トップページ > 過去のコメント集 > 460〜469号
- <460> 2001.9/17〜2001.9/23
-
またもや恐ろしい事件が起こりました。次から次へと事件が続き、もう何が何だか分からなくなりそうです。これ以上、惨事が起きないことを祈るばかりです。
ただ、このような事件や事故が起きる毎に登場するにわか評論家には、辟易します。さも事情通であるかのように語り、断片的な知識を振りかざします。マスコミだけにではありません。私達の周りにもそのような輩が多いから困ったものです。人間性の薄っぺらさを感じるだけでなく、人格すら疑いたくなります。デマや噂に踊らされることなく、正しい情報だけを選択し、冷静に受け止めたいものです。
さて、今週は保護者会がございます。今回は、夏期集中講座の報告もふくめ、今後の学習進度予定と目標(新企画も発表いたします)、志望校決定のポイントや家庭学習の重要性と保護者の役割などについて、話す予定にしております。お忙しいこととは存じますが、ぜひご参加下さいますようお願いいたします。
- <461> 2001.9/24〜2001.9/30
-
先日の全体保護者会には、ご多忙中にも関わらずご出席いただき、誠にありがとうございました。私たちが目指している指導は、その席で申し上げた通りでございます。今回は、あえて紙面では繰り返しませんが、今後とも、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
なお、新企画?の自己チェックシートの方もどんどん活用して下さい。
- <462> 2001.10/1〜2001.10/7
-
- <463> 2001.10/8〜2001.10/14
-
1日1日と秋らしくなってまいりました。過ごしやすくなって、大変うれしく思います。
しかし生徒の中には、この変化についていけず、体調を崩した人もいるようです。みなさんも、いつまでも真夏のような格好をしていると風邪を引きますよ。ご用心下さい。
各学校とも、運動会はほぼ終わったようです。先週の日曜日以外はまずまずの好天に恵まれたのですが、先週は途中でやめた学校や、決行した学校もあったようです。一生懸命練習してきた生徒たちのことを考えると、晴れてほしかったのですが、天気だけはどうしようもありません。息子たちの学校は、火曜日に振り替えになりました。そのおかげで?私は見に行くことができました。平日だから少ないだろうと思っていましたが、割と大勢応援に来ていました。それにしても運動会の応援風景もずいぶんと変わりました。私が小学生のころは、昼食は保護者と食べてもよかったはずです。見物の人の中にはお酒を飲んでいる人もいて、にぎやかだったように憶えています。今は、みんなビデオを構えて、我が子をファインダー越しに真剣に追いかけています。少しでも騒ごうものなら、周りから白い目で見られます。まあ私もビデオ・カメラ組の一人ですから、言えた立場ではありませんが、もっと全体としての盛り上がりがほしいように思いました。
さて、6年生諸君。運動会も終わり、いよいよ正念場です。弱点を補うことは簡単なことではありません。君たちが考えているよりもずっと時間がかかります。そろそろタイムリミットです。それなのに、まだまだのんびりと構えている人や真剣さが見受けられない人がいます。一体何を根拠に安心しているのでしょうか。私には信じられません。やるべきことをやらずに、判定テストの結果に一喜一憂したり、はては合格できるだろうかと心配してみたり、全く無意味なことです。その気持ちも少しは分かりますが、不安を取り除くには徹底的にやるより他はないのです。健康には十分注意し、さあもう一度気を引き締めていきましょう。
- <464> 2001.10/15〜2001.10/21
-
野依良治氏がノーベル化学賞を受賞しました。素晴らしいことだと思いました。
新聞で氏のプロフィールを読むと、灘高校出身、京都大学卒とありました。母校の先輩にあたるのかとうれしく思う反面、氏と私のあまりの違いに少なからぬショックを受けました。もちろん偉大な研究者と私ごときを比較すること自体、不遜きわまりないことです。しかし、少なくとも中学高校は同じ環境に学びながら、この違いは一体何なのでしょう。氏はお酒が好きで、学生時代は麻雀にあけくれていたこともあったそうです。ここまでは私も同じなのです。いや、負けていないと思います。ところが、氏は大学4年の時に有機化学を基礎から学び、研究の面白さに開眼し、以後は研究一筋の道を歩まれたと、記事にはありました。決定的な違いはこれです。私は大学時代、何かになりたいわけでもなく、ただ刺激だけを求めるような毎日。真剣に一つの目標に向かうどころか、それ以前に目標を探そうともしていませんでした。当時は自分が納得しているのだからそれでいいと思っていました。そのこと自体は今でも後悔はしていません。けれど精一杯の努力をしなかった自分が、やはり情けなくなることはあります。遅すぎるかも知れませんが、もう一度がんばってみようと思います。
しかし、それより何よりも、生徒たちには目標に向かって一生懸命努力し続ける姿勢を忘れないでもらいたいものだと切に思います。
- <465> 2001.10/22〜2001.10/28
-
- <466> 2001.10/29〜2001.11/4
-
突然ですが、君たちが愛するものは何ですか。低学年の人たちには、愛するという言葉の意味が分からないかも知れませんね。大切に思うもの、または守りたいものと言い換えても良いでしょう。今の君たちにとっては、親や兄弟、友達、あるいはペットなどがその対象になるかと思います。数年もすれば恋人ができ、誰よりもその人のことが大切に思え、愛するものの対象が変わっていくかも知れません。けれど、好きというのと愛するというのとは本当は違うのです。誰かを好きになったら、その人にも好かれたいと思うのは当然ですが、それは愛ではありません。欲です。本当の愛は見返りを期待しないものです。自分のことは構わず相手のことだけを考え、極端な場合は自分の命をなげうってでも守りたいというのが愛だと思います。難しくなりますから止めておきますが、愛するもの=かけがえのないもの、と言えば、ぴったりなのかも知れません。親が君たちに注いでくれる愛情は、まさしくそれに当てはまります。人それぞれに愛するものは様々だと思いますが、いずれにしろその対象は生き物に限られているのではないでしょうか。私自身もそうでしたし、それが当然だと思っておりました。ところが、最近それだけではないことに気がつきました。それは、愛国心です。私が特に足りないだけかも知れませんが、アメリカ人に限らず、外国の人達の方が日本人よりも愛国心が厚いように思います。テロ事件の報道に接する度に思いましたし、大リーグの試合を観ていても感じました。大リーグでは毎試合、国歌が歌われ、またそれがすごく感動的なのです。そのようなことは、日本では考えられません。私達だって、例えばオリンピックなどでは日本の応援をしますが、それを愛国心と呼ぶのには余りにもほど遠いように思います。愛国心が薄れていった理由の1つには、現在の平和と安全が当然の権利のように受け止められていることがあると思います。戦争を肯定するつもりは毛頭ございませんが、平和な社会を求めて戦っている人がいるという現実にも目を向けて、改めて平和について考えてみようと思います。
さて、今回の年間休講日。私は愛する家族と旅行に行きます。おそらく今年最後の休日になりますので、目一杯遊んでこようと思っております。ただ、長距離を車で移動するのが少し不安ですが・・・。
- <467> 2001.11/5〜2001.11/11
-
早くも11月。そろそろ冬期集中講座や来年度の予定を決めなければなりません。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのにと思うと、本当に時の経つ早さには驚くばかりです。
今回の休講日は、東京方面へ行って参りました。何とか無事に帰ってこれましたが、車での移動はものすごく疲れました。片道600km、まあ5,6時間もあれば行けるだろうと軽く考えていましたが甘すぎました。下調べもせずに行動したことを大変後悔する羽目になりました。東名高速道路が工事中で、ずーと渋滞。実際工事を行っている区間はそれほど多くなかったのですが、「安全のため連続規制中」とかでほとんど1車線しか走れません。何と往復に20時間以上もかかってしまいました。さらに帰りはコンタクトレンズを紛失するというアクシデントも手伝い、睡魔と戦いながらのノロノロ運転。本当に泣き出したくなるような気分でした。行きも帰りも大型トラックにはさまれての旅だったのですが、トラック軍団は思っていたより紳士的でした。追い越し車線は必ず空けて走り、無茶なスピードも出しません。さすがプロだなと感心しました。初めは大きな車体が近づいてくるだけで、少し恐怖を覚えましたが、むしろ恐ろしいのは一般車。マナーの悪さには閉口しました。ずーと追い越し車線を走る車、平気で路肩を走る車、あげくは工事中の車線でもお構いなしです。その傾向は高級車の方が強かったように思います。高価な車に乗っているだけで、自分を特別な存在だと勘違いしているのでしょうか。
また今回の旅では、体力の低下も痛感し、情けない限りです。疲れはしましたが、それでも家族と楽しい時間を持つことができ、ずいぶん精神的にはリフレッシュできました。
さて、入試本番まで残り3ヶ月を切りました。これからが正念場です。6年生諸君、最後まであきらないで、とことん頑張っていきましょう。
- <468> 2001.11/12〜2001.11/18
-
我が家のテレビが突然映らなくなって、早1週間。原因は分かりませんが、うんともすんとも言いません。ただの箱になってしまいました。10年以上使っているので、電気屋さん曰く、そろそろ買い換える時期ですと。同程度の機種なら5万円くらいであるとも言われました。ずいぶん安くなったものです。もちろん最高機種になると100万円以上するものもあるそうですが、そんなものに手が届くはずはなく、またその必要性も感じません。ですから、修理で直るのであれば、もう少し使っていたいと思っております。そんなわけで、我が家は最近静かです。テレビがなくても、私はそれほど不自由を感じません。ただ、ニュースを見られないため、情報源が新聞のみとなり、いささか不安を覚えます。息子たちは少し不満そうですが、これも良い機会です。テレビ抜きの生活をしばらくは楽しんでもらいたいものだと思います。
ところで、HOPESのホームページを作ろうと計画して半年余りが経ちました。このたび自作ではありませんが、形だけのものが完成しました。スクールガイドという学校情報を提供するサイトに広告として出させてもらいました。学校情報をお集めになるかたわら、よろしければごらん下さい。アドレスは、http://japan.schoolguide.co.jp/hopes/ です。
- <469> 2001.11/19〜2001.11/25
-
←前のページ ↑先頭へ 次のページ→
Copyright © 2001-2024 HOPES