<550> 2003.7/14〜2003.7/19
 先日の夏期集中講座説明会には、ご多忙中に関わらず参加下さり、有難うございました。 今回は今までの反省を元に、「はっきりと大きな声で話す」ことを心掛けました。その目標はほぼ達成できたのではないかと思いますが、まだまだ改めるべき点は多く、今後の課題とさせていただきます。その場でもお話しましたように、13年目の夏を迎え、もう一度初心に返り、教えることができる喜びを追及していきたいと考えております。
 それにしても、行事の多い一週間でした。生徒たちも、算数オリンピック・合格判定テスト(復習テスト)・応援大会と続き、めまぐるしい思いをしたのではないでしょうか。 算数オリンピックは、例年の予選より難しかったように感じました。私も(審判員の立場を忘れ)生徒たちといっしょに挑戦しました。量が多く、基本問題と難問とが混ざっていたため、ケアレスミスに注意しなければならず、適切な時間配分ができたかどうかが重要なポイントになりました。さて、結果はどうでしょうか。今回は余り期待できそうにありません。授業で教えたはずの問題を参加者全員が間違えていたのには、がっかりしました。けれど、それは定着させることができなかった私の責任です。大いに反省したいと思います。まあ、結果はともかく、一生懸命難問に挑戦したことは、貴重な体験になったことでしょう。
 さあ、もうイベントはしばらくありません。生徒達と共に授業に集中していきたいと思います。
<551> 2003.7/20〜2003.8/4
 いよいよ夏休み。長いようでもあっと言う間の40日間です。充実した夏休みにするためには、各自しっかりとした目標を定め、その目標に向かって毎日努力することが大切です。たとえその目標がすぐには到達できそうにない大きなものであっても、日々こつこつとやれば必ず届きます。そう信じてがんばりましょう。
 6年生諸君、この夏が勝負です。とにかく、自分の力を精一杯を出すことです。計画をきちんと立てて、規則正しい生活を心がけなさい。後でもっと努力しておけばよかった、と思うことがないように精進すること。また、応援大会で先輩方や先生方からいただいたアドバイスも忘れないで下さい。
 低学年の人達は、何も勉強ばかりする必要はありません。色々なことを楽しめば良いと思います。ただ、大切なことは時間を有効に使うことです。だらだらと過ごさず、オンとオフを上手く使い分けるようにしましょう。
 健康には十分注意して、素晴らしい夏休みにして下さい。
 私たちもこの夏は完全燃焼を目指して、がんばります!
<552> 2003.8/5〜2003.8/18
 夏休みが始まってもう半月。ようやく早起きモードに体が慣れてきました。7月の間は例年より涼しく、まだしのぎやすかったのですが、最近の暑さにはまいりそうです。これ以上あまり暑くならないで欲しいな、などと身勝手な事を考えてしまいます。
 さて、肝腎の生徒たちの様子は・・・。
 6年生は連日の長時間の授業にもめげず、精一杯がんばっていると思います。ただ、中には、夏休みのはじめに立てた誓いを忘れてしまっている人もいます。全てが計画通りにはいかないでしょうが、もう一度目標を思い出し、気を引き締めてください。夏を中途半端に過ごすと、秋以降に待っているのは絶望だけです。
 5年生。本気を出して一生懸命やっている人と適当にすませている人の差は歴然としています。常々言っているように、5年のうちに基礎を固めておかないと、6年からの応用には全く対応できなくなります。丁寧な復習を心掛けてください。勉強量も少なくはありませんが、まだ自由になる時間も多いはずです。オンとオフを使い分けて、有意義な時間を過ごしましょう。
 3・4年のみなさんは、きっと毎日を楽しく過ごしていることでしょう。勉強も遊びもバランスよくしましょう。大切なことは、何をするにしても、自分の意志で行動することです。言われたからやるでは、面白くありません。しばらくは塾もお休みです。規則正しい生活を忘れずにね。また元気な顔を見せてください。
<553> 2003.8/19〜2003.8/31
 今年は夏らしくない?夏休みでした。変な天候のせいでしょう。7月中は涼しくて、8月になってやっと暑くなったかと思えば、いきなり台風&大雨。私たちにさほど影響はなかったとは言え、各地では被害に遭われた方も多いようで心が痛みます。
 また、例年ならば、ひたすら授業の連続でただただ疲れ切ってしまうのですが、今年はいつもより楽しく過ごせたように思えます。個人的なイベントが割と多く、メリハリがついたからです。忙しかったのは確かですが、その合間をぬって楽しんできました。熊本からは中学校の数学の先生が、鎌倉からはある家族が、はるばる会いに来て下さいました。ネットで知り合った人たちです。初めてお会いしたのですが、気さくな方々ですぐに打ち解ける事ができ、とても楽しい時間がすごせました。さらに、今年は中高校時代の水泳部のOB会にも参加できました。恩師は今年で78歳。お元気で何より嬉しく思いました。30年ぶりにお会いする先輩方もいらして、気持ちはすっかり少年時代に戻りました。そして、先日のHOPES同窓会。不参加の人も多くて少々残念に思いましたが、久しぶりに会う教え子たちは、みな元気で、たくましく(美しく?)成長しておりました。すでに社会人になっている子も何人かいました。卒業してから何年も経つのに、わざわざ集まってくれて本当に有り難いことです。彼らがいつまでも帰って来られる場所でありたいと思いました。
 さて、現役諸君。夏休みもあと2週間を切りました。悔いのない充実した毎日が送れていますか。頑張っている人たち。努力は必ず成果として現れてきます。さあ、もう一ふんばり。最後までやり抜きましょう。
<554> 2003.9/1〜2003.9/7
 夏休みが終わりました。今年は冷夏で過ごしやすかったせいか、例年より楽だったように感じました。とは言え、「もう1回40日間どう?」と訊かれれば、きっと「もうたくさん」と答えるでしょう。生徒達(6年生)に同じことを尋ねたところ、私とほぼ同じ答えが返ってきました。毎年、「もう1回くらい平気や」と答える元気な者もいるのですが、今年はどうしたことでしょう。疲れ果ててしまったのでしょうか。いや、そうではないと思いたい。おそらく、「やるだけやった。これ以上はできん」と言うことなのでしょう。確かに、みんな精一杯がんばりました。努力は、その成果が現れてくるのはまだ先ですが、必ず結果につながります。今の気持ちを保ちつつ、2学期もがんばっていきましょう。
<555> 2003.9/8〜2003.9/14
 9月に入った途端にこの猛暑。一体どうなってしまったのでしょう。自然相手にいくら文句を言ったところで仕方ありませんが、このままじゃ夏バテならぬ秋バテ?しそうです。
 それにしても、最近忙しい。夏休み中の方がまだ楽だったように思えるほど、次から次へと用事が増えていきます。しかし、突発的なものばかりでなく、大半は以前より予定が分かっていたものです。追いつめられているのは、自分の無計画さが原因です。生徒達に偉そうに言う前に、先ず自分を戒めなければなりません。と言うわけで、今回はとっても簡単にまとめ?てみました。
<556> 2003.9/15〜2003.9/21
 う〜ん。困った。今週は何を書こう?暑い暑いネタは先週も使ったし、甲陽学院中化学見学会のことは出口先生が書いた。反省ネタだといつもと同じ。お月見の話?余りに唐突すぎる。(大体、空を見上げただけでは月見とは言えない)とは言え、何もなかったわけではない。どちらかと言えば、色々なことがありすぎた1週間だったのだが、ここに書けるようなことではない。そもそも、文才のかけらもない私が、毎週毎週書けるわけがないのだ。あ、そうだ。卒業生がTV出演したことでも書こうかな?けど、自分の事じゃないしなぁ。仕方ない。今回はナシにしよう!?けれど、連絡事項も少ないし・・・。
 以上、悩める中年の独り言でした。大変、失礼しました。
  甲陽学院中学校見学会レポート 
 先週土曜日(9月13日)は甲陽学院中学へお邪魔しての実験見学会の日でした。ご参加いただいたみなさんには、とても楽しい知的興奮の体験になったのではないでしょうか。
 塾外での行事は初めてです。また、甲陽学院と大川先生にご無理を言って実現した見学会なので、ご迷惑をかけてはいけないととても緊張しました。そうは見えなかっただろうけど。「とにかく、さわがんといてくれ。暴れんといてくれ」と心に念じておりました。
 最初の難関は学校紹介のビデオ。子どもたちがおとなしく見ているかととても心配だったのですが、甲陽生の実態に鋭く迫った力作だったので(学校紹介のビデオに、生徒の居眠りシーンは普通使わない)退屈せずに見ていたようです。運動会、音楽と展覧の会(文化祭にあたる)など、「やるときは真剣にやる」といういいところも出ていてよかった。ちなみに、卒業式にアホな格好をする伝統は僕の学年(かその前ぐらい)から始まったことです。僕はしてませんよ。
 実験の授業には、みんな驚きの連続。より一層、科学への興味がわいてきたのではないでしょうか。でも、本当に大事なのは、先生もおっしゃっていたように「なぜ、こうなるのかな」と考えること。くれぐれも、「HOPESの実験はしょぼい」などとは言わないように。
 校内の見学もさせていただきました。新しくてきれいな校舎で、とても広々としています。もちろん立派なのは器だけではなく、熱心で優秀な先生方が、生徒の自由をある程度尊重しながらサポートしてくれるのだから、実にいい環境です。
 校内見学の先導までしてくださった大川先生には、本当にお世話になりました。改めてご挨拶にうかがい、みんなの分もお礼を言ってくるつもりです。  (D)
<557> 2003.9/22〜2003.9/28
 いやー、本当に死ぬかと思いました。
 9月15日(月)のことです。奈良から大阪へ向かう途中(16:00頃)、高速道路で前の車が突然急ブレーキ。後ろを走っていた私は止まりきれずに追突。その瞬間、視界が真っ白になり、上半身に強い衝撃を覚えました。それでも意識は割とはっきりしていました。真っ先に後ろを確認。幸い、後続車はいません。前を見ると、フロントはぺっしゃんこ。長さは元の3分の2程になっています。エアーバックは2つとも完全に開き、ハンドルは全く切れません。当然、車は動きません。エンジン部分からは白い煙が上がっており、「このままじゃ爆発?」と、あわてて車外に出ようとしましたが、ドアがひしゃげて開きません。2度3度、体当たりをして、何とか外に出ました。すぐに追突した車へ。運転手だけで同乗者はいません。怪我はないですかと尋ねると、とりあえずは大丈夫と言われ、少しホッとしました。それから110番通報し、教室に連絡。(授業は中止にしてもらいました。)ぶつけた車はベンツ(それもかなり高級そう)。「ベンツだから怪我がなかったのか、よかったなぁ」と思いつつも、「ベンツに乗っている人って、こわい人かも知れないし、どうしよう・・・」などと考えながら、救急隊の到着を待ちました。
 数分も経たないうちに、救急車と高速道路パトロールの車が到着。いろいろ訊かれましたが、どう答えたかあまり覚えていません。とにかく早く病院へということで、私は救急車に。さあ、出発という時になって、「相手の方にもう一度あいさつを・・・」などと、救急車から降りてウロウロしていたら、消防車の人に思い切り叱られました。(相手の方は自分で運転して帰られるとのことでした。)病院に着いてから、妻に連絡。レントゲン写真を数枚撮られ、「首の骨が少しずれているけど、事故が原因かどうかはわからないし・・・」と言われました。外傷の手当をしてもらい治療は終了。廊下には警官が待っていました。「私が追突した車は、前に2台の車が止まっていたので急停車。私もブレーキを踏んだのですが・・・」と状況を説明したのですが、警官は「どうして事故が起きたのだと思います?」と何度も尋ねます。「わかりません」と答えると、「前を見ていなかったのではないですか」の一点張り。いくら前は見ていたと言っても取り合ってもらえず、とうとう「私の前方不注意が原因です」と供述させられ、調書にも署名。納得しかねる思いでしたが、「追突事故の場合、どんなケースでも100:0でぶつけた方が悪い」と言われ、仕方ないかとあきらめました。
 結局、車は廃車となり、助手席に積んでいたノートパソコンは液晶が割れていました。 (それでも何故か日本酒だけは無事でした。)
 それにしても、相手の怪我も大したことなく、私も軽傷(左手薬指の骨折+肋骨のひび&かすり傷程度)で済んだのは、本当に幸運だったと思います。今回の事故は、全て私の気のゆるみが原因です。今後はこのことを戒めとし、行動には十分注意していこうと思っております。
 たくさんの方に迷惑をかけてしまいました。保護者の方々や生徒達にも心配をおかけいたしました。本当に申し訳ありませんでした。
 なお、今回休講にした3年生の授業は、10月末の年間休講日に振り替えます。
<558> 2003.9/29〜2003.10/5
 自業自得とはいえ、不自由な毎日です。と言うのも、私は教材などの作成を主に奈良教室または自宅で行っておりました。しかし、現在はパソコンが手元にないため、それが全く出来ないのです。ホームページ関連の仕事(更新及び推理算の回答者へのお返事メール)もできません。メールの方はしばらく休ませてもらうことにしておりますが、教材はそうはまいりません。そのため、奈良教室で授業の日も天王寺教室まで行かなければなりません。HOPESを創設した当時は、ワープロ(ああ懐かしい)が一台しかなかったので、毎日天王寺まで行き、明け方まで一人教材を作っておりました。しばらくしてそのワープロを持ち運ぶようになりましたが、とにかく重かった。10kg近くあったため、こりゃ大変だわいともう1台ワープロを買ったのを覚えております。いつしかワープロはパソコンに変わりましたが、当時のワープロはまだ健在です。その頃のことを思えば、今の状況は大したことないのでしょう。しかし、いかにパソコンに依存していたかを改めて思い知らされました。
 パソコンに限らず、一旦便利な環境になれてしまうとそれが当たり前のように思え、なかなか元にはもどれないものです。それにしても、私はつくづく欲深い人間だと思いました。今回の場合、本来ならば命があっただけでも感謝しなければならないところなのに、ついつい少しの不自由に対して不満を言ってしまいます。本当に謙虚さの足りない奴です。でも、やっぱり不便だ〜!
<559> 2003.10/6〜2003.10/12
 めっきり秋らしくなりました。急に涼しくなって、体調を崩している生徒が多いのを心配しています。早く元気になってください。
 以前は「子どもが風邪を引くのは親の責任」だと思っておりました。ものすごく反感を買いそうな発言ですが、今でもそう思っているところが少なくありません。もちろん、責任の大半は本人にあります。親がいくら言ったって、子どもは言うことを聞きません。「寒くなったらこれを着るんよ」と持たせた上着は鞄の中でくしゃくしゃになっているはずですし、「汗をかいたらタオルでふきや」と言ったところで(幼稚園児か〜)ハンカチすら使わないでしょう。たとえあらゆる場合を想定して注意をしたところで、本人にその気がなければ同じことです。また、最近の子どもは栄養がよいためか、多少の無茶をしても病気にはなりません。「大丈夫だよ。うるさいな〜」と疎まれるのがせいぜいです。
 けれど、それでもやはり親は子どもの健康に注意すべきです。体力が落ちているなと思ったら、早めに休ませてあげてください。風邪気味ならば薄着はやめさせてください。子どもが言うことを聞かないならば、怒鳴りつけてでも言うことを聞かせましょう。恨まれてもいいじゃないですか。親子の関係はすぐに修復できます。教師と生徒の関係はそうはいかない。
 話が横道にそれてしまいましたが、風邪を引いたら仕方ないじゃなくて、風邪を引かないように気を配ってあげてください。特に受験生の場合、時間的にも精神的にもぎりぎりの生活をしているはずです。しまった!と思うことのないよう、体調管理はくれぐれもよろしくお願いします。

←前のページ ↑先頭へ 次のページ→


Copyright © 2001-2024 HOPES