毎週似たようなことを書いておりますが、今週も同じようなお話になりそうです。少しは気の利いたことが書ければ良いのですが、あいにく私には文才がありませんし、思考のほとんど全ては生徒達のことですから、仕方ありません。我慢してお付き合い下さい。
世間は師走。何かとせわしくなってきました。これまた仕方のないことだと思います。人間はどこかで締め切りを設けないと、ついダラダラと先延ばしにしてしまいがちです。私なんてその典型です。生徒達に偉そうに言う資格なんてありません。毎日が締め切り、などと言えば、何となく格好良く聞こえますが、その実、ギリギリまで放置しているため、追い込まれてしまっているだけなのです。
さて、間もなく、大きな締め切りが近づいています。不細工でも不格好でも構いません。この際、人目なんてどうでもよいのです。何が何でも間に合わせましょう。間に合わなければ意味がありません。だから、諦めないで。諦めたら、その瞬間、全てが終わります。
先週は、全体保護者会・新年度入塾説明会とイベントが続き、私は緊張の連続でした。
こんな仕事をしているくせにおかしな話ですが、私は人前(大人の人たちの前)で話すのが大の苦手です。予め話すことを決めているのにもかかわらず、話しているうちにだんだん横道にそれてしまい、途中から何が言いたかったのかが分からなくなってしまうのです。慌てて、話を元に戻そうとするのですが、焦れば焦るほど頭の中は真っ白になり、余計に混乱してしまいます。毎回、似たような状況で、本当に情けなくなります。折角、忙しい時間を割いて参加下さっている方々には本当に申し訳なく思います。
今回も上手く話すことはできませんでした。ただ、順番は無茶苦茶でしたが、お伝えしたいことは一応話せたのではないかと思っております。厚かましいお願いですが、ここは皆様の善意に甘えさせてもらいたいと思います。
さて、6年生諸君。泣いても笑っても残すところは4週間。ここまでの努力を喜びにつなげることができるかどうかは、最後の仕上げ次第です。慌てず・焦らず・諦めず、今まで以上にていねいな復習を心がけ、万全の準備で臨みましょう。ゴールはもうすぐです。
低学年の諸君は、冬休みは楽しい計画やイベントがいっぱいあるでしょう。それでも、やるべき事はちゃんとするように。勉強は自分のためだということを忘れないで下さい。
旧年中は大変お世話になりました。本当にありがとうございました。と、新年のあいさつを書いておりますが、実はまだ大晦日。あと数時間で年が変わるのですから、あまり拘らなくても良いのですが、正直、実感は全くわいておりません。まあ、この仕事をしている以上、のんびりとした気分で正月を迎えることはないでしょうが、毎年殺気立っている状態からはそろそろ卒業したいような気もいたします。
これからも、ご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願いいたします。
6年生にとって、最後の通信となりました。これから大きな舞台に臨む彼らにすれば、感傷に浸っている場合ではないでしょうが、私は非常に寂しいです。心にぽっかりと大きな穴が空いてしまったような思いです。そりゃそうですよ。例えば、このコメント欄にしても、内容のほとんどは彼らのことでした。実際、私の頭の中の大半は彼らが占めておりました。その彼らとの別れの刻が近づいてきたのです。寂しくないわけはありません。
けれど、私はけして良い先生ではありませんでした。授業の反応が悪ければ不機嫌になりますし、教えたことが身についていなければ怒りますし。最低ですね。もっと優しく丁寧に教えてあげれば良かったと、今となっては悔いばかりが残ります。それでも、彼らはこんな私についてきてくれました。辛いことも多かったとでしょうが、最後まで必死にがんばりました。そんな彼らを私は誇りに思います。そして、感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、結果はどうなるでしょうか。彼らの努力が実を結ぶことを願うばかりですが、私は信じております。たとえ、涙を流すことになろうとも、彼らがたくましく生きてくれることを。結果が全てのように思われる入試ですが、私の考えは違います。結果で人の値打ちは決まりません。結果よりもそこに至るまでどれだけがんばったか。自分の精一杯が尽くせたかどうか。それが全てだと思うのです。もちろん、努力が喜びにつながれば最高ですが、これ以上がんばれない程がんばったのならば、悔いはないはずです。
さあ、可愛い教え子達よ。ここまで精一杯やってきたのだ。最後まで結果を恐れず、しっかりと闘っておいで。そして笑顔で帰っておいで。待ってるぞ。
ついに始まりました。統一入試。初日、雪が降るのではと心配しましたが、幸い今日まで天候には恵まれております。寒かったですけどね。
生徒達は、健気に会場に向かいました。不安を胸に抱きつつも、プレッシャーに負けぬよう、自分の弱さと必死に闘いながらね。教室に消えていく姿を見送りながら、胸が締め付けられるような思いでした。
結果はすぐに判明します。嬉しい報せも悔しい報せもあります。けど、泣くのも笑うのも全てが終わってから。彼らはまだ闘っています。私にできることと言えば、信じて待つだけです。彼らが精一杯闘い、そして笑顔で帰ってきてくれることをね。
先日の全体保護者会には、多数ご参加下さり、誠にありがとうございました。
先ずは、今春の入試結果(27期生)をご報告させていただきました。みんな本当によくがんばりました。結果としては涙を呑んだ者もいますが、私は全員を褒めてあげたい。ここまで精一杯がんばってきたのだから、結果に対して卑屈になる必要なんてありません。これからも正々堂々と胸を張ってがんばってもらいたいと思います。結果で人の値打ちが上がったり下がったりはしません。大事なのはそこに至るまでどれほど努力したかです。
あれ?誰に話しているのでしょう。何かおかしくなりましたね。話を戻します。
続いて、各学年の学習状況を報告いたしました。正直、伸び悩んでいる生徒のほとんどがその原因に気がついていません。授業の受け方をはじめ、家庭学習において改善すべき点が多々見受けられるのに、困ったものです。また、新6年生の受験に対する意識の低さも気がかりです。個々のケースにつきましては、個人保護者会で相談させていただき、早急に解決を図りたいと考えております。よろしくお願い致します。
入試が終わって2週間。早くも1月が終わろうとしています。私はようやく平常を取り戻しつつあります。なんてのんびりしたことは言ってはいられません。いつまでも放心状態ではいけないのです。そうです。新学年の始まりです。
新6年生はすでに新学年が始まって1週間。全員からやる気が伝わってきて、嬉しく思っております。しかし、まだ、時間の使い方など不安な面も多く、彼らが早く生活のペースを確立させることを願うばかりです。
低学年の諸君も、学年が進むに伴い、授業時間帯が変わったり、登塾回数が増えたりと、しばらくは戸惑うことが多いと思います。それでも、学習の方法自体は変わりませんので、できるだけ早く新しいパターンを定着させてもらいたいと思います。
新入塾の人たち。焦ることはありません。ボチボチやっていけば良いのです。学習方法などで分からない事は、遠慮無く聞いて下さいね。
さあ、みなさん。新しいステージの始まりです。自分の目標に向かって精一杯の努力をしていきましょう。
新学年が始まりました。まだ1週間も経っていない段階で申し上げるべきことではないのですが、生徒達の反応を少し報告したいと思います。
新6年生が気合い十分で臨んでいることは、前にも書きました。ですから、今回は主に低学年のお話です。
新学年や新学期。新しいことの始まりに人は心を躍らせます。何となく嬉しくなるのですよね。私も経験があります。新しい教科書やノートを開くときのあの臭いに、ときめきすら覚えたものでした。しかし、その気持ちは長続きしません。せいぜい半月も保てば良い方で、いつも次第に色あせていくのです。気がつけば、結局毎年同じ事のくり返し。
これは一体どうしてでしょう。当時(小学生〜高校時代)は考えたこともありませんでしたが、今なら分かります。細かいことを抜きにすれば、原因は2つです。先ずは、目標が甘かったこと。具体的な目標を立てずに、「よ〜し、がんばるぞ!」といくら口にしたところで、がんばれるはずはありません。当然、計画も立てていませんしね。そして、もう一つの原因は「やればできる」と自分の能力を過信していたことでしょう。「やればできる」は何もしない人の言い訳です。自分は本当はできる。できないのは力が無いのではなく、ただやっていないだけだ。なんと、愚かな勘違いでしょうか。
低学年の諸君。折角、今やる気になっている君たちの気持ちに水を差すつもりはありませんが、私の失敗を繰り返してもらいたくはありません。口先だけで終わることのないようにして下さい。先ずは、目標を立てること。そして、目標実現に向けて行動を起こす。その際、実行するための計画はしっかりとね。具体的な例はHOメールで示します。
立春を過ぎたとは言え、春とは名ばかり。大寒波の影響で、北陸では大雪。巷では、インフルエンザが大流行のようです。と、書いておりますが、他人事のように言ってはいられなくなりました。とうとう、生徒達だけではなく、私どものスタッフも発症してしまいました。急遽、授業を取りやめにしたり、その振り替えでご家庭の予定を狂わしたりと、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。
しかし、健康というもの、普段はその有り難さを忘れがちですが、つくづく大切なことだと感じました。誰しも病気になりたくて罹る者はおりません。十分注意を払っていても感染してしまうこともあります。かく言う私とて、いつ病気になるか分かりません。幸い、30年以上毎年予防注射をしているためか、インフルエンザとは無縁で、大病も患ったことはありませんが、いつまでも若くないのも慥かなこと。用心しなければと、改めて思いました。みなさんも健康第一で、元気にがんばっていきましょうね。
「2月は逃げる」「3月はさる」とはよく言ったもので、慥かにあっという間に2月が終わろうとしています。正直、ばたばたとした落ちつかない毎日でした。こんな調子では、生徒達にえらそうに言えません。と、今年度も、いきなり反省から始まってしまいました。
生徒諸君もまだ十分にペースがつかめていないようです。スケジュールが固定するまで、時間がかかるかと思います。取りあえずは1週間を予定通りにやってみましょう。上手くいかなかった場合は、その原因を考え、改めていけば良いのです。しばらくは試行錯誤の連続かもしれませんね。科目間のアンバランスが生じないように工夫してください。無責任な言い方ではありますが、時間がないはただの言い訳。時間は自分で作るものです。