梅雨明け宣言もないまま、夏休みになってしまいました。いよいよ、夏期集中講座の始まりです。生徒諸君。気合いは入っていますか。6年生は言うまでもなく、この夏は正念場。目標に到達するためには絶好のいや、最大にして唯一の機会です。この夏の取り組み方次第で、君たちの人生は変わります。一切の甘えや妥協を排除して、目標に向かって突き進んでください。
私も約束します。この夏を、君たちにとっても私にとっても「最高の夏」にすることを。
もちろん、6年生だけではありません。学年は関係ありません。全員、真剣に自分の目標と向き合ってください。充実した毎日を送るためには、先ずは目標を持つこと。そしてきちんとした計画をたてること。最後は、それをやる遂げる強い気持ち。それらのどれが欠けても目標をクリアすることはできません。さあ、みんな。がんばっていきましょう。
夏休みが始まって2週間。生徒諸君。充実した毎日が過ごせていますか。
私は、早くも心が折れそうです。何度注意しても一向に改まらない者にこれ以上何を言えば良いのか。いや、今度こそ変わるはずだと思い、気づきを促すものの、結局は同じことの繰り返し。少しくらい大目に見れば良いじゃないか?と言われるかも知れませんが、私にはダメになっていく者をみすみす見逃すことができません。もちろん全員の意識が低いとは申しません。あくまでも一部の者です。だから余計に目立つのでしょうが、本当に情けないやら悲しいやら。憤りを通り越してため息が出ます。この欄でも繰り返し書かせてもらいましたが、本人が本気にならないことにはどうしようもないのです。しかし、そろそろリミットです。手遅れにならないうちに目覚めるのを願うばかりです。
さて、低学年の諸君は、しばらく授業がありません。だからといってダラダラするのではなく、規則正しい生活を心がけること。また後半、元気な顔を見せて下さいね。
暑い暑いと言っている内に、夏休みも残すところ2週間。本当にあっという間に時間は過ぎていきます。みなさん。お元気でしたか?充実した毎日が送れましたか。
私は、元気です。途中、少しだけ精神的にまいりかけておりましたが、回復しました。それは、同窓会で教え子達と再会できたからです。1期生から23期生まで、全部で50名ほどの卒業生が集まってくれました。全体の1割にも満たない数ではありますが、みんな忙しい中集まってくれたのです。嬉しいではありませんか。1期生だともう36才。家族同伴(子ども連れ)で参加して下さった人も数人いて、和やかな時を過ごすことができました。
彼らを見ていると、懐かしさもこみ上げてきましたが、それよりも頼もしさを感じました。今を精一杯頑張っているのが伝わってきて、嬉しくなったのです。その姿は、生徒だった当時と何ら変わることがありません。素晴らしい生徒達と出会えたことを心から有難く思いました。
さて、いつまでも思い出に浸っているわけにはまいりません。厳しい現実が待っています。しかし、逃げたら終わり。どんな困難にも真っ向からぶつかって乗り越えていきたいと思います。現役の生徒諸君。全ては自分の気持ち次第。あきらめずに、精一杯がんばりましょう。
少し過ごしやすくなって来たとは言え、まだまだ残暑の厳しい日が続いております。みなさん、健康には十分注意をして下さいね。ただでさえ、季節の変わり目は体調を崩しやすく、おまけに夏の疲れがどっと出て、例年この時期は不調を訴える人が増えますからね。
さて、夏休みが終わってしまいました。君たちはこの夏の自分に何点をつけることができますか。100点満点ならもちろん何も言うことはありません。けど、人間はそうそう理想通りには行動できないもの。おそらく各自、反省すべきところはあるでしょう。低学年の人は、しっかり反省し、今後に活かしてください。
問題は6年生です。あなた達には次がありません。過ぎてしまった時間は二度と返ってきません。この夏、精一杯がんばった人でも、これからは残り時間との勝負になります。限られた時間内に最大の効果を出すにはどうすればよいか、この夏の経験を生かし、工夫して下さい。努力の成果は必ず現れてきます。気持ちをしっかりと持って、自分の目標に向かって突き進んでいきましょう。けして、あせっていい加減なことをしないようにね。
2学期が始まり、私にとっては平穏な日々が戻ってまいりましたが、生徒諸君の中には、長い休み明けでまだペースがつかめていない人もいるのではないでしょうか。早く生活リズムを整えてもらいたいと思います。
さて、先日、6年生の個人保護者会を行いました。夏休みの間の彼らの学習に対する評価と今後の方針を確認するためにです。全員の保護者の方にお目にかかりましたが、実は、ずっと胸につっかえていたというか、もやもやした気持ちが私にはあり、しかもその原因がよく分からなかったのです。それは、「生徒達はなぜ真剣になりきれないのだろうか。どうして、彼らはこの貴重な時間を平気に無駄にできるのだろうか」ということです。
ようやく私は分かりました。一言で言い切ってしまうのは無理があるかも知れませんが、総じて彼らは「甘えている」のです。今の整えられた環境に、何をしようが最終的には許してもらえるという、まわりの人たちの理解に、そして、おそらくおぼろげながらも抱いている「自分は特別な存在で、きっと輝かしい未来が待ち受けている」という淡い幻想に。
ここまで言うと、流石に言い過ぎかも知れません。しかし、今の彼らの様子を見ていると、「甘えている」としか言いようがないのです。できないからとまわりに八つ当たりをしたり、自分がダラダラとしているくせに注意されると逆ギレしたり。それだけではありません。やったかどうかは自分が一番よく分かっているはずのに、その場しのぎの言い訳で誤魔化してみたり。子どもだから、幼いから仕方ないと許されるレベルではありません。なぜなら、全ては自分のために行っていることなのですから。受験は、他人に言われてするものではありません。親に強制されるものでもないはずです。なのに、今の彼らときたら、まるで「頼まれたから仕方なくやっている」かの態度。正直、情けなくなります。
はっきりと言いましょう。このままの状態では、誰一人として志望校には合格できません。先ずは、甘えを捨てなさい。そしてその上で、自分の目標に向かって、本当に真剣に精一杯の努力をしなさい。口先だけの「がんばる」はもうたくさん。必死になりなさい。
先日の全体保護者会には、台風接近にもかかわらず、ご参加下さり、誠にありがとうございました。紙面を借りてではありますが、御礼申し上げます。
低学年の部では、「学校へ行こう!」をテーマに話をさせていただきました。志望校選びを本人だけに任せるのは大変危険です。その子にあった学校を選ぶのは、保護者の務めです。この欄でも過去に何度も書かせていただいておりますが、(935号が詳しいかな)実際に学校の様子を自分自身の目で確かめて、我が子に合った学校を見つけていただきたいと思います。幸い、この時期は、各学校で、説明会だけではなく、公開行事(文化祭・オープンスクールなど)を行っています。私どものHPにも一覧を載せておりますので、気になる学校がありましたら小まめにチェックし、機会を逃さないようにしていただきたいと存じます。
6年生に関しましては、ほぼ全員の方に出席いただきましたから、今回は触れずにおきます。ただ、生徒諸君。夢だけを見ていれば良い時期は終わりました。現実をしっかり見つめ、諦めることなく、目標に向かって精一杯の努力を重ねて下さい。
秋晴れの一日。体育祭が行われた学校も多かったようです。天気には文句を言っても始まりませんが、折角ならば雨よりも晴れの方が嬉しいのは言うまでもないこと。いや、かんかん照りよりは、薄曇りの方が有難いかな。ともかく、雨でなくて良かったと思います。
それにしても、最近の学校は行事が多い。私たちの時代と比べても仕方ありませんが、当時は秋の行事と言えば運動会くらいしかなかった(もしかしたら覚えていないだけなのかも知れません。あ、遠足もあったな)ように思います。特に私立小学校では、学芸会や学習発表会、音楽祭まであるようです。行事が多いのは楽しいと思いますが、当然ながらそれに伴う準備や練習などに多くの時間を要します。もっとシンプルでも構わないのではないでしょうか。今の小学生は大変だなあと、大昔の小学生は思うのでした。
さて、学校は学校、家庭は家庭と、頭を切り換えていかねば受験はままなりません。今週より、統一入試日までのカウントダウンを始めました。9/21現在であと117日です。このカウントダウンは毎年行っているものです。何の為に?生徒達への嫌がらせ?とんでもありません。理由は簡単。今一度、各自スケジュールを見直してもらいたいからです。
入試は期限の定まったレースです。いくら一生懸命がんばっていても、間に合わなければ意味がありません。ところが、日々の課題に追われているうち、重要なことをうっかり後回しにしてしまう(若しくはやらない)ことが、意外なようでも、割とよくあります。この時期に自分の弱点を再度見直し、その補強に取り組んでもらいたいのです。行き当たりばったりの学習では弱点補強は絶対にできません。
残りの時間を有効に使うためには、きちんとした計画が不可欠です。志望校の過去問にも取り組まねばなりません。やることは山ほどあります。しかし、だからと言って、慌てていい加減にしてしまっては元も子もありません。最後の仕上げこそ丁寧に行うべきです。
さあ、気を引き締めてがんばりましょう。あとたったの4ヶ月です。悔いの無い毎日を送ろうではありませんか。
早くも10月。ここまで時が経つのが早いと、自分がここまで何をしてきたのか分からなくなりそうです。地に足を着けた生き方をしなければと、反省しきりです。
生徒諸君には、あまりその感覚は無いでしょうが、ぼんやりしていると一週間なんてあっという間です。毎回くどいくらいに言い続けておりますが、学力を伸ばすためには生活習慣の確立が絶対に必要です。生活習慣の確立。言葉は難しそうですが、何も難しいことではありません。先ずは目標を立てること。目標がなければ、何も実りません。その上で、きちんとした計画を立て、それをベースにコツコツと努力を積み重ねれば良いのです。
さあ、暑くもなく寒くもない、過ごしやすい季節になりました。充実した毎日を目指しましょう。
「ちょっとの辛抱ができない人が増えた。大人も子どももみんな」と、最近よく思います。もちろん、私自身も含めてですが、我慢が効かない、と言うより、粘れない。すぐに諦め、別のことに逃げようとする。一言で言えば、心が弱い人が多くなったように思うのです。
どうしてでしょう。全ての場合に当てはまるとは思いませんが、「成功体験の乏しさ」が原因しているのではないでしょうか。「がんばったら、上手くいった」とか「途中は苦しかったけど、やり遂げたときの達成感は忘れられない」等の経験があれば、人は困難にも立ち向かっていけます。ところが、多くの子どもは苦しさの後に待っている喜びを知りません。周りの大人がすぐに手をさしのべるからです。苦労しないでも殆どの物は手に入れることができるので、安易に手に入る物だけで満足してしまい、少し背伸びをしなければ届かない物には(本当は手が届くのに)目を向けようともしません。若しくは「どうせ無理」と最初から諦めてしまいます。次第に、努力もせずに結果ばかりを求めるようになり、勘違いをしたまま大人になってしまうのです。「スマートに成功するのが格好良くて、がむしゃらにがんばるのはみっともない、格好悪いことだ」なんてね。大間違いです。成功した人が努力していないなんて、とんでもない。人はよく「あの人は天才だから」とか「運が良かったんだよ」とか言います。羨ましそうにね。そりゃある程度の運も必要でしょうが、才能や運だけでは成功できません。みんな努力しているのです。それも他の人の何倍ものね。
君たちも、諦める前にもう少しもがいてみようよ。何も難しいことを言っているつもりはありません。例えば、問題を解いて分からなければすぐに答えを見るのではなく、分かるまで考える。それでも分からなければ、答えを見てもいいでしょうが、答えを写して終わりとせずに、何故こうなるのかと考え直してみるのです。そんな小さな一歩からで構いません。小さな積み重ねが大きくなるのです。必ず変わります。いや、変われます。
私の場合は、失敗体験の多さが原因しているのですが、それでも諦めたら終わりです。生徒たちに偉そうに言う前に、自分を戒め、もう一度心を奮い立たせたいと思います。
とうとう、入試まで100日を切りました。残り少ない日々をみんな懸命にがんばっています。と、書きたいところですが、どうしたことでしょう。一向に本気になれない生徒たち相手に、私はじりじりとした思いで過ごしております。
やるべき事が多くて、何から手を着けて良いのか分からない状態になっている者がいるかと思えば、未だに、見せかけだけの勉強に終始している者や、信じられないことには、この期に及んで勉強量を減らしている者までいます。一体何事。諦めているの?と、疑いたくなります。
たった3ヶ月や4ヶ月ががんばれないようでは、これから何をやってもダメでしょう。今すぐ、受験を断念しなさい。受験は、自分との闘いです。自分の意志で選び、行動すべきことであって、人に言われたり、強制されたりしてするものではないはずです。どこまで目標に近づけるかは、全て自分次第。自分の精一杯をどこまで貫けるかにかかっています。なのに、少しの苦しさに負け、楽に走る。情けないと思いませんか。努力もせずに、結果ばかりを求めるのは、わがままというもの。虫が良すぎると言われても仕方ありません。「僕だって、一生懸命やってるわ!」と言うのなら、もっときちんと仕上げなさい。足りないから指摘するのです。精一杯頑張っている人に無茶は言いません。言い訳をするより前に、根性を見せなさい。このままでは、納得のいかない結果しか待っていませんよ。