- 07.7.1 アクシデント
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昨日の帰りの電車の中でのこと。
車内はまあまあ混んでいたが、乗客同士がふれあう程ではなかった。
ある駅に着くと同時に、突然女の子の泣き声が聞こえた。
「痛い!痛い!痛い!痛い!」
初めは何が起こっているのか分からなかった。しかし、泣き声は激しくなるばかり。
割と声が近かったのであたりを見渡すと、1つ向こうの扉に女の子がはさまれている。
慌てて駆け寄ったが、手が戸袋に吸いこまれている。
私には為す術がない。扉が開かないように押さえることくらいしかできなかった。
大声で駅員を呼んだが、あいにく駅員は見あたらない。
母親は「早く呼んで!」と絶叫するばかり。
女の子は、扉に巻きこまれまいとする父親に押さえられ、顔が押しつぶされそうになっている。
車掌が来るまで10数秒かかっただろうか。いや、正確には分からない。車掌が素早く数ヶ所のスイッチを切り、扉はやっと停止した。
手は無事に引き出され、女の子の絶叫も治まった。どうやら大事には至らなかったようだ。ほっとした。
その後、電車はしばらく停車していたが、やがて走り出した。
乗客の無反応ぶりに呆れながら、私は思い出していた。
長男がまだ1才の頃だ。夏の暑い日だった。松山空港に私達3人はいた。(次男はまだ生まれていなかった)大きな荷物を置き、私は一休みしていた。
と、突然子どもの泣き声。
「だれや子どもを泣かしているのは」
辺りを見渡したが、先ほどまでちょこまかと動き回っていた息子がいない。何と、泣いているのは我が子であった。
自動ドアーに手が吸いこまれていた。今回のケースとほぼ同じだ。
どのように助けたかは良く憶えていない。大した怪我でなかったのが幸いだった。ただ、あの時の息子の泣き顔だけはいまだに忘れられない。
事故はいつ起こるか分からない。ほんのちょっとした不注意が大惨事につながることもある。
今このとき、元気でいられることに感謝したい。
- 07.7.2 遠足?
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激務の1週間が終わった。今週もなかなかハードだった。
いろいろなことがあった。こらえきれずに感情をあらわにしたことも、言葉には出さないけれど癒されるようなことも・・・。
でも、全ては終わったこと。今日のトラブルも明日の幸福に繋がればよいと思う。
さて、今日はオフ。お世話になっている方とハニーとで小旅行?を計画している。
問題は天気。どうでしょうか?
生徒達にてるてる坊主のお願いをしたら、ほぼ全員が「フレフレ坊主」や「逆さ坊主」を作ってくれるという。あ〜なんて嬉しくない連中だろう!まあ、所詮これが私の人徳か?!
- 07.7.3 川床料理
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1月以上前から計画していた今回の遠足。目的地は京都だ。
心配していた天気は何とか保ち、持参した傘を使わずに済んだ。
先ずは、銀閣寺へ。洒落た店で食事をし、それから疎水沿いに哲学の道を通って到着する計画であったが、何故か途中で道に迷い、哲学の道は省略された。途中京大の研究施設に立ち寄り、見物してきた。文化財に指定されているだけあって、素敵な洋館だった。関係者以外立入禁止なのだが、何のお咎めもなし。写真まで撮らせてもらった。
銀閣寺を訪れるのは初めて。寺の建物自体はみすぼらしく、意外であった。庭は立派で、裏山?からの景観もなかなか素晴らしかった。きっと全てを含めて「銀閣寺」なのであろう。
さて、そろそろ夕刻。いよいよ今回のメイン「川床料理」だ。途中で友人と合流し、いざ鞍馬へ。叡山電鉄はワンマンカー。なかなか味のある電車だった。次第に山中へと入っていく。駅まで車で迎えに来てもらい、約10分程さらに山奥へ向かう。貴船川沿いに川床料理の桟敷が連なっているのが見え、期待感はさらに高まる。
さあ到着。川に降りると、いきなり温度が変わった。明らかに5度以上は低いだろう。
時間が早かったので、客はまだ私達だけ。一番上流の席に案内された。(↑写真)
初めは、澄んだ空気と清流のせせらぎ、どちらかと言えば静かな空間をイメージしていた。しかし、全く違う。水音は滝の爆音に近い。大声を出さないと会話が遮られる程だ。慣れるまでには時間がかかった。
料理は特別素晴らしいというものではなかったが、シチュエーションのおかげであろう。とても美味しく感じた。酒の味は相手で変わるというのは確かだが、空間も重要な要素だと改めて感じた。
とにかくヒンヤリとして、寒いくらいだ。周りの客は袢纏を借りてまとっていた。
2時間ほどいただろうか。自然の清らかさと美酒を堪能し、下界に降りた。
いや〜。なかなか貴重な経験であった。
- 07.7.4 筋肉痛
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巷で話題の「ビリーズ・ブートキャンプ」。我が家でも先日購入した。
何でも、元々は米軍における新人向け基礎訓練である「ブートキャンプ」がベースになっているそうだ。
ビリー・ブランクスという人が考案したエクササイズで、7日間でダイエットプログラムを消化するという短期集中型。普段、運動から遠ざかっている人には過酷である反面、正しく実行すれば激しい有酸素運動を行っており、効果があるプログラムである。当然ながら、効果には個人差がある。
と、ウィキペディアには書いてあった。
そもそも、1週間での効果は期待していないし、毎日1時間も時間はとれそうもない。しかし、まあ話のネタに(日記のためか?)と思い、試してみた。
だめだ!まず外人さんが英語で何か叫んでいる。
私の英語アレルギーは筋金入り。以前外国人に英語で話しかけられたとき「ウ〜!ワン!!」と言って逃げ出したほど。
よく見ると字幕があった。まあこれなら大丈夫かも。しかし、いちいち字を読みながら動くのは大変不便だ。日本語吹き替版があればよかったのに。
結局、初日はほんの10分間ほどでギブアップ!それでも結構汗をかいた。
1週間短期集中なんて、私にはとうてい無理である。きっと1年はかかるだろう。
効果のほどはまた報告できればと思う。ただ、たった1回それも10分程度のエクスサイズで、すでに筋肉痛の私。あまり期待しない方がよいだろう。
- 07.7.5 ひかり開通
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ようやく事務所のインターネット環境がグレードアップした。というより、今まで電話回線でネット接続していたこと自体がおかしかったのかもしれない。それに伴い、電話もひかり電話になった。
昨日はその開通工事の日。作業はもちろん専門の人がやってくれる。感じの良い人たちで、何の不満もなかった。電話機もこのためにナンバーディスプレイ対応機種を新たに購入していた。さあ取り付けようかと思った矢先に、電話が鳴った。
記念すべき第一号はだれだろう?と思いきや、受話器を取ってもつながらない。続けて数回同じ様なことが起きた。慌てた私は、先ほどの人たちにもう一度来ていただくことにした。しかし、症状は電話機を新しいものに変えた途端に治まった。もう少し落ちついて行動すれば良かった。
さて、次はパソコンの設定。新しい環境になったため、セットアップが必要なのだそうだ。
これもまた業者に依頼していたのだが、私は教えてもらい何とか自分でできるようになりたかった。その旨を伝えたら、いやな顔一つされずに許してもらえた。ところが、電話が鳴っても通話できないというバタバタが続き、その間にあっさり完了し、その人はお帰りになってしまった。せっかくのチャンスだったのに、とても残念である。しかしトラブルはそこから始まった。帰り際に、「このままじゃプリンターとか動きませんから」と言われていたのだが、まあ私でも何とかなるだろうと高をくくっていた。甘かった。本当に動かない。困りはてて、先ほどの人に再度来ていただいた。(このパターンばっかり・・・)しかし、その人もお手上げで、結局プリンター会社にお願いし、ようやく事態は収拾した。本当にせわしい1日だった。
新しい何か(システム)を導入するたびに思う。便利になる反面、そこに行き着くまでにはもろもろの煩わしさが必ずある。結局、その差(快適さ−煩わしさ)の分が嬉しさとして残るだけなのだ。
- 07.7.6 保護者会
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昨日は全体保護者会。多数の方にご出席いただいた。中には午前も午後も参加くださった方もいて、とてもありがたく思う。
午前の部では、穏やかに話すことができた。低学年と言うこともあるのだろう。保護者の方もまだ余裕があるようだ。本当は「今すぐ改めるべきこと」もあるのだが、心掛け次第でいくらでも改善できる。ただ、私が伝えたいことが本当に届いているかどうかが心配である。少人数のため、あまりはっきり言うとすぐに誰のことだか分かってしまう。それゆえ一般論や過去の生徒に置き換えて話すのだが、その子の保護者も他人事のように笑っている。大丈夫だろうか。まあ、気がつかないふりをされているだけだろう。私自身も生徒の親だった頃は、「今の話は我が子のことではないか?」とずいぶんハラハラしながら聞いていたものだ。
午後の部は、雰囲気がガラッと変わった。入試まであと半年となった6年生の保護者たちだけに、流石に真剣だ。私も本音で話す。(もちろん午前の部でもウソはついていないのだが)しかし、つい厳しいことばかりを言ってしまい、頭を抱えていらっしゃる方もいた。
保護者に理解してもらうことはもちろん重要だが、何よりも大切なのは本人達が本気になることだ。今の彼らにはやきもきする。煮え切らない態度に腹立たしささえおぼえる。しかし、それを上手く良い方向に持っていくことこそが私の使命。もう少し時間はかかるかも知れないが、必ず目覚めさせてみせる。
あ〜あ。仕事のことは書かないつもりだったのにな〜。
- 07.7.7 なくしもの
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昨日、とある学校説明会の帰りのこと。説明会では、学校側の説明が昨年に聞いたものとあまりに違うので感情的になってしまい、その学校の先生に食ってかかってしまった。最後は言った言わないのつまらない論議になり、非常に後味の悪い思いで会場を後にした。軽食の用意もされていたようだが、どんな顔で列席できようか。教室の近くまで帰り、そこで用事を済ませてから、再び電車に乗った。
定期券で駅に入ったはずなのだが、降りるときには定期がない。いくら探しても見つからない。どうやら無くしてしまったようだ。ホームに戻っても発見できなかった。仕方なく駅員にその旨を伝えると、半ば疑うような顔でその区間の電車賃を請求され、改札から出してもらった。
何と情けない。数日間の寝不足が手伝っていたのも確かだが、この年で落とし物をするなんて。確かになくしものが多い子ではあった。中学生の頃は定期をよく紛失した。でも、もうそんな歳じゃないんだ。6ヶ月定期(約10万円で8月末まで有効)だったので、金額的にも痛かったが、「いい年をして・・・」と自己嫌悪の方が強かった。
ところが、思いもかけないことに、最寄り駅から定期券を預かっているとの連絡を受けた。誰かが拾って届けてくださったようだ。諦めていただけに嬉しかった。恩人の名前を知りたかったが、その方は権利放棄とのこと。お礼のしようもない。
以前、数百万円の通帳を届けた(ハニーが)御利益があったのだろうか?それとも、昨日電車内で老人に席を譲ったことへ早速ご褒美だろうか?いや、損得ずくで考えるのは人間のスケールが小さすぎる。あまりにも情けないだろう。ここは素直に善意に感謝したいと思う。
- 07.7.8 I 先生
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昨日は某中学校の説明会。毎年何とか都合をつけて出席するようにしている。
この学校の説明会は変わっている。関西の中堅クラスの学校の説明会では、進学実績がどうだこうだと数字ばかりを並べ立てることが多く、はっきり言ってうんざりしているのだが、ここは一切数字は出さない。もちろん進学実績も悪くはない。しかしそれよりも、人間教育に重きを置き、生徒が如何に成長していくかを暖かく見守り支えながら導いていく、学校の指導方針を理解してもらうことに重きを置かれているのだ。
今回も素晴らしいお話を聞くことができた。
説明をなさるのは主に I 先生。話の組み立て方、話しぶりや間合いの取り方、どれをとっても素晴らしく、どんどん話に引き込まれていく。私も保護者会で真似を試みたことがあるが、全くダメだった。
私は I 先生のファンで、学校説明より先生の講演を聴きに行っているようなところが大きい。
今回の説明会に参加するには、大変な勇気が必要だった。と言うのも、今年の2月に学校を訪問した際、先生に呑みに連れて行っていただいた。それはそれはとても楽しい時間を持つことができたのだが、後半の記憶が全くない。とんでもない失礼をしたのではないかと、心配でたまらなかった。
真っ先にお詫びを申し上げたが、先生は笑って許して下さった。それどころか「また昆布焼酎飲みましょうね」と言ってもらえた。社交辞令と取らない私がバカなのであるが、う〜ん、楽しみなような、恐ろしいような・・・。とにかくあの焼酎は恐いので酒。
- 07.7.9 パン
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以前購入したホームベーカリー。先週デビューを果たした。
それ以来、毎日ハニーはパンを焼いてくれる。結構美味しい。
私は、ウインナーが入っているパンが好きだ。息子達とは好みが違うので、取り合いになることはない。
ただ、朝はご飯が嬉しい。パンが嫌いなわけじゃないけどね・・・。
- 07.7.10 お休み
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昨日は1歩も外に出なかった。珍しく一切予定を入れず、完全オフを決め込んだ。
やらねばならないこともあるにはあったのだが、仕事は極力しないでおこうと決めていた。結局メールの整理と経理を少ししただけだった。
で、あとはごろごろごろごろ。のんびりはできたが、何の充実感も無い1日だった。
しばらく休みはない。これから3週間程は朝から晩までの日が続く。かなりハードだろうが、休みを心待ちにするような生き方はしたくない。
- 07.7.11 汗
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私はとても汗かきだ。夏は、毎晩自分の汗の海でおぼれている夢を見る。(←やや誇張)冬でさえ汗をかく。辛いものを食べたときだけでなく、普通に食事をしていてもだ。
体質なのであろうか?そう言えば、プールの中でも汗をかきながら泳いでいた。
医学的なことはわからないが、私は秘かにアルコールも原因しているのではないかと思っている。
大量に摂取されるアルコールを分解するために、私の体の中にはいつも(通常の人より余分に)水分が備蓄されているのではあるまいか。そして、何かが胃の中に入る度に、呑んでいないときにでも体が勝手に反応して、その水分が出てくるのだ。と勝手に思い込んでいる。
その根拠は、呑んでいるときはそれ程汗をかかないこと。この説が正しいかは、アルコールを止めたら体質がどのように改善されるかを調べれば確かめられるのだろうが、当分その予定はない。
ところで、今日の昼食。入ったお店はかなり冷房が効いていたため、これなら大丈夫だろうと「カレーうどん」を頼んでしまった。
汗かきのくせに辛いもの好きの私。ちなみに麺類も大好きである。
大変美味しかったが、う〜ん、無謀であった。途中から汗が止まらなくなり、とても困った。夏場は外でのカレーは厳禁だったのに、またもや同じ過ちを犯してしまった。以前、カレーを食べた直後に保護者がお見えになり、「先生。病気でしょ!」と言われたこともあった。
やはり、カレーは家の中で裸で食べるのに限るな〜。
- 07.7.12 髭
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私に髭は似合わない。20代のころ一度だけ伸ばしたことがあるが、ちんちくりんであった。まるで、イラストに出てくる中国人?みたいで、生え方がまばらな上にちっとも濃くない。それ以来、生やしていないし、生やそうとも思わない。
しかし、無精髭はよくのびる。1日そのままにしていると、結構汚らしくなる。
また、私はきれいに髭を剃らない(剃れない)ので、いつも少し残っており、それが実にみっともない。ハニーには外出の度に「髭そったん?」と訊かれる。私なりにはきれいにしているつもりなのだが、触ってみると確かな手応えがある。
どうすればよいのだろう。電気カミソリを止めて、T字カミソリにすればよいのかな。でも、毎回血まみれになるのもイヤだしな〜。
- 07.7.13 お絵かきロジック
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「お絵かきロジック」ご存じの方も多いだろう。私は今日が初挑戦。なかなか面白い。
しかし、もう何時間やっているだろうか。そろそろ疲れてきた。
「忙しい、忙しいと言っているくせに、何して遊んでいるの?」
そんな声が聞こえてきそうだが、決して遊んでいるのではない。これはエンジョイコースの教材なのだ。
生徒達も初めての者が多いだろう。きっと第一印象次第で好きになれるかが決まると思う。だから、できるだけ鮮やかに決まり、そして出来上がりが面白いものをと探し続けているのだが、なかなか良いものが見つからない。
あ〜、今晩は徹夜になりそうだ。だれか助けて〜!
おまけに、ネットが繋がらない。最悪じゃ!
- 07.7.14 台風なんて大きらいじゃ!
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台風4号が明朝には近畿を直撃するらしい。
「お前なんか、きらいじゃ!あっち行け!」
と、いくら言ったところで、やっぱり来るんだろうな〜。いやだだな〜。
明日の授業をどうするかは、明日決めよう。私としては強行したい(だって、振り替えの日なんて無いんだも〜ん)が、安全第一で考えよう。
私が来られないような状態なら中止じゃ!
- 07.7.15 あじゅ〜!
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昨日はハードな1日だった。
AM10:00からPM9:00まで、休む間もほとんどなく9時間30分も授業をした。まあ、取り立てて言うほどの事もないのだが、前日までの寝不足が手伝い、頭はほとんど働かなかった。頭がぼーっとしていると、心まで動かないように思えてくる。
昨日は中学1年生の最終授業だった。
夏休みまでと言う約束で卒業生を中心に幾何を教えてきた。本来ならば、感動のフィナーレを迎えるはずだったのだが、非常にドライな幕切れとなってしまった。
まあ、6年卒業時の涙涙の別れ(もちろん、あくまでも私個人の感情である。その頃生徒達は目前に迫った入試のことで頭がいっぱいで、感傷にひたる余裕はなかっただろう)に比べたら、感激が薄いのは仕方ない。
それでも、これでもうこの子達に教えることはないのだな〜と、思うと胸が一杯になる。一人一人の顔を見つめていると、成長を嬉しく思う反面、寂しさがこみ上げてくる。・・・はずだった。
う〜ん。正直、今ひとつ盛り上がらなかったね〜。
ごめんよ、生徒達。十分なことは伝えられなかったと思う。ただ、共に過ごしたかけがえのない時間だけは忘れないで欲しい。
また会おう。しっかり自分の足で歩くんだぞ。成長した君たちに再び会える日を楽しみにしているぞ。あじゅ〜!
- 07.7.16 気合いじゃ!
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忙しい1日になりそうだ。
昼は6年生の応援大会。いまだに気合いが入らない彼ら。もっとしっかりと意志を持たなければならない。そのために卒業生達も駆けつけてくれる。熱い気持ちが届けばよいのだが。
夕方からは会食。はるばる四国から訪ねて下さる。楽しい人達なのだが、失礼は許されない。
確かにいささか疲れている。けれど、そんなことは言っていられない。気合いじゃ〜!
もしかすると、最後は気絶しているかもしれないが、がんばるぞ。
大丈夫。きっと、カッパの精霊達が守ってくれるさ。
さあ、出発じゃ。
- 07.7.17 復活
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素晴らしい元気をいただいた。
ある学校の校長先生と事務長先生にお会いした。
お2人とも昨日は仕事ではなくプライベート。わざわざ私のために時間を作って下さった。
至れり尽くせりのもてなしとはこのことを言うのだろう。気絶しているひまなど全くなかった。
校長先生のご趣味や最近始められたブログの事など、話は多岐にわたり、大変盛り上がった。
何と校長先生はオフロードバイクに乗られているという。以前は大会にもよく出場されていたらしい。大変失礼ではあるが、意外な一面を見せてもらったように思う。
いつの間にか話題は教育のことになっていた。
お2人とも流石である。教育にかける情熱が素晴らしい。私は足もとにも及ばない。
「生徒が理解できないのは教師の責任。それを生徒の能力のせいだと考えるのは大間違いだ」
と仰る。まさにその通りなのであるが、私はいつの間にか勘違いしていたのではないだろうか。思い上がっていた自分が恥ずかしくなった。
そして、お話を伺っているうちに、私はすっかり元気になっていた。
細かいことであれこれ悩むより、まずは、自分がなすべき事をしっかり見つめ、それに向かっていくことだ。逃げてちゃいけない。行動あるのみだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、会はお開きとなった。今度お会いできる日はいつだろう。けど、それまでに私はもっと成長しなければならない。がんばるぞ!
先生方。ありがとうございました。大事なことを忘れかけておりました。おかげで目が覚めました。初心に戻ってがんばります。
激務の毎日。どうぞ、お体にお気をつけ下さい。またお目にかかれる日を楽しみにしております。
- 07.7.18 壮行会
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長男が短期海外留学でイギリスに行く。今日は彼の壮行会。
なんと大袈裟な一家であろう。たった20日足らずの旅に大騒ぎだ。といっても、本人はいたって呑気で、騒いでいるのは大人だけだが。
やれカップラーメンだ。そのためにはポットだ。おっと変圧器もいるはず。薬は持ったか?風邪薬は要るぞ!(今日はハニーの実家から腹薬が届いた)etc.・・・
一体どんな大荷物になるのだろう。私は知らないぞっと。
焼き肉を食べに出かけたが、盛り上がらない食事会に終わった。
主役は寝不足でテンションが上がらない。最後は店内で「少し寝るわ」と横になってしまった。
土産は何がいい?彼は訊くが、何も要らない。元気に帰って来てくれさえすればそれで十分だ。
しっかり学んで、成長してくるんだぞ。
- 07.7.19 個人懇談
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3日間かけて、6年生の個人保護者会が終わった。
当然のことであるが、どの保護者も真剣だ。私どもの責任の重さを改めて思い知らされ、身が引き締まる思いだった。
これで個人保護者会は4回目。今回のテーマは夏休みの過ごし方。改めて言うまでもなく、やるのは本人。いかに効率よく取り組ませるかが私どもの使命であり、その環境を整えるのが保護者の役割だと思う。お互いが気をつけなければならないことはたくさんあり、そのための話し合いだ。
無事に終了したのだが、その合間を縫って、私は息子の個人懇談にも出かけた。
今度は私が保護者の立場だ。先生の仰ることはいつも私が生徒や保護者に言っていることと同じ。痛いほどよくわかる。
やるのは本人。真面目に取り組まなければ成績が悪いのは当然だ。本人もよく解っているはずだが、なぜ出来ないのだろう。
親としてはどうすればよいのか。悩んでしまう。強制力をもってやらせるべきなのか。いや、それは本意ではない。やはり、本人の自覚を待ちたいと思う。息子よ、信じているぞ。早く目覚めるのだ。そしてがんばれ!
しかし、毎回(別件で)職員室に呼び出しのオプションがついているのにはいささか参ってしまう。
- 07.7.20 酷暑
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今日は午後からの出勤。ノンビリしたいところだが、緊急の仕事が入り頭を悩ませている。
それにしても暑い。まあ、現在いる部屋にエアコンはなく、さらにPCの前は特別なのかも知れないが、既に汗だくである。
暑いと言えば、昨日のこと。
次男の学校からの帰り道。ふと道路脇を見ると、何だか人が倒れているように見えた。車で一瞬だったため、しっかりと確認できなかったが、おばあちゃんのようだった。私が走っていたのは片側2車線の一方通行の道。車道の横には幅2mほどの歩道があり、その横には畠(田んぼ?)がある。その田んぼに入ってすぐのあたりにうつ伏せになっていたように思えた。
すぐに停車できなかったので、しばらく走ってから路肩に停め、110番通報した。
しかし、応対した警察官の勘の悪いこと。場所をいくら説明しても分かってくれない。目印になる建物は何ですかとばかり聞いてくる。遙か向こうに見える病院を告げると、そのそばに田んぼはないとぬかしやがる。現在地の町名まで言っているのに・・・。もっともおばあちゃんが倒れていた場所と私が通報している場所は100m以上は離れていたから、私の説明が悪かったのかもしれない。現場に戻れば良かったのだろうが、あいにく一方通行。走って行こうかと思ったときに、白バイが見えた。「良かった、やっと分かったんだ」と思い、電話を切り、その場を後にした。
ところが、それから数分後。警察から電話。まだ発見できないから場所を教えて欲しいと言う。(さっきの白バイは何だったんだ。交通違反の取り締まり?それより人命救助が優先だろうが!)トンチンカンなやりとりが続いた後、なんとか通じたようだ。その10分後、再び電話があり、病院に搬送したとのことだった。
私がすぐに走って戻ればよかったのか。自分の都合を優先させてしまったのは、人として恥ずべき行為だったと反省している。
せめて、おばあちゃんの無事を祈りたい。
- 07.7.21 夏期突入
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今年の夏期集中講座は最悪のコンディションでのスタートとなった。
やらねばならないことも解っていたし、楽勝ではないにしろ、まあ何とかなるさと高をくくっていたが、非常に甘かった。
前日になって、ある教材が足りないのに気がつき、作成にかかったのが当日の午前2:00。徹夜はまぬがれたものの、ベストにはほど遠い状態だった。
頭は回らないし、妙にいらだつ。本当は楽しいはずの低学年の授業でも、やたらと怒りっぽく、生徒達に注意ばかり。あ〜最悪じゃ。
とある方から仰せつかった重大極秘任務(大げさか)も、満足のいかない結果に終わってしまい、きっとなんて役に立たない奴だろうと思われたことだろう。
全ては自業自得。身から出た錆。
明日こそは爽やかな授業をめざそう!
- 07.7.22 記念日
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今日はHOPESの創立記念日。
16年前、とても暑い日だった。靴屋の3階を借り、畳の上に椅子と机を並べただけの教室からスタートした。
何もかも手探りの状態だったが、ここまで何とかやってこられた。全ては保護者の方々のご理解とご協力の賜だ。心から感謝している。
実はもう一つの記念日でもある。
17年前、私とハニーは結婚した。その日も暑かったのを覚えている。
ここまで何とかやってこられたのも、全てはハニーの寛大な御心のおかげと、これまた心から感謝している。愛しているぞ、マイハニー!
- 07.7.23 旅立ち
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昨日、長男が英国に旅立った。
私は授業があったので見送りには行けず、ハニーが空港まで付き添ってくれた。
前日の準備が傑作だった。
あれもいるこれもいると目一杯詰め込み、旅慣れない田舎者丸出しの荷造りがようやく終わったかと思うと、ヘルスメーターを持ち出しスーツケースの重さを量り出した。
「どうも上手く乗らないな〜」とハニーと2人で困っている。あんな巨大なものが家庭用の小さなヘルスメーターに乗る訳がない。こいつら大丈夫かと思いながら、助け船を出した。スーツケースを持って乗ったときの重さと持たずに乗ったときの重さを量ればよいはず。(さすがは算数の先生だ)幸い、私の体重+スーツケースは100kgを超えていなかったが、何とスーツケースは30kg近くあった。
途端に長男の顔色が曇った。
「アカン。詰め直しや」
何でも20kg以下という制限があったらしい。そんなことは知らなかった。知っていたら巨大なスーツケース(本体だけで7kg近くある)を選びはしなかっただろうに。ごめんよ。
それからが一苦労だった。まるで、落語の「宿替え」を実演しているかのようだった。
減らしたもの・・・靴1足。Gパン2本。白米4パック。上着数枚。本数冊。etc・・・。
何とか減量成功。めでたしめでたし。
後でハニーから聞いたら、空港でのチェックはそんなに厳密ではなかったらしい。まあ、これも良い思い出である。
彼は笑顔で旅立っていったらしい。
元気に帰って来いよ〜!おっと忘れていた。しっかり学んでくるんだぞ〜!
- 07.7.24 PC到着
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新しいパソコンが届いた。と言っても、OSはVistaではなくXP。
家のノートの調子が怪しくなってきたので、バックアップ用にと購入したのだ。(本当に安かったので、ほとんど衝動買いに近い)したがって目新しさは何もない。スペックは以前より充実しているのだが、見た目に新鮮さがないので今ひとつ喜びが湧いてこない。デザインはいけていないし・・・。
そんなに文句ばかり言うなら買わなかったら良かったのに。本当に嫌な性格。困ったもんだ。
困ったと言えば、もう一つ問題がある。
PCを置く場所がないのだ。う〜ん。どうしよう。
- 07.7.25 美女の集い
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今日はミニ保護者会?春に卒業生の保護者たちが謝恩会を開いて下さったが、今回は第2弾らしい。どんなメンバーが集まるのかは知らされていない。楽しみなような怖いような。
問題は私の体調だ。やや睡眠不足で、頭もボンヤリしている。その証拠に先ほど挑戦した算数サイトでは一発正解を逃してしまった。
美女たちに囲まれ、夢見心地で本当に眠ってしまわないかが心配だ。
さあ後30分で会は始まる。そろそろ出かけようか。
気合いを入れて??出発じゃ〜!
- 07.7.26 コンサート
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まだ先の話ではあるが、今年も拓郎のコンサートに出かける。
出かけるといっても今回は近場。昨年は嬬恋にみんな集まれ〜って感じだったが、今回は拓郎の方が来きてくれる。なんと奈良で行われるのだ。しかもその日はオフ。何の支障もない。
プレリザーブの案内が来たので、大喜びで早速申しこんだ。受付開始の1時間以内には申し込み完了。一応、抽選の場合もありますとあったが、絶対外れることはないだろうと安心しきっていた。むしろ関心は、どんな良い席がゲットできるだろうかに移っていた。
先日その結果を知らせるメールが届いた。
「当選」とある。当然じゃ!でも、とりあえずはひと安心。
さて席は・・・。Rり15番・16番。
「やった〜!前から9番目だ!」(もちろん「いろは」の順だと信じこんでいる)
一応、会場の座席表で確認をしてみた。
が〜ん。何と言うことだ。
いろは順には違いなかったのだが、Rというのは二階席だった。それも最後列。つまり会場の一番一番後ろということになる。
どうにも納得がいかない。何で早く申しこんだのに一番後ろにならなきゃいけないのだ。そりゃ、但し書きとして「プレリザーブはコンサートのチケットを優先的に手配するものであり、良い席を保障するものではありません」のようなことが書いてはあったが、いくら何でもあんまりではないか。
チケット会社には抗議のメールを送ったが、1週間以上になるがまだ返答はない。
運が悪かったと諦めるべきなのだろうか。でも、ボクいやだだな〜。
- 07.7.27 たくさん呑んだ
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教え子と呑んだ。たくさん呑んだ。
いっぱい回った。電車もぐるぐるぐるぐる。
何とか帰れた。着くやいなや気絶した。
昨日は、授業7時間>呑んでいた時間5時間>睡眠3時間。やっぱりきついわ。
- 07.7.28 またおいで
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昨夜の教え子はもう32才。4年生からだからもう20年以上のつきあいになる。
とても人なつっこい子で、中学高校時代にもよく遊びに来た。
帰りしなに「またおいでよ」と言うと、次の日に来たこともあった。どうしたのかと尋ねると、不思議そうにしている。
「だって、先生。またおいでって言ったじゃないですか」
これは、大人になっても変わらなかった。
しかし、今回会うのは久しぶりだった。6〜7年になろうか。こんなにブランクがあるのは珍しい。メールや電話(アメリカにいるころは国際電話もしばしば)も次第に減り、ハニーとも
「そのなのにいちゃん。どこでなにしてるんやろうね〜」とよく話をしていた。
その彼もいよいよ結婚するらしい。騙されやすい性格だからとくぎを刺したら、
「今度の子は大丈夫です」ときっぱり言い切った。
「むっちゃ真面目で、いい娘ですねん」らしい。
おめでとう!会うのを楽しみにしておこう。
- 07.7.29 暑い!でも感謝
-
事務所のクーラーがぶっ壊れた!
昨年は夏期終了間際だったが、今回は1ヶ月早い。やった〜!新記録だ!などと感心している場合ではない。
効きが悪いな〜は感じていた。Dが自宅では冷房オフで過ごしているらしいのだが、事務所でも実践しているのかと勘違いしたほどだ。
授業から戻ると何か濡れている。教材を保管していた箱がびしょびしょだ。えらいこっちゃ!幸い箱だけで被害はとどまったが、危ないところだった。応急処置でフィルターの掃除などをしても、症状は改善されなかった。
今日は授業が早く終わる日。とっとと帰ればよかったのだが、人と会う約束(この話はいずれまた)があったし、もとより溜まっていた仕事を片付けるつもりにしていた。しかし、午後のまだ日差しのきつい中、クーラーオフの密室でパソコンに向かうのはいささかハードであった。
メールを書きながらも頭がくらくらする。昨日の酒のせいだけではなさそうだ。蒸し風呂状態とはまさにこのことだろう。
このことをでこぱん便に書いた。「助けて〜!」
驚いた。メールを送って1時間も経っていなかっただろう。ある兄弟が思いもかけない差し入れを届けてくれた。
何と扇風機だ。
嬉しかった。というのも、それは明らかにさっきまで自宅で使用していたと思われる扇風機。リモコンを忘れたと言うのもその証。さらには「クーラーが直ったら返して下さいね」とまで言い添えられた。
暑さは治まらなかったが、このプレゼントでとてもとても清々しい気持ちになれた。
修理は月曜日の予定。それまでこの暑さを感謝しながら楽しむこととしようか。ダイエットには良いかも知れない。
- 07.7.30 生徒出演
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クーラーは直らなかった。何でもコンプレッサーがいかれているらしい。改めて連絡をもらえるらしいのだが、まだ何の連絡もない。とにかく、まだしばらくは蒸し風呂状態が続くわけだ。
今日の授業は午後から。やらねばならないことが山積みの状態なので、クーラーが直っていたらすぐにでも行くつもりだったが、とりあえず家でできるだけのことをしてからの出勤にした。
すると、昼すぎに保護者からメールが届いた。
「今日のちちんぷいぷいに息子が出演します」とある。できるならば観てみたい。しかし、その番組はやたらと長いのだ。ずーっと見ているわけにはいかない。
そこで、ハニーに見張りを頼んで、一旦外出。帰るとラッキーにもちょうどその場面だった。何と生出演だったのだ。
彼は合唱団に所属している。大阪キングなる催しが現在行われているのだが、そのテーマ曲を合唱団で歌うらしい。
お、映った!
少し緊張している。表情が硬い。(まるで、宿題をしていなくて私に叱られているときのようだ)
カメラは全体を撮しているが、アップになるのは女の子ばかり。う〜ん。カメラマンの好みか?!
それでも、割と長い時間映っていたように思う。残念ながら、彼のインタビューはなかったが、合唱団の雰囲気はとても素朴で、好感が持てた。なかなか良いものを見せていただいた。
これもクーラー故障のおかげか??
それにしても暑い。
- 07.7.31 0点
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今日の私の自己評価である。
6年生は自習の日。数人が参加していたが、その中の本気になりきれない生徒を叱りとばし、帰宅させた。
その行為自体には非がないと思っている。
問題はそのときの私の気持ちだ。正直に言って、相手の立場を思い叱ったのではない。いくら言っても理解してもらえない苛立ちから感情を爆発させてしまったのだ。
相手を叱るときは冷静でなくてはいけない。と、肝に銘じていたはずなのに、また同じ失敗をしてしまった。最低だ。
先ほど当人から電話があった。自分ばかりが悪いのではないと弁明している。聞いていて虚しくなったが、今度は冷静に諭すことができたと思う。解ってくれればよいのだが、果たしてどうだろう。
ちなみに、彼の自己評価は20点だそうだ。20>0。完敗じゃないか。いやはや、レベルの低すぎる話で申し訳ない。