カッパの日記 

2024年10月

24.10.1 神無月

 とうとう10月になってしまった。
 入試まで100日と少し。仕上がりの遅い生徒達のことを思うと落ち着かない。
 焦らせるつもりはないが、未だに私の指示に従わない(いや、無視している?)子の心境が分からない。
 信じて任せて頂ければ、必ず間に合わる。きちんと仕上げてみせる。
 ハッタリではなく、経験による自信と確信なのにな〜。

 こんな事を書いているが、正直申せば、生徒達の事ばかりを考えているわけでもない。
 その証に、先程から私の頭の中では陽水の名曲「神無月にかこまれて」がリフレインされている。
 このイントロ、一生懸命練習したな。あまりの下手さ具合に自分でも呆れて諦めたけどね。
 歌詞の意味?当時は正直、意味不明だったな。

 授業中も鳴り止まなかったこの曲が、いつの間にか「カッパ黄桜」に変わっていたのだ。
 なじぇ?ちっとも似ていないフレーズなのに。
 私の頭、とうとうおかしくなったのかな?

24.10.2 手紙

 久し振りに泣いた。
 消し忘れたTVから流れてきたのは、アンジェラ・アキの「手紙」だった。
 かなり前に流行った曲だ。今も歌い継がれているのか?と、驚きつつも、とりあえずそのまま消さずに眺めていたのだが。

 NHKの番組「拝啓 十五の君へ 〜30歳になった私からのメッセージ〜 」
 ご覧になった方も多いのでは。(知らなかった。シリーズにもなっていたのね)
 当時15歳だった中学生達が30歳になった今、過去から現在に繋がる自分の人生を手紙に託して語る。
 それだけ聞けば、くさ〜!と鼻白む方も少なくないだろう(私もその一人)が、何故か今日の私は画面から目が離せなかった。

 上手くいくばかりの人生なんてありゃしない。
 サクセスストーリーなんて一握りの人のものだ。
 みんな、そのときを悩み、苦しみ、もがきながらも、何とか踏ん張って生きてきた。
 だからこそ、今がある。素敵な生き態だ。

 15歳の頃の自分?
 現実から目を逸らし、逃げ回っていたな。
 自己弁護をくり返しながらね。情けないよ。
 必死になって生きようと思ったのは、やはり家族ができてからかな。
 それから30年ちょっと。がむしゃらに走り続けてきたつもりだが、それも家族のおかげだな。
 人は一人では生きていけない。(中村雅俊のセリフじゃないぞ)
 若い頃はその言葉に否定的だったが、今はしみじみと心に沁みる。

 おかげで、少し元気になった。
 そうだ。支えて下さった方々への恩返しはまだ済んでいない。

24.10.3 長袖

 今日から長袖。
 けど、まだ、ちょっと暑かった。
 まあ、直に慣れるだろうけどさ。
 違和感がなくなった頃には、きっと「寒〜」とか言っているんだろうね。

24.10.4 誤配

 昨日のこと。授業中に電話が鳴った。携帯からだ。
 見慣れぬ番号だったが、取りあえず出てみると、宅配業者だった。
 「品物をお届けに上がりましたが、お留守でしょうか」
 「いやいや、おりますよ」
 「けど、扉が閉まっているのです」
 「いや、鍵はありているはずです。今どこにいらっしゃるのですか」
 「天王寺区○○△△」(住所は合っている)
 「じゃ、下まで行きますわ」
 と、ドアを開けたら、宅配の青年は隣の部屋のドアノブを必死に回していた。
 「あ、こっちこっち」
 住所は合っているが、部屋番号を見間違えたようだ。
 「雨の中、ご苦労様」と荷物を受けとって一件落着。

 そして、本日。
 郵便受けに見知らぬ業者からの郵便物が入っていた。
 「何じゃろ、これ?」
 開けなくて良かった。
 私宛の郵便ではなかった。
 同じビルの5階の人に届けられるはずのものが間違って私の郵便受けに入っていたようだ。
 危な〜。

 似たようなことは今までも何度かあった。
 最悪は、裁判所だったか検察だったか忘れたが、全く別人(住所まで違う)宛ての通知書が送られてきたこと。
 連絡をとったら、受け取りに来た奴の高圧的な態度。
 「この件は誰にも言うな。分かっているな!」だと。
 「お前、誰や!」と名前確認したろかとも思ったが、アホくさくなって無言で渡したな。

 誰にでもミスはある。
 けど、悪意でそれを利用しようと思ったら、いくらでも方法はあるだろう。
 皆さんも気をつけましょうね。
   

24.10.5 危険信号

 ヤバい。いろんな意味でヤバい。

 体重は相変わらず乱高下しているが、最近は高止まりの傾向。
 それが気にならないのがヤバい。

 いろんな夢を見る。
 まあ、私は眠れば必ず夢を見る。
 だから、不思議ではないのだが、最近は悪夢ばかりだ。
 やたらと昔の出来事が出てくる。
 過去の悪行は記憶の彼方に封印したはずなのに、今になって何故?
 悔い改めよということなのか。

 自己嫌悪に苛まされている。
 こんな私に人を指導する資格なんてあるのだろうか。
 ヤバい。非常にヤバい精神状態だ。

24.10.6 空白時間

 授業振り替えのリクエストが後を絶たない。
 ある程度は仕方ないとは言え、正直、調整には四苦八苦している。

 例えば、誰かがレギュラーの時間帯をキャンセルしたとしよう。
 当然、別の時間帯を用意しなければならない。
 しかし、現状で空いている時間帯は殆ど無い。となると、午前中や晩の遅い時間に持ってくるしかない。
 まあ、何とかしてはいるけどね。

 ところが、今度はその空いた時間が問題になる。
 誰かと誰かを交換して済むならば簡単なのだが、そう上手くはいかない。
 今日は3時間の空白が生じてしまった。明日は4時間だ。

 その間、ひたすら仕事すれば良いじゃない。やることたくさんあるでしょ!ってかい?
 おっしゃる通りでございま酒。
 慥かにそりゃそうなので酒けどね。
 必要に迫られてもその気にならない事ってあるじゃない。(あかんがな)

 つくづく時間の使い方が下手くそだと思う。
 大いに反省。

24.10.7 空調

 大分涼しくなった。そろそろ冷房も要らないかな?
 教室のエアコンは点けたり切ったり。
 けど、自宅のエアコンは夜中点けっぱなし。(あかんがな)

 しかし、日中は汗ばむことしばし。
 服装には気を使う。(って、上着を着るか着ないかだけのことだけどさ)
 天気予報を参考にしなければね。

24.10.8 睡眠

 やっと睡眠不足が解消された。
 講習会中でもないのに、3日間朝から晩までの日が続いたものね。
 空き時間はたくさんあったが、流石に疲れた。
 時間労働者の私は、働かなきゃ収入は得られない。
 分かってはいるんだけどね。

 8時間も眠ったぞ。
 少し元気になったかな。
 さあ、がんばるべ。

24.10.9 驚愕

 驚いた。そして呆れた。けれど、まだ気がついて良かった。

 6年生はこの時期、受験校の過去問演習に取りかかり始める。
 志望校が決まっていても、受験校は1つではない。
 となると、複数校の過去問をやらねばならず、直前になってからでは間に合わないからだ。

 ある生徒の答案を見た。酷い出来だった。
 まあ、点数はまだあまり気にする必要はないのだが・・・。
 呆れたのはその解き方。
 授業でおしえた解法を一切使っていない。
 問題用紙が現物ではなく、市販の問題集(当然余白はない)だったからかも知れないが、式も立てず、隅っこの方にメモ程度の走り書き。
 これでは解けるわけないじゃろ。

 今になっての感は否めないが、思い当たる節もある。
 今までの全体授業でも過去問演習及び解説は行ってきた。
 しかし、採点は私がするものの、答案には答えしか書かさず、解き方までチェックできていなかった。
 授業中は、生徒達の解き方に目を光らせている。生徒達も注意を受けるのが嫌だからなのか、私の解法に忠実に従っていた。
 例えば、図形の移動なら。
 問題ごとに図を書くこと。図を書けば即記号を入れる。図形全体を動かすな。点を動かしてから図形にしろ。等々。
 けれど、私が見ていなければ、そんな細かいことまで要らんじゃろ!ってなものか。
 入試では、普段の学習がそのまま結果につながる。
 普段、適当な方法で解いている者が本番だけきちんと解けるはずはない。
 常に本番を意識して問題に当たれ!と、口を酸っぱくして言い続けてきたのは、その為なのだ。

 入試が終わり、結果が出る。
 問題を見て、首を傾げる私と、当たり前じゃと大きく頷く私がいる。
 教えたこと以外は出題されていない。
 なのに、できなかったとしょげる生徒。
 今さら責めても仕方がないと追求はしないが、果たしてどんな解き方をしたのだろうか。
 一方、喜びはしゃぐ生徒。過信はいけないが、積み重ねてきた努力の当然の結果だろう。

 まだ間に合う。
 全員の解き方を再確認して、意識から改めさせたい。

24.10.10 シャンプー

 シャンプーが切れた。
 え?アンタの頭にシャンプー要るの?ってかい?
 失礼な。サラサラヘヤーの呑ちゃんを知らんのかいな。(知らんわな。高校時代の話だもんね)

 仕方がないので、詰め替え用を購入。
 ドラッグストアまで行かなあかんかと思いきや、幸い、スーパーに置いてあった。
 喜び勇んで帰宅。早速、詰め替え作業開始。

 しかし、やたらと出が悪い。
 スムーズにボトルに入ってくれない。
 おかしいな〜。シャンプーってこんなにドロドロなの?
 途中で作業を断念、パッケージを見たら・・・。

 ガーン。
 「コンディショナー」と書いてあるではないか。
 シャンプーではない。いわゆるリンスの類いか。
 風呂場で泣き崩れるカッパちゃん。
 流石に、私の(今の)頭にリンスは要らん。

 ○○クスのバカやろ〜!紛らわしいんじゃ!
 え?お前がアホなだけじゃ!ってかい?
 おっしゃる通りでございま酒。
 しょぼ〜ん。

24.10.11 葛藤

 美味いものを食べたい。
 大分涼しくなってきたし、ゆっくり味わいながらね。

 しかし、食べると太る。
 体重がやばい状態なのだ。

 さあ、どうするべ。
 欲望に負けるか。それとも醜化を止めるため我慢するか。

 取りあえず、スーパーまでは一駅歩く。
 惣菜は1品減らす。
 これで様子を見よう。

 弱気やな〜。

24.10.12 寒暖差

 朝晩は過ごしやすくなった。
 けど、日中は・・・。

 もっとも私が室外にいるのは通勤帰宅の時間帯だけ。
 一日の殆どは教室にいるのだから、あまり影響はないのだが、偶に昼間に外に出ると、そのギャップに驚いてしまう。

 いやいや、室内でも影響はあるぞ。
 連日、夜中に足が攣って激痛で目が覚める。
 流石にもう就寝時にエアコンはオフにしているが、かと言って、まだ布団を出すほどではない。
 タオルケット一枚で寝ているからだろうか。

 寒暖差による体調不良もあると聞く。
 みなさまもどうかご自愛の程を。

24.10.13 ポストシーズン

 レギュラーシーズンが終わった後の順位決定戦のことをポストシーズンと言うらしい。
 大谷さ〜んの活躍もあり、MLBのポストシーズンの行方に話題が集まっている。
 個人的には今までは関心のなかった私も然り。ま、いわゆる「俄ファン」で酒ね。

 盛り上がるのは大いに結構。
 明るい話題のない昨今。大谷さ〜んの活躍がトップニュースになるのも当然だろう。
 私も楽しみにしている。

 けど、ポストシ−ズンは何のため?
 興行収入のために他ならないのではないか。
 野球が純粋なスポーツでなくなっているように感じてしまう。
 経済効果。私は嫌いな言葉の一つだ。

 え?そんなこと言ってるの、アンタだけでしょ!ってかい?
 はい、ご尤もでごじゃりま酒ね。
 エンターテイメントの一つとして楽しめば良いので酒よね。
 偏屈ジジイのぼやきで酒たね。
 ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ〜!

24.10.14 嗜好

 年とともに嗜好が変わる。
 子どもの頃大チライだったアルコールの臭い。今では香しい匂いだ。

 けど、最近、そのアルコールでさえ嗜好が変わりつつある。
 以前は好きだった銘柄が余り美味しく思えないのだ。

 一人酒のせい?
 それとも疲れがピークなのか?
 いや、少しは酒を控えなさい!と言う神様のお告げなのかも知れない。

 と言いつつ、今宵も飲んでいる。
 だめだ。意識が遠のいてきた。
 おや酒みなさい。

24.10.15 バレてるよ

 子どもは平気でウソをつく。
 無邪気なもんだと笑い飛ばせれば良いのだが、私にはその度量はない。
 ただ、以前なら真剣に叱っていたのだが、最近は苦笑で済ませることも多くなった。
 きっと、この子にはそれなりの事情があったのだろうってね。
 けど、これで良いのだろうか?と自問自答する日々が続いている。

 ただ、生徒諸君。これだけは言っておくよ。
 怒られなかった=セーフ=ウソがばれなかった。と思っていたら、大間違いですよ。

 どうして分かるの?ってかい。
 それはね。
 私は君たちの何百倍もウソをついてきたからですよ。
 ウソつきのスペシャリストに、君たちの稚拙なウソが通じる訳ないじゃない。

 叱られるから、ちゃんとする。
 叱られなかったら、いい加減で良い。
 これって、あまりに情けなくないですか?

24.10.16 ルール

 生徒が主役。
 その生徒達がご機嫌ならばそれで良いじゃないか。
 だから、細かいことは、注意はしない。

 そんな塾があるらしい。
 ネットで見つけた記事だが、その方針を天才を育てる方法だと自慢げに謳っていた。

 本当にそれで良いの?
 私とて、生徒をガチガチに管理するつもりはない。
 ただ、最低限のルールは存在するのではないか。
 たとえば、入退室時の挨拶などはね。(上記の塾では挨拶ナシでも構わないらしいが)
 遅刻しないなんてのもルールと言うよりはマナーじゃないか。

 私は機械ではない。人間だ。
 生徒も保護者も、もちろん人間。
 人間と人間が関わるのだから、マナーやルールは必要だと思うのだが、時代錯誤なのだろうか。

24.10.17 診断結果
 

 母の検査結果を聞いてきた。

 心臓には特に変異は見られない。
 動脈硬化も殆ど無く、キレイな血管だと医師に褒められた。
 少なくとも、心臓の疾患で亡くなることは、ありえないだろうとまで言っていただいた。(私、この先生、好きだ)

 ただ、CTの結果。背骨の骨折が見つかった。
 圧迫骨折らしく、特に治療の必要もないらしいのだが、私はビビってしまった。
 それが胸の痛みの原因かどうかは分からないらしいが、ちょっとショック。

 まあ、取りあえずは大きな疾患がなかったことを喜んでおこうか。

24.10.18 ショック

 

30期生からの餞別

 大事に大事に使っていたのに。
 いや、やはり、使わずに飾っておくべきだったか。
 30期生から餞別にいただいたグラス
 ウイスキーは嗜まないので、専ら日本酒を大量に注いで喜んでいたのだが・・・。
 洗い物をしている時、他のグラスとぶつけてしまい、口の所が少し欠けてしまった。

 悲しいな〜。
 いや、あまり飲みすぎるなと30期生達が窘めてくれたのか。

 捨てるのはあまりに忍びない。
 きれいに洗ったから、また飾っておこう。

24.10.19 なんでや

 食べなければ体重は増えない。
 そう信じて、1日パン1個で凌いだのに・・・。
 (いや、実際は食べる時間がなかっただけなのだが)

 食べないと、一時は空腹は覚えても、度が過ぎると何も感じなくなるのね。
 一体どれだけ体重が減っているかとワクワクしながら、帰宅した。

 な・な・なんと!
 減っていない。
 どうしてじゃ。
 13時間も仕事したのに、その褒美がこれか。

 食べれば確実に増える。
 食べなくても減らない。
 どうすりゃいいんだ。

 窶れる(やつれる)と痩せるは別物なのね。
 とほほ。

24.10.20 秋晴れ

 素晴らしい好天だった。
 暑くもなく、寒くもなく、戸外で過ごすには最高の日和ではないか。

 ま、私は一歩も外に出ることはなかったけどさ。
 それでも、エアコンは使わず、窓を開け、外の爽やかな空気を取り入れ、秋を感じながら授業をさせてもらった。
 こんな気候が続くといいんだけどね。

 出勤途中にすれ違った子どもとおばあちゃんの会話。
 「いい天気だね〜」と走り回る子ども二人。(小学校低学年か)
 「うんにゃ。すぐ寒くなるわい。冬もそこまできとる」と老婆。
 いやいや、慥かにそうだけど。
 もっと今を楽しみましょうよ。

 さあ、今日は少しだけ早く帰れる。
 ゆっくり飲むぞ〜!って、おいおい。

24.10.21 鯛づくし

 保護者からの差し入れ。
 授業終了が遅くなると、スーパーに行く時間がなくなる。
 そんな日は、「仕方ない。今日はコンビニか?」と諦めるのだが・・・。

 そんな折に頂く差し入れは、非常に有り難い。
 1食分のお金が浮くからなんて、けち臭いことは言わない。
 そもそも、保護者が差し入れる必要なんて全く無いのだし。
 そんなことより、気持ちが嬉しいじゃないか。

 今日は豪勢な差し入れを頂いた。
 なんと、鯛飯+串カツ+??。
 串カツはもちろん大好物だし、鯛飯も。
 ハニーの故郷に寄る度に、ご当地名産の鯛飯は頂いている。

 しかし、しかしだ。
 もう一品が解せない。
 いや、気持ちはありがたいので酒よ。
 けど、鯛焼き?
 なんでやね〜ん。
 「デザートにどうぞ」と言って下さり、「はい」と申し上げま酒たが・・・。
 飲んだ後の鯛焼きは、流石に未経験。
 え?文句ばかり言うなってかい。
 はい。もちろん、美味しく頂きましたよ。
 ごちそうさまで酒た。

24.10.22 選挙

 ようやく投票用紙が届いたので、行って参りま酒た。
 期日前投票。

 会場は結構こんでま酒たね。
 さて、誰に入れようかな〜。
 実は決めていたのだが、一応迷ったふり。
 だって、下手すりゃ日本の運命を変えるかも知れない大事な選挙。
 それほど今、大きな局面を迎えているのだから。

 内輪もめをしている自己中心的な党には大きな疑問符が付く。
 かと言って批判ばかりくり返している連中の応援をするつもりもない。
 と言うことで、私が投じた一票は・・・。

 フフフ。もちろん秘密で酒が、一応ヒントだけ。
 探偵ナイトスクープって、え?バレバレで酒か。

24.10.23 拓カさん

 拓カさんのラストアルバム「ah-面白かった」をようやく聞き終えた。

 購入したのは発売された直後だから、1年以上前になる。
 なのに、どうして今頃?
 いや、実は一度聴いている。
 しかし、そのときは「なんじゃ、このヌルイ歌は?!こんなの拓カじゃね〜!!」と憤慨して途中で止めたのだ。
 なんか、人生を振り返ってどうのこうのみたいな曲ばかりで、終わりを悟った人間の独り言?のように聞こえ、悲しくなってしまったのだ。

 改めて聴いてみて・・・。
 少し彼の心境が分かったような気もする。(全ては受け容れがたいが)
 それだけ、私も老いたという事か。

 しかし、心を熱くしてくれたあの拓カさんはもういない。
 そう思うと、寂しい気もする。

24.10.24 懸念

 6年生達が浮き足立っている。
 私の勘違いなら良いのだが、気のせいではないはずだ。

 新たに過去問演習が増え、時間がないのは確かなこと。
 しかし、だからと言って、一つ一つのことを雑にしてしまっては、全く以て本末転倒。

 ここまでていねいな学習によって力を積み上げてきた子ですら、ろくな確認もせず、次へ次へと進もうとしている。
 HOメールでも何度かそれとなく注意を促してきたのだが、効果は認められていない。

 昨日は、とうとう今まで叱ったことのない子に対して、厳しい口調で注意した。
 過ちに気付き、改めてくれることを願いたい。

24.10.25 TDJ学園

 生徒が受験する学校の説明会には、極力参加するようにしている。
 TDJ学園は塾対象の説明会を行っていない。
 (S学院中やN中も同じ。本来、行かねばならぬのだが、生憎、両校とも土曜日だけの開催なので、参加は無理なのだ)

 行って参りましたよ。2年ぶりにね。
 良いな〜。この学校は。
 いつ訪れても、身の引き締まる思いがする。
 校長先生にご挨拶をと思ったが、よく考えてみたら、私は新校長のお顔を存じ上げない。
 説明会が始まって初めて、ああ、玄関口に立っておられた方が校長先生だったのだと分かった。
 おバカで酒ね〜。

 説明会は、例年通りに進行。
 各教科の先生が、注意点や問題の解説をして下さる。
 理科の先生は次男の担任団の先生だった。
 私は勝手ながら途中で退席させてもらったのだが、会場を出るとちょうどその先生が目の前を歩いておられた。
 声をかけ、ご挨拶をしたのだが、何やら怪訝そうな表情。
 (え?次男のこと覚えてないの?)
 当時は新卒で初々しかったのに、頭に白いものも目立ち始めていた。
 そりゃ20年も経てばな〜。仕方ないとは言え、少々残念だった。

 入試の方は、昨年より国語が50分から60分に変更されたが、算数と理科の難易度は変わらず。
 相変わらず、良い問題が並んでいた。
 さて、来年。どうかご縁がありますように。

24.10.26 「記憶にございません」

 三谷幸喜監督の映画「記憶にございません」をようやく観終えることができた。

 5年ほど前の作品らしいが、なんともタイムリーな内容だった。
 ご覧になった方も多いだろうし、詳細は割愛するが、記憶を失った総理大臣が、悪徳政治家から善人に生まれ変わるというストーリーだ。
 奇想天外な設定だし、当然フィクションだから実際とは異なるのだろうが、政治の世界の裏ってこうなっているのかと、唸らされることしばしば。
 手放しでは笑えないシーンも多かったが、しっかり楽しませてもらった。

 さて、現実世界の政局はどうなるのだろう。
 自分の事より人のこと。世のため人の為、お国のためにと考えている政治家さんって、どれほどいるのでしょうかね。
 (人の為と書いて、偽だもんね)

 選挙の結果は、明日にも判明する。
 う〜ん。楽しみというか、恐ろしいというか。

24.10.27 寝坊

 鳴り止まぬアラームをうるさいなと止める。
 寝ぼけ眼で表示されている数字を見て、驚いた。
 8:27
 慌てて飛び起きる。
 いつもの日曜なら、完全にアウトの時間だ。
 幸い、今日は朝一の授業が10:30から。
 それでも非常にやばい。
 いつも通り5:00過ぎには一度目覚めたのだが、そのまま二度寝してしまった。
 部屋には灯りがついたまま。昨夜は、気絶するように眠りに落ちていたようだ。

 慌てて身支度。(それでも風呂には入った)
 昨日は何も食べずで後悔したので、取りあえずカップ麺をすすって(賞味期限切れのカップヌードル。ついにコンプリートだ)家を出た。
 何とか、授業開始時刻10分前には教室に着けそうだ。

 しかし、駅から走っていると、携帯が震えた。
 保護者からだ。
 嗚呼、間に合わなかった。
 その1分後には到着したが、本当に申し訳ない。
 大いに反省。
 今後、土曜は(何も呑まずに)さっさと眠ることにしま酒。

 しかし、それにしても情けない。
 ちょっと走っただけで、汗だくの私。
 授業終了まで汗が引くことはなかった。

24.10.28 審判

 審判は下りた。
 当然の結果だろう。
 私利私欲に走り、選挙の時だけ頭を下げる奴らを、笑って許すほど、国民は馬鹿じゃない。
 溜飲の下がる思いだ。

 かと言って、じゃ誰がこの国の舵取りをするの?
 不安でしかない。

 しばらくは現政権が続くのだろう。
 ただ、当選されたみなさん。これを機に、善人になって下さいね。

 さあ、人の振り見て我が振り直せ。
 私も襟を正していこう。

24.10.29 教訓

 生徒達に偉そうなことを言うのはもう止そう。
 そもそも私にその資格はないし、言う度に自己嫌悪に陥る。
 でも、彼らに間違った方向へ進んでもらいたくはない。
 だから、絶対に注意は必要。
 どうすりゃいいんだ。

 良いことを思いついた。
 「○○したらダメ!」と否定するのではなく、
 「○○したら△△になるよ」と言えば良いのだ。
 幸い、失敗例は、自身の経験をはじめ、たくさん知っている。

 今頃気がつくとは、指導者として情けない限りだが、気がつかないままよりマシだ。(と、開き直る)
 で、早速HOメールに書いてみた。
 題して「今週の教訓」
 今回は「取りかかりを早くする!」
 当たり前の事なんだけどね。

 今後、HOメールで習慣化していきたい。
 でもな〜。全く読んでいない人も多いからな〜。

24.10.30 掃除

 秋晴れに釣られて掃除をした。
 と言うのはウソで、必要に迫られながらも、時間が取れず、延び延びになっていたのだ。
 と言うのもウソで、やらなければと頭は促すのだが、体が拒否していたのだ。

 「やって終わらぬ仕事はない」
 これは、追いつめられたときに自分に言いきかせている言葉だが、
 「やらずに終わる仕事もない」
 これまた大いなる真実。

 2日がかりでやり遂げた。(大げさで酒ね)
 昨日は床掃除と机の清掃(消毒?)。そして、今日は窓拭き。
 気分爽快。偉いぞ、呑ちゃん!と言うのも、半分ウソ。
 昨日の床掃除はルンバ君が頑張ったのだ。私は机の移動だけ。
 拭き掃除は、流石にルンバ君には無理だから、自分でしたけどね。

 しかし、窓って必ず拭きムラができるのね。
 お店の窓みたいにピカピカにしたいところだけど、まあ仕方あるまい。
 よし、今日はこの辺にしといたろ。

24.10.31 家族Line

 久し振りに家族が揃った。
 と言っても、東京・神戸・愛媛・奈良と場所はバラバラだけどね。

 次男から、「入籍日が決まった」との連絡を受け、「じゃ、お祝いしよう」となったのだ。
 時刻は20:30.Line上で集合だ。

 便利な世の中になったものだ。
 どんなに離れていても、顔が見られるのだからね。

 私はもちろん呑みながらの参加だ。
 他愛もない話をし、最後に花嫁さんとも少し話をして、お開きに。

 家族が増えるのは嬉しいことだ。
 次男よ。幸せになるんだぞ。

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