先日の全体保護者会には、ご多忙にも関わらずご参加下さり、誠にありがとうございました。今年度の入試結果報告と併せ、各学年の現況及び今後の目標について話をさせて頂きました。
今年の入試を振り返り、改めて感じたことが3つあります。
まず、「結果は紙一重」であること。幸運にして合格できた者もいれば、ほんの少しの差で不合格になった者もいます。どこかで線引きされ、その結果が明暗を分けることになるのですが、両者に大きな差はありません。もっと圧倒的な学力をつけなければ、安心して受験には臨めないと痛感致しました。
次は、「努力に勝る天才なし」ということ。最終的にはこつこつと努力を積み重ねた者が喜びを手にすることができます。当たり前ですが、才能よりも努力が大切なのです。
最後は、「諦めないことの大切さ」です。挫けそうになっても諦めずに、歯を食いしばって闘った者が、最後に笑うことができました。もちろん本人の踏ん張りが一番ですが、保護者の方々が我が子を信じ、諦めずに応援を続けて下さったおかげだと思っております。
彼等の人生はこれからです。今回の経験を通じ、これからも努力の尊さを忘れずにがんばってくれることを信じております。
さて、新入生諸君。初めのうちは、戸惑うことも多いでしょう。遠慮は要りません。分からない事は何でも聞いて下さい。楽しく、そして元気いっぱいにやっていきましょう。そして、現役生諸君。新学年の始まりです。目標は決まりましたか。とことんがんばりましょう。「努力に勝る天才なし」ですよ。私も精一杯の応援を続けていきますからね。
新学年が始まり1週間が経ちました。みなさん、どうですか。やっていけそうですか?
新入生の中には、戸惑いを隠せない人もいるようですが、大丈夫。大変なのは、初めのうちだけです。乱暴な言い方かも知れませんが、すぐに慣れます。みんな、授業に一生懸命取り組んでいましたからね。難しいと嘆く必要はありません。最初は何も知らなくても良いのです。全て一から教えます。復習さえしっかりすれば、必ず分かるようになります。焦らなくても大丈夫。一つずつ身につけて、少しずつ学力を高めていきましょう。
ただ、計画だけはしっかりと立てて下さい。今日何をするのか、そして次の日は何をする。その程度は、分かっておいた方が良いでしょう。行き当たりばったりだと、どうしてもやり残しややり忘れができてしまいます。理想は、1週間のスケジュールを(大まかでも良いですから)決めてしまうことです。スケジュール表を配りますので、MYDOノートと併せて、活用して下さいね。
しばらく、低学年のことばかり書いてまいりましたが、今回は高学年のお話です。
新6年生は、新学年の授業が始まって3週間経ちました。ここまで黙って彼等の様子を見ておりましたが、そろそろ限界です。はっきり言って受験生としての自覚が全然足りません。計画性に乏しく、行き当たりばったり。当然、何かが後回しになり、どんどん遅れていきます。そして結局、やらず終いか、誤魔化すか。例年、そのような者がいるのも慥かですが、今年はいささか多すぎます。大きな目標を持っているならば、口先だけでなく、実行に移していきましょう。
新5年生。受験は5年で決まります。これは私の持論ですが、学習内容(基本を定着させ、応用に対応できるだけの力を養う)だけではなく、学習に取り組む姿勢が大切なのです。まだ5年だからとか、6年になったら本気出すからとか言っている人は、例外なく、6年になってから慌てます。受験に対する意識をしっかりと持ち、一日一日を無駄にすることなく、精進して下さい。心当たりのある人は、少しずつでも構いませんから、改めていきましょう。6年からでは遅すぎますよ。
授業は対面で受けるもの。リモートだと効果は半減してしまう。
これは、昨年のコロナ感染拡大で緊急事態宣言が発令され、休講にした際にビデオ授業を行ったときに感じたことです。受ける側の学習に対する意識がよほど高くないと、効果はあまり期待できません。実際、映像をただ眺めているだけで終わっているようなケースが、かなり多く見受けられました。
このことを否定するようで、やや抵抗があるのですが、この度、私の授業(算数)を公開することに致しました。私の授業を受けたくても様々な事情で受講できない人達への措置です。と申しましても、特別に編集したものではありません。普段の授業をそのまま撮影した映像で、現在行っている授業欠席者の為の授業ビデオと同じものです。
ただ、冒頭に書かせて頂いた理由から、当面は5年生と6年生の授業のみを公開させて頂きます。お知り合いの塾外生でご希望の方がおられましたら、お伝え下さい。注文はHPを通じてとなります。よろしくお願い致します。
春期集中講座の時間割を作成致しました。昨年度と同じだけの時間数を確保しようとしたのですが、どうも上手くいきません。何故だろう。確かに春休みの期間は昨年より少し短いのですが、と言っても1日程度。これくらいなら何とかなります。けど、どうしても上手くいかない。やっぱり、おかしい。念のため、一昨年の時間割を調べてみたら・・・。
やっと理由が分かりました。昨年は学校が休校になっていたのでした。コロナの感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令され、小学校も休校措置がとられていたのでした。
あれからもう1年以上経つのですね。現在も緊急事態宣言は発令されていますが、何かすっかり緊張感が薄れてしまいました。感染者数の増減も毎日報道されていますが、まるで他人事のように受け止められ、危機感はありません。大阪では間もなく、緊急事態宣言も解除になります。しかし、だからと言って、コロナが消えてくれたわけではないのです。今一度、みんなが気を引き締め、予防に細心の注意を払うべきだと思います。
あ、春期集中講座の方はご心配なく。やや変則にはなりましたが、何とか昨年度と同じ時間数を確保することができました。みなさん、不自由なく学べることへの感謝の気持ちを忘れず、精一杯がんばっていきましょう。
ようやく春めいて参りました。まだ朝晩は冷え込むものの、日中は穏やかな天気で暖かさを感じます。私の自宅近辺ではウグイスの啼き声も聞こえ始めております。もうしばらくすると、桜の便りも届くでしょう。みなさんは、どんなときに春を感じるのでしょうか。
さて、例年ならばこの時期は私も少しは落ちつくところなのですが、今年はそうも言ってはいられません。個人的な事情も絡み、少々慌ただしい日々を送っております。授業には支障をきたさぬように努めますが、何かと至らぬことが多いかと存じます。ご容赦の程、何卒よろしく申し上げます。
あれよあれよと言う間もなく、時は過ぎていきます。年を重ねるごとにその感は強まってまいりましたが、今年は特に時間の流れを速く感じます。
やらなければならないことは山ほどあります。やるべき事も分かっています。けれど、気がつけばそれをやらないまま時間ばかりが過ぎていく。そんな毎日を繰り返している状況です。何がいけないのでしょうか。計画?準備?それともやる気?それらの全てが足りないのかも知れません。いや、それ以上に、ことの重大さが分かっていないのでしょう。今やらなくても何とかなるわ。という甘い考えが、結局自分を苦しめているのです。
自分がこの体たらくで、生徒に偉そうに指導する資格などあるはずはないのですが、一部の生徒達は、さらにとんでもない状況です。全くやらないばかりか、それをウソで誤魔化します。彼等からは、やる気も何も伝わってきません。いや、これ以上は止しましょう。詳しいことは、今週の全体保護者会でお伝えしたいと思います。
先日の全体保護者会には、ご多忙中にも関わらずご参加頂きありがとうございました。
低学年の部では、授業の受け方と家庭学習での取り組みについて、お話をさせて頂きました。特に新入会の方は、まだペースがつかめていない方が多いようですので。例えば、「こんなにやらなければならない」と考えるより、「これだけやっておけば良いのだ」と捉える方が、結局やることは同じだとしても、心の負担が軽くなります。等と、アドバイスをさせて頂きました。参考にしていただければ幸いです。
6年生の部では、本人達の意識の甘さをどのように改善していけば良いかについて、話をさせて頂きましたが、こればかりは保護者の方々に理解してもらうだけではどうしようもありません。本人達が自分の状況に気づき、危機感を持って何とかしようとしないことには、何も変わりません。せめて、ウソやゴマカシだけでも止めてもらいたいのですが。
さあ、季節は春です。気分も新たに、自らの目標に向かって邁進してもらいたいと思います。特に春休みの間は、自分の意志次第で時間が有効に使えるかどうかが決まります。生活習慣の見直しを含め、先ずは具体的な目標を決めましょう。「取りあえずがんばる」なんて甘い考えでは何一つ結果は残りません。精一杯の努力を積み重ねて下さい。
桜の花も満開で、正に春爛漫。いよいよ4月です。4月は新生活のスタート。まっさらな気持ちで新しい環境に臨むのは素敵なことですね。新社会人や新1年生の初々しい姿を目にするだけで、こちらまで嬉しくなります。緊張や不安もあるでしょうが、今のフレッシュな気持ちを忘れず、これからもがんばってもらいたいと思います。
しかし、気持ちを新たにすべきは、なにも彼等だけではありません。君たちも新学年を迎えるわけです。今一度、目標を確認し、精一杯の努力を積み重ねていきましょう。
春期集中講座が終了しました。みなさんは充実した時間を送れたでしょうか。私には、一人一人の学習に対する取り組み方及び熱意の違いがとても大きかったように感じられました。
済んでしまったことは仕方ないとは言いたくありません。中には大きな勘違いをしている生徒や保護者もいるようですが、私はこのままではいけないと思うから注意をするのです。改めるべき点は改め、今後に活かしてもらいたいと思います。