいやと軽い気持ちでね。
予約完了。
ここで、普通なら予約完了メールが届くはずなのだが、何故かメールは届かなかった。
おかしいとは思ったが、なんせ意識混濁状態なので、そのまま眠りに落ちてしまった。
朝になってもメールは届いていない。
おまけに、私はどの宿に予約を入れたか覚えていない。(似たような名前ばかりだもん)
クレジットカードの番号を入力したのは覚えているのだが・・・。
さあ、帰ったら履歴から辿ってみるか。
- 21.9.27 流局
-
錯和は免れたようだ。
帰宅後、履歴から検索し閲覧したサイトを全て調べたが、何故かどこにも予約はした痕跡はなかった。
一旦、流局ってか?
改めて、別の宿(←おいおい)を予約。
良い旅になると良いな。
プチ鬱からも、なんとか脱却できそうだ。
これは、卒業生が訪ねてきてくれたおかげ。
折角来てくれたのに全くお構いなしで、私は私の仕事をさせてもらったが、訪ねて来てくれるだけでも嬉しいものだ。
紆余曲折の末、ようやく今年から働き始めた彼。
なんと、「給料が貯まっていますから、今度、ご馳走しますよ」と言ってくれた。
嬉しいじゃないか。気持ちだけ、ありがたくいただいておこう。
みなさま、ご心配をおかけ致しま酒たが、もう大丈夫で酒よ。(多分)
- 21.9.28 86歳
-
母の誕生日。
86歳になった。
実は、ここ数日苛立っていた原因の1つには、実家の片付けがあった。
私にすれば「貴重なオフを潰してまで手伝っているのに、何で?」と言う感情があったのは否めない。
口ではありがとうと言ってはいるが、その実(いろんなことを)してもらって当たり前と思っているのではないかと疑いたくなるような母の態度に、勝手に腹を立てていたのだ。
全ては私の勘違い、いや、とんでもない思い上がりだった。
全く、恥ずかしい限りだ。
2ヶ月に一度しかないオフ日?それがなくなったからって、なんだって言うのだ?
(母の用事が長引いて)仕事に遅れそうになったからって、母を責めてどうする。
すっかり忘れていた。
私がここまで生きてこられたのが、全て母のおかげであることを。
いや、この世に私がいる自体、全ては母のおかげであることすら。
流石に生まれてきた時のことは覚えていないが、記憶を辿れば、あらゆるシーンで私を守ってくれていた。
幼い頃は自家中毒をよく起こしていた私。病院の帰り、元気になった私は母の背中で『鉄人28号』を歌っていた。
急性アルコール中毒で意識不明になった15歳の冬。
医者からは「諦めてください」と言われたそうだ。
それでも快復を信じ、まるまる2日間意識を失っていた私の手をずっと握っていてくれたらしい。
おそらく、その間は一睡もしていなかっただろう。
母さん、ごめん。
今まで受けてきた恩を忘れ、偉そうに言い続けてきたバカ息子を、許してくれとは言えない。
けれど、これからは、せめてもう少しだけでも優しくするからね。
だから、1日でも長生きしてください。
- 21.9.29 「新人だった!」
-
久々に乗り過ごした。
昨夜のことだ。
誓って言うが、酔っていたわけではない。
お目々もパッチリ開いていた。
ただ、本に夢中になっていたのだ。
原田宗典のエッセイ(彼はエッセイの方が面白い)を読んでいた。
かなり昔の作品だ。出版されたのは15年ほど前だが、書かれている内容は彼が大学を出た頃の話だから今から40年ほど前の事になる。
わたし自身の体験と共通している部分は殆ど無いのだが、何故かはまってしまった。
気がつけば、3駅も乗り過ごしていた。
幸い、戻る電車(終電だった)があったので、難は逃れたが、ボッーとしていたらいかん。
チコちゃんに叱られるな。
- 21.9.30 29歳
-
今日は次男の誕生日。
29歳になった。
1週間前に会ったばかりなのに、もう「どうしてるかな〜?元気かな〜?」などと、思いは尽きない。
けど、大丈夫。
彼は、立派に成長している。
心配無用ってか?
それにさ。来月、また会いに行くんだもんね〜!
待っててね。
え?私の29歳?
何してたかな〜?
あ!そうだ。ハニーと出会って恋に落ちていたんだった。
どうでも良い話でごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!