<1412> 2021.10/11〜2021.10/17

 5年生に合格判定テストを行いました。入試まで1年以上もあるのに何故?と思われるかも知れませんね。もちろん、このテストで合格や不合格が決定するわけではありません。けれど、学力判定だけではなく、受験に対する意識を高める意味も含めて、毎年この時期に行っているのです。
 生徒達は、判定に喜んだり悲しんだりしておりましたが、私は結果の良し悪しよりも、彼等の甘さを痛感しました。目標設定の甘さ、学力向上のための努力及び取り組みの甘さ。そして何より、現実の厳しさから目を背け、最小限の労力で最大限の結果を得ようとしている者の多いこと。自ら求めようとせずに、何が得られるというのでしょう。この風潮は年々エスカレートしているように思え、嘆かわしい限りです。原因はいろいろ考えられますが、ここではあえて挙げずにおきましょう。それぞれ事情も異なりますし、一概に決めつけるのもどうかと思うからです。ただ、これを良い機会に、各人とも家庭で今一度話し合われてみられることをお勧め致します。
 さて、6年生諸君。時間がないのどうのこうのと、言い訳ばかりするのは止めなさい。やらないことには何も変わりません。ウソやゴマカシ、自分に都合のよい気休めが通用するほど受験は甘くありません。残り100日、何もしないのならば、受験は即刻断念しなさい。

<1415> 2021.1/1〜2021.11/7

 事務所のカレンダーが最後の1枚になってしまいました。そう、11月になったのです。
 時の経つ早さには驚くばかりですが、一方、生徒達の仕上がりの遅さには頭を悩まされております。嘆いているばかりでは何一つ変わりませんが、彼等が一体何を考えているのか、私には到底理解できないのです。この期に及んで、ただだ漠然とやっている。はっきり言って、今までと同じペースでは絶対に間に合いません。焦らせたり慌てさせたりするつもりはありませんが、『残り時間が少ない=同じ間違いを繰り返してはいけない。1つ1つを確実に仕上げていかねばならない』と言う事が全く自覚できていない者が大半なのです。当然のことながら、今まで以上に丁寧な復習が必要になってきます。確実に仕上げるためには、苦手をそのままにしないこと。そのためには、先ず自分の弱点を把握することです。(テスト類の復習が効果的です)弱点が確認できたら、それを徹底的に練習すること。苦手を得意に変えるつもりで、必死に取り組みなさい。

<1418> 2021.11/22〜2021.11/28

 冬期集中講座の時間割を作成致しました。冬休みの期間が短い学校が多く、タイトな時間割になりましたが、授業時間数は各学年とも例年と同等に確保することができました。
 6年生は連日の授業となり、かなりハードです。しかし、しんどいとか辛いとか言っている場合ではありません。改めて言うまでもなく、最終最後のチャンスです。大袈裟かも知れませんが、あと2ヶ月で人生が決まるのです。泣き言を言っている暇はありません。何もしなければ何も変わりません。受験は自分の力で乗り越えるしかないのです。今できることを精一杯やる。それしか運命を切り拓く道はありません。最後の最後まで諦めずに、歯を食いしばって頑張りましょう。ただし、あくまでも健康第一でね。

<1422> 2021.12/20〜2021.12/26

 先日の全体保護者会には、ご多忙にも関わらずご参加下さり、誠にありがとうございました。6年生の部では、受験本番に向けての心構え(保護者に言うことではないのですが)、低学年の部では現状報告とともに現在の問題点とその解決策案をお伝えさせて頂きました。
 とは言え、ちゃんとお伝えできたかは大いに疑問が残ります。考えてみれば、これまで優に100回以上は保護者会を行っているにもかかわらず、一向に上手くお話しすることができません。本当に情けなくなります。参加された方はおそらく呆れられていることでしょうが、どうかお許し下さい。
 その場でも触れさせて頂きましたが、最近、生徒と私たち、私たちと保護者との間にあるべき信頼関係が薄らいできているように思えてなりません。特に、生徒と私たちの関係がおかしくなってきています。信頼関係が成り立っていなければ、学力向上は望めません。どちらかが一方的に悪いのではなく、双方に問題があるように思われます。早急に修復しなければなりません。改善に努めていきたいと思います。

<1423> 2021.12/27〜2021.12/31

 時の流れの早さを今さら驚いたり、悔やんだりしても仕方ありません。しかし、本当にあっという間に日々は過ぎていきます。今年も残すところあと数日。2021年も終わろうとしています。いろいろと反省すべき点はありますが、とにもかくにも、ここまで無事に過ごせたことに感謝したいと思います。
 さて、冬期集中講座が始まりました。
 改めて言うまでもなく、受験生はもう後がありません。正に土壇場。これが最後のチャンスです。ここまでの努力を喜びにつなげられるかどうかは、全て最後の仕上げ次第です。「慌てず・焦らず・諦めず」今まで以上にていねいな復習を心がけ、万全の準備で臨みましょう。さあラストスパート。泣くも笑うも全てが終わってから。己の存在を賭け、今は歯を食いしばってがんばりましょう。
 低学年の諸君にとっては、楽しい冬休み。楽しい計画やイベントもあることでしょう。それでも、やるべき事はちゃんとする。メリハリのきいた毎日を送って下さい。
 では、良いお年を!

<1424> 2022.1/10〜2022.1/16

 「努力は必ず報われる」40年以上、私はこの言葉を信じて、生徒達の応援を続けて参りました。今もその気持ちは変わりません。頑張ってきた生徒達が、やっとの思いで喜びを手にしたとき、本当に嬉しく思います。しかし、残念なことに、わずかの差で幸運を手にできなかった者も少なくはありません。正直、悔しいです。それでも私は彼等のことを否定しません。世間は結果で判断します。合格できたからすごいとか。偉いとか。なんと愚かなのでしょう。もちろん、努力が喜びに繋がることは素晴らしいことですが、結果が人の値打ちを決めるのではありません。そこに至るまでの努力が尊いのです。そして、どれだけ頑張ったかは本人にしかわからないはずです。結果がどうであれ、本人がこれ以上頑張れないほど頑張ったのであれば、それで十分なのではないでしょうか。
 さあ、31期生のみなさん。ここまでの努力を誇りに、自信を持って、正々堂々と闘ってきて下さい。受験は自分との闘いです。君たちが笑顔で帰ってくることを信じて待っております。

<1425> 2022.1/17〜2022.1/23

 またもや、新型コロナウイルスの感染が急拡大してきました。やっと落ち着いてきたかと思ったのも束の間。一体いつになったら平穏無事な日常生活が送れるようになるのでしょうか。しかし、文句を言っても始まりません。私たちにできることは、できるだけ感染のリスクを避けることだけです。
 しかし、この時期の感染拡大。入試への影響が心配されます。中学入試だけではありません。大学入試も正にこれからが本番。受験生全員がベストのコンディションで試験に臨めることを祈るばかりです。
 寒さも厳しくなってまいりました。みなさん、万全の対策でこの冬を乗り切りましょう。

<1426> 2022.1/24〜2021.1/30

 31期生の受験が終了しました。私は、結果としては満足しておりませんが、悔いはありません。「おかしな事を言うな〜?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、常々申し上げているとおり、「結果で人の値打ちは決まらない」と私は考えております。そこに至るまでどれだけ頑張ったか、その努力こそがその人の全てなのだと。その意味においては、31期生のみんなは存分に自分との勝負に真っ向から闘えたのではないでしょうか。そんな彼等を私は誇りに思います。この受験を通じて得た様々なこと、楽しかったことよりは辛かったことの方が多いでしょう、けど最後の最後に得た勲章を今後の人生のバネとして、これからの人生を正々堂々と歩んでもらいたいと思っております。いや、間違えました。言い直します。思ってはおりません。「何があっても挫けないだけの精神力を、彼等は既に身につけた。だから大丈夫だ」と、信じております。
 低学年のみなさん。さあ、次は君たちの番です。努力は必ず報われます。精一杯がんばりましょう。

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