- 17.1.1 スローガン
-
電車を降りたら、除夜の鐘の音がどこからか聞こえてきた。
何とか12:00前に帰宅することができたが、年越蕎麦を食べている途中に年が変わってしまった。
(あれ、年越蕎麦だから、これでいいのか?)
それにしても、ほんと、バタバタとした1年だった。
時間的な余裕がなくなるにつれ、精神的な余裕も失われていく。
となると、余計に捗らない。完全な悪循環だった。
圧倒的なパワーがあればそんな状況は簡単に打破できるのだろうが、私にはエネルギーが不足していた。
と、昨年の反省を活かし、今年はもっと情熱的に生きたいと思う。
熱くあれ!どっかの球団のキャッチコピーみたいだが、この1年の目標とさせてもらおう。
- 17.1.2 理想と現場
-
長男は高校の教師をしている。
まだ1年目なれど、担任も持たされ、クラブの顧問もしており、日々大変忙しく過ごしている。
教科は理科。大学院では化学を研究していたが、何故か化学だけではなく物理も担当させられているそうだ。
昨夜は、彼と教育論?を戦わせた。
「できない子。やろうとしない子をどのようにして引っ張るか」がテーマだったが、このことは私の一番の悩みの種。
ところが、長男曰く
「父さんのところはまだ恵まれているで。生徒達に目的もあるし、やればできる能力を持った子が来ているのやから」
「いや、これでもいろいろ工夫しながら、勉強への関心を高めるのに腐心しているんやで」と私が言うが、なかなか納得しない。
「例えば、小数の計算ができない子が居たらどうする」
「教えるよ。できるようになるまで。居残りをさせたり補助プリント渡したりしてでもね」
「そりゃ、少人数やからできることとちゃうかな。1クラス40人で4クラスの子全員には(現実問題)無理やわ」
「なるほどね」
慥かに彼の言うとおりだ。
私は、現場を知らなすぎた。
彼の職場は、公立高校。しかもトップ校とは到底言えないレベルの学校だ。
生徒たちは良い子だというが、学力はやはり高くはないらしい。
また、公立校故に、一部の生徒だけに特別なことはしにくいとも言う。
「それでも、単に覚えておきなさいと言うより、学ぶことの面白さを分からせた方が良いのとちゃうか」
アルコールが少なからず入っていたこともあり、私もなかなか引かない。
「まあ、僕もいろいろ工夫してみるわ」と、最後は折れてくれたが、可哀想なことを言ってしまった。
現場を知らない第三者が勝手な事を言うなと思ったに違いない。
無茶を言って悪かった。君を批判するつもりなんてなかったのだけどね。
けして無理をしないでおくれよ。
- 17.1.3 年賀状
-
正月の喜びは、年賀状を見ること。
教え子達からの年賀状には、子どもの写真入りが増えてきた。
喜ばしいことだ。これからどんどん幸せになって欲しい。
私が出した年賀状もそろそろ届く頃かな。
けど、ショック!またもや宛先不明で年賀状が返ってきた。10数枚はちと多いだろう。
これで、縁が切れてしまうのかと思うと、とても悲しくなる。
教え子の諸君。今年は全員に出したから、必ず届くはず。
もしも、届かなかったら連絡下さい。
この日記を見ていたら・・・。だけどね。
- 17.1.4 合格祈願2017
それにしても暖かい正月だった。
ここ数年では、記憶にないほどだ。
まあ、穏やかな方が嬉しい年になったのだけどね。
今日は合格祈願。
お願いをするのは、もちろんあの神様しかいない。
「今年も無理を言いま酒が、よろしく頼みまっせ!」
これって、神様にため口は、流石にまずいわな。
改めま酒。
「無理は承知の上のお願いです。
彼らに努力も実力も足りないことは否定しません。
けど、それでもみんな(私にとっては)かわいい奴らなんです。
だから、どうかよろしくお願い致します!!!」
おみくじも引いた。
わ〜い!わ〜い!大吉で酒た。
20年近くこの神社でおみくじを引き続けているが、おそらく初めてではないだろうか。
嬉しいから(本当は境内に結んで帰るので酒よね)持って帰ってしまった。
あれれ?
ほらこれ!と画像をUPして自慢しようと思ったのに、見当たらない。
が〜ん!折角の大吉だから、あとでゆっくり見ようと、未だろくに読んでもいなかったのにな〜。
やっぱり、吉には縁が無いのかな?
さて、私の正月モードは今日でお終い。
明日からは、また5:30起きの日々が続く。
数日間なれど、幸せを感じさせてくれたハニーと家族に感謝だ。
でへ!実は今宵、スペシャルイベントが待っているのね。
何かって?
それはね、ヒ・ミ・ツ!- 17.1.5 緒戦
-
早くも入試が始まった。
先ずは、地方の学校の関西入試だ。
関西の生徒達にすれば、試し受験の色合いが濃いが、油断は大敵。気を抜いているととんでもない目に会う。
暖かい朝で助かった。
昨夜の家族全員集合記念宴会の酒が若干残っていたが、会場に着くまでには完全に醒めた。
会場には例によって一番乗り。お世話になっている先生方に挨拶もできた。
後は、生徒の登場を待つばかり。
お!来た来た。
よし、普通の状態だ。妙にハイテンションになる子も多いが、大丈夫。いつもと変わりない。
お!もう一人やって来た。
あかん。ガチガチや。緊張しまくっている。
仕方ないわな。だって初めての受験だもの。
その緊張も良い経験だ。それ故、無理に緊張をほぐすこともせず、自然に任せたが・・・。
結果もすぐに判明する。さて、どうなることか。
ただ、まだまだ緒戦。
本番はこれからだ。
気を抜くことなく、最後までがんばろうぜ!
- 17.1.6 溺死
-
新年早々縁起でもない話だが・・・。
生き返るかも知らないと、コップから顔を上げさせ、濡れた顔をふいてやったのだが・・・。
みどりちゃんが死んだ。
詳細は不明だが、直接の死因は溺死だろう。おそらく水を飲み過ぎた事が原因と思われる。
今朝、教室に来たら顔をコップに突っ込んだまま、動かなくなっていた。
慌てて、抱き上げたのだが、返事はなかった。
え?何の話やってかい?
死亡したのは「水野 みどり」ちゃう、「水飲み鳥」だ。
彼女が初めて教室に来たのはちょうど1月前。
生徒達にも可愛がられていたのに、何故。
私は泣いた。人目も憚らず、号泣した。(1人だったけど)
みどりちゃんは、尻を高々と上げ、けして起き上がろうとしなかった。
それどころか、逆立ちまで始める始末。
どうもおかしい。
ここで、水飲み鳥の原理を説明しよう。
2つのガラス球が細いガラス管でつながれていて、鳥の頭(上の球)にはフェルトが貼り付けてあり、フェルトでできたくちばしが付けてある。
下のガラス球の中にはジクロロメタンという液体が入っていて、内部はジクロロメタンの気体で満たされている。
ジクロロメタンは、エタノールより蒸発しやすい物質で、室温でどんどん蒸発していき、ほんの少しの温度変化で気体になったり液体にもどったりする。
鳥の頭のフェルトが水で濡れると、水が蒸発して頭の部分の温度が低くなる。その結果、上側の球の内部のジクロロメタンの気体は液体に変化する。
頭の内部の気体の圧力が低くなるため、下側の球からジクロロメタンの液体がガラス管内を上昇していき、頭の方の重さが重くなると、鳥はお辞儀をしてくちばしを水につける。
お辞儀をしてガラス管の下の端が液面より上に出ると、ガラス管に入っていたジクロロメタンの液体が下側の球にもどり、鳥は起き上がる。
くちばしが水に濡れたので、頭のフェルトが湿り、この動作を繰り返すのだ。
え?と言うことは・・・。
濡らさなあかんかったんかいな。乾かしたらあかんやん。
介抱したつもりが、とどめを刺していた私。
すぐに、コップに水を満たし、みどりちゃんに水を与えた。
ふぉふぉふぉ〜!蘇りま酒たよ。
コップの水が減っていた事が原因だったようで酒。
また、一つ賢くなりま酒た。(と言うより、今までがお馬鹿すぎ?)
- 17.1.7 七草がゆ
-
早いものでもう7日。
今朝は七草がゆをいただいた。
Wikipediaによると、七草がゆとは、
「春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の無病息災を願って食べられる。祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われる」らしい。
はい、慥かにとっても薄い塩味で酒た。
けど、これで今年一年は無病息災が約束されたぞ。ハニーありがとうね。
ところで、春の七草は覚えたけど、どれがどれか食べていてもちっとも分からなかった。
ほんと、これぞ机上の学問。全く実生活に役立っていませんで酒ね。
反省!
- 17.1.8 成長
-
今日は6年生の入試激励会。先輩達も、後輩の激励に駆けつけてきてくれた。
有り難いことだ。いろいろ用事もあるだろうに、「してもらったことは返さねば」と万難を排してくれたようだ。
嬉しいね〜。(どこかの恩知らずとは大違いで酒ね)
久し振りに会う教え子達。みな、大きくなっていた。
けど、ちょっとでかくなりすぎやろ。
小学生当時のイメージを拭い切れない私がいけないのだが、あまりにオッサン化した姿にしばし唖然。
おまけに体臭もオッサン並みなのだ。
う〜ん、まいったね。
まあ、当然ながらこれからもまだまだ大きくなっていくのだろう。
けどね、図体ばかりでなく、中身もしっかり成長してね。期待しているよ。
彼らに次会うのは、いつだろう。
楽しみなような。ちょっと怖いような。
- 17.1.9 タッチペン
-
スマホのタッチペン。
私は喜んで愛用しているのだが、周りからは頗る不評だ。
中には、露骨に「ありえへんし」と言う視線を浴びせる者もいる。
良いんだ良いんだ、人の目なんて気にしない。指先が不器用な私には、大事なグッズなのだから。
ところが、そのタッチペン。困ったことに、よく無くなる。
いや、正確に言えば、私がよく無くすだけなのだが。
先日も、教え子2人と痛飲したが、それ以来、行方不明になっていた。
半ば諦めていたが、何とも意外なところから出てきたのだ。
いや、これまた正確に言うと、まだ出てきてはいない。発見されただけ。
え?どういうこと?
何処にあったの?
それがね、ジャケットの裏地の中から見つかったのよ。
一体どうやってそんなとこに紛れ込んだのか。
どこかに穴が開いていたのだろうけど、その穴が見つからないので、未だ取り出せていないのだ。
そう言えば、探偵ナイトスクープにも同じような話があったな。私も依頼を出してみようかな。
いやいや、「最近は依頼のレベルが下がっている」とぼやいている本人がそんな恥ずかしいことできやしない。
まあ、あるのは分かったんだ。ボチボチ何とかしまっさ。
- 17.1.10 講習会終了
-
やっと終わった。正直疲れた。
元旦を除けば、家を出るのは全て日の出前。授業はもちろん、生徒の質問、合間に教材作成。昨日など10時間30分授業だった。
当然休みなんて1日もない。
睡眠時間も十分に取れない日も多く、実際頭が働かず、困ったこともあった。
けど、ホッとしている暇なんてありゃしない。
彼らの入試が全て終わるまで、私の日の出前出発は、まだまだ続くのだ。
ふぁいと〜!お〜!
- 17.1.11 始発
-
若い頃は、それこそ朝まで呑んで始発で帰るなんてことはざらだったが、始発で出勤した記憶はあまりない。
今日は、昨夜寝付けなかったこともあり、始発電車に乗ってみた。
意外や意外、ガラガラかと思いきや、結構人がいる。
座れないほどではなかったが、みんな早起きなのね。
いや、違うね。みんな早くから働かなくちゃいけないのね。
がんばっている人って居るんだ。
そう思うと、少し元気が湧いてきた。
しばらく、始発で通勤してみようかな。
- 17.1.12 最終授業
-
26期生の最終授業。たった今終わった。
もう彼らに教えてあげることは何もない。
そう思うと急に寂しくなった。
涙は見せなかったが、危ないところだった。
私の全てを伝えたつもりだが、さてどうだろう。
どれほど受け止めてくれたか?
まあ、理想を言えばキリがない。
彼らは彼らなりに自分の精一杯を尽くしたのだろう。
しっかり闘ってこい。自分自身とね。グッドラック!
- 17.1.13 寒波到来
-
今までが暖かすぎたのだ。
そりゃ分かっている。
けど、よりによってこの日を狙わなくても良いんじゃないかい?
ねえ、寒気団さんよ。
先ほどなどは大阪でも雪が少し舞っていた。
明日は積もるところもあるかも知れない。
交通機関に影響でなければ良いのだけどね。
受験生諸君。(中学受験も大学受験も)寒さなんかに負けるんじゃないぞ。
暖かくしていくんだぞ!ふぁいと〜!お〜!
- 17.1.14 目出度い話
-
統一入試初日の今日。心配していた積雪はなかったようだが、やはり寒かった。
けど、私の寒さは一時のもの。
受験生たちは、寒さに加えて緊張が続く。体調を整えて、試験に臨んでもらいたい。
閑話休題。
一つ嬉しいニュースがあった。
7期生(男子)から年賀状が「結婚しました」の写真入りで届いた。
で、その相手が何と8期生の女の子。
「18年前はこうなるとは思っていませんでした」の添え書きがあった。
以前から付き合っていたことは、彼から聞いていた。
生徒時代はお互いのことを知らず、デート中に教室の前を通ったとき
「昔、ここの塾に通っていたんやで」
「え〜!ウソ〜!私もよ」と、驚き合ったらしい。
それにしても、嬉しいじゃないか。
どうか、末永くお幸せにね。
- 17.1.15 雪
-
今朝は冷えた。
それもそのはず、家を出たらうっすらと雪が積もっていた。
風も強くて、私から体温をどんどん奪っていく。
試験会場で生徒の登場を待っている間、本当に凍り付くかと思った。
けど、寒いなんて言っていられない。
子ども達の人生におけるとても大切なシーンに立ち合っているのだから。
さて、結果もボチボチ届き始めた。
けど、いいかおまえ達、よく聞けよ。
泣くのも笑うのも全てが終わってから。今は、歯を食いしばってがんばれ!
- 17.1.16 お年玉
-
いくつになってもお年玉をもらうのは嬉しいことだ。
え?マジで!本気で言ってるの?
と、お思いだろうが、まさか親や親せきからもらうわけではない。
年賀状の話だ。
お年玉付き年賀葉書の当選番号が発表になったのだ。
じゃじゃ〜ん!当たりま酒たよ。2等賞。
今年は春から縁起がいいわい!
などと喜んでもいられない。
住所不明で返ってきた年賀状は30枚以上。
悲しいな。そして、何か情けないな。
- 17.1.17 終了
-
本日をもって、HOPES26期生の受験が全て終了した。
発表待ちの学校もあるが、今年も一応全員合格。行き先が決定した。
目出度い目出度い。
それにしても、今日はたくさん泣いた。
まあ、うれしい涙はいくら流しても良いだろう。
ただ、当然ながら、終わりよければ全て良しとは思っていない。
今回の反省を今後に活かさねば意味が無い。
さあ、明日からまたがんばろう。けど、今日は祝宴じゃ!
- 17.1.18 ありがとう!
-
今日が人生最良の日だとは言わない。
けど、今年度の最高の一日であることは間違いない。
26期生全員の進路が決まったその日。(あ、昨日だけでね)
私は泣いた。嬉しくて、嬉しくて。
そして、自分の未熟さも再認識した。
厳しくするばかりがbestとは思わない。けど、厳しくしなければgoodどまり。betterにもなれない。
一つの物差しを判断基準とする危険性は意識している。けど、私が信じるものは自身の乏しい経験しかない。
上手くいった子。いかなかった子。全ての結果には原因がある。
その一つ一つを次に活かしたいと願っている。
今回私が学んだことは、「信じることの大切さ」。
裏切られても裏切られても、それでも信じた人の想い。
それは何にも代えがたい。その支えのおかげでやり遂げられたに違いない。
今回の経験も次の世代に活かしたい。
その為にも、私自身、今一度自分を見つめ直さねば。
それにしても可愛い生徒達よ。
ありがとう。
君たちのおかげで、たくさん泣いたよ。けど、最後には笑うことができた。
君たちとの繋がり。忘れないよ。
君たちの未来に、幸あれ!
- 17.1.19 寺田屋
-
今日はオフ。3ヶ月ぶりか。ノーネクタイは実に半年ぶりだ。
先ずは、この写真をご覧あれ。
ハニーとのデートも久し振り。お出かけなんて去年の休講日以来だ。
さて、何処に行こうか。
やっぱ、近場で良い所と言えば、京都かな?
これで全てが分かれば、貴方は京都通。
え?タイトルで既にバレバレってかい?
まあ、そうで酒が・・・。
最初に訪れたのは「寺田屋」。
そう、あの坂本龍馬が愛用していたという宿。襲撃され、命からがら脱出したことで有名で酒よね。
400年以上前の建物が現存しているのも驚きだが(龍馬が定宿にしていたのは150年ほど前のお話)、その宿が今も宿泊施設として使われているのには、さらに驚いた。
見学が10:00〜16:00で、宿泊が18:00〜9:00だから、宿泊客と見学客が鉢合わすことはないのだろうが、え?本当に泊まれるの?
施設の何処を探しても風呂は見当たらなかったし(お竜さんが裸で階段を駆け上り龍馬に襲撃を知らせたというあの風呂以外はね)、そもそもセキュリティなど微塵も感じられない部屋に誰が泊まるというのだ。熱烈な龍馬ファン以外には考えられないだろう。
夕食は出ない。なのに門限は20:00。しかも、室内での飲食飲酒はお断り。一泊6500円とあった。
どなたか、体験されたら、教えて下さい。
それでも、いろいろ見て回るのは楽しかった。知らないことが一杯あったしね。
次は、黄桜記念館へ。もちろん、カッパに会いに行くために。
たくさん、いま酒たよ。お友らちがね。だって、名前が「かっぱカントリー」だもんね。
ビールの飲み比べもできたし、満足のカッパちゃん。
金箔入りの「金かっぱ」を手に入れ、今度こその金運上昇を願った。
最後は、二条城へ。
一度行った事はあったが、二の丸庭園の特別公開があると聞き、再訪。
こちらは正直、さほどの感動はなかった。
何処に行っても外国人ばかりだしね。
修学旅行生のグループの言動が面白くて、しばらく彼らについて回った。
若い子の感性。忘れていた新鮮さがあった。
中学生だと思われるが、どこから来たのだろうか。
彼らはこの日のことをどれだけ覚えているのだろう。
ハニーのおかげで楽しい一日を過ごせた。
明日からは、またオフなしの日が続くだろうが、しばらくは元気にやっていけそうだ。
ハニーあじがとうね。
- 17.1.20 秘密兵器
-
怒濤の1週間が過ぎ、心は平静を取り戻した。
しかし、寒さは続く。
昨日の京都は雪が残っていたし、今朝、奈良では小雪がぱらついていた。
事務所も寒い。
手がかじかんで、ワープロを打つと誤変換ばかり。(え?それは寒さのせいではないじゃろってかい?仰るとおりでごじゃりま酒)
ふぉふぉふぉ〜!
ここで、秘密兵器の登場なのだ。
大袈裟に言うほどのことではないのだが、所謂「電気ファンヒーター」。
ただ、ご覧いただいたように随分古い。「National」のロゴが素敵でしょ。
奈良教室で私が使用していたものなのだ。
奈良は大阪よりさらに冷え込む。夜中に一人で仕事をしているときなど、寒くて寒くて、ふるえながら教材を作っていた。
なのに、当時は部屋に暖房をかけるのが勿体なくて、このファンヒーターには大変お世話になったものだ。
教室の隅で埃を被ってきたものを引っ張り出し、スイッチを付けてみた。
おお〜!ちゃんと動くではないか。実に10数年ぶりの復活だ。
快調快調。暖かい。頗る快適だ。
偶に動かなくなるけど、まあそれはご愛敬。
ただ、狭いスペースがますます狭くなったし、周りは書類だらけ。
火の用心にだけは注意しようと思う。
- 17.1.21 ドラマ
-
受験生諸君には誠に申し訳ない。
甚だ不謹慎な話だが、ドラマの新番組が面白そうだ。
まだ初回を見ただけだから、継続して見るかは不明なれど、見たい番組が多すぎて困ってしまう。
「下克上受験」一応、業界の人間としては、見ないわけにはいかんじゃろ。おそらく、散々文句を言いながら見ることになるだろうが・・・。
「スーパーサラリーマン左江内氏」原作が藤子不二雄だし、配役が素敵なので大いに惹かれる。あまりに馬鹿馬鹿しすぎて脱力してしまったけどね。
「三匹のおっさん3」タイトル通り、シリーズ三作目。前回も前々回も全て見た私。ワンパターンではあるが、時間があれば見たいな〜。
まあ、全てを見るわけにもいかんだろうが、どうかお目こぼしを。
- 17.1.22 スタート
-
新6年生の授業が始まった。
生徒達にすれば、いきなり8時間の授業はハードだったに違いないが、早く慣れて欲しいと思う。
私も久し振りの10時間授業。けど、気が張っているせいか、疲労感はなかった。
来週からはこれに個別も加わる。のんびりしている時間なんてありゃしない。
私も早く慣れなければね。
- 17.1.23 一番欲しい物
-
もしも願いが叶うなら・・・。
神様、私に時間を下さい。
そう、私がいま一番欲しい物は時間だ。
さほど、忙しいとは思わない。
精神的な余裕もある。
やるべき事も見えている。
追い詰められている感は(まだ)ない。
けど、怖いのだ。
もしも、病気になったり、突然何かが起こったら、いきなり手詰まり。対応できなくなりそうで。
まあ、一週間分サイクルを早めておけば大丈夫だろうが。
そう思うと、余裕がなくなってくる。
一人一人に与えられた時間は同じ。
当然、何か新しいことをするならば何かを減らさなければならない。
今まで切り詰めてきたのは・・・。
睡眠時間や家族との時間。
嫌だな〜。どちらもこれ以上減らしたくない。
だから、神様、お願いします。24時間とは言いません。2時間でも良いで酒から、おまけを下さい。
え?2時間くらい何とかしろよ!ってかい?
仰るとおりでごじゃりま酒。慥かにそうで酒ね。
神様、前言撤回で酒。
やっぱり、お金を下さい。
え?もっとダメで酒か?
- 17.1.24 クラス分け
-
仕事の話で申し訳ないが、今日はクラス分けについて書きたいと思う。
私は、低学年ではクラス分けを行わない。
しかし、いくら少人数でも、6年生にはクラス分けを行う。
各自、目指す学校が違うし、レベルも様々だからだ。
「そんなの、当然でしょ!」と思われるだろうが、ここで驚くべき事実をお伝えしよう。
実は、クラス分けを行う方が授業は楽なのだ。
さらに、もう一つ。クラス分けを行わなかった方が、生徒の力は伸びるのだ。
異論はあるだろうが、まあ聞いてくれ。
先ずは一つ目の授業展開の話。
クラス分けを細かく行えば、同じレベルの子を相手にその子たちのレベルに合わせた問題だけをやれば良いのだから、工夫は要らない。
一方、様々なレベルの子を相手に、飽かすことなくこちらに注意を向けさせつつ、全員を理解に導くのは難しい。当然、高度な技量が必要になる。
経験の少ない者、または未熟な者には無理な注文だ。
(かつて、低学年でクラス分けを行い、私以外の者に授業を担当させたことがあったが、酷い目に遭ったので、即刻中止したことがある)
では、教えられる方はどうだろう。
自分のレベルにあったことだけを与えてもらった方が楽だし、理解も深まる。
一見合理的なようにも思えるが、実は次のレベルになかなか到達しない事が多いのだ。
それは、教える側が「このレベルの子なら、ここまでで良い」という勝手な線引きをしてしまっているから。
また、できる問題ばかり与えられて、生徒自身が安心してしまうケースも多い。
もちろんクラス分けのメリットも多いし、要不要を問われれば、必要であるときのほうが圧倒的に多いだろう。
だから、私は6年生には、ケースバイケースでクラス分けを行っている。
けして、楽がしたいわけではない。少しくらい時間的に楽になっても、効果からすればかえって苦しむことの方が多いのだから。
今日はクラス分けを行った。
その価値は十分にあったと、私は思うのだが、さて生徒達はどう受け止めただろうか。
- 17.1.25 エコ加湿器
-
ある生徒が机の上に置いたスマホ大のケース。
開けると、何やら飛び出す絵本のようなものが広がった。
「え?それ何?」
「加湿器です」
「ひょえ〜!」
加湿器といえば、どうしてもごっつい機械のイメージがつきまとうのだけどな〜。
ほら、シュワシュワッと蒸気を噴き出すあれよあれ。
教室にも1台、亡き父が使用していた物を持ち込んで使用している。
けど、こんな可愛い加湿器もあったんだ。
調べてみると、エコ加湿器というものらしい。
色々な種類があり、これまたびっくり。
小さくてもちゃんと加湿するそうだ。
ふ〜ん。知〜らなんだ。知らなんだ。
- 17.1.26 職人
-
お世話になっている方と呑んだ。
いつになく真面目な話が続き、いつしか話題は「職人か?商人か?」になっていた。
私は自分を職人だと思っている。商人(商売人)だと思ったことは一度も無い。
ただ、それじゃ成功しないことも分かっている。現に経営は大変厳しい状況だ。
その両立は難しいのだろうか。
こだわりを捨てたら、ある程度は上手くいくだろう。
けど、こだわりを捨てた段階で、職人ではなくなる。
やはり無理かな。
今さら納得のいかない生き方はしたくないし、まあ、(今まで通り)好きなようにやらせてもらおうか。
- 17.1.27 暖
-
なんかここ数日暖かい。
喜んでも良いのだろうか?
まあ、寒いよりマシか?
- 17.1.28 束の間の
-
少し気が緩んでいる。
これじゃいけないのだけど、スケジュールも楽(出勤は朝早いが、帰宅も早い)だし、精神的にも安定?している。
ごめんなさい。
けして、現実逃避ではありません。
束の間の安息ということで、お許しを。
- 17.1.29 髭剃り
-
久し振りに床屋へ。
いつもは平日の午前中に行くことが多いので、日曜の午後(授業終了後)に行ったら、お店の人も驚いていた。
幸い?客は私一人。たくさん話すことができた。
ひげも剃ってもらった。
そのお店は髭剃りが別料金なので、いつもは時間が無いこともあり、剃ってもらわないのだが、今宵のために奮発した。
そう、これから大切な接待があるのだ。
おかげで、ツルツルになった。(頭がじゃないぞ。顔がだぞ)
さあ、さっぱりしたところで、いざ行かん。
- 17.1.30 謝恩
-
昨日は、接待と書いたが、少し違うな。
おもてなしには違いないが、謝恩会のイメージに近いかな。
お世話になったお方に、御礼の宴を開いた。
その方の好みはワイン。
ところが、私、ワインの美味しいそんな気の利いた店は知らない。
(この年で、居酒屋しか店のレパートリーがないのも情けない限りだが)
慥か教室の近くにも一軒イタリアンがあったように思ったが、既にその店は焼き鳥屋に変わっていた。
仕方がないので、ネットで調べ、天王寺まで足を運んでもらった。
しかし・・・。
ハズレでした。大ハズレ。
やっぱりクーポンとか出している店はあかんね。まあ、それに釣られた(ボトル1本1000円引き)私がバカなんだけどね。
ワインも料理も美味しくなかった。
あ〜あ、折角だったのにな〜。
まあ、その方とのお話は楽しかったし、御礼の気持ちは伝わったと思いたいのだが・・・。
それにしても、人の縁とは不思議なもの。
今まで出会った人たち。ハズレも多かったが、それは私の人徳のなせる業。
中には素敵な方もいらっしゃる。
今はひたすら感謝で酒。
- 17.1.31 光熱費
-
下らんことばかり書くな!とお叱りを受けそうだが・・・。
教室の光熱費がバカにならない。
今月なんて10万円近い。何かの間違いかと思うほど。
暖房のせいか?
慥かに月の前半は講習会や自習室開放で朝から晩まで教室を使っていたけど・・・。
私が一人でいるときは、エアコンも使わず、ひたすら薄暗い部屋で仕事をしているのにな〜。
あ〜あ。これ以上どう節約しろと言うのじゃ。
ま、1月も終わり。
気分一新。頑張ろうか!