<1240> 2018.2/26〜2018.3/4

 平昌冬期オリンピック。連日、日本勢の活躍が報道されていますね。何でも、メダル獲得数は過去最多だとか。素晴らしいことだと思います。アスリート達は、日常のほとんど全てをトレーニングに費やし、精進に精進を重ねて大会に臨んでいるわけですから、その努力の成果を遺憾なく発揮してもらいたいと思います。
 ただ、私は報道のあり方には違和感を覚えます。日本人選手がメダルを獲得するたびに大騒ぎするのは仕方ないでしょう。しかし、メダルに固執しすぎてはいないでしょうか。メダルを獲得したから立派で、獲得できなかったら大したことない。いや、もっと酷い場合は、失敗した。ダメだった。とかまで言われる始末。とんでもない話ですよね。オリンピックに出場するだけでも大変なことなのです。彼らがどれだけ努力してきたかも知らない者達が、結果だけで彼らの全てを知ったような顔で評価する。毎回、私は鼻白む思いで、報道を眺めています。
悲しいかな、中学受験にも似たような風潮が見られます。合格したから偉くて、不合格だとダメだとか。特に、今の時期はそんな声がしきりに飛び交っていることでしょう。嘆かわしい限りです。私は、結果だけで判断するような人を軽蔑します。人間の価値は結果では決まりません。その途中においてどれだけ努力してきたかが全てです。それが本人の精一杯であれば、結果に拘ることはない。堂々と胸を張っていれば良いと、私は思います。もちろん、努力の成果が喜びに繋がれば、それこそ最高です。だからこそ、生徒諸君には精一杯の努力をしてもらいたいのです。結果に対して胸を張っていられるほどのね。
 あなたは、今の自分に自信が持てますか。がんばっていると言い切れない人は、今一度、日々の過ごし方を見つめ直してもらいたいと思います。

<1241> 2018.3/5〜2018.3/11

 少しずつ暖かくなって参りました。梅の花もほころび、春の訪れを感じさせてくれます。
 などと、のんびりしたことを書いておりますが、小学校ではそろそろ3学期が終わり、春休みも間近です。
 遅くなりましたが、私もようやく春期集中講座の時間割を作成いたしました。各学校とも春休みの期間がまちまちで、さらに各ご家庭の事情も考慮するとなると、どうしても変則的になってしまいます。全員の希望に応えることは叶いませんでしたが、どうかご了承下さい。取りあえずの枠だけ決めた時間割は配布済みです。科目を入れた完成版は今しばらくお待ち下さい。

<1242> 2018.3/12〜2018.3/20

 三寒四温の言葉通り、少し暖かくなったかと思えばまた肌寒い日に戻る。そんな毎日が続いています。しかし、春は確実にそこまで来ています。(我が家の梅も満開です)
 春と言えば、卒業生達の大学合格の報せもちらほらと届いております。教え子達といつまでも繋がっていられるのは、嬉しい限りです。
いつもにましてとりとめのない文ですが、今回はこの辺で。今週は保護者会がありますので、その場でまたお話しさせてもらいたいと思っております。

<1243> 2018.3/21〜2018.3/30

 先日の全体保護者会には、多数ご参加下さり誠にありがとうございました。各学年の現況報告とともに、問題解決の方法を私なりの考えで述べさせていただきました。
 どの生徒も高い能力を持っています。なのに、あまり伸びていない。勿体ないと思います。目的意識の低さ、計画性のなさ、学習環境の不備などいろいろ原因は挙げられますが、決定的なことは、具体的な目標設定ができていないことではないでしょうか。目標を持たずにただ漠然とがんばるよりも、目標達成を意識して行動し、その都度どれだけ目標に近づいたかを確認する方が、効果は望めるはずです。
 春はいろいろな意味で区切りの季節です。この良き機会に、今一度自分の目標を確認し、新たな気持ちで学習に取り組んでもらいたいと思います。

<1244> 2018.3/31〜2017.4/8

 すっかり暖かくなりました。桜は街中をピンク色に染め、そよぐ風は甘い香りを漂わせ、まさに春爛漫。嬉しくなってしまいますね。
 先日、27期生の卒業記念パーティを行いました。この日ばかりは私は仕事を忘れます。先生と生徒という関係ではなく、どちらかと言えば保護者の心境で子ども達と過ごすのです。その日も、突如現れた21期生達の飛び入り参加なども有り、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。27期生達の顔も晴れ晴れとしており、精一杯がんばった者達だけが味わえる達成感がにじみ出ていました。思えば、幼かった彼らも随分と逞しくなりました。彼らの今後の成長が楽しみです。
 さて、現役生諸君。特に新6年生のみなさん。君たちは、来年の春、どの中学校で入学式を迎えるのでしょうか。自分の1年後(低学年の諸君なら数年後ですが)の姿を想像できますか。自分の将来の姿が想像できたならば、きっとその姿は現実となるはず。自分の未来を信じて、今は精一杯がんばりましょう。
 ※ 今週から27期生の受験体験記を掲載します。ぜひ、お読み下さい。

<1245> 2017.11/6〜2017.11/12

 春休みが終わりました。みなさん、充実した毎日が送れましたか。自己採点で何点をつけられますか。私は今年は60点くらいかな。(ちなみに去年は20点でした)空いている時間もほとんど無く、目一杯がんばったつもりですが、それでももっとできたのではないか、こうした方が良かったのではないかと反省することがたくさんあります。例えば、いい加減なことを繰り返す生徒への対応(永遠の課題ですが・・・)とか、教材の改善とかです。時間が足りないことを言い訳にして、どうも自分に甘くなっていたようです。
 この春休みの期間中、卒業生が特別授業を行ってくれました。遺伝をテーマに取り上げ、かなりレベルの高い内容でしたが、幅広い年齢層を相手に、飽きさせることなく上手に授業を展開しており、いたく感心いたしました。「一方的に伝えるだけでは教えたことにならない、理解させてこそ初めて教えたことになる」と、いつも偉そうに言っている私ですが、今回は、教え子に工夫することの大切さを改めて教えられたように感じました。
 さて、新学年が始まります。新しい生活パターンに慣れるまでは時間がかかるかも知れませんが、初心を忘れることなく、目標に向かって突き進んでもらいたいと思います。

<1246> 2018.1/29〜2018.2/4

 自分の足りなさを棚に上げ、相手の批判ばかりをする。人間として最低ですね。私は今、その最低人間になりつつあります。生徒を叱るたびに、自己嫌悪に陥る今日この頃です。
 相手は子ども。未成熟で当たり前。改めなければならないことだらけでも仕方ないはず。やり方がおかしければ、例を示して教えてあげれば良い。はい。それは分かっております。なのに、我慢ができなくなってしまうのです。何度も同じ事をくり返されると「何でやねん」と思ってしまいます。
 例えば、授業の受け方。「話を聞いているだけではあかん。もっと参加しよう」と、いくら言っても、一部の生徒は受け身一方。積極性が見られないその態度に、苛立つ始末。または、宿題の仕方。「間違えたものに×を付けるだけではいけない。どこが違ったのか考え直そう。答えを出すより、考えることの方が大切」と、くり返し伝えているにもかかわらず、答えを写すだけで宿題をやったと勘違いしている子が後を絶ちません。そんな子達には、なぜ復習をするのか、宿題の必要性から教えなければいけないのに、「こんなやり方では、やったことにならん」と突き返してしまいます。
 要するに、私は辛抱強くないのですね。いくら正しいことを言っても、相手に伝わらなければ、それは単に喚いているだけに過ぎません。大いに反省すると共に、やり方を変えていかなければなりません。口先だけでなく、実行していこうと思っております。

<1247> 2018.4/23〜2018.4/29

 初夏を思わすような陽気が続いております。寒いよりはマシですが、あまり極端な気候の変化は歓迎しかねます。皆さん、体調管理には十分注意を払って下さいね。
 さて、今回は何を書きましょうか。個人的には結構いろいろ(雑誌の取材を受けたとか、買い物しすぎで後悔しているとか)ありましたが、ここで改めて書くようなことではありません。生徒達への苦言も、正直いささか辟易気味です。(前回書いた、生徒との根比べは継続中です)というわけで、今回はパスさせていただきます。ごめんなさい。(おっと、体調が悪いとか、心が病んでいるとかではありませんから、心配しないで下さいね)

<1248> 2018.4/29〜2018.5/6

 さあ、大型連休の始まりです。みなさんはどんな予定があるのでしょうか。家族との貴重なひととき、存分に楽しんで下さい。ただ、申し訳ありません。HOPESは祝祭日に関係なく、普段通り授業を行います。個人的な事情には対応しかねますので、ご了承下さい。
 もちろん、6年生は浮かれている場合ではありません。特に、普段時間が無いことを言い訳に質の低い勉強に終始している人は、この連休を態勢立て直しの絶好の機会と捉えて下さい。何度も繰り返しますが、丁寧な復習、私はこれ以外に実力を定着させる術を知りません。再度、目標を確認し、気持ちを引き締めて努力を積み重ねて下さい。
 

<1249> 2018.5/7〜2018.5/13

 風薫る5月。まさに、爽やかな好天が続いております。連休中は初夏を思わせるような陽気でしたね。みなさん(低学年の諸君)は、休日を十分に楽しむことができましたか。
 私は、久し振りに母校の文化祭に行って参りました。お世話になった先生方も次第に少なくなってしまい、寂しい限りですが、母校というものはやはり良いものですね。当時に戻ることはできませんが、気持ちだけは少し若返ったような気がします。純粋だった頃の自分を思い出し、またがんばっていこうと気持ちを新たにいたしました。
 さて、季節の替わり目。この時期は体調を崩しやすいものです。体調には十分注意して下さいね。

←前のページ ↑先頭へ 次のページ→


Copyright © 2001-2024 HOPES