先日の新学年全体保護者会には、多数ご出席くださりありがとうございました。1年間の報告とともに、これからの目標を述べさせていただきました。
改めて申し上げるまでもありませんが、私たちは合格が全てだとは考えておりません。結果より過程を大切にしたいと思っております。「合格したからエライ!」のではなく、「そこまでがんばったことが素晴らしい」のだと。同じことではないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、両者にはとても大きな違いがあります。入試が終わってからのことを例にとってみましょう。同じように合格したとしても、合格だけを目標にしていた人の中には、これで終わりだと勘違いする者が出てきます。一方、精一杯がんばった人なら、これから先に何か困ったことが起きても、問題に立ち向かい乗りこえていけるでしょう。また、たとえ不合格になったとしても、その悔しさをバネに必ず立ち直れるはずです。
もちろん、結果はどうでも良いと申しているのではありません。目標を達成するには、何よりも先ず学力をつけることが大切です。そのためには何が必要で、またどのようにすればよいのかと、私たちの基本方針を説明いたしました。
保護者の方々から寄せられた期待と信頼を裏切ることのないよう、精一杯努力する所存です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、旧6年生の授業は全て終了しました。今、彼らは、戦いの真っ只中にいます。まもなくその結果も出てきますが、最後の最後まであきらめずにがんばってくれることを信じております。
18期生の中学入試は全て終了しました。第一志望の学校に見事合格した人たち。おめでとうございます。今の喜びを忘れることなく、これからも精進を重ねていって下さい。一方、第一志望の学校にはわずかに力及ばず、悔し涙を流した人たち。決してくじけないように。結果が全てではありません。大切なのはそこに至るまでどれほど頑張ったかです。精一杯努力したのであればそのことを誇りに思って下さい。今は悔しいでしょう。現実を受け入れるのには時間がかかるかもしれません。けれど、これで終わりではないのです。結果に対して卑屈になる必要はありません。むしろ大切なのはこれからの人生。胸を張って堂々と生きて下さい。
さて、入試が終わり、気持ちの切り替えもつかないうちに、早くも新6年生の授業が始まりました。う〜ん、なかなか良いですよ。今度の学年は。残念ながら成績がではありませんが、気合いが伝わってきます。この様子ならば、大いに期待できそうです。さあ、新6年生諸君。今度は君たちが主役です。何の遠慮もいりません。精一杯がんばって下さい。
新学年がスタートしました。
新入生の中にはまだ戸惑い気味の者もいましたが、みなやる気に満ち、気分良く授業することができました。と書きたかったのですが・・・。
午前中(新4年生)は実際その通りでした。しかし、いけません。新5年生は最悪のスタートとなってしまいました。学年の入れかわりのおかげで数日間の休みがあったにもかかわらず、宿題をやっていない者が数名。授業中、説明を聞かない者が数名。自分で考えようとせずに、ただ答えを写すだけの者が数名。できてもいないのに、できたふりをする者が数名。話になりません。全く変わっていません。学年が上がれば、きっと心を入れかえるだろう。状況も改善されるはずだと考えていた私が甘すぎました。一体あの余裕と自信はどこから生まれるのでしょう。
例年のことではありますが、今年もどの学年とも私を目一杯悩ませてくれそうです。
私も気力と体力の限りを尽くそうと思いますが、生徒諸君。もっと真剣になりなさい。授業中でも家庭でも同じです。中途半端は何の役にも立ちませんよ。
立春を過ぎ、暦の上ばかりでなく、少しずつ春が近づいているのを感じます。実家の庭には梅の花が咲いておりました。しかし、油断大敵。暖かくなったとは言え、生徒の中には風邪を引いている者も少なくありません。健康には十分留意して下さい。
さて、先日、卒業した生徒が挨拶に来てくれました。一度は第一志望の学校が不合格になり、その後くり上げ合格の知らせが来た子です。受験していたのは、ほんの半月ほど前のことなのに、ずいぶん前のように思えます。その彼も、緊張から解き放たれたからでしょう。子どもらしい表情に戻り、すっかり明るくなっていました。
本人は気が付いていないでしょうが、実はとても貴重な体験をしたのです。不合格の悔しさと合格の喜びを知ることができただけではありません。合格と不合格が本当に紙一重だということも痛感したでしょう。そして、結果だけでは人の値打ちが決まらないことも、きっと理解したはずです。そもそも、たかが数点でその人の価値が決まってたまるものですか。不合格になった彼も合格できた彼も同じ人間。合格したから偉くなったり、不合格だからと言ってダメになったりはしません。どれほどがんばってきたかが大切なのであり、そのがんばりがこれからのエネルギーを生み出すのです。また、最後まで諦めずにがんばり続けたからこそ、今の喜びがあるのだと言うことも十分に分かったと思います。結果が良かったからではなく、今回の受験で彼が成長してくれたことを私も嬉しく思いました。
「今はどうしているの」と尋ねると、「中学校から出た宿題をしたり、ゲーム・・・」と、口をにごしていましたが、それもいいでしょう。今まで我慢してきた分、思いっきり遊び、残りの小学校生活を満喫してほしいと思います。今は、次なるステージに進むための充電期間です。しっかりとエネルギーをチャージして下さい。
風邪や体調不良で欠席する者が増えています。依然としてインフルエンザも流行っているようです。予防には細心の注意を払い、体調がすぐれないときはしっかりと休養を取るように心がけてください。
さて、新学年が始まって半月が経ちました。新入塾生のみなさん、いかがです。少しは慣れてきましたか。中には今までと全く違った生活パターンに戸惑っている人もいるようです。新入塾でなくとも、時間帯のズレから生活のリズムが乱れてしまい、学習がうまく立ち行かなくなっている人もいます。特に新5年生と新6年生には多く見受けられます。
一体どうすればよいのでしょう。乱暴な言い方をすれば、慣れていくより仕方ないのですが、1つアドバイス。これもしなくちゃあれもしなくちゃと焦るより、1日ごとに何をメインにするのか決めてみてはどうですか。とりあえず、大まかに1週間の予定を立てます。先ずはやるべきことを全て書き上げて下さい。その中で、これだけは絶対にやるというものを各曜日に割り振っていくのです。もちろん、全てをこなせれば問題ありませんが、なかなかそう上手くはいきません。いきなり全部と思わず、1つずつできるもの(できたこと)を増やしていけばよいでしょう。無理のない計画でスタートしましょう。1つできるようになれば前進です。次第にできることも増えていくはずです。こんなのできないなんて、諦めないで下さい。困っている人はいくらでも相談に乗りますよ。元気を出してがんばりましょう。
連日、個人保護者会を行っております。現在、6年生(1回目)が終了し、5年生・4年生の保護者とお会いし始めたところです。
みな、様々な問題があるようですが、共通しているのは家庭での学習の取り組み方です。異口同音に「時間がない」と仰いますが、果たしてどうでしょうか?無茶なことを要求しているつもりはありません。個人差はあるでしょうが、やってできないような量ではないはずです。にもかかわらず、やりもせずに最初から無理と決めつけておられる方もいます。例えば「計算5題に30分以上かかるような子にどうしろって言うんですか?!」と言われますが、少し冷静になっていただきたい。「どうしてそんなに時間がかかるのですか。その時の状況は?」と尋ねると、「フラフラで朦朧としています」と言われます。確かに同情すべき点もありますが、そのような状態では何をやっても効果がないのは明白なはず。さらに詳しくお聞きすると「取りかかるのが遅い」「一つのことをするのに時間がかかりすぎる」等とのお返事。問題はそこなのです。取りかかるのが遅いのならば、早く取りかかるようにしましょう。時間がかかるならば、その時間を確保しましょう。慌ててやっても効果はありません。丁寧にするしか方法はないのです。また、時間がかかる原因として、授業中説明を聞いていない・ノートをとっていないから復習ができない等が挙げられることもあります。改善すべき点はいくらでもあるはずです。一つ一つ解決していけばよいことを、全てひっくるめてしまい、さらに混乱させているのです。挙げ句は「怒られるから遅くまでかかってもやっているのだ」と仰います。はっきり言って本末転倒ではないでしょうか。怒られるからやるのではなく、やらないから叱るのです。そのままだと効果がないから改めようと言うのです。必要でないことはさせません。
私どもは、適切なアドバイスのために、個人個人の状況を正確に把握したいと考えております。今後、宿題や提出物のチェックがより厳しくなると思いますが、罰するためではなく、状況改善のためですので、どうかご理解下さりますようお願いいたします。
早くも3月です。2月は日数が少ないこともありますが、新学年が始まりバタバタとしている内に慌ただしく過ぎていってしまいました。ここに来てようやく落ち着いてきたように感じております。新入塾の生徒達のことも、少しずつですが分かってきました。とにかくユニークな生徒が多くて、これからが楽しみです。しかしながら、生徒達にはまだ慣れていない者もいるようです。早く新しい生活パターンを作り上げて欲しいと思います。
さて、春期集中講座の時間割を作成しました。例年に比べて期間が短く、ややハードなスケジュールとなりましたが、それはこちらがしっかりすればよいだけのこと。生徒達には関係ありませんね。精一杯がんばろうと思います。ただ、いつも力が入りすぎてしまい、生徒達に恐がられるので、今回はあまり気負わずにやろうかな〜なんて考えております。(まあ、おそらく無理でしょうが・・・)
入塾説明会を昨年末から行ってまいりましたが、先日の第4回説明会で新年度は終了いたしました。合計20名ほどの方に参加いただき、ほとんどの方が入塾して下さりました。有難うございます。また、説明会には参加されなかったけれども体験授業を経て入塾された方も多く、新4年生と新5年生はほぼ定員に達することができました。ひとえにご紹介下さった方々のおかげと感謝しております。
ただ、人数が増えたから指導が疎かになるのではないかと心配されている方も中にはおられるようです。今まで以上に1人1人に注意が行き届くように心がけますので、どうぞご安心下さい。詳しくは今度の全体保護者会にて話させていただきます。
先日の全体保護者会には、多数参加下さり有難うございました。(出席率は例年よりやや高く、新5年生で8割以上でした)各学年の現在の状況を正直にお話し、今後の課題と目標をお伝えしました。6年生の部では、大変な約束をしてしまいましたが、がんばって実行していきたいと思っております。(約束の内容はヒミツです)
早いもので学校の3学期もそろそろ終わり。各人、次学年に向けて気持ちを新たにしていることでしょう。生活習慣が乱れてしまった人、同じ失敗をくり返さないように今一度自分を見つめ直して下さい。春休みを立ち直る良い機会にしてもらいたいと思います。
先日、卒業記念パーティ(通称「たこやきパーティ」)を行いました。私にとっては1年で一番嬉しい日。その日だけは仕事を忘れて楽しみたいと思い、授業までお休みにして振り替えさせてもらいました。(4年生と5年生諸君。ごめんなさいね)
ところで、なぜ「たこやきパーティ」と言うのか?たこやきを作ったりひたすら食べたりする集まりなのか?と疑問に思われる人もおられるでしょう。話はさかのぼること18年前。当時の天王寺教室は今のこの場所にではなく、あるビルの地下にありました。そのビルの真ん前にたこ焼き屋さんがあって、いつも良いにおいが漂っていました。生徒達は食べたがっていたのですが、私は禁止しておりました。「卒業したらいくらでも食べさせて上げるから」との約束を信じ、彼らは楽しみにしていたのです。こういうわけで、誰からともなく、卒業パーティ=たこやきパーティと言うようになったのです。(HOメールより転載)
穏やかな春の日、時は緩やかに流れ、とても心に残る会となりました。少しは逞しくなった彼らですが、まだまだ子ども。これからの成長を楽しみにしたいと思います。彼らの人生はこれからです。あらゆる可能性を秘めており、自分の努力しだいで何にでもなることができます。そんな彼らを少し羨ましくも思いましたが、私もまだまだがんばらなくてはと思いを新たにしました。
さて、いよいよ春休みです。ふだん時間がなく、どうしてもあわてて勉強をしてしまっている人たち。この休みは生活のリズムをとりもどす良い機会です。まずは、しっかりとした計画を立て、必ず実行していきましょう。